JPH11153425A - ラジアル玉軸受の軸受隙間を測定する方法及び装置 - Google Patents

ラジアル玉軸受の軸受隙間を測定する方法及び装置

Info

Publication number
JPH11153425A
JPH11153425A JP10166800A JP16680098A JPH11153425A JP H11153425 A JPH11153425 A JP H11153425A JP 10166800 A JP10166800 A JP 10166800A JP 16680098 A JP16680098 A JP 16680098A JP H11153425 A JPH11153425 A JP H11153425A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball bearing
radial
bearing
radial ball
vibration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10166800A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Kawakami
耕一 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP10166800A priority Critical patent/JPH11153425A/ja
Publication of JPH11153425A publication Critical patent/JPH11153425A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定作業を迅速且つ正確に行なう。 【解決手段】 加振器10により支持軸7に外嵌支持し
たラジアル玉軸受1を加振し、振動検出器11により外
輪4の振動を検出して、上記ラジアル玉軸受1の共振周
波数を求める。この共振周波数に基づき、演算器13に
よりラジアル方向に亙る軸受隙間を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明に係るラジアル玉軸
受の軸受隙間を測定する方法及び装置は、精密機器の回
転支持部等、各種精密回転部分に組み込むラジアル玉軸
受のラジアル方向に亙る軸受隙間を、迅速且つ正確に測
定する為に利用する。
【0002】
【従来の技術】各種精密回転部分に、内輪の外周面に設
けた内輪軌道と外輪の内周面に設けた外輪軌道との間に
複数個の玉を配置して成るラジアル玉軸受が広く使用さ
れている。又、精密回転部分に組み込むラジアル玉軸受
は、回転軸等の回転部材をがたつきなく支持する必要
上、所定の予圧を付与した状態で使用する。又、上記ラ
ジアル玉軸受の剛性を適正値に収める為には、上記ラジ
アル玉軸受のラジアル方向に亙る軸受隙間を、所定値に
規制する必要がある。この為に、上記ラジアル玉軸受の
ラジアル方向に亙る軸受隙間を測定する必要がある。
【0003】この様な目的で上記軸受隙間を測定するの
に従来は、内輪を固定したまま外輪を半径方向(ラジア
ル方向)に動かし、この外輪の変位量を測定して上記軸
受隙間を求めたり、或は内輪を固定したまま外輪を軸方
向(アキシアル方向)に動かしてアキシアル方向の隙間
を求めた後、このアキシアル方向の隙間から上記ラジア
ル方向に亙る軸受隙間を算出したりしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した様な従来のラ
ジアル玉軸受の軸受隙間を測定する方法によれば、測定
時に外輪の一部に所定の負荷を加える為、この外輪を含
むラジアル玉軸受の構成各部品が弾性変形する事が避け
られず、本来求めるべき(弾性変形を考慮しない)幾何
学的な軸受隙間を求める事が難しい。又、本来求めたい
軸受隙間が、内輪軌道及び外輪軌道の溝底部分に対応す
るものである場合にも、この溝底部分と玉の転動面とが
当接している保証はなく、必ずしも正確な測定値を得る
事ができない。更に、測定に時間を要する為、ラジアル
玉軸受の製造ライン中で全数検査を行なう事は難しい。
本発明のラジアル玉軸受の軸受隙間を測定する方法及び
装置は、この様な問題を何れも解消すべく発明したもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のラジアル玉軸受
の軸受隙間を測定する方法及び装置のうち、請求項1に
記載したラジアル玉軸受の軸受隙間を測定する方法は、
内輪の外周面に設けた内輪軌道と外輪の内周面に設けた
外輪軌道との間に複数個の玉を配置して成り、これらの
玉に所定の予圧を付与したラジアル玉軸受を加振した状
態で、上記内輪又は外輪の振動を検出し、検出した振動
の周波数に基づく演算によって、上記ラジアル玉軸受の
ラジアル方向に亙る軸受隙間を求める。
【0006】又、請求項2に記載したラジアル玉軸受の
軸受隙間を測定する方法は、ラジアル玉軸受のうち、特
に内輪の外周面に複列の内輪軌道を、外輪の内周面に複
列の外輪軌道を、それぞれ設け、これら各内輪軌道と外
輪軌道との間にそれぞれ複数個ずつ設けた玉に予圧を付
与した、ユニット型のラジアル玉軸受のラジアル隙間を
測定するもので、このラジアル玉軸受をラジアル方向及
びアキシアル方向に加振した状態で、上記内輪又は外輪
のラジアル方向に亙る振動及びアキシアル方向に亙る振
動を検出して上記ラジアル玉軸受の共振周波数を求め、
求めた共振周波数に基づく演算によって、上記ラジアル
玉軸受のラジアル方向に亙る軸受隙間を求めるのに加え
て予圧を求める。
【0007】又、請求項3に記載したラジアル玉軸受の
軸受隙間を測定する装置は、内輪の外周面に設けた内輪
軌道と外輪の内周面に設けた外輪軌道との間に複数個の
玉を配置して成り、これらの玉に所定の予圧を付与した
ラジアル玉軸受を支持する支持装置と、この支持装置に
支持されたラジアル玉軸受を加振する加振器と、この加
振器により加振された上記ラジアル玉軸受の内輪又は外
輪の振動を検出する振動検出器と、この振動検出器の検
出値に基づいて上記ラジアル玉軸受のラジアル方向に亙
る軸受隙間を求める演算器とを備える。
【0008】更に、請求項4に記載したラジアル玉軸受
の軸受隙間を測定する装置は、ラジアル玉軸受のうち、
特に内輪の外周面に複列の内輪軌道を、外輪の内周面に
複列の外輪軌道を、それぞれ設け、これら各内輪軌道と
外輪軌道との間にそれぞれ複数個ずつ設けた玉に予圧を
付与した、ユニット型のラジアル玉軸受のラジアル隙間
を測定するもので、加振器はこのラジアル玉軸受をラジ
アル方向及びアキシアル方向に加振するものであり、振
動検出器は、ラジアル方向に亙る振動を検出するラジア
ル振動検出器とアキシアル方向に亙る振動を検出するア
キシアル振動検出器とから成り、演算器は、この振動検
出器の検出値に基づいて上記ラジアル玉軸受のラジアル
方向に亙る軸受隙間を求めるのに加えて予圧を求める。
【0009】
【作用】上述の様に構成する本発明のラジアル玉軸受の
軸受隙間を測定する方法及び装置によれば、ラジアル玉
軸受のラジアル方向に亙る軸受隙間を迅速且つ正確に測
定できる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、請求項1、3に対応す
る、本発明の実施の形態の第1例を示している。本発明
により軸受隙間を測定する対象となるラジアル玉軸受1
は、内輪2の外周面に設けた内輪軌道3と外輪4の内周
面に設けた外輪軌道5との間に複数個の玉6、6を配置
して成り、水平方向に配置する事で、上記外輪4の重量
に基づく負荷により、これらの玉6、6に所定の予圧を
付与している。この様なラジアル玉軸受1は、支持装置
である支持軸7の中間部に外嵌支持している。即ち、上
記内輪2をこの支持軸7の上半部に隙間嵌により外嵌
し、この内輪2の下端面を上記支持軸7の中間部に形成
した段部8に当接させる事により、上記ラジアル玉軸受
1を上記支持軸7の中間部に、水平方向に支持してい
る。この状態で上記各玉6、6には、上記外輪4の重量
分の負荷が加わり、この負荷に基づく予圧が付与され
る。又、上記支持軸7の上端部で上記内輪2の上端面か
ら突出した部分には、円筒状の固定具9を外嵌し、この
固定具9の下端面を上記内輪2の上端面に当接させてい
る。測定作業時にこの内輪2は、上記固定具9の下端面
と上記段部8との間で挟持されて、上記支持軸7に支持
固定される。更に、この支持軸7の基端面(図1、3の
下端面)は、加振器10の上面に結合固定して、この支
持軸7に支持した上記ラジアル玉軸受1を加振自在とし
ている。
【0011】一方、上記外輪4の下端面には振動検出器
11の測定端子12を当接させて、上記加振器10によ
り加振された上記ラジアル玉軸受1の外輪4の振動を検
出自在としている。そして、上記振動検出器11の検出
値を表す信号を演算器13に入力している。この演算器
13は、次述する関係に基づいて、上記検出値から、上
記ラジアル玉軸受1のラジアル方向に亙る軸受隙間を求
める。
【0012】上述の様に構成する本発明のラジアル玉軸
受の軸受隙間を測定する装置によれば、次の様にして、
上記ラジアル玉軸受1のラジアル方向に亙る軸受隙間を
迅速且つ正確に測定できる。先ず、上記加振器10によ
り上記ラジアル玉軸受1を加振しつつ上記振動検出器1
1により上記外輪4の振動を検出する事で、上記ラジア
ル玉軸受1の共振周波数fn を求める。前述の様に構成
するラジアル玉軸受1のアキシアル剛性Ka と、共振周
波数fn と、ラジアル玉軸受1の浮動質量mとの間に
は、 fn =(Ka /m)1/2 /(2π) なる関係がある。又、上記ラジアル玉軸受1のラジアル
方向に亙る軸受隙間と、アキシアル剛性Ka と、予圧に
結び付く軸方向負荷との間には、図2に示す様な関係が
ある。そこで、上記式の様な関係と上記図2に示す様な
関係とを組み込んだプログラムを、上記演算器13を構
成するマイクロコンピュータ上で作動させる事により、
上記振動検出器11が検出した上記ラジアル玉軸受1の
共振周波数fn に基づいて、このラジアル玉軸受1のラ
ジアル方向に亙る軸受隙間を、容易且つ迅速に求める事
ができる。又、測定自体、微小負荷状態且つ円周方向に
亙りほぼ均等負荷状態で行なう為、ラジアル玉軸受1の
構成各部材の局所変形に基づく測定値のずれがなくなっ
て、正確な測定作業を行なえる。
【0013】次に、図3は、やはり請求項1、3に対応
する、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例
は、外輪4の質量が小さく、そのままではこの外輪4の
下端面に振動検出器11の測定端子12を当接させた場
合に、玉6、6に予圧付与に結び付く様な所定の負荷を
付与できない場合に適用するものである。この為に本例
の場合には、上記外輪4に予圧荷重用の重錘14を外嵌
し、図示しない真空チャック或は電磁チャックにより、
この重錘14を上記外輪4に固定している。本例の場合
には、この重錘14により予圧付与の為に必要とする負
荷を加えられるので、上記外輪4の質量が小さい場合で
も測定が可能になる。その他の構成及び作用は、上述し
た第1例の場合と同様である。
【0014】次に、図4〜5は、請求項2、4に対応す
る、本発明の実施の形態の第3例を示している。本例に
よりラジアル隙間及び予圧を測定するユニット型のラジ
アル玉軸受1aは、軸15の外周面とハウジング16の
内周面との間に1対のラジアル玉軸受1、1を組み込ん
で成る。このハウジング16の内周面中間部には小径部
17を形成しており、上記各ラジアル玉軸受1、1を構
成する外輪4、4のうち、互いに対向する側の端面を、
上記小径部17の軸方向両端面に突き当てている。又、
上記各玉軸受1、1を構成する内輪2、2を上記軸15
の中間部に、締り嵌めにより外嵌固定している。この状
態で各内輪軌道3、3と各外輪軌道5、5との間に複数
個ずつ設けた玉6、6には、それぞれ予圧が付与されて
いる。本例の場合、上記各玉軸受1、1を背面組み合わ
せ(DB型)としている。
【0015】又、上記軸15の下端面は支持軸7の上端
面に、ねじ18により結合固定している。又、この支持
軸7の下端面は加振器10aに結合している。この加振
器10aは、ラジアル、アキシアル両方向に亙る振動を
起こすもので、運転時には上記支持軸7を介して上記ラ
ジアル玉軸受1aを、ラジアル方向及びアキシアル方向
に加振する。
【0016】又、上記ラジアル玉軸受1aの振動を検出
する為の振動検出器11aは、ラジアル振動検出器19
とアキシアル振動検出器20とから成る。このうちのラ
ジアル振動検出器19は、測定端子12aを上記ハウジ
ング16の中間部外周面に当接させる事により、上記各
玉軸受1、1を構成する外輪4、4から上記ハウジング
16に伝わる、ラジアル方向に亙る振動を測定自在とし
ている。又、上記アキシアル振動検出器20は、測定端
子12bを上記ハウジング16の軸方向端面(図示の例
では下端面)に当接させる事により、上記各玉軸受1、
1を構成する外輪4、4から上記ハウジング16に伝わ
る、アキシアル方向に亙る振動を測定自在としている。
これらラジアル、アキシアル両振動検出器19、20か
ら成る上記振動検出器11aの検出値を表す信号は、演
算器13(図1、3参照。図4には省略。)に入力して
いる。この演算器13は、次述する関係に基づいて、上
記検出値から、上記ラジアル玉軸受1aのラジアル方向
に亙る軸受隙間に加えて予圧(kgf )を求める。
【0017】上述の様に構成する本発明のラジアル玉軸
受の軸受隙間を測定する装置によれば、次の様にして、
上記ラジアル玉軸受1のラジアル方向に亙る軸受隙間を
迅速且つ正確に測定できる。先ず、上記加振器10aに
より上記ラジアル玉軸受1aを加振しつつ上記外輪4、
4から上記ハウジング16に伝わるラジアル、アキシア
ル両方向の振動を検出する事により、上記ラジアル玉軸
受1の共振周波数fnを求める。前述の様に構成するユ
ニット型のラジアル玉軸受1aの剛性Kと、共振周波数
n と、ラジアル玉軸受1の浮動質量mとの間には、 fn =(K/m)1/2 /(2π) なる関係がある。この関係は、ラジアル方向に亙る剛性
r 、アキシアル方向に亙る剛性Ka の何れに就いても
同様に成り立つ。又、上記ラジアル玉軸受1aのラジア
ル方向に亙る軸受隙間と、剛性Kと、予圧との間には、
図5に示す様な関係がある。
【0018】そこで、上記式の様な関係と上記図5に示
す様な関係とを組み込んだプログラムを、上記演算器1
3を構成するマイクロコンピュータ上で作動させる事に
より、上記振動検出器13が検出した上記ラジアル玉軸
受1aの共振周波数fn に基づいて、このラジアル玉軸
受1aのラジアル方向に亙る軸受隙間と予圧とを、容易
且つ迅速に求める事ができる。即ち、前記振動検出器1
1aのうち、ラジアル振動検出器19の検出値から求め
られるラジアル方向に関する共振周波数に基づき、上記
式からラジアル玉軸受1aのラジアル方向に亙る剛性K
r を求める。同様に、アキシアル振動検出器20の検出
値から求められるアキシアル方向に関する共振周波数に
基づき、上記式からラジアル玉軸受1aのアキシアル方
向に亙る剛性Ka を求める。そして、これらラジアル方
向に亙る剛性Kr とアキシアル方向に亙る剛性Ka とか
ら、上記図5に示す様な関係より、上記ラジアル方向に
亙る軸受隙間と予圧とを求める。即ち、これらラジアル
方向に亙る剛性Kr とアキシアル方向に亙る剛性Ka
図5に当てはめ、これら両剛性Kr 、Ka を表す直線の
交点に対応するラジアル方向に亙る軸受隙間と予圧と
を、上記ラジアル玉軸受1aの軸受隙間及び予圧として
求める。この様にして行なう測定自体、使用時と同じ予
圧を付与した状態で行なう為、ラジアル玉軸受1aの構
成各部材の局所変形に基づく測定値のずれがなくなっ
て、正確な測定作業を行なえる。
【0019】尚、上述の様なユニット型のラジアル玉軸
受1aを構成する1対のラジアル玉軸受1、1の仕様が
互いに異なる場合、図6に示す様に、共振周波数の値
が、fn1、fn2の2通り表われる。そこでこの様な場合
には、これら両共振周波数fn1、fn2の値に基づいてそ
れぞれラジアル方向に亙る剛性Kr1、Kr2とアキシアル
方向に亙る剛性Ka1、Ka2とを求め、それぞれの値に基
づき上記図5に示した関係から、上記各玉軸受1、1の
ラジアル隙間及び予圧を求める。尚、図5に示した4本
の一点鎖線は、上記各剛性Kr1、Kr2、Ka1、Ka2の値
をインプットした状態を示している。
【0020】
【発明の効果】本発明のラジアル玉軸受の軸受隙間を測
定する方法及び装置は、以上に述べた通り構成され作用
するが、ラジアル玉軸受のラジアル方向に亙る軸受隙間
を迅速且つ正確に測定できるので、ラジアル玉軸受の製
造ライン中で上記軸受隙間を全数測定する事が可能にな
り、多数のラジアル玉軸受を、軸受隙間の大きさ毎に層
別する事が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例を示す、部分切断
略側面図。
【図2】ラジアル玉軸受のラジアル方向に亙る軸受隙間
とアキシアル剛性と予圧量との関係を示す線図。
【図3】本発明の実施の形態の第2例を示す、部分切断
略側面図。
【図4】同第3例を示す、部分切断略側面図。
【図5】ユニット型のラジアル玉軸受のラジアル方向に
亙る軸受隙間とラジアル、アキシアル両剛性と予圧量と
の関係を示す線図。
【図6】ユニット型のラジアル玉軸受を構成する1対の
ラジアル玉軸受の仕様が異なる場合に生じる共振周波数
を示す線図。
【符号の説明】
1、1a ラジアル玉軸受 2 内輪 3 内輪軌道 4 外輪 5 外輪軌道 6 玉 7 支持軸 8 段部 9 固定具 10、10a 加振器 11、11a 振動検出器 12、12a、12b 測定端子 13 演算器 14 重錘 15 軸 16 ハウジング 17 小径部 18 ねじ 19 ラジアル振動検出器 20 アキシアル振動検出器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内輪の外周面に設けた内輪軌道と外輪の
    内周面に設けた外輪軌道との間に複数個の玉を配置して
    成り、これらの玉に所定の予圧を付与したラジアル玉軸
    受を加振した状態で、上記内輪又は外輪の振動を検出
    し、検出した振動の周波数に基づく演算によって、上記
    ラジアル玉軸受のラジアル方向に亙る軸受隙間を求め
    る、ラジアル玉軸受の軸受隙間を測定する方法。
  2. 【請求項2】 ラジアル玉軸受が、内輪の外周面に複列
    の内輪軌道を、外輪の内周面に複列の外輪軌道を、それ
    ぞれ設け、これら各内輪軌道と外輪軌道との間にそれぞ
    れ複数個ずつ設けた玉に予圧を付与した、ユニット型の
    ラジアル玉軸受であり、このラジアル玉軸受をラジアル
    方向及びアキシアル方向に加振した状態で、上記内輪又
    は外輪のラジアル方向に亙る振動及びアキシアル方向に
    亙る振動を検出して上記ラジアル玉軸受の共振周波数を
    求め、求めた共振周波数に基づく演算によって、上記ラ
    ジアル玉軸受のラジアル方向に亙る軸受隙間を求めるの
    に加えて予圧を求める、請求項1に記載したラジアル玉
    軸受の軸受隙間を測定する方法。
  3. 【請求項3】 内輪の外周面に設けた内輪軌道と外輪の
    内周面に設けた外輪軌道との間に複数個の玉を配置して
    成り、これらの玉に所定の予圧を付与したラジアル玉軸
    受を支持する支持装置と、この支持装置に支持されたラ
    ジアル玉軸受を加振する加振器と、この加振器により加
    振された上記ラジアル玉軸受の内輪又は外輪の振動を検
    出する振動検出器と、この振動検出器の検出値に基づい
    て上記ラジアル玉軸受のラジアル方向に亙る軸受隙間を
    求める演算器とを備えた、ラジアル玉軸受の軸受隙間を
    測定する装置。
  4. 【請求項4】 ラジアル玉軸受が、内輪の外周面に複列
    の内輪軌道を、外輪の内周面に複列の外輪軌道を、それ
    ぞれ設け、これら各内輪軌道と外輪軌道との間にそれぞ
    れ複数個ずつ設けた玉に予圧を付与した、ユニット型の
    ラジアル玉軸受であり、加振器はこのラジアル玉軸受を
    ラジアル方向及びアキシアル方向に加振するものであ
    り、振動検出器は、ラジアル方向に亙る振動を検出する
    ラジアル振動検出器とアキシアル方向に亙る振動を検出
    するアキシアル振動検出器とから成り、演算器は、この
    振動検出器の検出値に基づいて上記ラジアル玉軸受のラ
    ジアル方向に亙る軸受隙間を求めるのに加えて予圧を求
    める、請求項3に記載したラジアル玉軸受の軸受隙間を
    測定する装置。
JP10166800A 1997-09-22 1998-06-15 ラジアル玉軸受の軸受隙間を測定する方法及び装置 Pending JPH11153425A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10166800A JPH11153425A (ja) 1997-09-22 1998-06-15 ラジアル玉軸受の軸受隙間を測定する方法及び装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25670297 1997-09-22
JP9-256702 1997-09-22
JP10166800A JPH11153425A (ja) 1997-09-22 1998-06-15 ラジアル玉軸受の軸受隙間を測定する方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11153425A true JPH11153425A (ja) 1999-06-08

Family

ID=26491049

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10166800A Pending JPH11153425A (ja) 1997-09-22 1998-06-15 ラジアル玉軸受の軸受隙間を測定する方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11153425A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100386597C (zh) * 2006-05-19 2008-05-07 哈尔滨工业大学 货车滚动轴承轴向游隙及装配高的检测装置及检测方法
WO2011046758A2 (en) * 2009-10-16 2011-04-21 Borgwarner Inc. Method for determining bearing play of exhaust-gas-turbocharger friction bearings
CN104122088A (zh) * 2014-07-31 2014-10-29 苏州施奇尔汽车技术有限公司 轮毂轴承负游隙检测方法和检测设备
CN105004306A (zh) * 2015-05-05 2015-10-28 萧山工业研究院 基于沟道轴向综合位置变差的轮毂轴承轴向游隙计算方法
CN107356220A (zh) * 2017-06-23 2017-11-17 萧山工业研究院 汽车轮毂轴承外圈轴向特征量测量与钢球选配方法
CN108940924A (zh) * 2018-09-11 2018-12-07 中国计量大学 平面推力轴承保持架成品质量自动检测分选方法及装置
CN109975023A (zh) * 2019-04-12 2019-07-05 捷姆轴承集团有限公司 用于测量圆锥滚子轴承径向、轴向刚度的装置
CN111044000A (zh) * 2019-12-25 2020-04-21 中国人民解放军陆军航空兵学院陆军航空兵研究所 一种测量装置
CN114813150A (zh) * 2022-04-07 2022-07-29 潍柴动力股份有限公司 发动机曲轴化瓦风险监测方法、装置及***
CN116576756A (zh) * 2023-07-14 2023-08-11 临清市万达轴承有限公司 一种轴承内环间隙批量检测装置

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100386597C (zh) * 2006-05-19 2008-05-07 哈尔滨工业大学 货车滚动轴承轴向游隙及装配高的检测装置及检测方法
US10119419B2 (en) 2009-10-16 2018-11-06 Borgwarner Inc. Method for determining bearing play of exhaust-gas-turbocharger friction bearings
WO2011046758A2 (en) * 2009-10-16 2011-04-21 Borgwarner Inc. Method for determining bearing play of exhaust-gas-turbocharger friction bearings
WO2011046758A3 (en) * 2009-10-16 2011-07-28 Borgwarner Inc. Method for determining bearing play of exhaust-gas-turbocharger friction bearings
CN102482991A (zh) * 2009-10-16 2012-05-30 博格华纳公司 用于确定排气涡轮增压器的摩擦轴承的轴承间隙的方法
KR20120084747A (ko) * 2009-10-16 2012-07-30 보르그워너 인코퍼레이티드 배기가스 터보차저 마찰 베어링의 베어링 유극을 확인하는 방법
JP2013508599A (ja) * 2009-10-16 2013-03-07 ボーグワーナー インコーポレーテッド 排気ガスターボチャージャ摩擦ベアリングのベアリング遊びを決定する方法
CN104122088A (zh) * 2014-07-31 2014-10-29 苏州施奇尔汽车技术有限公司 轮毂轴承负游隙检测方法和检测设备
CN105004306A (zh) * 2015-05-05 2015-10-28 萧山工业研究院 基于沟道轴向综合位置变差的轮毂轴承轴向游隙计算方法
CN107356220A (zh) * 2017-06-23 2017-11-17 萧山工业研究院 汽车轮毂轴承外圈轴向特征量测量与钢球选配方法
CN108940924A (zh) * 2018-09-11 2018-12-07 中国计量大学 平面推力轴承保持架成品质量自动检测分选方法及装置
CN108940924B (zh) * 2018-09-11 2023-07-04 中国计量大学 平面推力轴承保持架成品质量自动检测分选方法及装置
CN109975023A (zh) * 2019-04-12 2019-07-05 捷姆轴承集团有限公司 用于测量圆锥滚子轴承径向、轴向刚度的装置
CN111044000A (zh) * 2019-12-25 2020-04-21 中国人民解放军陆军航空兵学院陆军航空兵研究所 一种测量装置
CN114813150A (zh) * 2022-04-07 2022-07-29 潍柴动力股份有限公司 发动机曲轴化瓦风险监测方法、装置及***
CN116576756A (zh) * 2023-07-14 2023-08-11 临清市万达轴承有限公司 一种轴承内环间隙批量检测装置
CN116576756B (zh) * 2023-07-14 2023-10-13 临清市万达轴承有限公司 一种轴承内环间隙批量检测装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2913913B2 (ja) 転がり軸受の接触角を測定する方法と装置
US5517858A (en) Method and instrument for measuring for measuring preload of rolling bearing
JP3551033B2 (ja) 軸受剛性評価装置および方法
JPH11153425A (ja) ラジアル玉軸受の軸受隙間を測定する方法及び装置
JP2021512294A (ja) トルク伝達シャフトにおける力および/またはトルクを規定するための測定システムおよび方法
JP2008249664A (ja) 転がり軸受ユニットの剛性評価装置及び評価方法
JP2022542551A (ja) 不平衡及び/又は不整合を検出するための方法及び駆動列試験台
JP2008070305A (ja) 単列ラジアル玉軸受のラジアル隙間の測定方法
JP4753654B2 (ja) 転がり軸受部品の評価法
JP2004061151A (ja) 軸受装置の接触角測定方法及び装置
JP3358366B2 (ja) 転がり軸受用荷重測定装置
JP2003329512A (ja) 転がり軸受の固有振動周波数の測定装置及び測定方法
SU1751654A1 (ru) Устройство дл контрол подшипников качени
JPH112239A (ja) 転がり軸受の各種状態値を測定する装置
JP2001194223A5 (ja) 転がり軸受ユニットのラジアル共振周波数の測定方法及び測定装置
JPH11248441A (ja) 表面うねり測定方法及び装置
JP2008281157A (ja) 軸受装置および軸受予圧検出装置
JP2003130762A (ja) 転がり軸受の評価方法及び転がり軸受の評価装置
JP2004191146A (ja) 軸受検査装置
JPS62231109A (ja) 転がり軸受の回転精度測定装置
JP2003004593A (ja) 軸受装置の予圧測定方法ならびに予圧測定装置
SU979938A1 (ru) Способ определени долговечности быстровращающихс шарикоподшипников
KR101409199B1 (ko) 공작기계 주축 회전정밀도 측정장치
Charles et al. Acoustic Analysis Using Sound Level Meter to Determine the Period of Usage of the Spindle Bearing of a Radial Drilling Machine
SU978685A1 (ru) Способ определени качества подшипников качени