JPH11150382A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

Info

Publication number
JPH11150382A
JPH11150382A JP31553097A JP31553097A JPH11150382A JP H11150382 A JPH11150382 A JP H11150382A JP 31553097 A JP31553097 A JP 31553097A JP 31553097 A JP31553097 A JP 31553097A JP H11150382 A JPH11150382 A JP H11150382A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
rack
main body
information processing
apparatus main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31553097A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomokazu Yabe
智一 矢部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP31553097A priority Critical patent/JPH11150382A/ja
Publication of JPH11150382A publication Critical patent/JPH11150382A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータの本体を、カバーに対して引出
し可能に構成するとともに、カバーの上面や下面に、デ
ィスプレイやプリンタ等の周辺機器を収納するラックを
一体的に設け、コンピュータの設置,増設作業等を容易
に行う。 【解決手段】 装置本体1と、装置本体1が収納される
カバー2とを具え、装置本体1が、カバー2から引出自
在に収納されるとともに、カバー2の上面に、ディスプ
レイ,その他の周辺機器が搭載,収納可能なラック3を
一体的に配設した構成としてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆるデスクト
ップ型のパーソナルコンピュータに代表される情報処理
装置に関し、特に、配線板,ハードディスク,各種ドラ
イブ等が搭載された装置本体を、カバーに対して引出し
可能に構成するとともに、カバーの上面や下面にディス
プレイやプリンタ,その他の周辺機器が収納,搭載可能
なラックを一体的に設けることによって、コンピュータ
の設置,増設作業等をきわめて容易に行えるようにする
とともに、オフィス等における情報処理装置の省スペー
ス化を図ることができる情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、いわゆるデスクトップ型と呼ば
れるパーソナルコンピュータ(以下、単に「パソコン」
ともいう)に代表される情報処理装置では、各種の配線
板,ハードディスク,各種ドライブ等が搭載された装置
本体の上面及び両側面が、金属製の板状部材を曲折形成
したカバーで覆われている。カバーは、装置本体の上方
に向かって取り外せるようになっており、装置本体の修
理や増設作業等が行えるようになっている。
【0003】そして、このような情報処理装置は、カバ
ー上面に、装置本体に接続されたディスプレイが搭載さ
れ、さらに必要に応じて、これらがラックに収納され、
プリンタやスキャナ等、その他の周辺機器とともに、一
体的に設置されるようになっている。
【0004】図6は、このような一般的なデスクトップ
型パソコンを設置した状態の概略正面図である。同図に
示すように、これまでのパソコンでは、ハードディス
ク,CD−ROMドライブ,フロッピードライブ等の各
種デバイス,ドライブや、配線板等が収納されたコンピ
ュータの装置本体101が、上面及び両側面を板状のカ
バーによって取り外し可能に覆われており、この状態で
オフィスのデスク等に設置される。
【0005】そして、装置本体101の上面を覆うカバ
ー上に、ディスプレイ110が搭載されるとともに、こ
のディスプレイ110を搭載した状態の装置本体101
上方にラック103を設置し、このラック103にプリ
ンタやスキャナ等の周辺機器120を搭載している。
【0006】ここで、ラック103は、図6に示すよう
に、複数(通常4本)の脚部103aと、この脚部10
3aの上端に取り付けられた上面板103bを備えてお
り、脚部103aによって装置本体101の上方と上面
板103bの間に一定の空間が形成され、ディスプレイ
110が収納できるようになっている。また、上面板1
03bの上には、プリンタやスキャナ,その他の周辺機
器120が搭載できるようになっている。
【0007】このようにして、これまでのデスクトップ
型のパソコンでは、ラックとの組合せにより、装置本体
101とディスプレイ110,プリンタ等の周辺機器1
20とが一体的に設定できるようになっていた。そし
て、装置本体101の修理やメモリ増設等の作業が必要
になったときには、ディスプレイ110やラック103
を移動して、装置本体101のカバーを取り外し、必要
な作業が行えるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにパソコンの装置本体上にディスプレイを搭載し、さ
らに装置本体上方にラックを配設してプリンタやスキャ
ナ等を設置していた従来の設置方法では、例えばパソコ
ンのメモリ等を増設する場合、ディスプレイを装置本体
上から降ろし、さらに必要であれば、プリンタ等を設置
しているラックも移動しなければ、装置本体のカバーを
取り外すことができず、作業がきわめて煩雑となるとい
う問題があった。
【0009】また、設置スペースの面からも、従来のパ
ソコンに使用されているラックは、パソコンの装置本体
の周囲に脚部が位置するため、装置本体より一回り大き
い設置図ペースが必要であった。このため、ラックの設
置作業が面倒な上、オフィスや家庭等、限られたスペー
スに設置されることが多いパソコンにとっては、パソコ
ンよりさらに一回り大きいスペースが必要となるラック
は、省スペース化を図る上できわめて深刻な問題となっ
ていた。
【0010】なお、特開平7−307586号公報に
は、コンピュータの装置本体やディスプレイ,キーボー
ド,プリンタ等を出し入れ自在に多段状に収納するコン
ピュータシステムの多段収納載置装置が提案されてい
る。この装置によれば、装置本体やディスプレイ等の各
部を、それぞれ異なる段に収納することができるので、
例えば装置本体の増設等の際には、装置本体のみを収納
装置から取り出すことができ、上述したようなディスプ
レイやラック等を移動する作業は必要なくなる。
【0011】しかし、この収納装置は、装置本体,ディ
スプレイ,プリンタ等が、すべて異なる段上に高さ方向
に配設されていたため、収納装置自体が極めて大型なも
のとなってしまい、省スペース化の要請にはむしろ逆行
するものであった。また、この収納装置は、その大型さ
からして、当然にオフィスや家庭等のデスク上に設置で
きるものではなく、一般に広く使用されているデスクト
ップ型のパソコンには適用できないものであり、きわめ
て限られた分野で使用の可能性があるに過ぎないもので
あった。
【0012】本発明は、このような従来の技術が有する
問題を解決するために提案されたものであり、配線板,
ハードディスク,各種ドライブ等が搭載された装置本体
を、カバーに対して引出し可能に構成するとともに、カ
バーの上面や下面にディスプレイやプリンタ,その他の
周辺機器が収納,搭載可能なラックを一体的に設けるこ
とによって、コンピュータの設置,増設作業等をきわめ
て容易に行えるようにするとともに、オフィス等におけ
る情報処理装置の省スペース化を図ることができる情報
処理装置の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の請求項1記載のは、装置本体と、この装置本体
が収納されるカバーとを具えた情報処理装置であって、
前記装置本体が、前記カバーから引出自在に収納される
構成としてある。
【0014】このような構成からなる本発明の情報処理
装置によれば、装置本体をカバーの正面あるいは背面側
から引き出すことができ、カバー上に表示装置やラック
等が搭載,設定されている場合でも、これらを移動させ
るこなく、装置本体の内部作業を行うことができ、修理
やメモリ等の増設作業がきわめて簡単に行える。
【0015】また、装置本体をカバーから引き出すこと
ができるので、例えば、装置本体の全体を交換して、新
たな装置本体をカバーに収納させることも可能となり、
このような場合には、元のカバーをそのまま新しい装置
本体についても使用することができ、カバーを繰り返し
使用することが可能となり、資源の有効活用を図ること
ができるとともに、不必要なゴミの発生も防止すること
ができる。さらに、装置本体の全部又は一部をカバーか
ら適宜引き出すことで、装置本体内の冷却効果を上げる
こともできる。
【0016】また、請求項2記載の情報処理装置は、前
記カバーに、ディスプレイ,その他の周辺機器が搭載,
収納可能なラックを一体的に配設した構成としてある。
【0017】このような構成からなる本発明の情報処理
装置によれば、ラックをカバーに直接一体的に配設して
あるので、カバーを机上等に設置すれば、そのままラッ
クも設置することができる。これによって、ラックのみ
の独自の設置スペースが不要となり、オフィスや家庭等
における省スペース化を図ることができるとともに、ラ
ックとカバーが一体化しているため、ラック単独の設置
作業も不要となり、パソコン等の情報処理装置の設置作
業自体もきわめて簡単に行え、作業の省力化,高効率化
も図ることができる。
【0018】また、請求項3記載の情報処理装置は、前
記ラックが前記カバーの上面に配設された構成としてあ
り、請求項4記載の情報処理装置は、前記ラックが前記
カバーの下面に配設された構成としてある。
【0019】このような構成からなる本発明の情報処理
装置によれば、情報処理装置の設置状況等に応じて、ラ
ックをカバーの上面又は下面に配設することができ、デ
ィスプレイをパソコンの上方ばかりでなく下方にも配設
することができ、設置レイアウトの自由度が拡大し、配
線の取り回し等の選択の幅も広がる。
【0020】また、周辺機器等の数等に応じて、ラック
をカバーの上面及び下面の双方に配設させることも可能
であり、より効率のよい情報処理装置及び周辺機器の設
置が行える。そして、このようにラックを設定して多数
の周辺機器を搭載,収納しても、装置本体がカバーから
引出自在となっている本発明では、装置本体に対する増
設や修理等の作業性は一切損なわれることはない。
【0021】また、請求項5記載の情報処理装置は、前
記ラックが前記カバーに着脱自在に配設された構成とし
てある。
【0022】このような構成からなる本発明の情報処理
装置によれば、ラックがカバーに着脱自在となるので、
プリンタ等が必要ない場合にはラックをカバーから取り
外しておくことができ、必要に応じて後から適宜ラック
を追加することもできる。また、ラックとカバーを分離
させておくことができるので、製品の保管,運搬等にも
便利となる。
【0023】さらに、請求項6記載の情報処理装置は、
前記ラックが前記カバーの上面及び下面のいずれにも着
脱可能に構成してある。
【0024】このような構成からなる本発明の情報処理
装置によれば、例えば、当初カバーの上面側に取り付け
ていたラックを、パソコンの移動や設置環境の変化等に
応じて、カバー下面側に取り付けることもでき、より汎
用性の高いラックを実現することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の情報処理装置の実
施形態について、図面を参照して説明する。 [第一実施形態]まず、本発明の情報処理装置の第一の
実施形態について、図1を参照して説明する。図1は、
本実施形態に係る情報処理装置を示す装置本体とカバー
を分離した状態の概略斜視図である。
【0026】同図に示す本実施形態の情報処理装置は、
デスクトップ型のパソコンであり、装置本体1と、この
装置本体1が収納されるカバー2とを具えた情報処理装
置であって、装置本体1が、カバー2から引出自在に収
納される構成としてある。
【0027】装置本体1は、特に図示は省略してある
が、ハードディスク,CD−ROMドライブ,フロッピ
ードライブ等の各種デバイス,ドライブや、配線板等が
収納されたコンピュータの装置本体となっている。図1
に示すように、装置本体1は図示しないハードディスク
や各種配線板等が実装された底板の前後に、CD−RO
Mドライブ,フロッピードライブ等を具えた正面板1a
及びこれと対向する背面板1bが立設された形状となっ
ており、側面から見て角U字状に形成されている。
【0028】カバー2は、この装置本1上面及び両側面
を覆う角筒形状に形成された板状部材からなり、装置本
体1が、カバー2の内側の収納部2aに摺動自在に収納
されることにより、装置本体1がカバー2の前面側及び
背面側から取り出すことができ、カバー2に収納された
状態でオフィスのデスク等に設置される。
【0029】そして、この装置本体1を覆うカバー2の
上面には、ディスプレイ等が搭載されるようになってい
る。また、必要に応じて、装置本体1をラック等と組み
合わせて、適宜プリンタ,スキャナ、その他の周辺機器
と組み合わせて設置,使用することができる。
【0030】次に、このような構成からなる本実施形態
のの動作について説明する。まず、装置本体1をカバー
2に収納した状態で机上に設置し、通常行うパソコンの
設置方法と同様にして、装置本体1を収納したカバー2
の上に、ディスプレイや、さらにその上にラック等を用
いてプリンタ等の周辺機器を設置し、ケーブル等をつな
げて、パーソナルコンピュータを使用する。これによ
り、本実施形態の情報処理装置は、通常のパソコン等の
情報処理装置同様に使用することができる。
【0031】そして、装置本体1の修理やメモリ増設等
の作業が必要になったときには、装置本体1をカバー2
から引き出すことにより行う。ここで、従来のパソコン
では、ディスプレイを移動し、装置本体のカバーを取り
外して必要な作業を行っていたが、本実施形態では、装
置本体1の正面板1a又は背面板1bを押圧し、カバー
2から引き出すだけで、装置本体1をカバー2から取り
出して内部を露出させることができる。
【0032】これにより、装置本体1に対して、修理を
行う場合、あるいはメモリ,オプションボード等を増設
する場合に、装置本体1をカバー2から引き出すだけ
で、必要な作業が行え、ディスプレイ等の移動といった
面倒な作業は一切必要とならない。また、装置本体1を
カバー2から引き出し内部だけ入れ替えることも可能で
あり、例えば装置本体1の全体を新しい機種等に変える
こともできる。
【0033】このように本実施形態の情報処理装置によ
れば、装置本体1をカバー2の正面側あるいは背面側か
ら引き出すことができるので、カバー2上にディスプレ
イやラック等が搭載,設定されている場合でも、これら
を移動させるこなく、装置本体の内部作業を行うことが
でき、修理やメモリ等の増設作業がきわめて簡単に行う
ことができる。
【0034】また、装置本体1をカバー2から引き出す
ことができるので、例えば、装置本体1の全体を交換し
て、新たな装置本体1をカバー2に収納させることも可
能となり、このような場合には、元のカバー2をそのま
ま新しい装置本体1についても使用することができ、カ
バー2を繰り返し使用することが可能となり、資源の有
効活用を図ることができるとともに、不必要なゴミの発
生も防止することができる。さらに、装置本体1の全部
又は一部を、適宜カバー2から引き出すことにより、装
置本体1の内部の冷却効果を上げることも可能となる。
【0035】[第二実施形態]次に、本発明の情報処理
装置の第二の実施形態について図2及び図3を参照して
説明する。図2は、本実施形態に係る情報処理装置を示
す装置本体とカバーを分離した状態の概略斜視図であ
り、図3は、図2に示す本実施形態に係る情報処理装置
の装置本体とカバーを組み立てた状態の概略正面図であ
る。
【0036】これらの図に示すように、本実施形態に係
る情報処理装置は、図1に示した第一実施形態の改良実
施形態であり、カバー2の上面側に、ディスプレイ10
や、プリンタ,スキャナ、その他の周辺機器20が搭
載,収納可能なラック3を一体的に配設した構成として
ある。
【0037】すなわち、本実施形態の情報処理装置は、
図2及び図3に示すように、第一実施形態の場合と同
様、各種デバイス,ドライブ,配線板等が収納されたコ
ンピュータの装置本体1が、角筒板状のカバー2の収納
部2a内に取り出し自在に収納され、オフィスのデスク
等に設置できるようになっている。
【0038】そして、装置本体1を覆うカバー2の上面
に、ラック3が配設してある。ここで、ラック3は、図
2に示すように、カバー2の上面に突設された複数(通
常4本)の脚部3aと、この脚部3aの上端に取り付け
られる上面板3bを備えた構成となっている。
【0039】これにより、脚部3aによって装置本体1
の上方と上面板3bの間に一定の空間が形成され、ディ
スプレイ10等の各種機器が収納できるとともに、上面
板3bの上には、プリンタやスキャナ,その他の周辺機
器20が搭載できるようになっている。
【0040】なお、脚部3aの形状は、本実施形態では
4本の棒状部材により構成してあるが、これ以外にも、
4本以上の脚部や、板状に形成した脚部等とすることも
でき、カバー2の上面側に一定の空間を形成できるもの
であれば、特に形状や大きさ,数等に限定はない。
【0041】このようにして、本実施形態では、カバー
2に一体的にラック3を設けることにより、装置本体1
とディスプレイ10,プリンタ等の周辺機器20とを一
体的に設定できるようになっている。そして、装置本体
1の修理やメモリ増設等の作業が必要なときには、ディ
スプレイ10やラック3を移動することなく、装置本体
1をカバー2から引き出して必要な作業を行うことがで
きる。
【0042】このように本実施形態の情報処理装置によ
れば、ラック3をカバー2の上面に直接一体的に配設し
てあるので、カバー2を机上等に設置すれば、そのまま
ラック3も設置することができる。
【0043】これによって、ラック3のみの独自の設置
スペースが不要となり、オフィスや家庭等における省ス
ペース化を図ることができるとともに、ラック3とカバ
ー2が一体化しているため、ラック単独の設置作業も不
要となり、パソコン等の情報処理装置の設置作業自体も
きわめて簡単に行え、作業の省力化,高効率化も図るこ
とができる。
【0044】なお、ラック3は、カバー2に対して一体
的に固着してもよいが、ラック3に対して着脱自在に構
成することもできる。この場合、ラック3の脚部3aを
カバー2に着脱自在に構成するとともに、脚部3aと上
面板3bとも着脱自在とすることが望ましい。ここで、
カバー2と脚部3a及び上面板3bの着脱構造として
は、嵌込み式や螺着式等の手段を用いることができる。
【0045】このようにラック3とカバー2を着脱自在
とすることにより、プリンタ等が必要ない場合にはラッ
ク3をカバー2から取り外しておくことができ、必要に
応じて後から適宜ラック3を追加することが可能とな
る。また、この場合、ラック3とカバー2を分離させて
おくことができるので、製品の保管,運搬等にも便利と
なる。
【0046】[第三実施形態]次に、本発明の情報処理
装置の第三の実施形態について図4及び図5を参照して
説明する。図4は、本実施形態に係る情報処理装置を示
す装置本体とカバーを分離した状態の概略斜視図であ
り、図5は、図4に示す本実施形態に係る情報処理装置
の装置本体とカバーを組み立てた状態の概略正面図であ
る。
【0047】これらの図に示すように、本実施形態に係
る情報処理装置は、図2及び図3に示した第二実施形態
の改良実施形態であり、カバー2の下面側にラック3を
配設した構成としてある。
【0048】すなわち、本実施形態の情報処理装置は、
図4及び図5に示すように、第一及び第二実施形態の場
合と同様、コンピュータの装置本体1が、角筒板状のカ
バー2の収納部2a内に取り出し自在に収納され、この
装置本体1を覆うカバー2の下面に、ラック3が配設し
てある。
【0049】ここで、本実施形態のラック3は、図4に
示すように、カバー2の下面から突設された複数(通常
4本)の脚部3aと、この脚部3aの下端に取り付けら
れる底面板3cを備えた構成となっている。これによ
り、脚部3aによって装置本体1の下方と底面板3cの
間に一定の空間が形成され、ディスプレイ10等の各種
機器が収納でき、また、カバー2の上面には、図5に示
すように、プリンタやスキャナ,その他の周辺機器20
を搭載することができる。
【0050】このような構成からなる本実施形態の情報
処理装置によれば、パソコンの設置状況等に応じて、ラ
ック3をカバー2の下面に配設することができ、ディス
プレイ10をパソコンの下方に配設することもでき、設
置レイアウトの自由度が拡大し、配線の取り回し等の選
択の幅も広がる。
【0051】なお、周辺機器等の数,大きさ等に応じ
て、ラック3をカバー2の下面だけでなく上面に配設す
ることも可能である。このようにすると、カバー2の上
下面の双方にラック3を設けることで、設置レイアウト
の自由度がさらに増し、より効率のよい情報処理装置及
び周辺機器の設置が可能となる。
【0052】このようにラック3をカバー2の上下面に
自由に設定して多数の周辺機器等を装置本体1に組み合
わせても、装置本体1がカバー2から引出自在となって
いるので、装置本体1に対する増設や修理等の作業性は
一切損なわれることはない。
【0053】また、本実施形態に係るラック3について
も、上述した第二実施形態の場合と同様、脚部3aの形
状,数等は適宜変更できるとともに、カバー2に対して
着脱自在とすることもできる。なお、本実施形態では、
脚部3aの下端に底面板3cを配設してあるが、これは
ラック3全体の強度維持するためのものであって、脚部
3aのみでパソコンや周辺機器を保持できる場合には、
底面板3cを省略することもできる。
【0054】さらに、ラック3をカバー2の上面及び下
面のいずれにも着脱可能に構成するようにしてもよい。
このようにすると、例えば、当初カバー2の上面側に取
り付けていたラック3を、パソコンの移動や設置環境の
変化等の必要に応じて、カバー2の下面側に取り付ける
こともでき、より汎用性の高いラック3を実現すること
ができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明の情報処理装
置によれば、配線板,ハードディスク,各種ドライブ等
が搭載された装置本体を、カバーに対して引出し可能に
構成するとともに、カバーの上面や下面にディスプレイ
やプリンタ,その他の周辺機器が収納,搭載可能なラッ
クを一体的に設けることによって、コンピュータの設
置,増設作業等をきわめて容易に行えるようにするとと
もに、オフィス等における情報処理装置の省スペース化
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係る情報処理装置を示
す装置本体とカバーを分離した状態の概略斜視図であ
る。
【図2】本発明の第二実施形態に係る情報処理装置を示
す装置本体とカバーを分離した状態の概略斜視図であ
る。
【図3】図2に示す本発明の第二実施形態に係る情報処
理装置の装置本体とカバーを組み立てた状態の概略正面
図である。
【図4】本発明の第三実施形態に係る情報処理装置を示
す装置本体とカバーを分離した状態の概略斜視図であ
る。
【図5】図4に示す本発明の第三実施形態に係る情報処
理装置の装置本体とカバーを組み立てた状態の概略正面
図である。
【図6】従来の情報処理装置を設置した状態の概略正面
図である。
【符号の説明】
1 装置本体 2 カバー 3 ラック

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体と、この装置本体が収納される
    カバーとを具えた情報処理装置であって、 前記装置本体が、前記カバーから引出自在に収納される
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記カバーに、ディスプレイ,その他の
    周辺機器が搭載,収納可能なラックを一体的に配設した
    請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記ラックが前記カバーの上面に配設さ
    れた請求項2記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記ラックが前記カバーの下面に配設さ
    れた請求項2又は3記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記ラックが前記カバーに着脱自在に配
    設された請求項2,3又は4記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記ラックが前記カバーの上面及び下面
    のいずれにも着脱可能に構成された請求項5記載の情報
    処理装置。
JP31553097A 1997-11-17 1997-11-17 情報処理装置 Pending JPH11150382A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31553097A JPH11150382A (ja) 1997-11-17 1997-11-17 情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31553097A JPH11150382A (ja) 1997-11-17 1997-11-17 情報処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11150382A true JPH11150382A (ja) 1999-06-02

Family

ID=18066458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31553097A Pending JPH11150382A (ja) 1997-11-17 1997-11-17 情報処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11150382A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006018875A1 (ja) * 2004-08-19 2006-02-23 Fujitsu Limited 電子機器および筐体
JP2019207389A (ja) * 2018-05-28 2019-12-05 株式会社リコー 画像形成システム、画像形成装置用棚および画像形成装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006018875A1 (ja) * 2004-08-19 2006-02-23 Fujitsu Limited 電子機器および筐体
JPWO2006018875A1 (ja) * 2004-08-19 2008-05-01 富士通株式会社 電子機器および筐体
US7843698B2 (en) 2004-08-19 2010-11-30 Fujitsu Limited Electronic apparatus and enclosure
JP4640843B2 (ja) * 2004-08-19 2011-03-02 富士通株式会社 コンピュータおよびコンピュータ用筐体
JP2019207389A (ja) * 2018-05-28 2019-12-05 株式会社リコー 画像形成システム、画像形成装置用棚および画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7233486B2 (en) Computer system having interchangeable LCDs
US6317318B1 (en) Disk drive mounting structure for computers and method for mounting a disk drive to a computer chassis
US5865518A (en) Flexible computer chassis adapted to receive a plurality of different computer components of different sizes and configurations
US7106581B2 (en) Modular logic board chassis for a desktop computer
US6563705B1 (en) Liquid crystal display computer with a movable rear housing
JP2001015942A (ja) 電子デバイスの支柱を有するコンピューター
JP2000066763A (ja) コンピュータの机背面側面固定装置
US7136283B2 (en) Multi-computer system
US20110122576A1 (en) Computer
JP3143080B2 (ja) パーソナルコンピュータ内蔵デスク、パーソナルコンピュータ内蔵デスク構成部材
US8089761B2 (en) Computer
JP2005004758A (ja) マルチコンピュータシステム
US8085536B2 (en) Computer
JPH11150382A (ja) 情報処理装置
US6058007A (en) Computer with mounting arrangement for optional unit
US6208520B1 (en) Method for allowing redundant and non-redundant power supplies in the same computer system
US5261734A (en) Internal electronic enclosure system for external monitors (video)
JP2746710B2 (ja) 縦型設置可能な情報処理装置
KR20000036685A (ko) 개인용컴퓨터의 슬림화 구조
US6611433B1 (en) Motherboard module
JPH10275025A (ja) 情報処理装置
US6233142B1 (en) Mechanical architecture of supporting a hard disk drive into a feature card slot in a network computer
JP2007280109A (ja) パソコンケース、拡張ケース及びパーソナルコンピュータ
JPH10143092A (ja) 平面表示装置
JP3066596U (ja) コンパクトタワ―型コンピュ―タ―及びケ―ス並びにそのスタンド