JPH11148329A - 竪型内燃機関 - Google Patents

竪型内燃機関

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JPH11148329A
JPH11148329A JP9258294A JP25829497A JPH11148329A JP H11148329 A JPH11148329 A JP H11148329A JP 9258294 A JP9258294 A JP 9258294A JP 25829497 A JP25829497 A JP 25829497A JP H11148329 A JPH11148329 A JP H11148329A
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combustion engine
lubricating oil
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延夫 芳賀
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繁一 坂田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 潤滑油を効率良く冷却することができる竪型
内燃機関を提供する。 【解決手段】 シリンダブロック21とクランクケース20
との間に枢支され略上下方向に指向するクランク軸と、
該クランク軸の下端に設けられ該クランク軸により回転
駆動される潤滑油ポンプ81と、クランクケースの外壁面
に設けられたオイルフィルタ95とを有する竪型内燃機関
1において、潤滑油ポンプ81からオイルフィルタ95に至
る潤滑油通路をシリンダブロック21の一方の側壁の内側
に沿わせて配設するとともに、該側壁の外側の該潤滑油
通路に対応する部分をカバー部材150 で覆って、冷却水
を流通させる冷却水室151 を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クランク軸が略上
下方向に指向した竪型内燃機関、特にかかる船外機用竪
型内燃機関における潤滑油冷却構造に関する。
【0002】
【従来技術】このような船外機が、例えば実開昭63−
164508に開示されている。この船外機では、サー
モスタット後の冷却排水でオイルパン外壁を冷やすこと
により潤滑油を冷却する。サーモスタット後の冷却排水
を使用するので、これによってエンジンのシリンダ周り
の冷却そのものを損なうことはない。
【0003】
【解決しようとする課題】しかし、このような手段によ
らず、しかもオイルの冷却を効果的に行いたい場合があ
る。その場合、シリンダ周りの冷却水ジャケットや高温
の排気通路周りの冷却水ジャケットへの影響のないよう
な工夫が求められる。従って本発明は、潤滑油を、シリ
ンダ周りの冷却とは独立的に、より積極的に冷却したい
場合に適した構成を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、略上下方向に指向するクランク軸と、潤滑油ポン
プと、オイルフィルタと、冷却水ポンプとを有する竪型
内燃機関において、前記潤滑油ポンプから前記オイルフ
ィルタに至る潤滑油通路を、内燃機関本体の側壁に沿わ
せて配設するとともに、該潤滑油通路の周囲に冷却水室
を形成し、前記冷却水ポンプの吐出側において内燃機関
本体内部に至る冷却水通路から分岐した分岐水通路を前
記冷却水室に連通させる。
【0005】本発明によれば、潤滑油ホンプから吐出さ
れた潤滑油が、オイルフィルに達する前に、冷却水室を
流れる冷却水により、効率良く冷却される。
【0006】前記冷却水室を圧力調整弁を介して冷却水
排出通路に接続することにより、低圧、低水量下での冷
却水の分岐量を抑えることができ、冷却水ポンプをいた
ずらに大型化しなくてすむ。
【0007】前記冷却水室は、前記潤滑油通路を前記内
燃機関本体の一方の側壁の内側に沿わせて配設するとと
もに、該側壁の外側の該潤滑油通路に対応する部分をカ
バー部材で覆って形成してもよい。
【0008】さらに、前記内燃機関本体がマウントケー
スを介して船外機のエクステンションケース上に載置さ
れる場合、前記分岐水通路を前記マウントケース内にお
いて前記冷却水通路に連通させ、前記冷却水排出通路を
前記マウントケースを通じて前記エクステンションケー
ス内に連通させるようにすれば、前記分岐水通路および
冷却水排出通路の配設が簡単かつ容易になる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に図示された本発明の
一実施形態について説明する。本発明に係る竪型内燃機
関1は、クランク軸30が上下方向に指向し、かつシリン
ダ32が船体後方へ指向した直列4気筒水冷式4サイクル
内燃機関であって、図1に図示されるように、船外機0
に搭載され、該船外機0の本体ケースは、竪型内燃機関
1を覆う内燃機関カバー2と、その下方のエクステンシ
ョンケース3と、ギヤケース4、等からなっており、竪
型内燃機関1本体の下方にマウントケース5とオイルパ
ン6とが順次下方へ重ねられて、これらが竪型内燃機関
1に一体に結合されている。
【0010】また図1に図示されるように、図示されな
いモータボートの船尾19に、取付け装置7のブラケット
8が一体に固定され、該ブラケット8の上端に横架され
たチルト軸9にスイベルケース10の前端が上下に揺動可
能に枢支され、該スイベルケース10の可旋回部の上下部
分にマウントMを有する連結手段11を介して船外機0は
一体に取付けられ、該スイベルケース10の旋回部に図示
されない操舵取手が設けられ、該取付け装置7は、ブラ
ケット8、チルト軸9およびスイベルケース10で構成さ
れており、前記操舵取手を左右に振ると、スイベルケー
ス10の可旋回部分および船外機0は左右に旋回されるよ
うになっている。
【0011】さらに竪型内燃機関1における上下方向に
指向したクランク軸30の下端に駆動軸12が一体に結合さ
れ、該駆動軸12はギヤケース4内を下方へ延長してギヤ
ケース4内に達し、該駆動軸12の下端はギヤケース4内
の前後進切換装置13を介してプロペラ軸14に連結されて
おり、プロペラ15には、クランク軸30、駆動軸12、前後
進切換装置13およびプロペラ軸14を経由して竪型内燃機
関1の動力が伝達されて、プロペラ15は回転駆動される
ようになっている。
【0012】さらにまた前記スイベルケース10内を上下
に貫通した正逆転操作軸16は下方へ延長して前後進切換
装置13に達しており、正逆転操作軸16の上端の操作レバ
ー17を左右に揺動すると、前後進切換装置13が切換えら
れ、プロペラ15が正転または逆転されるようになってい
る。
【0013】また竪型内燃機関1の本体部は、クランク
ケース20とシリンダブロック21とシリンダヘッド22と、
ヘッドカバー23とにより構成され、これらクランクケー
ス20、シリンダブロック21、シリンダヘッド22、ヘッド
カバー23は前方(船体側、以下同じ)から後方に向って
並べられて、図7に図示されるように、ボルト24,25,
26,28でもってそれぞれ相互に一体に結合結合され、ク
ランクケース20およびシリンダブロック21の下面に前述
したようにマウントケース5およびオイルパン6が図示
されないボルトによりクランクケース20およびシリンダ
ブロック21に一体に結合されている。
【0014】さらにまた上下方向に指向したクランク軸
30は、図4に図示されるように、クランクケース20およ
びシリンダブロック21のクランク軸支部103 でもって、
ジャーナル31を介して回転自在に枢支され、前後水平方
向に指向したシリンダ32が上下方向に亘り略等間隔にシ
リンダブロック21に設けられ、該シリンダ32にピストン
33が摺動自在に嵌装され、該ピストン33は連結棒34を介
してクランク軸30に連結されており、ピストン33の前後
動に伴なってクランク軸30が、上方から下方を見て時計
回りに回転駆動されるようになっている。
【0015】しかも図7ないし図8に図示されるよう
に、シリンダヘッド22とヘッドカバー23とで形成された
動弁室35内では、シリンダヘッド22の頂面(船体を基準
とすると後面)にボルト29により取付けられるカム軸ホ
ルダ36とシリンダヘッド22とでジャーナル37を介してカ
ム軸38が回転自在に枢支され、該カム軸ホルダ36には船
体を基準としカム軸38の左右にこれと平行にロッカー軸
39,40が支持され、該ロッカー軸39,40にロッカーアー
ム41,42が揺動自在に枢支され、ロッカーアーム41,42
の各先端に吸気弁43、排気弁44がそれぞれ当接されてお
り、後記する動弁装置55により、クランク軸30の半分の
回転数で回転駆動されるカム軸38により、クランク軸30
の2回転につき1回ずつ吸気弁43、排気弁44は間欠的に
開閉駆動されるようになっている。
【0016】また図8に図示されるように吸気弁43でも
って開閉される吸気通路45は、シリンダブロック21の船
体右側(図2で左側)に位置する吸気マニホールド47の
下流端に接続され、図2に図示されるように、該吸気マ
ニホールド47の上流端は、絞り弁48を介して吸気チャン
バー49に接続され、該吸気チャンバー49の吸入口(図示
されず)は内燃機関カバー2内に開口されており、該内
燃機関カバー2の吸入口2a(図1参照)から内燃機関
カバー2中の吸気チャンバー49内に空気が吸入され、該
吸入チャンバー49内に吸入された空気は絞り弁48および
吸気マニホールド47を経由して吸気通路45に導かれるよ
うになっている。
【0017】さらに図8に図示されるように排気弁44で
もって開閉される排気通路46は船体左側(図8で右側)
に指向し、その下流端はシリンダブロック21に向って
(前方船体側に向って)曲げられ、該排気通路46に接続
されるシリンダブロック21中の排気通路50は、上下方向
に指向し、図11に図示されるように、その下端は排気
孔51に開口し、該排気孔51はマウントケース5の排気通
路52(図17)に連通され、該排気通路52の下端に図1
に図示される排気管53の上端が接続され、該排気管53の
下端はエクステンションケース3内に開口されており、
排気管53よりエクステンションケース3内に排出された
排気は、ギヤケース4内の空間を通過し、排気通路54よ
り水中に排出されるようになっている。
【0018】さらにまたクランクケース20およびシリン
ダブロック21の上方には、図8に図示されるように、動
弁装置55が配設されている。すなわち図2、図4に図示
されるように、クランク軸30の上部にドライブプーリ56
が一体に嵌着されるとともにカム軸38の上端にドリブン
プーリ57が一体に嵌着され、シリンダブロック21にアイ
ドラプーリ58が回転自在に枢支され、これらドライブプ
ーリ56、ドリブンプーリ57、アイドラプーリ58に無端ベ
ルト59が架渡されている。
【0019】また図2、図4および図6に図示されるよ
うに、ドライブプーリ56より上方に位置してクランク軸
30にバランサドライブプーリ60が一体に嵌着され、シリ
ンダ32を挟んで左右に位置してバランサドリブンプーリ
61,62が回転自在に設けられ、前記アイドラプーリ58と
同心状にアイドラプーリ63が枢支され、これらバランサ
ドライブプーリ60、バランサドリブンプーリ61,62,ア
イドラプーリ63に無端ベルト64が架渡されている。
【0020】さらに図2、図6に図示されるように、船
体左側(図2、図6では右側)のバランサドリブンプー
リ61は、シリンダブロック21に回転自在に枢支された左
側のバランサ軸65に一体に嵌着され、該バランサ軸65と
シリンダ32を挟んで左右対称位置に配置されたバランサ
軸66は、下部にてシリンダブロック21と、上部にてバラ
ンサ枢支ブラケット67と、バランサ枢支ブラケット67に
取付けられたブラケットカバー68とに回転自在に枢支さ
れ、バランサ軸66と一体のドライブギヤ69と、バランサ
ドリブンプーリ62と一体のドリブンギヤ70とが、相互に
噛合されており、バランサ軸65,66は同一回転数で相互
に逆方向に回転駆動されるようになっている。
【0021】さらにまた図2および図4に図示されるよ
うに、クランクケース20の上面にプラケット71が装着さ
れ、該ブラケット71の一端71aに交流発電機72の一端72
aが揺動自在に枢着され、前記ブラケット71の他端の円
弧溝71bに交流発電機72の他端部72bが移動可能に取付
けられ、図示されない固定手段で該他端部72bはブラケ
ット71に固定され、クランク軸30の上端にドライブプー
リ73が一体に嵌着されるとともに、交流発電機72の回転
軸上端にドリブンプーリ74が一体に嵌着され、該ドライ
ブプーリ73、ドリブンプーリ74に無端ベルト75が架渡さ
れている。
【0022】また図4および図5に図示されるように、
クランク軸30の下端にフライホィール76がボルト78でも
って一体に嵌着され、該フライホィール76の外周にリン
グギヤ77が形成され、フライホィール76の下面に装着さ
れた結合部材79に前記駆動軸12の上端がスプライン嵌合
されている。そして図11に図示されるようにシリンダ
ブロック21の下面に形成された円弧状凹部80に図示され
ないドライブピニオンが配設され、該ドライブピニオン
はリングギヤ77に噛合されており、図5に図示されたス
タータモータSにより前記ドライブピニオンが回転する
と、リングギヤ77、フライホィール76およびクランク軸
30は回転駆動されるようになっている。
【0023】次に竪型内燃機関1の潤滑系統について説
明する。図4に図示されるように、クランクケース20お
よびシリンダブロック21の下面にトロコイド型潤滑油ポ
ンプ81のオイルポンプボディ82が嵌着され、該潤滑油ポ
ンプ81のロータ83は結合部材79に一体に嵌着され、該潤
滑油ポンプ81のポンプ室84は蓋85で密閉され、該潤滑油
ポンプ81の吸入口86は下方に開口して、該吸入口86に吸
入管88の上端が接続され、該吸入管88は後記戻り油孔11
6 を貫通してオイルパン6内で下方へ延長して、その下
端にストレーナ89が接続されている。
【0024】さらに図3、図5および図11に図示され
るように、潤滑油ポンプ81の吐出口87は、後方において
シリンダブロック21の右方の側壁に沿わせて上下方向に
形成された鉛直油通路90の下端に接続され、該鉛直油通
路90の上端は、前方のクランクケース20に向かう前後水
平油通路91に接続され、該前後水平油通路91は、クラン
クケース20の前後水平油通路92に接続され、該前後水平
油通路92の前端は左方(図3では右方)に向いた水平油
通路94に接続されている。
【0025】クランクケース20の前端面上右寄りの位置
にオイルフィルタ95が設けられており、図3および図9
に図示されるように、前記水平油通路94の左端はオイル
フィルタ95の吸入部96に接続され、該オイルフィルタ95
の吐出部97は、クランクケース20の左方(図3では右
方)に向いた連通油通路98に接続されている。
【0026】さらにまた連通油通路98には、図3および
図9に図示されるように、略左右巾方向中央に位置して
上下方向に向いたクランク軸油通路99が連通されるとと
もに、その左右両側に位置して上下方向に向いたパラン
サ軸油通路100 ,101 が連通されている。
【0027】そして図7、図10に図示されるように、
水平後方に向うクランク軸油通路102 が、各シリンダ32
の中間およびその上下両端のクランク軸支部103 に形成
され、該クランク軸油通路102 の先端は、クランク軸30
のジャーナル31に連通されており、クランク軸30のジャ
ーナル31は、潤滑油ポンプ81で圧送されてオイルフイタ
95にて濾過され、前記した油通路を経由した潤滑油で潤
滑されるようになっている。
【0028】しかも図7および図10に図示されるよう
に、最上段のクランク軸支部103 aには、水平後方に向
かうバランサ軸油通路104 ,105 がクランクケース20お
よびシリンダブロック21に亘って形成され、該バランサ
軸油通路104 ,105 の前端(図10では下端)は前記バ
ランサ軸油通路100 ,101 にそれぞれ連通されるととも
に、該バランサ軸油通路104 ,105 の後端(図10では
上端)はバランサ軸65,66の上端枢支部に連通されてお
り、図6に図示されるように、バランサ軸65の上端枢支
部65aは該バランサ軸油通路104 の後端から吐出される
潤滑油で潤滑され、該バランサ軸65の上端枢支部65aを
潤滑した潤滑油は重力により落下して、バランサ軸65の
下端枢支部65bに達し、該下端枢支部65bも潤滑される
ようになっている。
【0029】また図6に図示されるように、バランサ軸
油通路105 の後端はシリンダブロック21およびバランサ
枢支ブラケット67のバランサ軸油通路106 に接続され、
該バランサ軸油通路106 はブラケットカバー68のカム軸
油通路107 に接続され、カム軸油通路107 の上端はバラ
ンサドリブンプーリ62の枢支部62aに開口され、該枢支
部62aも潤滑されるようになっている。
【0030】さらに図7に図示されるように、シリンダ
ブロック21の上部には水平斜後方に向うカム軸油通路10
7 が形成され、該カム軸油通路107 の前端は、最上段の
クランク軸支部103 aのジャーナル31aに接続され、該
カム軸油通路107 の後端に水平方向へ向うカム軸油通路
108 の前端が接続され、該カム軸油通路108 の後端は、
シリンダヘッド22の連通路27と、シリンダブロック21、
シリンダヘッド22を相互に結合するボルト26の挿通孔26
aとを介してシリンダヘッド22のカム軸油通路109 に接
続され、該109 の後端はカム軸38の軸支部38aに開口さ
れ、該カム軸38の軸支部38aに開口するロッカ油通路11
0 がカム軸ホルダ36に形成されており、最上段のジャー
ナル31aに供給された潤滑油の一部は、カム軸油通路10
7 、カム軸油通路108 、カム軸油通路109 を介してカム
軸38の軸支部38aに送られ、カム軸38の軸支部38aが潤
滑されるようになっている。そしてカム軸38の軸支部38
aに供給された潤滑油の残部は、ロッカ油通路110 を介
してロッカー軸39,40の中心孔(図示されず)に送ら
れ、該中心孔より各ロッカーアーム41,42の枢支部(図
示されず)に潤滑油が送られて、この枢支部が潤滑され
るようになっている。
【0031】さらにまた図5、図6、図11に図示され
るように、クランクケース20およびシリンブブロック21
における最下段のクランク軸支部103 bの上下巾中央
に、水平面に沿った扁平油通路空間111a,111bがそれぞ
れ形成され、該扁平油通路空間111a,111bの外周部は仕
切り壁112a、112bでもって仕切られ、該クランクケース
20およびシリンダブロック21の仕切壁112a、112bの外側
の仕切り空間113a.113bと扁平油通路空間111a,111bと
は戻り油路114a,114bでもって連通され、該仕切り空間
113a、113bの下方に鉛直連通孔136a,136bが形成され、
マウントケース5には、鉛直連通孔136a,136bと連通す
る仕切り空間115 が形成され、該仕切り空間115 の下方
にはオイルパン6内の空間と連通する戻り油孔116 が形
成されている。
【0032】しかも図1および図4に図示されるよう
に、シリンダヘッド22およびヘッドカバー23で囲まれた
動弁室35は、シリンダヘッド22の戻り油孔117 およびシ
リンダブロック21の戻り油通路118 を介してマウントケ
ース5の油通路空間119 に連通されるとともに、連通パ
イプ120 を介してマウントケース5の油通路空間119 に
連通され、該油通路空間119 は蓋板121 で密閉され、該
蓋板121 を貫通して油通路空間119 に連通する戻り油パ
イプ122 の上端が該蓋板121 に一体に取付けられ、該戻
り油パイプ122 の下端はオイルパン6の底部に開口され
ている。
【0033】そして図6に図示されるように、最上段の
クランク軸支部103 aから下方の各段のクランク軸支部
103 に向いバランサ軸65,66を挿通するための加工孔13
3 が、上方から下方に向けて挿入される図示されない工
具により形成されるとともに最下段の113 bの上下分割
壁103 ba,103 bbにはこれより小径の加工孔134
a、134 bがそれぞれ形成され、該下方の分割下壁103
bbの加工孔134 bに栓135 が嵌着されて、油通路空間
111 bはその下方のフライホィールの空間Aに対して密
封されている。
【0034】次に竪型内燃機関1の冷却系統について説
明する。図1に図示されるように、エクステンションケ
ース3とギヤケース4との接合部にて駆動軸12により回
転駆動される冷却水ポンプ123 が設けられ、ギヤケース
4の側壁に吸水口124 が形成されるとともに、該吸水口
124 に図示されない網が張設されており、該吸水口124
からギヤケース4内に浸入した水が冷却水ポンプ123 に
より吸入され、吸水管125 を介して竪型内燃機関1に送
水されるようになっている。
【0035】さらに図11に図示されるように、マウン
トケース5を上下に貫通する排気通路52と、該排気通路
52に連通してシリンダブロック21を上下に貫通する排気
孔51との外周に位置して冷却水上昇通路126 ,127 ,12
8 ,129 が、マウントケース5とシリンダブロック21と
に形成されるとともに、冷却水下降通路130 が形成され
ている。このうち通路129 は圧力リリーフのための分岐
通路であり、シリンダブロックの上部において圧力リリ
ーフ弁170 (図12)に接続され、該弁170 を介して上
記下降通路130 に通じている。通路126 ,127 ,128 は
下記のように内燃機関本体内の各冷却水通路に通じてお
り、該冷却水通路の最上部にはサーモスタット171 が設
けられている(図2、図12)。
【0036】さらにシリンダブロック21には、前記マウ
ントケース5の冷却水上昇通路126(図11)に連通す
る冷却水通路137 (図8参照)が形成され、該冷却水通
路137 は、図8、図12に図示されるように、排気通路
50の外側の冷却水通路138 に連通し、該冷却水通路138
はシリンダヘッド22の冷却水通路139 に相互に連通して
いる。
【0037】さらにまた図11に図示されたマウントケ
ース5の冷却水上昇通路127 に連通するようにシリンダ
ブロック21にウォータジャケット140 が形成され、該ウ
ォータジャケット140 の開口端は、図7、図8に図示さ
れるようにシリンダヘッド22の冷却水通路141 に連通し
ている。
【0038】しかもマウントケース5の冷却水上昇通路
128 は、図8、図12に図示されるように、排気通路50
よりシリンダブロック21、シリンダヘッド22の合わせ部
寄りに位置してシリンダブロック21に形成された冷却水
通路142 に連通し、該冷却水通路142 に連通する冷却水
通路143 がシリンダヘッド22に形成されている(図1
3)。
【0039】また図8に図示されるように、冷却水上昇
通路129 に連通する冷却水通路137の外側の冷却水通路1
44 がシリンダブロック21に形成されるとともに、冷却
水通路137 、138 、144 に隣接して冷却水通路145 が形
成され、該冷却水通路145 はマウントケース5の冷却水
下降通路130 に連通されており、冷却水ポンプ123 に吸
入された冷却水は、マウントケース5の冷却水上昇通路
126 、127 、128 、129 よりシリンダブロック21の冷却
水通路137 、138 、142 、144 およびウォータジャケッ
ト104 を介してシリンダヘッド22の冷却水通路139 、14
1 、143 に供給され、さらにシリンダブロック21の冷却
水通路145 からマウントケース5の冷却水下降通路130
を介して外部に排出されるようになっている。
【0040】さらに図8に図示されるようにクランク室
146 と動弁室35に連通するブリーザ通路147 は、孔148
を介してブリーザ室149 に連通されている。
【0041】本発明の実施形態は前記したように構成さ
れているので、竪型内燃機関1が始動されて、運転状態
になると、図4に図示されるように、クランク軸30と、
これと一体の潤滑油ポンプ81のロータ83とが回転し、オ
イルパン6内の潤滑油がストレーナ89から吸入管88およ
び吸入口86を介してポンプ室84内に吸入され、図3、図
9に図示されるように、鉛直油通路90、前後水平油通路
91、前後水平油通路92および水平油通路94を介してオイ
ルフィルタ95の吸入部96に送られ、オイルフィルタ95に
て濾過された後、連通油通路98を経由してクランク軸油
通路99、バランサ軸油通路100 、バランサ軸油通路101
に供給される。
【0042】そしてクランク軸油通路99に供給された潤
滑油は、図7および図10に図示されるように、クラン
ク軸支部103 に設けられた船体後方へ向うクランク軸油
通路102 を介してクランク軸30のジャーナル31に送ら
れ、該ジャーナル31は潤滑される。
【0043】このジャーナル31を潤滑した潤滑油は、図
4に図示されるように、シリンダブロック21における下
方のクランク軸支部103 の連通孔131 を通過して、その
下方のクランク室132 に流入し、さらに次々と下方のク
ランク室132 を通過して最下段のクランク軸支部103 b
の扁平油通路空間111 bに流出し、該扁平油通路空間11
1 bに流入した潤滑油は、図5に図示されるように、側
方に向って戻り油孔114 b及び仕切り空間113 bおよび
鉛直連通孔136 bを介してマウントケース5の上面に落
下するとともに、クランクケース20における最下段のク
ランク軸支部103 bの扁平油通路空間111 aに流出した
潤滑油は仕切り空間113 aおよび鉛直連通孔136 aを介
してマウントケース5の上面に落下し、該マウントケー
ス5の上面に溜った潤滑油は、マウントケース5に設け
られた戻り油通路116 からオイルパン6内に落下する。
【0044】また図7に図示されるように、最上段のク
ランク軸支部103 aのクランク軸油通路102 aを介して
クランク軸30のジャーナル31aに供給された潤滑油の
内、該ジャーナル31aを潤滑した潤滑油の残りの潤滑油
はカム軸油通路107 ,108 およびカム軸油通路109 を経
由してカム軸38の潤滑部分38aに供給され、該潤滑部分
38aは潤滑される。この残りの潤滑油はロッカ油通路11
0 を経由してカム軸38内に供給され、動弁装置の摩擦部
分が、この潤滑油で潤滑され、この潤滑油は動弁室35内
に溜り、該動弁室35内の潤滑油は、図4に図示されるよ
うに、戻り油通路117 および戻り油通路118 とこれと並
列の連通パイプ120 を経由してマウントケース5の油通
路空間119 に流入し、戻り油パイプ122 を介してオイル
パン6内底部に戻る。
【0045】さらに図7、図9および図10に図示され
るように、連通油通路98からバランサ軸油通路100 ,10
1 に流入した潤滑油は、バランサ軸油通路104 ,105 を
経て図6に図示されるように、バランサ軸65,66の上方
枢支部分65a,66aを潤滑し、これらを潤滑した潤滑油
は重力によって下降して、バランサ軸65,66の下方枢支
部分65b,66bを潤滑するので、各バランサ軸65,66に
それぞれバランサ軸油通路104 ,105 のみを設けるだけ
で、バランサ軸65,66の中間軸受部および下端軸受部を
も潤滑され、バランサ潤滑系が大巾に単純化され、コス
トダウンが可能となる。
【0046】さらにまた図6に図示されるように、バラ
ンサ軸油通路105 の上端からバランサ軸油通路106 内に
流入した潤滑油は、カム軸油通路107 を経由してバラン
サドリブンプーリ62の枢支部62aに供給され、該枢支部
62aも潤滑されるので各これらの潤滑構造も頗る単純化
される。
【0047】また図6に図示されるように、バランサ軸
65,66を潤滑した潤滑油は下方へ落下して、最下段クラ
ンク軸支部103 bの加工孔134 aを介して油通路空間11
1 b内に流入し、該油通路空間111 b内の潤滑油は図1
4に図示されるように戻り油孔114 を介して仕切り空間
113 bに流れ、該仕切り空間113 内の潤滑油は、マウン
トケース5の仕切り空間115 内に流出し、該仕切り空間
115 内の潤滑油は鉛直連通孔136 を介してオイルパン6
内に戻る。
【0048】また図6に図示のバランサ軸65,66を貫通
し最上段クランク軸支部103 aで該バランサ軸65,66の
上端を枢支する加工孔133 と、最下段のクランク軸支部
103bでバランサ軸65,66の下端を枢支する加工孔134
aと、その下方の加工孔134bとは、一直線上に配列さ
れているため、図示されない工具による加工が容易とな
り、該加工孔134 a,134 bでもって工具の下端部を支
持して、その上方の加工孔133 の仕上げ加工が可能なた
め、生産性が高い。そして下方の加工孔134 bが存在し
ても、該加工孔134 bに栓135 が嵌着されているため、
油通路空間111内の潤滑油はその下方のフライホィール
空間Aに流入することがない。
【0049】さらに図7、図12および図13に図示さ
れるように、クランク軸30の最上段ジャーナル31aから
カム軸38の軸支部38aに通ずるカム軸油通路107 、108
、連通路27、挿通孔26、aカム軸油通路109 は、排気
通路50と反対側に配置されているため、これらの油通路
を通過する潤滑油は加熱されにくく、劣化が抑制され
る。
【0050】本実施形態の竪型内燃機関1は、このよう
な潤滑系統と、前述したような冷却系統を有している
が、該潤滑系統および冷却系統によっては、潤滑油ポン
プ81からオイルフィルタ95までの間で潤滑油を一括して
充分に冷却しておくことができない。そこで、潤滑油ポ
ンプ81からオイルフィルタ95に至る油通路、特に前記鉛
直油通路90および前後水平油通路91において潤滑油を
冷却する手段が溝じられている。
【0051】すなわち、図1および図5に示すように、
シリンダブロック21の右側壁外面の、前述のように該側
壁の内側に沿わせて配設された鉛直油通路90および前後
水平油通路91に対応する部分を、カバー部材150 で覆っ
て、冷却水を流通させる冷却水室151 を形成してある。
【0052】図14はシリンダブロック21の右側壁外面
の冷却水室151 部分を、前記カバー部材150 を除去して
示した正面図、図15はカバー部材150 の外面図、図1
6はカバー部材150 で覆った冷却水室151 の断面図で図
14のXVI−XVI線にほぼ沿う断面を示したものであ
る。これらの図から分かるように、シリンダブロック21
の外面には冷却水室151 の四周を囲う囲壁152 が立設さ
れている。この囲壁152で囲まれたシリンダブロック側
壁部分の内側に前記油通路90、91が配設されているが、
該側壁は油通路90、91部分においては外方へ膨張し、該
油通路90、91に沿う膨出部153 を形成している。従って
この膨出部153 内の油通路90、91は完全に冷却水室151
内に位置することとなり、冷却水室151 内の冷却水と油
通路90、91内の潤滑油との間に、膨出部153 を介して良
好な熱交換が行われる。
【0053】囲壁152 の外端面152aにカバー部材150 が
シール部片154 を介して装着され、ボルト155 により固
定される。カバー部材150 は、図15に示すように、裏
面のリブ156 によって補強され、表面下方に、裏側に連
通した給水口金157 が設けられ、上方側部に排水口金15
8 か設けられている。給水口金157 は、図1に示すよう
に、冷却水供給管159 に接続され、排出口金158 は、図
1および図16に示すように、圧力調整弁160 を介して
冷却水排出管161 に接続される。
【0054】冷却水供給管159 から給水口金157 を経て
冷却水室151 内に導かれた冷却水は、所定圧力に達する
と圧力調整弁160 の弁体160aを開いて冷却水排出管161
に排出され、かくして冷却水室151 内を流通する冷却水
により、潤滑油ポンプ81からオイルフィルタ95へ向かう
油通路90、91内の潤滑油が冷却されるが、この冷却水を
油通路90,91に沿って流通させるように、冷却水室151
内に案内リブ162 が設けられている。なお、163 はアル
ミ合金からなるシリンダブロック壁およびカバー部材15
0 が冷却水室151 内を流通する冷却水により腐食するの
を防止するために設けられたアノードメタルである。
【0055】冷却水供給管159 および冷却水排出管161
は、内燃機関本体の外側面に沿わせて配設されている
が、図1に示すように、これらの管159 、161 にそれぞ
れ分岐管159a、161aを設け、これらを他の補機類の冷却
系統に接続してもよい。この場合、接続部159 a、また
は161 aは小径で、流量が制限される。冷却水供給管15
9 はヘッドカバー23の下方を反対側すなわち船体に関し
左側へ回り、図17に示すように、マウントケース5の
左側(図において右側)後部に設けられた冷却水取出口
金164 に接続されている。該口金164 は前記冷却水上昇
通路129 の上流側(下側)に形成された冷却水通路165
から分岐している。
【0056】一方、冷却水排出管161 はシリンダブロッ
ク21の右側面において下方へ屈曲し、マウントケース5
の側方へ張り出した部分の上面5a(図1、18、1
9)に突設された接続口金166 に接続されている。図1
7、18には、マウントケース5の下面に形成されたオ
イルパン取付用パッキン面167 とエクステンションケー
ス取付用パッキン面168 とがそれぞれ点線で示されてい
るが、上記接続口金166の位置は両パッキン面167 、168
の中間に当り、該接続口金166 はこれらのパッキン面1
67 、168 間に形成された溝部分169 (図19)に連通
している。溝部分169 の下端はパッキン材によって仕切
られているが、冷却水排出管161 、接続口金166 を経て
溝部分169 に落下した冷却水は、上記パッキン材に設け
られた穴を通って下方のエクステンションケース3内に
落下する。
【0057】上記のように、冷却水室151 内を流れる潤
滑油冷却水は、冷却水ポンプ123 から冷却水上昇通路12
6 、127 、128 、129 を経て内燃機関本体内へ向かう冷
却系統から冷却取出口金164 を介して取り出され、冷却
水室151 を通った後は、接続口金166 を経てエクステン
ションケケース3内にそのまま放出されるので、この潤
滑油系統に要する冷却水の量の分だけ多く冷却水ポンプ
123 の吐出能力が要求され、ポンプの大型化をまねく。
【0058】このため、前述のように、冷却水室151 は
圧力調整弁160 を介して冷却水排出管161 に接続されて
おり、内燃機関本体内の冷却系統に充分な冷却水圧力が
確保され、冷却水室151 内の圧力が所定値に達した後は
じめて圧力調整弁160 が開いて、冷却水室151 内を冷却
水が流通するようになされている。したがって、エンジ
ンの低速運転時すなわち冷却水ポンプの吐出圧が低く、
吐出量が少ない場合は圧力調整弁160 は閉弁し、冷却水
室151 を通り、冷却水排出管161 から排出される水量が
抑止されるので、その分、内燃機関本体内側への水の供
給が可能になり、水ポンプの大型化をひかえることが可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る竪型内燃機関を備えた船外機の縦
断側面図である。
【図2】前記内燃機関の平面図である。
【図3】前記内燃機関の正面図である。
【図4】前記内燃機関の縦断側面図である。
【図5】前記内燃機関のクランクケースに対するシリン
ダブロックの割り面正面図である。
【図6】前記内燃機関のバランサ軸を通る横断正面図で
ある。
【図7】図3のVII −VII 線に沿って截断した断面図で
ある。
【図8】図3のVIII−VIII線に沿って截断した断面図で
ある。
【図9】図3のIX−IX線に沿って截断した断面図であ
る。
【図10】図3のX−X線に沿って截断した断面図であ
る。
【図11】クランクケースおよびシリンダブロックを下
方から見た図面である。
【図12】シリンダブロックの合わせ面を図示した図面
である。
【図13】シリンダヘッドの合わせ面を図示した図面で
ある。
【図14】カバー部材を除去した冷却水室の正面図であ
る。
【図15】カバー部材の外面図である。
【図16】カバー部材で覆った冷却水室の断面図で、図
15のXVI−XVI線にほぼ沿う断面を示す図面である。
【図17】マウントケースの左側後部を示す部分的平面
図である。
【図18】マウントケースの右側後部を示す部分的平面
図である。
【図19】図18のXIX−XIX線に沿う断面図であ
る。
【符号の説明】
0…船外機、1…竪型内燃機関、2…内燃機関カバー、
3…エクステンションケース、4…ギヤケース、5…マ
ウントケース、6…オイルパン、7…取付け装置、8…
ブラケット、9…チルト軸、10…スイベルケース、11…
連結手段、12…駆動軸、13…前後進切換装置、14…プロ
ペラ軸、15…プロペラ、16…正逆転操作軸、17…操作レ
バー、19…船尾、20…クランクケース、21…シリンダブ
ロック、22…シリンダヘッド、23…ヘッドカバー、24,
25,26…ボルト、27…連通孔、28,29…ボルト、30…ク
ランク軸、31…ジャーナル、32…シリンダ、33…ピスト
ン、34…連接棒、35…動弁室、36…カム軸ホルダ、37…
ジャーナル、38…カム軸、39,40…ロッカー軸、41,42
…ロッカーアーム、43…吸気弁、44…排気弁、45…吸気
通路、46…排気通路、47…吸気マニホールド、48…絞り
弁、49…吸気チャンバー、50…排気通路、51…排気孔、
52…排気通路、53…排気管、54…排気通路、55…動弁装
置、56…ドライブプーリ、57…ドリブンプーリ、58…ア
イドラプーリ、59…無端ベルト、60…バランサドライブ
プーリ、61,62…バランサドリブンプーリ、63…アイド
ラプーリ、64…無端ベルト、65,66…バランサ軸、67…
バランサ枢支ブラケット、68…ブラケットカバー、69…
ドライブギヤ、70…ドリブンギヤ、71…ブラケット、72
…交流発電機、73…ドライブプーリ、74…ドリブンプー
リ、75…無端ベルト、76…フライホィール、77…リング
ギヤ、78…ボルト、79…結合部材、80…円弧状凹部、81
…潤滑油ポンプ、82…オイルポンプボディ、83…ロー
タ、84…ポンプ室、85…蓋、86…吸入口、87…吐出口、
88…吸入管、89…ストレーナ、90…鉛直油通路、91,92
…前後水平油通路、94…水平油通路、95…オイルフィル
タ、96…吸入部、97…吐出部、98…連通油通路、99…ク
ランク軸油通路、100 ,101 …バランサ軸油通路、102
…クランク軸油通路、103 …クランク軸支部、104 ,10
5,106 …バランサ軸油通路、107 ,108 ,109 …カム
軸油通路、110 …ロッカ油通路、111 …扁平油通路空
間、112 …仕切壁、113 …仕切り空間、114 …戻り油
孔、115 …仕切り空間、116 …戻り油孔、117 ,118 …
戻り油通路、119 …油通路空間、120 …連通パイプ、12
1 …蓋板、122 …戻り油パイプ、123 …冷却水ポンプ、
124 …吸水口、125 …吸水管、126 ,127 ,128 ,129
…冷却水上昇通路、130 …冷却水下降通路、131 …連通
孔、132 …クランク室、133 ,134 …加工孔、135 …
栓、136 …鉛直連通孔、137 ,138 ,139 …冷却水通
路、140 …ウォータジャケット、141 ,142 ,143 ,14
4 ,145 …冷却水通路、146 …クランク室、147 …ブリ
ーザ通路、148 …孔、149 …ブリーザ室、150 …カバー
部材、151 …冷却水室、152 …囲壁、153 …膨出部、15
4 …シール部片、155 …ボルト、156 …リブ、157 …給
水口金、158 …排水口金、159 …冷却水供給管、160 …
圧力調整弁、161 …冷却水排出管、162 …案内リブ、16
3…アノードメタル、164 …冷却水取出口金、165 …冷
却水通路、166 …接続口金、167 …オイルパン取付用パ
ッキン面、168 …エクステンションケース取付用パッキ
ン面、169 …溝部分、170 …圧力リリーフ弁、171 …サ
ーモスタット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F01P 3/20 F02B 67/00 R F02B 67/00 B63H 21/26 K

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略上下方向に指向するクランク軸と、潤
    滑油ポンプと、オイルフィルタと、冷却水ポンプとを有
    する竪型内燃機関において、前記潤滑油ポンプから前記
    オイルフィルタに至る潤滑油通路を、内燃機関本体の側
    壁に沿わせて配設するとともに、該潤滑油通路の周囲に
    冷却水室を形成し、前記冷却水ポンプの吐出側において
    内燃機関本体内部に至る冷却水通路から分岐した分岐水
    通路を前記冷却水室に連通させたことを特徴とする竪型
    内燃機関。
  2. 【請求項2】 前記冷却水室を圧力調整弁を介して冷却
    水排出通路に接続した請求項1の竪型内燃機関。
  3. 【請求項3】 前記潤滑油通路を、前記内燃機関本体の
    一方の側壁の内側に沿わせて配設するとともに、該側壁
    の外側の該潤滑油通路に対応する部分をカバー部材で覆
    って前記冷却水室を形成した請求項1の竪型内燃機関。
  4. 【請求項4】 前記内燃機関本体がマウントケースを介
    して船外機のエクステンションケース上に載置され、前
    記分岐水通路が前記マウントケース内において前記内燃
    機関本体内部に至る冷却水通路に連通している請求項1
    の竪型内燃機関。
  5. 【請求項5】 前記内燃機関本体がマウントケースを介
    して船外機のエクステンションケース上に載置され、前
    記冷却水排出通路が前記マウントケースを通じて前記エ
    クステンションケース内に連通している請求項2の竪型
    内燃機関。
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