JPH11147343A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JPH11147343A
JPH11147343A JP9315216A JP31521697A JPH11147343A JP H11147343 A JPH11147343 A JP H11147343A JP 9315216 A JP9315216 A JP 9315216A JP 31521697 A JP31521697 A JP 31521697A JP H11147343 A JPH11147343 A JP H11147343A
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Application number
JP9315216A
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English (en)
Inventor
Seiki Mogi
木 清 貴 茂
Hidefumi Nishitsuji
辻 秀 文 西
Takanobu Saitou
藤 隆 亘 齋
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷用紙サイズ自動判定に用いる調整値の設
定のための操作時間の短縮,不適切な印刷の低減。 【解決手段】 複数の給紙手段を有し指定されたサイズ
の用紙に、画像デ−タを記録するプリンタ、および、画
像デ−タより画像面サイズを算出しこれを印刷に使用可
能な用紙サイズと比較して記録に用いる用紙サイズを決
定してこれをプリンタに指定する用紙サイズ指定手段1
00、を備える印刷装置において、調整値設定キ−10
3;調整値設定の指定があるとき、画像デ−タより画像
面サイズを算出してこれの、指定用紙サイズに対する差
値を算出する調整値設定手段104;および、算出した
画像面サイズを、用紙サイズに前記差値を加えた調整サ
イズと比較して画像形成に用いる用紙サイズを決定し
て、プリンタに指定する用紙サイズ指定手段104;を
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スキャナあるいは
ホストコンピュータより、画像データ(イメ−ジデ−
タ,作図デ−タ,テキストデ−タ)を受信し、それが表
わす画像を用紙に記録する印刷装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】スキャナ(画像読取装置)あるいはホス
トコンピュータ(パソコン,CAD,CAM,ワ−プ
ロ,電子ファイルコンピュ−タ)より受信したイメ−ジ
データ(ビットマップデ−タ:画素単位の画像デ−タ;
符号化圧縮デ−タも含む),作図(描画;ベクトル)デ
−タ,テキスト(キャラクタ)デ−タ等の画像デ−タよ
り、像形成すべき画面サイズ(以下原稿サイズと称す)
を判定し、その原稿サイズに印刷可能な最適サイズの記
録用紙を自動選択し、印刷する印刷装置に於いて、オペ
レ−タが使用を意図する用紙サイズが、印刷装置が原稿
サイズに対応して自動選択する用紙サイズとは異なる場
合がある。
【0003】たとえば、ホストコンピュータより受信し
た画像データに基づいて印刷装置が判定した原稿サイズ
が、A4のサイズより1mm大きいと、A4,A3およ
びA2の用紙サイズを選択しうる印刷装置の場合は、A
3を印刷用紙に自動選択する。しかしオペレ−タがA4
サイズで出力を行いたかったとき、印刷済紙はA3とな
るので、オペレ−タの意に沿わない結果となる。
【0004】オペレ−タの希望を可能とするために、印
刷装置の用紙サイズ自動選択で参照する使用可能な用紙
サイズに、調整値を加えることが考えられる。オペレ−
タが調整値を操作パネルより入力して印刷装置に設定
し、印刷装置が、選択可能な用紙サイズに調整値を加え
たサイズと、原稿サイズとを比較することにより、原稿
サイズがA4より1mm大きい場合でもA4サイズの用
紙で印刷することができる(この時、A4用紙の外に出
た1mm部分は印刷されない)。また、それ以降、その
設定した用紙サイズ判定の調整値により、原稿サイズが
A4の用紙サイズより1mm大きくてもA4サイズで出
力することができる。前記調整値設定により、オペレ−
タが希望するサイズの用紙に印刷することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実際は、オペ
レ−タが、希望する用紙サイズを印刷装置に自動選択さ
せるための調整値を、適確に把握するのがむつかしく、
操作パネルより調整値を適当に入力し、そしてポストコ
ンピュ−タから画像データを送信し印刷する操作を、複
数回行なわなければならないこともある。
【0006】本発明は、調整値設定のための操作時間の
短縮,不適切な印刷の低減を目的とし、具体的には、調
整値設定のためのオペレ−タの負担を軽減し、かつ印刷
装置には、オペレ−タが希望する用紙サイズを確実に自
動選択させることを第1の目的とし、用紙自動選択に調
整値を加えるか否かのオペレ−タの選択を可としこの選
択を容易にすることを第2の目的とし、過大な調整値設
定を回避することを第3の目的とし、調整値を抑制する
ことを第4の目的とし、この抑制をオペレ−タにて選択
可とすることを第5の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)本発明は、複数の
給紙手段を有し指定されたサイズの用紙に、与えられる
画像デ−タを記録する画像形成手段(200)、および、前
記画像デ−タより画像面サイズを算出しこれを用紙サイ
ズと比較して画像形成に用いる用紙サイズを決定してこ
れを画像形成手段(200)の前記画像デ−タの記録用に指
定する用紙サイズ指定手段(100)、を備える印刷装置に
おいて、 調整値設定を指定する手段(103);調整値設定の指定が
あるとき、前記画像デ−タより画像面サイズを算出して
これの、指定用紙サイズに対する差値を算出する調整値
設定手段(104);および、算出した画像面サイズを、用
紙サイズに前記差値を加えた調整サイズと比較して画像
形成に用いる用紙サイズを決定して、これを前記画像形
成手段(200)の前記画像デ−タの記録用に指定する用紙
サイズ指定手段(104);を備えることを特徴とする。な
お、理解を容易にするためにカッコ内には、図面に示し
後述する実施例の対応要素の記号を、参考までに付記し
た。
【0008】オペレ−タが、調整値設定指定手段(103)
にて調整値設定を指定すると、調整値設定手段(104)
が、画像デ−タより画像面サイズを算出してこれの、指
定用紙サイズに対する差値を算出し、紙サイズ指定手段
(104)が、該画像面サイズを、用紙サイズに前記差値を
加えた調整サイズと比較して画像形成に用いる用紙サイ
ズを決定して、これを画像形成手段(200)の記録用に指
定する。このように、調整値設定手段(104)が、自動的
に調整値(差値)を設定するので、オペレ−タは、希望
する用紙サイズを印刷装置に自動選択させるための調整
値を算出して紙サイズ指定手段(104)に入力する必要は
なく、調整値設定のためのオペレ−タの負担を軽減し、
かつ印刷装置は、オペレ−タが希望する用紙サイズを確
実に自動選択する。
【0009】
【発明の実施の形態】(2)前記差値を記憶するメモリ
(RAV);および、サイズ調整を指定する手段(103);を更
に備え、前記用紙サイズ指定手段(104)は、前記画像デ
−タより画像面サイズを算出し、サイズ調整の指定があ
るとき(AAF=1)は、算出した画像面サイズを、用紙サイ
ズに前記差値を加えた調整サイズと比較して画像形成に
用いる用紙サイズを決定してこれを前記画像形成手段(2
00)に指定し、サイズ調整の指定がないとき(AAF=0)は、
算出した画像面サイズを用紙サイズと比較して画像形成
に用いる用紙サイズを決定してこれを前記画像形成手段
(200)に指定する。
【0010】オペレ−タは、サイズ調整を指定する手段
(103)にて用紙自動選択に調整値を加えるか否かを選択
することができ、この選択が容易である。
【0011】(3)調整値設定手段(104)は、算出した
差値がリミット値(RLV)を越えるときは該差値の前記メ
モリ(RAV)への記憶は保留する。これにより、過大な調
整値設定が回避される。
【0012】(4)調整値設定手段(104)は、算出した
差値がリミット値(RLV)を越えるときは、差値に代えて
リミット値を前記メモリへ記憶する。これにより、抑制
された調整値が設定される。
【0013】(5)調整値抑制を指定する手段(103);
を更に備え、調整値設定手段(104)は、算出した差値が
リミット値(RLV)を越える場合、調整値抑制の指定があ
るとき(LUF=1)は差値に代えてリミット値をメモリへ記
憶し、調整値抑制の指定がないとき(LUF=0)はメモリへ
の記憶を保留する。これにより、調整値の抑制をオペレ
−タは選択しうる。
【0014】本発明の他の目的および特徴は、図面を参
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
【0015】
【実施例】図1に本発明の一実施例のシステム構成を示
す。このシステムは、ホストコンピュ−タ300が与え
る画像デ−タが表わす画像をプリンタ200で印刷する
システムであり、プリンタコントロ−ラ100のデ−タ
通信ユニット101が、ホストコンピュータ300から
の画像デ−タおよび制御信号を受信し、システム制御1
04の制御に従って、画像デ−タをデ−タ処理105に
てプリンタ用の記録画素信号に変換して画像メモリ10
2に書込む。システム制御104は、プリンタ200に
制御デ−タを与え、かつ画像メモリ102の記録画素信
号を与える。プリンタ200は、感光体を帯電して帯電
面を、レ−ザスキャナで走査しレ−ザを画像信号で変調
して帯電面に静電潜像を形成し、これをトナ−で現像す
る電子写真方式の画像形成装置である。画像メモリ10
2の記録画素信号がプリンタ200に転送されて、レ−
ザスキャナのレ−ザビ−ムの変調に用いられる。
【0016】プリンタ200は、複数の給紙段108,
110,112を装備しそれぞれに対応する用紙サイズ
判定スイッチ109,111,113を持ち、給紙段の
用紙サイズおよび用紙有無を表わすデ−タをシステム制
御104に与える。
【0017】プリンタコントロ−ラ100の操作,表示
ボ−ドには用紙サイズ指定キ−の他に、記録用紙サイズ
を、コントロ−ラ100にて自動指定するか、あるいは
用紙サイズ指定キ−にてオペレ−タが指定した用紙サイ
ズとするかを指定するための自動用紙選択キ−,調整値
設定を指定する調整値設定キ−,調整値を用いた自動用
紙選択とするか調整値を用いない自動用紙選択とするか
を指定するためのサイズ調整キ−,調整値のリミット値
の入力を行なうためのリミット入力キ−、ならびに、調
整値にリミットを付すかを選択するためのリミット使用
選択キ−がある。また、入力状態および選択状態を表わ
す表示灯ならびに用紙なしを表示す表示灯なども備わっ
ている。
【0018】システム制御104は、外部(ホストコン
ピュ−タ300)からの画像デ−タの受信,プリンタ2
00の画像形成条件の設定とプリンタ200への画像デ
−タの転送を制御するものであり、図2に示すように、
CPU,ROM,I/Oポート,インターフェース等の
素子で構成され、ROM内に書き込まれたソフトウェア
(プログラム)により、印刷装置(100+200)の
リソースの動作を制御する。この制御の中に、受信した
画像データより原稿サイズを算出する原稿サイズ判定機
能,算出した原稿サイズと、プリンタ200にて使用可
能な用紙サイズ(この実施例ではA4,A3およびA
2)とを比較して、出力用紙サイズ(画像形成に使用す
る用紙サイズ)を決定する機能と、出力用紙サイズを決
定する際のサイズ判定用調整値を自動設定する機能と、
ホストコンピュ−タ300から受信した画像デ−タおよ
び制御信号に基づいて、デ−タ処理105のデ−タ処理
モ−ドを設定する機能を持っている。
【0019】ホストコンピュ−タ300が与える画像デ
−タが作図デ−タ(ベクトルデ−タ)のときには、デ−
タ処理105がそれをビットマップデ−タに変換して画
像メモリ102に書込む。テキストデ−タの場合も同様
である。イメ−ジデ−タであった場合は、プリンタ20
0の記録特性,変倍,画像編集に合わせた処理を施して
画像メモリ102に書込む。
【0020】図2に、システム制御104の構成概要を
示す。システム制御104は、CPU,ROM,RA
M,I/Oポート、等から構成されており、I/Oポー
トを通して画像メモリ102,操作,表示ボ−ド10
3,デ−タ通信ユニット101およびプリンタ200を
制御する。
【0021】図4,図5および図6に、システム制御1
04のCPUの、制御動作の概要を示す。該CPUは、
それに電源が投入されると初期化を実行してその内部な
らびにI/Oポートを待機状態に設定する。そして操
作,表示ボ−ド103に初期表示を設定し、プリンタ2
00に状態情報の転送を要求してそれを読込み、この状
態情報に対応して操作,表示ボ−ド103の表示を更新
し、プリンタ200がプリント可であると、レディをホ
ストコンピュ−タ300に報知する。
【0022】そして操作,表示ボ−ド103又はホスト
コンピュ−タ300からの入力をチェックし、入力があ
るとそれに対応した処理に進む(ステップ1の入力読取
り)。 この入力読取における、操作,表示ボ−ド10
3からのオペレ−タ入力対応の処理を次に示す。
【0023】(1)用紙サイズの指定(オペレ−タ):シ
ステム制御104のCPUは、用紙サイズ指定キ−(A
4,A3,A2指定用、計3個)のいずれかが一度オン
になると、用紙サイズ指定レジスタ(CPUの内部メモ
リ)に、オンになったキ−対応の用紙サイズデ−タ(A
4,A3,A2)を書込み、オンになったキ−対応の表
示灯を点灯し、他の2個の表示灯は消灯する。
【0024】(2)自動用紙選択か否かの指定:システム
制御104のCPUは、自動用紙選択キ−が一度オンに
なると、レジスタASF(CPUの内部メモリ)のデ−
タをチェックして、それが0であると1を、1であると
0をレジスタASFに更新書込みする。レジスタASF
のデ−タ0は自動用紙選択が指定されていないことを、
レジスタASFのデ−タ1は自動用紙選択が指定されて
いることを意味する。CPUは、レジスタASFのデ−
タが1の間、自動用紙選択キ−と組合わされた表示灯を
点灯する。
【0025】(3)調整値設定か否かの設定:CPUは、
調整値設定キ−が一度オンになると、レジスタSCFの
デ−タをチェックして、それが0であると1を、1であ
ると0をレジスタSCFに更新書込みする。レジスタS
CFのデ−タ0は調整値設定が指定されていないこと
を、レジスタSCFのデ−タ1は調整値設定が指定され
ていることを意味する。CPUは、レジスタSCFのデ
−タが1の間、調整値設定キ−と組合わされた表示灯を
点灯する。
【0026】(4)自動用紙選択で、出力用紙サイズ判定
に調整値を用いるか否の指定:CPUは、サイズ調整キ
−が一度オンになると、レジスタAAFのデ−タをチェ
ックして、それが0であると1を、1であると0をレジ
スタAAFに更新書込みする。レジスタAAFのデ−タ
0は調整値使用が指定されていないことを、レジスタA
AFのデ−タ1は調整値使用が指定されていることを意
味する。CPUは、レジスタAAFのデ−タが1の間、
サイズ調整キ−と組合わされた表示灯を点灯する。
【0027】(5)調整値をリミット値に書替えるか否か
の指定:CPUは、リミット使用選択キ−が一度オンに
なると、レジスタLUFのデ−タをチェックして、それ
が0であると1を、1であると0をレジスタLUFに更
新書込みする。レジスタLUFのデ−タ0は調整値をリ
ミット値に書替える指定がないことを、レジスタLUF
のデ−タ1は調整値をリミット値に書替える指定がある
とを意味する。CPUは、レジスタLUFのデ−タが1
の間、リミット使用選択キ−と組合わされた表示灯を点
灯する。
【0028】ホストコンピュータ300より印刷指令を
受信するとCPUは、ホストコンピュータ300から画
像デ−タを受信する(ステップ2)。そして自動用紙選
択が指定されている(ASF=1)か否(ASF=0)
をチェックして(ステップ3)、指定されていないと、
用紙サイズ指定レジスタのデ−タを、用紙サイズ指示デ
−タとしてプリンタ200に転送し、ホストコンピュ−
タ300から送られた画像デ−タの印刷を行なう(ステ
ップ4)。
【0029】自動用紙選択が指定されていたときには、
CPUは、ホストコンピュータ300より送られた画像
デ−タに基づいてその原稿サイズを算出する(ステップ
5)。例えば画像デ−タが、図6に示す「デ−タ1」
(作図デ−タ)であった場合、その先頭の“S”はデー
タの開始、“E”はデータの終わりである。また、“M
Vx,y”は描画点をx,yの座標へ移動、DWx1,
y1,・・・・,xn,ynは(x1,y1),・・・
・(xn,yx)の連続した直線を描画する命令であ
る。座標の単位は1mmである。CPUは、描画点のX
とY座標の最大値を求めることにより原稿サイズを算出
する。算出した原稿サイズは、高さ200mm、幅29
0mmである。なおこの場合は、プリンタ200に設定
されている最小の用紙A4サイズ(高さ210mm、幅
297mm)に原稿サイズが収まる。ホストコンピュー
タ300より受信した画像デ−タが図7に示す「データ
2」であった場合は、原稿サイズを、高さ212mm、
幅290mmと算出する。この場合は、プリンタ200
に設定されている最小の用紙A4サイズ(高さ210m
m、幅297mm)に原稿サイズが収まらない。しか
し、足らないのは高さ2mmだけである(このような場
合に、用紙サイズ自動判定に調整値を導入して、A4用
紙で印刷したい)。
【0030】なお、ホストコンピュ−タ300から受信
した画像デ−タがテキストデ−タ(文章デ−タ)のとき
にはそれを文字ピクセルデ−タ(ビットイメ−ジデ−
タ)に変換して画像面展開して、像域の広がりを原稿サ
イズと算出する。ホストコンピュ−タ300から受信し
た画像デ−タがビットイメ−ジデ−タの場合にも、その
画像面展開の像域の広がりを原稿サイズと算出する。
【0031】原稿サイズを算出するとCPUは、調整値
設定が指定されている(SCF=1)かをチェックする
(ステップ6)。調整値設定が指定されているとCPU
は、用紙サイズ指定レジスタ(上記(1)を参照)の用紙
サイズデ−タが指定する用紙(A4,A3又はA2)の
サイズを、上記のように算出した原稿サイズから減算し
た差値(原稿サイズの方が大きいと+、用紙サイズの方
が大きいと−)を算出して、差値が正値(原稿サイズの
方が大きい)と、それを調整値として調整値レジスタR
AVに書込む(ステップ7〜17)。縦方向と横方向で
差値が異なる場合は、大きい差値を調整値レジスタRA
Vに書込む(ステップ15〜17)。縦方向と横方向の
差値が共に負値(用紙サイズの方が大きい)であると、
この書込みは行なわない(ステップ8,9/12,1
3)。
【0032】また、この処理中に、差値をリミット値R
LV(この実施例ではプログラム上の固定値で50m
m)と比較して、差値がリミット値RLVを越える場合
は、上述の、調整値レジスタRAVへの差値の書込みは
行なわない(ステップ10,14)。そしてこの場合に
は、調整値をリミット値に書替えることが指定されてい
る(レジスタLUFのデ−タが1:LUF=1)かをチ
ェックして(ステップ18)、指定されているとリミッ
ト値RLVを調整値レジスタRAVに書込む(19)。
指定されていないとき(LUF=0)は、調整値レジス
タRAVへのデ−タ書込みは行なわない。つまり、調整
値を設定しない。
【0033】上述の調整値設定処理を行なうとCPU
は、レジスタSCFをクリアし(ステップ20)、レジ
スタAAFに1を書込む(ステップ21)。そして、プ
リンタ200にて印刷に使用可能な用紙サイズ(A4,
A3,A2)に調整値RAV(レジスタRAVのデ−
タ)を加えた値とステップ5で算出した原稿サイズとを
比較して、原稿サイズが、該加えた値に最も近くしかも
それよりも小さい用紙サイズを印刷用紙に決定し、この
用紙サイズを指定するデ−タ(A4,A3,A2)をプ
リンタ200に与えて、ホストコンピュ−タ300から
受信した画像デ−タを、上記指定した用紙サイズの用紙
に印刷する(図4のステップ21〜27)。以上が、オ
ペレ−タによって調整値設定が指定されていたとき(S
CF=1)の、調整値の設定と画像デ−タ印刷の制御で
ある。これを終えると、ステップ20にてレジスタSC
Fがクリアされ、ステップ21でレジスタAAFに1
(判定調整モ−ド指定)が書込まれるので、その後オペ
レ−タが、調整値設定キ−およびサイズ調整キ−を操作
しないで、ホストコンピュ−タ300から新たな画像デ
−タの転送と印刷指示がプリンタコントロ−ラ100に
送信されると、プリンタコントロ−ラ100のCPU
は、ステップ1,2,3,5,6を経て、ステップ6か
らステップ28にて判定調整モ−ドである(AAF=
1)かをチェックして、判定調整モ−ドであると、図4
に示しすでに説明した用紙サイズの自動選択と印刷制御
を行なう。
【0034】その後オペレ−タが、サイズ調整キ−を一
度オンにすると、「入力読取り」(ステップ1)にてレ
ジスタAAFがクリア(0書込みに同義)されて判定調
整モ−ドが解除され、この場合には、ホストコンピュ−
タ300から新たな画像デ−タの転送と印刷指示がプリ
ンタコントロ−ラ100に送信されると、プリンタコン
トロ−ラ100のCPUは、ステップ1,2,3,5,
6および28を経て、ステップ28から、図5に示すス
テップ29に進み、プリンタ200にて印刷に使用可能
な用紙サイズ(A4,A3,A2)とステップ5で算出
した原稿サイズとを比較して、原稿サイズが最も近くし
かもそれよりも小さい用紙サイズを印刷用紙に決定し、
この用紙サイズを指定するデ−タ(A4,A3,A2)
をプリンタ200に与えて、ホストコンピュ−タ300
から受信した画像デ−タを、上記指定した用紙サイズの
用紙に印刷する(図5のステップ29〜35)。
【0035】この後オペレ−タがサイズ調整キ−を一度
オンにすると、上述の判定調整モ−ドの用紙サイズ指定
と印刷(図4のステップ21〜27)が行なわれる。オ
ペレ−タが調整値設定キ−を一度オンにすると、上述の
調整値設定(ステップ7〜21)および判定調整モ−ド
の用紙サイズ指定と印刷(図4のステップ21〜27)
が行なわれる。オペレ−タが自動用紙選択キ−を一度オ
ンにするとレジスタASFのデ−タが1から0に切換え
られて、操作,表示ボ−ド103にオペレ−タが設定し
ている用紙サイズへの印刷が行なわれる(ステップ1〜
4)。
【0036】以上に説明したCPUの制御動作により、
自動用紙選択が指定されている(ASF=1)が、判定
調整モ−ドが解除されている(AAF=1)ときに、ホ
ストコンピュ−タ300が、例えば図6に示す「デ−タ
1」を送信して来たときには、CPUが原稿サイズを高
さ210mm、幅297mm(A4サイズ)と算出し、
ステップ29〜35にて、用紙サイズをA4と指定す
る。ホストコンピュ−タ300が、図6に示す「デ−タ
2」を送信して来たときには、原稿サイズを高さ212
mm、幅290mmと算出し、これはA4を越えるの
で、ステップ29〜35にて、用紙サイズをA3と指定
する。
【0037】ところがオペレ−タが操作,表示ボ−ド1
03にて用紙サイズをA4と指定して調整値設定を指示
していた場合には、ホストコンピュ−タ300が、図6
に示す「デ−タ2」を送信して来たときには、CPU
が、原稿サイズを高さ212mm、幅290mmと算出
し、調整値RAVを2mmに自動設定し、ステップ21
〜27にて、A4サイズの用紙に対して図8に示す調整
値(2mm)分のサイズアップを施してこのサイズアッ
プ値に原稿サイズが含まれるので、用紙サイズをA4と
指定する。この印刷を終えた後、自動用紙選択が解除さ
れず、調整値設定の指示がなく、しかも判定調整モ−ド
が解除されないで、ホストコンピュ−タ300が画像デ
−タを送って来ると、CPUは、原稿サイズがA4サイ
ズ+調整値RAV(2mm)以内であると、用紙サイズ
をA4と指定する。A4の用紙サイズに調整値RAV
(2mm)を加算したサイズより原稿サイズが大きい場
合はA3で、A3の用紙サイズに調整値RAV(2m
m)を加算したサイズより原稿サイズが大きい場合はA
2で、印刷を行う。
【0038】以上のように、サイズ判定調整値RAVが
自動設定されるので、1回の印刷で調整値を設定するこ
とができ、調整値を操作パネルより入力して繰り返し印
刷し確認するのに比べて操作が簡略化され時間が節約と
なる。また、サイズ判定調整値RAVを使用するか否を
サイズ調整キ−で指定できるので、オペレ−タの好みに
応じてあるいは状況に応じて、サイズ判定調整機能を選
択しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例のシステム構成を示すブロ
ック図である。
【図2】 図1に示すシステム制御104の構成概要を
示すブロック図である。
【図3】 図2に示すシステム制御104のCPUのサ
イズ判定調整値設定制御および用紙サイズ判定制御の内
容の一部を示すフロ−チャ−トである。
【図4】 図2に示すシステム制御104のCPUのサ
イズ判定調整値設定制御および用紙サイズ判定制御の内
容の一部を示すフロ−チャ−トである。
【図5】 図2に示すシステム制御104のCPUのサ
イズ判定調整値設定制御および用紙サイズ判定制御の内
容の残部を示すフロ−チャ−トである。
【図6】 図1に示すホストコンピュ−タ300がプリ
ンタコントロ−ラ100に与える画像デ−タの簡単な一
例と、それが表わす画像を示す平面図である。
【図7】 図1に示すホストコンピュ−タ300がプリ
ンタコントロ−ラ100に与える画像デ−タの簡単なも
う1つの例と、それが表わす画像を示す平面図である。
【図8】 オペレ−タが調整値設定を指定しているとき
に、図1に示すホストコンピュ−タ300がプリンタコ
ントロ−ラ100に図7に示す画像デ−タを与えたとき
に、プリンタコントロ−ラ100のCPUが用紙サイズ
判定に用いる調整値を示す平面図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の給紙手段を有し指定されたサイズの
    用紙に、与えられる画像デ−タを記録する画像形成手
    段、および、前記画像デ−タより画像面サイズを算出し
    これを用紙サイズと比較して画像形成に用いる用紙サイ
    ズを決定してこれを画像形成手段の前記画像デ−タの記
    録用に指定する用紙サイズ指定手段、を備える印刷装置
    において、 調整値設定を指定する手段;調整値設定の指定があると
    き、前記画像デ−タより画像面サイズを算出してこれ
    の、指定用紙サイズに対する差値を算出する調整値設定
    手段;および、 算出した画像面サイズを、用紙サイズに前記差値を加え
    た調整サイズと比較して画像形成に用いる用紙サイズを
    決定して、これを前記画像形成手段の前記画像デ−タの
    記録用に指定する用紙サイズ指定手段;を備えることを
    特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】前記差値を記憶するメモリ;および、サイ
    ズ調整を指定する手段;を更に備え、前記用紙サイズ指
    定手段は、前記画像デ−タより画像面サイズを算出し、
    サイズ調整の指定があるときは、算出した画像面サイズ
    を、用紙サイズに前記差値を加えた調整サイズと比較し
    て画像形成に用いる用紙サイズを決定してこれを前記画
    像形成手段に指定し、サイズ調整の指定がないときは、
    算出した画像面サイズを用紙サイズと比較して画像形成
    に用いる用紙サイズを決定してこれを前記画像形成手段
    に指定する、請求項1記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】調整値設定手段は、算出した差値がリミッ
    ト値を越えるときは該差値の前記メモリへの記憶は保留
    する、請求項2記載の印刷装置。
  4. 【請求項4】調整値設定手段は、算出した差値がリミッ
    ト値を越えるときは、差値に代えてリミット値を前記メ
    モリへ記憶する、請求項3記載の印刷装置。
  5. 【請求項5】調整値抑制を指定する手段;を更に備え、
    調整値設定手段は、算出した差値がリミット値を越える
    場合、調整値抑制の指定があるときは差値に代えてリミ
    ット値をメモリへ記憶し、調整値抑制の指定がないとき
    はメモリへの記憶は保留する、請求項3又は請求項4記
    載の印刷装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011081532A (ja) * 2009-10-06 2011-04-21 Oki Data Corp 情報処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011081532A (ja) * 2009-10-06 2011-04-21 Oki Data Corp 情報処理装置

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