JPH11146358A - サイマル放送システム - Google Patents

サイマル放送システム

Info

Publication number
JPH11146358A
JPH11146358A JP9307550A JP30755097A JPH11146358A JP H11146358 A JPH11146358 A JP H11146358A JP 9307550 A JP9307550 A JP 9307550A JP 30755097 A JP30755097 A JP 30755097A JP H11146358 A JPH11146358 A JP H11146358A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
analog
broadcast
digital
broadcasting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9307550A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Takahashi
泰雄 高橋
Nobushige Fukuoka
宣重 福岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP9307550A priority Critical patent/JPH11146358A/ja
Publication of JPH11146358A publication Critical patent/JPH11146358A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Systems (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】一系統のSTLによってサイマル放送を行うこ
とができるサイマル放送システムを提供する。 【解決手段】デジタル放送用TV信号と他のデジタル放
送用信号とを多重化して第1の多重化信号を得る多重化
装置8と、アナログ放送用TV信号をデジタル信号に変
換してデジタル化アナログ放送用TV信号を得るA/D
コンバータ16と、デジタル化アナログ放送用TV信号
と第2の多重化信号とを多重化して第2の多重化信号を
得る第2の多重化装置9と、第2の多重化信号を伝送す
るデジタルSTL10と、第2の多重化信号を第1の多
重化信号とデジタル化アナログ放送用TV信号とに分離
する多重分離装置11と、第2の多重化信号を送信する
デジタル送信機14と、デジタル化アナログ放送用TV
信号をアナログ信号に変換するD/Aコンバータ12
と、その信号を送信するアナログ送信機13とを備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地上放送において
アナログ放送とデジタル放送とを同時に行うためのサイ
マル放送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ放送分野では放送局用の機器やシ
ステムとして、アナログ放送対応からデジタル技術の導
入による番組製作のための放送局の設備までを含めたデ
ジタル放送対応の移行期にある。
【0003】いわゆる、デジタル化に対応して最近は映
像や音声信号を既存の放送チャンネルの帯域幅内で伝送
するための高効率符号化技術や、伝送周波数を効果的に
利用するための高効率デジタル変調技術が開発され、放
送電波のデジタル化にあたり、アナログ放送と並存死得
る複合的な放送の実現に向けての研究が進められてい
る。
【0004】デジタル放送では、高品位な画像や音声の
提供、各種データ放送、マルチメディアあるいは双方向
サービスなど新しい形態のサービスが導入でき、しかも
アナログ放送の1チャンネル分の帯域幅(地上放送では
6MHz)でテレビ放送、音声放送、データ放送などの
多チャンネル放送が可能になる。
【0005】このとき、同時に放送できる数は一つの伝
送チャンネルに割り当てられるビット容量枠(地上放送
では20Mbps)の範囲で自由に調節することができ
る。例えば、図3に示されるように三系統のSDTV
(標準テレビ)51と、一系統のHDTV(高精細テレ
ビ)52と、二系統の独立音声53と、二系統のデータ
番組54とが放送可能であったとすると、以下のような
プログラム編成が可能になる。すなわち、9時から10
時まではチャンネルch1〜ch3で三系統の標準テレ
ビ51の放送を行い、チャンネルch101で一系統の
データ番組を放送する。次に、10時から11時までは
チャンネルch4で高精細テレビ52の放送を行い、チ
ャンネルch101で一系統のデータ番組54を放送す
る。そして、11時からチャンネルch1,ch2で二
系統の標準テレビ51の放送を行い、チャンネルch1
1,ch12でそれらの独立音声53を放送して、チャ
ンネルch101,ch102で二系統のデータ番組5
4を放送するといったことができる。
【0006】ところで、実際にデジタル放送を導入する
場合、現行のアナログ放送対応のテレビ受像機を所有す
る受信者でも受信することができ、また放送事業者の準
備のため、段階的にアナログ放送からデジタル放送への
移行を行う必要がある。そのため、この移行期間は基本
的に同じプログラム編成のアナログ放送とデジタル放送
とを同時に放送する、いわゆるサイマル放送の実施が計
画されている。
【0007】ここで、現行のアナログ放送システムにお
いてはスタジオから送信所へプログラムを伝送するため
に、STL(Studio to Transmitt
erLink)が設置されているが、通常アナログ放送
とデジタル放送とでは変調方式が全く異なるため、上述
したサイマル放送を実施するためには、既に設置されて
いるアナログ放送用のSTLとは別にデジタル放送用の
STLを新たに設置しなければならない。
【0008】しかも、アナログ放送用とデジタル放送用
のSTLで周波数を変えなければならないため、地上デ
ジタル放送が全国規模で展開されたとき、サイマル放送
の実施に非常に多くの周波数が必要になる。また、場合
によっては周波数資源の不足により、STLを設置する
こと自体が不可能になる事態も予想される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、サイ
マル放送を実施しようとする場合、アナログ放送とデジ
タル放送とで二系統のSTLを設置しなければならない
とこと、また二つのSTLで周波数を変えなければなら
ないため、サイマル放送の実施に多くの周波数が必要に
なるという問題があった。本発明は、一系統のSTLに
よってこれを可能とし、周波数の問題も同時に解決し得
るサイマル放送システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明はデジタル放送用TV信号と他のデジタル放
送用信号とを多重化して第1の多重化信号を出力する第
1の多重化手段と、アナログ放送用TV信号をデジタル
信号に変換してデジタル化アナログ放送用TV信号を出
力するA/D変換手段と、デジタル化アナログ放送用T
V信号と第1の多重化信号とを多重化して第2の多重化
信号を出力する第2の多重化手段と、第2の多重化信号
をスタジオから送信所まで伝送するための伝送手段と、
この伝送手段により伝送された信号を第1の多重化信号
とデジタル化アナログ放送用TV信号とに分離する分離
手段と、この分離手段によって分離された第1の多重化
信号をデジタル放送信号として送信するデジタル送信手
段と、分離手段によって分離されたデジタル化アナログ
放送用TV信号をアナログ信号に変換するD/A変換手
段と、このD/A変換手段の出力信号をアナログ放送T
V信号として送信するアナログ送信手段とを備えてい
る。
【0011】この場合、デジタル放送用TV信号と他の
デジタル放送用信号とを多重化して第1の多重化信号を
生成し、この第1の多重化信号とアナログ放送用TV信
号をデジタル信号に変換したデジタル化アナログ放送用
TV信号とをさらに多重化した第2の多重化信号を送信
所に送る。送信所では、第1の多重化信号とデジタル化
アナログ放送用TV信号とを分離して、第1の多重化信
号に基づいてデジタル送信を行い、デジタル化アナログ
送用TV信号をアナログ信号に戻してからアナログ送信
しているので、一系統の伝送手段でサイマル放送を行う
ことができる。
【0012】ここで、伝送手段はいわゆるSTLであ
り、入力された信号を変調する変調手段と、この変調手
段によって変調された信号を送信する送信手段と、この
送信手段から送信された信号を受信する受信手段と、こ
の受信手段によって受信された信号を復調する復調手段
とから構成される。
【0013】さらに、他のデジタル放送用信号としては
音声放送用信号およびデータ放送用信号の少なくともい
ずれか一方が含まれていることが望ましい。また、第1
の多重化手段はMPEG2システムズで規定された多重
化方式により多重化を行い、第2の多重化手段は時分割
多重方式により多重化を行うことが望ましい。
【0014】本発明の他の態様では、デジタル放送用T
V信号と他のデジタル放送用信号とを多重化して第1の
多重化信号を出力する第1の多重化手段と、アナログ放
送用TV信号をデジタル信号に変換してデジタル化アナ
ログ放送用TV信号を出力するA/D変換手段と、デジ
タル化アナログ放送用TV信号およびデジタル放送用T
V信号のいずれか一方をアナログ放送用信号として選択
する信号選択手段と、この信号選択手段により選択され
たアナログ放送用信号と第1の多重化信号とを多重化し
て第2の多重化信号を出力する第2の多重化手段と、第
2の多重化信号をスタジオから送信所まで伝送するため
の伝送手段と、この伝送手段により伝送された信号を第
1の多重化信号とアナログ放送用信号とに分離する分離
手段と、この多重分離手段によって分離された第1の多
重化信号をデジタル放送信号として送信するデジタル送
信手段と、分離手段によって分離されたアナログ放送用
信号をアナログ信号に変換するD/A変換手段と、この
D/A変換手段の出力信号をアナログ放送信号として送
信するアナログ送信手段とを備えている。
【0015】この場合、デジタル化アナログ放送用TV
信号およびデジタル放送用TV信号のいずれか一方をア
ナログ放送用信号として選択し、アナログ放送用信号と
第1の多重化信号とを多重化した第2の多重化信号を送
信所へ送る。送信所では、第2の多重化信号を第1の多
重化信号とデジタル化アナログ放送用信号とに分離し
て、第1の多重化信号はデジタル放送信号として送信
し、デジタル化アナログ放送用信号はアナログ信号に戻
してから、アナログ放送信号として送信しているので、
アナログ放送のプログラムをデジタル放送用TV信号お
よびアナログ放送用TV信号の双方から得ることができ
る。
【0016】本発明の別の態様では、デジタル放送用標
準TV信号およびデジタル放送用高精細TV信号のいず
れか一方と他のデジタル放送用信号とを多重化して第1
の多重化信号を出力する第1の多重化手段と、アナログ
放送用TV信号をデジタル信号に変換してデジタル化ア
ナログ放送用TV信号を出力するA/D変換手段と、第
1の多重化信号としてデジタル放送用標準TV信号が出
力される期間では、デジタル化アナログ放送用TV信号
およびデジタル放送用標準TV信号のいずれか一方をア
ナログ放送用TV信号として選択し、第1の多重化信号
としてデジタル放送用高精細TV信号が出力される期間
では、デジタル化アナログ放送用TV信号をアナログ放
送用TV信号として選択する信号選択手段と、この信号
選択手段により選択されたアナログ放送用TV信号と第
1の多重化信号とを多重化して第2の多重化信号を出力
する第2の多重化手段と、第2の多重化信号をスタジオ
から送信所まで伝送するための伝送手段と、この伝送手
段により伝送された信号を第1の多重化信号とアナログ
放送用TV信号とに分離する分離手段と、この分離手段
によって分離された第1の多重化信号をデジタル放送信
号として送信するデジタル送信手段と、分離手段によっ
て分離されたアナログ放送用TV信号をアナログ信号に
変換するD/A変換手段と、このD/A変換手段の出力
信号をアナログ放送TV信号として送信するアナログ送
信手段とを備えている。
【0017】この場合、第1の多重化信号としてデジタ
ル放送用高精細TV信号が出力される期間では、デジタ
ル化アナログ放送用標準TVがアナログ放送用TV信号
として選択されるので、常に適切にサイマル放送を行う
ことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態に係る
サイマル放送システムの構成を示すブロック図である。
このサイマル放送システムは、SDTV(標準テレビ)
スタジオマスタ1−1〜1−3、HDTV(高精細テレ
ビ)スタジオマスタ2、音声放送スタジオマスタ3、デ
ータ放送スタジオマスタ4、SDTV用MPEGエンコ
ーダ5−1〜5−3、HDTV用MPEGエンコーダ
6、エンコーダ7、多重化装置8,9、デジタルSTL
(Studio to Transmitter Li
nk)10、多重分離装置11、D/Aコンバータ1
2、アナログ送信機13、デジタル送信機14、アナロ
グTVスタジオマスタ15、A/Dコンバータ16、分
配器17およびスイッチ18から構成されている。
【0019】SDTVスタジオマスタ1−1〜1−3
は、現行テレビと同様のプログラムをデジタル方式で送
出するためのシステムであり、例えばインタレース方式
で走査線数525本のデジタル放送用標準TV信号(以
下、SD信号)を出力する。また、通常はSDTVスタ
ジオマスタ1−1〜1−3のうちのいずれか一つから送
出されるプログラムがサイマル放送用のプログラム、す
なわちアナログおよびデジタルの双方で放送されるプロ
グラムとして設定される。なお、現行のテレビ放送の伝
送チャンネル一つ分に相当する6MHzの帯域幅、20
Mbpsのビットレートで放送を行う場合、インタレー
ス方式で走査線数525本のテレビ放送は同時に3チャ
ンネル放送することができるが、プログレッシブ(ノー
インタレース)方式で走査線数525本のテレビ放送で
は同時に放送できるのは2チャンネルになる。
【0020】HDTVスタジオマスタ2は、高精細テレ
ビのプログラムをデジタル方式で送出するシステムであ
り、例えばインタレース方式で走査線数1125本のデ
ジタル放送用高精細TV信号(以下、HD信号)を出力
する。ただし、高精細テレビ放送には上述した伝送チャ
ンネル一つ分の容量枠の多くを必要とするため、高精細
テレビ放送と同時に上述した標準テレビ放送を行うこと
はできない。すなわち、このサイマル放送システムにお
けるデジタルテレビ放送は、高精細テレビ放送のみと最
大3チャンネルの標準テレビ放送との二つに分けられ
る。
【0021】音声放送スタジオマスタ3は、上述した標
準テレビの副音声や独立した音楽番組などの各種音声放
送を行うためのものであり、デジタル化された音声放送
用信号を出力する。
【0022】データ放送スタジオマスタ4は、上述した
標準テレビ放送、高精細テレビ放送および音声放送以
外、例えば文字放送、天気や時刻などの情報サービス、
あるいはテレビ放送の番組選択のためのEPG(Ele
ctronic Program Guide)サービ
スなどの各種データ放送を行うためのものであり、デジ
タル化されたデータ放送用信号を出力する。
【0023】ここで、これらのSDTVスタジオマスタ
1−1〜1−3、HDTVスタジオマスタ2、音声放送
スタジオマスタ3およびデータ放送スタジオマスタ4
は、全てデジタル放送用のマスタシステムであり、放送
用高速LANなどを介して図示されていない制御装置に
より一括制御され、予め設定されるプログラム編成チャ
ートに従って各々の信号送出タイミングが管理される。
【0024】一方、アナログTVスタジオマスタ15は
現行のアナログ放送用のスタジオマスタであり、例えば
インタレース方式で走査線数525本のアナログTV信
号を出力する。ここで、アナログTVスタジオマスタ1
5とSDTVスタジオマスタ1−1とは、サイマル放送
を実現するために相対応するプログラム編成になってい
るものとする。ただし、互いのプログラムが完全に同一
である必要はなく、互いの放送カテゴリーが同じであれ
ばよい。このサイマル放送システムでは、これらアナロ
グTVスタジオマスタ15からのプログラムとSDTV
スタジオマスタ1−1からのプログラムのいずれか一方
をアナログ放送することにとにより、サイマル放送を実
現する。
【0025】以下、このサイマル放送システムで実際に
サイマル放送を行うときの動作について説明する。デジ
タル放送側では、SDTVスタジオマスタ1−1から出
力されたSD信号が分配器17を介してSDTV用MP
EGエンコーダ5−1に入力され、SDTVスタジオマ
スタ1−2,1−3から出力されたSD信号がSDTV
用MPEGエンコーダ5−2,5−3に入力される。S
DTV用MPEGエンコーダ5−1〜5−3は、入力さ
れたSD信号をMPEG2規格に準拠した適当な符号化
方式により符号化して、その結果得られた信号(以下、
符号化SD信号)を多重化装置8に出力する。
【0026】また、HDTVスタジオマスタ2から出力
されたHD信号は、HDTV用MPEGエンコーダ6に
入力される。HDTV用MPEGエンコーダは、入力さ
れたHD信号を同じくMPEG2規格に準じた適当な符
号化方式により符号化して、その結果得られた信号(以
下、符号化HD信号)を多重化装置8に出力する。
【0027】さらに、音声信号スタジオマスタ3から出
力された音声放送用信号は、エンコーダ7でMPEG2
などの各種符号化方法によって符号化され、その結果得
られた信号(以下、符号化音声放送用信号)が多重化装
置8に出力される。データ放送スタジオマスタ4からの
データ放送用信号は、そのまま多重化装置8に送られ
る。
【0028】多重化装置8は、SDTV用MPEGエン
コーダ5−1〜5−3からの符号化SD信号、HDTV
用MPEGエンコーダ6からの符号化HD信号、エンコ
ーダ7からの符号化音声放送用信号およびデータ放送ス
タジオマスタ4からのデータ放送用信号を入力信号とし
て、各信号の多重化を行う。
【0029】ただし、多重化装置8にはその時刻のプロ
グラム編成チャートに応じて、符号化SD信号、符号化
HD信号、符号化音声放送用信号およびデータ放送用信
号のうちのいくつかが入力される。多重化装置8は、こ
れらの信号をMPEG2システムズで規定された多重化
方式により多重化して、多重化装置9に出力する。な
お、上述したように伝送容量枠の関係から標準テレビ放
送と高精細テレビ放送とが同時に行われることはないた
め、符号化SD信号と符号化HD信号とが多重化される
ことはない。
【0030】一方、アナログ放送側ではスイッチ18に
よりアナログTVスタジオマスタ15およびSDTVス
タジオマスタ1−1のどちらのプログラムをアナログ放
送するかが切り替えられる。
【0031】具体的には、アナログTVスタジオマスタ
15からのプログラムをアナログ放送するときは(以
下、タイプA)、スイッチ18はA/Dコンバータ16
側に切り替えられ、アナログTVスタジオマスタ15か
ら出力されたアナログTV信号がA/Dコンバータ16
によりデジタル信号に変換された後、スイッチ18を介
して多重化装置9に送られる。
【0032】一方、SDTVスタジオマスタ1−1から
のプログラムをアナログ放送するときは(以下、タイプ
B)、スイッチ18は分配器17側に切り替えられ、S
DTVスタジオマスタ1−1からのSD信号が分配器1
7およびスイッチ18を介して多重化装置9に送られ
る。なお、以下ではアナログ放送側に送られたSD信号
をアナログ放送用SD信号と称する。
【0033】多重化装置9は、アナログ放送側から送ら
れてきたアナログTV信号(タイプA時)あるいはアナ
ログ放送用SD信号(タイプB時)と、デジタル放送側
の多重化装置8から送られてきた多重化信号とを多重化
してデジタルSTL10に出力する。
【0034】デジタルSTL10は、放送局のスタジオ
と送信所を結ぶ放送中継回線であり、スタジオ側の多重
化装置9から入力された多重化信号を送信所側の多重分
離装置11へと伝送する。
【0035】図2は、デジタルSTL10の具体的な構
成を示した図である。同図に示されるとおり、デジタル
STL10はスタジオ側の変調器21、増幅器22およ
び送信機23と、送信所側の受信機24、増幅器25お
よび復調器26とからなる。スタジオ側では、多重化装
置9から入力された多重化信号を変調器21で変調し、
それを増幅器22で増幅した後、送信機23から送信す
る。なお、変調器21ではQAM(直交振幅変調)など
の変調処理を行うものとする。また、送信機23による
送信時の搬送波としては、例えば3.4GHz、7GH
zあるいは13GHzといったマイクロ波が使用され
る。
【0036】一方、送信所側では受信機24において送
信機23からの信号を受信し、それを増幅器25で増幅
した後、変調器21に対応する復調器26で復調するこ
とによって、多重化装置9から変調器21に入力された
ものと同等の多重化信号を生成し、それを分配器10に
出力する。
【0037】図1に説明を戻すと、多重分離装置11は
上述したデジタルSTL10を介して伝送された多重化
信号を以下のようなデジタル放送用信号とアナログ放送
用信号とに分離して、それぞれデジタル送信機14およ
びD/Aコンバータ12とへ出力する。すなわち、デジ
タル放送用信号として多重化装置8から出力された多重
化信号と同等の多重化信号がデジタル放送機14へ送ら
れ、アナログ放送用信号としてタイプA時にはアナログ
TV信号が、タイプB時にはアナログ放送用SD信号が
D/Aコンバータ12に送られる。
【0038】この場合、デジタル放送側のデジタル送信
機14は、多重分離装置11から入力された多重化信号
をデジタル放送信号として送信する。一方、アナログ放
送側ではアナログTV信号あるいはアナログ放送用SD
信号がD/Aコンバータ12によりアナログ信号に変換
され、アナログ送信機13は変換後の信号をアナログ放
送信号として送信する。
【0039】以上の結果、デジタル送信機14によって
最大3系統の標準テレビ放送あるいは高精細テレビ放送
と音声放送やデータ放送とが同時に放送されて、デジタ
ルの多チャンネル放送が実現する。一方、アナログ送信
機13によってタイプA時にはアナログTVスタジオマ
スタ15から送出されるプログラムが、タイプB時には
SDTVスタジオマスタ1−1から送出されるプログラ
ムがアナログ放送される。
【0040】次に、このサイマル放送システムおいて、
図3に示されるようなプログラム編成チャートに従って
放送を行った場合について説明する。ここで、デジタル
放送側ではチャンネルch1〜ch3に対応する三つの
標準テレビ51のプログラムは、図1中のSDTVスタ
ジオマスタ1−1〜1−3によって送出されるものと
し、チャンネルch4に対応する高精細テレビ52のプ
ログラムはHDTVスタジオマスタ2によって送出され
るものとする。さらに、チャンネルch11,ch12
に対応する二つの独立音声は音声放送スタジオマスタ3
により送出されるものとし、チャンネルch101,c
h102に対応する二つのデータ番組はデータ放送スタ
ジオマスタ54により送出されるものとする。
【0041】一方、アナログ放送側ではチャンネルch
1がサイマル放送用のチャンネルとして設定されている
ものとする。デジタル放送側では、まず9時から10時
の間はチャンネルch1〜ch3に対応する三つの標準
テレビ51のプログラムが放送されると共に、チャンネ
ルch101に対応するデータ番組54が放送され、全
体として5チャンネル放送となる。
【0042】次に、10時から11時の間はチャンネル
ch4に対応する高精細テレビ5のプログラムとチャン
ネルch101に対応するデータ番組54とが放送さ
れ、結果として2チャンネル放送になる そして、11時からはチャンネルch1,ch2に対応
する二つの標準テレビ52のプログラムと、これらに対
応するチャンネルch11,ch12の二つの独立音声
53と、チャンネルch101,ch102に対応する
二つのデータ番組54とが放送されるため、全体として
6チャンネル放送になる。
【0043】一方、アナログ放送側ではスイッチ18の
設定に応じて現行のアナログTV55およびデジタル放
送側のチャンネルch1の標準テレビ51のいずれかが
放送される。従って、例えば9時から10時までの間は
チャンネルch1の標準テレビ51のプログラムに対応
するアナログ放送を行い(点線で示される流れ)、10
時から11時までの間はアナログTV55のプログラム
をそのまま放送し(実線で示される流れ)、11時から
チャンネルch1の標準テレビ51のプログラムを放送
するといったように、同じチャンネルch1でも時間的
によってプログラムの供給元が変化する。
【0044】次に、図4に従来技術から類推され得るサ
イマル放送システムを比較例として示す。この場合、こ
の場合、SDTVスタジオマスタ31−1から出力され
たSD信号は分配器35によってアナログ側とデジタル
側に分けられる。アナログ側では、このSD信号をD/
Aコンバータ42によってアナログ信号へと変換し、ア
ナログSTL(Studio to Transmit
ter Link)43を介してスタジオから送信所ま
で伝送した後、アナログ送信機44によって送信する。
【0045】一方、デジタル側では分配器35から送ら
れたSDTVスタジオマスタ31−1からのSD信号を
SDTV用MPEGエンコーダ36−1で符号化し、同
様にSDTVスタジオマスタ31−2,32−3からの
SD信号をSDTV用MPEGエンコーダ36−2,3
6−3で符号化し、HDTVスタジオマスタ32からの
HD信号をHDTV用MPEGエンコーダ37によって
符号化して、それらを多重化装置39において音声放送
スタジオマスタ33からの音声放送信号(エンコーダ3
8で符号化)やデータ放送スタジオマスタ34からのデ
ータ放送信号と共に多重化した後、デジタルSTL40
によってスタジオから送信所まで伝送して、デジタル送
信機41から送信する。
【0046】この結果、SDTVスタジオマスタ31−
1から送出されるプログラムは、アナログとデジタルの
双方で放送されることになるが、アナログSTL43と
デジタルSTL40との二系統のSTLが必要になるた
め、仮にアナログSTL43が既に存在していたとして
も、それとは別にデジタルSTL40を設置しなければ
ならない。しかも、アナログSTL43とデジタルST
L40とでは周波数を変える必要がある。
【0047】これに対して、本実施形態のサイマル放送
システムにおいては、スタジオ側の多重化装置9におい
てアナログ放送用のアナログTV信号(タイプA時)あ
るいはアナログ放送用SD信号(タイプB時)と、デジ
タル放送用の多チャンネルの多重化信号とを多重化し
て、これをデジタルSTL10を介して伝送した後、送
信所側の多重分離装置11においてアナログ放送用とデ
ジタル放送用の信号に分離して、アナログ放送とデジタ
ル放送とを行っている。
【0048】つまり、図4に示した例のようにスタジオ
でサイマル放送すべきプログラムをアナログ側とデジタ
ル側に分配し、各々異なるSTLで送信所まで伝送する
方法とは異なり、一系統のデジタルSTL9のみを介し
てサイマル放送を実現することができる。この場合、デ
ジタルSTL9のための一つの周波数でサイマル放送を
行うことができるので、地上デジタル放送を全国規模で
展開したとしても必要となる周波数が増えるといったこ
とがない。
【0049】しかも、アナログ放送のプログラムは現行
のアナログ放送のプログラムとデジタル放送側の標準テ
レビ放送のプログラムとから任意に選択することができ
るため、デジタル放送側の標準テレビ放送のプログラム
のみをアナログ放送に適用する場合と異なり、サイマル
放送においてアナログとデジタルとのプログラムを完全
に同一にしなくてもよく、アナログ放送のプログラム編
成を柔軟に行うことができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ジタル放送用TV信号と他のデジタル放送用信号とを多
重化して第1の多重化信号を生成し、これとデジタル化
アナログ放送用TV信号と多重化した第2の多重化信号
を送信所へ送り、送信所では第1の多重化信号とデジタ
ル化アナログ放送用TV信号とを分離して、第1の多重
化信号に基づいてデジタル送信を行い、デジタル化アナ
ログ放送用TV信号をアナログ信号に戻してアナログ送
信しているので、一系統の伝送手段(STL)でサイマ
ル放送を行うことができる。
【0051】また、アナログテレビ放送を利用する場
合、アナログ放送のプログラムをアナログテレビ放送と
デジタルテレビ放送の各々から得ることができる。さら
に、デジタル放送側で標準TV放送と高精細TV放送と
が切り替えられる場合、デジタル放送用高精細TV信号
が出力される期間ではデジタル化アナログ放送用標準T
Vがアナログ放送用信号として選択されるので、常に適
切にサイマル放送を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るサイマル放送システ
ムの構成を示すブロック図
【図2】図1中のSTLの構成を示すブロック図
【図3】同実施形態のサイマル放送システムによる放送
の例を示す図
【図4】従来のサイマル放送システムの構成を示すブロ
ック図
【図5】従来のデジタル放送について説明するための図
【符号の説明】
1−1〜1−3…SDTVスタジオマスタ 2…HDTVスタジオマスタ 3…音声放送スタジオマスタ 4…データ放送スタジオマスタ 5…SDTVMPEGエンコーダ 6…SDTV用MPEGエンコーダ 7…エンコーダ 8,9…多重化装置 10…デジタルSTL 11…多重分離装置 12…D/Aコンバータ 13…アナログ送信機 14…デジタル送信機 15…アナログTVスタジオマスタ 16…A/Dコンバータ 17…分配器 18…スイッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタル放送用TV信号と他のデジタル放
    送用信号とを多重化して第1の多重化信号を出力する第
    1の多重化手段と、 アナログ放送用TV信号をデジタル信号に変換してデジ
    タル化アナログ放送用TV信号を出力するA/D変換手
    段と、 前記デジタル化アナログ放送用TV信号と前記第1の多
    重化信号とを多重化して第2の多重化信号を出力する第
    2の多重化手段と、 前記第2の多重化信号をスタジオから送信所まで伝送す
    るための伝送手段と、 この伝送手段により伝送された信号を前記第1の多重化
    信号と前記デジタル化アナログ放送用TV信号とに分離
    する分離手段と、 この分離手段によって分離された第1の多重化信号をデ
    ジタル放送信号として送信するデジタル送信手段と、 前記分離手段によって分離されたデジタル化アナログ放
    送用TV信号をアナログ信号に変換するD/A変換手段
    と、 このD/A変換手段の出力信号をアナログ放送TV信号
    として送信するアナログ送信手段とを備えたことを特徴
    とするサイマル放送システム。
  2. 【請求項2】デジタル放送用TV信号と他のデジタル放
    送用信号とを多重化して第1の多重化信号を出力する第
    1の多重化手段と、 アナログ放送用TV信号をデジタル信号に変換してデジ
    タル化アナログ放送用TV信号を出力するA/D変換手
    段と、 前記デジタル化アナログ放送用TV信号および前記デジ
    タル放送用TV信号のいずれか一方をアナログ放送用T
    V信号として選択する信号選択手段と、 この信号選択手段により選択されたアナログ放送用TV
    信号と前記第1の多重化信号とを多重化して第2の多重
    化信号を出力する第2の多重化手段と、 前記第2の多重化信号をスタジオから送信所まで伝送す
    るための伝送手段と、 この伝送手段により伝送された信号を前記第1の多重化
    信号と前記アナログ放送用TV信号とに分離する分離手
    段と、 この多重分離手段によって分離された第1の多重化信号
    をデジタル放送信号として送信するデジタル送信手段
    と、 前記分離手段によって分離されたアナログ放送用TV信
    号をアナログ信号に変換するD/A変換手段と、 このD/A変換手段の出力信号をアナログ放送TV信号
    として送信するアナログ送信手段とを備えたことを特徴
    とするサイマル放送システム。
  3. 【請求項3】デジタル放送用標準TV信号およびデジタ
    ル放送用高精細TV信号のいずれか一方と他のデジタル
    放送用信号とを多重化して第1の多重化信号を出力する
    第1の多重化手段と、 アナログ放送用TV信号をデジタル信号に変換してデジ
    タル化アナログ放送用TV信号を出力するA/D変換手
    段と、 前記第1の多重化信号として前記デジタル放送用標準T
    V信号が出力される期間では、前記デジタル化アナログ
    放送用TV信号および前記デジタル放送用標準TV信号
    のいずれか一方をアナログ放送用TV信号として選択
    し、前記第1の多重化信号として前記デジタル放送用高
    精細TV信号が出力される期間では、前記デジタル化ア
    ナログ放送用TV信号をアナログ放送用TV信号として
    選択する信号選択手段と、 この信号選択手段により選択されたアナログ放送用TV
    信号と前記第1の多重化信号とを多重化して第2の多重
    化信号を出力する第2の多重化手段と、 前記第2の多重化信号をスタジオから送信所まで伝送す
    るための伝送手段と、 この伝送手段により伝送された信号を前記第1の多重化
    信号と前記アナログ放送用TV信号とに分離する分離手
    段と、 この分離手段によって分離された第1の多重化信号をデ
    ジタル放送信号として送信するデジタル送信手段と、 前記分離手段によって分離されたアナログ放送用TV信
    号をアナログ信号に変換するD/A変換手段と、 このD/A変換手段の出力信号をアナログ放送TV信号
    として送信するアナログ送信手段とを備えたことを特徴
    とするサイマル放送システム。
  4. 【請求項4】前記伝送手段は、 入力された信号を変調する変調手段と、 この変調手段によって変調された信号を送信する送信手
    段と、 この送信手段から送信された信号を受信する受信手段
    と、 この受信手段によって受信された信号を復調する復調手
    段とを備えていることを特徴とする請求項1乃至3記載
    のサイマル放送システム。
  5. 【請求項5】前記他のデジタル放送用信号には、音声放
    送用信号およびデータ放送用信号の少なくともいずれか
    一方が含まれていることを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれか1項記載のサイマル放送システム。
  6. 【請求項6】前記第1の多重化手段は、MPEG2シス
    テムズで規定された多重化方式により多重化を行い、 前記第2の多重化手段は、時分割多重方式により多重化
    を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項
    記載のサイマル放送システム。
JP9307550A 1997-11-10 1997-11-10 サイマル放送システム Pending JPH11146358A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9307550A JPH11146358A (ja) 1997-11-10 1997-11-10 サイマル放送システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9307550A JPH11146358A (ja) 1997-11-10 1997-11-10 サイマル放送システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11146358A true JPH11146358A (ja) 1999-05-28

Family

ID=17970450

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9307550A Pending JPH11146358A (ja) 1997-11-10 1997-11-10 サイマル放送システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11146358A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001078272A1 (fr) * 2000-03-31 2001-10-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Systeme de creation/envoi d'informations guide de programme adapte a la diffusion simultanee, appareil de creation de ces informations et appareil de creation et d'envoi desdites informations
KR100603550B1 (ko) * 2003-10-23 2006-07-26 삼성물산 주식회사 광신호 분리 분배 및 결합 장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001078272A1 (fr) * 2000-03-31 2001-10-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Systeme de creation/envoi d'informations guide de programme adapte a la diffusion simultanee, appareil de creation de ces informations et appareil de creation et d'envoi desdites informations
KR100603550B1 (ko) * 2003-10-23 2006-07-26 삼성물산 주식회사 광신호 분리 분배 및 결합 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100565900B1 (ko) 디지털 텔레비젼 방송신호를 디지털 라디오 방송신호로변환하는 방송신호 변환 장치 및 그 방법
US4922483A (en) Multi-channel PCM music broadcasting system
US5430492A (en) Method of transmitting digital HDTV signals
JPH11331697A (ja) ディジタル放送装置及びディジタル放送方法
US5412426A (en) Multiplexing of digitally encoded NTSC and HDTV signals over single microwave communication link from television studio to tower transmitter facility for simultaneous broadcast (simulcast) to customer sites by transmitter facility
JP2726644B2 (ja) テレビジョン受信装置
US7808561B2 (en) Apparatus and method for transforming a digital TV broadcasting signal to a digital radio broadcasting signal
US7002994B1 (en) Multi-channel audio distribution for aircraft passenger entertainment and information systems
US20030115608A1 (en) Signal distribution method and apparatus
JPH11146358A (ja) サイマル放送システム
JPH11146357A (ja) サイマル放送システム
JPH08274711A (ja) 光伝送装置、受信装置、および、ケーブルテレビシステム
KR101112206B1 (ko) 디지털 멀티미디어 방송 시스템에서의 지역 방송 제공 방법및 그 장치
JP2000059325A (ja) 遅延時間測定装置
KR19980077374A (ko) 디지탈 엘엠디에스(lmds)의 헤드앤드(headend) 장치
FI75702B (fi) Foerfarande foer genomfoerande av en stereoljuds-tv-saendning samt koder och dekoder foer utfoerande av foerfarandet.
JPH11308596A (ja) 屋内画像多重化伝送システム
RU2219676C2 (ru) Способ трансляции информационного телевидения
KR980007710A (ko) 아날로그 케이블티브이(catv) 전송망을 이용한 위성방송수신장치
KR980007709A (ko) 디지탈 케이블티브이(catv) 전송망을 이용한 위성방송수신장치
JPH0652944B2 (ja) 周波数同期方式
US20110234901A1 (en) Apparatus and method for controlling infrastructure based on broadcasting signals
JP2003032208A (ja) 放送システム及び放送送出設備
JP4149839B2 (ja) デジタル放送信号多重送出装置
Nyberg Experience with NICAM 728 system in the Nordic countries

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040803

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041130