JPH11146003A - ネットワーク監視装置及びリピータハブの接続端末認識方法 - Google Patents

ネットワーク監視装置及びリピータハブの接続端末認識方法

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JPH11146003A
JPH11146003A JP9307078A JP30707897A JPH11146003A JP H11146003 A JPH11146003 A JP H11146003A JP 9307078 A JP9307078 A JP 9307078A JP 30707897 A JP30707897 A JP 30707897A JP H11146003 A JPH11146003 A JP H11146003A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 汎用的なリピータHUBを用いながらもその
リピータHUBに接続された端末を認識する。 【解決手段】 管理情報収集部8は、リピータHUB5
のリピータMIBのrptrAddrTrackNewLastSrcAddressか
ら各グループに含まれる各ポート番号に対応するMAC
アドレスを取得する。変換情報収集部9は、ルータ4の
MIB−IIのアドレス変換テーブル(atTable)のatP
hysaddressを参照してリピータHUB5から取得したM
ACアドレスと同じMACアドレスとなるアドレス変換
履歴情報を取得する。IPアドレス取得部10は、各収
集部8,9が取得した各情報に含まれているMACアド
レスを対応づけることによってリピータHUB5の各ポ
ートに接続されている各端末6を認識し、その結果、各
端末6のIPアドレスを取得する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端末、リピータH
UB及びルータ等が接続されたネットワークシステムの
ネットワーク接続形態を把握する際、特にリピータHU
Bに接続された端末を認識し、その端末のIPアドレス
を取得する汎用的かつ効率的な方法に関する。
【0002】
【従来の技術】端末、リピータHUB及びルータ等が接
続されたネットワークシステムにおいて、ネットワーク
監視の目的でそのネットワークシステムの接続形態を画
面表示したい場合がある。この際、TCP/IPに基づ
くネットワークシステムにおいては、各端末等の識別情
報としてIPアドレスを表示することが一般的に行われ
ている。IPアドレスというのは、許可されたネットI
D(ネットワークアドレス)及びネットワークシステム
内でユニークに割り振ることができるホストID(ホス
トアドレス)から構成される32ビットのネットワーク
通信用の論理アドレスであり、各端末等に作為的に設定
することができる。このため、ネットワーク管理者等
は、管理容易性等のためにIPアドレスにある程度規則
性を持たせて、各端末等に割り当てている。従って、ネ
ットワークシステムにおける端末等の関連性が把握しや
すいため、各端末等に固定的に割り当てられているMA
Cアドレス(物理アドレス)を予め把握していたとして
も、MACアドレスをそのまま用いずに人的に設定した
IPアドレスを表示するようにしている。
【0003】この表示画面の生成は、上記端末等と同じ
ネットワークに接続されたネットワーク監視装置によっ
て行われる。ネットワーク監視装置は、画面表示生成の
ために逆アドレス解決プロトコル(RARP:Reve
rse Address Resolution Pr
otocol)サービスを行うことによって予め把握し
ているMACアドレスに基づいてIPアドレスを取得す
るようにしている。
【0004】図4は、従来におけるネットワークシステ
ムの一形態を示した全体構成図である。ネットワークシ
ステムは、図4に示したように各ネットワーク1,2に
接続されたネットワーク監視装置3とルータ4とリピー
タHUB5と端末6とで構成されている。各機器3,
4,5,6には、IPアドレスがそれぞれ割り当てられ
ている。
【0005】ネットワーク監視装置3は、ネットワーク
システムを監視するための装置であり、前述したように
図示しないディスプレイにネットワークシステムの接続
形態を表示する。このためにRARPサービスを行う機
能を有していおり、また、ネットワークシステムに接続
されている各機器4のMACアドレスをARP(Add
ress Resolution Protocol)
を用いることにより又は予め取得している。ルータ4
は、管理情報ベース(MIB:Management
Information Base)としてMIB−I
Iを有しているものとする。リピータHUB5は、MI
BとしてリピータMIBを有しているものとする。
【0006】次に、従来におけるネットワーク監視装置
3によりネットワークシステムを構成する各機器のIP
アドレスを取得する手順について説明する。
【0007】ネットワーク監視装置3は、まず、ルータ
4を見つける。SNMP(Simple Networ
k Management Protocol)を利用
したOpenViewなどの一般的なネットワーク管理
装置は、機器4,5の種別を識別できるMIB情報を取
得できるので、ネットワーク監視装置3は、ルータ4を
見つけることができる。次に、ルータ4は、MIB−I
Iを有しているので、ネットワーク監視装置3は、MI
B−IIのatTableのatPhysAddressからそのルータ4の
ネットワーク監視装置3と接続されているネットワーク
1以外のネットワーク2に接続されている機器のMAC
アドレスとIPアドレスとが対応したデータを収集する
ことができる。ルータ4は、異なるネットワーク間に接
続された端末間通信を可能とするためにMACアドレス
とIPアドレスとのアドレス変換機能を有しているが、
MIB−IIのアドレス変換テーブル(atTable)に
は、アドレス変換情報としてルータ4を介して通過した
パケットの送信元の機器のアドレス(MACアドレスと
IPアドレス)が格納されることになる。従って、図4
によれば、ネットワーク監視装置3は、そのアドレス変
換情報を取得することによってルータ4のネットワーク
1以外のネットワーク2側に接続されている機器すなわ
ちリピータHUB5と端末6のMACアドレス及びIP
アドレスを知ることができる。なお、パケットの転送を
行っていない端末6に関しては、その端末6を送受信先
とするパケットのアドレス変換を実行していないのでア
ドレス変換テーブルに記録されておらず、結果としてそ
の端末6のIPアドレスは取得できない場合も論理的に
はあり得る。このように、収集した情報に基づきネット
ワークシステムの接続形態を各機器3〜6のIPアドレ
スと共に表示することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ネットワーク監視装置では、ルータ4を介して接続され
た端末6のMACアドレス及びIPアドレスを知ること
ができるので、端末6がネットワーク2側にあることは
特定できても、各端末6がネットワーク2に直接接続さ
れているのか、リピータHUB5に接続されているのか
認識することはできない。従って、結果的には、図5に
示したようにリピータHUB5と端末6とが階層的では
なくネットワーク2に同じ階層レベルで接続されたよう
に表示することしかできなかった。
【0009】また、従来のネットワーク監視装置では、
ルータ4を介して接続されたリピータHUB5に端末6
が接続されていることはリピータMIBを参照すれば知
ることができるが、ネットワークシステムの接続形態を
正しく表示できるとは限らない。なぜならば、リピータ
HUB5がMIBとして保持するリピータMIBには、
端末6を接続したポートの番号とその端末のMACアド
レスとを対応させた情報しか記録されず、IPアドレス
は記録されないからである。
【0010】仮に、リピータHUBにMACアドレスに
対応させてIPアドレスを持たせるようにすれば、正し
い接続形態でネットワークシステムを表示することは可
能となるが、リピータHUBに表示用の特別な情報を持
たせるようにすると、その情報を持った特別なリピータ
HUBを用意しなくてはならず汎用的でない。
【0011】本発明は以上のような問題を解決するため
になされたものであり、その目的は、汎用的なリピータ
HUBを用いながらもそのリピータHUBに接続された
端末を認識することができるネットワーク監視装置及び
リピータハブの接続端末認識方法を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、第1の発明に係るネットワーク監視装置
は、リピータ機能を有し、ポート番号と各ポートに接続
された端末がフレーム転送をした際の当該端末のMAC
アドレスとを対応させて記録した管理情報ベースを保持
する1乃至複数のリピータハブと、アドレス変換機能を
有し、変換したIPアドレスとMACアドレスとを対応
させて記録したアドレス変換テーブルを保持する1乃至
複数のルータと、前記端末、前記リピータハブ及び前記
ルータを接続する1乃至複数のネットワークとを有する
ネットワークシステムにおいて、前記リピータハブから
前記管理情報ベースの内容を収集する管理情報収集手段
と、前記ルータから前記アドレス変換テーブルの内容を
収集する変換情報収集手段と、前記各収集手段が収集し
た情報に含まれているMACアドレスを対応づけること
によって前記リピータハブの各ポートの接続先のIPア
ドレスを取得するIPアドレス取得手段とを有し、前記
端末、前記リピータハブ及び前記ルータのネットワーク
接続形態を把握するものである。
【0013】第2の発明に係るネットワーク監視装置
は、第1の発明において、前記管理情報ベースとしてリ
ピータ管理情報ベースを利用するものである。
【0014】第3の発明に係るネットワーク監視装置
は、第1の発明において、前記アドレス変換テーブルと
してMIB−IIのatTableを利用するものであ
る。
【0015】第4の発明に係るリピータハブの接続端末
認識方法は、リピータ機能を有し、ポート番号と各ポー
トに接続された端末がフレーム転送をした際の当該端末
のMACアドレスとを対応させて管理情報ベースに記録
する1乃至複数のリピータハブと、アドレス変換機能を
有し、変換したIPアドレスとMACアドレスとを対応
させてアドレス変換テーブルに記録する1乃至複数のル
ータと、前記端末、前記リピータハブ及び前記ルータを
接続するネットワークと、前記端末、前記リピータハブ
及び前記ルータのネットワーク接続形態を把握するネッ
トワーク監視装置とを有するネットワークシステムにお
いて、前記ネットワーク監視装置において、前記リピー
タハブから収集した前記管理情報ベースに含まれている
MACアドレスと前記ルータから収集した前記アドレス
変換テーブルに含まれているMACアドレスとを対応づ
けることによって前記リピータハブの各ポートの接続先
のIPアドレスを取得するものである。
【0016】第5の発明に係るリピータハブの接続端末
認識方法は、第4の発明において、前記管理情報ベース
としてリピータ管理情報ベースを利用するものである。
【0017】第6の発明に係るリピータハブの接続端末
認識方法は、第4の発明において、前記アドレス変換テ
ーブルとしてMIB−IIのatTableを利用する
ものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
好適な実施の形態について説明する。なお、従来例と同
じ構成要素で実現可能なものには同じ符号を付ける。
【0019】図1は、本発明に係るネットワーク監視装
置の一実施の形態が監視するネットワークシステムの全
体構成図である。ネットワークシステムは、図1に示し
たように各ネットワーク1,2に接続されたルータ4、
リピータHUB5、端末6及びネットワーク監視装置7
で構成されている。このネットワークシステムは、TC
P/IPに基づき通信が行われ、そのため各機器4〜7
には、IPアドレスがそれぞれ割り当てられている。
【0020】このうち、ルータ4は、アドレス変換機能
を有しており、異なるネットワーク間に接続された端末
間通信を可能としている。また、ルータ4は、MIBと
してMIB−IIを有しており、MIB−IIのアドレ
ス変換テーブル(atTable)のatPhysAddressに、アドレ
ス変換情報としてルータ4を介して通信をした端末6の
変換した各アドレス(MACアドレス及びIPアドレ
ス)を記録する。リピータHUB5は、当然のようにリ
ピータ機能を有しており、また、SNMP(Simpl
e Network Management Prot
ocol)エージェント機能をRAMやROMに持ち、
SNMPマネージャであるネットワーク監視装置7のネ
ットワーク管理要求に応えることができる。また、リピ
ータHUB5は、MIBとしてリピータMIBを有して
おり、各ポートが属するグループ番号、ポート番号、各
ポートに接続された端末6がフレーム転送をした際の送
信元の当該端末6のMACアドレスとを対応させて保持
する(rptrGroupCapacity,rptrAddrTrackNewLastSrcAdd
ress)。
【0021】ネットワーク監視装置7は、図1に示した
機能ブロックによると、リピータHUB5からリピータ
MIBの内容を収集する管理情報収集部8と、ルータ4
からMIB−IIのアドレス変換テーブルの内容を収集
する変換情報収集部9と、管理情報収集部8及び変換情
報収集部9が収集した情報に含まれているMACアドレ
スを対応づけることによってリピータHUB5の各ポー
トの接続先のIPアドレスを取得するIPアドレス取得
部10と、取得したIPアドレスでネットワークシステ
ムの接続形態を表示するネットワーク表示部11とを有
している。ネットワーク監視装置7は、TCP/IPに
基づくネットワーク通信が可能な汎用的なコンピュータ
により実現できるため、ハードウェアとしては、CP
U、メモリ、通信インタフェースやマウス、ディスプレ
イ等の入出力装置、ディスク装置などの外部記憶装置等
の一般的な機器を具備させればよい。ハードウェアとし
て特別な機器等は不要である。上記各手段8〜11は、
CPUと各機能を実現するための各アプリケーションに
よって実現される。
【0022】本実施の形態において特徴的なことは、ル
ータ4が保持しているMIB−IIの情報並びにリピー
タHUB5が保持しているリピータMIBの情報を有効
に利用することによってルータ4やリピータHUB5に
特別な情報を持たせなくてもリピータHUB5に接続さ
れた端末6を認識することができるようにしたことであ
る。これにより、ルータ4、リピータHUB5及び端末
6のネットワーク接続形態を把握することができる。
【0023】次に、本実施の形態におけるネットワーク
監視装置7がリピータHUB5に接続された端末6を認
識し、その端末6のIPアドレスを取得する処理につい
て図2に示したフローチャートを用いて説明する。
【0024】ネットワーク監視装置3は、まず、処理対
象とするルータ4を特定する(ステップ101)。本実
施の形態の場合は、1台のルータ4しか接続されていな
いが、複数台接続されている場合は、ネットワーク監視
装置7が直接接続されたネットワーク1から順に遠いネ
ットワーク2へと処理を進めればよい。続いて、ネット
ワーク監視装置7は、そのルータ4の先に接続されてい
るリピータHUB5のIPアドレスを取得する(ステッ
プ102)。このようにして、リピータHUB5のIP
アドレスを取得することができる。なお、リピータHU
B5のリピータMIBには、フレーム転送をした端末6
のIPアドレスは保持できないが、自己のIPアドレス
の設定は、通常のネットワーク機器と同様に可能であ
る。また、ルータ4は、ネットワーク2に接続されてい
る機器がリピータHUBであるかどうかを、リピータM
IBの有無やMIBの中の情報等を参照することによっ
て識別することができる。ネットワーク監視装置7は、
このようにしてIPアドレスを取得することによって、
リピータHUB5と通信を行うことができるようにな
る。ここで、ネットワーク監視装置7の管理情報収集部
8は、リピータHUB5のリピータMIBのrptrGroupC
apacityの値からグループ数を取得する(ステップ10
3)。図1に示した例では1である。そして、リピータ
MIBのrptrAddrTrackNewLastSrcAddressから各グルー
プに含まれる各ポート番号に対応するMACアドレスを
取得する(ステップ104)。すなわち、ネットワーク
監視装置7は、リピータMIBのうち図1に示した情報
を収集することになるが、この情報に中にはリピータH
UB5に接続されている各端末6のMACアドレスが含
まれている。
【0025】次に、ネットワーク監視装置7の変換情報
収集部9は、ルータ4のMIB−IIのアドレス変換テ
ーブル(atTable)を参照してリピータHUB5から取
得したMACアドレスと同じMACアドレスとなるアド
レス変換情報(atPhysaddress)を取得する(ステップ
105)。ルータ4のアドレス変換テーブルには、その
ルータ4の先に、すなわちルータ4のネットワーク監視
装置7が接続されているネットワーク1以外のネットワ
ーク2側に接続されている端末がルータ4を介して他の
端末と通信をした際の履歴が記録されているので、ネッ
トワーク2にリピータHUB5を介して接続されている
端末6がルータ4を介して通信をした場合には、各端末
6に関するアドレス変換情報が記録されているはずであ
る。なお、IPアドレスを参照することによってルータ
4とネットワーク1,2の接続形態を知ることができ
る。
【0026】ネットワーク監視装置7のIPアドレス取
得部10は、各収集部8,9が取得した各情報に含まれ
ているMACアドレスを対応づけることによってリピー
タHUB5の各ポートに接続されている各端末6のIP
アドレスを取得する(ステップ106)。この取得した
端末6に関する情報を図3に示す。
【0027】複数のルータが設けられている場合は、上
記処理を全てのルータに対して行うことでネットワーク
システムを構成する各機器4〜7のIPアドレス並びに
各リピータHUB5の接続先を得ることができるので、
ネットワーク表示部11は、これらの情報に基づきリピ
ータHUB5と各端末6との間に接続線を引くことがで
き、ネットワークシステムの接続形態をIPアドレスと
共に表示することができる。
【0028】以上のように、本実施の形態によれば、ル
ータ4が持つアドレス変換テーブルのatPhysAddressと
リピータHUB5が持つリピータMIBのrptrAddrTrac
kNewLastSrcAddressとを組み合わせることによってリピ
ータHUB5に接続されている端末6を特定することが
でき、その結果、その端末6のIPアドレスを取得する
ことができる。特に、本実施の形態では、IPアドレス
取得用に特別な情報をルータ4及びリピータHUB5に
持たせなくてもTCP/IPによるネットワークシステ
ムに接続するのであれば通常保持するであろうMIB−
IIやリピータMIBの内容を利用することによってリ
ピータHUB5に接続されている端末6のIPアドレス
を取得することができる。
【0029】また、ルータ4の中に記録されるアドレス
変換情報は、ルータ4によるアドレス変換対象となって
はじめて記録されることになるため、仮に端末6がルー
タ4を介した通信を1度も行っていない場合もその端末
6のIPアドレスとリピータHUB5の対応関係は表示
できなくなる。ただ、このような場合は、端末6から定
期的に発信させるようにするなど何らかの手段、方法を
講じることによってアドレス変換テーブルに記録される
ようにすればよい。
【0030】また、本実施の形態では、リピータHUB
5の各ポートに端末6を接続した場合を例にしたが、リ
ピータHUBをカスケード接続した場合、カスケード接
続されていることは知ることができるが、リピータMI
Bには、ポート毎に最後にアクセスした1つの端末の情
報しか残らないため、ネットワーク2に接続されたリピ
ータHUB5に端末が直接接続されているかカスケード
接続したリピータHUBを介して間接的に接続されてい
るかはわからない。この場合にも端末から定期的に発信
させるようにするなど何らかの手段、方法を講じること
によってアドレス変換テーブルに記録されるようにすれ
ばよい。
【0031】また、本実施の形態では、リピータHUB
5には、少なくとも各ポート番号とMACアドレスとを
対応付けした情報が必要となるため、現時点では、その
情報が含まれているリピータMIBを保持するリピータ
HUBを用いた場合に限定されるが、これらの情報を保
持する他のMIB(プロトコル)ができれば、そのMI
Bにも本発明は適用可能である。同様に、ルータ4に
は、少なくともIPアドレスとMACアドレスとを対応
付けした情報が必要となるため、現時点では、その情報
が含まれているMIB−IIを保持するルータ4を用い
た場合に限定されるが、これらの情報を保持する他のM
IB(プロトコル)ができれば、そのMIBにも本発明
は適用可能である。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、ルータのIPアドレス
とMACアドレスとが対応付けされた情報を含むアドレ
ス変換テーブルと、リピータハブのポート番号とMAC
アドレスとが対応付けされた情報を含む管理情報ベース
とを組み合わせることによってリピータハブの各ポート
の接続先を認識することができ、その結果、その接続先
のIPアドレスを取得することができる。特に、本発明
では、IPアドレス取得用に特別な情報をルータ及びリ
ピータハブに持たせなくてもネットワークシステムを構
成するルータ等が通常保持するであろう管理情報ベース
の内容を有効利用することによって上記IPアドレスを
取得することができるので、従来からある汎用的なルー
タ及びリピータハブをそのまま用いてネットワークシス
テムを構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るネットワーク監視装置の一実施
の形態が監視するネットワークシステムの全体構成図で
ある。
【図2】 本実施の形態においてネットワーク監視装置
がリピータHUBに接続された端末を認識し、その端末
のIPアドレスを取得する処理を示したフローチャート
である。
【図3】 本実施の形態におけるネットワーク監視装置
が取得した情報を示した図である。
【図4】 従来におけるネットワークシステムの一形態
を示した全体構成図である。
【図5】 従来におけるネットワーク監視装置が図4に
示したネットワークシステムを表示した場合の概略図で
ある。
【符号の説明】
1,2 ネットワーク、4 ルータ、3 ネットワーク
監視装置、5 リピータHUB、6 端末、7 ネット
ワーク監視装置、8 管理情報収集部、9 変換情報収
集部、10 IPアドレス取得部、11 ネットワーク
表示部。
フロントページの続き (72)発明者 瀬川 修 愛知県名古屋市緑区大高町字北関山20番地 の1 中部電力株式会社電力技術研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リピータ機能を有し、ポート番号と各ポ
    ートに接続された端末がフレーム転送をした際の当該端
    末のMACアドレスとを対応させて記録した管理情報ベ
    ースを保持する1乃至複数のリピータハブと、 アドレス変換機能を有し、変換したIPアドレスとMA
    Cアドレスとを対応させて記録したアドレス変換テーブ
    ルを保持する1乃至複数のルータと、 前記端末、前記リピータハブ及び前記ルータを接続する
    1乃至複数のネットワークと、 を有するネットワークシステムにおいて、 前記リピータハブから前記管理情報ベースの内容を収集
    する管理情報収集手段と、 前記ルータから前記アドレス変換テーブルの内容を収集
    する変換情報収集手段と、 前記各収集手段が収集した情報に含まれているMACア
    ドレスを対応づけることによって前記リピータハブの各
    ポートの接続先のIPアドレスを取得するIPアドレス
    取得手段と、 を有し、前記端末、前記リピータハブ及び前記ルータの
    ネットワーク接続形態を把握することを特徴とするネッ
    トワーク監視装置。
  2. 【請求項2】 前記管理情報ベースとしてリピータ管理
    情報ベースを利用することを特徴とする請求項1記載の
    ネットワーク監視装置。
  3. 【請求項3】 前記アドレス変換テーブルとしてMIB
    −IIのatTableを利用することを特徴とする請
    求項1記載のネットワーク監視装置。
  4. 【請求項4】 リピータ機能を有し、ポート番号と各ポ
    ートに接続された端末がフレーム転送をした際の当該端
    末のMACアドレスとを対応させて管理情報ベースに記
    録する1乃至複数のリピータハブと、 アドレス変換機能を有し、変換したIPアドレスとMA
    Cアドレスとを対応させてアドレス変換テーブルに記録
    する1乃至複数のルータと、 前記端末、前記リピータハブ及び前記ルータを接続する
    ネットワークと、 前記端末、前記リピータハブ及び前記ルータのネットワ
    ーク接続形態を把握するネットワーク監視装置と、 を有するネットワークシステムにおいて、 前記ネットワーク監視装置において、前記リピータハブ
    から収集した前記管理情報ベースに含まれているMAC
    アドレスと前記ルータから収集した前記アドレス変換テ
    ーブルに含まれているMACアドレスとを対応づけるこ
    とによって前記リピータハブの各ポートの接続先のIP
    アドレスを取得することを特徴とするリピータハブの接
    続端末認識方法。
  5. 【請求項5】 前記管理情報ベースとしてリピータ管理
    情報ベースを利用することを特徴とする請求項4記載の
    リピータハブの接続端末認識方法。
  6. 【請求項6】 前記アドレス変換テーブルとしてMIB
    −IIのatTableを利用することを特徴とする請
    求項4記載のリピータハブの接続端末認識方法。
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