JPH11143744A - データ送信システム - Google Patents

データ送信システム

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JPH11143744A
JPH11143744A JP30417397A JP30417397A JPH11143744A JP H11143744 A JPH11143744 A JP H11143744A JP 30417397 A JP30417397 A JP 30417397A JP 30417397 A JP30417397 A JP 30417397A JP H11143744 A JPH11143744 A JP H11143744A
Authority
JP
Japan
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data
record
production
computer
result
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Application number
JP30417397A
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English (en)
Inventor
Yasuo Nakada
康夫 中田
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11143744A publication Critical patent/JPH11143744A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ローカルコンピュータが一旦情報を中央コン
ピュータに送信した後に、送信した情報を更新しても、
中央コンピュータのデータとローカルコンピュータのデ
ータとの整合性が保てる仕組みをもつデータ送信システ
ムを提供する。 【解決手段】 中央コンピュータ2と、中央記憶装置6
と、ローカルコンピュータ3と、ローカル記憶装置5と
で構成されるシステムにおいて、前記ローカル記憶装置
5に記憶されたデータ7にレコードごとにイベントフラ
グ96を設けるとともに、イベントフラグ96の種類に
より、そのレコードのデータに重み付けを行い、前記ロ
ーカルコンピュータ3は重み付けを施された前記データ
7を一定時間おきに集計し、前記中央コンピュータ2に
送信するようにしたことを特徴とするデータ送信システ
ム1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中央コンピュータと、
この中央コンピュータに制御される中央記憶装置と、ロ
ーカルコンピュータと、このローカルコンピュータに制
御されるローカル記憶装置とで構成されており、各記憶
装置間でのデータの整合性を保つ必要のあるデータ送信
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ローカルコンピュータと中央
コンピュータとから成るシステムにおいては、ローカル
コンピュータに入力されたデータをローカルコンピュー
タが加工して、その結果を中央コンピュータに送信する
という形態のものが多い。
【0003】例えば、住宅用外壁パネルの生産管理シス
テムの場合、図8に示すように、生産現場に設置されて
いる入力端末aから、外壁パネルの稼働実績f1、生産
実績f2といった生産情報fが入力される。入力された
稼働実績f1と生産実績f2のデータは工場のローカル
コンピュータbに送られる。ローカルコンピュータb
は、このように現場から集まってきた稼働実績f1と生
産実績f2のデータを集計し、その集計結果f3を中央
コンピュータcに送信する。中央コンピュータcは、そ
の集計結果f3をもとに管理を行うようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような形態では、ローカルコンピュータのデータと中央
コンピュータのデータとの整合性を保つため、一旦送信
された内容は、変更できないようにインタロックがかか
っている場合が多い。したがって変更するには、インタ
ロックを解除する等の煩雑な操作が必要となってくる。
そのため、ローカルコンピュータは中央コンピュータに
データを送信する際、変更が発生しないように、注意す
る必要がある。一方、インタロックがかかっていない場
合、ローカルコンピュータで変更された内容と中央コン
ピュータの内容とが一致しないといった不具合が発生す
る。
【0005】ところで、上述の住宅用外壁パネルの生産
システムの場合、生産される外壁パネルのうち、そのま
ま出荷できる良品g1と手直しが必要な仕掛品g2が発
生する。仕掛品g2はパテ埋めなどの適当な手直し処理
を施されると、良品g1として出荷することができる。
【0006】そこで、手直し処理が必要な仕掛品g2が
発生した場合、その仕掛品g2の手直しが完了するま
で、ローカルコンピュータbは生産情報fに仕掛品g2
の数値を計上しないといった方式が取られる。または、
手直しが完了するまでは保留品g3として、生産情報f
にいったん計上して中央コンピュータcに送信し、手直
しが完了した時点で、良品g1として生産情報fに更新
計上し、中央コンピュータcに送信するといった方式も
取られる場合が多い。
【0007】しかし、仕掛品g2の数値を計上しないと
いった方式には、仕掛品g2の手直し進渉管理や会計管
理が煩雑になってしまうといった問題がある。手直しが
完了するまでは保留品g3として生産情報fにいったん
計上しておく方式には、中央コンピュータcとローカル
コンピュータbとのデータの整合性を保つため、中央コ
ンピュータcの生産情報fを更新するには煩雑な操作が
必要となってしまう。
【0008】本発明は、ローカルコンピュータが一旦情
報を中央コンピュータに送信した後に、ローカルコンピ
ュータがその情報を更新しても、中央コンピュータのデ
ータとローカルコンピュータのデータとの整合性が保て
る仕組みをもつデータ送信システムを提供することを課
題とする。
【0009】
【課題が解決するための手段】上記従来の課題を解決す
る本発明のデータ送信システムは、中央コンピュータ
と、この中央コンピュータに制御される中央記憶装置
と、ローカルコンピュータと、このローカルコンピュー
タに制御されるローカル記憶装置とで構成されているシ
ステムにおいて、前記ローカル記憶装置に記憶されたデ
ータに、レコードごとにイベントフラグを設けるととも
に、このイベントフラグの種類により、そのレコードの
データに重み付けを行い、前記ローカルコンピュータは
重み付けを施された前記データを一定時間おきに集計し
て、前記中央コンピュータに送信するようにしたことを
特徴とするものである。
【0010】また、前記イベントフラグは、新規入力し
たデータレコードを「追加」、既存のデータレコードの
うち、新規入力に対応して削除するデータレコードを
「削除」とし、「追加」のイベントフラグがついている
データレコードの値に「+」の符号を、「削除」のイベ
ントフラグがついているデータレコードの値に「−」の
符号を、それぞれ重み付けとして施されたものであって
もよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0012】図1は、本発明のデータ送信システムを適
用した外壁パネル生産管理システムのシステム構成図を
示す。
【0013】外壁パネル生産管理システム1は、大きく
分けると、集中管理業務を行う中央コンピュータ2と、
各工場に配置されたデータ収集業務を行う複数のローカ
ルコンピュータ3と、各生産現場に設置されている実績
入力端末4と、ローカルコンピュータ3での情報を蓄積
するローカル記憶装置5と、中央コンピュータ2での情
報を蓄積する中央記憶装置6とで構成されている。これ
ら複数のコンピュータ間で、生産情報7が送受信され、
各コンピュータ2、3でそれぞれ管理されている。
【0014】なお、生産情報7は稼働実績71、生産実
績72、生産実績ワーク73、集計結果74、生産管理
データ75などから成り、生産現場から中央管理まで
の、生産管理に必要な情報である。
【0015】中央コンピュータ2とローカルコンピュー
タ3と実績入力端末4との間の生産情報7の流れは次の
ようになっている。
【0016】つまり、各工場で外壁パネルが生産される
と、まず稼働実績71、生産実績72(図2参照)が、
生産現場にある実績入力端末4からロット91と呼ばれ
る生産単位ごとに入力され、入力されたデータはローカ
ルコンピュータ3に即時送信される。ローカルコンピュ
ータ3は実績入力端末4から送信されてきた各現場の稼
働実績71、生産実績72を集計し、日単位などで集計
結果74(図5参照)を中央コンピュータ2に送信す
る。中央コンピュータ2は各工場のローカルコンピュー
タ3から送信されてきた集計結果74をもとに生産管理
データ75(図6参照)を生成し、中央記憶装置6に蓄
積して、生産管理業務に利用するというものである。
【0017】ところで、外壁パネルはそのまま次工程に
搬送できる良品と一部手直しが必要な保留品とが生産時
に発生する。生産現場では生産実績72(図2参照)と
して、ロット91ごとに、良品数93と保留品数94と
を入力し、ローカルコンピュータ3に送信している。し
かし、保留品は手直しが完了すると良品となるので、生
産実績72の良品数93と保留品数94の変更をしなけ
ればならない。そこで、良品数93と保留品数94とを
変更する場合のデータ送信方法を生産実績72の集計手
順を例にとって以下に説明する。なお、以下の説明にお
いて、図2、図4に示すロット91、品番92、生産日
時95、イベント日時97については、その説明上、個
々のロット、品番、生産日時、イベント日時を示すとき
には、表内に記入された具体的な記号を用いるものとす
る。
【0018】まず、実績入力端末4からローカルコンピ
ュータ3までにおける生産実績72(図2(A)参照)
の集計手順を説明する。以降、図3に示す集計フローチ
ャートに沿って説明していく。
【0019】まず、新規に生産した内容を入力するか、
以前に生産し送信した内容を変更するかで、手順が変わ
る。ここではまず先に、新規に生産した内容を入力した
ときの手順について説明する(ステップS101)。
【0020】オペレータは各生産現場ごとに生産した良
品、保留品の数量を一定作業単位であるロット91ごと
に確認し、実績入力端末4に入力する。
【0021】図2(A)に示すように、オペレータは項
目72Aにロット91を、項目72Bに品番92を、項
目72Cに良品数93を、項目72Dに保留品数94
を、項目72Eに生産日時95をそれぞれ入力してい
く。そして、この時点では、生産現場で新たに生産した
外壁パネルの数量を入力しているので、項目72Fの送
信フラグ96は「追加」とする(ステップS102)。
【0022】このようにして、実績入力端末4から入力
された生産実績72は、ローカルコンピュータ3に送信
される(ステップS103)。
【0023】ローカルコンピュータ3は、送信されてき
た生産実績72を、一旦送信されてきた順に、生産実績
ワーク73(図4(A)参照)に保存する。生産実績ワ
ーク73には、項目73Aにロット91が、項目73B
に品番92が、項目73Cに良品数93が、項目73D
に保留品数94が、項目73Eに生産日時95が、項目
73Fにイベント日時97が、項目73Gにイベント種
類98がそれぞれ格納される(ステップS104)。
【0024】なお、イベント日時97は生産実績ワーク
73に生産実績72のレコードを保存した時刻である。
またイベント種類98は、生産実績72を受信したとき
の、そのロット91の送信フラグ96が入る。例えば、
図2(A)の時点で、実績入力端末4から送信されてき
たロット「A1」の送信フラグ96が「追加」であるの
で、イベント種類98は「追加」となる。
【0025】ローカルコンピュータ3は、一定時間おき
に生産実績ワーク73から、品番92ごとに、良品数9
3と保留品数94を集計し、図5(A)に示す集計結果
74を中央コンピュータ2に送信する(ステップS10
5)。なお、ローカルコンピュータ3は中央コンピュー
タ2にデータを送信した送信時刻10を、ローカル記憶
装置5に保存しておく。
【0026】集計結果74は項目74Aに品番92が、
項目74Bに品番92ごとの良品数93を集計した良品
計99が、項目74Cに品番92ごとの保留品数94を
集計した保留品計910が格納されている。例えば、図
4(A)の生産実績ワーク73のレコード(1)におけ
る品番が「B1」の良品数93の値は「9」である。レ
コード(2)も品番は同じ「B1」で、その良品数93
の値は「4」である。したがって品番「B1」の良品の
合計は「13」(=9+4)となる。保留品数94に関
しても同様の操作を行う。よって、図4(A)の生産実
績ワーク73を集計すると、図5(A)の集計結果74
となる。なお、集計手順の詳細は後述する。
【0027】集計結果74を受信した中央コンピュータ
2は、受信した集計結果74から生産管理データ75
(図6参照)を作成し、中央記憶装置6に格納する(ス
テップS106)。例えば、中央コンピュータ2は先に
何も受信しておらず、図5(A)の集計結果74を初め
て受信したとすると、生産管理データ75の品番92ご
との良品総計911と保留品総計912とには、それぞ
れ受信した集計結果74の良品計99と保留品計910
の値が入ることになる。すなわち、図6(A)の状態と
なる。
【0028】次に、ローカルコンピュータ3にいったん
送信したロット91の内容に変更が発生した場合(ステ
ップS101)、その変更内容を入力したときの処理手
順について説明する。
【0029】ここでは、保留品の手直しが完了し、図2
(A)中のロットが「A1」のレコードにおける保留品
数94の値「1」を「0」に変更する場合を例にとっ
て、説明する。
【0030】オペレータは生産実績72中のロットが
「A1]のレコード(1)の内容を変更するため、図2
(B)に示すように、先に送信した生産実績72のレコ
ード(1)の送信フラグ96を「追加」から「削除」に
変更する(ステップS112)。
【0031】実績入力端末4はこの変更した生産実績7
2(図2(B))をローカルコンピュータ3に送信する
(ステップS113)。
【0032】オペレータは生産実績端末4からあらため
て、ロット「A1」に関しての新しい内容を生産実績7
2に入力する(ステップS114)。この場合、図2
(C)に示すように、生産実績72のロットが「A1」
の内容において、保留品数94の値「1」が「0」にな
り、良品数93の値「9」が「10」になる。これは更
新された新しい内容なので、送信フラグ96は「追加」
になる。
【0033】生産実績端末4は、この更新内容の生産実
績72をローカルコンピュータ3に送信する(ステップ
S115)。
【0034】ローカルコンピュータ3は先に新規の手順
で説明したのと同じように、受信順に生産実績72を生
産実績ワーク73に保存していく(ステップS10
4)。ただし、生産実績72の送信フラグ96の「追
加」「削除」に関係なく、生産実績ワーク73の先に保
存されているレコードの内容は一切変更せず、最終レコ
ードの後ろに受信順に生産実績72の内容を保存してい
く。つまり、図2(B)の段階の送信実績72のレコー
ド(1)は生産実績ワーク73のレコード(4)に保存
され、送信フラグ96が「削除」であったため、イベン
ト種類97は「削除」となる。そして、その次に受信し
た図2(C)の段階の更新内容が入っている送信実績7
2のレコード(1)は、生産実績ワーク73中の先の削
除内容が入っているレコード(4)の次のレコード
(5)に更新内容を保存される。なお、送信フラグが
「追加」なので、イベント種類97は「追加」となる。
【0035】このように、一旦送信された内容を変更す
る場合には、生産実績ワーク73には、変更する前の旧
内容と変更した後の新内容の二つのレコードが保存され
ることになる。
【0036】次に、ローカルコンピュータ3が保存して
いる生産実績ワーク73から、品番92ごとに集計し、
集計結果74を中央コンピュータ2に送信する手順の詳
細について、図7に示すフローチャートにそって説明す
る。
【0037】ローカルコンピュータ3は先に(ステップ
S105)にて説明したように、中央コンピュータ2に
集計結果74を送信した送信時刻10をローカル記憶装
置5に保存している。そこで、集計手順としてまず、ロ
ーカルコンピュータ3は生産実績ワーク73のイベント
日時97と、前回の送信時刻10とを比較して、送信時
刻10よりもイベント日時97が後の時刻のレコードを
抽出する(ステップS201)。ここでは、生産実績ワ
ーク73が、図4Cの状態にあり、送信時刻10はイベ
ント日時「F3」より後の時刻であったときを例にと
る。この場合、抽出されるのは、レコード(4)とレコ
ード(5)のみとなる。
【0038】次にローカルコンピュータ3は、生産実績
ワーク73から、先の(ステップS201)にて抽出さ
れたレコードの良品数93、保留品数94に、イベント
種類98により次のよう符号づけを行う。すなわち、イ
ベント種類98が「追加」のレコードのものには「+」
を、イベント種類98が「削除」のレコードのものには
「−」を、良品数93、保留品数94にそれぞれ付ける
(ステップS202)。但し、数字が「0」の場合は符
号をつけない。先の例の場合、抽出された図4(C)の
生産実績ワーク73のレコード(4)は、イベント種類
98が「削除」であるため、良品数93の値「9」は
「−9」、保留品数94の値「1」は「−1」となる。
レコード(5)はイベント種類98が「追加」であるた
め、良品数93の値「10」は「+10」、保留品数9
4の値「0」はそのままとなる。
【0039】次にローカルコンピュータ3は品番92ご
とに、符号づけされた良品数93と保留品数94とを集
計し、良品計99と保留品計910を求める(ステップ
S203)。先の例の場合、抽出された図4(C)の生
産実績ワーク73のレコード(4)とレコード(5)は
それぞれ品番が「B1」であるので、良品計99、保留
品計910は各レコードの符号つきの数字の合計とな
る。すなわち、良品計99は「1」(=−9+10)と
なる。保留品計910は「−1」(=−1+0)とな
る。図5(B)に示すように、集計結果74の項目74
Aに品番92が、項目74Bに良品計99の値「1」
が、項目74Cに保留品計910の値「−1」が格納さ
れる。
【0040】次にローカルコンピュータ3は集計結果7
4を中央コンピュータ2に送信し、送信時刻10をロー
カル記憶装置5に保存する(ステップS204)。先の
例の場合、図5(B)の送信結果74のデータが中央コ
ンピュータ2に送信される。
【0041】中央コンピュータ2は受信した集計結果7
4の内容を生産管理データ75に加算する(ステップS
205)。先の例の場合、前回の受信までで集計した生
産管理データ75が図6(A)である。今回、図5
(B)の集計結果74を受信したので、生産管理データ
75レコード(1)の品番「B1」について操作が発生
する。つまり、良品総計911の値「13」に図5
(B)の良品計99の値「1」を新たに加えた「14」
(=13+1)が、新たな良品総計911の値になる。
また同様に、保留品総計912の「2」に図5(B)の
保留品計910の値「−1」を加えた「1」(=2+
(−1))が、新たな保留品総計912の値になる。す
なわち、図6(B)の生産管理データ75に更新され
る。
【0042】上述のように、実績入力端末4でデータを
入力する際に、レコードごとに送信フラグ96を設け、
その入力されたレコードの種別を明らかにすることで、
以降のローカルコンピュータ3、中央コンピュータ2で
の処理にも、混乱をきたすことがない。加えて、ローカ
ルコンピュータ3に、受信した生産実績72すべてを受
信順にストックしておく生産実績ワーク73を設け、受
信順をイベント日時97で管理することで、データの新
旧を明確にすることができる。また、ローカルコンピュ
ータ3は中央コンピュータ2に集計結果74を送信した
送信時刻10を保存しておくことで、イベント日時97
と送信時刻10を比較して、データ集計のだぶりや漏れ
を防ぐことができる。
【0043】そして、送信フラグ96の「追加」「削
除」をもとにして、良品数93、保留品数94の値に符
号づけして、処理していくことにより、一旦送信したデ
ータであっても、「削除」「追加」という簡単な処理
で、中央コンピュータ2とローカルコンピュータ3間の
整合性を保ったまま、データの変更を行うことができ
る。
【0044】なお、データ送信システムは外壁パネル生
産管理のみに限らず、他のものの生産管理や、データ管
理に用いられてもよい。
【0045】
【発明の効果】本発明のデータ送信システムを用いるこ
とで、複数のコンピュータ間で、オペレータが一方のコ
ンピュータのデータを変更しても、他方のコンピュータ
との間でデータの整合性を常に保つことができる。加え
て、データの変更に際しても、それぞれのデータの値に
符号による重み付けをすることにより、「削除」「追
加」の二段階の簡単な処理で、変更作業を行うことがで
きる。したがって、容易にデータの変更を行うことがで
きるため、常にリアルタイムの正確なデータでデータ管
理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ送信システムを適用した外壁パ
ネル生産管理システムのシステム構成図である。
【図2】生産実績ファイルの構造図である。
【図3】生産実績データを集計する手順を示すフローチ
ャートである。
【図4】生産実績ワークファイルの構造図である。
【図5】集計結果ファイルの構造図である。
【図6】生産管理データファイルの構造図である。
【図7】集計結果を作成する手順の詳細を示すフローチ
ャートである。
【図8】従来の外壁パネル生産システムのシステム構成
図である。
【符号の説明】
1 外壁パネル生産管理システム(データ送信システ
ム) 2 中央コンピュータ 3 ローカルコンピュータ 4 実績入力端末(ローカルコンピュータ) 5 ローカル記憶装置 6 中央記憶装置 7 生産情報(データ) 71 稼働実績 72 生産実績 73 生産実績ワーク 74 集計結果 75 生産管理データ 9 データレコード 91 ロット(レコードのデータ) 92 品番(レコードのデータ) 93 良品数(レコードのデータ) 94 保留品数(レコードのデータ) 95 生産日時(レコードのデータ) 96 送信フラグ(イベントフラグ) 97 イベント日時(レコードのデータ) 98 イベント種類(イベントフラグ) 99 良品計(レコードのデータ) 910 保留品計(レコードのデータ) 911 良品総計(レコードのデータ) 912 保留品総計(レコードのデータ)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央コンピュータと、この中央コンピュ
    ータに制御される中央記憶装置と、ローカルコンピュー
    タと、このローカルコンピュータに制御されるローカル
    記憶装置とで構成されるシステムにおいて、 前記ローカル記憶装置に記憶されたデータにレコードご
    とにイベントフラグを設けるとともに、イベントフラグ
    の種類により、そのレコードのデータに重み付けを行
    い、前記ローカルコンピュータは重み付けを施された前
    記データを一定時間おきに集計し、前記中央コンピュー
    タに送信するようにしたことを特徴とするデータ送信シ
    ステム。
  2. 【請求項2】前記イベントフラグは、新規入力したデー
    タレコードを「追加」とし、既存のデータレコードのう
    ち、新規入力に対応して削除するデータレコードを「削
    除」とし、「追加」のイベントフラグがついているデー
    タレコードの値に「+」の符号を、「削除」のイベント
    フラグがついているデータレコードの値に「−」の符号
    を、それぞれ重み付けとして施したことを特徴とする請
    求項1記載のデータ送信システム。
JP30417397A 1997-11-06 1997-11-06 データ送信システム Pending JPH11143744A (ja)

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JP30417397A JPH11143744A (ja) 1997-11-06 1997-11-06 データ送信システム

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002024104A (ja) * 2000-07-11 2002-01-25 Honda Motor Co Ltd 電子ファイル管理システム
US7085674B2 (en) 2002-11-29 2006-08-01 Nissin Ion Equipment Co., Ltd. Alarm management method and apparatus therefor
JP2013205930A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Hitachi Ltd 情報処理システム及びその処理方法

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