JPH11141617A - ダンパ装置 - Google Patents

ダンパ装置

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JPH11141617A
JPH11141617A JP30591597A JP30591597A JPH11141617A JP H11141617 A JPH11141617 A JP H11141617A JP 30591597 A JP30591597 A JP 30591597A JP 30591597 A JP30591597 A JP 30591597A JP H11141617 A JPH11141617 A JP H11141617A
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clutch
damper device
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一雅 塚本
Keizo Kobayashi
啓三 小林
Haruki Takemoto
春樹 竹本
Masashi Hattori
雅士 服部
Naohisa Momiyama
尚久 樅山
Tsuyoshi Furuya
剛志 古屋
Takashi Hori
隆司 堀
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    • F16H45/00Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches
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    • F16H2045/0221Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type with damping means
    • F16H2045/0226Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type with damping means comprising two or more vibration dampers
    • F16H2045/0231Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type with damping means comprising two or more vibration dampers arranged in series
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H45/00Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches
    • F16H45/02Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
    • F16H2045/0273Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type characterised by the type of the friction surface of the lock-up clutch
    • F16H2045/0294Single disk type lock-up clutch, i.e. using a single disc engaged between friction members

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  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】伝達されるトルクにヒステリシスが形成される
のを抑制し、加速時と減速時とで特性が変化するのを防
止する。 【解決手段】ロックアップクラッチ装置14を係脱させ
るクラッチプレート21と出力部材との間に配設され、
トルクの変動を吸収するようになっている。そして、ク
ラッチプレート21に固定されたドライブプレート57
と、出力部材に固定されたドリブンプレート31、32
と、ドライブプレート57とドリブンプレート31、3
2との間に配設され、ロックアップクラッチ装置14の
係脱に伴ってトルクを伝達するトルク伝達手段とを有す
る。また、該トルク伝達手段は、少なくとも二つのスプ
リング、及び遊動自在に配設され、出力部材の外周で位
置決めされる中間部材66を備える。位置決め径を小さ
くすることができるので、ヒステリシスを小さくするこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダンパ装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動変速機においては、トルクコ
ンバータを備え、クランクシャフトに出力されたエンジ
ンの回転を、前記トルクコンバータを介して変速装置の
入力軸に伝達するようになっている。前記トルクコンバ
ータは、ポンプインペラ、タービンランナ、ステータ、
ロックアップクラッチ装置、ダンパ装置等によって構成
される。そして、エンジンから伝達された回転はフロン
トカバーを介してポンプインペラに伝達され、該ポンプ
インペラの回転に伴って発生する油の流れによってター
ビンランナを回転させ、該タービンランナの回転を前記
入力軸に伝達するようになっている。
【0003】また、前記ロックアップクラッチ装置は、
軸方向に移動自在に配設されたクラッチプレートを備
え、該クラッチプレートに摩擦材が貼(ちょう)付され
る。そして、車両が発進した後、あらかじめ設定された
車速が得られると、クラッチプレートとフロントカバー
とが接触させられ、ロックアップクラッチ装置が係合さ
せられる。その結果、エンジンの回転が油を介すること
なく入力軸に直接伝達される。
【0004】ところで、前記ロックアップクラッチ装置
の係脱に伴って、トルクコンバータを介して入力軸に伝
達されるトルクに変動が生じることがある。そこで、前
記ロックアップクラッチ装置とタービンハブとの間にダ
ンパ装置が配設され、該ダンパ装置によって伝達される
トルクの変動を吸収するようにしている。そのために、
前記ダンパ装置は、クラッチプレートの円周方向におけ
る複数箇所に配設されたスプリング、前記クラッチプレ
ートに固定され、各スプリングを保持するとともに、ス
プリングの一端に接触させられるドライブプレート、及
び前記タービンハブに固定され、前記スプリングの他端
に接触させられるドリブンプレートを有する。
【0005】この場合、前記ダンパ装置において、前記
トルクに変動が生じると、前記スプリングが圧縮され、
圧縮された状態で前記トルクが前記タービンハブを介し
て入力軸に伝達される。したがって、トルクの急激な変
動を吸収することができる。ところで、前記ダンパ装置
において、前記スプリングによる圧縮振幅を大きくする
ために、ドライブプレートとドリブンプレートとの間に
中間部材を配設し、前記ドライブプレートと中間部材と
の間、及び該中間部材とドリブンプレートとの間にそれ
ぞれスプリングを配設するようにしたものが提供されて
いる(特開昭59−222624号公報参照)。
【0006】図2は従来のダンパ装置の概略図である。
この場合、2枚のドライブプレート111によって、二
つのスプリング112、113から成るスプリング対を
収容する複数の窓114が形成される。また、各スプリ
ング112、113より径方向内方にドリブンプレート
116が配設され、該ドリブンプレート116の円周方
向における複数箇所に、ボス部118から径方向外方に
突出させてハブアーム117が形成され、該各ハブアー
ム117間に前記スプリング対が配設される。
【0007】そして、各スプリング112、113より
径方向外方に環状の中間部材121が配設され、該中間
部材121の円周方向における複数箇所に、径方向内方
に突出させてアーム122が形成される。該アーム12
2は前記各スプリング対におけるスプリング112、1
13間に配設されてトルクを伝達する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のダンパ装置においては、中間部材121がダンパ装
置の外周側でドライブプレート111のリベットによっ
て位置決めされるので、伝達されるトルクの変動を吸収
するためにスプリング112、113が圧縮させられる
ときに、中間部材121とドライブプレート111とが
摺(しゅう)動して比較的大きな摩擦力が発生し、伝達
されるトルクにヒステリシスが形成されてしまう。した
がって、加速時と減速時とでダンパ装置の特性が変化し
てしまう。
【0009】また、前記スプリング112、113から
伝達されたトルクを前記各ハブアーム117によって受
けるようになっているので、該各ハブアーム117の根
元部分P1及びボス部118の肉厚を大きくして強度を
高くする必要がある。その結果、ダンパ装置の重量が増
したり、スプリング112、113を配設するスペース
に制約が生じたりしてしまう。
【0010】本発明は、前記従来のダンパ装置の問題点
を解決して、伝達されるトルクにヒステリシスが形成さ
れるのを抑制し、加速時と減速時とで特性が変化するの
を防止するとともに、重量が増したり、スプリングを配
設するスペースに制約が生じたりすることがないダンパ
装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のダ
ンパ装置は、ロックアップクラッチ装置を係脱させるク
ラッチプレートと出力部材との間に配設され、トルクの
変動を吸収するようになっている。そして、前記クラッ
チプレートに固定されたドライブプレートと、前記出力
部材に固定されたドリブンプレートと、前記ドライブプ
レートとドリブンプレートとの間に配設され、ロックア
ップクラッチ装置の係脱に伴ってトルクを伝達するトル
ク伝達手段とを有する。
【0012】また、該トルク伝達手段は、少なくとも二
つのスプリング、及び前記ドライブプレートとドリブン
プレートとの間において遊動自在に、かつ、前記スプリ
ング間に配設されて、該各スプリングを直列に作用さ
せ、しかも、前記出力部材の外周で位置決めされる中間
部材を備える。本発明の他のダンパ装置においては、さ
らに、前記ドライブプレートは、径方向内方に突出させ
て形成された係止部を備える。
【0013】本発明の更に他のダンパ装置においては、
さらに、前記中間部材は、径方向外方に突出させて形成
された係止部を備える。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
実施の形態におけるトルクコンバータの縦断面図、図3
は本発明の実施の形態におけるダンパ装置の正面図、図
4は本発明の実施の形態におけるヒステリシス特性図で
ある。なお、図4において、横軸に角度を、縦軸にトル
クを採ってある。
【0015】図に示すように、トルクコンバータは、ポ
ンプインペラ11、該ポンプインペラ11と共にトーラ
スを構成するタービンランナ12、ステータ13、ロッ
クアップクラッチ装置14、ダンパ装置15等によって
構成される。そして、図示しないエンジンの回転は、図
示しないクランクシャフトを介してフロントカバー16
に伝達され、該フロントカバー16に固定されたポンプ
インペラ11に伝達される。この場合、該ポンプインペ
ラ11が回転すると、トーラス内の油が、トルクコンバ
ータの軸の周囲を回転し、遠心力が加わってポンプイン
ペラ11、タービンランナ12及びステータ13間を循
環する。
【0016】そして、車両の発進時等、前記ポンプイン
ペラ11が回転を開始したばかりで、ポンプインペラ1
1とタービンランナ12との回転速度差が大きい場合、
該タービンランナ12から流れ出た油はポンプインペラ
11の回転を妨げる方向に流れる。そこで、ポンプイン
ペラ11とタービンランナ12との間にステータ13が
配設され、該ステータ13は、ポンプインペラ11とタ
ービンランナ12との回転速度差が大きいときに、前記
油の流れをポンプインペラ11の回転を助ける方向に変
換する。
【0017】そして、前記タービンランナ12の回転速
度が高くなり、前記ポンプインペラ11と前記タービン
ランナ12との回転速度差が小さくなると、ステータ1
3のブレード13aの表側に当たっていた油が裏側に当
たるようになって、油の流れを妨げる。そこで、前記ス
テータ13を一定方向にだけ回転可能とするワンウェイ
クラッチ17が前記ステータ13の内周側に配設され
る。したがって、油がブレード13aの裏側に当たるよ
うになると、前記ワンウェイクラッチ17によってステ
ータ13が自然に回転させられるようになるので、前記
油は円滑に循環する。前記ワンウェイクラッチ17は、
アウタレース18及びインナレース19から成る。そし
て、前記アウタレース18はステータ13に固定され、
前記インナレース19は図示しない自動変速機のケース
に固定される。
【0018】このように、前記トルクコンバータは、ポ
ンプインペラ11とタービンランナ12との回転速度差
が大きいときには、トルク変換機として作動させられて
トルクを増幅し、前記回転速度差が小さいときには、流
体継手として作動させられる。次に、ロックアップクラ
ッチ装置14について説明する。
【0019】この場合、車両が発進した後、あらかじめ
設定された車速が得られると、ロックアップクラッチ装
置14が係合させられるようになっている。そして、該
ロックアップクラッチ装置14が係合させられると、前
記エンジンの回転が油を介することなく図示しない変速
装置の入力軸に直接伝達されるので、燃費を良くするこ
とができる。また、前記ロックアップクラッチ装置14
は、図示しないロックアップリレーバルブによって油の
供給が切り換えられて作動し、クラッチプレート21が
軸方向に移動することによって、該クラッチプレート2
1とフロントカバー16とが摩擦材20を介して接離さ
せられる。
【0020】そのために、前記クラッチプレート21と
フロントカバー16との間に解放側油室R1が、クラッ
チプレート21とタービンランナ12との間に係合側油
室R2がそれぞれ形成される。したがって、前記解放側
油室R1に油が供給されると、ロックアップクラッチ装
置14が解放され、前記係合側油室R2に油が供給され
ると、ロックアップクラッチ装置14が係合させられ
る。
【0021】そして、該ロックアップクラッチ装置14
が係合させられると、前記クランクシャフトの回転が、
フロントカバー16、クラッチプレート21、ダンパ装
置15及び出力部材としてのタービンハブ23を介し
て、前記入力軸に直接伝達される。そのために、前記タ
ービンハブ23の内周にスプライン溝23aが形成さ
れ、該スプライン溝23aによってタービンハブ23と
前記入力軸とがスプライン嵌(かん)合されるようにな
っている。
【0022】なお、91は前記タービンハブ23とフロ
ントカバー16との間に配設されたスラストベアリン
グ、95は前記ステータ13とタービンハブ23との間
に配設されたスラストベアリング、96は前記ステータ
13とスリーブ97との間に配設されたスラストベアリ
ングである。また、前記クラッチプレート21は、軸方
向に延び、前記タービンハブ23に形成された摺動面に
沿って軸方向に摺動する筒状の第1の立上がり部51、
該第1の立上がり部51から径方向外方に延びる第1の
平板部52、該第1の平板部52から径方向外方に延び
る湾曲部53、該湾曲部53から径方向内方に延びる第
2の平板部54、及び該第2の平板部54から軸方向に
延びる筒状の第2の立上がり部55から成る。
【0023】次に、ダンパ装置15について説明する。
該ダンパ装置15は、トルクの変動を吸収するためのも
のであり、クラッチプレート21に固定され、該クラッ
チプレート21と一体に回転させられる環状のドライブ
プレート57、前記タービンハブ23に固定され、前記
タービンランナ12と一体に回転させられるドリブンプ
レート31、32、スプリング33〜35、前記ドライ
ブプレート57とドリブンプレート31、32との間に
おいて遊動自在に、かつ、前記スプリング33、34間
に配設され、該各スプリング33、34を直列に作用さ
せてトルクを伝達する中間部材66等から成り、前記ス
プリング33〜35及び中間部材66によってトルク伝
達手段が構成される。なお、前記ドライブプレート57
及び中間部材66は、ドリブンプレート31、32によ
って両側から挟まれるようになっている。そして、前記
ドライブプレート57及び中間部材66とドリブンプレ
ート31、32とを相対的に回動させることができるよ
うに、前記ドリブンプレート31、32間にスリーブ状
のスペーサ81が配設され、該スペーサ81を貫通する
リベット82によって、ドリブンプレート31、32が
連結される。
【0024】前記ドライブプレート57は、前記第2の
立上がり部55に沿って延びる環状部61、及び該環状
部61の円周方向における複数箇所、例えば、3箇所に
おいて径方向内方に突出させて形成されたほぼ台形状の
係止部62から成る。そして、前記環状部61の外周縁
における複数箇所、例えば、6箇所に溝63が形成さ
れ、該溝63と前記第2の立上がり部55に形成された
係止片64とが係止させられる。
【0025】また、前記スプリング33、34は、第1
ステージ用のものであり、圧縮振幅を大きくするため
に、中間部材66を介して円周方向において隣接させて
配設され、スプリング対を構成する。該スプリング対
は、前記ドライブプレート57及びドリブンプレート3
1、32の円周方向における複数箇所、例えば、3箇所
に配設される。なお、前記スプリング33、34は、い
ずれも大径のアウタスプリングS1、及び該アウタスプ
リングS1内の同一軸心上に配設された小径のインナス
プリングS2から成る。
【0026】そして、前記スプリング35は、第2ステ
ージ用のものであり、前記ドライブプレート57及びド
リブンプレート31、32の円周方向における複数箇
所、例えば、3箇所に配設される。ところで、ドライブ
プレート57側において、前記係止部62は、ロックア
ップクラッチ装置14が係合させられてクラッチプレー
ト21が正方向(図3における反時計回り)に回転させ
られるとき(以下「正駆動時」という。)に、また、エ
ンジンブレーキ時等においてクラッチプレート21が逆
方向(図3における時計回り方向)に回転させられると
き(以下「逆駆動時」という。)に、スプリング33〜
35を圧縮させる。
【0027】そのために、ドライブプレート57側にお
いて各スプリング対は各係止部62間に配設され、スプ
リング33の外側の端部33aと係止部62の一方の端
部M1とが当接させられ、スプリング34の外側の端部
34aと係止部62の他方の端部M2とが当接させられ
る。また、前記ドリブンプレート31、32側におい
て、各スプリング対は、前記ドリブンプレート31、3
2に形成された窓36内に収容され、該各窓36の周縁
に形成された保持部Q1、Q2によって保持される。そ
して、スプリング33の外側の端部33aと保持部Q
1、Q2の一方の端部R1とが当接させられ、スプリン
グ34の外側の端部34aと保持部Q1、Q2の他方の
端部R2とが当接させられる。
【0028】さらに、ドライブプレート57側において
スプリング35は、前記係止部62の根元部分P3に形
成された穴71内に収容され、スプリング35の一方の
端部35aと穴71の一方の端部N1とが当接させら
れ、スプリング35の他方の端部35bと穴71の他方
の端部N2とが当接させられる。また、前記ドリブンプ
レート31、32側において、各スプリング35は、前
記ドリブンプレート31、32に形成された窓37内に
収容され、該各窓37の周縁に形成された保持部Q3、
Q4によって保持される。そして、スプリング35の一
方の端部35aと保持部Q3、Q4の一方の端部V1と
が接離自在に対向させられ、スプリング35の他方の端
部35bと保持部Q3、Q4の他方の端部V2とが接離
自在に対向させられる。なお、前記スプリング35は、
窓37より短く設定され、スプリング35の端部35
a、35bが保持部Q3、Q4の端部V1、V2に当接
し、スプリング33、34のトルクが屈曲点トルクに到
達した後に圧縮され始める。
【0029】したがって、ドリブンプレート31、32
側において、保持部Q3、Q4は、クラッチプレート2
1の正駆動時に、端部V1によってスプリング33〜3
5による押圧力を受け、クラッチプレート21の逆駆動
時に、端部V2によってスプリング33〜35による押
圧力を受ける。そして、前記中間部材66は、タービン
ハブ23に沿って延びる環状部72、及び該環状部72
の円周方向における複数箇所、例えば、3箇所において
径方向内方に突出させて形成されたほぼ逆台(ダブテイ
ル)形状の係止部73から成る。該係止部73は、各ス
プリング対におけるスプリング33とスプリング34と
の間に配設され、スプリング33及びスプリング34を
直列に作用させてトルクを伝達する。また、スプリング
33の内側の端部33bと係止部73の一方の端部T1
とが当接させられ、スプリング34の内側の端部34b
と係止部73の他方の端部T2とが当接させられる。
【0030】そして、前記環状部72には、軸方向に延
びる位置決め部85が一体に形成され、該位置決め部8
5の内周面と前記タービンハブ23の外周面とが摺動自
在に当接させられる。したがって、前記中間部材66は
前記タービンハブ23の外周で位置決めされる。なお、
前記ポンプインペラ11は、ブレード41、アウタシェ
ル43及びインナコア45から成り、また、タービンラ
ンナ12は、ブレード42、アウタシェル44及びイン
ナコア46から成る。そして、タービンランナ12のア
ウタシェル44は、ドリブンプレート32と共に、リベ
ット47によってタービンハブ23と連結される。
【0031】ところで、前記スプリング33、34は、
同じ長さのアウタスプリングS1及びインナスプリング
S2から成り、かつ、アウタスプリングS1内にインナ
スプリングS2が配設されるが、該インナスプリングS
2のばね特性に影響を及ぼさない両端近傍において、コ
イル径が大きくされ、前記アウタスプリングS1に密着
させられる。
【0032】この場合、アウタスプリングS1によって
インナスプリングS2の両端が支持され、アウタスプリ
ングS1とインナスプリングS2との間にクリアランス
を確保することができるので、ダンパ装置15の回転に
伴ってインナスプリングS2が径方向外方に撓(たわ)
んでも、アウタスプリングS1とインナスプリングS2
とが干渉することがない。
【0033】前記構成のダンパ装置15において、前記
クラッチプレート21の正駆動時に、各係止部62の端
部M2及び各保持部Q1、Q2の端部R1が両側から各
スプリング33、34を押して圧縮し、続いて、各穴7
1の端部N2及び各保持部Q3、Q4の端部V1が各ス
プリング35を押して圧縮する。また、前記クラッチプ
レート21の逆駆動時に、各係止部62の端部M1及び
各保持部Q1、Q2の端部R2が両側から各スプリング
33、34を押して圧縮させ、続いて、各穴71の端部
N1及び各保持部Q3、Q4の端部V2が各スプリング
35を押して圧縮する。したがって、ダンパ装置15に
よってトルクの変動を吸収することができるので、前記
トルクの変動がそのまま入力軸に伝達されることがな
く、振動、騒音等が発生するのを防止することができ
る。
【0034】ところで、前記クラッチプレート21の正
駆動時及び逆駆動時において、係止部62によって前記
スプリング33、34にトルクが伝達されるようになっ
ているが、前記ドライブプレート57は、各スプリング
対より径方向外方に配設されるので、各係止部62の円
周方向寸法を大きく採ることができる。しかも、各係止
部62の幅は径方向外方になるほど広くされる。
【0035】したがって、係止部62の根元部分P3及
び環状部61の強度を十分に確保することができるの
で、係止部62の根元部分P3及び環状部61の肉厚を
大きくする必要がない。その結果、ダンパ装置15の重
量が増したり、スプリング33〜35を配設するスペー
スに制約が生じることがない。なお、前記中間部材66
の係止部73については、前記クラッチプレート21の
正駆動時及び逆駆動時において、前記スプリング33、
34間でトルクを伝達するようになっている。この場
合、スプリング33、34から加えられる力が相殺され
るので、係止部73の根元部分及び環状部72の肉厚を
大きくする必要がない。
【0036】また、スプリング33〜35が圧縮させら
れるときに、前記中間部材66とドリブンプレート3
1、32とが相対的に回動させられるので、位置決め部
85の内周面とタービンハブ23の外周面とが摺動して
摩擦力が発生し、ダンパ装置15を介して伝達されるト
ルクにヒステリシスが形成される。この場合、ダンパ装
置15の回転に伴ってスプリング33、34に遠心力が
発生し、該遠心力によって中間部材66がタービンハブ
23に対して偏心し、このときの偏心量に比例する摩擦
力が発生することになる。
【0037】そこで、スプリング33、34に発生する
遠心力の半分が係止部62によって受けられると仮定
し、前記偏心量をδとし、中間部材66の質量をm1
し、スプリング33、34の質量の合計をm2 とし、回
転角速度をωとし、スプリング33、34が中間部材6
6を押すときに生じる半径方向の力をF′とし、中間部
材66がタービンハブ23に対して偏心するときの偏心
力をFとすると、該偏心力Fは、 F=(m1 +m2 /2)・δ・ω2 +F′ になる。
【0038】したがって、位置決め部85の内周面とタ
ービンハブ23の外周面との間の摩擦係数をμとし、前
記摩擦力をGとすると、該摩擦力Gは、 G=μ・F になる。そして、前記タービンハブ23の外周面の径、
すなわち、中間部材66の位置決めを行うための位置決
め径をrとし、前記摩擦力Gに基づいて発生するヒステ
リシスをHとすると、該ヒステリシスHは、 H=r・G になる。
【0039】本実施の形態においては、中間部材66の
位置決めがタービンハブ23の外周面において行われ、
スプリング対より径方向内方において位置決め部85の
内周面とタービンハブ23の外周面とが摺動することに
なるので、前記位置決め径rを小さくすることができ
る。したがって、伝達されるトルクにヒステリシスHが
形成されるのを抑制することができる。その結果、加速
時と減速時とでダンパ装置15の特性が変化するのを防
止することができる。
【0040】なお、図4において、L1は前記位置決め
径rを大きくしたときのヒステリシス特性を示す線、L
2は前記前記位置決め径rを小さくしたときのヒステリ
シス特性を示す線である。なお、本発明は前記実施の形
態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて
種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範
囲から排除するものではない。
【0041】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、ダンパ装置は、ロックアップクラッチ装置を係脱
させるクラッチプレートと出力部材との間に配設され、
トルクの変動を吸収するようになっている。そして、前
記クラッチプレートに固定されたドライブプレートと、
前記出力部材に固定されたドリブンプレートと、前記ド
ライブプレートとドリブンプレートとの間に配設され、
ロックアップクラッチ装置の係脱に伴ってトルクを伝達
するトルク伝達手段とを有する。
【0042】また、該トルク伝達手段は、少なくとも二
つのスプリング、及び前記ドライブプレートとドリブン
プレートとの間において遊動自在に、かつ、前記スプリ
ング間に配設されて、該各スプリングを直列に作用さ
せ、しかも、前記出力部材の外周で位置決めされる中間
部材を備える。この場合、ダンパ装置に伝達されるトル
クが変動すると、ドライブプレート及びドリブンプレー
トによって各スプリングが押され、圧縮させられる。し
たがって、ダンパ装置によってトルクの変動を吸収する
ことができるので、前記トルクの変動がそのまま変速装
置の入力軸に伝達されることがなく、振動、騒音等が発
生するのを防止することができる。
【0043】また、スプリングが圧縮させられるとき
に、前記中間部材と出力部材とが摺動して摩擦力が発生
し、ダンパ装置を介して伝達されるトルクにヒステリシ
スが形成されるのを抑制することができる。ところが、
前記中間部材は出力部材の外周で位置決めされるので、
位置決め径を小さくすることができる。したがって、ヒ
ステリシスを小さくすることができるので、加速時と減
速時とでダンパ装置の特性が変化するのを防止すること
ができる。
【0044】本発明の他のダンパ装置においては、さら
に、前記ドライブプレートは、径方向内方に突出させて
形成された係止部を備える。この場合、ドライブプレー
トは各スプリングより径方向外方に配設されるので、各
係止部の円周方向寸法を大きく採ることができる。した
がって、係止部の根元部分の強度を十分に確保すること
ができるので、係止部の根元部分の肉厚を大きくする必
要がない。その結果、ダンパ装置の重量が増したり、ス
プリングを配設するスペースに制約が生じることがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるトルクコンバータ
の縦断面図である。
【図2】従来のダンパ装置の概略図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるダンパ装置の正面
図である。
【図4】本発明の実施の形態におけるヒステリシス特性
図である。
【符号の説明】
14 ロックアップクラッチ装置 15 ダンパ装置 21 クラッチプレート 23 タービンハブ 31、32 ドリブンプレート 33〜35 スプリング 57 ドライブプレート 62、73 係止部 66 中間部材
フロントページの続き (72)発明者 服部 雅士 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 樅山 尚久 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 古屋 剛志 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 堀 隆司 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロックアップクラッチ装置を係脱させる
    クラッチプレートと出力部材との間に配設され、トルク
    の変動を吸収するダンパ装置において、前記クラッチプ
    レートに固定されたドライブプレートと、前記出力部材
    に固定されたドリブンプレートと、前記ドライブプレー
    トとドリブンプレートとの間に配設され、ロックアップ
    クラッチ装置の係脱に伴ってトルクを伝達するトルク伝
    達手段とを有するとともに、該トルク伝達手段は、少な
    くとも二つのスプリング、及び前記ドライブプレートと
    ドリブンプレートとの間において遊動自在に、かつ、前
    記スプリング間に配設されて、該各スプリングを直列に
    作用させ、しかも、前記出力部材の外周で位置決めされ
    る中間部材を備えることを特徴とするダンパ装置。
  2. 【請求項2】 前記ドライブプレートは、径方向内方に
    突出させて形成された係止部を備える請求項1に記載の
    ダンパ装置。
  3. 【請求項3】 前記中間部材は、径方向外方に突出させ
    て形成された係止部を備える請求項1に記載のダンパ装
    置。
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