JPH11141227A - 自動車用レールストッパ - Google Patents

自動車用レールストッパ

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JPH11141227A
JPH11141227A JP9308960A JP30896097A JPH11141227A JP H11141227 A JPH11141227 A JP H11141227A JP 9308960 A JP9308960 A JP 9308960A JP 30896097 A JP30896097 A JP 30896097A JP H11141227 A JPH11141227 A JP H11141227A
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JP
Japan
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rubber block
guide rail
rail
slide door
mounting portion
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JP9308960A
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English (en)
Inventor
Fukuyoshi Kawakatsu
副喜 川勝
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Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
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Publication date
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05FDEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05F5/00Braking devices, e.g. checks; Stops; Buffers
    • E05F5/003Braking devices, e.g. checks; Stops; Buffers for sliding wings
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2201/00Constructional elements; Accessories therefor
    • E05Y2201/20Brakes; Disengaging means; Holders; Stops; Valves; Accessories therefor
    • E05Y2201/21Brakes
    • E05Y2201/212Buffers
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2600/00Mounting or coupling arrangements for elements provided for in this subclass
    • E05Y2600/50Mounting methods; Positioning
    • E05Y2600/52Toolless
    • E05Y2600/53Snapping
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2900/00Application of doors, windows, wings or fittings thereof
    • E05Y2900/50Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles
    • E05Y2900/53Type of wing
    • E05Y2900/531Doors

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  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
  • Vibration Dampers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車用スライドドアのレールストッパにお
いて、優れた耐久性を確保しつつ、非線形的なばね特性
を簡単な構造で実現し、以て、緩衝性能とスライドドア
の開放側移動端の規定性能を向上せしめること。 【解決手段】 ガイドレール端部に装着されるゴムブロ
ック12に対して、外周面20,22から中心軸までは
至らない深さで軸直角方向に切り込まれた凹部32,3
4を、軸方向で互いに離間して、異なる切り込み方向に
複数形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、キャブオーバ型1ボックスワゴ
ン等のRV(レクリエーション・ヴィークル)車や商用
車等に採用される、ボデー側面に沿って車両前後方向に
スライドさせることにより開閉される形式のスライドド
アにおいて、その開放側移動端を緩衝的に規制する自動
車用レールストッパに係り、特に、スライドドアの上部
を吊り下げ支持せしめるガイドレールの端部に取り付け
られるゴムブロックを備えた自動車用レールストッパに
関するものである。
【0002】
【背景技術】従来から、RV車や商用車等で採用されて
いるスライドドアとしては、車体の乗降口の上方に固設
された前後方向に延びるガイドレールにより、スライド
ドア上部に取り付けたローラを支持および案内させるこ
とによって、スライドドアを吊り下げ状態で支持せしめ
てなる構造のものが知られている。そして、このような
支持構造のものでは、スライドドアの開放側移動端を緩
衝的に規制するために、一般に、ガイドレールの端部に
緩衝ゴムが固着されており、開口操作されたスライドド
アの一部(例えば、ローラ)が、この緩衝ゴムに当接せ
しめられるようになっている。
【0003】ところが、従来では、緩衝ゴムとして単純
な中実ブロック構造のゴム弾性体が採用されており、ス
ライドドアを勢い良く開けると、ゴム弾性体の大きな弾
性復元力がスライドドアに作用するために、開けたスラ
イドドアが跳ね返るようにして閉操作側に向かって戻っ
てしまうおそれがあった。なお、スライドドアのガイド
レールの開口側端部近くには、一般に、板ばね式の突起
が形成されており、スライドドアに設けられたローラが
この突起を乗り越えるようにすることで、スライドドア
を開口状態に保持するための節度機構が採用されるが、
このような板ばね式の突起では、勢い良く開けたスライ
ドドアの跳ね返りによる戻り作動を十分に防止すること
が難しかったのである。
【0004】また、近年では、スライドドアの跳ね返り
による戻り作動を確実に防止するために、スライドドア
の下部と車体との間にロック機構を設け、スライドドア
が開口側端部まで移動せしめられた際に、自動的に、ス
ライドドアを開口側端部位置にロックさせるようにした
ドア構造も提案されている。ところが、このようなロッ
ク機構を採用した場合には、スライドドアを勢い良く開
けると、緩衝ゴムの弾性復元力によってスライドドアの
上部が閉操作側に戻ろうとするために、スライドドアの
全体がガタガタと揺れ、操作者に不安感や嫌悪感を抱か
せる場合があり、最悪の場合には、スライドドアの大き
な揺れによって、スライドドアが車体に緩衝して傷等が
発生するおそれもあった。
【0005】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、スライドドアを吊り下げ支持するガイドレ
ールの端部に装着せしめられ、スライドドアの開放操作
に際して、スライドドアの開口側移動端を緩衝的に規定
し、跳ね返りを有利に軽減乃至は防止せしめ得る、構造
が簡単な自動車用レールストッパを提供することにあ
る。
【0006】
【解決手段】そして、このような課題を解決するため
に、本発明の特徴とするところは、自動車のスライドド
アを吊り下げ支持するガイドレールの端部に取り付けら
れて、該スライドドアが当接せしめられることにより、
該スライドドアの開放側移動端を緩衝的に規定する自動
車用レールストッパにおいて、前記ガイドレールの端部
からレールの長手方向内方に延び出して配されて、前記
スライドドアが先端面に当接せしめられるゴムブロック
を設けると共に、該ゴムブロックに対して、その外周面
から中心軸までは至らない深さで軸直角方向に切り込ま
れた凹部を、該ゴムブロックの軸方向で互いに離間し
て、且つ異なる切り込み方向で複数個形成したことにあ
る。
【0007】このような本発明に従う構造とされたレー
ルストッパにあっては、スライドドアが当接された際に
弾性変形して衝撃吸収するゴムブロックが、入力方向
(スライドドアの移動方向)に延びる長手形状をもって
形成されていることから、大きな緩衝作動ストロークが
確保されると共に、外周面から軸直角方向に切り込まれ
た凹部を、軸方向に離間して複数個形成することが出
来、それによって、全体として一層軟らかいばね特性に
よる優れた緩衝効果が発揮されるのであり、特に、それ
らの凹部が潰れるまでの変形領域では、十分に軟らかい
ばね特性が発揮され、その後、非線形的にばね特性が固
くなることから、極めて優れた衝撃吸収性とスライドド
アの確実な移動制限が効果的に発揮されるのである。ま
た、かかる凹部が、外周面から中心軸までは至らない深
さで、異なる切り込み方向に、即ち外周面上で周方向に
異なる位置に形成されていることから、局部的な応力の
集中が有利に軽減乃至は回避され得て、優れた耐久性も
実現されるのである。
【0008】要するに、レールストッパは、ガイドレー
ル端部において、例えばガイドレール内に収容された状
態で、極めて狭い配設スペースに装着されることから、
従来では、単純な中実ブロック形状の緩衝ゴムが採用さ
れているに過ぎなかったのであるが、本願発明者が鋭意
検討した結果、上述の如き、特定形状のゴムブロックに
対して、特定構造の切り込み状凹部を設けることによ
り、簡単で且つコンパクトな構造をもって、十分な耐久
性を確保しつつ、緩衝性能の飛躍的な向上が達成される
に至ったのである。そして、その結果、スライドドアの
開放操作に際しての跳ね返りによる戻り作動やガタツキ
が、有利に防止され得ることとなったのである。
【0009】なお、切り込み状凹部の具体的形状は特に
限定されるものでないが、例えば軸直角方向に略一定幅
で直線的に切り欠かれた溝状の凹部や、周方向長さが短
くされたポケット状の凹部などが、何れも採用され得
る。また、このような凹部は、複数個が、互いに軸方向
に離間して、且つ互いに異なる軸直角方向で外周面から
中心軸に向かって形成されていれば良いが、例えば、中
心軸を挟んで対向位置する両側面に交互に形成したり、
或いは中心軸周りに略一定角度ずつ周方向にずれた位置
に形成したりすることが可能であり、それによって、応
力の集中を回避しつつ、反発弾性が小さく軟らかいばね
特性が一層有利に実現可能となる。要するに、これら複
数個の凹部は、少なくとも2つ以上の切り込み方向で形
成されていれば良く、好ましくは、軸方向で同じ切り込
み方向の凹部が隣接して位置しないように、例えば交互
に設定される。更に、ゴムブロックの断面形状は、特に
限定されるものでないが、耐久性を考慮すると、軸方向
で矩形状や円形状,多角形状等の略一定断面形状を有す
るものや、延び出し方向で次第に小断面化する先細形状
などが、好適に採用されることとなり、特に、ガイドレ
ール内に収納配置される場合には、ゴム弾性体の容積確
保や組付性の向上等の点から、ガイドレールの内周面形
状に対応し、それよりも一回り小さな外周面形状が有利
に採用される。尤も、ゴムブロックのガイドレールへの
装着形態や装着構造等は、特に限定されるものでなく、
ガイドレールの形状等に応じて適宜に決定され、必ずし
もガイドレールに収納状態で装着される必要はない。ま
た、本発明に従う構造とされたレールストッパが装着さ
れるガイドレールの構造は、何等、限定されるものでな
いが、例えば、車体側面に沿って固設されて上方に開口
する樋状を有し、その内部に対して、スライドドアの上
部にアームを介して取り付けられたローラが収容されて
案内される構造のガイドレール等が採用され得る。
【0010】また、本発明に係る自動車用レールストッ
パにおいては、例えば、前記ゴムブロックにおける軸方
向のばね定数を、その中心軸を挟んで車内側に位置せし
められる部分よりも、車外側に位置せしめられる部分の
方が小さくなるように、複数個の凹部のそれぞれの切り
込み深さを設定することが出来る。具体的には、例え
ば、ゴムブロックの中心軸を挟んで車内側と車外側とに
凹部を形成し、車内側に位置する凹部よりも車外側に位
置する凹部を、切り込み深さを深く設定すること等によ
って、そのような軸方向のばね定数が有利に設定され
る。或いはまた、前記スライドドアが当接せしめられる
前記ゴムブロックの突出先端面を、車外側に向かう傾斜
面とすることも可能である。
【0011】ゴムブロックの軸方向ばね定数を、車内側
より車外側を軟らかく設定すると、スライドドアの当接
時にゴムブロックの先端部が車外側に変位するように軸
方向で湾曲せしめられることにより、スライドドアが出
来るだけ車外側に保持される。また、ゴムブロックの突
出先端面を車外側に向かって傾斜させると、該突出先端
面に当接せしめられたスライドドアが、傾斜面によって
車外側に案内されて出来るだけ車外側に保持される。そ
の結果、スライドドアが車内側にガタツキ変位してボデ
ー等に緩衝することが防止されるのであり、ボデーの傷
付き等の不具合が有利に防止され得る。
【0012】さらに、本発明に係る自動車用レールスト
ッパにあっては、その基部側(スライドドアが当接する
側とは反対の軸方向端部)がガイドレールに対して固定
的に取り付けられることとなるが、その取付構造は特に
限定されるものでなく、ゴムブロックの基部側をガイド
レールに対して直接に加硫接着したり、或いはゴムブロ
ックの基部側に、ガイドレールに固定するための取付金
具を加硫接着したりすることも可能である。特に、本発
明では、例えば、前記ゴムブロックの一方の軸方向端部
に対して、合成樹脂製の取付部を固着せしめ、該取付部
において、前記ガイドレールの端部に対して固定的に取
り付けられるようにした、ガイドレールへの取付構造
が、好適に採用され得る。
【0013】このような取付構造を採用すれば、ガイド
レールに対して十分な強度をもって容易に取り付けるこ
との出来る取付構造が、安価に且つ軽量で実現され得る
のであり、特に、取付部を合成樹脂製としたことによ
り、複雑な形状の取付部を容易に形成することが出来る
ことから、ガイドレールに対して安定した固定力を発揮
し得る取付部が有利に実現可能とされる。
【0014】また、かくの如く合成樹脂製の取付部を採
用するに際しては、かかる取付部に対して係止金具を埋
設配置し、該係止金具の埋設部分によって、前記ガイド
レールの端部に対する係止片を形成することも可能であ
る。このように、係止金具を係止片に埋設配置すれば、
ガイドレールに対する取付部位の部材強度および取付力
の向上が有利に達成され得るのであり、特に、係止金具
によって係止片に弾性的復元力(ばね力)を付与するこ
とも出来、それによって、取付部のガイドレールに対す
る取付信頼性の更なる向上が図られ得る。
【0015】更にまた、合成樹脂製の取付部におけるガ
イドレールへの具体的な取付構造は、ガイドレールの形
状等に応じて適宜に決定されるべきであって限定される
ものでないが、例えば、かかる取付部に対して、前記ゴ
ムブロックの固着側とは反対側の端面に突出する端部係
止片と、該取付部の両側面に突出する一対の側部係止片
が、それぞれ一体形成されてなる構造が、好適に採用さ
れ得る。このように端部係止片と一対の側部係止片を、
ガイドレールの端部と両側の三つの壁部に係止すること
により、取付部をガイドレールに対して安定して強固に
固定することが可能となるのである。なお、その際、例
えば三つの係止片のうちの一つ或いは二つを、係止金具
の埋設によって補強することが出来、特に、大きな荷重
が作用し易い端部係止片だけを係止金具で補強すること
により、小型の取付部であっても、取付部位を効率的に
金具補強することが出来る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を更に具体的に明ら
かにするために、本発明の実施形態について、図面を参
照しつつ、詳細に説明する。
【0017】先ず、図1及び図2には、本発明の一実施
形態としての自動車用レールストッパ10の正面図と平
面図が示されている。このレールストッパ10は、図1
〜7に示されているように、ゴム弾性体からなるゴムブ
ロック12に対して、合成樹脂製の取付部14が固着さ
れてなる構造とされており、図8〜9に示されているよ
うに、自動車の車体の側面に固設されてスライドドアを
吊り下げ支持せしめるガイドレール16の一端側に対し
て、取付部14が係止固定されることにより、ゴムブロ
ック12がガイドレール16内に位置する状態で、ガイ
ドレール16に取り付けられるようになっている。
【0018】より詳細には、ゴムブロック12は、全長
に亘って一定の略矩形断面形状をもって延びる長手ブロ
ック形状を有している。なお、ゴムブロック12の左右
両側面20,22は、上方に行くに従って互いに接近す
る方向に湾曲されている。また、左側面20(図3中の
左側面をいう。以下、同じ)の下端部には、略矩形状に
切り欠かれた肉欠部24が、軸方向全長に亘って形成さ
れていると共に、右側面22の下端部には、隅切状のカ
ット部26が、軸方向全長に亘って形成されており、自
動車の車体やガイドレール等への緩衝が回避されるよう
になっている。
【0019】また、ゴムブロック12の基端側(取付部
14が固着される、図1中の右端側をいう。以下、同
じ)には、外周面上に張り出した矩形板状の固着部28
が、一体形成されている。更に、ゴムブロック12の先
端側は、右側面22側よりも左側面24側の方が軸方向
に突出せしめられており、左右中央線よりも左側面24
側に位置する部分が、中央線側に向かって湾曲して傾斜
した湾曲面30とされている。
【0020】更にまた、ゴムブロック12における軸方
向の略中央部分には、左側面20と右側面22におい
て、中心軸に直角な上下方向に延びる左凹溝32と右凹
溝34が、形成されている。これら左凹溝32と右凹溝
34は、何れも、略U字形の断面形状をもって、ゴムブ
ロック12の上面36と下面38の間に跨がって直線的
に延びており、両端部分が上下面36,38に開放せし
められている。また、左凹溝32が基端側に偏倚し、且
つ右凹溝34が先端側に偏倚して、それぞれ形成されて
おり、左凹溝32と右凹溝34が、ゴムブロック12の
軸方向に離間して位置せしめられている。これにより、
左凹溝32と右凹溝34は、ゴムブロック12における
一つの軸直角方向断面上に位置しないように、換言すれ
ば、軸直角方向の投影で互いに重なり合わないように形
成されている。
【0021】また、これら左右の凹溝32,34は、何
れも、ゴムブロック12の中心軸を通って上下方向に延
びる中心線:CL(図3参照)までは至らない深さで形
成されている。特に、本実施形態では、左凹溝32は、
中心線:CLから底面までの距離が一定とされた一定深
さの凹部として形成されているが、右凹溝34は、その
中間部分に、深さが漸次変化する傾斜部が設けられてお
り、略上半分が左凹溝32の略半分の浅底とされてい
る。
【0022】要するに、本実施形態のゴムブロック12
においては、基本的に、中心線:CLを挟んで左右対象
に形成されているが、左側面20の下端部に肉欠部24
が形成されていることと、右凹溝34の上半分が浅底と
されていることによって、軸方向全体としてみると、中
心線:CLを境にした右半分よりも左半分のゴム容積が
小さくされている。それによって、軸方向のばね定数
が、中心線:CLを境にした右半分よりも左半分で小さ
くされており、軸方向の圧縮荷重を受けた際に、右半分
よりも左半分の圧縮変形量が大きくなって、ゴムブロッ
ク12の全体が、基端側から先端側に向かって左側(図
2において、先端側が、図中の下方に変位する方向)に
湾曲して変形し易くされている。なお、左右凹溝32,
34は、応力の集中をできるだけ軽減するように、深さ
方向および長さ方向の何れの方向にも略一定の幅で形成
されていると共に、底部が半円形状とされている。
【0023】一方、取付部14は、略矩形ブロック形状
の取付部本体42を備えており、ゴムブロック12の基
端側に位置せしめられている。そして、ゴムブロック1
2の固着部28に対向位置する側には、外方に張り出し
た矩形平板形状の保持部44が一体形成されており、こ
の保持部44の外面に対して、ゴムブロック12の固着
部28が、その一部を埋め込まれた状態で接着固定され
ている。なお、ゴムブロック12と取付部14の接着
は、それら両部材を別形成した後に適当な接着材で接着
したり、予め樹脂成形した取付部14をゴムブロック1
2の加硫成形型内にセットしてゴムブロック12の加硫
成形と同時に取付部14を加硫接着したりすること等も
可能であるが、接着作業性の向上や樹脂の熱変形防止等
の観点から、予め加硫成形したゴムブロック12を取付
部14の成形型内にセットし、取付部14の樹脂成形と
同時に、成形時の熱を利用し、必要に応じて適当な接着
剤を用いて、ゴムブロック12を取付部14に接着する
ことが望ましい。
【0024】また、取付部14には、取付部本体42に
おける保持部44と反対側の面において、下端部から軸
方向(図1中の左右方向)外方に突出し、湾曲して上方
に延び出す端部係止片46が形成されている。この端部
係止片46は、取付部本体42と略同じ幅の板状体から
なる略鉤形状を有しており、先端部分が、取付部本体4
2よりも上方にまで突出せしめられていると共に、先端
部近くの内面上にはかえり状の外側係止突起48が一体
的に突設されている。また、取付部本体42の端部係止
片46との対向面には、略中央部分において、端部係止
片46側に向かって突出する内側係止突起50が一体的
に突設されている。
【0025】更にまた、かかる端部係止片46には、係
止金具としての金属プレート52が、端部係止片46の
厚さ方向の中央部分を略全体に亘って広がって埋設配置
されており、この金属プレート52が、端部係止片46
の基部側端部から取付部本体42内に延び出し、保持部
44の近くまで達する状態で埋設されている。これによ
り、端部係止片46が、金属プレート52にて補強され
ており、端部係止片46において、一定形状への大きな
復元力が付与されている。なお、金属プレート52とし
ては、有効な弾性力を発揮し得るように、ばね鋼等が好
適に採用される。また、かかる金属プレート52は、取
付部本体42の成形型内にセットされて、取付部本体4
2の成形と同時に埋設されることとなるが、金属プレー
ト52を成形型内の所定位置に保持せしめるために、取
付部本体42には、軽量化のための肉抜部を兼ねて、セ
ット治具の挿入用の肉抜穴54,56が、金属プレート
52を挟む上下方向に形成されている。
【0026】さらに、取付部14には、左右(図4及び
図5中の左右をいう。以下、同じ)両側の面において、
それぞれ、下端部から側部外方に突出し、取付部14の
左右両側面に沿って上方に延び出す一対の側部係止片5
8,58が形成されている。これらの側部係止片58,
58は、何れも、先端部分が、取付部本体42よりも上
方にまで突出せしめられていると共に、先端部近くの外
面上にはかえり状の係止突起60が一体的に突設されて
いる。
【0027】上述の如き構造とされた、ゴムブロック1
2と取付部14からなるレールストッパ10は、図8〜
10に示されているように、図示しないスライドドアを
吊り下げ支持して案内するガイドレール16におけるス
ライドドアの開放側端部に対して固定的に取り付けられ
ることとなる。かかるガイドレール16は、下方に開口
する溝形断面を有すると共に、一方の開口端縁部が内方
に屈曲されて係止部66が一体形成されてなるレール本
体金具64を備えており、このレール本体金具64が自
動車の車体側面に固設されることによって、車体前後方
向に直線的に延びる案内溝62が形成されるようになっ
ている。そして、スライドドアに設けられたローラが、
案内溝62に嵌め込まれ、係止部66で係止されて案内
溝62内を車両前後方向に案内されて移動せしめられる
ようになっている。
【0028】また、レール本体金具64におけるスライ
ドドアの開放側端部には、レール本体金具64よりも一
回り大きな溝形断面形状を有するカバー金具68が外嵌
装着されており、両側の開口端縁部が内方に屈曲されて
レール本体金具64にかしめ固定され、更に必要に応じ
て溶接等で固着されている。また、カバー金具68に
は、その両側壁部から、レール本体金具64の長手方向
外方に向かってそれぞれ突出する一対の延長側壁部6
9,69が一体形成されており、更に、それら延長側壁
部69,69の突出方向外方から略コ字状の端壁金具7
0が組み合わされ、延長側壁部69,69の突出端部間
に跨がって固着されている。要するに、一対の延長側壁
部69,69と端壁金具70によって、レール本体金具
64の一端側において、該レール本体金具64の一端側
開口部の外方を帯状に囲うストッパ支持部72が構成さ
れているのである。なお、端壁金具70の底部略中央に
は、係止孔74が穿孔されている。
【0029】そして、このようなガイドレール16に対
して、レールストッパ10は、その取付部14がストッ
パ支持部72内に位置すると共に、ゴムブロック12が
レール本体金具64の案内溝62内に位置する状態で、
組み付けられることとなる。そこにおいて、取付部14
は、ストッパ支持部72に対して下方から嵌め込まれる
ことにより、端部係止片46がストッパ支持部72の外
側に廻り込んで、端壁金具70を、取付部本体42との
間で挟持するようになっている。また、一対の側部係止
片58,58は、ストッパ支持部72の延長側壁部6
9,69に対して、それらの内面に重ね合わせられるよ
うになっている。そして、端部係止片46の外側係止突
起48と側部係止片58,58における各係止突起4
8,60,60が、それぞれ、ストッパ支持部72の上
端面に係止されると共に、取付部本体42の係止突起5
0が、ストッパ支持部72の係止孔74に係止されるよ
うになっている。これにより、取付部14が、ストッパ
支持部72に対して固定的に取り付けられるのであり、
以て、ゴムブロック12が、ガイドレール16の端部に
おいて、案内溝62に収容された状態で、ガイドレール
16の端部から所定長さ突出して位置決め配置されるの
である。また、かくの如き取付状態下、ゴムブロック1
2は、右側面22が車体側に位置し、左側面20が車体
と反対側(車体外方)に位置するようにされる。
【0030】このようにしてガイドレール16に装着さ
れたゴムブロック12にあっては、スライドドアの開放
操作に際して、スライドドアに取り付けられたローラが
ゴムブロック12の突出先端面(30)に対して当接さ
れることとなり、それによって、スライドドアの移動端
が、緩衝的に規制される。そこにおいて、ゴムブロック
12は、左右側面20,22に設けられた左右凹溝3
2,34によって、中実構造に比べて軸方向の初期ばね
特性が軟らかく設定されていることから、ローラの当接
初期に軟らかく、変形量が大きくなるに従って硬くなる
非線型のばね特性が発揮され、極めて優れた緩衝効果と
確実なドアの開口側移動端の規制効果が発揮されるので
ある。特に、左右凹溝32,34が、ゴムブロック12
の表面の異なる面(本実施形態では、中心軸を挟んだ反
対面)で、且つ断面変化による応力集中が相加的に悪影
響を及ぼさない程度に軸方向に相互に離間して形成され
ていることから、ゴムブロック12の耐久性を大幅に損
なうことがなく、しかも小さなサイズで非線形のばね特
性が有利に実現され得るのである。
【0031】それ故、このようなレールストッパ10を
採用することにより、スライドドアの開放操作に際して
の跳ね返りによる戻り作動やガタツキが、有効に防止さ
れ得て、スライドドアの開閉操作感および操作性の飛躍
的な向上が達成されるのである。
【0032】しかも、本実施形態のレールストッパ10
においては、ゴムブロック12における軸方向のばね定
数が、中心線:CLを境にした右半分よりも左半分で小
さくされて、スライドドアのローラが当接した際、ゴム
ブロック12の全体が、基端側から先端側に向かって左
側に湾曲して変形し易く、ゴムブロック12の突出先端
面に当接せしめられたローラが、該突出先端面と共に車
体から外方に離れる方向に変位し易くされていることに
加えて、スライドドアのローラの当接面であるゴムブロ
ック12の突出先端面が、車体外方に向かって傾斜した
湾曲面30とされており、この湾曲面30に当接したス
ライドドアのローラが湾曲面30上を車体側に変位する
のが防止され、湾曲面30上で車体から外方に離れる方
向に導かれるようになっていることから、開口操作され
たスライドドアが車体から離され、車体への干渉による
傷の発生等の不具合が有効に防止され得るのである。
【0033】また、本実施形態のレールストッパ10で
は、ゴムブロック12に対して合成樹脂製の取付部14
が固着されており、この取付部14に形成された3つの
係止片46,58,58によって、レールストッパ10
がガイドレール16に対して、極めて容易にワンタッチ
的操作で取り付けられるようになっていることから、装
着を極めて容易且つ迅速に行うことが出来るのである。
特に、取付部14における3つの係止片46,58,5
8が、コ字形枠状を有する帯状のストッパ支持部72に
対して、端部と左右両側で係止されることから、取付部
14が、ガイドレール16に対して、簡単な構造の少な
い係止部位によって強固に取り付けられるのである。し
かも、スライドドアの当接荷重が入力される軸方向の位
置決め力を得るための端部係止片46は、金属プレート
52で補強されていることから、ゴムブロック12のレ
ールストッパ10への取付力が一層有利に且つ優れた耐
久性をもって発揮されるのである。
【0034】以上、本発明の実施形態について詳述して
きたが、これはあくまでも例示であって、本発明は、か
かる実施形態に関する具体的な記載によって、何等、限
定的に解釈されるものではない。
【0035】例えば、ゴムブロック12に形成される凹
部の形状や数、位置や相対的な配置形態等は、要求され
るばね特性等に応じて適宜に決定されるものであり、何
等限定されるものでない。具体的には、前記実施形態で
は、左右凹溝32,34が合計2個形成されていたが、
それらを3個以上形成することも可能である。また、前
記実施形態では、左右凹溝32,34が、左右両側面2
0,22に形成されていたが、凹溝は、中心軸に向かっ
て2つ以上の異なる軸直角方向から切り込まれたもので
あれば良く、例えば、左右上下の4つの面20,22,
36,38のうちの任意の2つ、或いは3つ以上の面に
対して、凹溝を形成しても良い。
【0036】また、ゴムブロック12の断面形状は、要
求される軸方向のばね特性や、装着スペースの形状等に
応じて適宜に変更され得るものであり、例示の矩形断面
形状の他、円形断面形状や多角形断面形状等、各種の形
状が採用され得る。
【0037】更にまた、レールストッパが装着されるガ
イドレールの構造は、前記実施形態における具体的記載
によって限定されるものでなく、各種の構造が採用され
るものであり、例えば、上方に開口する案内溝を備えた
ガイドレール等も採用可能である。
【0038】加えて、本発明は、スライドドアを開放側
に保持せしめるための節度用突起をガイドレール16内
に設けたドア構造のものや、スライドドアの開放側移動
端において、ドア下部を車体側にロックするロック構造
のもの等、各種のスライドドア用のレールストッパに対
して、何れも適用可能である。加えて、本発明は、各種
自動車に採用されるスライドドアのレールストッパに対
して、自動車の左右或いは後部の何れの部位におけるス
ライドドアであるか等ということに拘わらず、適用可能
であることは、勿論である。
【0039】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて、種々なる変更,修正,改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、何れ、本発明の範囲内に含まれるものであること
は、言うまでもない。
【0040】
【発明の効果】上述の説明から明らかなように、本発明
に従う構造とされた自動車用レールストッパにおいて
は、スライドドアの開放側移動端を制限するに際して、
スライドドアの当接初期には、十分に軟らかいばね特性
による優れた緩衝効果が発揮され、その後、非線形的に
ばね特性が固くなり、最終的にはスライドドアの確実な
移動端規制が実現されるのである。特に、ゴムブロック
12の側面に対して、特定の凹部を特定の配設形態で複
数個設けたことにより、かくの如き優れた緩衝的ストッ
パ特性が、簡単で且つコンパクトな構造をもって実現さ
れたのであり、局部的な応力の集中も軽減乃至は回避さ
れて優れた耐久性も発揮されるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての自動車用レールス
トッパを示す正面図である。
【図2】図1に示されたレールストッパの平面図であ
る。
【図3】図1における III−III 断面図である。
【図4】図1における右側面図である。
【図5】図1におけるV−V断面図である。
【図6】図2におけるVI−VI断面図である。
【図7】図2における VII−VII 断面図である。
【図8】図1に示されたレールストッパのガイドレール
への取付状態の一具体例を示す平面図である。
【図9】図8に示されたレールストッパのガイドレール
への取付状態の一部切欠き正面図である。
【図10】図9におけるX−X断面図である。
【符号の説明】
10 レールストッパ 12 ゴムブロック 14 取付部 16 ガイドレール 32 左凹溝 34 右凹溝 42 取付部本体 46 端部係止片 58 側部係止片 64 レール本体金具 72 ストッパ支持部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のスライドドアを吊り下げ支持す
    るガイドレールの端部に取り付けられて、該スライドド
    アが当接せしめられることにより、該スライドドアの開
    放側移動端を緩衝的に規定する自動車用レールストッパ
    において、 前記ガイドレールの端部からレールの長手方向内方に延
    び出して配されて、前記スライドドアが先端面に当接せ
    しめられるゴムブロックを有していると共に、該ゴムブ
    ロックに対して、その外周面から中心軸までは至らない
    深さで軸直角方向に切り込まれた凹部が、該ゴムブロッ
    クの軸方向で互いに離間して、且つ異なる切り込み方向
    で複数個形成されていることを特徴とする自動車用レー
    ルストッパ。
  2. 【請求項2】 前記ゴムブロックにおける軸方向のばね
    定数が、その中心軸を挟んで車内側に位置せしめられる
    部分よりも、車外側に位置せしめられる部分の方が小さ
    くなるように、前記複数個の凹部のそれぞれの切り込み
    深さが設定されている請求項1に記載の自動車用レール
    ストッパ。
  3. 【請求項3】 前記スライドドアが当接せしめられる前
    記ゴムブロックの突出先端面が、車外側に向かう傾斜面
    とされている請求項1又は2に記載の自動車用レールス
    トッパ。
  4. 【請求項4】 前記ゴムブロックの一方の軸方向端部に
    対して、合成樹脂製の取付部が固着されており、該取付
    部において、前記ガイドレールの端部に対して固定的に
    取り付けられるようになっている請求項1乃至3の何れ
    かに記載の自動車用レールストッパ。
  5. 【請求項5】 前記取付部に対して係止金具が埋設配置
    されており、該係止金具の埋設部分によって、前記ガイ
    ドレールの端部に対する係止片が形成されている請求項
    4に記載の自動車用レールストッパ。
  6. 【請求項6】 前記取付部に対して、前記ゴムブロック
    の固着側とは反対側の端面に突出する端部係止片と、該
    取付部の両側面に突出する一対の側部係止片が、それぞ
    れ一体形成されている請求項4又は5に記載の自動車用
    レールストッパ。
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