JPH11140585A - 最適強靭性を有する熱処理鋼 - Google Patents

最適強靭性を有する熱処理鋼

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JPH11140585A
JPH11140585A JP10245630A JP24563098A JPH11140585A JP H11140585 A JPH11140585 A JP H11140585A JP 10245630 A JP10245630 A JP 10245630A JP 24563098 A JP24563098 A JP 24563098A JP H11140585 A JPH11140585 A JP H11140585A
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Michael J Leap
ジェイ.リープ マイケル
James C Wingert
シー.ウィンガート ジェームズ
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C21D1/18Hardening; Quenching with or without subsequent tempering
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    • C21METALLURGY OF IRON
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Abstract

(57)【要約】 【課題】熱処理された微量合金鋼の衝撃靭性を最適化す
るための組成物および加工方法の開発。 【解決手段】開示された鋼組成物の範囲によれば、チタ
ンおよびアルミニウムなどの結晶粒微細化粒子を形成す
る元素を基本的に含まず、かつ焼き入れ操作を通して維
持される鉄/合金カーバイトの含有量が適切な熱処理の
適用によって最少化された軽度焼戻しマルテンサイト型
微細構造がもたらされ、この熱処理では、オーステナイ
ト化を約900℃またはそれより高温で行い、次いで焼き
入れおよび約180℃での中間的焼戻しをおこなう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、強度および靭性の組み合
わせが良好な軽度焼戻しマルテンサイト型微細構造をも
たらす鋼組成物および加工方法に関する。
【0002】
【発明の技術的背景】軽度焼戻しマルテンサイト型微細
構造を有する鋼は、様々な高応力構造、装置および自動
車構成部品において用途を増加させていることが知られ
ている。この分野での殆どの研究は、一般的に、基材鋼
組成物(即ち、固有マトリックス靭性)制御と、非鉄混
在物の含有量および分散制御(即ち、鋼清浄度および介
在物形状制御)とを通した靭性の改善に関していた。最
近、より小さな第2相粒子、例えば結晶粒微細化析出物
の焼戻しマルテンサイトの靭性における有害効果につい
ての知見が増えてきており、これら析出物を含む鋼の靭
性における改善に影響を与えるため、二つの一般的なア
プローチ:(i)析出物の調質、及び(ii)靭性に逆効果を
与えるものと、より有害性のない析出物種との置換、が
行われてきた。
【0003】Leapによる特許(米国特許第5,409,554号
(1995年))に基づく、第一の靭性改善方法は、強
靭鋼における結晶粒微細化析出物を調質するための加工
を伴う。この方法が、アルミニウム、微量合金元素、微
量合金元素の合理的な組合せと結びついたアルミニウ
ム、および窒素などを含む広範囲の基材鋼組成物種で、
広範な強度にわたって靭性の改善をもたらすことが、電
気炉(EAF)製鋼法のプラクティスに代表される集中研
究(M.J. Leap及びJ.C. Wingert, “Recent Advances i
n the Technology of Toughening Grain-Refined, High
-Strength Steels”, SAE International Paper 96174
9, 1996およびM.J. LeapおよびJ.C.Wingert, “Applica
tion of the AdvanTec Process for Improving the Tou
ghness of Grain-Refined, High-Strength Steels”, 3
8th Mechanical Working & Steel Processing Conferen
ce Proceedings, Iron & Steel Society, Inc., 1996)
で示された。この調質に基づく強化のメカニズムが、強
靭鋼の低温靭性の改善をもたらすことも示されている
(M.J. Leap, J.C. Wingert, およびC.A. Mozden,“ De
velopment of a Process for Toughening Grain-Refine
d, High-Strength Steels”, Steel Forgings: Second
Volume, ASTM STP 1259, American Society forTesting
and Materials, 1997)。
【0004】電弧炉または“EAF”強靭鋼における靭性
に影響を与える第二の方法は、0.3%C、 0.65% Mn、 1.5
% Si、2.0% Cr、 0.4% Mo、0.1% V、 0.06% Ti、 <0.03
% Al、および50〜130 ppm Nの通常組成を有する鋼中で
のAlNに優先するTiNの析出に基づいている(J.E. McVic
ker, 米国特許第5,131,965号, 1992)。この特許で評価
された鋼は、硬度およびショートロッド破壊粘り強さ
(即ち、安定拘束延性引裂き抵抗)の優れた組み合わせ
を示したが、この鋼の衝撃粘強さおよび平面ひずみ破壊
粘強さは両方とも、結晶粒微細化析出物の調質分散物を
含む他の合金と同等である。同様の基本原理研究が、Bo
bbert 等によってなされ(米国特許第5,458,704号, 199
5)、ここでは、0.25〜0.32% C、0.1〜1.50% Mn、0.05
〜0.75% Si、0.9〜2.0% Cr、0.1〜0.70% Mo、1.2〜4.5%
Ni、0.01〜0.08 Al、<0.015% P、<0.005% S、および<1
20 ppm Nを含むホウ素処理鋼における窒素のゲッター剤
としてチタンが用いられる。
【0005】強靭鋼への結晶粒微細化元素の意図ある添
加の結果として靭性が低下したにもかかわらず、様々な
調査で、焼戻しマルテンサイト型微細構造の靭性におけ
る、残存合金カーバイト(即ち、強化熱処理を通じて維
持される鉄/合金カーバイト)の潜在的有害効果が特に
言及されてきた。例えば、Thomas及びRao(米国特許第4,
170,497及び4,170,499号、1979)、Sarikaya、Steinberg
及びThomas (Metallurgical Transactions、vol. 13A、
1982、2227-2237)、およびRamesh、Kim及びThomas (Met
allurgical Transactions、vol. 21A、1990、683-695)
は、強靭鋼における良好な靭性の開発には、微細構造か
らの粗大な合金カーバイトの除去が要求され、このよう
な目的に向けて、この問題を予防するために2段オース
テナイト化処理が設計されたことを示した。一般的な2
段熱処理の変形は、1100℃でオーステナイト化した後
に、冷却し次いで低温(870℃)での再オーステナイト
化を行うか、あるいは冷却し、200℃で焼戻し次いで低
温で再オーステナイト化することからなる。これら文献
で説明されるように、高温オーステナイト化は鉄/合金
カーバイトを溶解するために適用され、一方第二のオー
ステナイト化処理は結晶粒微細化のために必要である。
しかしながら、これら文献は従来の温度(800〜850℃)
での焼入れ処理に付された鋼のデータを含んでいないた
め、仮定されたメカニズムを介する靭性に付いての二重
オーステナイト化処理の効果を評価することは不可能で
ある。これらの結果は、未溶解のカーバイトが、単一オ
ーステナイト化処理または二重オーステナイト化処理の
適用後の一連の合金鋼のいずれにおいても発見されなか
ったというSarikaya、SteinbergおよびThomasの結果に
よりさらに混乱させられる。
【0006】これら文献の再検討によれば、結晶粒微細
化元素を含む強靭鋼の靭性を改善するための方法は進歩
したが、一方では軽度焼戻しマルテンサイト型微細構造
中における結晶粒微細化析出物の事実上の除去から結果
として得られる靭性の改善に、特に焦点を絞った成果は
なかったことが示される。さらに、商業的に実用的でな
い2段オーステナイト化処理の根拠となる残存鉄/合金
カーバイトの予想される効果に関して、(i)靭性への残
存鉄/合金カーバイトの有害効果の単離および(ii)軽度
焼戻しマルテンサイト中のこれら粒子の存在に伴う靭性
の低下を緩和する方法の開発に付いての成果はなかっ
た。
【0007】
【発明の概要】本発明は、最適な靭性を有する強靭鋼を
提供する。この目的は、結晶粒微細化析出物の最少化ま
たは除去により、および微細構造中の残存鉄カーバイト
および合金カーバイト含有量を制御することによって達
成される。結晶粒微細化析出物の最少化および除去は、
鋼組成物の制限を通して達成される一方、残存カーバイ
ト含有量は適当な温度でのオーステナイト化熱処理によ
って最少化される。
【0008】本発明の完全な理解は、全体を通して同様
の参照記号は同様の部分を特定する図面と関連して利用
される以下の説明から得ることができる。
【0009】
【発明の好ましい態様】本発明は、軽度焼戻しマルテン
サイト型微細構造を有する低合金強靭鋼における靭性の
改善に関する。本発明は、微細構造中の結晶粒微細化析
出物の除去の結果として得られる衝撃粘り強さの改善を
もたらすとともに、焼入れ熱処理を通じて維持される鉄
カーバイトおよび合金カーバイト(以後「鉄/合金カー
バイト」と記す)の含有量の制御を提供する。
【0010】微量合金元素に関しては、結晶粒微細化析
出物の含有量は、合金組成物中のチタン、ニオブおよび
バナジウムなどの元素の含有量を制限することにより最
少化される。この削減は、メルティングストックとして
用いられる原材料またはスクラップの制御を通じて達成
される。同様の基本的なアプローチがアルミニウム添加
についても適用されるが、アルミニウムが典型的に脱酸
素剤および結晶粒微細化元素の両方として用いられるた
め、許容されるアルミニウム含有量は、窒素含有量およ
び最終製品のための熱処理温度の両方に依存する。事実
上、これら可変要素はオーステナイト中のAlNに対する
溶解度積を介して関連する。Darken、SmithおよびFiler
により導き出された溶解度積(Transactions of the Me
tallurgical Society of AIME、vol.3、1951、1171-117
9)に基づき、アルミニウムの許容される含有量は、窒
素含有量および熱処理温度TAの関数として計算される:
【0011】
【数1】
【0012】および、
【0013】
【数2】
【0014】(式中、下付のTおよびEFFは、各々全元素
濃度および有効元素濃度を示す符号である。) 臨界的または許容されるアルミニウム含有量を、15 ppm
の酸素含有量および温度850℃及び900℃のオーステナイ
ト化について、窒素含有量の関数として図1に示した。
許容されるアルミニウム含有量は、900℃でオーステナ
イト化された真空溶解鋼([N]<20 ppm)のためには、0.
02%を越えており、かつ濃度で0.008%までのアルミニウ
ムが、60 ppm未満のNを含む塩基性酸素炉(Basice Oxyg
en Furnace: BOF)鋼を還元するために用いることがで
きる。しかしながら、もしオーステナイト化が900℃で
行われる場合、アルミニウムの含有量は、約〜100 ppm
を越える窒素含有量を有する空気溶融EAF鋼のために
は、残存レベル(〜0.005%)に維持されるべきである。
オーステナイト化温度を850℃に減少させることによ
り、許容されるアルミニウム含有量の劇的な減少が生
じ、〜70 ppm未満の窒素含有量と結びついた残存レベル
アルミニウムが、オーステナイト中の潜在的AlN析出を
回避するために必要となるであろう。これらデータは、
鋼の組成に基づく適切なオーステナイト化温度の選択の
重要性を説明している。
【0015】焼入れ操作を通じての鉄/合金カーバイト
の残留もまた、鋼化学およびオーステナイト化温度に依
存する。残存鉄/合金カーバイトは、焼戻しマルテンサ
イト型微細構造において非平衡残留特性を有しているた
め、熱処理後のこれら粒子の体積フラクションを見積も
るための信頼できる方法論はない。しかしながら、これ
ら粒子の含有量および熱力学的安定性は、各々鋼中の炭
素含有量およびクロム及び/又はモリブデン濃度に比例
した量であると推察される。焼入れおよび低温での最終
オーステナイト化に先立って、残存鉄/合金カーバイト
を溶解させるための高温(1100℃)による従来技術の方
法とは異なり、本発明の方法は、従来の焼き入れ温度
(800〜850℃)よりも高い温度(約900℃)でのオース
テナイト化を含んでいる。やや上昇させた温度でのオー
ステナイト化の目的は、残存鉄/合金カーバイトを完全
に除去する試みではなく、十分な量のこれら鉄/合金カ
ーバイトを溶融させて、得られた軽度焼戻しマルテンサ
イト型微細構造の靭性を実質的に改善することである。
【0016】この後者の靭性改善へのアプローチに伴
い、2つの実際上の制限がある。第一に、鉄/合金カー
バイトの含有量及び/又は安定性の増加は、実質的な量
の粒子溶解を行うためにオーステナイト化温度の増加を
必要とするが、オーステナイト化温度の増加が結晶粒微
細化析出物および残存鉄/合金カーバイトの両方を欠く
粒子成長を引き起こす。したがって、オーステナイト化
温度の上限は、最大限に許容できる粒子サイズによって
制限され、これは低温粘強さの要請によって支配され
る。第二に、比較的小さな残存カーバイトは、大きな焼
戻しカーバイトを含むより強く焼戻された構造の靭性に
影響を与えないため、本発明の方法は、軽度焼戻しマル
テンサイト型微細構造に制限される。
【0017】
【実施例】本発明の態様を、粗大AlN析出物を含む0.32%
C-Cr-Mn鋼、調質AlN析出物を含む0.32% C-Cr-Mn鋼、窒
素ゲッター剤としてのチタンの使用と関連するTiN分散
物を含む0.32% C-Cr-Mn鋼(即ち、より高密度のより小
さなTiN析出物と連結した、低密度の非常に粗大なTiN析
出物)、および結晶粒微細化析出物を含まない鋼の靭性
を比較することで説明する。加えて、オーステナイト化
を通して維持される鉄/合金カーバイトの効果を、オー
ステナイト化温度での「無析出物」鋼の靭性における変
化によって試験する。
【0018】鋼の組成を表1に示した。アルミニウム含
有鋼はA1、A2で示し、チタン含有鋼はT1、T2で示し、か
つ本発明の(結晶粒子微細化)無析出物鋼をN1、N2で示
した。
【0019】
【表1】
【0020】鋼は、45 kg真空誘導溶解(VIM)鋼として
融解した。VIMインゴット(約140 mmφ x 300mm)を123
0〜1260℃の範囲で3〜4時間再加熱し、高さ150 mmにア
プセット鍛造し、幅140 mmおよび厚さ70 mmにクロス鍛
造し、次いで室温まで空冷した。各インゴットを、厚さ
64 mmとなるまで圧延機にかけ、3時間〜1260℃で均熱さ
せ、5回のパスで16 mmプレートに熱間圧延し、次いで室
温まで空冷した。アルミニウム含有鋼A1及びA2のビレッ
ト断片を、熱間圧延後直ぐに油焼き入れし、700℃で1.5
時間臨海点以下に焼鈍し、かつ室温に空冷した。以下、
空冷したプレートを従来加工鋼と記し、一方直接焼戻し
および臨界点以下焼鈍しした鋼を前処理/焼戻し材料状
態と記す。この後者の加工方法は、結晶粒微細化析出物
の調質を介して靭性における改善をもたらすことが示さ
れている(M.J. Leap, U.S. Patent No.5,409,554)。
【0021】試験片プランクは、長手方向における熱間
圧延プレートの中央平面から抽出した。プランクを800
〜900℃の範囲の温度にて30分間〜1時間の間オーステ
ナイト化し、室温まで焼入れし、次いで180℃の温度に
て1時間焼戻した。靭性に影響する要素としてのオース
テナイト粒子サイズの潜在的効果は、異なる鋼について
微細粒子化オーステナイト微細構造をもたらす熱処理パ
ラメータを決定することで最少化した。加えて、アルミ
ニウム含有鋼A1及びA2の試験片を800℃で1時間オーステ
ナイト化して、AlNと残存鉄/合金カーバイトとの間の
相互作用を定性的に評価し、無析出物鋼N1及びN2の試験
片を、1100℃の温度で1時間オーステナイト化して、基
本的に残存鉄/合金カーバイトおよび結晶粒微細化析出
物の両方に欠ける粗大粒子材料の靭性を評価した。これ
ら熱処理パラメータを表2に示す。
【0022】
【表2】
【0023】鋼の硬さ、引張り特性および衝撃粘強さ
を、焼入れ及び焼戻し試験片から評価した。鋼の室温引
張り特性は、ASTM E8に従って、直径9 mmおよびゲージ
長さ36mmの試験片から決定した。標準シャルピーV-ノッ
チ試験を、ASTM E23に従って、-60℃から170℃の間の温
度で行った。AlNおよびTiN含有鋼 鋼の室温引張り特性を、表3に要約した。全ての試験片
をRc 50〜51の硬度まで完全に焼入れおよび焼戻しし
た。鋼の強度値は、一般的には炭素含有量と比例したも
のであり、縦引張り延性は、各鋼タイプに付いて、硫黄
含有量へのより小さな依存性を示すにすぎない。アルミ
ニウム含有鋼A1およびA2の従来加工試験片は、最も低レ
ベルの引張り絞り(tensil reduction in area)を示し
たが、前処理/焼鈍し試験片の引張り延性はチタン含有
鋼T1およびT2に付いての対応する値と同等である。
【0024】
【表3】
【0025】アルミニウム含有鋼A1及びA2に付いての衝
撃遷移温度曲線は、各々図2(a)および2(b)に示されて
いる。低硫黄鋼(A1)の前処理/焼鈍し試験片は、試験温
度に伴い徐々に粘強さが増加したが、残りの材料条件で
の粘強さは温度に対して鈍感である。900℃でのオース
テナイト化に先立つ溶体化前処理および臨界点以下焼鈍
しは、各々-60℃から150℃の試験温度の増加に伴い、範
囲〜25%から〜50%で低硫黄鋼の粘強さにおける改善をも
たらす。実質的な量の変動が、高硫黄鋼(A2)に付いての
データには存在するが、傾向方向における違いは、温度
-20℃での前処理/焼鈍し試験片の粘強さにおける、15
〜20%の改善に相当する。
【0026】チタン含有鋼T1及びT2に付いての衝撃遷移
温度曲線は、図3に示されている。両者の鋼の衝撃粘強
さは、-60℃から130℃にわたる試験温度に比較的鈍感で
あり、かつ縦粘強さは、範囲0.001〜0.017%にわたる硫
黄含有量に依存しない。二つの鋼のタイプを比較すれ
ば、AlNの粗大分散物を含む鋼は、最低の粘強さを示
し、TiNまたはAlNの調質分散物を含む鋼は、広い範囲の
試験温度にわたって同等レベルの衝撃粘強さを示す。結晶粒微細化析出物を含まない鋼 無結晶粒微細化析出物鋼N1及びN2に付いての衝撃遷移温
度曲線は、各々図4(a)および4(b)に示されている。両
者の鋼は、800℃3分間のオーステナイト化後において、
試験温度全範囲にわたって、比較的低い下限レベルの粘
強さを示し、かつ特に低硫黄鋼(N1)に付いて、比較的大
量の粘強さの変動が中間試験温度で存在する。900℃30
分間のオーステナイト化後では、粘強さの変動が最少化
され、両者の鋼(N1およびN2)は、範囲-60℃〜120℃の
試験温度にわたって、実質的な粘り強さの増加を示し
た。結晶粒微細化析出物および残存鉄/合金カーバイトの相
対的効果 加工誘導された靭性の改善が、絞りの平均値における比
較的小さな増加を伴う鋼A1およびA2における調質に基づ
く強化とは異なり、オーステナイト化温度における100
℃の増加から結果として得られる鋼N1およびN2の粘強さ
における増加には、引張り延性における大きな増加が伴
う(表4)。表4には、鋼N1がより高いオーステナイト
化温度で、28.7%〜47.2%の延性における有意な増加を示
し、N2は、22.3%〜41.2%の相当な増加があったことが示
される。この挙動の違いは、軽度焼戻しマルテンサイト
型微細構造における引張り破断が、結晶粒微細化析出物
が微細構造から除去されたときには、鉄/合金カーバイ
トの含有量によって有意に影響されることを示唆する
(図4)。逆に、軽度焼戻しマルテンサイトの引張り破
断は、結晶粒微細化析出物を含む鋼中の残存鉄/合金カ
ーバイトの量および分散には臨界的に依存しない。後者
の点は、鋼A1およびA2から得られたデータによって例示
され、ここでは800℃及び900℃でオーステナイト化され
た従来加工の試験片における衝撃粘強さが、高硫黄鋼に
付いては広範な試験温度にわたって(図5c)、低硫黄
鋼に付いては上方棚部温度において(図5a)同様の大
きさである。さらに、衝撃粘強さは、調質AlN析出物を
含む鋼中の残存カーバイトの含有量および分散に臨界的
には依存しないが、この場合オーステナイト化温度の増
加とともに十分にAlN含有量を減少させることにより、
靭性が改善される(図5bおよび5d)。結晶粒子微細
化析出物の微細および粗大分散物を含む鋼の挙動におけ
る主な違いは、析出物体積フラクションの減少(オース
テナイト化温度の増加により生じる)が、最初の粗大な
分散物中のより小さな粒子を優先的に溶解し、これによ
って破断挙動に影響する最初の分散物の大フラクション
(即ち、最粗大析出物)が残されることである。オース
テナイト化温度の均等な増加によってもたらされる同等
量の析出物溶解は、実質的に調質された分散物を含む鋼
における破断に影響する析出物の量を減少させ、これは
返って靭性を改善する。これらデータは、軽度焼戻しマ
ルテンサイト型微細構造の最適靭性は、(i)鋼化学制御
を通じてのAlN含有量の最少化、および(ii)焼き入れ温
度の制御を通じての残存鉄/合金カーバイト含有量の実
質的削減を要求することを示している。
【0027】
【表4】
【0028】本発明の鋼では、結晶粒微細化沈殿物の除
去および残存鉄/合金カーバイト含有量の削減を組み合
わせることにより、オーステナイト化の間の粒子成長が
妨げられずに起こるようにできる。しかしながら、図4
(a)および4(b)に示すように、オーステナイト化が中間
的な温度(例えば、≧900℃)で、制限された量の時間
(例えば誘導加熱および焼入れ)行われた場合、粒子サ
イズ制御がある程度まで維持され、これによって上方棚
部および低温粘強さの両方における改善をもたらす。焼
戻しマルテンサイトの延性破壊抵抗は、粒内破壊の場合
に付いては粒子サイズに幾らか鈍感であるため、残部第
2相粒子を基本的に欠く粗大粒子構造の改善は、強靭鋼
の低温衝撃靭性に影響するのみである。この効果は、90
0℃および1100℃でオーステナイト化された鋼N1及びN2
の試験片に付いて図6に示されている。この場合、微細
粒子および粗大粒子試験片は、同等レベルの遷移および
上方棚部粘強さを示すが、粗大粒子構造は低試験温度で
やや劣った衝撃粘り強さを示す。
【0029】3つのタイプの鋼に付いての機械的特性比
較(表3〜4および図7)は、特に破壊挙動の遷移温度
および上方棚部継続期間における、軽度焼戻しマルテン
サイト型微細構造中の結晶微細化析出物の事実上の除去
および残存鉄/合金カーバイト含有量の制御の結果とし
て得られることが示唆される。
【0030】いくつかの態様を示して本発明を説明した
が、ここに説明されない変更および/または改良が本発
明の精神および範囲から離れない範囲で可能であること
が理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、850℃および900℃の熱処理温度に対す
る窒素含有量の関数としての許容されるアルミニウム含
有量を示すグラフである。
【図2】図2(a)および2(b)は、AlNの粗大な調質分散
物を含む0.32% C-Cr-Mn鋼における、試験温度での縦衝
撃粘強さの変動を示すグラフである:ただし、図2(a)
は0.002% S鋼(鋼A1)、図2(b)は0.018% S鋼(鋼A
2)。
【図3】図3は、窒素のゲッター剤としてチタンを用い
た場合に特徴的な双峰サイズ分布のTiN析出物を含む0.3
2% C-Cr-Mn鋼(鋼T1及びT2)における、試験温度での縦
衝撃粘強さの変動を示すグラフである。
【図4】図4(a)および4(b)は、800℃で30分間および9
00℃で30分間オーステナイト化された0.32% C-Cr-Mn鋼
における、試験温度での縦衝撃粘強さの変動を示すグラ
フである:ただし、図4(a)は0.001% S鋼(鋼N1)、図
4(b)は0.018% S鋼(鋼N2)。
【図5】図5(a)及び5(b)は、温度800℃及び900℃での
最終オーステナイト化後の、粗大な分散物(図5(a))
を含む0.32% C-Cr-Mn鋼、および微細なAlN分散物(図5
(b))を含む0.32% C-Cr-Mn鋼における試験温度での縦衝
撃粘強さの変動を示すグラフである:ただし、図5(a)
及び5(b)は0.002% S鋼(鋼A1)。
【図6】図5(c)及び5(d))は、温度800℃及び900℃で
の最終オーステナイト化後の、粗大な分散物(図5
(c))を含む0.32% C-Cr-Mn鋼、および微細なAlN分散物
(図5(d))を含む0.32% C-Cr-Mn鋼における試験温度で
の縦衝撃粘強さの変動を示すグラフである:ただし、図
5(c)及び5(d)は0.018% S鋼(鋼A2)。
【図7】図6(a)および6(b)は、900℃及び1100℃でオ
ーステナイト化された後の「無析出物」鋼の靭性を比較
するグラフである:ただし、図6(a)は0.001% S鋼(鋼
N1)、図6(b)は0.018% S鋼(鋼N2)。
【図8】図7(a)および7(b)は、AlN析出物を含む(鋼A
1及びA2)、TiN析出物を含む(鋼T1及びT2)、および残
存鉄/合金カーバイトを最低限度量で含む(鋼N1及びN
2)0.32% C-Cr-Mn鋼の縦衝撃粘強さを比較するグラフで
ある:ただし、図7(a)は0.001〜0.002% S鋼、図7(b)
は0.017〜0.018% S鋼。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】最低限度量の結晶粒微細化元素を含み、約
    900℃より高い温度でオーステナイト化され、次いで焼
    入れおよび焼戻しされて軽度焼戻しマルテンサイト型結
    晶構造を生じさせて成る改善された靭性を有する強靭
    鋼。
  2. 【請求項2】空気溶解電弧炉で製造され、80〜120 ppm
    の窒素と、約0.005重量%以下の残存レベルのアルミニ
    ウムとを含む請求項1記載の強靭鋼。
  3. 【請求項3】塩基性酸素炉で製造され、30〜70 ppmの窒
    素と、0.008〜0.016重量%のアルミニウムとを含む請求
    項1記載の強靭鋼。
  4. 【請求項4】焼戻しが約180℃の温度で行われる請求項
    1記載の強靭鋼。
  5. 【請求項5】真空溶解法又は空気溶解/AOD法のいずれ
    かで製造され、約20ppmの窒素と、0.024重量%以下のア
    ルミニウムとを含む請求項1記載の強靭鋼。
  6. 【請求項6】真空誘導溶解法で製造され、実質的にチタ
    ンまたは他の結晶粒微細化沈殿物形成元素を含まず、か
    つ約16〜22 ppmの窒素と、最大0.024重量%のアルミニ
    ウムとを含むとともに、約900℃より高い温度でオース
    テナイト化され、次いで焼き入れし、かつ約180℃で焼
    戻しして軽度焼戻しマルテンサイト型結晶構造を生じさ
    せて成る0.32% C-Cr-Mnタイプの改善された靭性を有す
    る強靭鋼。
  7. 【請求項7】a. 最低限度量の結晶粒微細化沈殿物を含
    む鋼組成物を供給し、 b. その鋼を、約900℃より高い温度でオーステナイト化
    し、 c. その鋼を焼き入れし、かつ d. その鋼を約180℃で焼戻しして軽度焼戻しマルテンサ
    イト型結晶構造を生じさせる、工程を含むことを特徴と
    する改善された靭性を有する強靭鋼の製造方法。
  8. 【請求項8】前記鋼が、空気溶解電弧炉で製造され、80
    〜120 ppmの窒素と、約0.005重量%以下の残留レベルの
    アルミニウムとを含む請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】前記鋼が、塩基性酸素炉で製造され、30〜
    70 ppmの窒素と、0.008〜0.016重量%のアルミニウムと
    を含む請求項7記載の方法。
  10. 【請求項10】前記鋼が、真空溶解法又は空気溶解/AO
    D法のいずれかで製造され、約20 ppmの窒素と、0.024重
    量%以下のアルミニウムとを含む請求項7記載の製造方
    法。
  11. 【請求項11】a. 真空誘導溶解法で製造され、実質的
    にチタンまたは他の結晶粒微細化析出物形成元素を含ま
    ず、かつ約16〜22 ppmの窒素と、最大0.024重量%のア
    ルミニウムとを含む0.32% C-Cr-Mnタイプの鋼を供給
    し、 b. その鋼を、約900℃より高い温度でオーステナイト化
    し、 c. その鋼を焼き入れし、かつ d. その鋼を約180℃で焼戻しして軽度焼戻しマルテンサ
    イト型結晶構造を生じさせる、工程を含むことを特徴と
    する改善された靭性を有する強靭鋼の製造方法。
  12. 【請求項12】a. 重量%で、0.30〜0.35のC、0.7〜0.
    8のMn、0.20〜0.25のSi、0.5のCr、0.10〜0.15のNi、0.
    05のMo、0.02未満のS、0.01未満のP、約0.02以下のAlお
    よび約22以下のNのみから実質的になる鋼合金を真空誘
    導溶解し、 b. その鋼を、約900℃より高い温度でオーステナイト化
    し、 c. その鋼を焼き入れし、かつ d. その鋼を約180℃で焼戻しして軽度焼戻しマルテンサ
    イト型結晶構造を生じさせる、工程を含むことを特徴と
    する改善された靭性を有する強靭鋼の製造方法。
  13. 【請求項13】前記鋼合金が、約0.002未満のSと、約0.
    008未満のAlを含む請求項12記載の方法。
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