JPH11139318A - 物品収納具 - Google Patents

物品収納具

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JPH11139318A
JPH11139318A JP9345642A JP34564297A JPH11139318A JP H11139318 A JPH11139318 A JP H11139318A JP 9345642 A JP9345642 A JP 9345642A JP 34564297 A JP34564297 A JP 34564297A JP H11139318 A JPH11139318 A JP H11139318A
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JP
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frame member
outer frame
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storage device
vibration
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JP9345642A
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English (en)
Inventor
Yoshifumi Ikoma
善文 生駒
Toshiaki Mori
稔明 森
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Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイドパネル体やバックパネル体の振動を低
減することができる物品収納具を提供する。 【解決手段】 左右一対のサイドパネル体2,3とバッ
クパネル体4と底体5とで構成されており、上記各パネ
ル体2,3,4はそれぞれ、門形状の外枠部材8,17
と、外枠部材8,17の内側に設けられた横線材10,
19及び縦線材11,20と、外枠部材8,17の下端
間に連結される下部横枠材9,18とで構成されてお
り、上記各外枠部材8,17はそれぞれ内管と外管とか
らなる二重管で構成されている。これによると、内管と
外管とが擦れ合って、その摩擦により振動エネルギーが
熱エネルギーとなって消散するため、振動が低減され、
騒音が低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品を多数収納し
て保管したり、あるいは所定の場所へ搬送する際に使用
される物品収納具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の物品収納具としては例え
ば特開平8−282667号公報が挙げられる。すなわ
ち、物品収納具は左右一対のサイドパネル体(側体)と
バックパネル体(閉止体)とベースパネル体(底体)と
で構成されている。
【0003】上記サイドパネル体は、パイプを折り曲げ
て形成した門形状の外枠と、この外枠の下端間を連結し
た下枠と、上記外枠の内側に縦横に設けられた縦材およ
び横材とで構成されている。
【0004】また、上記バックパネル体はパイプを折り
曲げて形成した門形状の外枠と、この外枠の下端間を連
結した下枠と、上記外枠の内側に縦横に設けられた縦材
および横材とで構成されている。
【0005】また、上記サイドパネル体とバックパネル
体とは連結具(連結部材)によって連結されている。さ
らに、両サイドパネル体の前端間にはステー(連結杆)
が設けられている。このステーは、その遊端部が右側サ
イドパネル体の第2保持具から脱抜された状態で、左側
サイドパネル体に懸吊される。
【0006】また、上記バックパネル体の下端の左右両
端部と両サイドパネル体の下端の前部とにはそれぞれ、
車輪取付板を介して車輪が設けられている。これによる
と、ベースパネル体上に物品を載置して物品収納具内に
保管したり、あるいは物品を物品収納具内に保管して所
定の場所へ搬送していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来形式では、物品収納具を移動させる際、サイドパネル
体(側体)やバックパネル体(閉止体)が振動し、騒音
が発生するといった問題があった。
【0008】また、複数の物品収納具同士が衝突して、
騒音が発生するといった問題もあった。この際、各パネ
ル体の外枠同士が接触して騒音が発生する場合や、ある
いは外枠の内側に設けられた縦材および横材同士が接触
して騒音が発生する場合があった。
【0009】また、車輪からの振動がサイドパネル体
(側体)やバックパネル体(閉止体)へ伝わったり、連
結具(連結部材)を介してサイドパネル体とバックパネ
ル体とに振動が広まってしまうといった問題もあった。
【0010】さらに、ステー(連結杆)の遊端部を第2
保持具から脱抜して、ステーを左側サイドパネル体に懸
吊した場合、上記ステーが振動して左側サイドパネル体
に当接し、騒音の原因となった。
【0011】本発明は、側体や閉止体の振動を低減する
ことができる物品収納具を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本第1発明における物品収納具は、底体に側体が設け
られ、上記底体の上方に物品収納空間を有し、上記側体
は、外枠部材と、この外枠部材の内側に設けられた内部
材とで構成され、上記外枠部材と内部材との少なくとも
いずれかの部材は内外複数の多重管で構成されているも
のである。
【0013】これによると、側体の外枠部材と内部材と
の少なくともいずれかの部材を多重管で構成しているた
め、外側の管と内側の管とが擦れ合って、その摩擦によ
り振動エネルギーが熱エネルギーとなって消散する。こ
れにより、側体の振動が低減されるため、騒音が低減さ
れる。
【0014】本第2発明における物品収納具は、側体が
一対設けられ、両側体間に、前面または後面の少なくと
も一方を閉じる閉止体が配設され、上記閉止体は、外枠
部材と、この外枠部材の内側に設けられた内部材とで構
成され、上記外枠部材と内部材との少なくともいずれか
の部材は内外複数の多重管で構成されているものであ
る。
【0015】これによると、閉止体の外枠部材と内部材
とのうち少なくともいずれかの部材を多重管で構成して
いるため、外側の管と内側の管とが擦れ合って、その摩
擦により振動エネルギーが熱エネルギーとなって消散す
る。これにより、閉止体の振動が低減されるため、騒音
が低減される。
【0016】本第3発明における物品収納具は、側体の
外枠部材および閉止体の外枠部材はそれぞれ内管と外管
とからなる二重管で構成されているものである。これに
よると、内管と外管とが擦れ合って、その摩擦により振
動エネルギーが熱エネルギーとなって消散するため、側
体ならびに閉止体の振動が低減され、その結果、騒音が
低減される。
【0017】本第4発明における物品収納具は、内管と
外管との間に隙間が形成されているものである。本第5
発明における物品収納具は、内管と外管は固有振動数が
異なっているものである。
【0018】これによると、内管の固有振動数と外管の
固有振動数とが異なるため、内管の振動と外管の振動と
が互いに打ち消し合って、振動が低減される。本第6発
明における物品収納具は、閉止体は連結部材を介して側
体と連結され、上記連結部材を被覆材で覆ったものであ
る。
【0019】これによると、連結部材を被覆材で覆った
ため、振動が被覆材で低減され、したがって、連結部材
を介して側体と閉止体とに広がる振動を低減することが
でき、その結果、騒音が低減される。
【0020】本第7発明における物品収納具は、両側体
間に連結杆が設けられ、この連結杆の一端に、一方の側
体に備えられた被係合部に係脱自在な係合部が設けら
れ、上記連結杆は係合部が被係合部から脱抜された状態
で他方の側体に懸吊され、上記連結杆と係合部とを被覆
材で覆ったものである。
【0021】これによると、係合部を被係合部から脱抜
して連結杆を他方の側体に懸吊し、この連結杆が他方の
側体に当接した場合、連結杆の振動が被覆材で低減さ
れ、その結果、騒音が低減される。
【0022】本第8発明における物品収納具は、両側体
の後部間に、後面を閉じる閉止体が設けられ、上記閉止
体の下端の左右両端部と上記両側体の下端の前部とにそ
れぞれ、取付板を介して車輪が設けられ、上記各取付板
を被覆材で覆ったものである。
【0023】これによると、取付板を被覆材で覆ったた
め、振動が被覆材で低減され、したがって、取付板を介
して車輪から側体へ伝わる振動を低減することができ、
その結果、騒音が低減される。
【0024】本第9発明における物品収納具は、被覆材
として樹脂を用いたものである。これによると、振動が
樹脂の被覆材で低減されるため、騒音が低減される。本
第10発明における物品収納具は、相対向する一対の側
体の下部間に底体が設けられ、上記両側体間でかつ底体
の上方に物品収納空間が形成され、上記側体は、外枠部
材と、この外枠部材の下端に連結される下部横枠材と、
上記外枠部材の内側に設けられた内部材とで構成され、
上記外枠部材の下端部と上記下部横枠材とのいずれかに
制振用部材が一体的に固着されているものである。
【0025】これによると、下部横枠材と外枠部材と制
振用部材との各固有振動数がそれぞれ異なってくるた
め、これら下部横枠材と外枠部材と制振用部材との各振
動が互いに打ち消し合って、振動が低減される。
【0026】本第11発明における物品収納具は、外枠
部材と内部材との少なくともいずれかの部材が内外複数
の多重管で構成されているものである。これによると、
振動がより一層低減される。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の第1の実施の形
態を図1〜図6に基づいて説明する。図1に示すよう
に、1は物品収納具であり、左右一対のサイドパネル体
2,3(側体の一例)と、これら両サイドパネル体2,
3の後部間に配設されたバックパネル体4(閉止体の一
例)と、上記両サイドパネル体2,3の下部間に配設さ
れた底体5とで構成されている。上記底体5の上方に
は、両サイドパネル体2,3とバックパネル体4とで囲
まれた物品収納空間6が形成されている。
【0028】上記各サイドパネル体2,3はそれぞれ、
門形状の外枠部材8と、この外枠部材8の下端間に連結
されるアングル状の下部横枠材9と、外枠部材8の内側
に設けられた複数の横線材10(内部材の一例)および
複数の縦線材11(内部材の一例)とで構成されてい
る。
【0029】上記横線材10は外枠部材8の前後一対の
前部縦枠材12と後部縦枠材13との間に設けられてお
り、また、上記縦線材11は外枠部材8の上部横枠材1
4と下部横枠材9との間に設けられている。
【0030】上記バックパネル体4は、両サイドパネル
体2,3間の後面を閉じるものであり、門形状の外枠部
材17と、この外枠部材17の下端間に連結される下部
横枠材18と、外枠部材17の内側に設けられた複数の
横線材19(内部材の一例)および複数の縦線材20
(内部材の一例)とで構成されている。
【0031】上記横線材19は外枠部材17の左右一対
の側部縦枠材21,22間に設けられており、また、上
記縦線材20は外枠部材17の上部横枠材24と下部横
枠材18との間に設けられている。
【0032】上記サイドパネル体2,3の外枠部材8と
バックパネル体4の外枠部材17とはそれぞれ、図2に
示すように、内管27と外管28とからなる二重鋼管を
門形状に折り曲げて形成したものである。上記内管27
と外管28との間には僅かな隙間29が形成されてい
る。
【0033】図1,図4に示すように、上記各サイドパ
ネル体2,3はそれぞれ複数の連結部材30を介してバ
ックパネル体4に連結されている。上記各連結部材30
は、各サイドパネル体2,3の外枠部材8の後部縦枠材
13に外嵌される一方の筒状保持体31とバックパネル
体4の外枠部材17の各側部縦枠材21,22に外嵌さ
れる他方の筒状保持体32とを有している。図1の仮想
線および図3の仮想線で示すように、上記一側方のサイ
ドパネル体2は、連結部材30を介して、バックパネル
体4の内側に沿うように水平回動自在とされている。上
記各連結部材30の表面は樹脂(被覆材の一例)でコー
ティングされている。
【0034】上記底体5は両サイドパネル体2,3の下
部横枠材9間に支持され、底体5の後端はヒンジ具33
(図3参照)を介してバックパネル体4の下部横枠材1
8に連結されている。これにより、図4に示すように、
底体5は、水平状の横倒姿勢Aとバックパネル体4の内
側に沿った起立姿勢Bとに回動自在となっている。尚、
底体5は樹脂で形成されている。
【0035】図1に示すように、上記両サイドパネル体
2,3の前部間には、間隔保持や荷崩れ防止等を行うた
めのステー34(連結杆の一例)が掛け止めされてい
る。図5に示すように、このステー34の一端には、係
合部35が折り曲げられて一体形成されている。この係
合部35は、一方の保持部材36に形成された被係合孔
37(被係合部の一例)に上方から挿脱自在となってい
る。尚、上記一方の保持部材36は一側方のサイドパネ
ル体2の外枠部材8の前部縦枠材12に外嵌されてい
る。また、ステー34の他端部には上下方向の支持棒材
38が挿通され、この支持棒材38は、他側方のサイド
パネル体3の外枠部材8の前部縦枠材12に外嵌された
他方の保持部材39に設けられている。上記ステー34
は、図5の仮想線で示すように、係合部35が被係合孔
37から脱抜された状態で、他側方のサイドパネル体3
に懸吊される。そして、上記ステー34と係合部35と
両保持部材36,39と支持棒材38との表面はそれぞ
れ、樹脂(被覆材の一例)でコーティングされている。
【0036】図1,図4,図6に示すように、上記両サ
イドパネル体2,3の下部横枠材9の前端部と上記バッ
クパネル体4の下部横枠材18の左右両端部とにはそれ
ぞれ、取付板40を介してキャスター車輪41が設けら
れている。これらキャスター車輪41は複数組のボル
ト,ナット42により取付板40に取付けられている。
また、上記各取付板40は樹脂(被覆材の一例)でコー
ティングされている。
【0037】図1,図3に示すように、上記底体5の裏
側の前部の左右両端部には、底体5を横倒姿勢で固定す
るロックピン44が設けられている。図6に示すよう
に、上記両ロックピン44はそれぞれ、底体5の裏側に
設けられた保持ブラケット45に、左右方向へ出退自在
に挿通され、引張りばね49(図3参照)により外側方
へ突出する方向に付勢されている。また、上記取付板4
0には係止板46が立設され、この係止板46には、上
記ロックピン44の外側先端が挿脱自在なロック孔47
が形成されている。また、底体5には、上方から上記ロ
ックピン44の出退を手動で操作するための操作用開口
部48が形成されている。ロックピン44の外側先端を
ロック孔47に挿入させることによって、底体5は横倒
姿勢Aで固定される。尚、上記ロックピン44は樹脂
(被覆材の一例)でコーティングされている。
【0038】以下に、上記構成による作用を説明する。
物品収納具1を使用する場合、作業者は操作用開口部4
8からロックピン44を操作し、図6の実線で示すよう
に、ロックピン44の外側先端をロック孔47に挿入さ
せておく。これにより、底体5は、両サイドパネル体
2,3の下部横枠材9間に支持されて、ロックピン44
によって横倒姿勢Aで固定される。また、図5の実線で
示すように、ステー34の係合部35を上方から一方の
保持部材36の被係合孔37へ挿入しておく。これによ
り、ステー34が両サイドパネル体2,3の前部間に掛
け止めされる。
【0039】そして、前方から物品収納空間6に対して
物品を出し入れする。また、物品収納具1を押し引きす
ることで、各キャスター車輪41が転動して、物品収納
具1を移動させることができる。あるいは、物品収納具
1をトラック等に搭載して搬送してもよい。
【0040】また、物品収納具1を使用しない場合、図
5の仮想線で示すように、係合部35を被係合孔37の
上方へ脱抜して、ステー34を他側方のサイドパネル体
3に懸吊させる。そして、図6の仮想線で示すように、
操作用開口部48からロックピン44を操作し、引張り
ばね49の付勢力(引張力)に抗してロックピン44の
外側先端をロック孔47から脱抜し、底体5のロックを
解除する。
【0041】この状態で、図4に示すように、底体5
を、横倒姿勢Aから起立姿勢Bへ回動し、バックパネル
体4の内側に沿わせる。さらに、図3の仮想線で示すよ
うに、連結部材30を介して、一側方のサイドパネル体
2をバックパネル体4の内側に沿うように水平回動させ
る。これにより、物品収納具1を平面視でL形状に折り
畳むことができ、この状態で保管することにより、保管
スペースを縮小することができる。尚、折り畳みと逆の
手順で物品収納具1を組立てることができる。
【0042】上記のような物品収納具1の折り畳みや組
立てあるいは移動や搬送の際において、両サイドパネル
体2,3の外枠部材8とバックパネル体4の外枠部材1
7とはそれぞれ図2に示すように内管27と外管28と
からなる二重鋼管構造であるため、内管27と外管28
とが擦れ合って、その摩擦により振動エネルギーが熱エ
ネルギーとなって消散する。これにより、両サイドパネ
ル体2,3ならびにバックパネル体4の振動が低減さ
れ、騒音が低減される。したがって、特に騒音が問題と
なる夜間の作業に適している。また、二重鋼管構造であ
るため、振動の低減と共に各外枠部材8,17の強度が
向上する。
【0043】さらに、底体5は樹脂で形成されているた
め、底体5の騒音も樹脂によって吸収され低減される。
また、各連結部材30の表面を樹脂でコーティングした
ため、振動が樹脂により吸収されて低減され、したがっ
て、各連結部材30を介して両サイドパネル体2,3と
バックパネル体4とに広がる振動を低減することがで
き、その結果、騒音が低減される。
【0044】また、図6に示すように、各取付板40の
表面を樹脂でコーティングしたため、振動が樹脂により
吸収されて低減され、したがって、各キャスター車輪4
1から両サイドパネル体2,3やバックパネル体4へ伝
わる振動を低減することができ、その結果、騒音が低減
される。
【0045】また、図5に示すように、ステー34と係
合部35との表面を樹脂でコーティングしたため、ステ
ー34を他側方のサイドパネル体3に懸吊し、このステ
ー34が他側方のサイドパネル体3に当接した場合、ス
テー34の振動が樹脂により吸収されて低減され、その
結果、騒音が低減される。さらに、両保持部材36,3
9と支持棒材38との表面をそれぞれ樹脂でコーティン
グしたため、係合部35を被係合孔37へ挿入して両サ
イドパネル体2,3間に掛け止めされたステー34に伝
わる振動が樹脂により吸収されて低減され、その結果、
騒音が低減される。
【0046】このようなことから、物品収納具1から発
生する騒音を全体的に低減することができる。上記実施
の形態では、閉止体の一例として、両サイドパネル体
2,3の後部間にバックパネル体4を配設しているが、
前部間にフロントパネル体を配設してもよく、さらに、
このフロントパネル体を開閉自在に構成してもよい。ま
た、上記バックパネル体4やフロントパネル体を設け
ず、両サイドパネル体2,3の前部間および後部間にそ
れぞれステー34を掛け止めしてもよい。
【0047】上記実施の形態では、両サイドパネル体
2,3の外枠部材8とバックパネル体4の外枠部材17
のみをそれぞれ二重管構造にしているが、同様に、各横
線材10,19および各縦線材11,20のみを二重管
(多重管)構造にしてもよく、さらには、上記各外枠部
材8,17と各線材10,19,11,20を全て二重
管(多重管)構造にしてもよい。
【0048】上記実施の形態では、両サイドパネル体
2,3の内部材の一例として横線材10と縦線材11と
を設けているが、平板や金網などであってもよい。同様
に、バックパネル体4の内部材の一例として横線材19
と縦線材20とを設けているが、平板や金網などであっ
てもよい。
【0049】上記実施の形態では、両サイドパネル体
2,3の外枠部材8とバックパネル体4の外枠部材17
とをそれぞれ、内管27と外管28とからなる二重管構
造にしているが、さらに管の本数を増やして三重管ある
いはそれ以上の多重管で構成してもよい。また、上記両
サイドパネル体2,3とバックパネル体4とを樹脂でコ
ーティングしてもよい。
【0050】上記実施の形態では、図2に示すように内
管27と外管28との間に僅かな隙間29を形成してい
るが、この隙間29に樹脂等を充填してもよく、また隙
間29を無くしてもよい。
【0051】上記実施の形態では、図2に示すように、
外管28のみに長手方向の溶接を施しているが、外管2
8と内管27との両者に長手方向の溶接を施してもよ
い。また、上記実施の形態において、各パネル体2,
3,4の各外枠部材8,17と同様に、ステー34を内
管27と外管28とからなる二重管構造あるいはそれ以
上の多重管で構成してもよい。
【0052】上記第1の実施の形態では図2に示すよう
に、内管27と外管28との厚みを同じにしているが、
第2の実施の形態として、図7に示すように、内管27
の厚さを外管28の厚さよりも薄くしてもよい。
【0053】これによると、内管27と外管28との厚
さが異なっているため、内管27の固有振動数と外管2
8の固有振動数とが異なり、その結果、内管27の振動
と外管28の振動とが互いに打ち消し合って、振動が低
減されるといった効果が付加される。
【0054】尚、上記実施の形態では、内管27の厚さ
を外管28の厚さよりも薄くしているが、逆に、外管2
8の厚さを内管27の厚さよりも薄くしてもよい。以下
に、第3の実施の形態を図8に基づいて説明する。
【0055】すなわち、アングル状の下部横枠材9の縦
板部9aと外枠部材8の外側方との間に制振用の板材5
3(制振用部材の一例)が挿入され、この板材53は外
枠部材8の前部縦枠材12と後部縦枠材13との下端部
間に一体的に固着されている。また、上記板材53と上
記下部横枠材9の縦板部9aとの間には僅かな隙間54
が形成されている。尚、上記外枠部材8は内管27と外
管28とからなる二重管構造を有している。
【0056】これによると、下部横枠材9と外枠部材8
と板材53との各固有振動数がそれぞれ異なってくるた
め、これら下部横枠材9と外枠部材8と板材53との各
振動が互いに打ち消し合って、振動がより一層低減され
る。
【0057】上記第3の実施の形態では外枠部材8を内
管27と外管28とからなる二重管構造にしているが、
外枠部材8を多重管構造ではなく単管構造にしてもよ
く、この場合でも、上記下部横枠材9と外枠部材8と板
材53との各固有振動数の違いによって、下部横枠材9
と外枠部材8と板材53との各振動が互いに打ち消し合
い、振動が低減されるといった効果が得られる。
【0058】上記第1〜第3の実施の形態では籠型の台
車形式の物品収納具1を挙げたが、次に説明する第4の
実施の形態では、図9に示すように、物品収納具56を
手押し台車形式としている。すなわち、物品を支持する
四角形の底体57の下面側の四隅にキャスター車輪58
が設けられ、上記底体57の一端部には取手用の側体5
9が立設されている。上記側体59は、図10に示すよ
うに、内管60と外管61とからなる二重管を門形状に
折り曲げて形成したものである。
【0059】これによると、側体59を内管60と外管
61とからなる二重管構造としたため、振動が低減され
る。尚、上記第4の実施の形態では、底体57の一端部
に取手用の側体59を立設しているが、さらに、反対側
の他端部にも取手用の側体を立設したものであってもよ
い。
【0060】さらに、第5の実施の形態として、図11
に示すように、物品を支持する四角形の底体57の下面
側の四隅にキャスター車輪58が設けられ、この底体5
7上に、門形状のフレーム体63,64が対角線方向に
沿って交差して立設されている。上記両フレーム体6
3,64はそれぞれ、図10に示すように、内管60と
外管61とからなる二重管で構成されている。
【0061】これによると、両フレーム体63,64を
それぞれ内管60と外管61とからなる二重管構造とし
たため、振動が低減される。上記第4および第5の実施
の形態では、図10に示すように、内管60と外管61
との間に僅かな隙間65を形成しているが、この隙間6
5に樹脂等を充填してもよく、また、上記隙間65を無
くしてもよい。
【0062】また、第4および第5の実施の形態では、
内管60と外管61との厚みを同じにしているが、内管
60と外管61との厚みを異なったものにしてもよい。
この場合、内管60の固有振動数と外管61の固有振動
数とが異なり、その結果、内管60の振動と外管61の
振動とが互いに打ち消し合って、振動が低減されるとい
った効果が付加される。
【0063】
【発明の効果】以上のように本第1発明によれば、側体
の振動が低減されるため、騒音が低減される。
【0064】また、本第2発明によれば、閉止体の振動
が低減されるため、騒音が低減される。また、本第3発
明によれば、側体ならびに閉止体の振動が低減され、そ
の結果、騒音が低減される。また、外枠部材の強度が向
上する。
【0065】また、本第5発明によれば、内管と外管と
の固有振動数の違いにより、内管の振動と外管の振動と
が互いに打ち消し合って、振動が低減される。また、本
第6発明によれば、振動が被覆材で吸収されて低減され
るため、連結部材を介して側体と閉止体とに広がる振動
を低減することができ、その結果、騒音が低減される。
【0066】また、本第7発明によれば、連結杆の振動
が被覆材で吸収されて低減され、その結果、騒音が低減
される。また、本第8発明によれば、振動が被覆材で吸
収されて低減されるため、取付板を介して車輪から側体
へ伝わる振動を低減することができ、その結果、騒音が
低減される。
【0067】また、本第9発明によれば、被覆材に樹脂
を用いることで、振動をより一層効果的に吸収して低減
することができる。また、本第10発明によれば、下部
横枠材と外枠部材と制振用部材との各固有振動数の違い
により、これら下部横枠材と外枠部材と制振用部材との
各振動が互いに打ち消し合って、振動が低減される。
【0068】また、本第11発明によれば、物品収納具
の振動をより一層低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における物品収納具
の斜視図である。
【図2】図1におけるX−X矢視図である。
【図3】同、物品収納具の平面図である。
【図4】同、物品収納具の側面図である。
【図5】同、物品収納具のステーの拡大正面図である。
【図6】同、物品収納具のロックピンの拡大正面図であ
る。
【図7】本発明の第2の実施の形態における物品収納具
の外枠部材の断面図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態における物品収納具
のサイドパネル体の下端部の拡大正面図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態における物品収納具
の斜視図である。
【図10】図9におけるX−X矢視図である。
【図11】本発明の第5の実施の形態における物品収納
具の斜視図である。
【符号の説明】
1 物品収納具 2,3 サイドパネル体(側体) 4 バックパネル体(閉止体) 5 底体 6 物品収納空間 8 外枠部材 9 下部横枠材 10 横線材(内部材) 11 縦線材(内部材) 17 外枠部材 19 横線材(内部材) 20 縦線材(内部材) 27 内管 28 外管 29 隙間 30 連結部材 34 ステー(連結杆) 35 係合部 37 被係合孔(被係合部) 40 取付板 41 キャスター車輪 53 板材(制振用部材)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底体に側体が設けられ、上記底体の上方
    に物品収納空間を有し、上記側体は、外枠部材と、この
    外枠部材の内側に設けられた内部材とで構成され、上記
    外枠部材と内部材との少なくともいずれかの部材は内外
    複数の多重管で構成されていることを特徴とする物品収
    納具。
  2. 【請求項2】 側体が一対設けられ、両側体間に、前面
    または後面の少なくとも一方を閉じる閉止体が配設さ
    れ、上記閉止体は、外枠部材と、この外枠部材の内側に
    設けられた内部材とで構成され、上記外枠部材と内部材
    との少なくともいずれかの部材は内外複数の多重管で構
    成されていることを特徴とする請求項1記載の物品収納
    具。
  3. 【請求項3】 側体の外枠部材および閉止体の外枠部材
    はそれぞれ内管と外管とからなる二重管で構成されてい
    ることを特徴とする請求項2記載の物品収納具。
  4. 【請求項4】 内管と外管との間に隙間が形成されてい
    ることを特徴とする請求項3記載の物品収納具。
  5. 【請求項5】 内管と外管は固有振動数が異なっている
    ことを特徴とする請求項3記載の物品収納具。
  6. 【請求項6】 閉止体は連結部材を介して側体と連結さ
    れ、上記連結部材を被覆材で覆ったことを特徴とする請
    求項2記載の物品収納具。
  7. 【請求項7】 両側体間に連結杆が設けられ、この連結
    杆の一端に、一方の側体に備えられた被係合部に係脱自
    在な係合部が設けられ、上記連結杆は係合部が被係合部
    から脱抜された状態で他方の側体に懸吊され、上記連結
    杆と係合部とを被覆材で覆ったことを特徴とする請求項
    2記載の物品収納具。
  8. 【請求項8】 両側体の後部間に、後面を閉じる閉止体
    が設けられ、上記閉止体の下端の左右両端部と上記両側
    体の下端の前部とにそれぞれ、取付板を介して車輪が設
    けられ、上記各取付板を被覆材で覆ったことを特徴とす
    る請求項2記載の物品収納具。
  9. 【請求項9】 被覆材として樹脂を用いたことを特徴と
    する請求項6から請求項8のいずれかに記載の物品収納
    具。
  10. 【請求項10】 相対向する一対の側体の下部間に底体
    が設けられ、上記両側体間でかつ底体の上方に物品収納
    空間が形成され、上記側体は、外枠部材と、この外枠部
    材の下端に連結される下部横枠材と、上記外枠部材の内
    側に設けられた内部材とで構成され、上記外枠部材の下
    端部と上記下部横枠材とのいずれかに制振用部材が一体
    的に固着されていることを特徴とする物品収納具。
  11. 【請求項11】 外枠部材と内部材との少なくともいず
    れかの部材が内外複数の多重管で構成されていることを
    特徴とする請求項10記載の物品収納具。
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