JPH11139118A - タイヤ空気圧調整装置 - Google Patents
タイヤ空気圧調整装置Info
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- JPH11139118A JPH11139118A JP9305171A JP30517197A JPH11139118A JP H11139118 A JPH11139118 A JP H11139118A JP 9305171 A JP9305171 A JP 9305171A JP 30517197 A JP30517197 A JP 30517197A JP H11139118 A JPH11139118 A JP H11139118A
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- Japan
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- tire
- axle
- pump unit
- air
- cam member
- Prior art date
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C23/00—Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
- B60C23/10—Arrangement of tyre-inflating pumps mounted on vehicles
- B60C23/12—Arrangement of tyre-inflating pumps mounted on vehicles operated by a running wheel
- B60C23/137—Arrangement of tyre-inflating pumps mounted on vehicles operated by a running wheel comprising cam driven pistons
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 遠心力を利用しないで、特殊なタイヤやリム
を用意しなくとも、車輪の回転力を直線運動に変換して
タイヤに空気を圧送するポンプを、タイヤホイール内に
装着する。 【解決手段】 車両の車軸10と共に回転するフランジ
11等の部材に、車軸10と同方向に往復運動するポン
プユニット20を配置して、前記ポンプユニット20の
ピストンの一端を、カム部材40に設ける車軸10に対
して略直角方向のストロークを発生させる斜面42に当
接させ、回転する部材の回転運動を往復運動に変換し
て、前記ポンプユニット20の吸入孔から吸入した外気
を圧縮して、任意の空気圧に設定した安全弁60を介し
て車両のタイヤ6に供給する。
を用意しなくとも、車輪の回転力を直線運動に変換して
タイヤに空気を圧送するポンプを、タイヤホイール内に
装着する。 【解決手段】 車両の車軸10と共に回転するフランジ
11等の部材に、車軸10と同方向に往復運動するポン
プユニット20を配置して、前記ポンプユニット20の
ピストンの一端を、カム部材40に設ける車軸10に対
して略直角方向のストロークを発生させる斜面42に当
接させ、回転する部材の回転運動を往復運動に変換し
て、前記ポンプユニット20の吸入孔から吸入した外気
を圧縮して、任意の空気圧に設定した安全弁60を介し
て車両のタイヤ6に供給する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の車軸の回転
を利用してタイヤの空気圧を予め設定する任意の圧力に
維持する空気圧調整装置に関する。
を利用してタイヤの空気圧を予め設定する任意の圧力に
維持する空気圧調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の車輪の回転を利用してタイヤの空
気圧を自動的に調整する従来技術としては、車輪のリム
に取付けた空気ポンプのピストンがリムに対し車輪の回
転による遠心力により、半径方向に駆動され、外気を吸
入してタイヤの空気圧を補充するものが周知である。し
かし、この技術では、ポンプをリムに永久的に取付けて
おかなければならず、特殊なタイヤとリムが必要であ
り、ポンプの点検や交換の際にはタイヤを取り外さなけ
ればならないと言う不便があった。
気圧を自動的に調整する従来技術としては、車輪のリム
に取付けた空気ポンプのピストンがリムに対し車輪の回
転による遠心力により、半径方向に駆動され、外気を吸
入してタイヤの空気圧を補充するものが周知である。し
かし、この技術では、ポンプをリムに永久的に取付けて
おかなければならず、特殊なタイヤとリムが必要であ
り、ポンプの点検や交換の際にはタイヤを取り外さなけ
ればならないと言う不便があった。
【0003】これに対し、車輪の回転中心から偏心した
位置に重力ベクトルと遠心力ベクトルの合成力で駆動さ
れる空気ポンプをタイヤホイールの正面に配置した技術
が、特表平6−510252号公報で提案されている。
図6及び図7は、この技術の概要を示すもので、タイヤ
の回転軸118からRだけ離れた位置114にポンプ装
置を配置し、タイヤの0°回転、60°回転、180°
回転毎の重力ベクトル112と遠心力ベクトル110の
合成力の大きさと向きの状態を示し、図7に、そのポン
プ装置130の概念図を示す。
位置に重力ベクトルと遠心力ベクトルの合成力で駆動さ
れる空気ポンプをタイヤホイールの正面に配置した技術
が、特表平6−510252号公報で提案されている。
図6及び図7は、この技術の概要を示すもので、タイヤ
の回転軸118からRだけ離れた位置114にポンプ装
置を配置し、タイヤの0°回転、60°回転、180°
回転毎の重力ベクトル112と遠心力ベクトル110の
合成力の大きさと向きの状態を示し、図7に、そのポン
プ装置130の概念図を示す。
【0004】図6によれば、空気ポンプの駆動力となる
重力ベクトル112と遠心力ベクトル110の合成力
は、タイヤの回転角に対応してR1、R2、R3と変化
する。つまり、0°回転では、下向きのR1となり、1
80°回転では、上向きのR3となる。
重力ベクトル112と遠心力ベクトル110の合成力
は、タイヤの回転角に対応してR1、R2、R3と変化
する。つまり、0°回転では、下向きのR1となり、1
80°回転では、上向きのR3となる。
【0005】図7に示すポンプ装置130は、該合成力
により駆動される。第1シリンダ132内の第1ピスト
ン131は、ロット144を介して第2シリンダ148
内の、第1ピストン131に比較し充分大きな質量を有
する第2ピストン147に連結されている。タイヤ14
1が0°回転の時、第2ピストン147の重力ベクトル
112と遠心力ベクトル110の合成力R1は下向きに
作用して、ダクト149に通じている第2シリンダ14
8の147B側が大気圧であるのに対し、147A側
は、パイロット弁151で制御される圧縮空気圧に維持
される。一方、第1シリンダ132の131A側も容積
が縮むにつれ、空気管134からパイロット弁135を
経由して空気管137を通り設定圧の空気がタイヤ14
1内に圧送される。設定圧を超える空気は、レギュレー
タ140から排出される。そして、第1シリンダ132
の131B側には、容積が膨張する時にダクト136か
ら吸入した外気がパイロット弁135を経由して供給さ
れる。
により駆動される。第1シリンダ132内の第1ピスト
ン131は、ロット144を介して第2シリンダ148
内の、第1ピストン131に比較し充分大きな質量を有
する第2ピストン147に連結されている。タイヤ14
1が0°回転の時、第2ピストン147の重力ベクトル
112と遠心力ベクトル110の合成力R1は下向きに
作用して、ダクト149に通じている第2シリンダ14
8の147B側が大気圧であるのに対し、147A側
は、パイロット弁151で制御される圧縮空気圧に維持
される。一方、第1シリンダ132の131A側も容積
が縮むにつれ、空気管134からパイロット弁135を
経由して空気管137を通り設定圧の空気がタイヤ14
1内に圧送される。設定圧を超える空気は、レギュレー
タ140から排出される。そして、第1シリンダ132
の131B側には、容積が膨張する時にダクト136か
ら吸入した外気がパイロット弁135を経由して供給さ
れる。
【0006】タイヤが180°回転に至ると、第2ピス
トン147の重力ベクトル112と遠心力ベクトル11
0の合成力R3は路面に対し上向きに作用しているもの
の、R1に比べ遥かに小さく第2シリンダ148の14
7A側に蓄えられている圧縮空気の力により、第1シリ
ンダ132の131B側の容積を縮め、空気管133か
らパイロット弁135を経由して空気管137を通り設
定圧の空気がタイヤ141内に圧送される。第1シリン
ダ132の131A側には、容積が膨張する時にダクト
136から吸入した外気がパイロット弁135を経由し
て供給される。
トン147の重力ベクトル112と遠心力ベクトル11
0の合成力R3は路面に対し上向きに作用しているもの
の、R1に比べ遥かに小さく第2シリンダ148の14
7A側に蓄えられている圧縮空気の力により、第1シリ
ンダ132の131B側の容積を縮め、空気管133か
らパイロット弁135を経由して空気管137を通り設
定圧の空気がタイヤ141内に圧送される。第1シリン
ダ132の131A側には、容積が膨張する時にダクト
136から吸入した外気がパイロット弁135を経由し
て供給される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図6及び図7
に示す技術では、特殊なタイヤやリムを用意しなくても
よい後装着形式の装置の提供は可能となったものの、車
両が低速走行になると遠心力ベクトルが低下し所定のピ
ストン駆動力が得られないことや、ホンプ装置の配置部
位がタイヤの回転軸からRだけ偏心したところにあるた
め、高速走行時のホイールバランスを崩すと言う問題が
ある。そこで、本発明では、遠心力を利用せずに車輪の
回転力を直線運動に変換してポンプを駆動する機構を提
供し、従来技術の持つ問題点を解消するものである。
に示す技術では、特殊なタイヤやリムを用意しなくても
よい後装着形式の装置の提供は可能となったものの、車
両が低速走行になると遠心力ベクトルが低下し所定のピ
ストン駆動力が得られないことや、ホンプ装置の配置部
位がタイヤの回転軸からRだけ偏心したところにあるた
め、高速走行時のホイールバランスを崩すと言う問題が
ある。そこで、本発明では、遠心力を利用せずに車輪の
回転力を直線運動に変換してポンプを駆動する機構を提
供し、従来技術の持つ問題点を解消するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】車両の車軸と共に回転す
る車軸のフランジやブレーキドラム等の部材に、車軸と
同方向に往復運動するポンプユニットを配置して、前記
ポンプユニットのピストンの一端を、車輪の回転に対し
て非回転のカム部材の斜面に当接させ、前記ポンプユニ
ットのピストンを回転する部材の回転運動に対応した往
復運動に変換し、前記ポンプユニットの吸入孔から吸入
した空気を圧縮して、安全弁を介して車両のタイヤに空
気を供給する。
る車軸のフランジやブレーキドラム等の部材に、車軸と
同方向に往復運動するポンプユニットを配置して、前記
ポンプユニットのピストンの一端を、車輪の回転に対し
て非回転のカム部材の斜面に当接させ、前記ポンプユニ
ットのピストンを回転する部材の回転運動に対応した往
復運動に変換し、前記ポンプユニットの吸入孔から吸入
した空気を圧縮して、安全弁を介して車両のタイヤに空
気を供給する。
【0009】そしてカム部材は、タイヤホイールの外側
に配設され、車軸に軸受を介して懸垂されるバランスウ
ェイトを備えるようにすれば、メンテナンスの容易なポ
ンプユニットを提供できる。また、カム部材全体を包む
カバーを取付ければ、周辺の防塵・防水が容易となる。
に配設され、車軸に軸受を介して懸垂されるバランスウ
ェイトを備えるようにすれば、メンテナンスの容易なポ
ンプユニットを提供できる。また、カム部材全体を包む
カバーを取付ければ、周辺の防塵・防水が容易となる。
【0010】又、別の形態としては、カム部材はタイヤ
ホイールの内側に配設され、アクスルハウジング側の非
回転部分に固定されるようにすれば、防塵・防水のため
のカバーは省略できる。
ホイールの内側に配設され、アクスルハウジング側の非
回転部分に固定されるようにすれば、防塵・防水のため
のカバーは省略できる。
【0011】さらに、ポンプユニットとタイヤを結ぶ空
気管の間に配置される安全弁に、タイヤ空気圧を任意に
増減する調整機構を設ければ、雪道走行においてタイヤ
空気圧を下げて接地面積を増加し路面粘着力を向上する
ことも可能となる。
気管の間に配置される安全弁に、タイヤ空気圧を任意に
増減する調整機構を設ければ、雪道走行においてタイヤ
空気圧を下げて接地面積を増加し路面粘着力を向上する
ことも可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を具体化した好適
の実施例を、図面に基づいて詳細に説明する。図1〜3
は、タイヤホイール4の外側にタイヤ空気圧調整装置を
配設した例を示す。
の実施例を、図面に基づいて詳細に説明する。図1〜3
は、タイヤホイール4の外側にタイヤ空気圧調整装置を
配設した例を示す。
【0013】図1において、非回転部材であるアクスル
ハウジング1の外周に、ハブ3が対抗する一対のテーパ
ーローラベアリング2に支持されているところに、タイ
ヤホイール4が装着されている。タイヤホィール4の外
周には、リム5が存在し公知のタイヤ6が装着されてい
る。該ハブ3には、ブレーキドラム7も装着され、アク
スルハウジング1に取付けたバックプレート8に支持さ
れるブレーキシュー9との間に制動力を発生させる。一
方、アクスルハウジング1内には、駆動力を伝達する車
軸10が配置されフランジ11を介して該ハブ3に固定
されている。
ハウジング1の外周に、ハブ3が対抗する一対のテーパ
ーローラベアリング2に支持されているところに、タイ
ヤホイール4が装着されている。タイヤホィール4の外
周には、リム5が存在し公知のタイヤ6が装着されてい
る。該ハブ3には、ブレーキドラム7も装着され、アク
スルハウジング1に取付けたバックプレート8に支持さ
れるブレーキシュー9との間に制動力を発生させる。一
方、アクスルハウジング1内には、駆動力を伝達する車
軸10が配置されフランジ11を介して該ハブ3に固定
されている。
【0014】回転する部材であるフランジ11の一部に
本発明によるタイヤ空気圧調整装置のポンプユニット2
0が、車軸10と平行に配設され、カム部材40が車軸
10の終端に軸受43を介して車両に対して非回転状態
で懸垂支持される。
本発明によるタイヤ空気圧調整装置のポンプユニット2
0が、車軸10と平行に配設され、カム部材40が車軸
10の終端に軸受43を介して車両に対して非回転状態
で懸垂支持される。
【0015】図2に、ポンプユニット20の内部構造の
詳細とカム部材40を含む周辺の断面図を示す。フラン
ジ11の車軸10の中心からRだけ偏心したところに、
シリンダ22を挿入するサポート孔23を設ける。該シ
リンダ22の内部には、摺動自在にピストン21を配置
する。空気は、シリンダ22の吸入孔24からピストン
21の環状溝25を経由してピストン21の中央に設け
るセンターポート26に至る。
詳細とカム部材40を含む周辺の断面図を示す。フラン
ジ11の車軸10の中心からRだけ偏心したところに、
シリンダ22を挿入するサポート孔23を設ける。該シ
リンダ22の内部には、摺動自在にピストン21を配置
する。空気は、シリンダ22の吸入孔24からピストン
21の環状溝25を経由してピストン21の中央に設け
るセンターポート26に至る。
【0016】該センターポート26の終端に配置される
吸入弁27は、シリンダ22に圧入したバルブシート2
8との間に縮装される第1スプリング29により着座し
ている。バルブシート28の口元に配置される吐出弁3
0は、フランジ11に圧入されるプラグ31との間に縮
装される第2スプリング32により着座している。
吸入弁27は、シリンダ22に圧入したバルブシート2
8との間に縮装される第1スプリング29により着座し
ている。バルブシート28の口元に配置される吐出弁3
0は、フランジ11に圧入されるプラグ31との間に縮
装される第2スプリング32により着座している。
【0017】カム部材40は、車軸10の終端にナット
44で固定される軸受43の外輪にC形止め輪45で位
置決めされ、ハッチングで示すバランスウェイト46の
自重により懸垂される。また、カム部材40全体を包む
カバー50を、フランジ11にビス55にて取付けれ
ば、周辺の防塵・防水が容易となる。
44で固定される軸受43の外輪にC形止め輪45で位
置決めされ、ハッチングで示すバランスウェイト46の
自重により懸垂される。また、カム部材40全体を包む
カバー50を、フランジ11にビス55にて取付けれ
ば、周辺の防塵・防水が容易となる。
【0018】図3に、カム部材40の斜面42側から見
た正面図を示す。カム部材40は、車軸10に嵌装され
ている軸受43に支持され、ハッチングにて示すバラン
スウェイト46の自重で路面に対し垂直に懸垂されてい
る。斜面42は、車軸10の中心からRの距離だけ偏心
したところのピストン21の先端に接する位置に、リン
グ状に設けられる。50は、カム部材40周辺の防塵・
防水のためにフランジ11に取付けるカバーの外周輪郭
である。
た正面図を示す。カム部材40は、車軸10に嵌装され
ている軸受43に支持され、ハッチングにて示すバラン
スウェイト46の自重で路面に対し垂直に懸垂されてい
る。斜面42は、車軸10の中心からRの距離だけ偏心
したところのピストン21の先端に接する位置に、リン
グ状に設けられる。50は、カム部材40周辺の防塵・
防水のためにフランジ11に取付けるカバーの外周輪郭
である。
【0019】カム部材40の斜面42に、ポンプユニッ
ト20のピストン21の先端を当接させ、車軸10の中
心からRだけ偏心したところの斜面の厚さをL1<L2
とすれば、フランジ11の一回転中にL2−L1だけピ
ストン21は車軸10方向にストロークする。尚、高速
走行時のホイールバランスの均衡を図るため車軸10の
対称位置に、さらなるポンプユニット20を設けるか、
又は、フランジ11にカウンターウェイト12を設ける
のが好ましい。
ト20のピストン21の先端を当接させ、車軸10の中
心からRだけ偏心したところの斜面の厚さをL1<L2
とすれば、フランジ11の一回転中にL2−L1だけピ
ストン21は車軸10方向にストロークする。尚、高速
走行時のホイールバランスの均衡を図るため車軸10の
対称位置に、さらなるポンプユニット20を設けるか、
又は、フランジ11にカウンターウェイト12を設ける
のが好ましい。
【0020】ポンプユニット20側のピストン21の先
端とカム部材40の斜面42が滑りながら懸垂位置を維
持するためには、ピストン21の推力をF、接触摩擦係
数をμ、カム部材40のバランスウェイト46の自重を
Wとすれば、 W≧Fμ×(L2−L1)/2R の条件を満たせばよい。ポンプユニット20から吐出さ
れる空気圧は、安全弁60を経由して空気管53、54
に分配されタイヤ6内部に圧送される。
端とカム部材40の斜面42が滑りながら懸垂位置を維
持するためには、ピストン21の推力をF、接触摩擦係
数をμ、カム部材40のバランスウェイト46の自重を
Wとすれば、 W≧Fμ×(L2−L1)/2R の条件を満たせばよい。ポンプユニット20から吐出さ
れる空気圧は、安全弁60を経由して空気管53、54
に分配されタイヤ6内部に圧送される。
【0021】ピストン21の先端がカム部材40の斜面
42のL1から、車軸10の回転につれ斜面42を滑り
ながらL2に至る時、シリンダ22のチャンバ33の容
積は減少し、圧縮空気が吐出弁30を開いてバルブシー
ト28のスリット34からシリンダ22のクロスウェイ
35を経由して、フランジ11の吐出孔36に至り、フ
レァナット51で固定されるチューブ52の内部を通っ
て安全弁60に到達する。
42のL1から、車軸10の回転につれ斜面42を滑り
ながらL2に至る時、シリンダ22のチャンバ33の容
積は減少し、圧縮空気が吐出弁30を開いてバルブシー
ト28のスリット34からシリンダ22のクロスウェイ
35を経由して、フランジ11の吐出孔36に至り、フ
レァナット51で固定されるチューブ52の内部を通っ
て安全弁60に到達する。
【0022】空気の取り入れは、ピストン21の先端が
カム部材40の斜面42のL2から、車軸10の回転に
つれ斜面42を滑りながらL1に至る時には、ピストン
21とバルブシート28の間に縮装されている第3スプ
リング37の反発力で、チャンバ33の容積が膨張する
際、負圧となるので吐出弁30は閉じると共に吸入弁2
7は開いて吸入孔24から空気を吸入することで達成さ
れる。38は、吸入孔24からの異物の進入を防ぐフィ
ルタである。
カム部材40の斜面42のL2から、車軸10の回転に
つれ斜面42を滑りながらL1に至る時には、ピストン
21とバルブシート28の間に縮装されている第3スプ
リング37の反発力で、チャンバ33の容積が膨張する
際、負圧となるので吐出弁30は閉じると共に吸入弁2
7は開いて吸入孔24から空気を吸入することで達成さ
れる。38は、吸入孔24からの異物の進入を防ぐフィ
ルタである。
【0023】以上の動作を車軸10の回転につれ繰り返
すことにより、タイヤ6の空気圧は空気管53、54を
経由して補充される。空気圧が所定の値を超えると、安
全弁60から過剰な空気は排出される。
すことにより、タイヤ6の空気圧は空気管53、54を
経由して補充される。空気圧が所定の値を超えると、安
全弁60から過剰な空気は排出される。
【0024】図4に、調整機構付安全弁60の内部構造
の詳細な断面図を示す。バルブボディ61には、チュー
ブ52に接続するインレットポート62と空気管53、
54に接続するアウトレットポート63、64が設けら
れる。前記3者のポートを繋ぐ連絡路65の一部に面し
て、バルブシート66が圧入され、該バルブシート66
の口元に、ボール67を抱くポペット68がリリーフス
プリング69に押圧されて着座している。リリーフスプ
リング69の他端は、アジャスタ70に当接しロックナ
ット71にて位置決めされるポジションによりリリーフ
圧が設定される。ポンプユニット20から供給される空
気圧が設定圧を超えると、ポペット68が開いて空所7
2に流入した空気は、空気孔73を通って排出される。
の詳細な断面図を示す。バルブボディ61には、チュー
ブ52に接続するインレットポート62と空気管53、
54に接続するアウトレットポート63、64が設けら
れる。前記3者のポートを繋ぐ連絡路65の一部に面し
て、バルブシート66が圧入され、該バルブシート66
の口元に、ボール67を抱くポペット68がリリーフス
プリング69に押圧されて着座している。リリーフスプ
リング69の他端は、アジャスタ70に当接しロックナ
ット71にて位置決めされるポジションによりリリーフ
圧が設定される。ポンプユニット20から供給される空
気圧が設定圧を超えると、ポペット68が開いて空所7
2に流入した空気は、空気孔73を通って排出される。
【0025】この様に、アジャスタ70の位置を可変に
しておけば、雪道走行においてタイヤ空気圧を下げて接
地面積を増加し路面粘着力を向上することも可能とな
る。また、リリーフ圧の設定は、図4の如き機械的な調
整機構を用いても、アジャスタ70をソレノイドに置き
換えて電気信号により調整するようにしても良い。
しておけば、雪道走行においてタイヤ空気圧を下げて接
地面積を増加し路面粘着力を向上することも可能とな
る。また、リリーフ圧の設定は、図4の如き機械的な調
整機構を用いても、アジャスタ70をソレノイドに置き
換えて電気信号により調整するようにしても良い。
【0026】図5に、タイヤホイール4の内側にカム部
材40aを配置したタイヤ空気圧調整装置の例を示す。
非回転部材であるアクスルハウジング1の外周に、ハブ
3が対抗する一対のテーパーローラベアリング2に支持
されているところに、タイヤホィール4が装着されてい
る。タイヤホイール4の外周には、リム5が存在し公知
のタイヤ6が装着されている。該ハブ3には、ブレーキ
ドラム7も装着され、アクスルハウジング1に取付けた
バックプレート8に支持されるブレーキシュー9との間
に制動力を発生させる。一方、アクスルハウジング1内
には、駆動力を伝達する車軸10が配置されフランジ1
1を介して該ハブ3に固定されているところは、図1と
類似の構成である。
材40aを配置したタイヤ空気圧調整装置の例を示す。
非回転部材であるアクスルハウジング1の外周に、ハブ
3が対抗する一対のテーパーローラベアリング2に支持
されているところに、タイヤホィール4が装着されてい
る。タイヤホイール4の外周には、リム5が存在し公知
のタイヤ6が装着されている。該ハブ3には、ブレーキ
ドラム7も装着され、アクスルハウジング1に取付けた
バックプレート8に支持されるブレーキシュー9との間
に制動力を発生させる。一方、アクスルハウジング1内
には、駆動力を伝達する車軸10が配置されフランジ1
1を介して該ハブ3に固定されているところは、図1と
類似の構成である。
【0027】ブレーキドラム7の一部に本発明によるタ
イヤ空気圧調整装置のポンプユニット20が、車軸10
と平行に配置され、カム部材40aがディスタンスカラ
ー13を介してアクスルハウジング1に固定して取付け
られている。該カム部材40aの斜面42に、ポンプユ
ニット20のピストン21の先端を当接させ、車軸10
の中心からRだけ偏心したところの斜面の厚さをL1<
L2とすれば、ブレーキドラム7の一回転中にL2−L
1だけピストン21は車軸10方向にストロークする。
尚、高速走行時のホイールバランスの均衡を図るためブ
レーキドラム7には、ハッチングで示すカウンターウェ
イト12を設けるのが好ましい。
イヤ空気圧調整装置のポンプユニット20が、車軸10
と平行に配置され、カム部材40aがディスタンスカラ
ー13を介してアクスルハウジング1に固定して取付け
られている。該カム部材40aの斜面42に、ポンプユ
ニット20のピストン21の先端を当接させ、車軸10
の中心からRだけ偏心したところの斜面の厚さをL1<
L2とすれば、ブレーキドラム7の一回転中にL2−L
1だけピストン21は車軸10方向にストロークする。
尚、高速走行時のホイールバランスの均衡を図るためブ
レーキドラム7には、ハッチングで示すカウンターウェ
イト12を設けるのが好ましい。
【0028】ポンプユニット20から吐出される空気圧
は、安全弁60を経由して空気管53、54に分配され
タイヤ6内部に圧送される。以上のように構成すれば、
図1の如き防塵・防水のためのカバー50は省略でき
る。また、図5におけるポンプユニット20と安全弁6
0の構造は、図2及び図4と同一である。
は、安全弁60を経由して空気管53、54に分配され
タイヤ6内部に圧送される。以上のように構成すれば、
図1の如き防塵・防水のためのカバー50は省略でき
る。また、図5におけるポンプユニット20と安全弁6
0の構造は、図2及び図4と同一である。
【0029】
【発明の効果】本発明のタイヤ空気圧調整装置は、車軸
の回転力を利用し、車軸と同方向に往復運動するポンプ
ユニットを配置して、前記ポンプユニットのピストンの
一端を、カム部材に設ける斜面に当接させ、車軸の回転
運動を往復運動に変換してポンプユニットの吸入孔から
吸入した外気を圧縮し、任意の空気圧に設定した安全弁
を介して車両のタイヤに供給したので、低速走行中にも
ピストンの推力が低下することはない。そして、回転す
る部材には適切なカウンターウェイトを設けるスペース
が存在するから、高速走行中のホイールバランスの均衡
を図るのは容易である。
の回転力を利用し、車軸と同方向に往復運動するポンプ
ユニットを配置して、前記ポンプユニットのピストンの
一端を、カム部材に設ける斜面に当接させ、車軸の回転
運動を往復運動に変換してポンプユニットの吸入孔から
吸入した外気を圧縮し、任意の空気圧に設定した安全弁
を介して車両のタイヤに供給したので、低速走行中にも
ピストンの推力が低下することはない。そして、回転す
る部材には適切なカウンターウェイトを設けるスペース
が存在するから、高速走行中のホイールバランスの均衡
を図るのは容易である。
【0030】そして、ポンプユニットとタイヤの間に安
全弁を設けて任意の空気圧に維持すべく調整したので、
タイヤに若干の空気洩れがあっても、外気の温度変化が
あっても所定の空気圧にコントロールすることが可能で
ある。また、ダブルタイヤに本発明を適用すれば、双方
のタイヤ空気圧は均一に維持されるから、荷重分担が平
準化されタイヤの摩滅の偏りが防止できる。
全弁を設けて任意の空気圧に維持すべく調整したので、
タイヤに若干の空気洩れがあっても、外気の温度変化が
あっても所定の空気圧にコントロールすることが可能で
ある。また、ダブルタイヤに本発明を適用すれば、双方
のタイヤ空気圧は均一に維持されるから、荷重分担が平
準化されタイヤの摩滅の偏りが防止できる。
【0031】さらに、安全弁に手動または自動的な調整
機構を付加すれば、路面の状況に対応した空気圧にコン
トロールすることも可能である。
機構を付加すれば、路面の状況に対応した空気圧にコン
トロールすることも可能である。
【図1】タイヤホイールの外側に本発明のタイヤ空気圧
調整装置を配設した断面図である。
調整装置を配設した断面図である。
【図2】本発明のポンプユニットの断面図である。
【図3】本発明のカム部材の正面図である。
【図4】本発明の調整機構付安全弁の断面図である。
【図5】タイヤホイールの内側に本発明のタイヤ空気圧
調整装置を配設した断面図である。
調整装置を配設した断面図である。
【図6】従来のタイヤ空気圧調整装置におけるタイヤの
回転角毎の重力と遠心力の合成ベクトルの大きさと向き
に関する説明図である。
回転角毎の重力と遠心力の合成ベクトルの大きさと向き
に関する説明図である。
【図7】従来のポンプ装置のレイアウト断面図である。
1:アクスルハウジング 3:ハブ 4:タイヤホイール 6:タイヤ 7:ブレーキドラム 8:バックプレート 10:車軸 11:フランジ 12:カウンターウェイト 13:ディスタンスカラー 20:ポンプユニット 21:ピストン 40、40a:カム部材 42:斜面 43:軸受 46:バランスウェイト 50:カバー 52:チューブ 53、54:空気管 60:安全弁 70:アジャスタ
Claims (5)
- 【請求項1】 車両の車軸と共に回転する部材に、車軸
と同方向に往復運動するポンプユニットを配置して、前
記ポンプユニットのピストンの一端を、車輪の回転に対
して非回転のカム部材の斜面に当接させ、前記ポンプユ
ニットのピストンを回転する部材の回転運動に対応した
往復運動に変換し、前記ポンプユニットの吸入孔から吸
入した空気を圧縮して、安全弁を介して車両のタイヤに
空気を供給することを特徴とするタイヤ空気圧調整装
置。 - 【請求項2】 カム部材は、タイヤホイールの外側に配
設され、車軸に軸受を介して懸垂されるバランスウェイ
トを備えていることを特徴とする請求項1に記載のタイ
ヤ空気圧調整装置。 - 【請求項3】 カム部材は、タイヤホイールの内側に配
設され、アクスルハウジング側の非回転部分に固定され
ていることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ空気圧
調整装置。 - 【請求項4】 ポンプユニットとタイヤを結ぶ空気管の
間に配置する安全弁は、タイヤ空気圧を任意に増減する
調整機構を有していることを特徴とする請求項1乃至3
のいずれかに記載のタイヤ空気圧調整装置。 - 【請求項5】 カム部材周辺の防塵・防水のためのカバ
ーが、回転する部材に取付けられていることを特徴とす
る請求項2に記載のタイヤ空気圧調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9305171A JPH11139118A (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | タイヤ空気圧調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9305171A JPH11139118A (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | タイヤ空気圧調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11139118A true JPH11139118A (ja) | 1999-05-25 |
Family
ID=17941924
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9305171A Pending JPH11139118A (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | タイヤ空気圧調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11139118A (ja) |
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-
1997
- 1997-11-07 JP JP9305171A patent/JPH11139118A/ja active Pending
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