JPH11137306A - スポーツシューズ - Google Patents
スポーツシューズInfo
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- JPH11137306A JPH11137306A JP30870997A JP30870997A JPH11137306A JP H11137306 A JPH11137306 A JP H11137306A JP 30870997 A JP30870997 A JP 30870997A JP 30870997 A JP30870997 A JP 30870997A JP H11137306 A JPH11137306 A JP H11137306A
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- Japan
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- projection
- shoe
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- Pending
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
シューズ(例えばゴルフシューズ)であって、芝生面等
の柔らかい地面に対するグリップ性及び舗装路、床等の
硬い面での歩行性のいずれにも優れたスポーツシューズ
を提供する。 【解決手段】 靴底2の外表面8に突起10を設けると
ともに、突起10に近接して靴底2の外表面8に窪み1
2を形成する。窪み12は、例えば、突起10の周囲に
おいて、突起10の中心軸を中心とする円形リング状に
形成したり、突起10の中心軸を中心とする同心円に沿
って断続的に配置したりすることができる。また、突起
10と窪み12との間の距離aは0〜15mm、窪み1
2の幅bは1〜10mm、窪み12の深さcは0.5〜
5mmとすることが適当である。
Description
の突起を設けたスポーツシューズ(例えばゴルフシュー
ズ)に関する。
靴底に設けられる滑り防止用のスパイクとしては、いわ
ゆるスパイクシューズに使用される円錐状、円錐台状等
の金属鋲を備えた金属スタッド、いわゆるスパイクレス
シューズに使用される円柱状、円錐台状等のラバースタ
ッド、及び、いわゆるソフトスパイクシューズに使用さ
れる茸の笠状突起部を備えたソフトスパイクが知られて
いる。金属スタッド及びソフトスパイクは靴底にねじに
よって着脱可能に取り付けられるものであり、ラバース
タッドは靴底の一部を突出させて靴底と一体に成形した
ものである。これらのスパイクは、歩行時、プレイ時を
通じて体重が大きく加わる靴底の踵部及び踏付け部(土
踏まず部と爪先部との間の区域)を中心に靴底に多数設
けられている。
シューズ用スパイクの内、金属スタッドの金属鋲は硬質
材料からなる突起物であるため、この金属スタッドを使
用したゴルフシューズは芝生面に対するグリップ性が良
く、したがって各ホールでプレイや歩行を行う上で最も
目的に適しているが、その反面コース内の舗装路やクラ
ブハウスの床等の硬い面を歩くときはスタッドによる突
き上げによって歩きにくく、疲れ易い上、グリーン上の
芝生を引っかけて荒らしやすいという欠点がある。
を使用したゴルフシューズは前述の金属スタッドを用い
たゴルフシューズのような突き上げに起因する不具合は
ないが、その反面肝心な各ホールでのプレイ時や歩行時
に芝生面に対するグリップ性が不足することがある。
タッド及びラバースタッドが持つ欠点を有さず、そのた
め最近注目されつつあるが、地面に対する接触面積が大
きい笠状部分を有するため、緩みやすく、プレイ時に脱
落することがある。
で、靴底に滑り防止用の突起を設けたスポーツシューズ
であって、芝生面等の柔らかい地面に対するグリップ性
及び舗装路、床等の硬い面での歩行性のいずれにも優れ
たスポーツシューズを提供することを目的とする。
成するため、靴底の外表面に突起が設けられているとと
もに、該突起に近接して靴底の外表面に窪みが形成され
ていることを特徴とするスポーツシューズを提供する。
ここで、靴底の外表面とは、突起及び窪みのいずれもが
設けられていない靴底面である。
この突起に近接した窪みとによって滑り防止手段を構成
してある。そのため、プレイ時、例えばゴルフスイング
時に靴底の突起及び窪みの形成箇所に上方からある程度
以上の圧力が加わると、突起が地面に刺さるとともに、
窪みの中に地面が入り、突起及び窪みが一体となって地
面を広い範囲でしっかりと把持する。したがって、芝生
面等の柔らかく滑りやすい地面に対するグリップ性が高
くなり、滑り防止効果が有効に発揮される。また、突起
に近接して窪みを設けたので、突起の高さを従来のもの
に比べて必要であれば低くすることができる。特に、金
属スタッドを使用する場合には、金属鋲の高さを少なく
とも窪みの深さの分だけは低くすることが可能である。
したがって、突起の靴底からの突出長さを短くすること
ができ、突起による突き上げを抑制することができるた
め、舗装路、床等の硬い面での歩行時に良好な歩行性を
得ることができる。
る。本発明のスポーツシューズに用いる靴底は、単層構
造としてもよく、内層と地面に接する外層とからなる2
層構造としてもよい。靴底を単層構造とする場合、靴底
の材質としては、例えば、発泡ゴム、発泡プラスチック
といった弾性発泡体や、非発泡のゴム類及びプラスチッ
ク類等を挙げることができる。
りも軟らかくすることが、突起及び窪みの機能がより有
効に発揮される点で適当である。内層の材質としては、
例えば、発泡ゴム、発泡プラスチックといった弾性発泡
体や、非発泡のゴム類等を挙げることができ、より具体
的には、EVA(エチレンビニルアセテート)発泡体、
通常の発泡ゴム、発泡ポリウレタン等を好適に用いるこ
とができる。内層の材質の硬度は、アスカ−C硬度で5
0〜90゜、特に60〜80゜とすることが好ましい。
外層の材質としては、ゴム又はゴム様弾性材料を用いる
ことが好ましく、より具体的には、非発泡のゴム類、サ
ーモプラスチックウレタン、ナイロン等を好適に用いる
ことができる。外層の材質の硬度は、JIS−A硬度で
55〜95゜、特に65〜85゜とすることが好まし
い。なお、内層及び外層は、それぞれ、同一材料からな
る単層構造としてもよく、異種材料からなる複数の層を
積層した多層構造としてもよい。
は、靴底の一部を突出させて靴底と一体に成形したラバ
ースタッドであってもよく、靴底に着脱可能に取り付け
られた金属スタッドの金属鋲であってもよく、靴底に着
脱可能に取り付けられたソフトスパイクの茸の笠状突起
部であってもよい。また、突起の形状にも制限はなく、
例えば円柱状、先細り円錐状、先細り円錐台状、角柱
状、先細り角錐状、先細り角錐台状、茸の笠状、円板状
等とすることができる。なお、突起の先端面には、滑り
防止のために凹凸を設けてもよい。さらに、突起の先端
は丸みを帯びた形状としてもよい。
とができるが、窪みは、突起の周囲において突起の中心
軸を中心とする円形リング状に形成すること、又は、突
起の周囲において突起の中心軸を中心とする同心円に沿
って断続的に配置することが、突起及び窪みの機能がよ
り有効に発揮される点で好ましい。なお、本発明のスポ
ーツシューズの靴底には、目的を損なわない限り、近傍
に窪みを形成した本発明の突起に加え、他の突起物を設
けてもよい。
mm、特に0〜10mm、窪みの幅は1〜10mm、特
に3〜7mm、深さは0.5〜5mm、特に1〜3mm
とすることが、突起及び窪みの機能がより有効に発揮さ
れる点で適当である。
(ゴルフシューズ)の靴底2の滑り防止手段を示す平面
図、図2は図1A−A線に沿った断面図である。本例の
靴底2は、それぞれ単層構造の内層4と外層6とからな
る2層構造のもので、内層4の材質は発泡ゴム(アスカ
−C硬度65゜)、外層6の材質は非発泡のゴム(JI
S−A硬度75゜)であり、内層4は外層6よりも軟ら
かい。
して、外層6の一部を突出させて靴底2と一体に成形し
た円錐台状のラバースタッドが形成されているととも
に、突起10の周囲に突起10に近接した窪み12が形
成されている。窪み12は、突起10の中心軸を中心と
する円形リング状のものである。この場合、本例では、
窪み12は内層4及び外層6の両方を窪ませることによ
り形成されている。
2との間の距離aは1mm、窪み12の幅bは5mm、
窪み12の深さcは2mmである。また、本例のように
突起10をラバースタッドとする場合、突起10の高さ
dは3〜6mmとすることが適当である。
(ゴルフシューズ)の靴底2の滑り防止手段を示す断面
図である。本例の靴底2は、第1実施形態例の靴底2よ
り外層6を厚くし、ほぼその分だけ内層4を薄くすると
ともに、窪み12を外層6のみを窪ませることにより形
成したこと以外は、第1実施形態例の靴底2と同じのも
のである。したがって、図3において、図2と同一構成
の部分には、同一参照符号を付してその説明を省略す
る。
(ゴルフシューズ)の靴底2の滑り防止手段を示す断面
図である。本例の靴底2は、単層構造のもので、その材
質はブタジエンラバー(JIS−A硬度90゜)であ
る。
脱可能に取り付けられている。この金属スタッド14
は、外周にねじ山を有する基部16の下端に円錐形の金
属鋲18が突設され、かつ基部16と突起部18との間
に笠部20が形成されてなるスパイク本体22と、靴底
2に埋設され、上記基部16がねじ込まれる台座24と
からなる。したがって、本例の靴底2においては、金属
スタッド14の金属鋲18が突起10を構成している。
また、本例の靴底2の外表面8には、突起10の周囲に
突起10に近接した窪み12が形成されている。窪み1
2は、突起10の中心軸を中心とする円形リング状のも
のである。
2との間の距離aは10mmであり、窪み12の幅及び
深さは第1実施形態例と同じである。また、本例のよう
に突起10を金属スタッドの金属鋲とする場合、突起1
0の高さdを従来のものに較べて窪みの深さの分だけ低
くすることが好ましく、具体的には突起10の高さdは
4〜7mmとすることが適当である。
(ゴルフシューズ)の靴底2の滑り防止手段を示す断面
図である。本例の靴底2は、第2実施形態例と同様の2
層構造としたこと以外は、第3実施形態例の靴底2と同
じのものである。したがって、図5において、図3及び
図4と同一構成の部分には、同一参照符号を付してその
説明を省略する。
(ゴルフシューズ)の靴底2の滑り防止手段を示す断面
図である。本例の靴底2は、第3実施形態例と同じ材質
からなる単層構造のものである。
着脱可能に取り付けられている。このソフトスパイク2
6は、外周にねじ山を有する基部28の下端にポリウレ
タンからなる茸の笠状突起部30が連設されてなるスパ
イク本体32と、靴底2に埋設され、上記基部28がね
じ込まれる台座34とからなる。また、突起部30の先
端面には滑り防止用の凹凸が形成されている。したがっ
て、本例の靴底2においては、ソフトスパイク26の茸
の笠状突起部30が突起10を構成している。また、本
例の靴底2の外表面8には、突起10の周囲に突起10
に近接した窪み12が形成されている。窪み12は、突
起10の中心軸を中心とする円形リング状のものであ
る。
2との間の距離、窪み12の幅及び窪み12の深さは、
第1実施形態例と同じである。また、本例のように突起
10をソフトスパイクの茸の笠状突起部とする場合、突
起10の高さdは4〜7mmとすることが適当である。
(ゴルフシューズ)の靴底2の滑り防止手段を示す断面
図である。本例の靴底2は、第2実施形態例と同様の2
層構造としたこと以外は、第5実施形態例の靴底2と同
じのものである。したがって、図7において、図3及び
図6と同一構成の部分には、同一参照符号を付してその
説明を省略する。
(ゴルフシューズ)の靴底の平面図、図9は図8におけ
るB−B断面図である。本例の靴底2は、第2実施形態
例と同様の2層構造のものである。
して、第2実施形態例と同様のラバースタッドが多数形
成されている。また、突起10の周囲には、突起10に
近接して、六角形の周囲壁36の内方に六角形の窪み1
2が形成されてなるセグメント38が6個配列されてお
り、これにより突起10の周囲に窪み12が突起10の
中心軸を中心とする同心円に沿って断続的に配置されて
いる。この場合、本例では靴底2の全体にわたり均等に
かつ密に突起10を配置してあるため、1つの窪み12
(セグメント38)を複数の突起10で共用している。
なお、周囲壁の形状は六角形に限定されるものではな
く、円形、四角形等の任意の形状とすることができる。
成されてなるセグメントを突起10に近接して配置する
場合、窪み12の底面レベルは第1〜第6実施形態例と
同程度とし、周囲壁の下端は、例えば突起10の高さの
1/2程度の位置まで下方に突出させることができる。
ただし、その突出の限度は突起10の先端位置までであ
る。
限はなく、例えば図8に示したような均等配置の他、歩
行時及びプレイ時に体重分布が高くなる踏付け部B及び
踵部Dに重点的に(密に)配置し、爪先部Aには比較的
粗に配置し、土踏まず部Cには配置を省略するようにし
てもよい。
ントの他の例を示す平面図である。本例のセグメント3
8は、六角形の周囲壁36の内方をさらに隔壁40で仕
切ることにより、周囲壁36の内方に6つの三角形の窪
み12を形成したものである。本例のように周囲壁及び
隔壁の内方に窪み12が形成されてなるセグメントを突
起10に近接して配置する場合、窪み12の底面レベル
は第1〜第6実施形態例と同程度とし、周囲壁及び/又
は隔壁の下端は、例えば突起10の高さの1/2程度の
位置まで下方に突出させることができる。ただし、その
突出の限度は突起10の先端位置までである。
の柔らかい地面に対するグリップ性及び舗装路、床等の
硬い面での歩行性のいずれにも優れたものである。
ズ(ゴルフシューズ)の靴底の滑り防止手段を示す平面
図である。
ズ(ゴルフシューズ)の靴底の滑り防止手段を示す断面
図である。
ズ(ゴルフシューズ)の靴底の滑り防止手段を示す断面
図である。
ズ(ゴルフシューズ)の靴底の滑り防止手段を示す断面
図である。
ズ(ゴルフシューズ)の靴底の滑り防止手段を示す断面
図である。
ズ(ゴルフシューズ)の靴底の滑り防止手段を示す断面
図である。
(ゴルフシューズ)の靴底の平面図である。
ントの一例例を示す平面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 靴底の外表面に突起が設けられていると
ともに、該突起に近接して靴底の外表面に窪みが形成さ
れていることを特徴とするスポーツシューズ。 - 【請求項2】 窪みが、突起の周囲において突起の中心
軸を中心とする円形リング状に形成されている請求項1
に記載のスポーツシューズ。 - 【請求項3】 窪みが、突起の周囲において突起の中心
軸を中心とする同心円に沿って断続的に配置されている
請求項1に記載のスポーツシューズ。 - 【請求項4】 突起と窪みとの間の距離が0〜15m
m、窪みの幅が1〜10mm、窪みの深さが0.5〜5
mmである請求項1、2又は3に記載のスポーツシュー
ズ。 - 【請求項5】 突起が、靴底の一部を突出させて靴底と
一体に成形したラバースタッドである請求項1〜4のい
ずれか1項に記載のスポーツシューズ。 - 【請求項6】 突起が、靴底に着脱可能に取り付けられ
た金属スタッドの金属鋲である請求項1〜4のいずれか
1項に記載のスポーツシューズ。 - 【請求項7】 突起が、靴底に着脱可能に取り付けられ
たソフトスパイクの茸の笠状突起部である請求項1〜4
のいずれか1項に記載のスポーツシューズ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30870997A JPH11137306A (ja) | 1997-11-11 | 1997-11-11 | スポーツシューズ |
US09/099,929 US6029377A (en) | 1997-06-19 | 1998-06-19 | Athletic shoe |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30870997A JPH11137306A (ja) | 1997-11-11 | 1997-11-11 | スポーツシューズ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11137306A true JPH11137306A (ja) | 1999-05-25 |
Family
ID=17984339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30870997A Pending JPH11137306A (ja) | 1997-06-19 | 1997-11-11 | スポーツシューズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11137306A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007275226A (ja) * | 2006-04-05 | 2007-10-25 | Sri Sports Ltd | 靴 |
-
1997
- 1997-11-11 JP JP30870997A patent/JPH11137306A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007275226A (ja) * | 2006-04-05 | 2007-10-25 | Sri Sports Ltd | 靴 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20060607 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060613 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060803 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20060803 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061219 |