JPH11136U - 入力装置 - Google Patents

入力装置

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JPH11136U
JPH11136U JP004981U JP498199U JPH11136U JP H11136 U JPH11136 U JP H11136U JP 004981 U JP004981 U JP 004981U JP 498199 U JP498199 U JP 498199U JP H11136 U JPH11136 U JP H11136U
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JP004981U
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English (en)
Inventor
猛行 高木
吉嗣 佐藤
渡辺  誠
勲 望月
Original Assignee
ブラザー工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】キートップ2を昇降案内するための2つのリン
ク4,5を連結して、キートップ2の入力操作によりそ
の下方に配置するラバースプリング6を弾性変形させる
場合、キートップ2の最上昇位置やキートップのストロ
ークの大小変更を容易にする。 【構成】 第1リンク4と第2リンク5との上下自由端
13a,13b,12a,12bを、キートップ2及び
ホルダ部材7の係止部15,27に係止する一方、前記
両リンクの上下自由端11a,11b,14a,14b
をキートップ2及びホルダ部材7の係止部16,28に
係止する。ホルダ部材7の摺動係止部28におけるもう
一方の係止部27に近い側に前ストッパ部31を設け
て、キートップ2の最上昇位置を規制する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ワードプロセッサ、パーソナルコンピュータ等の入力装置に関し、 特に、入力装置に使用されるキースイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の入力装置、例えば、キーボードにおけるキースイッチとして、 特開昭60−89011号公報や特開昭60−60217号公報等に開示されて いるように、キートップの下面に下向き突設したステムをホルダ部材に形成され たキーホルダ部に挿通させて上下動可能に案内支持すると共に、ステムの下方に 、下面に接点部を備えたラバースプリングを配置し、該ラバースプリングの下端 に、フレキシブルシートに電気接点を形成したメンブレンスイッチなどのスイッ チング部材を配設したキースイッチが一般的に使用されている。
【0003】 そして、前記先行技術の特開昭60−60217号公報のキースイッチでは、 接点部と比較して平面形状の大きいスペースキー等のキートップの一端部を押下 したとき、当該キートップが傾かずに平行状に上下動するようにするため、側面 視X字状に配置した一対のリンク部材における中途部同士を回動自在に連結し、 この一対のリンク部材を、キートップ下面とホルダ部材との間に配置することを 提案している。そして、この一対のリンクの上下端部がキートップ及びホルダ部 材に対して略水平方向に摺動可能に係止する箇所は、キートップのストロークを 実質的に規制するものではない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、最近の電子機器の多様化とこれに使用される入力装置としてのキー ボードの種類の多様化により、それに使用されるキースイッチの種類も多種類取 り揃える必要がある。例えば、キーストロークは短くても良いがキーボードの薄 型化を要求されるもの、反対にプロ仕様のように、キー入力の操作性を向上させ ると共にキー入力の確実性を担保するため、長いキーストロークが要求されるも のなど、使用条件の相違や使用者(オペレータ)の要望により、キースイッチの ストローク量も多種類必要となる。さらには、オペレータの使用勝手を良くする ために、ひとつのキーボードの中に、ストローク量の短いものと長いものとを混 在させる必要がある。
【0005】 その場合、前記各先行技術のように、キートップ下面に下向き突設するステム と、キーホルダ部との摺動案内にて、キートップの上下動を案内支持するもので あっては、前記ストローク量を変更するには、ステムとキーホルダ部との相対的 上下長さや、ステムの上昇位置を規制するためのストッパー用突起部の位置が異 なったものを多種類製作しなければならない。そうすると、キートップ等の各部 品製作のための金型を多種類準備しなくてはならず、製造コストが高くなるとい う問題があった。
【0006】 本考案は、キートップやその上下動案内手段を特に変更することなく、キース イッチのストローク量を任意に、且つ簡単に変更できるようにした入力装置を提 供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため本考案の請求項1に係る入力装置は、下面に第1係止 部が形成されたキートップと、そのキートップの下方に配設され、キートップの 第1係止部に対応して第2係止部が形成されたホルダ部材と、前記キートップ及 びホルダ部材の第1及び第2係止部にそれぞれ連結係止されるとともに、相互に 可動自在に配置された第1リンク及び第2リンクを有し、キートップの上下動を 案内支持するための案内手段と、前記キートップによる入力操作にて弾性変形可 能であり、キートップを上方に付勢するラバースプリングと、そのラバースプリ ングの弾性変形によりスイッチング動作をするスイッチ部と、前記ホルダ部材に 設けられ、前記第1リンクあるいは前記第2リンクの下側自由端を略水平方向に 摺動可能に係止する摺動係止部と、その摺動係止部に設けられ、前記第1リンク あるいは前記第2リンクの下側自由端が当接して、前記キートップの上昇位置を 規制するためのストッパ部とを備えたものである。
【0008】 また、請求項2に係る入力装置は、請求項1の入力装置において、前記第1リ ンク及び第2リンクは、側面視でX字状に交叉配置されており、前記ラバースプ リングは、キートップの入力操作時に第1リンクと第2リンクの中途交叉部を介 して押圧されるものである。
【作用】
上記請求項1記載の入力装置は、キートップをホルダ部材に対して上下動案内 支持するため、第1リンクあるいは第2リンクの下側自由端をホルダ部材におけ る摺動係止部に対して略水平方向に摺動自在に係止する。そして、この摺動係止 部にストッパ部を設けることで、キートップの最上昇位置が決まる。
【0009】 また、請求項2記載の入力装置は、案内手段を構成する第1リンク及び第2リ ンクは、側面視でX字状に交叉配置されており、ラバースプリングは、キートッ プの入力操作時に第1リンクと第2リンクの中途交叉部を介して押圧されること から、キートップの入力操作に基づく押圧力を第1リンクと第2リンクの中途交 叉部から直接ラバースプリングの上面略中央部に作用させて、より確実なスイッ チング動作を可能とする。
【0010】
【実施例】
次に、本考案を具体化した実施例について図1〜図8を参照して説明する。図 1はキースイッチの側断面図を示し、キースイッチ1はキートップ2と、第1リ ンク4と第2リンク5とを側面視X字状に配置した案内手段3と、該案内手段3 にて押圧されるキャップ状のラバースプリング6と、前記案内手段3を支持する ための合成樹脂製のホルダ部材7と、ラバースプリングを位置決め配置するホル ダ部材7の取付け孔7aにスイッチング部29,29(図7及び図8参照)が臨 むようにホルダ部材7の下面に張設されたフレキシブルな印刷基板9と、その下 面側に張設された補強板10とからなる。
【0011】 図1、図2及び図7に示すように、ラバースプリング6は、印刷基板9におけ るスイッチング部(電気接点部)29,29の上方を覆うように、ホルダ部材7 の取付け孔7a内に嵌挿配置する。本考案のラバースプリング6は、電気絶縁性 のシリコーンゴム或いはEPDM(エチレンプロピレンジエンメチレン)等で構 成され、平面視略円板状の厚い頭部と、該頭部の周囲から下向きに延びる截頭円 錐状のドーム部と、該ドーム部の外周に略水平に半径外向きに延びる厚肉の鍔部 とからなる下向き開放のキャップ状に一体成形する。キートップの押下時に、第 1リンク4と第2リンク5との連結交叉部下面にて押圧されるラバースプリング 6の頭部の下面には、前記スイッチング部29,29の接点部に当接して両スイ ッチング部を電気的にON・OFFするための導電性を有する導電ゴムからなる 可動接点部30を固着する。なお、ラバースプリング6全体を、シリコーンゴム にカーボンブラック等の導電性粒子を分散充填させて導電性を備えるように形成 しても良い。
【0012】 ABS樹脂等の合成樹脂にて成形されたキートップ2は、その上面(表面)に 数字、英字等の文字が刻印または印刷等により付されている。キートップ2の下 面には、後述する第1リンク4における上自由端側のピン部11a,11bを略 水平方向でキートップ2の前後方向に摺動可能に係止するための前後長手溝状の 摺動係止部16,16と、第2リンク5における上自由端のピン部13a,13 bを回動のみ可能に係止するための孔状の回動係止部15,15とを一体的に備 えた前後長手の左右一対の係止部材17,17を一体成形或いは接着剤等により 接着して突設させる(図5参照)。
【0013】 図4(a)(b)を参照して、ガラス繊維強化合成樹脂製等の合成樹脂製の第 1リンク4及び第2リンク5を詳細に説明する。図4(a)は第1リンク4の平 面図、図4(b)は第2リンク5の平面図である。第1リンク4は基部18と上 下自由端部19,20とにより平面視で実質上略H状に一体成形したもので、基 部18にはその側面に水平方向に貫通する支持孔21を備える。下自由端部20 の左右両側端から延びるアーム部20a,20bの側面には、各々ピン部12a ,12bを横向きに突設し、上自由端部19の側面にはピン部11a,11bを 横向きに突設する。
【0014】 また、第2リンク5も基部22と上下自由端部23,24とにより平面視で実 質上略H状に一体成形する。前記基部22の一側面には横向きに支持軸25を突 設し、該支持軸25を前記第1リンク4における支持孔21に嵌挿し、第1リン ク4と第2リンク5とを支持軸25回りに回動可能に連結する。第2リンク5に おける下自由端部24の左右両側端から延びるアーム部24a,24bの側面に は、各々ピン部14a,14bを横向きに突設し、上自由端部23の側面にはピ ン部13a,13bを横向きに突設する。
【0015】 この実施例では側面視において、前記第1リンク4における支持孔21の中心 線から上下のピン部11a,12aの中心線までの距離及び、第2リンク5にお ける支持軸25の中心線からピン部13a,14aまでの距離がそれぞれ相等し くなるように形成する。このように構成すると、後述のように、第1リンク4の 下自由端側のピン部12a,12b箇所を中心にして案内手段3が回動変位する ことにより、キートップ2はホルダ部材7の上面に対して平行状に昇降動するこ とができる。
【0016】 図7及び図8はガラス繊維強化合成樹脂製等の合成樹脂(前記両リンク4,5 と別部材であることが望ましい)のホルダ部材7の一部を示す図で、該ホルダ部 材7には前記キャップ状のラバースプリング6下端の鍔部が位置ずれ不能に嵌挿 できる略矩形状の取付け孔7aを穿設し、該取付け孔7aの左右両側縁には、左 右一対の回動係止部27と、前後長手溝状の摺動係止部28とを、その各係止部 27,28が下方に開放するように一体的に射出形成されている。そして、この 回動係止部27,27に対しては、第1リンク4における下端側のピン部12a ,12bが回動可能に嵌挿し、摺動係止部28,28に対しては第2リンク5に おける下端側のピン部14a,14bが前後摺動するように嵌挿する。
【0017】 尚、取付け孔7aは、図8に示されているように、一対の回動係止部27と一 対の摺動係止部28により区画される領域に渡ってホルダ部材7に穿設されてお り、また、ホルダ部材7の下方に配置された印刷基板9のスイッチング部29、 29は、取付け孔7aの略中央部に配置されることとなる。これより、取付け孔 7aに配置されるラバースプリング6の可動接点部30とスイッチング部29、 29とは離間して対向され、また、第1リンク4と第2リンク5の中途交叉部が ラバースプリング6の上面略中央部に載置されることから(図1、図2参照)、 キートップ2を押下した際に発生する押圧力は、中途交叉部からラバースプリン グ6の上面略中央部に作用する。この結果、キートップ2や案内手段3とラバー スプリング6との配置関係を常に適正に保持しながら可動接点部30とスイッチ ング部29、29とを介して確実なスイッチング動作を行うことができる。
【0018】 このとき、ピン部11a,11b及び14a,14b並びに摺動係止部16, 28の形状寸法は、第1リンク4、第2リンク5が図6における左右方向に対し て略不動となり、且つピン部11a,14aの図1中の左右方向の摺動を妨げな いように決定される。具体的には、本実施例においては、各ピン部先端が対応す る摺動係止部の外側側面と略接して摺動するようにしている。また、このため、 支持孔21より支持軸25が抜け出ることが防止される。
【0019】 この構成により、キートップ2の押下時に、ホルダ部材7の回動係止部27の 箇所を中心として第1リンク4が下向き回動するので、該第1リンク4と第2リ ンク5との側面視X字状に回動連結された中途交叉部は、ラバースプリング6の 頭部を斜め下向きに押圧することになる。
【0020】 そして、キートップ2が下向きに押圧されていない状態(フリー状態)におい て、ラバースプリング6の弾性力により、キートップ2が最上昇位置にあるとき 、前記第2リンク5における下端側のピン部14a,14bが摺動係止部28, 28の一側面(前記回動係止部27に近い側の側面)の前ストッパ部31に当接 するように構成する。この場合、回動係止部27から前ストッパ部31まで水平 距離(L1)を変更することにより、キートップ2が最上昇位置にあるときの、 ホルダ部材7上面からの高さ寸法(H1)を規制することができる。そして、前 記摺動係止部28の長溝の前後長さ(L2)を変更することにより、案内手段3 そのものの昇降距離(H2)を規制することができる。
【0021】 なお、前記キートップ2が最上昇位置から、案内手段3にてラバースプリング 6を最大限下向きに押圧する(押し切り状態という)迄のキートップ2の昇降距 離をストロークというが、前記押し切り状態より手前(高い位置)で、第2リン ク5における下端側のピン部14a,14bが摺動係止部28,28の他側面( 前記回動係止部27より遠い側の側面)の後ストッパ部32に当接することで、 実質上キートップ2の最下降位置を規制することもできる。この結果、前記摺動 溝の長さが同じでも、前ストッパ部31の位置を変更するだけで、キートップ2 の最上昇位置と実質上のストロークとを同時に変更することができ、例えば、ス トロークが短く且つキートップの最上昇位置の低い、キーを提供することができ る。
【0022】 このように、ホルダ部材7における回動係止部27から摺動係止部28の前ス トッパ部31までの距離(L1)を変更することや、これに加えて摺動部28の 前ストッパ部31から後ストッパ部32間での距離(L2)、換言すれば摺動溝 の長さを変更することで、案内手段3の両リンク4,5の支持軸25からピン部 迄の寸法や、ラバースプリングの上下寸法を変更することなく、キートップ2の 最上昇位置やストロークを大小任意に変更することができる。
【0023】 前記距離(L1)や(L2)を変更するには、ホルダ部材7の射出成形用金型 の一方の金型における摺動係止部28位置及び/又は摺動溝部の溝長さを変更さ せても良いし、前記摺動係止部28の肉厚を大きめに射出形成したのち、ストロ ークを変更させようとする箇所の摺動係止部28の摺動溝を切削することにより 前記前ストッパ部31及び/又は後ストッパ部32を決めるように調節しても良 い。
【0024】 そこで、本実施例においては、単一のキーボード内において、文字コード及び 改行コード等を出力するキーに関してはストローク量を長くし、また、上記文字 コードよりも奥側に並ぶハーフキー(一般にファンクションキーとして利用され ている)等のキーに関してはストローク量を少なくしている。このようにしてそ れらのキータッチを変え、使用者がブラインドタッチにより利用する際に、それ らのキーの違いを目視によらず確認可能とし、使用効率を向上している。
【0025】 この際、全てのキーのホルダ部材7は一枚の板状に一体成形されるため、その ホルダ部材7上に形成される各ストッパ部31,32の位置が二種類あっても、 その製造コストは従来のものと変わらない。また、第1リンク4及び第2リンク 5は、異なるストロークのキーであっても共通のものを用いるので、ストローク 量に応じて案内手段の形状を変更していた従来のものに比べて、その製造コスト を大幅に減少せしめることが可能である。
【0026】 前記キートップ2の最上昇位置の規制やストロークの大小調節のためには、ホ ルダ部材7でなく、キートップ2下面に設ける一対の係止部材17,17の形状 を変更しても良い。すなわち、第1リンク4における上自由端側のピン部11a ,11bを略水平方向で前後方向に摺動可能に係止するための摺動係止部16, 16の一方のストッパ部(回動係止部15に近い側)の位置及び/または摺動係 止部16の摺動溝長さを変更するようにしても良いのである。さらに、回動係止 部15と摺動係止部16とを別々にキートップ2下面に設けるようにしても良い 。
【0027】 なお、前述のように、ラバースプリング6の押し切りの手前で後ストッパ部3 2に第2リンク5における下端側のピン部14a,14bが当接するように摺動 係止部28の位置および摺動長さを設定すると、ラバースプリング6を極限まで 押圧することが防止できて、ラバースプリング6に無理な力が作用せず、ラバー スプリング6を保護することができる。また、前記押し切り状態の手前で、案内 手段3における第1リンク4及び/又は第2リンク5のピン部が摺動係止部16 、28の後ストッパ部32に当接することで、それ以上のキートップ2の押下に 対して第1リンク4や第2リンク5が弾性的に撓むことを利用して、押し切りま でのキータッチの衝撃を和らげることができる。
【0028】 さらに、本実施例においては、単一のキーボード上に二種類のストロークを有 する例を示したが、例えば携帯用コンピュータ等のキーストロークよりも薄型で あることが要求されるキーボードと据え置き型等のより大きなキーストロークが 要求されるキーボードとを同一の案内手段で構成することも可能である。このよ うにした場合においても、従来、別部品として製造していた案内手段を共通とす ることができるので、トータルの製造コストは大幅に減少する。 なお、スイッチング部29を形成するフレキシブル印刷基板9に代えてメンブ レンスイッチ回路板等の基板であっても良く、また、可変容量型キーボードにも 適用できる。
【考案の効果】
以上詳述したように本考案の入力装置によれば、キートップの上下動案内手段 である一対のリンクの長さやラバースプリングの上下寸法を変更することなく、 至極簡単にキートップの上昇位置を規制することができると言う効果を奏する。
【0029】 また、前記ストッパ部の位置を変更すること、つまり、前記キートツプ側の係 止部からホルダ部材の摺動係止部迄の距離を大小変更調節することで、キートッ プの最上昇位置を変更することができるため、キートップの上昇位置の異なる他 種類のキーボードにも対応でき、製造コストも増大することがないという効果を 奏する。
【0030】 特に、案内手段を構成する第1リンク及び第2リンクは、側面視でX字状に交 叉配置されており、ラバースプリングは、キートップの入力操作時に第1リンク と第2リンクの中途交叉部を介して押圧されることから、キートップの入力操作 に基づく押圧力を第1リンクと第2リンクの中途交叉部から直接ラバースプリン グの上面略中央部に作用させて、より確実なスイッチング動作を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】キースイッチの側断面図である。
【図2】ストッパ部の位置を変更した場合のキースイッ
チの側断面図である。
【図3】キースイッチを押し切り状態に下場合の側断面
図である。
【図4】(a)は第1リンクの平面図、(b)は第2リ
ンクの平面図である。
【図5】キートップの下面図である。
【図6】図1のVI−VI矢視断面図である。
【図7】ラバースプリング及び取付け孔の平面図であ
る。
【図8】ホルダ部材の取付け孔部の斜視図である。
【符号の説明】
1 キースイッチ 2 キートップ 3 案内手段 4 第1リンク 5 第2リンク 6 ラバースプリング 7 ホルダ部材 7a 取付け孔 9 印刷基板 10 補強板 11a,11b,12a,12b ピン部 15,27 回動係止部 16,28 摺動係止部 25 支持軸 29 スイッチング部 30 可動接点部 31 前ストッパ部 32 後ストッパ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 望月 勲 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面に第1係止部が形成されたキートッ
    プと、 そのキートップの下方に配設され、キートップの第1係
    止部に対応して第2係止部が形成されたホルダ部材と、 前記キートップ及びホルダ部材の第1及び第2係止部に
    それぞれ連結係止されるとともに、相互に可動自在に配
    置された第1リンク及び第2リンクを有し、キートップ
    の上下動を案内支持するための案内手段と、 前記キートップによる入力操作にて弾性変形可能であ
    り、キートップを上方に付勢するラバースプリングと、 そのラバースプリングの弾性変形によりスイッチング動
    作をするスイッチ部と、 前記ホルダ部材に設けられ、前記第1リンクあるいは前
    記第2リンクの下側自由端を略水平方向に摺動可能に係
    止する摺動係止部と、 その摺動係止部に設けられ、前記第1リンクあるいは前
    記第2リンクの下側自由端が当接して、前記キートップ
    の上昇位置を規制するためのストッパ部とを備えたこと
    を特徴とする入力装置。
  2. 【請求項2】 前記第1リンク及び第2リンクは、側面
    視でX字状に交叉配置されており、前記ラバースプリン
    グは、キートップの入力操作時に第1リンクと第2リン
    クの中途交叉部を介して押圧されることを特徴とする請
    求項1記載の入力装置。
JP004981U 1999-07-06 1999-07-06 入力装置 Pending JPH11136U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0214383U (ja) * 1988-07-11 1990-01-29
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