JPH11136357A - 断線監視システム - Google Patents

断線監視システム

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JPH11136357A
JPH11136357A JP9311528A JP31152897A JPH11136357A JP H11136357 A JPH11136357 A JP H11136357A JP 9311528 A JP9311528 A JP 9311528A JP 31152897 A JP31152897 A JP 31152897A JP H11136357 A JPH11136357 A JP H11136357A
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JP
Japan
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telephone number
signal
transmitting
receiving device
receiving
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JP9311528A
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English (en)
Inventor
Takahiro Kumai
孝博 熊井
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Sohgo Security Services Co Ltd
Original Assignee
Sohgo Security Services Co Ltd
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課 題】断線確認時の操作が簡単で手間取らずしかも
断線の有無の確認を正確に行え汎用性の高い断線監視シ
ステムを提供する。 【解決手段】少なくとも1つの受信装置30の電話番号
を予め記憶しておき、所定時間毎に電話網20に受信装
置30の電話番号を送信し、電話番号を送信した後に呼
出信号を受信すると通信回線の接続動作を中止する送信
装置10と、送信装置10から送信される受信装置30
の電話番号を受信すると、送信装置10の電話番号を受
信装置30に送信し、受信完了信号を受信すると送信装
置10および受信装置30に呼出信号を送信する電話網
20と、電話網20から送信される送信装置10の電話
番号を受信すると受信完了信号を送信し、予め記憶して
いる少なくとも1つの送信装置10の電話番号を最後に
受信したときから所定時間経過しても送信装置10の電
話番号を受信しない場合には通信回線に異常が発生した
と判断して文字または音声により異常を報知する受信装
置30とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話回線を利用し
て情報を送受信する通信システムにおいて、電話回線の
断線を検出する断線監視システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電話回線を用いて情報を送受信す
る通信システムの一例として、監視区域に設置した各種
のセンサにより監視区域への不法侵入や火災等の異常を
検出し、センサが異常を検出した場合には電話回線を介
して遠隔の監視センタに警報を送信する機械警備システ
ムが提案されている。この機械警備システムは、通例、
各種センサと、操作器(キーボックス、カードリーダ、
テンキー等)と、送信装置と、受信装置とから構成さ
れ、送信装置と受信装置の間は、少なくとも1つの交換
機を含んで構築される電話網と電話回線を介して接続さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の機械
警備システムにあっては、電話回線の断線監視(確認)
を行う場合には送信装置から受信装置に所定の時間間隔
で断線確認信号を送信し受信装置でこの断線確認信号が
所定の間隔で受信されているか否かを判断することによ
り行っている。このため、 断線確認信号を送信する度にいちいち通信回線を接続
しなければならないため接続操作が煩雑で面倒である; 電話回線の断線監視を確実に行い監視精度を上げるた
めには断線監視の間隔を短くすることが必要となるが、
監視の頻度を多くするとその分通信費用が嵩む; 断線監視時の通信費用を下げるために断線監視の間隔
を長くすると、電話回線の断線の発見の遅れを招き易
く、通信システム自体の信頼性が低下する; 電話回線が断線されると送信装置により監視区域が警
備状態に設定されていたとしても監視センタでは警報を
受信できないため監視区域内の異常の発生を発見できな
いことになって機械警備システムが有効に機能せず、被
害の拡大を招来する虞がある; 等の問題点があった。また、本願の発明は、1996年
12月に日本電信電話株式会社が発行した「電話網にお
ける情報通知系サービスのインタフェース」に記載され
た通信前情報通知サービスを利用して上記課題を解決す
るようにしているが、既存の受信装置ではこの通信前情
報通知サービスを利用することができないため、受信装
置を交換しなければならず、費用が嵩むという問題点が
あった。
【0004】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、本発明の目的は断線確認時の操作が簡単
で手間取らずしかも断線の有無の確認を正確に行え汎用
性の高い断線監視システムを提供することにある。
【0005】本発明の他の目的は、電話回線の断線を早
期に発見することができ信頼性が高く、また断線監視の
ための費用も低廉な断線監視システムを提供することに
ある。
【0006】本発明のもう一つ他の目的は、既存の断線
監視システムに簡単な装置を付加するだけで、通信前情
報通知サービスを利用して電話回線の断線検知を行える
断線監視システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願の発明は、1996
年12月に日本電信電話株式会社が発行した「電話網に
おける情報通知系サービスのインタフェース」に記載さ
れた通信前情報通知サービスを利用して上記目的を達成
する断線監視システムである。
【0008】本願の請求項1に記載された発明は、電話
網を利用してデータの送受信を行う通信システムにおい
て、少なくとも1つの受信装置の電話番号を予め記憶し
ておき、所定時間毎に電話網に受信装置の電話番号を送
信し、電話番号を送信した後に呼出信号を受信すると通
信回線の接続動作を中止する送信装置と、該送信装置か
ら送信される受信装置の電話番号を受信すると、前記送
信装置の電話番号を受信装置に送信し、受信完了信号を
受信すると前記送信装置および受信装置に呼出信号を送
信する電話網と、該電話網から送信される前記送信装置
の電話番号を受信すると受信完了信号を送信し、予め記
憶している少なくとも1つの前記送信装置の電話番号を
最後に受信したときから所定時間経過しても当該送信装
置の電話番号を受信しない場合には通信回線に異常が発
生したと判断して文字または音声により異常を報知する
受信装置とを有することを特徴とする断線監視システム
である。
【0009】本願の請求項2に記載された発明は、監視
区域内で発生する異常を検出し検出信号を出力するセン
サを備え、操作器を操作することにより設定された監視
区域内の警備状態に応じて前記センサが異常を検出した
ときには、電話網を介して遠隔の監視センタに警報を送
信する機械警備システムにおいて、少なくとも1つの受
信装置の電話番号を予め記憶し、前記センサからの検出
信号が入力すると、監視区域の警備状態に応じて受信装
置の電話番号と非通知指令信号を電話網に送信し、電話
網を介して受信装置との間の通信回線が接続されると警
報を送信し、所定時間毎に電話網に受信装置の電話番号
を送信し、受信装置の電話番号のみを送信した後に呼出
信号を受信すると通信回線の接続動作を中止する送信装
置と、該送信装置から送信される受信装置の電話番号お
よび非通知指令信号を受信すると受信装置に非通知理由
を送信し、前記送信装置から受信装置の電話番号のみを
受信すると前記送信装置の電話番号を受信装置に送信
し、受信完了信号を受信すると前記送信装置および受信
装置に呼出信号を送信する電話網と、該電話網から送信
される非通知理由または電話番号を受信すると受信完了
信号を送信し、非通知理由を受信し受信完了信号を送信
した後に呼出信号を受信すると通信回線の接続動作を行
い、警報を受信すると文字または音声により警報の受信
を報知し、少なくとも1つの前記送信装置の電話番号を
予め記憶し、予め記憶している前記送信装置の電話番号
を前回受信したときから所定時間経過しても当該送信装
置の電話番号が受信されない場合には通信回線に異常が
発生したと判断して文字または音声により異常を報知す
る受信装置とを有することを特徴とする断線監視システ
ムである。
【0010】本願の請求項3に記載された発明は、上記
送信装置は、上記受信装置の電話番号または警報を最後
に送信したときから所定時間経過すると上記電話網に上
記受信装置の電話番号を送信し、上記受信装置は、上記
送信装置の電話番号または上記送信装置から送信される
警報を最後に受信したときから所定時間経過しても上記
送信装置の電話番号を受信しない場合には通信回線に異
常が発生したと判断することを特徴とする断線監視シス
テムである。
【0011】本願の請求項4に記載された発明は、監視
区域内で発生する異常を検出し検出信号を出力するセン
サを備え、操作器を操作することにより設定された監視
区域内の警備状態に応じて前記センサが異常を検出した
ときには、電話網を介して遠隔の監視センタに警報を送
信する機械警備システムにおいて、第1の受信装置の電
話番号並びに第2の受信装置の電話番号を予め記憶して
おき、前記センサからの検出信号が入力すると、監視区
域の警備状態に応じて第2の受信装置の電話番号を電話
網に送信し、電話網を介して第2の受信装置との間の回
線が接続されると警報を送信し、所定時間毎に電話網に
第1の受信装置の電話番号を送信し、第1の受信装置の
電話番号を送信した後に呼出信号を受信すると通信回線
の接続動作を中止する送信装置と、該送信装置から送信
される第2の受信装置の電話番号を受信すると、第2の
受信装置および前記送信装置に呼出信号を送信し、前記
送信装置から第1の受信装置の電話番号を受信すると前
記送信装置の電話番号を第1の受信装置に送信し、受信
完了信号を受信すると、前記送信装置および第1の受信
装置に呼出信号を送信する電話網と、少なくとも1つの
前記送信装置の電話番号を予め記憶しておき、前記電話
網から送信される電話番号を受信すると受信完了信号を
送信し、受信した電話番号が予め記憶している電話番号
と一致したときに少なくとも当該送信装置の識別情報を
含む断線確認信号を第2の受信装置に出力する第1の受
信装置と、前記電話網から送信される呼出信号を受信す
ると通信回線の接続動作を行い、警報を受信すると文字
または音声により警報の受信を報知し、断線確認信号が
最後に入力してから所定時間経過しても当該送信装置の
断線確認信号が入力されない場合には通信回線に異常が
発生したと判断し文字または音声により異常を報知する
第2の受信装置とを有することを特徴とする断線監視シ
ステムである。
【0012】本願の請求項5に記載された発明は、上記
電話網は、電話番号を送信してから所定時間以内に受信
完了信号を受信しなかったとき、または、上記受信装置
が通信中であったときは、上記送信装置に話中信号を送
信し、上記送信装置は、話中信号を受信すると、通信回
線の接続動作を中止した後、再度上記受信装置との通信
回線の接続動作を行うことを特徴とする断線監視システ
ムである。
【0013】本願の請求項6に記載された発明は、上記
受信装置は、連続して所定時間以上呼出信号を受信する
と、通信回線の接続動作を行い、通信回線が接続される
とメッセージを送信することを特徴とする断線監視シス
テムである。
【0014】本願の請求項7に記載された発明は、上記
電話網は、電話番号を送信してから所定時間以内に受信
完了信号を受信しなかったとき、または、上記第1の受
信装置が通信中であったときは、上記送信装置に話中信
号を送信し、上記送信装置は、話中信号を受信すると、
通信回線の接続動作を中止した後、再度上記第1の受信
装置との通信回線の接続動作を行うことを特徴とする断
線監視システムである。
【0015】本願の請求項8に記載された発明は、上記
第1の受信装置は、連続して所定時間以上呼出信号を受
信すると、通信回線の接続動作を行い、通信回線が接続
されるとメッセージを送信することを特徴とする断線監
視システムである。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の断線監視システムは、送
信装置(発信者)と受信装置(着信者)と、少なくとも
1つの交換機を含んで構成されている電話網と電話回線
とから構成されている。送信装置は、着信者である受信
装置の電話番号を記憶しておき、所定時間毎に交換機に
対してこの電話番号を送信する。受信装置の電話番号を
受信した交換機は、受信装置に発信者である送信装置の
電話番号を送信する。また、送信装置が電話番号を送信
するときに、電話番号に加え電話番号を受信装置に通知
しない非通知指令信号を送信した場合には受信装置側の
交換機は送信装置の電話番号に代えて送信装置の電話番
号を通知しない非通知理由を送信する。そして、電話番
号または非通知理由を送信した後、受信装置からの受信
完了信号を受信すると、送信装置と受信装置に対し呼出
信号を送信する。受信装置は、交換機から送信される電
話番号または非通知理由を受信すると、受信完了信号を
交換機に送信し、受信した電話番号が予め記憶している
電話番号であれば、断線確認信号であると判断して、受
信した電話番号をもとに発信者である送信装置を確認
し、当該送信装置との電話回線は正常であると判断す
る。また、予め記憶している電話番号を前回受信したと
きから所定時間経過してもこの電話番号を受信しなけれ
ば、電話回線に断線等の異常が生じたと判断する。
【0017】
【実施例】次に、本発明に係る断線監視システムについ
て具体的に説明する。 (実施例1)まず、図1乃至図3に示した第1の実施例
について述べる。図1は断線監視システムを組み込んで
構築した機械警備システムの構成を示すブロック図、図
2は断線監視システムを構成している送信装置の構成を
示すブロック図、図3は断線監視システムを構成してい
る受信装置の構成を示すブロック図である。これらの図
において、機械警備システム1は、送信装置10と、受
信装置30と、前記送信装置10と受信装置30を接続
し交換機21を備えた電話網20と、監視区域の防犯・
防災・設備管理に関する情報を検出する各種センサ50
(51a,51b,・・・・51n)と、操作器(キーボッ
クス、カードリーダ、テンキー等)60により構成され
る。そして、断線監視システム2は、前記送信装置1
0、前記受信装置30及び前記電話網20により構築さ
れている。
【0018】このうち、前記送信装置10は監視区域に
設置され、送信手段11と警備手段14を具備してい
る。前記送信手段11は、送受信部12、通信制御部1
3を備え、前記警備手段14は、警備信号制御部15、
第1の自動ダイヤル部16、第2の自動ダイヤル部1
7、タイマ部19を備えている。
【0019】前記送受信部12は、電話回線40Aを介
して、前記通信制御部13からの入力信号を前記交換機
21に送信し、また前記交換機21から送信される信号
を前記通信制御部13に出力する。
【0020】前記通信制御部13は、前記第2の自動ダ
イヤル部17から「電話番号」および「発信者側の送信
装置10の電話番号を着信者(通報先)側の受信装置3
0に通知しないように指令する信号(以下、本明細書中
において「非通知指令信号」という)」が入力される
と、この入力信号を前記送受信部12に出力する。そし
て、前記送受信部12を介して入力される前記交換機2
1からの信号をもとに、前記受信装置30との通信回線
が接続されたことを確認すると、前記警備信号制御部1
5から入力される警報および各送信装置10毎に付与さ
れている装置番号を前記送受信部12に出力する。
【0021】また、前記第1の自動ダイヤル部16から
電話番号が入力されると、この電話番号を前記送受信部
12に出力する。そして、前記交換機21からの呼出信
号を受信すると、前記送受信部12に切断信号を出力
し、通信回線の接続動作を中止する。
【0022】前記警備信号制御部15は、前記操作器6
0からの警備切換信号の入力に応じて監視区域の警備状
態を切り換え、前記センサ50からの検出信号が入力さ
れると、監視区域の警備状態に応じて異常の種類や発生
箇所等を示す警報と各送信装置毎に付与されている装置
番号を前記通信制御部13に出力するとともに、前記第
2の自動ダイヤル部17に起動信号を出力し、前記第2
の自動ダイヤル部17を起動させる。また、前記タイマ
部19から計時終了信号が入力されると、前記第1の自
動ダイヤル部16に起動信号を出力し、前記第1の自動
ダイヤル部16を起動させるとともに、前記タイマ部1
9にリセット信号を出力する。
【0023】前記第1の自動ダイヤル部16は、通報先
である少なくとも1つの前記受信装置30の電話番号を
予め記憶しておき、前記警備信号制御部15からの起動
信号が入力されると、記憶されている電話番号を前記通
信制御部13に出力する。
【0024】前記第2の自動ダイヤル部17は、前記第
1の自動ダイヤル部16と同じ電話番号を予め記憶して
おき、前記警備信号制御部15からの起動信号が入力さ
れると、記憶されている電話番号と非通知指令信号を前
記通信制御部13に出力する。
【0025】前記タイマ部19は、前記警備信号制御部
15からのリセット信号が入力されると、リセットする
とともに計時を開始し、所定時間T1計時を行うと前記
警備信号制御部15に計時終了信号を出力する。
【0026】一方、前記受信装置30は、監視区域とは
離れた場所にある警備会社等の監視センタに設置され、
受信手段31と監視手段35を具備している。前記受信
手段31は、送受信部32、通信制御部33、判断部3
4を備え、前記監視手段35は、監視制御部36、報知
部37、記憶部38、タイマ部39を備えている。
【0027】前記送受信部32は、電話回線40Bを介
して、前記通信制御部33からの入力信号を前記交換機
21に送信し、また前記交換機21から送信される信号
を前記通信制御部32に出力する。
【0028】前記通信制御部33は、前記送受信部32
を介して入力される「電話番号」または「発信者側の送
信装置10の電話番号を受信装置である通報先に送信し
ない理由(以下、本明細書中において「非通知理由」と
いう)」を前記判断部34に出力するとともに、前記送
受信部32に受信完了信号を出力する。
【0029】そして、前記送受信部32を介して前記交
換機21からの呼出信号が入力され、さらに前記判断部
34から不一致信号が入力されると、前記送受信部32
に応答信号を出力し、前記送信装置10との通信回線の
接続動作を行い、前記送受信部32から入力される警報
および装置番号を前記監視制御部36に出力する。
【0030】また、前記送受信部32を介して前記交換
機21からの呼出信号が入力され、さらに前記判断部3
4から装置番号が入力されると、前記送受信部32に応
答信号を出力せずに、前記判断部34からの装置番号を
前記監視制御部36に出力する。
【0031】前記判断部34は、前記通信制御部32か
ら電話番号が入力されると、前記記憶部38に記憶され
ている送信装置10の電話番号と照合し、両者が一致す
ると前記通信制御部33に当該送信装置10に付与され
た装置番号を出力する。また、入力された電話番号と前
記記憶部38に記憶された電話番号が一致しなかったと
き、または前記通信制御部33から非通知理由が入力さ
れたときは前記通信制御部33に不一致信号を出力す
る。
【0032】前記監視制御部36は、前記送信装置10
から送信された警報および装置番号が前記通信制御部3
3を介して入力されると、装置番号をもとに警報を送信
した前記送信装置10を識別し、前記記憶部38に記憶
されている当該送信装置10が設置されている監視区域
のデータを読み込む。そして、前記報知部37に警報の
種類や監視区域のデータ等を出力する。また、前記タイ
マ部39から計時終了信号および装置番号が入力される
と、断線警報と監視区域のデータ等を出力する。さら
に、前記通信制御部33より装置番号が入力されると、
当該送信装置用の前記タイマ部39にリセット信号を出
力する。
【0033】前記報知部37は、前記監視制御部36か
ら出力される警報の種類や監視区域のデータ等を文字ま
たは音声により報知する。
【0034】前記記憶部38は、前記送信装置10の装
置番号と前記各送信装置10が設置されている監視区域
の住所や電話番号等のデータを記憶している。
【0035】前記タイマ部39は、送信装置毎に設けら
れ、前記監視制御部36からのリセット信号が入力され
るとリセットするとともに計時を開始し、前記送信装置
10に設けられた前記タイマ部19と同じ所定時間T1
かそれより長い所定時間T2計時を行うと、前記監視制
御部36に計時終了信号および前記送信装置10の装置
番号を出力する。
【0036】〔動 作〕次に、送信装置10、電話網2
0及び受信装置30により構築される断線監視システム
2における警報送信時の接続動作並びに断線監視時の接
続動作を、図4の接続動作シーケンス、図5乃至図8の
フローチャート、図9及び図10のタイムチャートにし
たがって説明する。尚、図9及び図10において、英文
字Pを付した部分は受信装置30の電話番号であること
を、また英文字Qを付した部分は非通知指令信号である
ことを示す。
【0037】(警報送信時の動作)まず、監視区域が警
備状態のときに監視区域内へ侵入者があった場合の動作
について説明する。監視区域が警備状態のときに監視区
域内へ侵入者があった場合、センサ50により監視区域
内への侵入が検出され検出信号が出力される。送信装置
10の警備信号制御部15は、センサ50からの検出信
号が入力すると(S101)、監視区域が警備中である
か否かを判断し(S102)、監視区域が警備中であれ
ば、第2の自動ダイヤル部17に起動信号を出力すると
ともに、通信制御部13に侵入警報と送信装置毎に付与
した装置番号を出力する(S103,S104)。起動
信号が入力された第2の自動ダイヤル部17は、予め記
憶していた電話番号および非通知指令信号を通信制御部
13に出力する。
【0038】通信制御部13は、第2の自動ダイヤル部
17から電話番号および非通知指令信号が入力されると
(S111,S112)、電話回線40Aをオフフック
(Off hook)状態とし、送受信部12に発呼信号を出力
するとともに、この電話番号および非通知指令信号を出
力する(S113)。すると、送受信部12はこの入力
信号を電話回線40Aを介して交換機21に送信する。
【0039】発呼信号と電話番号と非通知指令信号を受
信した交換機21は、電話回線40Bを介して、発信者
を示す送信装置10の電話番号を着信者に送信しない非
通知理由を送信することを予告する送出予告信号を受信
装置30に送信する。
【0040】送受信部32を介して交換機21からの送
出予告信号が入力された受信装置30の通信制御部33
は(S122)、一次応答信号(受信装置30が送出予
告信号を受信したことを交換機21で確認するために受
信装置30が送信する応答信号)を送受信部32を介し
て交換機21に返送する。
【0041】受信装置30からの応答信号を受信した交
換機21は、非通知理由を受信装置30に送信する。す
ると、送受信部32を介してこの非通知理由が通信制御
部33に入力される(S123)。非通知理由を入力し
た通信制御部33は、非通知理由を受信したことを示す
受信完了信号を送受信部32を介して交換機21に返送
し、更に非通知理由を判断部34に出力する(S12
4、S125)。
【0042】非通知理由が入力された判断部34は、通
信制御部33に対して不一致信号を出力する。受信装置
30からの受信完了信号を受信した交換機21は、受信
装置30に呼出信号を送信する。呼出信号を受信した送
受信部32は、受信した呼出信号を通信制御部33に出
力する。通信制御部33は、判断部34からの不一致信
号が入力し(装置番号が入力せず;S126)、さらに
送受信部32からの呼出信号が入力すると(S13
0)、電話回線40Bをオフフック状態とし、二次応答
信号(受信装置30が呼出信号に応答したことを交換機
21で確認するために受信装置30が送信する応答信
号)を送受信部32を介して交換機21に返送する(S
131)。交換機21が二次応答信号を受信すると、送
信装置10と受信装置30間の回線が接続され、送信装
置10と受信装置30間が通信可能な状態となる。
【0043】これにより、送信装置10から送信される
警報および装置番号を受信装置30が受信することがで
きる。そして、送信装置10から警報および装置番号が
送信されると(S114)、受信装置30の送受信部3
2および通信制御部33を介して監視制御部36へ警報
及び装置番号が入力される(S132,S133,S1
44,S145)。
【0044】警報と装置番号が入力された監視制御部3
6は、入力された装置番号をもとに、記憶部38より当
該送信装置が設置された監視区域のデータを読み込み、
警報と監視区域のデータ等を報知部37に出力する(S
146)。警報と監視区域のデータ等が入力された報知
部37は、入力された情報を文字や音声で報知する。
【0045】そして、送信装置10は、受信装置30へ
の信号の送信がすべて終了し、受信装置30側で警報お
よび装置番号の受信が行われたことを確認すると、交換
機21に切断信号を送信する(S115)。この切断信
号を受信した交換機21は、送信装置10との電話回線
40Aを開放するとともに、受信装置30にこの切断信
号を送信する。
【0046】切断信号を受信した受信装置30は(S1
34)、電話回線40Bをオンフック(On hook )状態
とし、終話信号を送信する(S135)。この終話信号
を交換機21が受信すると、受信装置30との電話回線
40Bが開放され、すべての通信が終了する。
【0047】(断線監視時の動作)次に、電話回線の断
線の有無を検出する場合の動作について説明する。電話
回線の断線の有無を検出する場合、送信装置10のタイ
マ部19より警備信号制御部15に対して計時終了信号
が出力される。計時終了信号が入力された送信装置10
の警備信号制御部15は(S105)、第1の自動ダイ
ヤル部16に起動信号を出力する(S106)ととも
に、タイマ部19へリセット信号を出力(S107)
し、タイマ部19をリセットする。起動信号が入力され
た第1の自動ダイヤル部16は、予め記憶していた電話
番号を通信制御部13に出力する。
【0048】通信制御部13は、第1の自動ダイヤル部
16から電話番号が入力されると(S111,S11
2)、電話回線40Aをオフフック状態とし、送受信部
12に発呼信号を出力するとともに、この電話番号を出
力する(S116)。すると、送受信部12はこの電話
番号を電話回線40を介して電話網20を構成する交換
機21に送信する。発呼信号と電話番号を受信した交換
機21は、電話回線40Bを介して送信装置10の電話
番号を送信することを示す送出予告信号を受信装置30
に送信する。
【0049】送受信部32を介して交換機21からの送
出予告信号が入力された受信装置30の通信制御部33
は(S121)、一次応答信号を送受信部32を介して
交換機21に返送する(S122)。受信装置30から
の応答信号を受信した交換機21は、送信装置10の電
話番号を受信装置30に送信する。すると、送受信部3
2を介してこの電話番号が通信制御部33に入力される
(S123)。電話番号を入力した通信制御部33は、
電話番号を受信したことを示す受信完了信号を送受信部
32を介して交換機21に返送し、更にこの電話番号を
判断部34に出力する(S124,S125)。
【0050】電話番号が入力された判断部34は、入力
された電話番号と記憶部38に記憶されている送信装置
10の電話番号とを比較し、一致したときに通信制御部
33に対して当該送信装置10に付与された装置番号を
出力する。
【0051】受信装置30からの受信完了信号を受信し
た交換機21は、送信装置10および受信装置30に呼
出信号を送信する。呼出信号を受信した受信装置30の
送受信部32は、受信した呼出信号を通信制御部33に
出力する。
【0052】通信制御部33は、判断部34からの装置
番号が入力されると(S126)、当該送信装置10の
装置番号を監視制御部36に出力する(S127)。
【0053】また、呼出信号を受信した送信装置10の
送受信部12は、受信した呼出信号を通信制御部13に
出力する。通信制御部13は、送受信部12を介して呼
出信号が入力されると(S117)、送受信部12を介
して交換機21に切断信号を送信する(S118)。
【0054】送信装置10からの切断信号を受信した交
換機21は、送信装置10との電話回線40Aを開放
し、受信装置30に対してこの切断信号を送信する。送
受信部32を介して切断信号が入力された受信装置30
の通信制御部33は(S128)、送受信部32を介し
て交換機21に終話信号を返送する(S129)。この
終話信号を交換機21が受信すると、受信装置30との
電話回線40Bが開放され、すべての通信が終了する。
【0055】また通信制御部33からの装置番号が入力
された監視制御部36は(S144,S145)、当該
送信装置10との間の電話回線40は正常であると判断
し、当該送信装置用のタイマ部39に対するリセット信
号を出力する(S147)。
【0056】リセット信号が入力されたタイマ部39
は、リセットすると同時に計時を開始する。その後、電
話回線が切断されると送信装置10が発呼信号および電
話番号を送信しても受信装置30では送出予告信号を受
信することができないため、応答信号が送信されず交換
機21から受信装置30に対して電話番号は送信されな
い。したがって、受信装置30のタイマ部39の計時が
終了しても電話番号は受信されない。
【0057】そこで、監視制御部36は、タイマ部39
から計時終了信号および装置番号が入力されると(S1
41,S142)、当該送信装置10との間の電話回線
が断線したと判断し、入力されたデータを読み込み、報
知部37に断線警報および監視区域のデータ等を出力す
る(S143)。報知部37は、監視制御部36から出
力される断線警報や監視区域のデータ等を文字や音声に
より監視員に報知する。
【0058】(警備状態の切換え)操作器60により監
視区域の警備の切換え操作が行われると、操作器60よ
り警備切換信号が出力され、この警備切換信号は警備信
号制御部15に入力される。警備切換信号が入力された
警備信号制御部15は(S108)、監視区域が警備状
態であれば警備解除状態へ、逆に警備解除状態であれば
警備状態に移行するように監視区域の警備状態を切り換
える。
【0059】また、警備信号制御部15は、警備切換信
号が入力すると、第2の自動ダイヤル部17へ起動信号
を出力するとともに通信制御部13へ警備切換信号と装
置番号を出力し、警報を送信する場合と同様に警備切換
信号を受信装置に送信するようにしてもよい。
【0060】なお、上記実施例ではタイマ部19の計時
が終了したときに電話番号を通知し、受信装置30では
この電話番号が通知されたときにのみ当該送信装置10
との電話回線が正常であると判断し、タイマ部19およ
びタイマ部39をリセットするようにしているが、警報
を送信したときまたは警備切換信号を送信したときにも
タイマ部19およびタイマ部39をリセットするように
してもよい。
【0061】また、間違い等により受信装置30に記憶
していない電話等の送信装置から受信装置の電話番号が
送信された場合、交換機21と受信装置30の間の通信
回線が使用中になり、この通信中は他の送信装置10の
警報の送信や断線確認を行うことができなくなる。そこ
で、受信装置30の通信制御部33は、受信した電話番
号が予め記憶している送信装置10の電話番号と一致せ
ず、かつ、非通知理由でもなかった場合、すなわち、予
め設定されている送信装置(発信者)以外からの呼出し
があった場合は、交換機21から送信される呼出信号を
送受信部32を介して入力すると、送受信部32を介し
て二次応答信号を返送する。そして、通信回線が接続さ
れると、送信装置(発信者)に対し、送受信部32を介
してこの電話番号は使用できない旨のメッセージを送信
し、メッセージの送信終了後に切断信号を送信し、送信
装置(発信者)との通信を終了するようにすれば、受信
装置30は、予め記憶していない送信装置との通信を自
ら切断し、他の送信装置10からの通信待機状態に戻る
ことができる。
【0062】さらに、受信装置30の通信回線が使用中
であり、受信装置と通信回線が接続できず、警報等の送
信ができない虞れがある。そこで、送信装置10の通信
制御部13は、ステップ113で非通知指令信号と受信
装置30の電話番号を送信した後またはステップ116
で電話番号を送信した後、交換機21より送信される話
中信号(受信装置(着信者)の通信回線が使用中であ
り、受信装置との電話回線の接続ができないことを示す
信号)が送受信部12を介して入力すると、交換機21
に送受信部12を介して切断信号を返送する。そして、
再度電話番号や非通知指令信号を送信し、警報の送信動
作や断線確認動作を行うようにすれば、確実に信号を送
信することができる。
【0063】(実施例2)次に、図11乃至13に示し
た実施例2について述べる。図11に示す機械警備シス
テム1Aは、図1に示す機械警備システム1と同様に、
監視区域内で発生する異常を検出し検出信号を出力する
センサ50を備え、このセンサ50が異常を検出したと
きには、操作器60を操作することにより設定された監
視区域内の警備状態に応じて電話網20を介して遠隔の
監視センタに警報を送信するものであり、この実施例に
あっては、 電話網を利用してデータの送受信を行う断線監視シス
テム2Aが、通報先である少なくとも1つの受信装置3
0Tの電話番号を予め記憶しておき、所定時間毎に電話
網20に受信装置30Tの電話番号を送信し、電話網2
0からの呼出信号を受信すると切断信号を返送する送信
装置10Aと、送信装置10Aから送信される受信装置
30Tの電話番号を受信すると、送信装置10Aの電話
番号を受信装置30Tに送信し、受信装置30Tからの
受信完了信号を受信すると、送信装置10Aおよび受信
装置30Tに呼出信号を送信する電話網20と、少なく
とも1つの送信装置10Aの電話番号を予め記憶し、電
話網20から送信される電話番号を受信すると、受信完
了信号を電話網20に返送し、予め記憶している送信装
置10Aの電話番号を前回受信したときから所定時間経
過しても送信装置10Aの電話番号が受信されない場合
には通信回線に異常が発生したと判断して文字または音
声により異常を報知する受信装置30Tを具備している
点; 送信装置10Aが監視区域に設置され、送信手段11
Aと、警備手段14Aを備えている点; 送信手段11Aが、送受信部12と、通信制御部13
Aを備えている点; 警備手段14Aが、警備信号制御部15Aと、第1の
自動ダイヤル部16と、タイマ部19を備えている点;
は第1の実施例と同じであるが、 送信装置10Aが、断線確認信号と送信装置の装置番
号を第2の受信装置30Bに出力する第1の受信装置3
0Aの電話番号を記憶している第1の自動ダイヤル部1
6と、通信回線に異常が発生したことを報知する第2の
受信装置30Bの電話番号を予め記憶している第3の自
動ダイヤル部18を備え、センサ50からの検出信号が
入力されると、監視区域の警備状態に応じて第2の受信
装置30Bの電話番号を電話網20に送信し、電話網2
0を介して第2の受信装置30Bとの間の回線が接続さ
れると警報を送信し、所定時間毎に電話網20に第1の
受信装置30Aの電話番号を送信し、第1の受信装置3
0Aの電話番号を送信した後交換機21からの呼出信号
を受信すると切断信号を返送する点; 電話網20が、送信装置10Aから送信される第2の
受信装置30Bの電話番号を受信すると、送信装置10
Aおよび第2の受信装置30Bに呼出信号を送信し、送
信装置10Aから第1の受信装置30Aの電話番号を受
信すると送信装置10Aの電話番号を第1の受信装置1
0Aに送信する点; 受信装置30Tが、第1の受信装置30Aと第2の受
信装置30Bより構成され、第1の受信装置30Aは、
送受信部32A、通信制御部33A、判断部34A、記
憶部38Aを備え、第2の受信装置30Bは、送受信部
32B、通信制御部33B、監視制御部36B、報知部
37、記憶部38B、タイマ部39を備えている点; 第1の受信装置30Aは、監視区域とは離れた場所に
ある警備会社等の監視センタに設置され、少なくとも1
つの送信装置10Aの電話番号を予め記憶しておき、電
話網20から送信される電話番号を受信すると、電話網
20に受信完了信号を返送し、受信した電話番号と予め
記憶している電話番号と一致するか否かを判断し、一致
したときは受信した電話番号をもとに発信者である送信
装置10Aを確認し、少なくとも送信装置10Aの装置
番号を含む断線確認信号を第2の受信装置30Bに出力
する点; 第2の受信装置30Bは、第1の受信装置30Aと同
様に監視区域とは離れた場所にある警備会社等の監視セ
ンタに設置され、電話網20から送信される呼出信号を
受信すると電話網20に応答信号を返送し、電話網20
との通信回線の接続動作を行い、警報を受信すると文字
または音声により警報の受信を報知し、断線確認信号を
前回入力してから所定時間経過しても予め記憶している
送信装置10Aからの断線確認信号が第1の受信装置3
0Aから入力されない場合には通信回線に異常が発生し
たと判断し文字または音声により異常を報知する点; が第1の実施例と異なる。
【0064】前記通信制御部13Aは、前記第3の自動
ダイヤル部18から電話番号が入力されると、この電話
番号を前記送受信部12に出力する。そして、前記送受
信部12を介して入力される前記交換機21からの信号
をもとに、前記第2の受信装置30Bとの通信回線が接
続されたことを確認すると、前記警備信号制御部15A
から入力されている警報および装置番号を送受信部12
に出力する。また、前記第1の自動ダイヤル部16から
電話番号が入力されると、この電話番号を前記送受信部
12に出力し、その後交換機21からの呼出信号を送受
信部12を介して入力すると切断信号を送受信部12に
出力する。
【0065】前記警備信号制御部15Aは、前記操作器
60からの警備切換信号の入力に応じて監視区域の警備
状態を切換え、前記センサ50からの検出信号が入力さ
れると、監視区域の警備状態に応じて異常の種類や発生
箇所等を示す警報と各送信装置毎に付与されている装置
番号を前記通信制御部13Aに出力するとともに、前記
第3の自動ダイヤル部18に起動信号を出力し、前記第
3の自動ダイヤル部18を起動させる。また、前記タイ
マ部19から計時終了信号が入力されると、前記第1の
自動ダイヤル部16に起動信号を出力し、前記第1の自
動ダイヤル部16を起動させるとともに、前記タイマ部
19にリセット信号を出力する。
【0066】前記第1の自動ダイヤル部16は、通報先
である監視センタに設置された前記第1の受信装置30
Aの電話番号を予め記憶しておき、前記警備信号制御部
15Aからの起動信号が入力されると、記憶されている
前記第1の受信装置30Aの電話番号を前記通信制御部
13Aに出力する。
【0067】前記第3の自動ダイヤル部18は、通報先
である監視センタに設置された前記第2の受信送致30
Bの電話番号を予め記憶しておき、前記警備信号制御部
15Aからの起動信号が入力されると、記憶されている
前記第2の受信装置30Bの電話番号を前記通信制御部
13Aに出力する。
【0068】前記通信制御部33Aは、前記送受信部3
2Aを介して入力される電話番号を前記判断部34Aに
出力するとともに、前記送受信部32Aを介して電話網
20に送信する。
【0069】前記判断部34Aは、前記通信制御部33
Aから電話番号が入力されると、前記記憶部38Aに記
憶されている送信装置の電話番号と照合し、両者が一致
すると、少なくとも当該電話番号に対応する送信装置の
装置番号を含む断線確認番号を前記第2の受信装置30
Bに出力する。
【0070】前記記憶部38Aは、前記送信装置10A
の装置番号と電話番号を記憶している。
【0071】前記通信制御部33Bは、前記送受信部3
2Bを介して交換機21からの呼出信号が入力すると、
送受信部32Bを介して交換機21に応答信号を返送
し、前記送信装置10Aとの通信回線の接続動作を行
い、前記送受信部32Bから入力される警報と装置番号
を前記監視制御部36Bに出力する。
【0072】前記監視制御部36Bは、前記送信装置1
0Aから送信された警報および装置番号が通信制御部3
3Bを介して入力されると、装置番号をもとに警報を送
信した前記送信装置10Aを識別し、前記記憶部38B
に記憶されている当該送信装置10Aが設置されている
監視区域のデータを読み込む。そして、前記報知部37
に警報の種類や監視区域のデータ等を出力する。また、
前記タイマ部39から計時終了信号および装置番号が入
力されると、断線警報と監視区域のデータ等を出力す
る。さらに、前記第1の受信装置30Aから断線確認信
号が入力されると、当該送信装置用のタイマ部39にリ
セット信号を出力する。
【0073】〔動 作〕次に、送信装置10A、電話網
20を構成している交換機21、第1の受信装置30A
及び第2の受信装置30Bの接続動作を、図4及び図1
4に示す接続動作シーケンス、図15乃至図19に示す
フローチャート、図20及び図21に示すタイムチャー
トにしたがって説明する。尚、図20において、英文字
Pを付した部分は第1の受信装置30Aの電話番号であ
ることを、また英文字Rを付した部分は第2の受信装置
30Bの電話番号であることを示す。
【0074】(警報送信時の動作)実施例1と同様に、
まず監視区域が警備状態にあるときに、監視区域内へ侵
入者があった場合の動作について説明する。監視区域が
警備状態にあるときに監視区域内へ侵入者があると、セ
ンサ50により監視区域内への侵入が検出され検出信号
が出力される。送信装置10Aの警備信号制御部15A
は、センサ50からの検出信号が入力すると(S15
1)、監視区域内が警備中であるか否かを判断し(S1
52)、監視区域が警備中であれば、第3の自動ダイヤ
ル部18に起動信号を出力するとともに、通信制御部1
3Aに侵入警報と送信装置毎に付与した装置番号を出力
する(S153,S154)。そして、起動信号が入力
された第3の自動ダイヤル部18は、予め記憶していた
第2の受信装置30Bの電話番号を通信制御部13Aに
出力する。
【0075】通信制御部13Aは、第3の自動ダイヤル
部18からの電話番号と警備信号制御部15Aからの警
報・装置番号が入力されると(S161,S162)、
電話回線40Aをオフフック状態とし、送受信部12に
発呼信号を出力するとともに、入力された第2の受信装
置30Bの電話番号を出力する(S163)。すると、
送受信部12はこの電話番号を電話回線40Aを介して
電話網20を構成する交換機21に送信する。
【0076】第2の受信装置30Bの電話番号を受信し
た交換機21は、電話回線40Dを介して送信装置10
Aおよび第2の受信装置30Bに呼出信号を送信する。
この呼出信号は、第2の受信装置30Bの送受信部32
Bで受信され、通信制御部33Bに出力される。呼出信
号が入力された通信制御部33Bは(S181)、電話
回線40Dをオフフック状態とし、送受信部32Bを介
して交換機21に応答信号を返送する(S182)。す
ると、第2の受信装置30Bと送信装置10A間が通信
可能な状態となり、送信装置10Aの通信制御部13A
は、警備信号制御部15Aから入力されている侵入警報
と装置番号を送受信部12に出力し、交換機21を介し
て第2の受信装置30Bへ送信する(S164)。
【0077】第2の受信装置30Bでは、交換機21を
介して送信装置10Aから送信される侵入警報と装置番
号を送受信部32Bで受信し、受信した侵入警報と装置
番号は送受信部32Bより通信制御部33Bに入力され
る(S183)。
【0078】通信制御部33Bは、この侵入警報と装置
番号を監視制御部36Bへ出力する(S184)。監視
制御部36Bは、入力された装置番号をもとに、記憶部
38Bより当該送信装置が設置された監視区域のデータ
を読み込み、侵入警報と監視区域のデータ等を報知部3
7に出力する(S191,S192,S193)。侵入
警報と監視区域のデータ等が入力された報知部37は、
入力された情報を文字や図形あるいは音声により報知す
る。
【0079】そして、送信装置10Aの通信制御部13
Aは、第2の受信装置30Bへの信号の送信がすべて終
了すると、送受信部12を介して交換機21に切断信号
を送信する(S165)。この切断信号を受信した交換
機21は、送信装置10Aとの電話回線40Aを開放す
るとともに、第2の受信装置30Bにこの切断信号を送
信する。
【0080】切断信号を受信した第2の受信装置30B
は(S185)、電話回線40Dをオンフック状態と
し、終話信号を送信する(S186)。この終話信号を
交換機21が受信すると、すべての通信が終了する。
【0081】(断線監視時の動作)次に、電話回線の断
線の有無を検出する場合の動作について説明する。電話
回線の断線の有無を検出する場合、送信装置10Aのタ
イマ部19より警備信号制御部15Aに対して計時終了
信号が出力される。計時終了信号が入力された警備信号
制御部15Aは(S155)、第1の自動ダイヤル部1
6に起動信号を出力する(S156)とともに、タイマ
部19へリセット信号を出力(S157)し、タイマ部
19をリセットする。起動信号が入力された第1の自動
ダイヤル部16は、予め記憶していた第1の受信装置3
0Aの電話番号を通信制御部13Aに出力する。
【0082】通信制御部13Aは、第1の自動ダイヤル
部16から第1の受信装置30Aの電話番号が入力され
ると(S161)、電話回線40Aをオフフック状態と
し、送受信部12に発呼信号を出力するとともに、入力
された電話番号を出力する(S166)。すると、送受
信部12はこの電話番号を電話回線40Aを介して交換
機21に送信する。発呼信号と電話番号を受信した交換
機21は、電話回線40Cを介して発信者を示す送信装
置10Aの電話番号を送信することを予告する送出予告
信号を第1の受信装置30Aに送信する。
【0083】更に、送受信部32Aを介して交換機21
からの送出予告信号が入力された第1の受信装置30A
の通信制御部33Aは(S171)、今度は一次応答信
号を送受信部32Aを介して交換機21に返送する(S
172)。そして、第1の受信装置30Aからの一次応
答信号を受信した交換機21は、送信装置10Aの電話
番号を第1の受信装置30Aに送信する。すると、送受
信部32Aを介してこの電話番号が第1の受信装置30
Aの通信制御部33Aに入力される(S173)。電話
番号を入力した通信制御部33Aは、判断部34Aにこ
の電話番号を出力するとともに、電話番号を受信したこ
とを示す受信完了信号を送受信部32Aを介して交換機
21に送信する(S173,S174,S175)。
【0084】電話番号が入力された判断部34Aは、入
力された電話番号と記憶部38Aに記憶されている送信
装置10Aが設置されている監視区域の電話番号とを比
較し、一致したときには当該電話番号に対応する送信装
置10Aの装置番号を含む断線確認信号を第2の受信装
置30Bの監視制御部36Bに出力する。
【0085】第1の受信装置30Aからの受信完了信号
を受信した交換機21は、送信装置10Aおよび第1の
受信装置30Aに呼出信号を送信する。呼出信号を受信
した第1の受信装置30Aの送受信部32Aは、受信し
た呼出信号を通信制御部33Aに出力する。
【0086】また、呼出信号を受信した送信装置10A
の送受信部12は、受信した呼出信号を通信制御部13
Aに出力する。通信制御部13Aは、送受信部12を介
して呼出信号が入力されると(S167)、送受信部1
2を介して交換機21に切断信号を送信する(S16
8)。
【0087】送信装置10Aからの切断信号を受信した
交換機21は、送信装置10Aとの電話回線40Aを開
放し、第1の受信装置30Aに対してこの切断信号を送
信する。送受信部32Aを介して切断信号が入力された
第1の受信装置30Aの通信制御部33Aは(S17
6)、送受信部32Aを介して交換機21に終話信号を
送信する(S177)。この切断信号を交換機21が受
信すると第1の受信装置30Aとの電話回線40Cが開
放され、すべての通信が終了する。
【0088】また判断部34Aからの断線確認信号が入
力された監視制御部36Bは(S191)、当該断線確
認信号に含まれる装置番号が付与された送信装置10A
との間の電話回線40Aおよび40Cは正常であると判
断し、当該送信装置用のタイマ部39に対しリセット信
号を出力する(S194)。
【0089】リセット信号が入力されたタイマ部39
は、リセットすると同時に計時を開始する。その後、当
該送信装置10Aとの電話回線40Aが切断されると、
送信装置10Aが発呼信号および電話番号を送信しても
第1の受信装置30Aでは送出予告信号を受信すること
ができないため、応答信号が送信されず交換機21から
第1の受信装置30Aに対して電話番号は送信されな
い。したがって、第2の受信装置30Bのタイマ部39
の計時が終了しても電話番号は受信されない。
【0090】そこで、第2の受信装置30Bの監視制御
部36Bは、タイマ部39から計時終了信号および装置
番号が入力されると(S195)、当該送信装置10A
との間の電話回線40Aが断線したと判断し、入力され
た装置番号をもとに記憶部38Bから当該送信装置10
Aの設置された監視区域のデータを読み込み、報知部3
7に断線警報および監視区域のデータ等を出力する(S
196)。報知部37は、監視制御部36Bから出力さ
れる断線警報や監視区域のデータ等を文字や音声により
監視員に報知する。
【0091】(警備状態の切換え)操作器60により監
視区域の警備の切換え操作が行われると、操作器60よ
り警備切換信号が出力され、この警備切換信号は警備信
号制御部15Aに入力される。警備切換信号が入力され
た警備信号制御部15Aは(S158)、監視区域が警
備状態であれば警備解除状態へ、逆に警備解除状態であ
れば警備状態に移行するように監視区域の警備状態を切
り換える(S159)。
【0092】また、警備信号制御部15Aは、警備切換
信号が入力すると、第3の自動ダイヤル部18へ起動信
号を出力するとともに通信制御部13Aへ警備切換信号
と装置番号を出力し、警報を送信する場合と同様に警備
切換信号を受信装置に送信するようにしてもよい。
【0093】なお、上記実施例ではタイマ部19の計時
が終了したときに電話番号を通知し、第2の受信装置3
0Bではこの電話番号が通知されたときにのみ当該送信
装置10Aとの電話回線が正常であると判断し、タイマ
部19およびタイマ39をリセットするようにしている
が、警報を送信したときまたは警備切換信号を送信した
ときにもタイマ部19およびタイマ部39をリセットす
るようにしてもよい。
【0094】また、間違い等により第1の受信装置30
Aに記憶していない電話等の送信装置から第1の受信装
置30Aの電話番号が送信された場合、交換機21と第
1の受信装置30Aの間の通信回線が使用中になり、こ
の通信中は他の送信装置10の警報の送信や断線確認を
行うことができなくなる。そこで、第1の受信装置30
Aの通信制御部33Aは、受信した電話番号が予め記憶
している送信装置10の電話番号と一致せず、かつ、非
通知理由でもなかった場合、つまり、予め設定されてい
る送信装置(発信者)以外からの呼出しがあった場合
は、交換機21から送信される呼出信号を送受信部32
Aを介して入力すると、送受信部32Aを介して二次応
答信号を返送する。そして、通信回線が接続されると、
送信装置(発信者)に対し、送受信部32Aを介してこ
の電話番号は使用できない旨のメッセージを送信し、メ
ッセージの送信終了後に切断信号を送信し、送信装置
(発信者)との通信を終了するようにすれば、第1の受
信装置30Aは、予め記憶していない送信装置との通信
を自ら切断し、他の送信装置10からの通信待機状態に
戻ることができる。
【0095】さらに、受信装置30Tの通信回線が使用
中であり、受信装置と通信回線が接続できず、警報等の
送信ができない虞れがある。そこで、送信装置10Aの
通信制御部13Aは、ステップ163またはステップ1
66で電話番号を送信した後、交換機21より送信され
る話中信号(受信装置(着信者)の通信回線が使用中で
あり、受信装置との電話回線の接続ができないことを示
す信号)が送受信部12を介して入力すると、交換機2
1に送受信部12を介して切断信号を返送する。そし
て、再度電話番号や非通知指令信号を送信し、警報の送
信動作や断線確認動作を行うようにすれば、確実に信号
を送信することができる。
【0096】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成され、本発明に
よれば次の効果を奏する。 予め設定されている電話番号を受信したときには断線
確認信号であると判断し、受信した電話番号をもとに発
信者である送信装置を確認し当該送信装置との間の電話
回線は正常であると判断して受信完了信号を送信せず回
線を閉結しないようにしているので、電話回線の断線を
検出するための費用を必要とせず、また短い間隔で断線
の有無の監視を可能とし電話回線の断線を確実かつ早期
に発見でき信頼性・汎用性の高い断線監視システムが得
られる。 予め設定されている電話番号を受信したときには受信
した電話番号をもとに発信者である送信装置を確認し当
該送信装置の装置番号を含む断線確認信号を出力する第
1の受信装置と、第1の受信装置から断線確認信号が入
力されるか送信装置から警報を送信するときと同様に送
信される断線確認信号を受信したときには当該送信装置
との間の電話回線は正常であると判断する第2の受信装
置を設けることにより、監視区域に設置された送信装置
との電話回線の断線も発見することができるとともに、
既存の受信装置に第1の受信装置を付加するだけで電話
番号通知システムを利用して電話回線の断線検知を行う
ことができるため、受信装置をすべて交換する必要がな
く、安価で設置工事に手間のかからない断線監視システ
ムが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図 1】本発明に係る断線監視システムを組み込んで
構築した機械警備システムの構成を示すブロック図であ
る。
【図 2】本発明に係る断線監視システムを構成してい
る送信装置の構成を示すブロック図である。
【図 3】本発明に係る断線監視システムを構成してい
る受信装置の構成を示すブロック図である。
【図 4】本発明に係る断線監視システムにおける電話
回線の接続動作シーケンスである。
【図 5】断線監視システムの送信装置を構成している
警備信号制御部のフローチャートである。
【図 6】断線監視システムの送信装置を構成している
通信制御部のフローチャートである。
【図 7】断線監視システムの受信装置を構成している
通信制御部のフローチャートである。
【図 8】断線監視システムの受信装置を構成している
監視制御部のフローチャートである。
【図 9】断線監視システムを構成している送信装置の
タイムチャートである。
【図10】断線監視システムを構成している受信装置の
タイムチャートである。
【図11】本発明に係る断線監視システムを組み込んで
構築した機械警備システムの他の例の構成を示すブロッ
ク図である。
【図12】本発明に係る断線監視システムを構成してい
る送信装置の他の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図13】本発明に係る断線監視システムを構成してい
る受信装置の他の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図14】図11に示す機械警備システムに組み込まれ
た断線監視システムにおける電話回線の基本接続動作シ
ーケンスである。
【図15】図12に示す送信装置を構成している警備信
号制御部のフローチャートである。
【図16】図12に示す送信装置を構成している通信制
御部のフローチャートである。
【図17】図13に示す第1の受信装置を構成している
通信制御部のフローチャートである。
【図18】図13に示す第2の受信装置を構成している
通信制御部のフローチャートである。
【図19】図13に示す第2の受信装置を構成している
監視制御部のフローチャートである。
【図20】図12に示す送信装置のタイムチャートであ
る。
【図21】図13に示す第1の受信装置と第2の受信装
置のタイムチャートである。
【符号の説明】
1 機械警備システム 1A 機械警備システム 2 断線監視システム 2A 断線監視システム 10 送信装置 10A 送信装置 11 送信手段 11A 送信手段 12 送受信部 13 通信制御部 13A 通信制御部 14 警備手段 14A 警備手段 15 警備信号制御部 15A 警備信号制御部 16 第1の自動ダイヤル部 17 第2の自動ダイヤル部 18 第3の自動ダイヤル部 19 タイマ部 20 電話網 30 受信装置 30T 受信装置 30A 第1の受信装置 30B 第2の受信装置 31 受信手段 32 送受信部 32A 送受信部 32B 送受信部 33 通信制御部 33A 通信制御部 33B 通信制御部 34 判断部 34A 判断部 35 監視手段 36 監視制御部 36A 監視制御部 37 報知部 38 記憶部 38A 記憶部 38B 記憶部 39 タイマ部 40A 電話回線 40B 電話回線 40C 電話回線 40D 電話回線 50 センサ 60 操作器
【手続補正書】
【提出日】平成9年11月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17】

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話網を利用してデータの送受信を行う通
    信システムにおいて、 少なくとも1つの受信装置の電話番号を予め記憶してお
    き、所定時間毎に電話網に受信装置の電話番号を送信
    し、電話番号を送信した後に呼出信号を受信すると通信
    回線の接続動作を中止する送信装置と、 該送信装置から送信される受信装置の電話番号を受信す
    ると、前記送信装置の電話番号を受信装置に送信し、受
    信完了信号を受信すると前記送信装置および受信装置に
    呼出信号を送信する電話網と、 該電話網から送信される前記送信装置の電話番号を受信
    すると受信完了信号を送信し、予め記憶している少なく
    とも1つの前記送信装置の電話番号を最後に受信したと
    きから所定時間経過しても当該送信装置の電話番号を受
    信しない場合には通信回線に異常が発生したと判断して
    文字または音声により異常を報知する受信装置とを有す
    ることを特徴とする断線監視システム。
  2. 【請求項2】監視区域内で発生する異常を検出し検出信
    号を出力するセンサを備え、操作器を操作することによ
    り設定された監視区域内の警備状態に応じて前記センサ
    が異常を検出したときには、電話網を介して遠隔の監視
    センタに警報を送信する機械警備システムにおいて、 少なくとも1つの受信装置の電話番号を予め記憶し、前
    記センサからの検出信号が入力すると、監視区域の警備
    状態に応じて受信装置の電話番号と非通知指令信号を電
    話網に送信し、電話網を介して受信装置との間の通信回
    線が接続されると警報を送信し、所定時間毎に電話網に
    受信装置の電話番号を送信し、受信装置の電話番号のみ
    を送信した後に呼出信号を受信すると通信回線の接続動
    作を中止する送信装置と、 該送信装置から送信される受信装置の電話番号および非
    通知指令信号を受信すると受信装置に非通知理由を送信
    し、前記送信装置から受信装置の電話番号のみを受信す
    ると前記送信装置の電話番号を受信装置に送信し、受信
    完了信号を受信すると前記送信装置および受信装置に呼
    出信号を送信する電話網と、 該電話網から送信される非通知理由または電話番号を受
    信すると受信完了信号を送信し、非通知理由を受信し受
    信完了信号を送信した後に呼出信号を受信すると通信回
    線の接続動作を行い、警報を受信すると文字または音声
    により警報の受信を報知し、少なくとも1つの前記送信
    装置の電話番号を予め記憶し、予め記憶している前記送
    信装置の電話番号を前回受信したときから所定時間経過
    しても当該送信装置の電話番号が受信されない場合には
    通信回線に異常が発生したと判断して文字または音声に
    より異常を報知する受信装置とを有することを特徴とす
    る断線監視システム。
  3. 【請求項3】前記送信装置は、前記受信装置の電話番号
    または警報を最後に送信したときから所定時間経過する
    と前記電話網に前記受信装置の電話番号を送信し、 前記受信装置は、前記送信装置の電話番号または前記送
    信装置から送信される警報を最後に受信したときから所
    定時間経過しても前記送信装置の電話番号を受信しない
    場合には通信回線に異常が発生したと判断することを特
    徴とする請求項2に記載の断線監視システム。
  4. 【請求項4】監視区域内で発生する異常を検出し検出信
    号を出力するセンサを備え、操作器を操作することによ
    り設定された監視区域内の警備状態に応じて前記センサ
    が異常を検出したときには、電話網を介して遠隔の監視
    センタに警報を送信する機械警備システムにおいて、 第1の受信装置の電話番号並びに第2の受信装置の電話
    番号を予め記憶しておき、前記センサからの検出信号が
    入力すると、監視区域の警備状態に応じて第2の受信装
    置の電話番号を電話網に送信し、電話網を介して第2の
    受信装置との間の回線が接続されると警報を送信し、所
    定時間毎に電話網に第1の受信装置の電話番号を送信
    し、第1の受信装置の電話番号を送信した後に呼出信号
    を受信すると通信回線の接続動作を中止する送信装置
    と、 該送信装置から送信される第2の受信装置の電話番号を
    受信すると、第2の受信装置および前記送信装置に呼出
    信号を送信し、前記送信装置から第1の受信装置の電話
    番号を受信すると前記送信装置の電話番号を第1の受信
    装置に送信し、 受信完了信号を受信すると、前記送信装置および第1の
    受信装置に呼出信号を送信する電話網と、 少なくとも1つの前記送信装置の電話番号を予め記憶し
    ておき、前記電話網から送信される電話番号を受信する
    と受信完了信号を送信し、受信した電話番号が予め記憶
    している電話番号と一致したときに少なくとも当該送信
    装置の識別情報を含む断線確認信号を第2の受信装置に
    出力する第1の受信装置と、 前記電話網から送信される呼出信号を受信すると通信回
    線の接続動作を行い、警報を受信すると文字または音声
    により警報の受信を報知し、断線確認信号が最後に入力
    してから所定時間経過しても当該送信装置の断線確認信
    号が入力されない場合には通信回線に異常が発生したと
    判断し文字または音声により異常を報知する第2の受信
    装置とを有することを特徴とする断線監視システム。
  5. 【請求項5】前記電話網は、電話番号を送信してから所
    定時間以内に受信完了信号を受信しなかったとき、また
    は、前記受信装置が通信中であったときは、前記送信装
    置に話中信号を送信し、 前記送信装置は、話中信号を受信すると、通信回線の接
    続動作を中止した後、再度前記受信装置との通信回線の
    接続動作を行うことを特徴とする請求項1乃至3いずれ
    か一項に記載の断線監視システム。
  6. 【請求項6】前記受信装置は、連続して所定時間以上呼
    出信号を受信すると、通信回線の接続動作を行い、通信
    回線が接続されるとメッセージを送信することを特徴と
    する請求項1、2、3、5いずれか一項に記載の断線監
    視システム。
  7. 【請求項7】前記電話網は、電話番号を送信してから所
    定時間以内に受信完了信号を受信しなかったとき、また
    は、前記第1の受信装置が通信中であったときは、前記
    送信装置に話中信号を送信し、 前記送信装置は、話中信号を受信すると、通信回線の接
    続動作を中止した後、再度前記第1の受信装置との通信
    回線の接続動作を行うことを特徴とする請求項4に記載
    の断線監視システム。
  8. 【請求項8】前記第1の受信装置は、連続して所定時間
    以上呼出信号を受信すると、通信回線の接続動作を行
    い、通信回線が接続されるとメッセージを送信すること
    を特徴とする請求項4または7に記載の断線監視システ
    ム。
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