JPH11136045A - マイクロ波増幅器 - Google Patents

マイクロ波増幅器

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JPH11136045A
JPH11136045A JP9297601A JP29760197A JPH11136045A JP H11136045 A JPH11136045 A JP H11136045A JP 9297601 A JP9297601 A JP 9297601A JP 29760197 A JP29760197 A JP 29760197A JP H11136045 A JPH11136045 A JP H11136045A
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    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/49Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of a plurality of wire connectors
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 増幅するマイクロ波信号に多数のキャリア周
波数が含まれる場合でも歪み特性の良いマイクロ波増幅
器を提供する。 【解決手段】 FET10のドレインDに、マイクロ波
信号のキャリア周波数で高インピーダンスとなり、複数
のキャリア周波数に起因して発生するビート信号の周波
数で低インピーダンスとなるフィルタ回路1を接続し、
その他端と接地電位(GND)との間にビート周波数を
短絡するコンデンサ2を接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロ波増幅器
に関し、特に異なる複数のキャリア周波数を含むマイク
ロ波信号を増幅するマイクロ波増幅器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、衛星通信方式などでは、比較的
低周波の入力信号で変調されたマイクロ波(超高周波)
を用いて通信が行われており、その送信部ではこれらマ
イクロ波信号を高利得で増幅するため、FETなどの能
動素子を用いたマイクロ波増幅器が用いられる。従来、
このようなマイクロ波増幅器では、能動素子に対して適
切な直流バイアス電圧を供給する手段として、マイクロ
波信号のキャリア周波数に対して高インピーダンスとな
るλg/4線路(λgは、マイクロ波信号の波長を示
す)を介して直流バイアス電圧を供給するものとなって
いる。
【0003】図12は従来のマイクロ波増幅器の一部を
示す説明図であり、(a)は回路図、(b)は構成図を
示している。FET10のドレインDに対してλg/4
線路11が接続されており、その他端が直流バイアス電
圧VDSに接続され、さらにまた低周波の入力信号を短絡
するコンデンサ12を介して接地に接続されている。
【0004】これらλg/4線路11およびコンデンサ
12からなる直流バイアス電圧供給回路により、キャリ
ア周波数に対して高インピーダンスを維持し、かつ入力
信号周波数に対して短絡した状態にて、FET10のド
レインDに直流バイアス電圧VDSを供給するものとなっ
ている。このような回路構成を取っているものとして
は、例えば特公平2−61175号公報などがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のマイクロ波増幅器では、直流バイアス電圧V
DSを供給するλg/4線路の純抵抗成分Rが極めて低い
ことから、純抵抗成分Rによる電圧降下を低減できるも
のの、そのリアクタンス成分jXについては考慮されて
おらず、マイクロ波信号のキャリア周波数に多数のキャ
リア周波数が存在する場合に生じる低周波のビート信号
により、そのビート周波数帯における直流バイアス電圧
供給回路のリアクタンス成分jXにて直流バイアス電圧
DSの電圧が低下するという問題点があった。
【0006】例えば、異なるキャリア周波数f1 ,f2
(f1 <f2 )を有する2つのキャリア信号を混合した
場合、これら2つの周波数差(すなわちビート周波数)
B=f2 −f1 を周波数とするビート信号が発生す
る。したがって、FET10のドレインDに供給される
直流バイアス電流もビート信号に応じて変化する。一
方、この直流バイアス電流が流れるバイアスλg/4線
路は、R+jXのインピーダンスを有しており、信号の
周波数成分の電流をID (t)とすると、FETのドレ
イン電圧VDS(t)は次式で表される。 VDS(t)=VDS−ID(t)*(R+jX)
【0007】前述したビート信号が生じる場合には、周
波数成分の電流ID (t)、純抵抗成分Rおよびリアク
タンス成分jXによって、FETのドレイン電圧V
DS(t)が変動する。これにより、直流バイアス電圧を
阻害されてドレインDの直流バイアス電圧が変動し、増
幅出力に歪みが生じることが判明した。すなわち、ビー
ト信号が出力の歪みを生じさせる原因であることを本発
明者は見い出した。そこで、本発明はこのビート信号を
従来よりも低減して、より歪み特性のよいマイクロ波増
幅器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の請求項1のマイクロ波増幅器は、各
キャリア周波数で高インピーダンスとなり、各キャリア
周波数に起因して発生するビート信号のビート周波数で
低インピーダンスとなるフィルタ回路と、このフィルタ
回路と接地間に接続された第1の容量素子とを備えるも
のである。また請求項2のマイクロ波増幅器は、各キャ
リア周波数に比較して、各キャリア周波数に起因して発
生するビート信号のビート周波数での減衰量が小さい周
波数特性を有するフィルタ回路と、このフィルタ回路と
接地間に接続された第1の容量素子とを備えるものであ
る。したがって、マイクロ波信号に含まれる複数のキャ
リア周波数の差に起因して生じるビート信号が、フィル
タ回路および容量素子を介して接地電位に短絡される。
【0009】また、請求項3は、請求項1または2記載
のマイクロ波増幅器において、フィルタ回路を、マイク
ロ波信号を増幅する能動素子の出力に設けたものであ
る。また、請求項4は、請求項3記載のマイクロ波増幅
器において、フィルタ回路を、能動素子の出力端子に接
続される線路の能動素子の出力端子近傍に設けたもので
ある。したがって、能動素子からの出力に含まれるビー
ト信号が、フィルタ回路および容量素子を介して接地電
位に短絡される。
【0010】また、請求項5は、請求項1または2記載
のマイクロ波増幅器において、フィルタ回路を、第2の
容量素子とインダクタンス素子との並列接続からなるL
C並列共振回路から構成したものである。また、請求項
6は、請求項1または2記載のマイクロ波増幅器におい
て、インダクタンス素子を、ボンディングワイヤー線ま
たはコイル状の導線から構成したものである。また、請
求項7は、請求項1または2記載のマイクロ波増幅器に
おいて、インダクタンス素子を、配線パターンにより形
成されたミアンダラインまたはスパイラルインダクタか
ら構成したものである。また、請求項8は、請求項1ま
たは2記載のマイクロ波増幅器において、第1または第
2の容量素子を、絶縁膜を介して積層された配線パター
ンから構成したものである。
【0011】また、請求項9は、請求項1または2記載
のマイクロ波増幅器において、第1の容量素子を複数の
容量素子から構成し、各容量素子のうち容量が小さいも
のほどフィルタ回路との接続点の近くに配置したもので
ある。また、請求項10は、請求項9記載のマイクロ波
増幅器において、各容量素子のうち大容量のものとフィ
ルタ回路との接続点との間にインダクタンス素子を備え
るものである。したがって、フィルタ回路の出力がイン
ダクタンス素子を介して大容量の容量素子に入力され
る。また、請求項11は、請求項1または2記載のマイ
クロ波増幅器において、フィルタ回路と容量素子との接
続点に、所定の直流バイアス電圧を供給する直流バイア
ス電圧供給手段を備えるものである。したがって、フィ
ルタ回路と容量素子との接続点から直流バイアス電圧が
供給される。
【0012】また、請求項12は、請求項1または2記
載のマイクロ波増幅器において、フィルタ回路を、ロー
パスフィルタまたはローパスフィルタ型のバンドリジェ
クションフィルタから構成したものである。また、請求
項13は、請求項1または2記載のマイクロ波増幅器に
おいて、マイクロ波信号を増幅する能動素子の入力にフ
ィルタ回路を設けたものである。
【0013】また、請求項14は、請求項1または2記
載のマイクロ波増幅器において、複数の能動素子が設け
られているとともに、これら各能動素子の出力と接地間
にフィルタ回路と第1の容量素子とが直列接続されてお
り、増幅するマイクロ波信号を各能動素子に分配する分
配器と、分配器と複数の能動素子との間に接続された入
力整合回路と、各能動素子の出力信号を合成して出力す
る合成器と、各能動素子と合成器との間に接続された出
力整合回路とを備え、分配器、入力整合回路、各能動素
子、フィルタ回路、容量素子、出力整合回路および合成
器を1つのパッケージ内に収容したものである。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態である
マイクロ波増幅器を示す説明図であり、(a)は回路
図、(b)は他の回路例、(c)は上面およひ側面図で
ある。同図において、前述の説明(図12参照)と同じ
または同等部分には同一符号を付してある。
【0015】従来のマイクロ波増幅器(図12参照)と
比較して、FET10のドレインD(出力端子)に接続
された線路であってドレインDの近傍に、マイクロ波信
号のキャリア周波数f0 (波長λg)では高インピーダ
ンスであり、複数のキャリア周波数に起因して発生する
ビート信号のビート周波数fB で低インピーダンスとな
るフィルタ回路1が接続され、その他端と接地電位(G
ND)との間にビート信号周波数成分を短絡するコンデ
ンサ2(容量素子)とが接続されている。
【0016】また、FET10のドレインDに接続され
た線路には、λg/4線路11とコンデンサ12と直流
バイアス電圧VDSからなる直流バイアス電圧供給回路も
接続されているので、図12に示した従来技術と同様
に、キャリア周波数に対して高インピーダンスとなる。
このため、直流バイアス電圧VDS側へのマイクロ波信号
の漏れを防ぐことができる。
【0017】また、フィルタ回路1をドレインDの近傍
に設けることにより、FET10のドレインDからフィ
ルタ回路1までの線路距離が長い場合と比較して、その
線路のインダクタンス成分を小さくすることができ、効
率よくビート信号を低減できる。したがって、フィルタ
回路1は、余剰なインダクタンス成分が付加されないよ
うに、FET10のドレインDの端子の根本に接続する
のが最も望ましい。なお、λg/4線路11は、FET
10のドレインDに接続された線路のどこに設けてもよ
い。
【0018】フィルタ回路1としては、図1(b)に示
すように、マイクロ波信号のキャリア周波数で共振する
コンデンサ1Aとインダクタンス1Bとの並列回路から
なるLC並列共振回路から構成できる。これにより、ド
レインD側から接地側を見た場合、LC並列共振回路が
キャリア周波数で共振するため、キャリア周波数でのイ
ンピーダンスは高インピーダンス(オープン)となる
が、ビート周波数付近で共振せず、低インピーダンスと
なる。
【0019】したがって、コンデンサ1Aとインダクタ
ンス1Bからなるフィタル回路1と、大容量のコンデン
サ2という極めて少ない部品数で構成でき、回路をかな
り小型化できる。なお、インダクタンス1Bは、図1
(c)に示すように、ボンディングワイヤー線で構成で
きるため、部材費や製造コストを削減できる。キャリア
周波数をf0 とすると、コンデンサ容量Cとインダクタ
ンスLは、 f0 =1/(2×π×SQR(L×C)) により決定される。なおSQR(L×C)は、L×Cの
平方根を示す。
【0020】コンデンサ2は大容量のチップコンデンサ
などを用い、特に、ビート周波数成分でインピーダンス
がほぼゼロとなる容量を選択する。例えば、ビート周波
数fB =10MHzで、コンデンサ2の容量がC2 =1
μFの場合、そのインピーダンスZは、 Z=1/(2×π×fB ×C2 ) =0.02Ω となり、十分な低インピーダンスが得られる。
【0021】図2はLC並列共振回路によるNPR特性
の変化を示す説明図であり、21はL=λg/4の場合
(従来と同等)、22はLC並列共振回路の場合を示し
ている。NPR特性とは、電力増幅器の線形特性を示す
性能指標の1つである。増幅器に複数波の信号を加える
と、その歪み特性のため出力信号には入力した信号成分
の他に多くの不用な信号成分が発生し、これにより発生
した歪み信号成分は増幅器の出力信号品質を劣化させ
る。
【0022】特に、移動体通信などでは、移動体の通信
局数が多く、1つの増幅器で非常に多くの信号を増幅す
る。このような場合に線形特性の評価を行うには、信号
発生器を多数用意しなくてはならないので、実際には評
価できない。この代わりに、入力信号に雑音を使用して
増幅器の線形特性を評価する方法が考えられている。
【0023】この方法は、雑音信号の中に非常に狭い雑
音信号のないスリット(帯域)を設けて、この雑音信号
を増幅器に入力し、出力側でこのスリットに生じた電力
密度と雑音信号密度との電力比を測定する。したがっ
て、スリットに生じた電力密度が大きいほど増幅器の線
形特性が悪いことを表するものとなる。この電力比をN
PR(Noise Power Ratio )といい、NPRの絶対値が
大きいほど複数波信号の増幅において歪みの発生が小さ
く、線形特性がよいと判断される。
【0024】したがって、フィルタ回路として、LC並
列共振回路を用いることにより、λg/4線路を用いた
場合と比較して、jXの小さくすることができるととも
に、ビート周波数成分を短絡するコンデンサ2を介して
接地することにより、複数のキャリア周波数に起因して
発生するビート信号を確実に低減できる。図2では、線
路長L=λg/4のマイクロストリップ線路を用いた場
合と比較して、LC並列共振回路を用いた場合のNPR
特性が出力バックオフ量の広い範囲にわたって大幅に改
善されていることがわかる。
【0025】図3は、インダクタンスの構成例を示す説
明図であり、(a)はコイル状導線、(b)はミアンダ
ラインの配線パターン、(c)はスパイラリインダクタ
の配線パターンをそれぞれ用いた例を示している。特
に、図3(a)の場合には、比較的大きいインダクタン
ス量が得られ、図3(b)および(c)の場合には、部
材費および組立工程を削減できる。
【0026】図4は、MMICによる構成例を示す説明
図であり、絶縁膜を介して配線パターンからなる電極を
積層することにより、基板上にコンデンサを形成した例
(MMIC:Monolithic Microwave Integrated Circui
t )を示している。これにより、フィルタ回路1および
コンデンサ2の各回路部品が不要となり、組立工程を削
減できる。
【0027】次に、図5を参照して、本発明の第2の実
施の形態について説明する。図5は、本発明の第2の実
施の形態によるマイクロ波増幅器を示す説明図であり、
(a)は回路図、(b)は構成図である。同図におい
て、前述の説明(図1参照)と同じまたは同等部分には
同一符号を付してある。
【0028】本発明の第1の実施の形態(図1参照)と
比較して、ここではビート周波数成分を短絡するコンデ
ンサ2として、並列接続された複数のコンデンサ2A〜
2Cを用いた点が異なる。ビート周波数が比較的低い場
合、大容量のコンデンサ2が必要となるが、この種のコ
ンデンサは形状が大きく、回路規模も大きくなる。これ
を避けるため、コンデンサ2を並列接続された複数のコ
ンデンサ2A〜2Cで構成することにより、回路規模の
増大を回避できる。
【0029】この場合、容量の小さいものほどフィルタ
回路1近傍に配置し、容量の大きいものほど離れた位置
に配置する。これにより、フィルタ回路1近傍に配置ス
ペースがない場合でも、無理なく配置できる。また、ビ
ート周波数成分のうち、比較的高い周波数成分が近傍の
コンデンサ2Aで減衰されるため、離れたコンデンサ2
Cへは比較的波長の長い成分が供給されるものとなり、
大容量コンデンサで生じうる特性劣化、すなわち高周波
成分での共振発生に起因する特性劣化を回避できる。
【0030】なお、図6に示すように、小容量コンデン
サ2Aと大容量コンデンサ2Cとの間にインダクタンス
3を設けてもよい。これにより、高周波成分がインダク
タンス3により遮断され、大容量コンデンサ2Cでの共
振に起因する特性劣化を回避できる。
【0031】次に、図7を参照して、本発明の第3の実
施の形態について説明する。図7は、本発明の第3の実
施の形態によるマイクロ波増幅器を示す説明図であり、
(a)は回路図、(b)は構成図である。同図におい
て、前述の説明(図1参照)と同じまたは同等部分には
同一符号を付してある。
【0032】本発明の第1の実施の形態(図1参照)と
比較して、ここではFET10のドレインDにフィルタ
回路1を介して直流バイアス電圧VDSを供給するように
した点が異なる。すなわち、図7では、フィルタ回路1
とコンデンサ2との接続点に直流バイアス電圧VDSが接
続されており、ここからフィルタ回路1のインダクタン
ス1Bを介して、FET10のドレインDに直流バイア
ス電圧VDSが供給される。
【0033】これにより、図12に示した従来技術と同
様に、キャリア周波数に対して高インピーダンスとな
る。このため、直流バイアス電圧VDS側へのマイクロ波
信号の漏れを防ぐことができるという効果が得られる。
さらに、ドレインと接続された線路の片側に近接して配
置することができるので、前述した実施の形態よりも占
有面積を小さくできる(図1,図6参照)。
【0034】次に、図8を参照して、本発明の第4の実
施の形態について説明する。図8は、本発明の第4の実
施の形態によるマイクロ波増幅器に用いるフィルタ回路
の周波数特性を示す説明図であり、(a)はローパスフ
ィルタの特性例、(b)はバンドリジェクションフィル
タの特性例である。
【0035】本発明の第1の実施の形態(図1参照)と
比較して、ここでは、フィルタ回路1として、例えば図
8(b)に示す特性を有するローパスフィルタ(LP
F)や、図8(c)に示すような特性を有するローパス
タイプのバンドリジェクションフィルタ(BRF:帯域
消去フィルタ)などが用いられる。いずれの場合も、マ
イクロ波信号のキャリア周波数f0 で減衰量が大きく
(高インピーダンス)、ビート信号のビート周波数fB
で減衰量が小さい(低インピーダンス)周波数特性を有
している。
【0036】図9は、ローパスタイプのバンドリジェク
ションフィルタを用いた構成例を示す説明図である。こ
こでいうローパスタイプとは、図9(a)に示すよう
に、直列接続された1以上のインダクタンスLの両端、
または両端および各インダクタンス間にコンデンサCを
接続したものである。
【0037】図9(b)には、LC3段形のローパスタ
イプのバンドリジェクションフィルタとして、1つのイ
ンダクタンスLをポンディングワイヤー線で構成し、そ
の両端にチップコンデンサCを配置し、その他端を接地
電位(GND)に接続したものが示されている。これに
より、LC共振形(図1参照)に比較して、LCの値を
組み合わせることにより、広帯域のマイクロ波信号に対
して高インピーダンスとすることができる。
【0038】次に、図10を参照して、本発明の第5の
実施の形態について説明する。図10は本発明の第5の
実施の形態によるマイクロ波増幅器を示す説明図であ
り、(a)はFETのゲートGおよびドレインDの両方
に前述のフィルタ回路と大容量コンデンサを設けた場
合、(b)はさらに前述の第2の実施の形態(図6参
照)を組み合わせた場合を示している。
【0039】図10(a)では、フィルタ回路31と大
容量のコンデンサ32との直列接続回路をFET10の
ドレインDと接地電位との間に接続するとともに、フィ
ルタ回路41と大容量のコンデンサ42との直列接続回
路をFET10のゲートGと接地電位との間に接続して
いる。これにより、FET10の出力側だけではなく入
力側でもビート信号を減衰さることができ、ビート信号
に起因する出力歪みを効率よく抑制できる。
【0040】また図10(b)では、図10(a)の構
成のうち、コンデンサ32を、複数のコンデンサ32
A,32Bで構成し、特に、比較的容量の小さいコンデ
ンサ32Aをフィルタ回路1に直接接続するとともに、
その接続点からにインダクタンス33を介して比較的容
量の大きいコンデンサ32Bを接続したものであり、コ
ンデンサ42についても、同様にコンデンサ42A,4
2Bおよびインダクタンス43から構成したものであ
る。
【0041】これにより、前述の第2の実施の形態(図
6参照)と同様に、高周波成分がインダクタンス33,
43により遮断され、大容量コンデンサ32B,33B
で生じうる特性劣化、すなわち高周波成分での共振発生
に起因する特性劣化を回避できる。なお、FET10の
入力側のみにフィルタ回路41およびコンデンサ42を
設けてもよく、前述した第1の実施の形態と同様の作用
効果が得られる。
【0042】次に、図11を参照して、本発明の第6の
実施の形態について説明する。図11は、本発明の第6
の実施の形態によるマイクロ波増幅器を示す説明図であ
り、パッケージ内部で並列動作する複数FETを整合す
る内部整合型のマイクロ波増幅器(トランジスタ)であ
る。このような、パッケージ内部で並列動作する複数F
ETを整合する内部整合型のマイクロ波増幅器では、パ
ッケージ内部に分配回路71、入力整合回路72,8
2、FET回路73,83、出力整合回路74,84お
よび合成回路75が設けられている。
【0043】ゲート端子70から入力されたマイクロ波
信号は、分配回路71にて各入力整合回路72,82に
分配され、ここでインダクタンスやキャパシタンスなど
によりインピーダンス整合された後、FET回路73,
83に設けられた並列動作する各FETに入力され、増
幅出力される。その後、出力整合回路74,84にてイ
ンダクタンスやキャパシタンスなどによりインピーダン
ス整合された後、合成回路75ですべての増幅出力が合
成されて、ドレイン端子76から出力されるものとな
る。
【0044】しかし、このようなマイクロ波増幅器に、
多数のキャリア周波数が含まれるマイクロ波信号を入力
した場合、これらキャリア周波数により低周波のビート
信号が発生し、入力整合回路72,82および出力整合
回路74,84が有するインダクタンス、キャパシタン
ス、分配回路71および合成回路75の伝送ラインによ
る位相角、その他ボンディングワイヤなどのリアクタン
ス成分jXにて、FET回路73,83の増幅出力に歪
みを生じるという問題点があった。
【0045】本発明の第6の実施の形態(図11参照)
では、FET回路73,83のドレインDの近傍に、ド
レインDからのボンディングパターン77,87を設
け、ボンディングパターン77,87とFET回路7
3,83のドレインDとを接続するようにしたものであ
る。さらに、ボンディングパターン77,87の一端
に、フィルタ回路51,53をそれぞれ接続し、その他
端と接地電位(GND)との間にビート信号を短絡する
コンデンサ52,54を接続したものである。
【0046】この場合、フィルタ回路51は、それぞれ
コンデンサ51Aおよびインダクタンス51BのLC並
列共振回路から構成され、フィルタ回路53は、コンデ
ンサ53Aおよびインダクタンス53BのLC並列共振
回路から構成されているが、前述した他の構成例を用い
てもよい。
【0047】これにより、FET側から見た比較的低い
ビート周波数における負荷側インピーダンスは、出力整
合回路74,84が有するインダクタ、キャパシタおよ
び合成回路75の伝送ラインなどによりリアクタンス成
分jXが大きくなる。しかし、ドレインDの近傍にフィ
ルタ回路を並列に設けることにより、リアクタンス成分
jXを小さくできる。
【0048】したがって、多数のキャリア周波数に起因
する低周波のビート信号は減衰し、増幅出力の歪みを低
減できる。これにより、パッケージ内部で並列動作する
複数FETを整合する内部整合型のマイクロ波増幅器
に、多数のキャリア周波数が含まれるマイクロ波が入力
された場合でも、多数のキャリア周波数に起因する低周
波のビート信号を減衰することができ、増幅出力の歪み
を低減できる。
【0049】なお、図11では、パッケージ内部で並列
動作する複数のFETを整合する内部整合型のマイクロ
波増幅器を例に説明したが、並列動作のみならず、単一
動作の場合でも本発明を適用することができ、前述と同
様の作用効果が得られる。さらに、パッケージに収容す
る場合のみではなく、ディスクリート部品を用いて並列
動作する複数FETを有するマイクロ波集積回路に適用
することができ、前述と同様の作用効果が得られる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、各キャ
リア周波数で高インピーダンスとなり、ビート信号のビ
ート周波数で低インピーダンスとなるフィルタ回路、あ
るいは各キャリア周波数に比較して、ビート信号のビー
ト周波数での減衰量が小さい周波数特性を有するフィル
タ回路と、このフィルタ回路と接地間に接続された容量
素子とを設けて、マイクロ波信号に含まれる複数のキャ
リア周波数の差に起因して生じるビート信号を、フィル
タ回路および容量素子を介して接地電位に短絡するよう
にしたものである。したがって、従来のように、単にλ
g/4線路を介して低周波の入力信号をコンデンサにて
接地電位に短絡する場合と比較して、マイクロ波信号に
含まれる複数のキャリア周波数の差に起因して生じるビ
ート信号を確実に減衰させることができ、増幅するマイ
クロ波信号に多数のキャリア周波数が含まれる場合でも
良好な歪み特性が得られる。
【0051】また、このフィルタ回路を能動素子の出力
端子に設け、あるいはこの出力端子に接続される線路で
あってかつその能動素子の出力端子近傍の線路に設けた
ので、能動素子の出力端からフィルタ回路までの線路距
離が長い場合と比較して、その線路距離によるインダク
タンス成分を小さくすることができ、より効率よくビー
ト信号を低減できる。また、フィルタ回路を、容量素子
とインダクタンス素子との並列接続からなるLC並列共
振回路から構成したので、極めて簡素な回路構成により
フィルタ回路を構成できる。また、フィルタ回路のイン
ダクタンス素子を、ボンディングワイヤー線またはコイ
ル状の導線、あるいは配線パターンにより形成されたミ
アンダラインまたはスパイラルインダクタから構成し、
あるいは容量素子を、絶縁膜を介して積層された配線パ
ターンから構成したので、部材費、製造コストや組立工
数を削減できる。
【0052】また、フィルタ回路に接続される容量素子
を複数の容量素子から構成し、各容量素子のうち容量が
小さいものほど前記フィルタ回路との接続点の近くに配
置したので、フィルタ回路近傍に配置スペースがない場
合でも、無理なく配置できるとともに、ビート周波数成
分のうち、比較的高い周波数成分が近傍の容量素子で減
衰されるため、離れた容量素子へは比較的波長の長い成
分が供給されるものとなり、大容量の容量素子で生じう
る特性劣化、すなわち高周波成分での共振発生に起因す
る特性劣化を回避できる。また、これら複数の容量素子
のうち大容量のものとフィルタ回路との接続点との間に
インダクタンス素子を設けたので、高周波成分がこのイ
ンダクタンスにより遮断され、大容量の容量素子での共
振に起因する特性劣化を回避できる。また、フィルタ回
路と容量素子との接続点から、能動素子に対して所定の
直流バイアス電圧を供給するようにしたので、直流バイ
アス電圧を能動素子の出力端子へ供給するための回路が
不要となり、回路構成部品を低減できるとともに、回路
面積を小さくでき、増幅器を小型化することができる。
【0053】また、フィルタ回路を、ローパスフィルタ
またはローパスフィルタ型のバンドリジェクションフィ
ルタから構成したので、マイクロ波信号に含まれる複数
のキャリア周波数の差に起因して生じるビート信号を確
実に減衰させることができ、LCの値の組み合わせによ
り、広帯域のマイクロ波信号に対して高インピーダンス
とすることができる。また、フィルタ回路を、マイクロ
波信号を増幅する能動素子の入力にも設けたので、能動
素子の出力側だけではなく入力側でもビート信号を減衰
さることができ、ビート信号に起因する出力歪みを効率
よく抑制できる。また、分配器、入力整合回路、能動素
子、フィルタ回路、容量素子、出力整合回路および合成
器とを1つのパッケージ内に収納したので、ビート信号
を除去するための回路部を外部に設けることなく、増幅
するマイクロ波信号に多数のキャリア周波数が含まれる
場合でも良好な歪み特性が得られるとともに、外部に接
続されるバイアス回路に依存しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態によるマイクロ波
増幅器を示す説明図である。
【図2】 LC並列共振回路によるNPR特性を示す説
明図である。
【図3】 インダクタンスの構成例を示す説明図であ
る。
【図4】 MMICによるコンデンサの構成例を示す説
明図である。
【図5】 本発明の第2の実施の形態によるマイクロ波
増幅器を示す説明図である。
【図6】 本発明の第2の実施の形態による他のマイク
ロ波増幅器を示す説明図である。
【図7】 本発明の第3の実施の形態によるマイクロ波
増幅器を示す説明図である。
【図8】 本発明の第4の実施の形態によるマイクロ波
増幅器を示す説明図であり
【図9】 ローパスタイプのバンドリジェクションフィ
ルタを用いた構成例を示す説明図である。
【図10】 本発明の第5の実施の形態によるマイクロ
波増幅器を示す説明図である。
【図11】 本発明の第6の実施の形態によるマイクロ
波増幅器を示す説明図である。
【図12】 従来のマイクロ波増幅器を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1,31,41,51,53…フィルタ回路、1A,5
1A,53A…コンデンサ(第2の容量素子)、1B,
51B,53B…インダクタンス(インダクタンス素
子)、2,2A〜2C,32,32A,32B,42,
42A,42B,52,54…コンデンサ(第1の容量
素子)、3,33,43…インダクタンス(インダクタ
ンス素子)、10…FET(能動素子)、11…λg/
4線路、12…コンデンサ、71…分配回路、72,8
2…入力整合回路、73,83…FET回路、74,8
4…出力整合回路、75…合成回路,77,87…ボン
ディングパターン。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる複数のキャリア周波数を含むマイ
    クロ波信号を能動素子を用いて増幅するマイクロ波増幅
    器において、 各キャリア周波数で高インピーダンスとなり、各キャリ
    ア周波数に起因して発生するビート信号のビート周波数
    で低インピーダンスとなるフィルタ回路と、 このフィルタ回路と接地間に接続された第1の容量素子
    とを備えることを特徴とするマイクロ波増幅器。
  2. 【請求項2】 異なる複数のキャリア周波数を含むマイ
    クロ波信号を能動素子を用いて増幅するマイクロ波増幅
    器において、 各キャリア周波数に比較して、各キャリア周波数に起因
    して発生するビート信号のビート周波数での減衰量が小
    さい周波数特性を有するフィルタ回路と、 このフィルタ回路と接地間に接続された第1の容量素子
    とを備えることを特徴とするマイクロ波増幅器。
  3. 【請求項3】 前記フィルタ回路が、前記マイクロ波信
    号を増幅する能動素子の出力に設けられることを特徴と
    する請求項1または2記載のマイクロ波増幅器。
  4. 【請求項4】 前記フィルタ回路が、前記能動素子の出
    力端子に接続される線路の前記能動素子の出力端子近傍
    に設けられることを特徴とする請求項3記載のマイクロ
    波増幅器。
  5. 【請求項5】 前記フィルタ回路が、第2の容量素子と
    インダクタンス素子との並列接続からなるLC並列共振
    回路から構成されていることを特徴とする請求項1また
    は2記載のマイクロ波増幅器。
  6. 【請求項6】 前記インダクタンス素子が、ボンディン
    グワイヤー線またはコイル状の導線から構成されている
    ことを特徴とする請求項1または2記載のマイクロ波増
    幅器。
  7. 【請求項7】 前記インダクタンス素子が、配線パター
    ンにより形成されたミアンダラインまたはスパイラルイ
    ンダクタから構成されていることを特徴とする請求項1
    または2記載のマイクロ波増幅器。
  8. 【請求項8】 前記第1または第2の容量素子が、絶縁
    膜を介して積層された配線パターンから構成されている
    ことを特徴とする請求項1または2記載のマイクロ波増
    幅器。
  9. 【請求項9】 前記第1の容量素子が複数の容量素子か
    ら構成され、各容量素子のうち容量が小さいものほど前
    記フィルタ回路との接続点の近くに配置されていること
    を特徴とする請求項1または2記載のマイクロ波増幅
    器。
  10. 【請求項10】 前記各容量素子のうち大容量のものと
    前記フィルタ回路との接続点との間にインダクタンス素
    子を備えることを特徴とする請求項9記載のマイクロ波
    増幅器。
  11. 【請求項11】 前記フィルタ回路と前記容量素子との
    接続点に、所定の直流バイアス電圧を供給する直流バイ
    アス電圧供給手段を備えることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のマイクロ波増幅器。
  12. 【請求項12】 前記フィルタ回路は、ローパスフィル
    タまたはローパスフィルタ型のバンドリジェクションフ
    ィルタから構成されていることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のマイクロ波増幅器。
  13. 【請求項13】 前記フィルタ回路が、前記マイクロ波
    信号を増幅する能動素子の入力に設けられることを特徴
    とする請求項1または2記載のマイクロ波増幅器。
  14. 【請求項14】 複数の能動素子が設けられているとと
    もに、これら各能動素子の出力と接地間に前記フィルタ
    回路と前記第1の容量素子とが直列接続されており、 増幅するマイクロ波信号を前記各能動素子に分配する分
    配器と、 前記分配器と前記複数の能動素子との間に接続された入
    力整合回路と、 前記各能動素子の出力信号を合成して出力する合成器
    と、 前記各能動素子と前記合成器との間に接続された出力整
    合回路とを備え、 前記分配器、前記入力整合回路、前記各能動素子、前記
    フィルタ回路、前記容量素子、前記出力整合回路および
    前記合成器を1つのパッケージ内に収容したことを特徴
    とする請求項1または2記載のマイクロ波増幅器。
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