JPH11134244A - 記憶装置の制御装置及び制御方法 - Google Patents

記憶装置の制御装置及び制御方法

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JPH11134244A
JPH11134244A JP9316100A JP31610097A JPH11134244A JP H11134244 A JPH11134244 A JP H11134244A JP 9316100 A JP9316100 A JP 9316100A JP 31610097 A JP31610097 A JP 31610097A JP H11134244 A JPH11134244 A JP H11134244A
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dram
edo
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JP9316100A
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Hajime Usami
元 宇佐美
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Brother Industries Ltd
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1015Read-write modes for single port memories, i.e. having either a random port or a serial port
    • G11C7/1018Serial bit line access mode, e.g. using bit line address shift registers, bit line address counters, bit line burst counters
    • G11C7/1021Page serial bit line access mode, i.e. using an enabled row address stroke pulse with its associated word line address and a sequence of enabled column address stroke pulses each with its associated bit line address
    • G11C7/1024Extended data output [EDO] mode, i.e. keeping output buffer enabled during an extended period of time

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  • Memory System (AREA)
  • Dram (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 EDO−DRAMのSIMMを用いた場合で
も、EDOモードでの読み出しにより、動作の高速化を
図ることのできる記憶装置の制御装置を提供すること。 【解決手段】 EDO−DRAMに対してEDOページ
モードで読み出しを行う場合には、リードサイクルの終
了毎にローアドレスストローブ信号RAS#をハイレベ
ルに立ち上げる。これにより、DRAMリードサイクル
の間にROMリードサイクルが実行された場合でも、E
DO−DRAMの出力データとROMの出力データとの
衝突を防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DRAM等の記憶
装置の制御装置及び制御方法の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】マイクロプロセッサ等のコンピュータの
主記憶には、DRAMを採用するのが一般的であり、従
来からコンピュータシステムの高性能化を目的として、
DRAMの大容量化が図られてきた。
【0003】しかしながら、近年においては、大容量化
だけでなく、マイクロプロセッサの高速化伴うデータ転
送速度の高速化、あるいはシステムの多様化に伴う動作
モードの多様化が要望されており、様々な動作モードを
備えたDRAMの開発が行われている。
【0004】例えば、近年のDRAMには、ページモー
ドと呼ばれる高速アクセス動作モードが備えられてい
る。このページモードは、DRAMのサイクル時間の大
半が、ワードラインの選択からセンスアンプの動作まで
の時間、及び動作終了後のプリチャージ時間によって占
められていることに着目したもので、これらの時間を省
略してリードを行うモードである。
【0005】具体的には、ローアドレスが一定の場合に
は、ローアドレスを一定にしたままコラムアドレスを指
定することにより、センスアンプを各指定のコラムアド
レスの何ビット分でも順次連続してアクセスできる方法
である。
【0006】このページモードによりリードを行うこと
により、サイクル時間を標準モードの約1/3に減少さ
せることができ、DRAMを高速に動作させることがで
きる。
【0007】また、以上のようなページモードよりも、
更にデータ転送レートを向上させたモードとして、ED
O(Extended Data Out)ページモードと呼ばれるモー
ドを備えたDRAMが開発された。従来のDRAMがコ
ラムアドレスストローブ信号CASを立ち上げることに
より、リードサイクル時の出力データをハイインピーダ
ンス状態にする出力コントロール方式であったのに対
し、このEDOページモードは、コラムアドレスストロ
ーブ信号CASをハイレベルにしてもなお、出力データ
を保持する。従って、サイクル時間を高速ページモード
よりも短縮することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記E
DOページモードを備えたDRAM(以下、EDO−D
RAMとする)は、EDO−DRAM素子単体でデータ
処理システムに実装されるだけでなく、複数のEDO−
DRAMを一つのパッケージに実装したSIMM(Sing
le In-line Memory Module)と呼ばれるメモリーモジュ
ールの形でデータ処理システムに実装されることがある
ため、次のような問題があった。
【0009】つまり、このEDO−DRAMのSIMM
は、データの出力を制御するためのアウトプットイネー
ブル端子がローレベルに固定されているため、上述した
ようなEDOモードでの読み出しを行うと、データの出
力端子がハイインピーダンスになることがなく、EDO
−DRAMの読み出しサイクルの間にROM等の他の記
憶装置の読み出しサイクルが存在すると、互いの出力デ
ータが衝突し、正常な動作が行われなくなる。
【0010】従って、EDO−DRAMのSIMMを用
いた場合には、EDOモードでの読み出しを行うことが
できないため、高速な動作を行うことができなかった。
【0011】そこで、本発明は、前記問題点を解決し、
EDO−DRAMのSIMMを用いた場合でも、EDO
モードでの読み出しにより、動作の高速化を図ることの
できる記憶装置の制御装置及び制御方法を提供すること
を課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の記憶装
置の制御装置は、前記課題を解決するために、マトリク
ス状に配列された記憶要素を備え、該記憶要素の選択を
各記憶要素に対する行アドレスデータと列アドレスデー
タ及び行アドレスストローブ信号と列アドレスストロー
ブ信号の入力に応じて行うと共に、同一の行アドレスに
配列された記憶要素については、列アドレスストローブ
信号の切り換えにより当該列アドレスストローブ信号の
選択期間に拘わらず連続的に各列アドレスデータに対応
する処理データを出力する読み書き可能な記憶装置の制
御装置であって、前記記憶要素に対して処理データを書
き込む書き込みモードと、前記記憶要素から処理データ
を読み出す読み出しモードとを選択する動作モード選択
手段と、前記記憶要素の選択モードとして、行アドレス
データと列アドレスデータとをそれぞれ切り換える通常
のモードと、行アドレスデータを一定として列アドレス
データのみを切り換える連続モードとを選択する記憶要
素選択モード選択手段と、前記連続モードが選択された
場合には、前記一定の行アドレスを所定期間連続的に選
択するように行アドレスストローブ信号を出力すると共
に、順次異なる列アドレスを選択するように列アドレス
データを切り換えて出力するアドレスデータ制御手段と
を備え、前記アドレスデータ制御手段は、前記連続モー
ドが選択された場合であっても、動作モードが前記読み
出しモードである場合には、選択した記憶要素からの処
理データの読み出しが終了する所定のタイミングで、前
記行アドレスストローブ信号を非選択とすることを特徴
とする。
【0013】請求項1に記載の記憶装置の制御装置によ
れば、記憶要素選択モード選択手段により、通常モード
が選択され、動作モード選択手段により処理データの読
み出しあるいは書き込みが選択された場合には、記憶装
置の何れかの記憶要素を選択する為に、行アドレスデー
タと列アドレスデータ、及び行アドレスストローブ信号
と列アドレスストローブ信号が記憶装置に出力され、行
アドレスデータは、行アドレスストローブ信号の非選択
状態から選択状態への切り換え時点で記憶装置に入力さ
れる。次に、列アドレスデータは、列アドレスストロー
ブ信号の非選択状態から選択状態への切り換え時点で前
記記憶装置に入力される。このようにして入力された行
アドレスデータと列アドレスデータによって所望の記憶
要素が選択され、記憶要素に記憶された処理データの読
み出しあるいは記憶要素への書き込みが行われる。
【0014】一方、記憶要素選択モード選択手段によ
り、連続モードが選択され、動作モード選択手段により
処理データの読み出しあるいは書き込みが選択された場
合には、同一の行アドレスに配列された記憶要素につい
ては、アドレスデータ制御手段の制御により、行アドレ
スストローブ信号の非選択状態から選択状態への切り換
え後に当該選択状態が所定期間連続に維持され、更に順
次異なる列アドレスストローブ信号が選択されると、所
望の記憶要素の選択が連続的に行われ、当該列アドレス
ストローブ信号の選択期間に拘わらず、連続的に各列ア
ドレスデータに対応する処理データの読み出しあるいは
書き込みが行われる。
【0015】しかし、前記アドレスデータ制御手段は、
前記連続モードが選択された場合であっても、動作モー
ドが前記読み出しモードである場合には、選択した記憶
要素からの処理データの読み出しが終了する所定のタイ
ミングで前記行アドレスストローブ信号を非選択状態に
する。これにより、前記記憶装置に対する第1の読み出
しサイクルと第2の読み出しサイクルの間に、前記記憶
装置とは異なる種類の記憶装置の読み出しサイクルが設
けられる場合でも、前記第1の読み出しサイクルの終了
時には行アドレスストローブ信号が一旦非選択状態とさ
れるため、前記記憶装置から処理データが出力されるこ
とがなく、前記記憶装置からの出力データと、前記異な
る種類の記憶装置からの出力データとの衝突が生じな
い。従って、処理データの高速な読み出しと書き込みを
実現しつつ、誤動作を生じさせない。
【0016】請求項2に記載の記憶装置の制御装置は、
前記課題を解決するために、請求項1に記載の記憶装置
の制御装置において、前記記憶装置は、EDO(エクス
テンデッド・データ・アウト)モード付きDRAMであ
ることを特徴とする。
【0017】請求項2に記載の記憶装置の制御装置によ
れば、前記記憶装置として、EDO(エクステンデッド
・データ・アウト)モード付きDRAMを上述のように
制御するので、連続モードにおいては高速な読み出しと
書き込みが行われると共に、連続モードにおける読み出
しサイクル中に、例えばROMに対する読み出しサイク
ルが設けられても、DRAMからの出力データとROM
の出力データとの衝突が発生せず、誤動作が防止され
る。
【0018】請求項3に記載の記憶装置の制御装置は、
前記課題を解決するために、請求項1または請求項2に
記載の記憶装置の制御装置において、前記記憶装置は、
EDOモード付きDRAMを複数備えたSIMM(シン
グル・インライン・メモリー・モジュール)であり、各
EDOモード付きDRAMの出力状態を選択する選択信
号が選択側に固定されていることを特徴とする。
【0019】請求項3に記載の記憶装置の制御装置によ
れば、前記記憶装置として、EDOモード付きDRAM
を複数備え、各EDOモード付きDRAMの出力状態を
選択する選択信号が選択側に固定されているSIMMを
用いるので、連続モード時における読み出し動作モード
においては、前記選択信号を制御することなく、高速に
処理データの読み出しが行われる。更に、このようなS
IMMに対して上述のような制御を行うので、連続モー
ドにおける読み出しサイクル中に、例えばROMに対す
る読み出しサイクルが設けられても、SIMMからの出
力データとROMの出力データとの衝突が発生せず、誤
動作が防止される。
【0020】請求項4に記載の記憶装置の制御装置は、
前記課題を解決するために、請求項1乃至請求項3のい
ずれか一項に記載の記憶装置の制御装置において、前記
記憶装置は、EDOモード付きDRAMと、その他のメ
モリーとの何れをも備えており、選択対象のDRAMが
EDOモード付きDRAMか否かを判定する判定手段を
更に備え、前記アドレスデータ制御手段は、選択対象の
DRAMがEDOモード付きDRAMであると判定され
た場合に、前記連続モードが選択された場合であって
も、動作モードが前記読み出しモードである場合には、
選択した記憶要素からの処理データの読み出しが終了す
る所定のタイミングで、前記行アドレスストローブ信号
を非選択とすることを特徴とする。
【0021】請求項4に記載の記憶装置の制御装置によ
れば、判定手段により、選択対象のDRAMがEDOモ
ード付きDRAMであるか否かが判定され、前記アドレ
スデータ制御手段は、選択対象のDRAMがEDOモー
ド付きDRAMであると判定された場合には、前記連続
モードが選択された場合であっても、動作モードが前記
読み出しモードである場合には、選択した記憶要素から
の処理データの読み出しが終了する所定のタイミング
で、前記行アドレスストローブ信号を非選択とする。従
って、連続モードにおける読み出しサイクル中に、例え
ばROMに対する読み出しサイクルが設けられた場合に
は、列アドレスストローブ信号の選択期間に拘わらずデ
ータを連続的に出力するEDOモード付きDRAMのデ
ータの出力を確実に停止させ、DRAMからの出力デー
タとROMの出力データとの衝突を確実に防止する。
【0022】請求項5に記載の記憶装置の制御方法は、
前記課題を解決するために、マトリクス状に配列された
記憶要素を備え、該記憶要素の選択を各記憶要素に対す
る行アドレスデータと列アドレスデータ及び行アドレス
ストローブ信号と列アドレスストローブ信号の入力に応
じて行うと共に、同一の行アドレスに配列された記憶要
素については、列アドレスストローブ信号の切り換えに
より当該列アドレスストローブ信号の選択期間に拘わら
ず連続的に各列アドレスデータに対応する処理データを
出力する読み書き可能な記憶装置の制御方法であって、
前記記憶要素に対して処理データを書き込む書き込みモ
ードと、前記記憶要素から処理データを読み出す読み出
しモードとを選択する工程と、前記記憶要素の選択モー
ドとして、行アドレスデータと列アドレスデータとをそ
れぞれ切り換える通常のモードと、行アドレスデータを
一定として列アドレスデータのみを切り換える連続モー
ドとを選択する工程と、前記連続モードが選択された場
合には、前記一定の行アドレスを所定期間連続的に選択
するように行アドレスストローブ信号を出力すると共
に、順次異なる列アドレスを選択するように列アドレス
データを切り換えて出力する工程と、前記連続モードが
選択された場合であっても、動作モードが前記読み出し
モードである場合には、選択した記憶要素からの処理デ
ータの読み出しが終了する所定のタイミングで、前記行
アドレスストローブ信号を非選択とする工程とを備えた
ことを特徴とする。
【0023】請求項5に記載の記憶装置の制御装置によ
れば、通常モードが選択され、動作モード選択手段によ
り処理データの読み出しあるいは書き込みが選択された
場合には、記憶装置の何れかの記憶要素を選択する為
に、行アドレスデータと列アドレスデータ、及び行アド
レスストローブ信号と列アドレスストローブ信号が記憶
装置に出力され、行アドレスデータは、行アドレススト
ローブ信号の非選択状態から選択状態への切り換え時点
で記憶装置に入力される。次に、列アドレスデータは、
列アドレスストローブ信号の非選択状態から選択状態へ
の切り換え時点で前記記憶装置に入力される。このよう
にして入力された行アドレスデータと列アドレスデータ
によって所望の記憶要素が選択され、記憶要素に記憶さ
れた処理データの読み出しあるいは記憶要素への書き込
みが行われる。
【0024】一方、連続モードが選択され、処理データ
の読み出しあるいは書き込みが選択された場合には、同
一の行アドレスに配列された記憶要素については、行ア
ドレスストローブ信号の非選択状態から選択状態への切
り換え後に当該選択状態が所定期間連続に維持され、更
に順次異なる列アドレスストローブ信号が選択される
と、所望の記憶要素の選択が連続的に行われ、当該列ア
ドレスストローブ信号の選択期間に拘わらず、連続的に
各列アドレスデータに対応する処理データの読み出しあ
るいは書き込みが行われる。
【0025】しかし、前記連続モードが選択された場合
であっても、動作モードが前記読み出しモードである場
合には、選択した記憶要素からの処理データの読み出し
が終了する所定のタイミングで前記行アドレスストロー
ブ信号を非選択状態にする。これにより、前記記憶装置
に対する第1の読み出しサイクルと第2の読み出しサイ
クルの間に、前記記憶装置とは異なる種類の記憶装置の
読み出しサイクルが設けられる場合でも、前記第1の読
み出しサイクルの終了時には行アドレスストローブ信号
が一旦非選択状態とされるため、前記記憶装置から処理
データが出力されることがなく、前記記憶装置からの出
力データと、前記異なる種類の記憶装置からの出力デー
タとの衝突が生じない。従って、処理データの高速な読
み出しと書き込みを実現しつつ、誤動作を生じさせな
い。
【0026】請求項6に記載の記憶装置の制御方法は、
前記課題を解決するために、請求項5に記載の記憶装置
の制御方法において、前記記憶装置は、EDO(エクス
テンデッド・データ・アウト)モード付きDRAMであ
ることを特徴とする。
【0027】請求項6に記載の記憶装置の制御方法によ
れば、前記記憶装置として、EDO(エクステンデッド
・データ・アウト)モード付きDRAMを上述のように
制御するので、連続モードにおいては高速な読み出しと
書き込みが行われると共に、連続モードにおける読み出
しサイクル中に、例えばROMに対する読み出しサイク
ルが設けられても、DRAMからの出力データとROM
の出力データとの衝突が発生せず、誤動作が防止され
る。
【0028】請求項7に記載の記憶装置の制御方法は、
前記課題を解決するために、請求項5または請求項6に
記載の記憶装置の制御方法において、前記記憶装置は、
EDOモード付きDRAMを複数備えたSIMM(シン
グル・インライン・メモリー・モジュール)であり、各
EDOモード付きDRAMの出力状態を選択する選択信
号が選択側に固定されていることを特徴とする記憶装置
の制御方法。
【0029】請求項7に記載の記憶装置の制御方法によ
れば、前記記憶装置として、EDOモード付きDRAM
を複数備え、各EDOモード付きDRAMの出力状態を
選択する選択信号が選択側に固定されているSIMMを
用いるので、連続モード時における読み出し動作モード
においては、前記選択信号を制御することなく、高速に
処理データの読み出しが行われる。更に、このようなS
IMMに対して上述のような制御を行うので、連続モー
ドにおける読み出しサイクル中に、例えばROMに対す
る読み出しサイクルが設けられても、SIMMからの出
力データとROMの出力データとの衝突が発生せず、誤
動作が防止される。
【0030】請求項8に記載の記憶装置の制御方法は、
前記課題を解決するために、請求項5乃至請求項7のい
ずれか一項に記載の記憶装置の制御方法において、前記
記憶装置は、EDOモード付きDRAMと、その他のメ
モリーとの何れをも備えており、選択対象のDRAMが
EDOモード付きDRAMか否かを判定する工程を更に
備え、前記連続モードが選択された場合であって、動作
モードが前記読み出しモードである場合に、選択した記
憶要素からの処理データの読み出しが終了する所定のタ
イミングで、前記行アドレスストローブ信号を非選択と
する工程は、選択対象のDRAMがEDOモード付きD
RAMであると判定された場合に行われる工程であるこ
とを特徴とする。
【0031】請求項8に記載の記憶装置の制御方法によ
れば、選択対象のDRAMがEDOモード付きDRAM
であるか否かが判定され、前記アドレスデータ制御手段
は、選択対象のDRAMがEDOモード付きDRAMで
あると判定された場合には、前記連続モードが選択され
た場合であっても、動作モードが前記読み出しモードで
ある場合には、選択した記憶要素からの処理データの読
み出しが終了する所定のタイミングで、前記行アドレス
ストローブ信号を非選択とする。従って、連続モードに
おける読み出しサイクル中に、例えばROMに対する読
み出しサイクルが設けられた場合には、列アドレススト
ローブ信号の選択期間に拘わらずデータを連続的に出力
するEDOモード付きDRAMのデータの出力を確実に
停止させ、DRAMからの出力データとROMの出力デ
ータとの衝突を確実に防止する。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面の図1乃至図8に基づいて説明する。図1は、本実
施形態におけるデータ処理システムの一例としてのプリ
ントシステムの概略構成を示すブロック図である。
【0033】このプリントシステムは、図1に点線で囲
まれたプリンタ装置Aと、このプリンタ装置Aに接続さ
れたパーソナルコンピュータ等のホスト装置10とから
構成されており、ホスト装置10から出力される印字デ
ータがプリント装置AのRAMに一旦格納され、この印
字データに基づいて生成されるビデオデータが適宜プリ
ントエンジンに出力されることにより、プリント処理を
行うシステムである。以下、このプリンタ装置Aの構成
について詳しく説明する。
【0034】CPU1は、ROM2に記憶された制御プ
ログラムに基づいて、ASIC5等のプリンタ装置Aの
構成手段を制御する手段であり、アドレスデータの出力
と、当該アドレスに割り当てられた手段との間における
データの入出力と、各手段に対する制御信号の入出力を
行う。
【0035】ROM2は、上述したように制御プログラ
ムを記憶するメモリであり、実行プログラムの他に、テ
ーブルデータ等をも記憶する。
【0036】記憶装置としての内蔵RAM3は、CPU
1による演算処理に必要な作業領域と、このデータ処理
システムにおける主記憶としての役割を有するメモリで
ある。本実施形態では、1ワードが4ビットで構成さ
れ、4Mワードの容量を有するEDO(Extendedn Dat
e Out)−DRAMを8個用いている。
【0037】また、拡張RAM4a及び拡張RAM4b
は、主記憶の容量を増加させるために、必要に応じて後
からでも取り付けられるメモリであり、それぞれ、1ワ
ードが4ビットで構成される4Mワードの容量を有する
DRAMを1つのパッケージに8個備えたSIMM(Si
ngle In-line Memory Module)である。尚、拡張R
AM4aは非EDO−DRAMで構成され、拡張RAM
4bはEDO−DRAMで構成されている。
【0038】ASIC5は、CPU1による処理の負荷
を軽減するために設けられた、このデータ処理システム
に特有のIC回路であり、ROM2及び内蔵RAM3並
びに拡張RAM4a及び4bを制御するためのメモリ制
御回路5aと、スイッチパネル6を制御するためのI/
O制御回路5bと、プリントエンジン7を制御するため
のエンジン制御回路5cと、ホスト装置10との通信を
制御するためのインターフェース制御回路5dとから構
成されている。
【0039】ASIC5内の夫々の制御回路は、このデ
ータ処理システム内において、夫々特定のアドレスが割
り当てられており、CPU1から夫々の特定のアドレス
にアクセスすることにより、夫々の制御回路に対するア
クセスが可能になっている。
【0040】スイッチパネル6は、プリンタ装置Aのパ
ネル部に設けられた表示手段と、ステッチ等から構成さ
れており、スイッチの操作によるプリンタ装置Aの動作
モードの設定、あるいは表示手段におけるエラーメッセ
ージの表示等が行われる。
【0041】プリントエンジン7は、電子写真方式ある
いはインクジェット方式の画像形成手段であり、エンジ
ン制御回路5cから出力されるビデオデータに基づい
て、記録用紙に画像を形成する手段である。
【0042】次に、以上のようなプリントシステムにお
けるメモリ制御部分の構成を更に詳しく説明する。
【0043】図2は、図1のブロック図から、CPU1
と、ASIC5のメモリ制御回路5aにおけるDRAM
制御回路50aと、EDO−DRAM内蔵RAM3及び
拡張RAM4a及び4bとを抜き出したブロック図であ
る。
【0044】図2に示すように、ASIC5のDRAM
制御回路50aは、符号20で示されるEDOフラグレ
ジスタEDOFLAG0と、符号21で示されるEDO
FLAG1と、符号22で示されるEDOFLAG2と
を備えている。
【0045】EDOフラグレジスタEDOFLAG0、
EDOFLAG1及びEDOFLAG2は、夫々内蔵R
AM3及び拡張RAM4a及び4bがアウトプットイネ
ーブル端子がローレベルに固定されたEDO−DRAM
であるか否かを識別するための情報を記憶するレジスタ
であり、後述するEDO−DRAM判定処理により、ア
ウトプットイネーブル端子がローレベルに固定されたE
DO−DRAMであると判定された場合には1が、同E
DO−DRAMでないと判定された場合には0が格納さ
れる。
【0046】そして、DRAM制御回路50aは、CP
U1から出力されるアドレスデータが内蔵RAM3ある
いは拡張RAM4aあるいは4bのメモリセルを選択す
るものであると判断すると、EDOフラグレジスタED
OFLAG0またはEDOFLAG1あるいはEDOF
LAG2の内容を参照し、外付けRAMEDOモードが
選択されている場合には、読み出しサイクルの終了毎に
ローアドレスストローブ信号RAS#をハイレベルに立
ち上げる処理を行う。この処理の詳細についは後述す
る。
【0047】DRAM制御回路50aは、このように、
DRAMに対する制御信号を制御する回路であるが、こ
の制御は、CPU1から制御信号バス31を介して出力
される制御信号に基づいて行われる。DRAM制御回路
50aかDRAMに出力される制御信号としては、ロー
アドレスストローブ信号RAS#0,RAS#1、RA
S♯2、コラムアドレスストローブ信号CAS#、ライ
トイネープル信号WE#、アウトプットイネーブル信号
OE#等がある。
【0048】次に、以上のような構成の制御装置におけ
るDRAMの制御の具体例を、図3のタイミングチャー
トに基づいて説明する。
【0049】図3(A)は、非EDO−DRAMである
拡張RAM4aに対する高速ページモードにおける読み
出しサイクルのタイミングチャートである。
【0050】CPU1によりメモリマップ上に割り当て
られた拡張RAM4aの領域から読み出しを行うため
に、CPU1から当該領域に対応するアドレスデータを
アドレスバス30を介して出力する。このアドレスデー
タは、DRAM制御回路50aにおいてデコードされ、
更にロー(行)アドレスとコラム(列)アドレスに分け
られてアドレスバス37を介して拡張RAM4aに供給
される。このアドレスデータの供給は、図3(A)に示
すように、まず、アドレスバス37にローアドレスを出
力した後、制御信号バス37を介してローアドレススト
ローブ信号RAS#1を立ち下げ、次にアドレスバス3
3を介してコラムアドレスを出力し、その後に制御信号
バス36を介してコラムアドレスストローブ信号CAS
#を立ち下げることにより行われる。そして、このよう
なローアドレスとコラムアドレスにより選択されるメモ
リセルの内容が、有効なデータとしてデータバス38を
介して出力され、CPU1により読み出される。このよ
うな制御は書き込みモードでも同様であり、書き込みモ
ードの場合には当該メモリセルにデータバス38を介し
てCPU1から出力されたデータが書き込まれる。
【0051】次に、別のメモリセルの選択が行われる
が、このメモリセルが前記メモリセルと同一のローアド
レスに対応するメモリセルである場合には、図3(A)
のタイミングチャートに示すように、ローアドレススト
ローブ信号RAS#1はローレベルに維持され、コラム
アドレスストローブ信号CAS#の立ち下げのタイミン
グでコラムアドレスデータの入力を行う。そして、前記
ローアドレスとこのコラムアドレスによりメモリセルを
選択し、コラムアドレスストローブ信号CAS#の立ち
上げのタイミングで、このメモリセルのデータの読み出
しを行う。また、書き込みモードの場合には、このタイ
ミングでこのメモリセルに書き込みを行う。このような
高速ページモードによれば、コラムアドレスストローブ
信号CAS#の切り換えのみを行えばよいので、高速の
読み出しが可能である。本実施形態においては、図3
(A)に示すように、RASアクセス時間tRACが60
ns、CASプリチャージからのアクセス時間tCPAが
35ns、データの読み出しサイクル時間tPCが40n
sである。
【0052】一方、図3(B)は、EDO−DRAMで
ある内蔵RAM3に対するEDOページモードにおける
読み出しサイクルのタイミングチャートである。
【0053】CPU1によりメモリマップ上に割り当て
られた内蔵RAM3の領域から読み出しを行うために、
CPU1から当該領域に対応するアドレスデータをアド
レスバス30を介して出力する。このアドレスデータ
は、DRAM制御回路50aにおいてデコードされ、更
にローアドレスとコラムアドレスに分けられてアドレス
バス37を介して内蔵RAM3に供給される。このアド
レスデータの供給は、図3(B)に示すように、まず、
アドレスバス37にローアドレスを出力した後、制御信
号バス35を介してローアドレスストローブ信号RAS
#を立ち下げ、次にアドレスバス37を介してコラムア
ドレスを出力し、その後に制御信号バス36を介してコ
ラムアドレスストローブ信号CAS#0を立ち下げるこ
とにより行われる。そして、このようなローアドレスと
コラムアドレスにより選択されるメモリセルの内容が、
有効なデータとしてデータバス38を介して出力され、
CPU1により読み出される。このような制御は書き込
みモードでも同様であり、書き込みモードの場合には当
該メモリセルにデータバス38を介してCPU1から出
力されたデータが書き込まれる。
【0054】次に、別のメモリセルの選択が行われる
が、このメモリセルが前記メモリセルと同一のローアド
レスに対応するメモリセルである場合には、図3(B)
のタイミングチャートに示すように、ローアドレススト
ローブ信号RAS#はローレベルに維持され、コラムア
ドレスストローブ信号CAS#の立ち下げのタイミング
でコラムアドレスデータの入力を行う。そして、前記ロ
ーアドレスとこのコラムアドレスによりメモリセルを選
択する。しかし、EDOページモードにおいては、コラ
ムアドレスストローブ信号CAS#の立ち上げても、出
力データは有効であり、データの読み出しと、次のコラ
ムアドレスの入力とを同タイミングで行うことができ
る。以下、次々にローアドレスを出力し、ローアドレス
ストローブ信号CAS#をパルス状に出力することによ
り、データが連続的に読み出される。このように、ED
Oページモードにおいては、非EDO−DRAMにおけ
る高速ページモードよりも、読み出しのサイクル時間を
短縮することができる。本実施形態においては、図3
(B)に示すように、RASアクセス時間tRACが60
ns、CASプリチャージからのアクセス時間tCPAが
35ns、データの読み出しサイクル時間tPCが25n
sである。
【0055】しかしながら、EDO−DRAMで構成さ
れたSIMMである拡張RAM4bは、図4に示すよう
に、アウトプットネーブル信号OEがローレベルに固定
されている。従って、上述のようなEDOページモード
による読み出しを行った場合には、データが常に出力さ
れた状態になってしまう。
【0056】これに対し、内蔵RAM3のようなEDO
−DRAMにおいては、図5(A)のタイミングチャー
トに示すように、アウトプットネーブル信号OEの制御
が可能であるために、データの出力を停止させることが
できる。その結果、図5(A)に示すように、DRAM
リードサイクルの間にROMのリードサイクルが設けら
れた場合であっても、DRAMリードサイクルの終了タ
イミングにおいて、アウトプットネーブル信号OEをハ
イレベルに立ち上げ、DRAMからのデータの出力を停
止させた後、ROMのリードサイクルを実行することに
より、夫々のデータの衝突を防ぐことができる。なお、
図5(A)において、READY#とは、CPU1から
出力される信号であり、リードサイクルの終了を示す。
また、図5(A)においては簡略化して記載してある
が、DRAMリードサイクルは上述した高速ページモー
ドによるリードサイクルである。
【0057】しかし、拡張RAM4bのようなSIMM
では、上述のようにアウトプットネーブル信号OEの制
御ができず、EDOページモードによる読み出しを行っ
た場合には、データが常に出力された状態になるため、
DRAMリードサイクルの間にROMリードサイクルが
実行された場合には、互いのデータが衝突して誤動作し
ていまうという問題があった。
【0058】そこで、本実施形態では、図5(B)に示
すように、アウトプットイネーブル端子がローレベルに
固定されたEDO−DRAM(外付けEDO−DRA
M)に対しては、リードサイクルの終了タイミングにお
いて、ローアドレスストローブ信号RAS#をハイレベ
ルに立ち上げることにより、EDO−DRAMからのデ
ータの出力を停止するように構成した。このような構成
により、EDO−DRAMの高速なEDOページモード
による読み出しを実行しながら、EDO−DRAMの出
力データとROMの出力データとの衝突を防ぐことがで
きる。
【0059】なお、図5(B)においては簡略化して記
載してあるが、DRAMリードサイクルは上述したED
Oページモードによるリードサイクルである。
【0060】このようなEDO−DRAMに特有の制御
を行うには、実装されているDRAMが外付けEDO−
DRAMであるのか、あるいは同EDO−DRAMでな
いのかを判断し、記憶しておく必要がある。そこで、本
実施形態においては、システムの電源投入時において、
外付けEDO−DRAMの判定処理と判定結果の格納処
理をCPU1により行っている。
【0061】図6及び図7はこれら処理を示すフローチ
ャートであり、まず、図6に示すように、EDO−DR
AMの判定処理を行う(ステップS1)。
【0062】この処理の詳細は図7に示されている。な
お、このような処理を行う前提として、各DRAMのデ
ータ入出力端子はプルアップ抵抗に接続されており、出
力データがハイインピーダンス状態になった時は所定時
間の経過と共にハイレベルになるように構成されてい
る。
【0063】以上のような構成において、まず、アドレ
スmに「0」を書き込み、次にアドレスm+1に「1」
を書き込む(ステップS10)。そして、アドレスmの
データDmを読み出し、コラムアドレスストローブ信号
CASをハイレベルにした後、データDmをラッチする
(ステップS11)。また、アドレスm+1について
も、データDm+1を読み出し、コラムアドレスストロ
ーブ信号CASをハイレベルにした後、データDm+1
をラッチする(ステップS12)。
【0064】このようにコラムアドレスストローブ信号
CASをハイレベルした後にデータをラッチすると、E
DO−DRAMの場合には、図3(B)に示すようにデ
ータはハイインピーダンス状態とならずに正常に読み取
ることができるが、非EDO−DRAMの場合には、図
3(A)に示すようにデータはハイインピーダンス状態
となるため、上述したプルアップ抵抗により徐々にハイ
レベルとなる。
【0065】従って、ラッチしたデータDm、Dm+1
の値を調べると(ステップS13,14)、EDO−D
RAMの場合には、書き込んだ通りの値が得られるが、
非EDO−DRAMの場合には、ハイレベルとなる。そ
こで、書き込んだ通りの値が得られた場合には、EDO
−DRAMと判定し(ステップS15)、書き込んだ通
りの値が得らなかった場合には、非EDO−DRAMと
判定する(ステップS16)。
【0066】更に、EDO−DRAMと判定された場合
には、それが内蔵RAMであるのか、SIMMで外付け
されたものであるのかを判定する(S17)。ここで、
このプリンタシステムのメモリマップが図8に示すよう
に予め設定されているので、このメモリマップに従っ
て、CPU1は上記のアドレスmを順次変更して判定す
るようにプログラムされている。そして、EDO−DR
AMであると判定した時のアドレスmがメモリマップ上
の内蔵領域($4000−0000から$40FF−F
FFF)であるかそれ以外の外付け領域であるかに基づ
いて、外付けEDO−DRAMであると判定したり(S
18)、内蔵EDO−DRAMであると判定したり(S
19)する。
【0067】このような判定処理を行った後、図6に示
すように、判定結果を調べ(ステップS2)、外付けE
DO−DRAMであった場合には、EDOフラグレジス
タEDOFLAGに1を設定し(ステップS3)、同E
DO−DRAMではなかった場合には、EDOフラグレ
ジスタEDOFLAGに0を設定する(ステップS
4)。そして、このような判定処理及び判定結果の格納
処理を、複数のDRAMがある場合には、夫々のDRA
Mについて行う。
【0068】尚、上述の説明においては、内蔵RAM領
域についてもS1で示される判定処理を行ったが、内蔵
RAM領域に付いては、予め何が装着されているか判っ
ているので、予めEDOFLAG0を所定値(ここで
は、0)に設定しておき、メモリマップ上の外付けRA
Mの領域として設計されている領域についてのみ上述の
判定処理とその後のEDOFLAGの設定を行っても良
い。
【0069】また、このEDOフラグレジスタEDOF
LAGへの設定は、図2に示すように、CPU1により
行う。本実施形態においては、内蔵RAM3用のEDO
FLAG0に1が、拡張RAM4a用のEDOFLAG
1に0が、拡張RAM4b用のEDOGLAG2に1が
夫々格納されている。
【0070】更に、内蔵RAM3及び拡張RAM4a及
び4bは、図8に示すようにメモリマップ上に割り当て
られており、本実施形態では、「$4000−000
0」〜「$40FF−FFFF」までがEDO−DRA
Mである内蔵RAM3に、「$4100−0000」〜
「$41FF−FFFF」までが非EDO−DRAMで
ある拡張RAM4aに、「$4200−0000」〜
「$42FF−FFFF」までがEDO−DRAMであ
る拡張RAM4bに夫々割り当てられている。従って、
図2に示すDRAM制御回路50aは、「$4000−
0000」〜「$40FF−FFFF」のエリアに該当
するアドレスデータがCPU1から出力された場合に
は、EDOFLAG0を参照し、また、「$4100−
0000」〜「$41FF−FFFF」のエリアに該当
するアドレスデータがCPU1から出力された場合に
は、EDOFLAG1を、さらに、「$4200−00
0」〜「$42FF−FFFF」のエリアに該当するア
ドレスデータがCPU1から出力された場合には、ED
OFLA2を夫々参照することにより、各DRAMが外
付けEDO−DRAMであるか否かを判断することがで
きる。そして、外付けEDO−DRAMであると判断し
た時には、ページモードによる読み出しを行う際には、
図5(B)に示すように、リードサイクルの終了毎にロ
ーアドレスストローブ信号RAS#をハイレベルに立ち
上げる処理を行う。
【0071】以上のように、本実施形態によれば、ED
O−DRAMによる高速な読み出しを実行しつつ、他の
記憶装置とのデータの衝突を確実に防ぐことができる。
【0072】また、本実施形態では、DRAMとして1
ワード4ビット、容量4Mワードのものを使用したが、
本発明はこれに限られるものではなく、1ワードが1,
8,16ビット等の適宜のDRAMを使用可能である。
また、容量も種々の容量のものを使用できる。
【0073】また、本実施形態では、EDOページモー
ドの場合についてのみ説明したが、本発明はこれに限ら
れるものではなく、バーストEDOページモードにも適
用可能である。
【0074】また、本実施形態においては、プリンタシ
ステムに本発明を適用した場合について説明したが、上
述したようなモードレジスタの設定を行う記憶装置を用
いてるデータ処理システムであれば、他のシステムにも
適用可能である。例えばパーソナルコンピュータ、ワー
ドプロセッサ、複写機、通信装置等のデータ処理システ
ムに適用可能である。
【0075】
【発明の効果】請求項1に記載の記憶装置の制御装置に
よれば、連続モードが選択された場合であっても、動作
モードが読み出しモードである場合には、選択した記憶
要素からの処理データの読み出しが終了する所定のタイ
ミングで、前記行アドレスストローブ信号を非選択とす
るので、記憶装置として列アドレスストローブ信号の選
択期間に拘わらずデータが連続的に出力される記憶装置
を用いた場合であっても、他の記憶装置の出力データと
当該記憶装置の出力データの衝突を確実に防ぐことがで
き、かつ、高速な読み取り動作を行うことができる。
【0076】請求項2に記載の記憶装置の制御装置によ
れば、前記記憶装置として、EDO(エクステンデッド
・データ・アウト)モード付きDRAMを用いたので、
連続モードにおいては高速な読み出しと書き込みを行う
ことができると共に、連続モードにおける読み出しサイ
クル中に、例えばROMに対する読み出しサイクルが設
けられても、DRAMからの出力データとROMの出力
データとの衝突を確実に防止することができ、記憶装置
の誤動作を防止することができる。
【0077】請求項3に記載の記憶装置の制御装置によ
れば、前記記憶装置として、EDOモード付きDRAM
を複数備え、各EDOモード付きDRAMの出力状態を
選択する選択信号が選択側に固定されているSIMMを
用いるので、連続モード時における読み出し動作モード
においては、高速に処理データの読み出しを行うことが
できると共に、SIMMからの出力データとROMの出
力データとの衝突を確実に防止して、誤動作を防止する
ことができる。
【0078】請求項4に記載の記憶装置の制御装置によ
れば、選択対象のDRAMがEDOモード付きDRAM
であると判定された場合に、前記連続モードの読み出し
モードにおいて読み出しサイクルの終了時に行アドレス
ストローブ信号を非選択とするので、EDOモード付き
DRAMからの出力データとROMの出力データとの衝
突を確実に防止することができる。
【0079】請求項5に記載の記憶装置の制御方法によ
れば、連続モードが選択された場合であっても、動作モ
ードが読み出しモードである場合には、選択した記憶要
素からの処理データの読み出しが終了する所定のタイミ
ングで、前記行アドレスストローブ信号を非選択とする
ので、記憶装置として列アドレスストローブ信号の選択
期間に拘わらずデータが連続的に出力される記憶装置を
用いた場合であっても、他の記憶装置の出力データと当
該記憶装置の出力データの衝突を確実に防ぐことがで
き、かつ、高速な読み取り動作を行うことができる。
【0080】請求項6に記載の記憶装置の制御方法によ
れば、前記記憶装置として、EDO(エクステンデッド
・データ・アウト)モード付きDRAMを用いたので、
連続モードにおいては高速な読み出しと書き込みを行う
ことができると共に、連続モードにおける読み出しサイ
クル中に、例えばROMに対する読み出しサイクルが設
けられても、DRAMからの出力データとROMの出力
データとの衝突を確実に防止することができ、記憶装置
の誤動作を防止することができる。
【0081】請求項7に記載の記憶装置の制御方法によ
れば、前記記憶装置として、EDOモード付きDRAM
を複数備え、各EDOモード付きDRAMの出力状態を
選択する選択信号が選択側に固定されているSIMMを
用いるので、連続モード時における読み出し動作モード
においては、高速に処理データの読み出しを行うことが
できると共に、SIMMからの出力データとROMの出
力データとの衝突を確実に防止して、誤動作を防止する
ことができる。
【0082】請求項8に記載の記憶装置の制御方法によ
れば、選択対象のDRAMがEDOモード付きDRAM
であると判定された場合に、前記連続モードの読み出し
モードにおいて読み出しサイクルの終了時に行アドレス
ストローブ信号を非選択とするので、EDOモード付き
DRAMからの出力データとROMの出力データとの衝
突を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるデータ処理システ
ムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1のブロック図から、記憶装置及び記憶装置
の制御装置を抜き出したブロック図である。
【図3】(A)は図1のシステムにおける非EDO−D
RAMの高速ページモードによる読み出しサイクルにお
けるタイミングチャート、(B)は図1のシステムにお
けるEDO−DRAMのEDOページモードによる読み
出しサイクルにおけるタイミングチャートである。
【図4】図1のシステムにおいて、8個のEDO−DR
AMを備えたメモリーモジュールの構成を示すブロック
図である。
【図5】(A)は図1のシステムにおける非EDO−D
RAMについてのローアドレスストローブ信号RAS#
の制御方法を示すタイミングチャート、(B)は図1の
システムにおけるEDO−DRAMについてのローアド
レスストローブ信号RAS#の制御方法を示すタイミン
グチャートである。
【図6】図1のシステムにおけるEDO−DRAMの判
定処理及び判定結果の格納処理のフローチャートであ
る。
【図7】図6のEDO−DRAMの判定処理の詳細を示
すフローチャートである。
【図8】図1のシステムにおけるメモリマップを示す図
である。
【符号の説明】
1…CPU 2…ROM 3…内蔵RAM(EDO−DRAM) 4a…拡張RAM(非EDO−DRAM) 4b…拡張RAM(EDO−DRAM) 5…ASIC 5a…メモリ制御回路 5b…I/O制御回路 5c…エンジン制御回路 5d…I/F制御回路 6…SWパネル 7…プリントエンジン 10…ホスト 20…EDOフラグレジスタEDOFLAG0 21…EDOフラグレジスタEDOFLAG1 22…EDOフラグレジスタEDOFLAG2 50a…DRAM制御回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリクス状に配列された記憶要素を備
    え、該記憶要素の選択を各記憶要素に対する行アドレス
    データと列アドレスデータ及び行アドレスストローブ信
    号と列アドレスストローブ信号の入力に応じて行うと共
    に、同一の行アドレスに配列された記憶要素について
    は、列アドレスストローブ信号の切り換えにより当該列
    アドレスストローブ信号の選択期間に拘わらず連続的に
    各列アドレスデータに対応する処理データを出力する読
    み書き可能な記憶装置の制御装置であって、 前記記憶要素に対して処理データを書き込む書き込みモ
    ードと、前記記憶要素から処理データを読み出す読み出
    しモードとを選択する動作モード選択手段と、 前記記憶要素の選択モードとして、行アドレスデータと
    列アドレスデータとをそれぞれ切り換える通常のモード
    と、行アドレスデータを一定として列アドレスデータの
    みを切り換える連続モードとを選択する記憶要素選択モ
    ード選択手段と、 前記連続モードが選択された場合には、前記一定の行ア
    ドレスを所定期間連続的に選択するように行アドレスス
    トローブ信号を出力すると共に、順次異なる列アドレス
    を選択するように列アドレスデータを切り換えて出力す
    るアドレスデータ制御手段とを備え、 前記アドレスデータ制御手段は、前記連続モードが選択
    された場合であっても、動作モードが前記読み出しモー
    ドである場合には、選択した記憶要素からの処理データ
    の読み出しが終了する所定のタイミングで、前記行アド
    レスストローブ信号を非選択とする、 ことを特徴とする記憶装置の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶装置は、EDO(エクステンデ
    ッド・データ・アウト)モード付きDRAMであること
    を特徴とする請求項1に記載の記憶装置の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶装置は、EDOモード付きDR
    AMを複数備えたSIMM(シングル・インライン・メ
    モリー・モジュール)であり、各EDOモード付きDR
    AMの出力状態を選択する選択信号が選択側に固定され
    ている、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載の記憶装置の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶装置は、EDOモード付きDR
    AMと、その他のメモリーとの何れをも備えており、選
    択対象のDRAMがEDOモード付きDRAMか否かを
    判定する判定手段を更に備え、前記アドレスデータ制御
    手段は、選択対象のDRAMがEDOモード付きDRA
    Mであると判定された場合に、前記連続モードが選択さ
    れた場合であっても、動作モードが前記読み出しモード
    である場合には、選択した記憶要素からの処理データの
    読み出しが終了する所定のタイミングで、前記行アドレ
    スストローブ信号を非選択とする、ことを特徴とする請
    求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の記憶装置の
    制御装置。
  5. 【請求項5】 マトリクス状に配列された記憶要素を備
    え、該記憶要素の選択を各記憶要素に対する行アドレス
    データと列アドレスデータ及び行アドレスストローブ信
    号と列アドレスストローブ信号の入力に応じて行うと共
    に、同一の行アドレスに配列された記憶要素について
    は、列アドレスストローブ信号の切り換えにより当該列
    アドレスストローブ信号の選択期間に拘わらず連続的に
    各列アドレスデータに対応する処理データを出力する読
    み書き可能な記憶装置の制御方法であって、 前記記憶要素に対して処理データを書き込む書き込みモ
    ードと、前記記憶要素から処理データを読み出す読み出
    しモードとを選択する工程と、 前記記憶要素の選択モードとして、行アドレスデータと
    列アドレスデータとをそれぞれ切り換える通常のモード
    と、行アドレスデータを一定として列アドレスデータの
    みを切り換える連続モードとを選択する工程と、 前記連続モードが選択された場合には、前記一定の行ア
    ドレスを所定期間連続的に選択するように行アドレスス
    トローブ信号を出力すると共に、順次異なる列アドレス
    を選択するように列アドレスデータを切り換えて出力す
    る工程と、 前記連続モードが選択された場合であっても、動作モー
    ドが前記読み出しモードである場合には、選択した記憶
    要素からの処理データの読み出しが終了する所定のタイ
    ミングで、前記行アドレスストローブ信号を非選択とす
    る工程と、 を備えたことを特徴とする記憶装置の制御方法。
  6. 【請求項6】 前記記憶装置は、EDO(エクステンデ
    ッド・データ・アウト)モード付きDRAMであること
    を特徴とする請求項5に記載の記憶装置の制御方法。
  7. 【請求項7】 前記記憶装置は、EDOモード付きDR
    AMを複数備えたSIMM(シングル・インライン・メ
    モリー・モジュール)であり、各EDOモード付きDR
    AMの出力状態を選択する選択信号が選択側に固定され
    ている、ことを特徴とする請求項5または請求項6に記
    載の記憶装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 前記記憶装置は、EDOモード付きDR
    AMと、その他のメモリーとの何れをも備えており、選
    択対象のDRAMがEDOモード付きDRAMか否かを
    判定する工程を更に備え、前記連続モードが選択された
    場合であって、動作モードが前記読み出しモードである
    場合に、選択した記憶要素からの処理データの読み出し
    が終了する所定のタイミングで、前記行アドレスストロ
    ーブ信号を非選択とする工程は、選択対象のDRAMが
    EDOモード付きDRAMであると判定された場合に行
    われる工程である、ことを特徴とする請求項5乃至請求
    項7のいずれか一項に記載の記憶装置の制御方法。
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