JPH11133487A - 衝撃感知型カメラ - Google Patents

衝撃感知型カメラ

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Publication number
JPH11133487A
JPH11133487A JP33761697A JP33761697A JPH11133487A JP H11133487 A JPH11133487 A JP H11133487A JP 33761697 A JP33761697 A JP 33761697A JP 33761697 A JP33761697 A JP 33761697A JP H11133487 A JPH11133487 A JP H11133487A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera
case
impact
accident
impact sensing
Prior art date
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Pending
Application number
JP33761697A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryozo Tachikawa
良三 太刀川
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Individual
Original Assignee
Individual
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Publication date
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】交通事故の解明に役立つカメラを提供する。 【解決手段】カメラ適所に衝撃感知部を設け、カメラに
加わる衝撃や急激な加速度変化を衝撃感知部が感知して
カメラシャッターが作動することにより、事故発生時お
よび事故発生直前時における撮影を可能としたことを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、衝撃や急ブレー
キ等による加速度の急激な変化を感知して作動するカメ
ラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、映像記録手段としてカメラが
多用されているが、撮影のときはシャッターボタンを撮
影者が押して行うものが一般的であり、本発明にて示す
ように、カメラに加わる衝撃や急激な加速度変化を感知
してカメラが作動し、撮影が行われるものは見当たらな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常のカメラは、撮影
者の意志にてシャッターボタンを押すことにより撮影さ
れる。従って、人の意志によらずに特定条件の場合のみ
自動的に撮影するカメラは普及していない。一方、主要
国では自動車が多用され、その台数の増加や交通量の増
大に伴い、交通事故が多発している。事故発生の場合、
警察官等による現場検証が行われることが多いが、車の
損傷、路面のスリップ跡、当事者の話、あるいは目撃者
の証言などを手掛かりに状況を判断する手法が一般的で
ある。しかし、事故後の対応のため、推測による部分が
多くなって正確な判断が行われにくいという問題点を有
している。本発明は、以上のような従来からの事故判断
と処理に関わる課題を解決するために発明されたもので
あって、衝撃や急激な加速度変化を感知して撮影するカ
メラを設け、このカメラを車内前部に取り付けておくこ
とで、事故時および事故直前の状況を映像として記録
し、事故解明の進展に役立たせることを目的としたもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】課題を解決する手段とし
て本発明は、カメラに衝撃感知部分を設け、このカメラ
を自動車の内部適所に設置して、事故発生時および事故
直前の撮影を行えるものとした。すなわち、カメラ適所
に衝撃感知部を設け、カメラに加わる衝撃や急激な加速
度変化を衝撃感知部が感知してカメラシャッターが作動
することにより、衝撃発生時とその直前の状態の撮影を
可能とする。本発明は、以上の構成よりなる衝撃感知型
カメラである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明を使用するには、まず本発
明によるカメラを自動車の内部前方適所に取り付ける。
このときカメラのレンズはフロントガラスを通して前方
の信号および状況を把握できる視界となっている。事故
発生直前の急ブレーキによる急激な加速度変化によっ
て、衝撃感知部が働きカメラシャッターが作動して自動
的に複数枚の撮影が行われる。従って事故の直前の様子
と事故の瞬間が記録されるので、重要な証拠となり、事
故原因の解明をスムースに行うことができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
において、1は電子スチル方式のカメラ本体、2はレン
ズ、3はファインダー、4はストロボ、5は露出計であ
る。6は衝撃感知部で、カメラ本体側面に、カメラ後方
から前方に向けて適度の上向きの傾斜角を有して、角形
中空直方体形状のケース部7を設け、該ケース内に適当
重量を有する球体8を移動自在に位置させ、ケース内上
部近傍に、押圧により出入り可能なる接触子9を有する
スイッチ機構10を設けたものである。11は略L形の
アーム、12は各アーム間に設けられる取付板、13は
ルームミラー、14はフロントガラスである。以上が本
発明の一実施例である。
【0007】本例ではカメラに電子スチルカメラを用い
た。この電子スチルカメラは、CCD(電荷結合デバイ
ス)にて光の像を電気信号に変換し、この信号をFD
(フレキシブルディスク)に記録するものであり、2イ
ンチのFDに約50枚の映像を記録することができる。
また本例では、球体の慣性を利用した衝撃感知部を用い
た。これは図4にて示すように、カメラ側面に所定の傾
斜角を有して設けた中空角体によるケース部内に球体を
位置させ、上部にはスイッチ機構を設けて構成したもの
である。
【0008】車の通常走行時においては、球体に与えら
れる加速度の増減は少なく、定速走行では零近くになっ
ている。このとき球体はケース部の内底部に接する位置
にある。急ブレーキや正面衝突などの場合は、カメラお
よびケース部の地面に対する移動速度は急激に減少す
る。しかし球体はその慣性によってケース部内を上昇移
動して接触子9に接触してこれを押圧する。接触子はこ
の押圧によってスイッチ機構内へ少し移動してカメラシ
ャッターが作動し、撮影が行われる。このカメラは高速
連写機能を有しており、衝撃時は球体が接触子に短時間
当たるので一枚の撮影しか行われないが、急ブレーキ時
には球体は車の停止までのあいだはその慣性によって接
触子を押圧し続けるので、スイッチ機構が作動し続けて
秒速5コマ程度の連続撮影が行われるので、事故の瞬間
までの状況を映像として記録することができて、事故解
明に大きく役立たせることができる。また、カメラはそ
のレンズを車窓前方へと向けてセットされており、事故
時などの前方情報を正しく記録することができる。車が
停止すれば、球体はケース部の傾斜に沿って下降し、初
期位置へともどる。
【0009】なお、通常の電子スチルカメラは、電池を
内蔵しており、パワースイッチONにて撮影可能状態と
なるが、この電池に代えて、車のバッテリーから電流を
供給し、エンジン始動によりカメラのパワースイッチを
ONとする方式を用いることで、車走行時はいつでも撮
影可能状態となるものである。従って、夜間走行時な
ど、ストロボ撮影が必要な場合であっても、常に撮影可
能状態を保つことができる。また、カメラのレンズは必
要に応じ広角機能を持たせれば、広範囲の映像を記録す
ることが可能となる。道路交差点での事故の場合は、自
車走行路の信号色と他車走行路の信号色が重要な意味を
持つ場合があるので、これらの信号の色を含めた領域を
撮影しておくことで、事故原因の明確化に役立つものと
なる。なお、本例では衝撃感知部の傾斜角をカメラ底部
に対し20度程度としたが、必要に応じ他の傾斜角とし
てもよい。また、本例で用いたケース部は中空角体とし
たが、円筒形その他の形状としてもよい。以上のごと
く、本発明を用いることによって事故の解明をより一層
進展させることができる。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、車およびカメラに加わ
る衝撃や急激な加速度変化を感知して自動的に車前方の
状況を記録することができるので、事故の発生原因等を
容易に把握することができて、事故解明の進展に大きく
役立つことのできる、有用なる物品を提供することがで
きる。
【図面の詳細な説明】
【図1】本発明の平面図
【図2】本発明の正面図
【図3】本発明の左側面図
【図4】A−A拡大断面図
【図5】本発明の正面視による装備状態説明図
【図6】本発明の側面視による装備状態説明図
【符号の説明】
1 カメラ本体 2 レンズ 3 ファインダー 4 ストロボ 5 露出計 6 衝撃感知部 7 ケース部 8 球体 9 接触子 10 スイッチ機構 11 アーム 12 取付板 13 ルームミラー 14 フロントガラス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カメラ適所に衝撃感知部を設け、カメラに
    加わる衝撃や急激な加速度変化を衝撃感知部が感知して
    カメラシャッターが作動することにより、衝撃発生時と
    その直前の状態の撮影を可能としたことを特徴とする衝
    撃感知型カメラ。
JP33761697A 1997-10-30 1997-10-30 衝撃感知型カメラ Pending JPH11133487A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33761697A JPH11133487A (ja) 1997-10-30 1997-10-30 衝撃感知型カメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33761697A JPH11133487A (ja) 1997-10-30 1997-10-30 衝撃感知型カメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11133487A true JPH11133487A (ja) 1999-05-21

Family

ID=18310336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33761697A Pending JPH11133487A (ja) 1997-10-30 1997-10-30 衝撃感知型カメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11133487A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003241292A (ja) * 2001-12-12 2003-08-27 Yoshishige Araki 車両事故撮影装置

Cited By (1)

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