JPH11131880A - 受信機 - Google Patents
受信機Info
- Publication number
- JPH11131880A JPH11131880A JP29512797A JP29512797A JPH11131880A JP H11131880 A JPH11131880 A JP H11131880A JP 29512797 A JP29512797 A JP 29512797A JP 29512797 A JP29512797 A JP 29512797A JP H11131880 A JPH11131880 A JP H11131880A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- receiver
- vehicle
- light receiving
- case
- arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動車の赤外線キーレスドアロックシステム
に用いられる受信機に関するもので、作動距離を向上さ
せた受信機を提供することを目的とする。 【解決手段】 車室内に装着されたルームミラー４のア
ーム２１に受信機のケース２２を配置するように構成す
ることにより、受信性能が良くて、使い勝手が良くな
り、外観上の見栄えが良い受信機を得ることができる。
に用いられる受信機に関するもので、作動距離を向上さ
せた受信機を提供することを目的とする。 【解決手段】 車室内に装着されたルームミラー４のア
ーム２１に受信機のケース２２を配置するように構成す
ることにより、受信性能が良くて、使い勝手が良くな
り、外観上の見栄えが良い受信機を得ることができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は主に自動車の赤外線
キーレスドアロックシステムに用いられる受信機に関す
るものである。
キーレスドアロックシステムに用いられる受信機に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】車外から送信機によって赤外線を送信
し、自動車のドアの施錠や開錠を行う赤外線キーレスド
アロックシステムにおいて、送信機からの赤外線を受光
する受信機は、図８の車両の部分断面側面図に示すよう
に、受光性能の良い自動車の天井２の前方に受信機１を
装着するのが一般的であり、このような従来の受信機に
ついて、図９および図１０を用いて説明する。
し、自動車のドアの施錠や開錠を行う赤外線キーレスド
アロックシステムにおいて、送信機からの赤外線を受光
する受信機は、図８の車両の部分断面側面図に示すよう
に、受光性能の良い自動車の天井２の前方に受信機１を
装着するのが一般的であり、このような従来の受信機に
ついて、図９および図１０を用いて説明する。
【０００３】図９は従来の受信機の側面断面図、図１０
は同分解斜視図であり、同図において、３は車室内の天
井２の前方に装着されたミラーベース、４はルームミラ
ーであり、このルームミラー４はミラーベース３に一端
を装着されたアーム５の他端部に上下左右に角度調整可
能に保持されている。
は同分解斜視図であり、同図において、３は車室内の天
井２の前方に装着されたミラーベース、４はルームミラ
ーであり、このルームミラー４はミラーベース３に一端
を装着されたアーム５の他端部に上下左右に角度調整可
能に保持されている。
【０００４】６は上記ミラーベース３にねじまたは係止
爪等の係止手段によって装着された樹脂製のケース、７
はねじ８によってケース６の下面に保持された配線基
板、９および１０はピンフォトダイオード等の受光素子
であり、車両の左右方向に向けて配線基板７の下面にそ
れぞれ配置され、配線基板７にはこの受光素子９，１０
の他にマイコン等の電子部品が実装されて赤外線信号を
受信処理する信号処理回路が形成されている。
爪等の係止手段によって装着された樹脂製のケース、７
はねじ８によってケース６の下面に保持された配線基
板、９および１０はピンフォトダイオード等の受光素子
であり、車両の左右方向に向けて配線基板７の下面にそ
れぞれ配置され、配線基板７にはこの受光素子９，１０
の他にマイコン等の電子部品が実装されて赤外線信号を
受信処理する信号処理回路が形成されている。
【０００５】また、１１は配線基板７や受光素子９，１
０を覆うカバーを兼ねた赤外線透過性のレンズで、その
爪付きの脚部１１Ａによってケース６に装着され、１２
は車両の電気回路のドアコントロール部（図示せず）に
接続されるコネクタであり、ケース６の孔６Ａを通った
可撓性を有するリード線１３によって配線基板７と接続
されている。
０を覆うカバーを兼ねた赤外線透過性のレンズで、その
爪付きの脚部１１Ａによってケース６に装着され、１２
は車両の電気回路のドアコントロール部（図示せず）に
接続されるコネクタであり、ケース６の孔６Ａを通った
可撓性を有するリード線１３によって配線基板７と接続
されている。
【０００６】このように構成された従来の受信機は、車
外の受信機（図示せず）から発光ダイオードによって識
別コードが赤外線として送信されると、受光素子９また
は１０がこの赤外線コードを受光した後、配線基板７に
形成された信号処理回路が信号処理を行い、あらかじめ
記憶された識別コードと一致した時に一致信号を出力す
るか、または送られてきた信号をそのまま復調して、リ
ード線１３やコネクタ１２を通して車両の電気回路のド
アコントロール部（図示せず）に出力することにより、
自動車のドアの施錠や開錠が行われるように構成された
ものであった。
外の受信機（図示せず）から発光ダイオードによって識
別コードが赤外線として送信されると、受光素子９また
は１０がこの赤外線コードを受光した後、配線基板７に
形成された信号処理回路が信号処理を行い、あらかじめ
記憶された識別コードと一致した時に一致信号を出力す
るか、または送られてきた信号をそのまま復調して、リ
ード線１３やコネクタ１２を通して車両の電気回路のド
アコントロール部（図示せず）に出力することにより、
自動車のドアの施錠や開錠が行われるように構成された
ものであった。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の受信機においては、受信機１の取り付け位置を天井２
面としているため、車両の窓の上端と天井２の面の高さ
の差によって、車両の横方向からドアの施錠や開錠を行
う際に、車外の送信機から窓を通して受信機１への死角
が大きくなり、高さ方向の作動範囲が狭くて作動距離が
短くなり、受信性能が悪いと共に、ミラーベース３付近
に、ルームミラー４と受信機１のルームランプ等の他の
付加装置を取り付けることが難しいという課題があっ
た。
の受信機においては、受信機１の取り付け位置を天井２
面としているため、車両の窓の上端と天井２の面の高さ
の差によって、車両の横方向からドアの施錠や開錠を行
う際に、車外の送信機から窓を通して受信機１への死角
が大きくなり、高さ方向の作動範囲が狭くて作動距離が
短くなり、受信性能が悪いと共に、ミラーベース３付近
に、ルームミラー４と受信機１のルームランプ等の他の
付加装置を取り付けることが難しいという課題があっ
た。
【０００８】また、受信機１の取り付け位置を天井２の
面より低いルームミラー４の下部とすると、作動範囲が
広く使い勝手が良くなるが、車両の電気回路に接続され
るリード線１３の処理が難しくなると共に、ルームミラ
ー４の下部に受信機１が設置されると、外観上の見栄え
が悪く、自動車の運転時に視界を妨げるという課題があ
った。
面より低いルームミラー４の下部とすると、作動範囲が
広く使い勝手が良くなるが、車両の電気回路に接続され
るリード線１３の処理が難しくなると共に、ルームミラ
ー４の下部に受信機１が設置されると、外観上の見栄え
が悪く、自動車の運転時に視界を妨げるという課題があ
った。
【０００９】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、車両の前後左右方向の作動範囲が広く、使
い勝手が良く、しかも外観上の見栄えが良い受信機を提
供することを目的とするものである。
ものであり、車両の前後左右方向の作動範囲が広く、使
い勝手が良く、しかも外観上の見栄えが良い受信機を提
供することを目的とするものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の受信機は、車室内前方の天井に装着されたル
ームミラーのアームに受信機を配置するように構成した
ものである。
に本発明の受信機は、車室内前方の天井に装着されたル
ームミラーのアームに受信機を配置するように構成した
ものである。
【００１１】これにより、車両の前後左右方向の作動範
囲が広くなって使い勝手が良く、外観上の見栄えが良い
受信機を得ることができる。
囲が広くなって使い勝手が良く、外観上の見栄えが良い
受信機を得ることができる。
【００１２】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、車両の車室内前方の天井に装着されたルームミラー
のアームに装着されたケースと、このケースに取り付け
られる赤外線信号を受信する受光素子および信号処理回
路を備えた配線基板と、赤外線透過性樹脂からなり配線
基板を覆うように上記ケースに保持されたカバー兼用の
レンズと、上記信号処理回路からの信号を車両側に伝え
るコネクタからなるものであり、高さ範囲の作動範囲が
広くて作動距離が長くなり、受信性能がよいと共に外観
上の見栄えが良い受信機が得られ、従来、受信機が取り
付けられていたミラーベース付近に、ルームランプ等の
他の付加装置を取り付けることが可能となるという作用
を有する。
は、車両の車室内前方の天井に装着されたルームミラー
のアームに装着されたケースと、このケースに取り付け
られる赤外線信号を受信する受光素子および信号処理回
路を備えた配線基板と、赤外線透過性樹脂からなり配線
基板を覆うように上記ケースに保持されたカバー兼用の
レンズと、上記信号処理回路からの信号を車両側に伝え
るコネクタからなるものであり、高さ範囲の作動範囲が
広くて作動距離が長くなり、受信性能がよいと共に外観
上の見栄えが良い受信機が得られ、従来、受信機が取り
付けられていたミラーベース付近に、ルームランプ等の
他の付加装置を取り付けることが可能となるという作用
を有する。
【００１３】請求項２に記載の発明は、請求項１に記載
の発明において、受信機がアームの車室側に装着された
ものであり、受光素子に太陽光などのノイズとなる光が
入射しにくくなるので、送信機からの赤外線信号の受信
状態を良くすることができるという作用を有する。
の発明において、受信機がアームの車室側に装着された
ものであり、受光素子に太陽光などのノイズとなる光が
入射しにくくなるので、送信機からの赤外線信号の受信
状態を良くすることができるという作用を有する。
【００１４】請求項３に記載の発明は、請求項１または
２に記載の発明において、ケースの一方の端部に位置決
め部を設け、他方の端部にねじ取り付け用の穴を設け
て、アームに一つのねじを用いて取り付けるようにした
ものであり、取り付け時の位置決めが容易で取り付けの
作業性を向上することができ、取り付け後の振動等によ
る位置ずれや外れが起こり難いという作用を有する。
２に記載の発明において、ケースの一方の端部に位置決
め部を設け、他方の端部にねじ取り付け用の穴を設け
て、アームに一つのねじを用いて取り付けるようにした
ものであり、取り付け時の位置決めが容易で取り付けの
作業性を向上することができ、取り付け後の振動等によ
る位置ずれや外れが起こり難いという作用を有する。
【００１５】請求項４に記載の発明は、請求項１〜３の
いずれか一つに記載の発明において、二つの受光素子を
受光面が車両の前後方向に向くように配置したものであ
り、車両の前後方向における作動可能範囲を広くするこ
とができて、受信性能の良い受信機とすることができる
という作用を有する。
いずれか一つに記載の発明において、二つの受光素子を
受光面が車両の前後方向に向くように配置したものであ
り、車両の前後方向における作動可能範囲を広くするこ
とができて、受信性能の良い受信機とすることができる
という作用を有する。
【００１６】請求項５に記載の発明は、請求項４に記載
の発明において、二つの受光素子の受光面が路面と垂直
方向となるように装着したものであり、車両の前後方向
に最も広い作動範囲を有する受信機を得ることができる
という作用を有する。
の発明において、二つの受光素子の受光面が路面と垂直
方向となるように装着したものであり、車両の前後方向
に最も広い作動範囲を有する受信機を得ることができる
という作用を有する。
【００１７】以下、本発明の実施の形態について、図１
〜図７を用いて説明する。なお、従来の技術の項で説明
した構成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳細
な説明を省略する。
〜図７を用いて説明する。なお、従来の技術の項で説明
した構成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳細
な説明を省略する。
【００１８】（実施の形態１）図１は本発明の第１の実
施の形態による受信機の側面断面図、図２は同分解斜視
図であり、同図において、３は車室内の天井２の前方に
装着されたミラーベース、４はルームミラーであり、ル
ームミラー４はミラーベース３に一端を装着されたアー
ム２１の他端部に上下左右に角度調整可能に保持されて
いる。
施の形態による受信機の側面断面図、図２は同分解斜視
図であり、同図において、３は車室内の天井２の前方に
装着されたミラーベース、４はルームミラーであり、ル
ームミラー４はミラーベース３に一端を装着されたアー
ム２１の他端部に上下左右に角度調整可能に保持されて
いる。
【００１９】このアーム２１は一端のミラーベース３側
が幅広で他端のルームミラー４側に向かって幅狭となっ
ており、ミラーベース３側の下面に係合凹部２１Ａが、
略中央にはねじ穴２１Ｂがそれぞれ形成されている。
が幅広で他端のルームミラー４側に向かって幅狭となっ
ており、ミラーベース３側の下面に係合凹部２１Ａが、
略中央にはねじ穴２１Ｂがそれぞれ形成されている。
【００２０】そして、２２は上記アーム２１の係合凹部
２１Ａに対応する係合凸部２２Ａと、ねじ穴２１Ｂに対
応するねじ穴２２Ｃを有するケースで、ケース２２の係
合凸部２２Ａをアーム２１の係合凹部２１Ａへ係合させ
た後、ねじ穴２２Ｃおよび２１Ｂにねじ２３を通して締
め付けることによりアーム２１に固定されている。
２１Ａに対応する係合凸部２２Ａと、ねじ穴２１Ｂに対
応するねじ穴２２Ｃを有するケースで、ケース２２の係
合凸部２２Ａをアーム２１の係合凹部２１Ａへ係合させ
た後、ねじ穴２２Ｃおよび２１Ｂにねじ２３を通して締
め付けることによりアーム２１に固定されている。
【００２１】２４はねじ２５によってケース２２の下面
に保持された配線基板、２６および２７はピンフォトダ
イオード等の受光素子であり、受光素子２６と２７は車
両の左右方向に向けて配線基板２４の下面に配置され、
配線基板２４にはこの受光素子２６と２７の他にマイコ
ン等の電子部品が実装されて赤外線信号を受信する信号
処理回路が形成されている。
に保持された配線基板、２６および２７はピンフォトダ
イオード等の受光素子であり、受光素子２６と２７は車
両の左右方向に向けて配線基板２４の下面に配置され、
配線基板２４にはこの受光素子２６と２７の他にマイコ
ン等の電子部品が実装されて赤外線信号を受信する信号
処理回路が形成されている。
【００２２】また、２８は配線基板２４や受光素子２
６，２７を覆うカバーを兼ねた赤外線透過性のレンズ
で、その爪付きの脚部２８Ａによりケース２２に装着さ
れており、２９は車両の電気回路のドアコントロール部
（図示せず）に接続されるコネクタであり、ケース２２
の孔２２Ｂを通った可撓性を有するリード線３０によっ
て配線基板２４と接続されている。
６，２７を覆うカバーを兼ねた赤外線透過性のレンズ
で、その爪付きの脚部２８Ａによりケース２２に装着さ
れており、２９は車両の電気回路のドアコントロール部
（図示せず）に接続されるコネクタであり、ケース２２
の孔２２Ｂを通った可撓性を有するリード線３０によっ
て配線基板２４と接続されている。
【００２３】このように構成された本実施の形態の受信
機の動作については、従来の技術で説明した内容と同じ
であるので、説明を省略する。
機の動作については、従来の技術で説明した内容と同じ
であるので、説明を省略する。
【００２４】以上のように本実施の形態は、受信機のケ
ース２２をルームミラー４のアーム２１に装着するよう
にしたものであり、図３に示すように受信機の取り付け
位置が、従来の技術の場合の天井面３１であったものに
対して、本実施の形態の場合は下方位置３２に設置した
ことにより、操作者が送信機を操作しやすい路面から約
１ｍの高さで車両の横方向からドアの施錠や開錠を行う
際に、送信機３３から窓を通して受信機へ赤外線信号を
送信した場合、窓の上端と受信機の高さの差による死角
３４によって、車両３５からＬ１の到達距離に制限され
ていた従来の場合と比較すると、約２倍の到達距離Ｌ２
を得ることができ、受信性能を向上させることができ
る。
ース２２をルームミラー４のアーム２１に装着するよう
にしたものであり、図３に示すように受信機の取り付け
位置が、従来の技術の場合の天井面３１であったものに
対して、本実施の形態の場合は下方位置３２に設置した
ことにより、操作者が送信機を操作しやすい路面から約
１ｍの高さで車両の横方向からドアの施錠や開錠を行う
際に、送信機３３から窓を通して受信機へ赤外線信号を
送信した場合、窓の上端と受信機の高さの差による死角
３４によって、車両３５からＬ１の到達距離に制限され
ていた従来の場合と比較すると、約２倍の到達距離Ｌ２
を得ることができ、受信性能を向上させることができ
る。
【００２５】また、受信機のレンズ２８は車室内側であ
るアーム２１の下面側に設置されているため、受信機に
ノイズを発生させやすい太陽光３６がフロントガラス３
７を通過して入ってきても受光素子２６，２７に直接当
たることがなく、受信機の受信状態を良い状態で保つこ
とができるものである。
るアーム２１の下面側に設置されているため、受信機に
ノイズを発生させやすい太陽光３６がフロントガラス３
７を通過して入ってきても受光素子２６，２７に直接当
たることがなく、受信機の受信状態を良い状態で保つこ
とができるものである。
【００２６】なお、図４の受信機の外観斜視図に示すよ
うに本実施の形態の構成にすることにより、従来の技術
の項で説明したミラーベース部の受信機を装着していた
場所に、さらにランプ（図示せず）、スイッチ３８、カ
バー３９からなるルームランプ４０を一体に設置するこ
とも可能となる。
うに本実施の形態の構成にすることにより、従来の技術
の項で説明したミラーベース部の受信機を装着していた
場所に、さらにランプ（図示せず）、スイッチ３８、カ
バー３９からなるルームランプ４０を一体に設置するこ
とも可能となる。
【００２７】このとき、受信機からの信号を車両の電気
回路へ伝えるためのリード線３０は、ケース２２を覆う
ように配されたルームランプ４０のカバー３９内に引き
廻すことにより、リード線３０の本数が電源線、信号
線、アース線などのように多くても、外観からは全く見
えないように構成でき、さらに、受信機およびルームラ
ンプの形状についてもアーム２１の幅に合わせて構成す
ることにより、フロントガラス３７側および車室内側か
ら見た場合に一体感があるので、受信機およびルームラ
ンプの外観上の見栄えを良くすることができる。
回路へ伝えるためのリード線３０は、ケース２２を覆う
ように配されたルームランプ４０のカバー３９内に引き
廻すことにより、リード線３０の本数が電源線、信号
線、アース線などのように多くても、外観からは全く見
えないように構成でき、さらに、受信機およびルームラ
ンプの形状についてもアーム２１の幅に合わせて構成す
ることにより、フロントガラス３７側および車室内側か
ら見た場合に一体感があるので、受信機およびルームラ
ンプの外観上の見栄えを良くすることができる。
【００２８】また、本実施の形態では、アーム２１とケ
ース２２の取り付け用の係合部を、アーム２１の係合凹
部２１Ａとケース２２の係合凸部２２Ａにより構成した
が、凹凸の関係は逆でもよいことは勿論であると共に、
取り付けねじ２３をレンズ２８の外側に設けてケース２
２と共にアーム２１にねじ止めにより取り付けることも
可能である。
ース２２の取り付け用の係合部を、アーム２１の係合凹
部２１Ａとケース２２の係合凸部２２Ａにより構成した
が、凹凸の関係は逆でもよいことは勿論であると共に、
取り付けねじ２３をレンズ２８の外側に設けてケース２
２と共にアーム２１にねじ止めにより取り付けることも
可能である。
【００２９】（実施の形態２）図５は本発明の第２の実
施の形態による受信機の要部である配線基板の平面図、
図６は同側面図である。
施の形態による受信機の要部である配線基板の平面図、
図６は同側面図である。
【００３０】同図に示すように、配線基板４１に装着さ
れた二つの受光素子４２および４３は、受信機が実際に
車両に装着される状態に応じて受光素子４２の受光面４
２Ａを車両の前方向イに、受光素子４３の受光面４３Ａ
を車両の後方向ロに向けて背中合わせに配置すると共
に、それぞれが路面ハと垂直方向になるようにホルダー
４４により規制されている。
れた二つの受光素子４２および４３は、受信機が実際に
車両に装着される状態に応じて受光素子４２の受光面４
２Ａを車両の前方向イに、受光素子４３の受光面４３Ａ
を車両の後方向ロに向けて背中合わせに配置すると共
に、それぞれが路面ハと垂直方向になるようにホルダー
４４により規制されている。
【００３１】なお、このホルダー４４は幅の異なる２ケ
所の弾性爪４４Ａ，４４Ｂを有し、この弾性爪４４Ａ，
４４Ｂに対応する配線基板４１の穴部４１Ａ，４１Ｂに
挿入保持されるものであり、挿入時に前後方向を間違え
ることなく組み立てができるものである。
所の弾性爪４４Ａ，４４Ｂを有し、この弾性爪４４Ａ，
４４Ｂに対応する配線基板４１の穴部４１Ａ，４１Ｂに
挿入保持されるものであり、挿入時に前後方向を間違え
ることなく組み立てができるものである。
【００３２】また、受光素子４２，４３をホルダー４４
を介して配線基板４１に装着することにより、受光素子
４２，４３の端子をフォーミングしなくても所定の方向
に向けて簡単に取り付けることができ作業性が良いもの
である。
を介して配線基板４１に装着することにより、受光素子
４２，４３の端子をフォーミングしなくても所定の方向
に向けて簡単に取り付けることができ作業性が良いもの
である。
【００３３】このように本実施の形態によれば、受光素
子４２，４３の受光面４２Ａ，４３Ａを車両の前後方向
に背中合わせに配置することにより、車両の前後方向に
広い作動範囲を有する受信機を得ることができるもので
あり、車両の左右方向については従来の受信機よりもや
や狭い佐渡範囲となるが、一般にピンフォトダイオード
等の受光素子４２，４３の指向特性は６０°の入射角度
でも正面の受光感度の約０．５倍の受光感度を有してお
り、左右方向でも受信機から約３ｍ程度の作動距離が得
られるため、実際の使用においては支障となることがな
い作動距離を確保することができる。
子４２，４３の受光面４２Ａ，４３Ａを車両の前後方向
に背中合わせに配置することにより、車両の前後方向に
広い作動範囲を有する受信機を得ることができるもので
あり、車両の左右方向については従来の受信機よりもや
や狭い佐渡範囲となるが、一般にピンフォトダイオード
等の受光素子４２，４３の指向特性は６０°の入射角度
でも正面の受光感度の約０．５倍の受光感度を有してお
り、左右方向でも受信機から約３ｍ程度の作動距離が得
られるため、実際の使用においては支障となることがな
い作動距離を確保することができる。
【００３４】また、図７は赤外線キーレスドアロックシ
ステムに用いられる受信機の一般的な作動距離を示す車
両の上面図であり、４５は従来の技術による受信機の作
動距離、４６は本発明の第１の実施の形態の受信機によ
る作動距離を示し、４６は特に横方向で死角となる部分
の作動距離が改善されている。
ステムに用いられる受信機の一般的な作動距離を示す車
両の上面図であり、４５は従来の技術による受信機の作
動距離、４６は本発明の第１の実施の形態の受信機によ
る作動距離を示し、４６は特に横方向で死角となる部分
の作動距離が改善されている。
【００３５】さらに、４７は本発明の第２の実施の形態
の受信機による作動距離を示すものであり、前後方向の
作動距離は従来の技術による受信機よりも大幅に向上
し、また横方向については最小値でも従来の技術による
受信機の作動距離を確保できるため、車両としては広範
囲の作動距離を得られることが判る。
の受信機による作動距離を示すものであり、前後方向の
作動距離は従来の技術による受信機よりも大幅に向上
し、また横方向については最小値でも従来の技術による
受信機の作動距離を確保できるため、車両としては広範
囲の作動距離を得られることが判る。
【００３６】このように本実施の形態によれば、車両に
対し広範囲の作動距離を得ることができるため使い勝手
の良い受信機が得られるものである。
対し広範囲の作動距離を得ることができるため使い勝手
の良い受信機が得られるものである。
【００３７】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、車両の前
後左右方向の作動範囲が広くなって使い勝手が良く、し
かも、外観上の見栄えが良い受信機が得られるという効
果を有するものである。
後左右方向の作動範囲が広くなって使い勝手が良く、し
かも、外観上の見栄えが良い受信機が得られるという効
果を有するものである。
【図１】本発明の第１の実施の形態による受信機の側面
断面図
断面図
【図２】同分解斜視図
【図３】同受信機の作動距離を示す側面図
【図４】ルームランプを装着した状態を示す受信機の外
観斜視図
観斜視図
【図５】本発明の第２の実施の形態による受信機の要部
である配線基板の平面図
である配線基板の平面図
【図６】同側面図
【図７】赤外線キーレスドアロックシステムに用いられ
る受信機の作動距離を示す上面図
る受信機の作動距離を示す上面図
【図８】受信機を装着した車両の部分断面側面図
【図９】従来の受信機の側面断面図
【図１０】同分解斜視図
３ ミラーベース ４ ルームミラー ２１ アーム ２１Ａ 係合凹部 ２１Ｂ，２２Ｃ ねじ穴 ２２ ケース ２２Ａ 係合凸部 ２２Ｂ 孔 ２３ ねじ ２４ 配線基板 ２５ ねじ ２６，２７ 受光素子 ２８ レンズ ２８Ａ 爪付きの脚部 ２９ コネクタ ３０ リード線 ３１ ルーフ（天井）面 ３２ 下方位置 ３３ 送信機 ３４ 死角 ３５ 車両 ３６ 太陽光 ３７ フロントガラス ３８ スイッチ ３９ カバー ４０ ルームランプ ４１ 配線基板 ４１Ａ，４１Ｂ 穴部 ４２，４３ 受光素子 ４２Ａ，４３Ａ 受光面 ４４ ホルダー ４４Ａ，４４Ｂ 弾性爪 ４５ 従来の技術による受信機の作動距離 ４６ 第１の実施の形態の受信機による作動距離 ４７ 第２の実施の形態の受信機による作動距離
Claims (5)
- 【請求項１】 車両の車室内前方の天井に装着されたル
ームミラーのアームに装着されたケースと、このケース
に取り付けられる赤外線信号を受信する受光素子および
信号処理回路を備えた配線基板と、赤外線透過性樹脂か
らなり配線基板を覆うように上記ケースに保持されたカ
バー兼用のレンズと、上記信号処理回路からの信号を車
両側に伝えるコネクタからなるキーレスドアロックシス
テム用の受信機。 - 【請求項２】 受信機がアームの車室側に装着された請
求項１に記載の受信機。 - 【請求項３】 ケースの一方の端部に位置決め部を設
け、他方の端部にねじ取り付け用の穴を設けて、アーム
に一つのねじを用いて取り付けるようにした請求項１ま
たは２に記載の受信機。 - 【請求項４】 二つの受光素子を受光面が車両の前後方
向に向くように配置した請求項１〜３のいずれか一つに
記載の受信機。 - 【請求項５】 二つの受光素子を受光面が路面と垂直方
向となるように装着した請求項４に記載の受信機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29512797A JPH11131880A (ja) | 1997-10-28 | 1997-10-28 | 受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29512797A JPH11131880A (ja) | 1997-10-28 | 1997-10-28 | 受信機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11131880A true JPH11131880A (ja) | 1999-05-18 |
Family
ID=17816645
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29512797A Pending JPH11131880A (ja) | 1997-10-28 | 1997-10-28 | 受信機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11131880A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6547133B1 (en) * | 1998-04-08 | 2003-04-15 | Donnelly Corporation | Vehicle mounted remote transaction interface system |
| US6906632B2 (en) | 1998-04-08 | 2005-06-14 | Donnelly Corporation | Vehicular sound-processing system incorporating an interior mirror user-interaction site for a restricted-range wireless communication system |
| US6909361B2 (en) | 1998-04-08 | 2005-06-21 | Donnelly Corporation | Wireless communication system |
| US7188963B2 (en) | 2002-01-31 | 2007-03-13 | Donnelly Corporation | Vehicle accessory module |
| US8256821B2 (en) | 2004-12-15 | 2012-09-04 | Magna Donnelly Engineering Gmbh | Accessory module system for a vehicle window |
| US8692659B2 (en) | 1998-01-07 | 2014-04-08 | Magna Electronics Inc. | Accessory mounting system for vehicle |
| US8926151B2 (en) | 1997-08-25 | 2015-01-06 | Magna Electronics Inc. | Vehicular accessory system |
| US9035233B2 (en) | 1997-08-25 | 2015-05-19 | Magna Electronics Inc. | Accessory mounting system for mounting an electronic device at a windshield of a vehicle |
| US9233645B2 (en) | 1999-11-04 | 2016-01-12 | Magna Electronics Inc. | Accessory mounting system for a vehicle |
| US9266474B2 (en) | 2004-08-18 | 2016-02-23 | Magna Electronics Inc. | Accessory system for vehicle |
| US9283900B2 (en) | 1999-08-25 | 2016-03-15 | Magna Electronics Inc. | Accessory mounting system for a vehicle |
| US9783125B2 (en) | 2000-03-31 | 2017-10-10 | Magna Electronics Inc. | Accessory system for a vehicle |
-
1997
- 1997-10-28 JP JP29512797A patent/JPH11131880A/ja active Pending
Cited By (34)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8926151B2 (en) | 1997-08-25 | 2015-01-06 | Magna Electronics Inc. | Vehicular accessory system |
| US9035233B2 (en) | 1997-08-25 | 2015-05-19 | Magna Electronics Inc. | Accessory mounting system for mounting an electronic device at a windshield of a vehicle |
| US9718357B2 (en) | 1997-08-25 | 2017-08-01 | Magna Electronics Inc. | Vehicular accessory system |
| US8692659B2 (en) | 1998-01-07 | 2014-04-08 | Magna Electronics Inc. | Accessory mounting system for vehicle |
| US9527445B2 (en) | 1998-01-07 | 2016-12-27 | Magna Electronics Inc. | Accessory mounting system for mounting an accessory at a vehicle such that a camera views through the vehicle windshield |
| US7382289B2 (en) | 1998-04-08 | 2008-06-03 | Donnelly Corporation | Vehicular communication system |
| US9221399B2 (en) | 1998-04-08 | 2015-12-29 | Magna Mirrors Of America, Inc. | Automotive communication system |
| US7583204B2 (en) | 1998-04-08 | 2009-09-01 | Donnelly Corporation | Wireless communication system in a vehicle |
| US6906632B2 (en) | 1998-04-08 | 2005-06-14 | Donnelly Corporation | Vehicular sound-processing system incorporating an interior mirror user-interaction site for a restricted-range wireless communication system |
| US7916043B2 (en) | 1998-04-08 | 2011-03-29 | Donnelly Corporation | Vehicle communication system |
| US8884788B2 (en) | 1998-04-08 | 2014-11-11 | Donnelly Corporation | Automotive communication system |
| US6832719B2 (en) | 1998-04-08 | 2004-12-21 | Donnelly Corporation | Vehicular system for engaging in a transaction between an occupant of a vehicle and a remote unit |
| US9434314B2 (en) | 1998-04-08 | 2016-09-06 | Donnelly Corporation | Electronic accessory system for a vehicle |
| US6909361B2 (en) | 1998-04-08 | 2005-06-21 | Donnelly Corporation | Wireless communication system |
| US9481306B2 (en) | 1998-04-08 | 2016-11-01 | Donnelly Corporation | Automotive communication system |
| US6547133B1 (en) * | 1998-04-08 | 2003-04-15 | Donnelly Corporation | Vehicle mounted remote transaction interface system |
| US9539956B2 (en) | 1999-08-25 | 2017-01-10 | Magna Electronics Inc. | Accessory system for a vehicle |
| US9446715B2 (en) | 1999-08-25 | 2016-09-20 | Magna Electronics Inc. | Vision system for a vehicle |
| US9283900B2 (en) | 1999-08-25 | 2016-03-15 | Magna Electronics Inc. | Accessory mounting system for a vehicle |
| US9233645B2 (en) | 1999-11-04 | 2016-01-12 | Magna Electronics Inc. | Accessory mounting system for a vehicle |
| US9193302B2 (en) | 1999-11-04 | 2015-11-24 | Magna Electronics Inc. | Vision system for a vehicle |
| US9637053B2 (en) | 1999-11-04 | 2017-05-02 | Magna Electronics Inc. | Accessory mounting system for a vehicle |
| US10427604B2 (en) | 2000-03-02 | 2019-10-01 | Magna Electronics Inc. | Vision system for a vehicle |
| US10059265B2 (en) | 2000-03-02 | 2018-08-28 | Magna Electronics Inc. | Vision system for a vehicle |
| US9843777B2 (en) | 2000-03-02 | 2017-12-12 | Magna Electronics Inc. | Cabin monitoring system for a vehicle |
| US9783125B2 (en) | 2000-03-31 | 2017-10-10 | Magna Electronics Inc. | Accessory system for a vehicle |
| US7533998B2 (en) | 2002-01-31 | 2009-05-19 | Donnelly Corp. | Vehicle accessory module |
| US7188963B2 (en) | 2002-01-31 | 2007-03-13 | Donnelly Corporation | Vehicle accessory module |
| US9862323B2 (en) | 2002-01-31 | 2018-01-09 | Magna Electronics Inc. | Vehicle accessory system |
| US9266474B2 (en) | 2004-08-18 | 2016-02-23 | Magna Electronics Inc. | Accessory system for vehicle |
| US10773724B2 (en) | 2004-08-18 | 2020-09-15 | Magna Electronics Inc. | Accessory system for vehicle |
| US10046714B2 (en) | 2004-12-15 | 2018-08-14 | Magna Electronics Inc. | Accessory mounting system for a vehicle |
| US8256821B2 (en) | 2004-12-15 | 2012-09-04 | Magna Donnelly Engineering Gmbh | Accessory module system for a vehicle window |
| US10710514B2 (en) | 2004-12-15 | 2020-07-14 | Magna Electronics Inc. | Accessory mounting system for a vehicle |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US10710514B2 (en) | Accessory mounting system for a vehicle | |
| US6312135B1 (en) | Electric external rear view mirror | |
| JPH11131880A (ja) | 受信機 | |
| US6854785B2 (en) | Equipment module for a motor vehicle opening panel | |
| US7746535B2 (en) | Blind connector for rearview mirror | |
| JP5329855B2 (ja) | 自動車の視覚支援モジュール | |
| KR101111230B1 (ko) | 차량용 인사이드 미러 장치 | |
| US20080111750A1 (en) | Wave transmitting/receiving structure for vehicle antennas | |
| US6986596B2 (en) | Exterior rearview mirror assembly | |
| JP2620349B2 (ja) | 車輌用キーレスドアロック装置 | |
| JP3761976B2 (ja) | インナーミラー | |
| JP3787946B2 (ja) | 車載用受信機 | |
| US20080247184A1 (en) | Keyless entry system | |
| JP6141468B1 (ja) | 車載カメラ | |
| KR20070095871A (ko) | 통합 물체 검출 시스템을 갖는 측방향 장착용 차량 미러 | |
| CN205800936U (zh) | 一种新型后视镜 | |
| KR102261847B1 (ko) | 카메라와 레이더가 장착되는 일체형 브라켓 | |
| JP3864731B2 (ja) | 車載側通信機の送受信ユニット | |
| US11378425B2 (en) | Measurement apparatus unit | |
| JP6540775B2 (ja) | 車載用光送受信装置 | |
| JPH0728358Y2 (ja) | 車両のトランク用リモートコントロール装置 | |
| JP3424625B2 (ja) | Ｖｉｃｓ用車載アンテナ | |
| KR100912550B1 (ko) | 안테나 일체형 차량용 센서 모듈 | |
| JPH1053071A (ja) | アンテナ取付装置 | |
| JPH09315229A (ja) | インナーミラー |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD01 | Notification of change of attorney |
Effective date: 20050624 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060509 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20060706 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061003 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20061204 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070327 |