JPH11127375A - パノラマ撮像装置 - Google Patents

パノラマ撮像装置

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Publication number
JPH11127375A
JPH11127375A JP9290702A JP29070297A JPH11127375A JP H11127375 A JPH11127375 A JP H11127375A JP 9290702 A JP9290702 A JP 9290702A JP 29070297 A JP29070297 A JP 29070297A JP H11127375 A JPH11127375 A JP H11127375A
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JP
Japan
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image
dimensional
imaging
lens system
sensor
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JP9290702A
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English (en)
Inventor
Tomonori Ikumi
智則 伊久美
Yasuo Matsumoto
泰夫 松本
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】TDIセンサを使用して撮像時間の短縮化を図
り、しかもTDIセンサの時間遅延積分動作を正確にし
て良質のパノラマ画像を得る。 【解決手段】1次元撮像素子としてTDI(時間遅延積
分)センサ44を使用し、被写体46の像をTDIセン
サに結像させる結像レンズ系として、回転する回転軸に
垂直な面内において、δ=R・(1−cosθ){但
し、δは像面湾曲量、Rは被写体から回転中心までの距
離、θは光軸に対する傾角}で表わされる被写体側の像
面湾曲を有するものを使用し、TDIセンサと結像レン
ズ系を一体的に回転して周囲360度のパノラマ撮像を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1次元撮像素子と
して時間遅延積分センサを使用し、この時間遅延積分セ
ンサにより周囲360度の画像を撮像するパノラマ撮像
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より人間の目で見たものにより近い
画像を記録・再生するという試みが種々為されている。
例えば、通常の35mm方式のカメラでは所定の範囲の
画像しか撮像できないが、より広角な画像を得るため
に、風景などの被写体を撮像した画像をつなぎ合わせて
鑑賞する方法、いわゆる、つなぎパノラマ写真がある。
この方法を採用すれば周囲360度の画像を再現し鑑賞
することが可能となる。
【0003】このような複数の画像をつなぎ合わせて鑑
賞するつなぎパノラマ写真を撮像するには、通常のフィ
ルム露光式のカメラや電子カメラを用いて撮影者あるい
はカメラの回りを例えば30度などの所定の角度毎に分
割して複数回撮影し、それをマニュアルで、あるいは画
像処理技術を用いてつなぎ合わせるという手法が取られ
ている。
【0004】また、近年のコンピュータ関連技術の発展
により、コンピュータの中でアクティブに撮影画像を再
現しようというものがある。この例としては、Quic
kTime VR(Virtual Reality )と呼ばれるもの
がある。これは、カメラの回り360度に関して一定の
角度で分割して複数枚撮影を行い、画像処理技術により
1枚の画像につなぎ合わせてコンピュータ画面上で再現
するというものである。
【0005】コンピュータ画面上での再現の方法につい
て述べると、図9の(a) は自動車の内部の様子を示す初
期画面であり、図中手のマークはコンピュータに接続し
たマウスなどのポインティングデバイスの操作によって
動くカーソルである。ユーザがドラッグとよばれるポイ
ンティングデバイスのボタンを押しながらカーソルを動
かす操作を行うと、それに連動して画面上の画像は図9
の(b) に示すように別の視野角の画像になる。引き続き
ドラッグ操作を続けると画像はさらに動いて図9の(c)
に示すようになる。そして、さらにドラッグを続けると
自動車の内部後方も見渡せるようになり、このようにし
て1周することで自動車の内部が360度見渡せること
になる。また、ユーザがキーボードの所定のボタンを操
作することでカメラのズーミングに相当する画像の拡
大、縮小も可能となる。これにより、ユーザは、例えば
自宅にいながら車内の全てを確認できることになる。
【0006】このような画像を撮像する装置としては、
例えば、特開平7−199321号公報に記載されたカ
メラがある。このカメラは、通常撮像モード以外につな
ぎパノラマ写真を容易に撮像できるパノラマ撮像モード
を有し、図10に示すように、モード選択スイッチ手段
1でパノラマ撮像モードを設定すると、ファインダー内
表示手段2を作動状態にし、その作動中に撮像されたコ
マ数のカメラの姿勢と現在の姿勢を方位磁石や角速度セ
ンサ等によりなる姿勢検出手段3からCPU4に入力し
て比較し、演算結果を表示手段2に表示する。そして、
撮影者が表示手段2の表示に従ってレリーズスイッチを
押すと、比較結果によりフィルム給送手段5を動かし、
フィルム給送量検知手段6のローラの回転に伴い、識別
マーク写し込み手段7によりマークをフィルムに写し込
み、このマークに応じて写真をつなぐことでパノラマ写
真として鑑賞できるというものである。
【0007】また、より簡単に撮像する装置としては、
特開平8−275066号公報に記載されたものが知ら
れている。これは、図11に示すように、カメラの筐体
である暗箱11と、この暗箱11に取付けられたレンズ
12と、暗箱11内のレンズ12によって像が結ばれる
面に設けられた1ラインCCD14と、暗箱11を回転
させるためのモータ13と、基準位置を0°として、暗
箱11が基準位置からどれだけ回転した位置にあるのか
を検出する角度検出装置15と、1ラインCCD14か
らのアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換
器16と、1ラインCCD14からのアナログ信号を画
像メモリ17に書き込む際のタイミング及びアドレス
を、角度検出装置15からの信号に基づいて演算により
求め、その結果をメモリ書き込みタイミング及びアドレ
ス信号として出力する書き込み制御装置18と、同期信
号発生回路19からのタイミング信号に基づいて画像デ
ータを画像メモリ17から読み出す際のタイミング及び
アドレスを演算により求め、その結果をメモリ読み出し
タイミング及びアドレス信号として出力する読み出し制
御装置20と、この読み出し制御装置20からのメモリ
読み出しタイミング及びアドレス信号に基づいて画像メ
モリ17から読み出される画像データデジタル信号を画
像データアナログ信号に変換するD/A変換器21と、
同期信号発生回路19からの映像同期信号と画像データ
アナログ信号を重畳して映像信号を出力する重畳回路2
2とで構成している。これは、モータ13により暗箱1
1を回転し、この回転に同期して1ラインCCD14で
縦方向の走査を行って撮像を行い、A/D変換した画像
データを画像メモリ17に順次格納し、最終的に1回転
した時点で周囲360度のパノラマ画像を得るというも
のである。この装置は、通常のスチルカメラによって撮
影する場合とは異なり、分割画像のつなぎ合わせという
後処理は不要になるという利点を有している。
【0008】また、この特開平8−275066号公報
記載のものは、1ラインCCD14からの出力データを
A/D変換器16でA/D変換した後一旦画像メモリ1
7に格納し、その後、重畳回路22によって各色に対応
する信号を1つのアナログビデオ信号に変換して出力す
る構成とし、動画にも対応できるようになっている。な
お、この公報では出力データを一旦が画像メモリ17に
格納して再度取り出す段階でデータの並び順を変えてい
るが、これは1ラインCCD14で撮像した画像が縦方
向に順次取込まれるのに対し、通常のビデオシステムで
は横方向が主方向のラスタスキャンとなっているために
縦横の変換を行う必要があるからである。また、この公
報では画像メモリ17に対しての書込み位置もしくは読
出し位置を変えることで画像の中心位置が任意に設定で
きるようになっている。さらに、画像メモリ17を数ブ
ロックに分割してそれぞれの領域からの画像を別個にア
ナログビデオ信号として複数のモニタに表示できるよう
になっている。
【0009】一方、ラインセンサカメラを用いて解像度
の高い画像の撮像を行うものも知られている。例えば、
ファクトリ・オートメーションのような分野では、製品
がベルトコンベアで一定速度で流れているため、ライン
センサを固定したまま2次元画像が得られるという利点
がある。しかしながら、このラインセンサによる2次元
画像撮像においては、ラインセンサへの蓄積時間の最大
値がラインピッチに制限されてしまうため、高速撮像の
もとでは光量不足になり、これを補うために高輝度の照
明装置を使用して照明しなければならなかった。
【0010】このような光量不足を解消するセンサとし
て、TDI(Time Delay and Integration=時間遅延積
分)センサと呼ばれるものが市販されている。これは、
図12に示すように、受光部25に複数の受光素子をラ
イン状に配列した1次元受光素子アレイ26を複数、例
えば、32個、所定のピッチで平行に配列し、この配列
方向を積分方向として時間遅延積分機能を有するもので
ある。すなわち、このTDIセンサは、被写体の光学像
とセンサとの相対的移動(積分方向と同じ方向への移
動)と1ライン単位のデータ転送を同期させ、例えば、
第1ラインで撮像した被写体を次のタイミングでは第2
ラインで撮像するということを繰返し、それぞれのライ
ンによって撮像した画像を積分して最終的に少ない光量
のもとでもコントラストあるいはS/N比の高い画像を
撮像できるようになっている。しかも、TDIセンサに
おいては、移動した次のタイミングで例えば第1ライン
は次の位置の被写体の画像を撮像するので、時間遅延積
分を行うことによる時間的なロスはなく、見掛け上は感
度の高いCCDラインセンサを用いた場合と同じ機能を
果たす。
【0011】このTDIセンサを使用した撮像装置とし
ては、特開平4−365276号公報のものが知られて
いる。これは、エリア型のTDIセンサを用いて回転し
ながら特定の領域の2次元画像を撮像するもので、図1
3に示すように、回転テーブル31の上にTDIセンサ
32、光学系33、視野の高さを変更する仰角変更ミラ
ー34を搭載し、仰角変更ミラー34の角度の余弦と回
転テーブル31の回転速度をタコジェネレータ35やV
−F変換器36等を用いて周期信号に変換し、この信号
をTDIセンサ32の駆動に用いることで双方の同期を
取って回転数の変動や仰角の変化によって起こる画像の
劣化を防止しようというものである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スチル
カメラで撮像した画像を後の処理でつなぎ合わせてパノ
ラマ画像を得るものでは、Quick Time VR
のように静止したパノラマ画像を作成することは既存の
システムで実現できるが、これにたとえ特開平7−19
9321号公報のような後処理を簡便にするための機能
を持たせたとしても、作業の煩雑さは解消できず、簡単
な作業で短時間でパノラマ画像を得ることはできなかっ
た。
【0013】また、特開平8−275066号公報記載
のものは、1ラインCCD14とレンズ系12を暗箱1
1内に収めて、それを一体的に回転させることで360
度のパノラマ画像を撮像するもので、スチルカメラを使
用する場合に比べて後処理無しでパノラマ画像が得られ
るという点において優れているが、通常のCCDライン
センサを用いているため、受光素子感度との兼ね合いで
ある程度以上の蓄積時間を必要とし、高速撮像ができな
いという問題があった。
【0014】また、特開平4−365276号公報のも
のは、仰角変更ミラー34とTDIセンサ32が一体的
に回転するため、360度任意の方向を観察することは
可能であるが、エリア単位での撮像のため全周画像を作
成するためには、前述したスチルカメラの場合と同様に
何等かの手段でつなぎ合わせを行わなければならないと
いう問題があった。
【0015】また、TDIセンサを使用して時間遅延積
分を行う場合、第1のラインで撮像した画像と同一の画
像を第2のライン以降でも撮像する必要があり、被写体
位置が十分に遠い位置になっていれば特に問題とならな
いが、360度のパノラマ画像を撮像使用としたときに
被写体が比較的レンズに近いときには光学的な問題が生
じる。1つは、像位置の問題である。この種のパノラマ
撮像装置は角速度が一定の回転運動中に撮像を行うた
め、同一の被写体の像も等角速度運動を行う。しかし、
時間遅延積分を行う各1次元受光素子アレイは同一平面
上に等ピッチ配列されているため、一定時間毎の撮像を
行った場合に位置ズレが生じて別の像の撮像を行ってし
まうという問題が生じる。また、1つは、同じく回転に
起因するものであるが、結像面の湾曲の問題である。回
転による撮像であるから、被写体の軌跡は回転中心を中
心とした円筒面状になる。これに対し、TDIセンサの
面は平面になっているので、像面湾曲がピントズレとな
って画像の劣化を招く問題があった。この傾向は被写体
の位置が近ければ近いほど顕著になる。
【0016】そこで、請求項1乃至5記載の発明は、T
DIセンサを使用することで各受光素子に光を蓄積する
蓄積時間を短くしても充分な画像信号が得られ、この結
果撮像時間を短縮して高速撮像が実現でき、しかも、回
転に起因する結像面の湾曲及び結像位置のズレを防止し
てTDIセンサが厳密に同じ画像を対象とした時間遅延
積分動作ができ、良質のパノラマ画像の撮像ができるパ
ノラマ撮像装置を提供する。
【0017】また、請求項3記載の発明は、さらに、結
像レンズ系として通常のレンズを使用することができる
パノラマ撮像装置を提供する。また、請求項4記載の発
明は、さらに、結像レンズ系を縦横で特性が異なるアナ
モフィックレンズ系とすることで、縦方向、横方向とも
良質の画像が得られるパノラマ撮像装置を提供する。ま
た、請求項5記載の発明は、さらに、撮像時間のより短
縮化を図り、撮像のより高速化を図ることができるパノ
ラマ撮像装置を提供する。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
1次元撮像素子と、この1次元撮像素子の撮像面上に被
写体の像を結像させる結像レンズ系とを備え、1次元撮
像素子及び結像レンズ系を一体的に回転して周囲のパノ
ラマ画像を1次元撮像素子により撮像するパノラマ撮像
装置において、1次元撮像素子は、受光部に複数の1次
元受光素子アレイを平行に配列し、この配列方向に時間
遅延積分機能を有する時間遅延積分センサからなり、結
像レンズ系は、回転する回転軸に垂直な面内において、 δ=R・(1−cosθ) 但し、δ:像面湾曲量 R:被写体から回転中心までの距離 θ:光軸に対する傾角 で表わされる被写体側の像面湾曲を有することにある。
【0019】請求項2記載の発明は、1次元撮像素子
と、この1次元撮像素子の撮像面上に被写体の像を結像
させる結像レンズ系とを備え、1次元撮像素子及び結像
レンズ系を一体的に回転して周囲のパノラマ画像を1次
元撮像素子により撮像するパノラマ撮像装置において、
1次元撮像素子は、受光部に複数の1次元受光素子アレ
イを平行に配列し、この配列方向に時間遅延積分機能を
有する時間遅延積分センサからなり、結像レンズ系は、
回転する回転軸に垂直な面内において、被写***置の光
軸に対する傾角をθ、同被写***置によるを像高をy’
とすると、 y’=k・θ 但し、k:定数 なる特性を有することにある。
【0020】請求項3記載の発明は、1次元撮像素子
と、この1次元撮像素子の撮像面上に被写体の像を結像
させる結像レンズ系とを備え、1次元撮像素子及び結像
レンズ系を一体的に回転して周囲のパノラマ画像を1次
元撮像素子により撮像するパノラマ撮像装置において、
1次元撮像素子は、受光部に複数の1次元受光素子アレ
イを平行に配列し、この配列方向に時間遅延積分機能を
有する時間遅延積分センサからなり、この時間遅延積分
センサの各1次元受光素子アレイの配列ピッチを結像位
置の変化に合わせたことにある。
【0021】請求項4記載の発明は、請求項2又は3記
載のパノラマ撮像装置において、結像レンズ系を縦横で
特性が異なるアナモフィックレンズ系により構成したこ
とにある。
【0022】請求項5記載の発明は、複数の1次元撮像
素子と、この各1次元撮像素子の撮像面上にそれぞれ被
写体の像を結像させる複数の結像レンズ系とを備え、各
1次元撮像素子及び各結像レンズ系を一体的に回転して
周囲のパノラマ画像を各1次元撮像素子により撮像する
パノラマ撮像装置において、各1次元撮像素子は、受光
部に複数の1次元受光素子アレイを平行に配列し、この
配列方向に時間遅延積分機能を有する時間遅延積分セン
サからなり、各結像レンズ系は、回転する回転軸に垂直
な面内において、 δ=R・(1−cosθ) 但し、δ:像面湾曲量 R:被写体から回転中心までの距離 θ:光軸に対する傾角 で表わされる被写体側の像面湾曲を有することにある。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。図1はパノラマ撮像装置の外観を示す斜
視図で、この撮像装置は、四角形状の装置本体41とこ
の装置本体41を回転駆動する駆動部42とで構成して
いる。前記装置本体41は被写体からの光線を取込むた
めの縦長な撮像窓43を設けている。なお、装置本体4
1の筐体は迷光等の影響を受けないように撮像窓43以
外は外部からの光を遮断する構造を為し、かつ、内部は
乱反射が起こり難いように黒色にしてある。前記駆動部
42は内部に前記装置本体41を回転駆動するモータや
このモータを駆動制御する回路の回路部品や装置本体4
1からの信号を処理する回路の回路部品を取付けた回路
基板等を収納している。
【0024】前記装置本体41内には、図2に示すよう
に、前記撮像窓43を開けた面の反対側の面の内側にT
DIセンサ44を縦方向に取付け、また、このTDIセ
ンサ44と撮像窓43との間に結像レンズ系45を配置
している。そして、前記TDIセンサ44と結像レンズ
系45を装置本体41により時計方向に一体的に回転
し、周囲の被写体46の像を撮像窓43から結像レンズ
系45を介してTDIセンサ44の受光面に結像するよ
うになっている。
【0025】前記TDIセンサ44は前述した図12の
TDIセンサと同一構成のもので、受光部に複数の受光
素子をライン状に配列した1次元受光素子アレイを複数
所定のピッチで平行に配列し、この配列方向を積分方向
として時間遅延積分機能を有するセンサである。このT
DIセンサ44は装置本体41が時計方向に回転してパ
ノラマ撮像を行うときに同一の被写体の像を図中矢印A
で示す方向に移動させて各1次元受光素子アレイの第1
列目、第2列目、…で順次撮像するようになっている。
この時、被写体像の移動と各1次元受光素子アレイの列
間の画像データの受け渡しを同期させることで、第1列
目の1次元受光素子アレイで撮像した画像データの上に
同一の被写体を第2列目の1次元受光素子アレイで撮像
した画像データを積算することになり、これを1次元受
光素子アレイの数だけ繰返すことで最終的に弱い光から
撮像した画像に対する充分な電気信号が得られることに
なる。これが時間遅延積分動作である。
【0026】時間遅延積分動作では、例えば、第2列目
の1次元受光素子アレイにより第1列目の1次元受光素
子アレイで撮像した画像と同じ画像を撮像している間に
第1列目の1次元受光素子アレイは次の被写体の像を撮
像することになるので、例えばCCDラインセンサ等の
通常の1次元撮像素子と比べても撮像における時間的ロ
スはなく、例えば32個の1次元受光素子アレイを並べ
たTDIセンサでは、32倍の受光素子の感度を有する
CCDラインセンサを使用した場合略同等の機能を果た
すことになる。
【0027】受光素子から出力する電気信号の大きさ
は、受光素子の感度特性と受光素子に入射する光の強さ
と光の当たっている時間、すなわち、蓄積時間とで決ま
る。従って、時間遅延積分動作を行った場合、通常のC
CDラインセンサと同じ光量が得られたとすればそれだ
け蓄積時間を短くできる。すなわち、撮像時間の短縮化
を図ることができ、撮像の高速化を図ることができる。
【0028】この装置では、TDIセンサ44の各1次
元受光素子アレイの各受光素子の並びの方向を装置本体
41を回転する回転軸に平行な方向に、時間遅延積分の
方向を各1次元受光素子アレイの配列方向にしているの
で、円筒状に分布する被写体46を縦方向に分割した撮
像単位47毎に360度のパノラマ撮像ができる。
【0029】次に像面湾曲について述べる。図3は、回
転軸に垂直な面内における結像関係を示した図で、焦点
距離がfの結像レンズ系45に対して左側に被写体4
6、右側にTDIセンサ44があり、この種の撮像装置
に用いられる結像レンズ系は、通常、像面湾曲等の収差
をできるだけ補正するように設計したものが使用され
る。これは、例えばCCTVシステムのように撮像素子
が例えば2次元CCDセンサといった平面状のセンサを
使用しているためである。このような収差の小さいレン
ズを用いた場合、空間中の平面のレンズによる像は平面
になる。
【0030】従って、TDIセンサ44の受光面のなす
平面の像は図中点線の面47で示すように結像レンズ系
45よりも左側の空間中の平面になる。逆に言えば、図
中点線で示す平面47の像がTDIセンサ44の受光面
上に結像されることになる。一方、この装置では回転軸
の周りに回転しながら図に垂直な方向のライン状の被写
体46を順次撮像し、かつ、時間遅延積分動作を行うの
で、被写体46は回転中心を中心とした円筒面上を移動
するものと見なせ、被写体46とTDIセンサ44との
相対運動の軌跡は図のように円弧を描くことになる。
【0031】通常のレンズを用いてTDIセンサ44の
受光面上に結像させると、点線で示した平面の像となる
から、光軸から外れた部分で円弧と点線の間のズレδ1
が生じ、ピントズレを起こして画像の劣化を招く。そこ
で、像面湾曲を図中実線で示すように、結像レンズ系4
5の第1主面48と光軸の交わる点である第1主点49
を回転中心とし、この回転中心を中心とした円弧状にな
るように設定する。これにより、回転によって相対移動
する被写体46がピントズレすることなく、TDIセン
サ44の受光面上に結像することになる。なお、図中5
0は第2の主面である。
【0032】この像面湾曲量δ1と主光線と光軸の為す
角である画角θとの関係は、回転中心から被写体46ま
での距離をR1とすると、 δ1=R1×(1−cosθ) …(1) となる。従って、結像レンズ系45を、回転軸に垂直な
断面内において上記(1) 式を満たす曲線を直線に結像す
るように設定し、かつ、その直線上にTDIセンサ44
の受光面を配置すればよい。
【0033】また、図4に示すように、回転中心から被
写体46までの距離が遠くR2(>R1)の場合は、結
像レンズ系45の位置や内部の特定のレンズ群を動かし
てピント合わせを行う必要があるが、この場合も像面湾
曲量δ2と画角θとの関係は、新たな回転半径R2にお
いて、 δ2=R2×(1−cosθ) …(2) となる。従って、結像レンズ系45を、上記(2) 式を満
たす曲線を直線に結像するように設定すればよい。
【0034】さらに、被写体46が遠い位置になり、距
離が無限大と見なせる場合は、図5に示すようになり、
上記(1) 式及び(2) 式において右辺が(∞−∞)で0と
見なせる。従って、上記(1) 式及び(2) 式を一般化し、
種々の回転半径Rにおいて、像面湾曲量δと画角θとの
関係は、 δ=R×(1−cosθ) …(3) となる。従って、結像レンズ系45として、上記(3) 式
を満たす曲線を直線に結像するレンズ系を使用すればよ
い。
【0035】これまでは回転に起因するピントズレの解
消について述べたが、次に結像位置のズレの解消につい
て述べる。図6は回転軸に垂直な断面内で被写体とその
像の位置関係を示した図である。前述したようにこの撮
像装置の結像レンズ系45及びTDIセンサ44は一体
的に等角速度運動するようになっている。従って、時間
遅延積分動作を正しく行うためには、一定時間毎の回転
角に対応して移動する被写体の像の位置がTDIセンサ
44の各1次元受光素子アレイのピッチに対応している
ことが重要となる。これが位置ズレを起こしていると、
例えば、1次元受光素子アレイの第1列目で撮像した画
像と次のタイミングで第2列目で撮像した画像が異なる
ものとなり、画像劣化を招くことになる。
【0036】回転速度とTDIセンサ44の各1次元受
光素子アレイのピッチが正確に対応するには、結像レン
ズ系45の特性として一定時間毎の回転角に対応する角
度θpと各1次元受光素子アレイのピッチP’との間に
比例関係が成り立てばよく、これを式で表わせば、 P’=k・θp …(4) 但し、kは比例定数 となる。
【0037】これを光軸に対する回転角度θとこの回転
角度θに対応する像高y’との関係で書き直せば、 y’=k・θ …(5) 但し、kは比例定数 となる。従って、光軸に垂直な断面内において、上記
(5) 式を満たすように設定した結像レンズ系45を使用
すればTDIセンサ44が時間遅延積分動作を行う際の
位置ズレが発生せず、劣化のない良質な画像が得られる
ことになる。
【0038】また、図6に示すように、結像レンズ系4
5の主点上に回転中心を重ねた場合に定数kがどのよう
になるかを検討すると、横倍率の関係及び幾何学的関係
から y’=y・(B/A) …(6) y =A・sinθ …(7) 但し、yは被写体の高さ Aは被写体から結像レンズ系45までの距離 Bは結像レンズ系45から像までの距離 なる関係になっている。
【0039】上記(6) 、(7) 式を上記(5) 式に代入する
と、 k=B・sinθ/θ …(8) となる。これは、近軸領域、すなわち、θが小さい領域
でも成り立っているはずであるから、 k=B …(9) となり、結像レンズ系45、厳密には結像レンズ系45
の第2主点から像までの距離でよいことになる。
【0040】これまでは回転中心が結像レンズ系45の
第1主点にあった場合について述べたが、図7に示すよ
うに回転中心が結像レンズ系45の主点以外にあった場
合も上記(5) 式を満たすように結像レンズ系を設定する
ことで位置ズレによる画像劣化の問題を解消できる。
【0041】なお、この実施の形態では結像レンズ系の
設定により結像位置ズレに対処することを述べたが必ず
しもこれに限定するものではない。例えば、TDIセン
サ44の各1次元受光素子アレイの配列ピッチを変更す
ることでも同様の効果が得られる。このときのピッチ
は、回転中心が第1主点49上にあったときには、幾何
学的関係から、 y’=B・tanθ …(10) なる式を満たすように変化すればよい。
【0042】上記(10)式は通常の良く収差(特に、歪曲
収差)が補正されたレンズの特性であり、換言すれば、
TDIセンサ44のピッチを予め上記(10)式を満たすよ
うに配置しておけば、例えば、CCTVシステムのカメ
ラに用いられる通常のレンズ系を使用しても結像位置ズ
レの問題は解消できる。
【0043】また、図7に示すように、回転中心が結像
レンズ系45の主点以外にあった場合は、第1主面から
回転中心までの距離をCとすると、 y’=(B+C)・tanθ …(11) なる式を満たすようにTDIセンサ44の各1次元受光
素子アレイのピッチを変化することで結像位置ズレの問
題を同様に解消できる。このようにTDIセンサ44の
各1次元受光素子アレイのピッチを変化することで結像
レンズ系として通常のレンズを使用しても結像位置ズレ
の影響を防止できる。
【0044】結像面の湾曲、結像位置のズレはいずれも
回転軸に垂直な断面内でのことであるが、この撮像装置
に使用されるTDIセンサ44の受光面は複数の1次元
受光素子アレイが平面状に配列されたものであり、か
つ、回転軸に垂直な面内においては回転の影響で被写体
が湾曲していると考えられるが、回転軸に平行な面内に
おいては被写体は直線と見なせる。従って、この方向は
通常の結像レンズの特性で良いことになる。
【0045】そこで、結像レンズ系45を回転軸に垂直
な方向には上記(3) 式又は(5) 式を満たし、回転軸に平
行な方向には通常の特性となるように、縦方向と横方向
とで特性が異なる、いわゆるアナモフィックレンズ系と
すれば、上下方向、左右方向ともに良質な画像が得られ
ることになる。すなわち、図8に示すように、被写体4
6の像をアナモフィックレンズ系52を使用してTDI
センサ44の受光面に結像させる。すなわち、円筒面状
の被写体46の縦方向においては一般の結像レンズ系に
使用されるような直線像をTDIセンサ44の受光面に
おいて直線として結像させ、また、横方向の断面内では
円弧を直線に結像する特性を使用してTDIセンサ44
の受光面に結像させる。これにより、縦方向の結像性能
を落とすことなく円弧状像面の時間遅延積分動作ができ
る。
【0046】このように、TDIセンサ44を使用する
ことで1次元受光素子アレイの各受光素子に光を蓄積す
る蓄積時間を短くしても充分な画像信号が得られ、この
結果撮像時間を短縮して高速撮像が実現でき、しかも、
回転に起因する結像面の湾曲及び結像位置のズレの影響
を防止してTDIセンサが厳密に同じ画像を対象とした
時間遅延積分動作ができ、良質のパノラマ画像の撮像が
できる。
【0047】なお、この実施の形態では、TDIセンサ
を縦に配置し、結像レンズ系のレンズ光軸を水平におい
て直接、被写体の像をTDIセンサの受光面に結像させ
るものについて述べたが必ずしもこれに限定するもので
はなく、例えばTDIセンサを水平に配置し、その上に
結像レンズ系をレンズ光軸を縦にして配置し、その上に
被写体からの入射光を90度折り曲げて結像レンズ系に
入射させる45度傾斜したミラーを配置する構成であっ
てもよい。
【0048】また、この実施の形態ではTDIセンサ、
結像レンズ系を1系統のみ配置したものについて述べた
が必ずしもこれに限定するものではなく、TDIセン
サ、結像レンズ系等を複数系統配置し、各系統のTDI
センサが360度のパノラマ画像をそれぞれ等角度ずつ
分割して撮像し、それを合成して360度のパノラマ画
像を得るようにしてもよい。このようにすれば各TDI
センサが受け持つ回転方向の被写体画像の範囲が狭くな
るので、360度のパノラマ画像を得るに要する時間が
さらに短縮され、より高速化を図ることができる。
【0049】
【発明の効果】請求項1乃至5記載の発明によれば、T
DIセンサを使用することで各受光素子に光を蓄積する
蓄積時間を短くしても充分な画像信号が得られ、この結
果撮像時間を短縮して高速撮像が実現でき、しかも、回
転に起因する結像面の湾曲及び結像位置のズレを防止し
てTDIセンサが厳密に同じ画像を対象とした時間遅延
積分動作ができ、良質のパノラマ画像の撮像ができる。
【0050】また、請求項3記載の発明によれば、さら
に、結像レンズ系として通常のレンズを使用することが
できる。また、請求項4記載の発明によれば、さらに、
結像レンズ系を縦横で特性が異なるアナモフィックレン
ズ系とすることで、縦方向、横方向とも良質の画像が得
られる。また、請求項5記載の発明によれば、さらに、
撮像時間のより短縮化を図り、撮像のより高速化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の外観を示す斜視図。
【図2】同実施の形態における装置本体の内部構成を示
す斜視図。
【図3】同実施の形態においてパノラマ撮像時の像面湾
曲によるピントズレを解消する原理を説明するための
図。
【図4】同実施の形態においてパノラマ撮像時の像面湾
曲によるピントズレを解消する原理を説明するための
図。
【図5】同実施の形態においてパノラマ撮像時の像面湾
曲によるピントズレを解消する原理を説明するための
図。
【図6】同実施の形態においてパノラマ撮像時の結像位
置ズレを解消する原理を説明するための図。
【図7】同実施の形態においてパノラマ撮像時の結像位
置ズレを解消する原理を説明するための図。
【図8】同実施の形態において結像レンズ系としてアナ
モフィックレンズ系を使用した場合の構成を示す斜視
図。
【図9】Quick Time VRについて説明する
ための図。
【図10】従来例を示すブロック図。
【図11】他の従来例を示すブロック図。
【図12】TDIセンサの構成を示す斜視図。
【図13】TDIセンサを使用した他の従来例を示すブ
ロック図。
【符号の説明】
41…装置本体 42…駆動部 43…撮像窓 44…TDIセンサ(時間遅延積分センサ) 45…結像レンズ系 46…被写体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1次元撮像素子と、この1次元撮像素子
    の撮像面上に被写体の像を結像させる結像レンズ系とを
    備え、前記1次元撮像素子及び結像レンズ系を一体的に
    回転して周囲のパノラマ画像を前記1次元撮像素子によ
    り撮像するパノラマ撮像装置において、 前記1次元撮像素子は、受光部に複数の1次元受光素子
    アレイを平行に配列し、この配列方向に時間遅延積分機
    能を有する時間遅延積分センサからなり、 前記結像レンズ系は、回転する回転軸に垂直な面内にお
    いて、 δ=R・(1−cosθ) 但し、δ:像面湾曲量 R:被写体から回転中心までの距離 θ:光軸に対する傾角 で表わされる被写体側の像面湾曲を有することを特徴と
    するパノラマ撮像装置。
  2. 【請求項2】 1次元撮像素子と、この1次元撮像素子
    の撮像面上に被写体の像を結像させる結像レンズ系とを
    備え、前記1次元撮像素子及び結像レンズ系を一体的に
    回転して周囲のパノラマ画像を前記1次元撮像素子によ
    り撮像するパノラマ撮像装置において、 前記1次元撮像素子は、受光部に複数の1次元受光素子
    アレイを平行に配列し、この配列方向に時間遅延積分機
    能を有する時間遅延積分センサからなり、 前記結像レンズ系は、回転する回転軸に垂直な面内にお
    いて、被写***置の光軸に対する傾角をθ、同被写***
    置によるを像高をy’とすると、 y’=k・θ 但し、k:定数 なる特性を有することを特徴とするパノラマ撮像装置。
  3. 【請求項3】 1次元撮像素子と、この1次元撮像素子
    の撮像面上に被写体の像を結像させる結像レンズ系とを
    備え、前記1次元撮像素子及び結像レンズ系を一体的に
    回転して周囲のパノラマ画像を前記1次元撮像素子によ
    り撮像するパノラマ撮像装置において、 前記1次元撮像素子は、受光部に複数の1次元受光素子
    アレイを平行に配列し、この配列方向に時間遅延積分機
    能を有する時間遅延積分センサからなり、この時間遅延
    積分センサの各1次元受光素子アレイの配列ピッチを結
    像位置の変化に合わせたことを特徴とするパノラマ撮像
    装置。
  4. 【請求項4】 結像レンズ系を縦横で特性が異なるアナ
    モフィックレンズ系により構成したことを特徴とする請
    求項2又は3記載のパノラマ撮像装置。
  5. 【請求項5】 複数の1次元撮像素子と、この各1次元
    撮像素子の撮像面上にそれぞれ被写体の像を結像させる
    複数の結像レンズ系とを備え、前記各1次元撮像素子及
    び各結像レンズ系を一体的に回転して周囲のパノラマ画
    像を前記各1次元撮像素子により撮像するパノラマ撮像
    装置において、前記各1次元撮像素子は、受光部に複数
    の1次元受光素子アレイを平行に配列し、この配列方向
    に時間遅延積分機能を有する時間遅延積分センサからな
    り、 前記各結像レンズ系は、回転する回転軸に垂直な面内に
    おいて、 δ=R・(1−cosθ) 但し、δ:像面湾曲量 R:被写体から回転中心までの距離 θ:光軸に対する傾角 で表わされる被写体側の像面湾曲を有することを特徴と
    するパノラマ撮像装置。
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