JPH11124707A - 寝 衣 - Google Patents

寝 衣

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JPH11124707A
JPH11124707A JP30940297A JP30940297A JPH11124707A JP H11124707 A JPH11124707 A JP H11124707A JP 30940297 A JP30940297 A JP 30940297A JP 30940297 A JP30940297 A JP 30940297A JP H11124707 A JPH11124707 A JP H11124707A
Authority
JP
Japan
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sewn
garment
fabric
sewing
seam
Prior art date
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Pending
Application number
JP30940297A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunitaka Miyasaka
都公 宮坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YASAKA SANGYO KK
Original Assignee
YASAKA SANGYO KK
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Application filed by YASAKA SANGYO KK filed Critical YASAKA SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防塵及び防ダニ性能に優れると共に、肌への
刺激も少なく、それらに起因するアレルギー性疾患を予
防或いは緩和する効果を有する寝衣を得る。 【解決手段】 全体が超長綿高密度織物からなる一重の
生地で構成され、左右前身頃11,12、及び、該左右
前身頃に襟ぐりから脇下に向う切替え線14a,15a
で縫合される左右袖14,15を一体に有する後身頃1
3からなり、それらを縫合一体としてなる上衣101
と、左右身頃21,22の内股部分を脇縫いし股ぐりの
縫製によって一体としてなる下衣102とからなり、上
衣,下衣共に生地の切替え部分及び縫合部分は、地縫い
した縫い代を折り伏せ更に折り山の際を縫う折り伏せ縫
いによって縫合し、且つ、生地の端縁部はテープ状生地
を用いたバインディング仕上げとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防塵,防ダニ性能
及び肌への刺激を低減する構成により、それらに起因す
るアレルギー性疾患を予防、或いは緩和する効果を有す
る寝衣に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、住環境の変化、特に新建材を多用
した高気密高断熱性の住宅や冷暖房設備等の普及によっ
てダニやハウスダストが発生し易くなり、それらを責任
抗原とするアレルギー疾患に悩む人が増えている。そこ
で、住環境の全般的な見直しが行われる中、ダニやハウ
スダストの主要な発生原因であり、且つ、その影響も大
である寝装品において、防塵,防ダニ効果を有する素材
及び構造のふとんが開発されている。
【0003】しかしながら、ふとんに防塵,防ダニ対策
を施しても、肌に直接触れる寝衣にダニが付着し易かっ
たり、寝衣自体がホコリを多発する素材であった場合、
上記ふとんの防塵,防ダニ効果が半減することになる。
それにも拘らず、従来の寝衣(パジャマ,ネグリジェ
等)においては、ファッション性を重視した素材選択,
デザインや色柄物が多く、ダニやアレルギー性疾患への
対策については殆ど考慮されていないのが実状であっ
た。
【0004】更に縫製面においても生産性が優先され、
インターロック仕上(オーバーロック)や、二本針(貫
縫い)仕上げのものが大半であるが、これらの縫い代に
はダニが侵入,付着し易く、また、該縫い代は生地の裁
ち目とそれをかがる縫糸とによって皮膚に刺激を与え易
いという問題も有り、先述したアレルギー性疾患を有す
る者の使用に適さなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来の寝衣の
上記の点に鑑みて、防塵及び防ダニ性能に優れると共
に、肌への刺激も少なく、それらに起因するアレルギー
性疾患を予防或いは緩和する効果を有する寝衣を得るこ
とを目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】全体が超長綿高密度織物
からなる一重の生地で構成され、左右前身頃、及び、該
左右前身頃に襟ぐりから脇下に向う切替え線で縫合され
る左右袖を一体に有する後身頃からなり、それらを縫合
一体としてなる上衣と、左右身頃の内股部分を脇縫いし
股ぐりの縫製によって一体としてなる下衣とからなり、
上衣,下衣共に生地の切替え部分及び縫合部分は、地縫
いした縫い代を折り伏せ更に折り山の際を縫う折り伏せ
縫いによって縫合し、且つ、生地の端縁部はテープ状生
地を用いたバインディング仕上げとした。また、上記上
衣は、きものスリーブ形式の前袖を一体に有するか若し
くは襟ぐりから脇下に向かう切替え線で縫合した左右前
身頃、及び同形状の後袖を一体に有する後身頃を縫合一
体としてなるものであっても良い。更に、上衣の左右前
身頃を両前形状とし、且つ、夫々の前身端と、該各前身
端と重合する左右両脇とに共生地からなる紐を縫着する
と共に、左右両脇の紐の縫着部分近傍に前身頃を貫通し
て前記紐を挿通可能なスリットを形成した。そして、上
記寝衣において、下衣を省略する一方、上衣の裾を延長
しガウン形状としても良い。また、下衣は、ウエスト部
に沿って該ウエスト部の生地を折り返し身頃に縫着して
なる袋部を形成すると共に、該袋部の外表面の一部にス
リットを形成し、該スリットを通じて袋部内にウエスト
サイズ調整用の紐状体を挿通してなるものが好ましい。
更に、上記紐状体は、共生地からなる2本の紐を伸縮性
バンドで連結したものであっても良い。
【0007】
【発明の実施の形態】図1及び図2に本発明第1実施形
態の寝衣101,102を示す。図において本発明の寝
衣101,102は、全体が超長繊維綿の糸を使用した
高密度織物からなる一重の生地で構成された上衣10
1,下衣102からなる。
【0008】上衣101は、図1(A),(B)及び図
2(A)に示す如く、左右の前身頃11,12、及び、
左右の袖14,15を一体に有する後身頃13の3枚の
生地から構成され、それらを縫合一体としてなるもので
あり、左右の袖14,15の前側部分は、襟ぐりから脇
下に向かう切替え線14a,15aによって前身頃1
1,12に縫着されている。
【0009】上記左右の前身頃11,12と後身頃13
との両脇部分の縫合線11a,12a、左右の袖14,
15の縫合線14b,15b、及び上述した身頃と左右
の袖14,15との縫合線(切替え線)14a,15a
での縫製は、図4(A)または(B)に示す如く折り伏
せ縫いにより行う。
【0010】即ち、2枚の生地を中表で地縫い41した
後、アイロンを用いて一方の縫代で他方の縫い代を包む
か若しくは付き合わせるように縫い代を折り伏せ、該縫
い代の折り山の際を縫合42する。この際、脇等の屈曲
部をきれいに仕上げるためには、折り伏せた縫い代を仕
付け糸で止めた状態で縫合42することが好ましい。こ
のような縫製を行うことにより、夫々の生地の裁ち目が
縫い代部分内に包覆されると共に、従来のようなオーバ
ーロック縫製によるかがり糸や、二重環縫いによる縫糸
が存在しないため、皮膚への刺激を低減できると共に、
縫い代内部へのダニの侵入も防止できる。また、後述す
る両面使用が可能となる。
【0011】更に、上記左右の前身頃11,12、後身
頃13の生地の端縁部11e,12e,13e、襟ぐり
13cから前身端11c,12c、及び左右袖14,1
5の袖口14c,15cは、図4(C)に示す如くテー
プ状生地10をを用いてバインディング仕上げとし、該
テープ状生地10により生地の裁ち目を包覆すること
で、これらの部分における皮膚への刺激を低減してい
る。
【0012】そして、上衣101は、左右の前身頃を両
前形状とし、左右各前身端11c,12cが両脇近くま
で達するようにすると共に、前開き部分の閉鎖手段とし
てボタンやホックを用いずに共生地からなる紐16a,
16b,17a,17bを設けている。
【0013】このうち、紐16aは左側の前身端11c
(上前)に縫着し、一方、該紐16aと対をなす紐16
bは左脇の内側に縫着すると共に、該縫着部分の近傍に
形成したスリット18bに挿通させて左前身頃12の表
側に出し、前記紐16aと締結可能とする。同様に、右
側の前身端12cに縫着した紐17aと対をなす紐17
bは右脇の内側に縫着し、上衣101の内側において締
結可能としている。尚、スリット18bはボタンホール
と同様にかがった後切開すれば良い。
【0014】更に、前記スリット18bと同様のスリッ
ト19bを紐17bの縫着部分(左脇)の近傍に形成す
ると共に、脇11a,12aのやや前身端11c,12
c寄りの部分にも、夫々、スリット18a,19aを形
成している。これにより、右前身端12cに縫着した紐
17aをスリット18aから表に出し、且つ、それと対
をなす紐17bをスリット19bから表に出して、それ
らを上衣101の表側において締結するようにすること
ができる。また、外寄りのスリット18b,19bと内
寄りのスリット18a,19aとの選択により上衣10
1のウエスト回りのサイズを調節できる。
【0015】また、上記2対の紐16a,16b,17
a,17bとスリット18a,18b,19a,19b
とは完全に左右対称に設けられているため、図3に示す
如く右前身頃12を上前(左前)にして使用することが
できる。即ち、上衣101の前合せは男女共用となって
いると共に、リバーシブルでもある。
【0016】下衣102は、図1(C)及び図2(B)
に示す如く左右身頃21,22の内股部分を脇縫い21
b,22bし、且つ、股ぐり23を縫製によって一体と
してなり、これらの各部分の縫製はいずれも先述した上
衣101の場合と同様に折り伏せ縫いにより行う。ま
た、左右の裾口21c,22cも先述した上衣101の
場合と同様にテープ状生地20を用いてバインディング
仕上げとし生地の裁ち目を包覆している。
【0017】また、下衣102は、ウエスト回りの調節
手段としてゴムバンドを用いる代りに紐24を使用す
る。即ち、ウエスト部分の生地を折り返して左右身頃2
1,22に縫着することにより、該ウエスト部分に沿っ
て袋部26を形成すると共に、腹部前面に左右1箇所ず
つのスリット25,25を形成している。そして、該ス
リット25,25から袋部26内に共生地からなる紐2
4を挿通させ、前面中央で締結することによりサイズ調
節を可能にしている。これにより、従来、ゴムバンドの
収縮によりウエスト部分に恒常的なヒダを生じ、該ヒダ
にダニが付着し易いという問題が有ったが、これを防止
できる。
【0018】尚、該紐24は、図7に示す如く長手方向
の一部にゴムバンド等の伸縮性バンド24bを介在させ
2本の紐24a,24aを縫合連結して1本の紐状体と
して用いることにより、該紐状体を締結したまま下衣1
02を着脱でき、便利である。この伸縮性バンド24b
は下衣102に縫着されていないので、従来のようなヒ
ダを形成することはないが、背中への当たりが気になる
場合には、両側部に分割して形成しても良い。
【0019】上衣101及び下衣102に使用する超長
綿高密度織物は、繊維長が3.5cm以上と長く且つ繊
度が細い綿繊維を紡績して得られた均斉な糸を用いて高
密度織物、例えば平織組織に製織したものであり、生地
自体からの繊維の遊離による発塵が殆ど起こらない。ま
た、生地の目が緻密であるため、ダニも生地を通過する
ことができず、寝衣内部へのダニの侵入を極力抑えるこ
とができる。また、平滑度が高くシルクライクな外観で
肌への刺激も小さい上に、吸湿性が良好であるため、寝
衣の生地として最適である。尚、安全性を考慮して化学
染料を使用した色,柄物や、薬品処理による防ダニ,消
臭,抗菌加工等は避けることが好ましい。
【0020】図5(A)〜(C)は本発明第2実施形態
の寝衣201(上衣)を示すものである。図において上
衣201は、夫々、袖を一体に有する左右の前身頃21
1,212と後身頃213の3枚の生地を縫合一体とし
てなるきものスリーブ形状をなしており、左右両側の肩
縫い211a,212a、及び脇縫い211b,212
bは、いずれも、第1実施形態の場合と同様に折り伏せ
縫いにより縫製されている。また、紐16a,16b,
17a,17b及びスリット18a,18b,19a,
19bの構成や、生地端縁部をテープ状生地10でバイ
ンディング仕上げとする点も第1実施形態の場合と同様
である。尚、上衣201の打ち合い部に衽を付けて甚平
スタイルとしても良い。
【0021】また、図6は本発明第3実施形態の寝衣3
01を示すものである。図において寝衣301は、下衣
を省略すると共に、上衣(301)の丈を延長し、ガウ
ン形状としてなるものであり、左右前身頃311,31
2、該左右前身頃に襟ぐりから脇下に向かう切替え線3
14a,315aで縫合される左右前袖314,31
5、及び、左右後袖を一体に有する後身頃313の5枚
の生地から構成され、それらを縫合一体としてなるもの
である。
【0022】上記寝衣301は、背面には縫合線を設け
ず皮膚への刺激を少なくすると共に、前面は左右身頃3
11,312と左右前袖314,315とを切替えるこ
とで、ガウン等の大判の生地やラージサイズの場合にお
いて生地の裁断を行う上で有利である。
【0023】尚、各縫合部分は先述した第1,第2実施
形態の場合同様折り伏せ縫いとすると共に、生地端縁部
はテープ状生地10を用いてバインディング仕上げとし
ている。また、前開き部分の閉鎖手段の紐16a,16
b,17a,17b及びスリット(18a),18b,
19a,19bの構成も同様である。更に、この寝衣3
01も、先述の場合同様前合せが男女共用であるため、
病院,ホテル等のガウンとして使用すれば在庫の軽減に
なる。
【0024】
【発明の効果】本発明の寝衣は上述の通り、構成されて
いるので、以下に記載されるような効果を有する。
【0025】全体が超長綿高密度織物からなる一重の生
地で構成され、左右前身頃、及び、該左右前身頃に襟ぐ
りから脇下に向う切替え線で縫合される左右袖を一体に
有する後身頃からなり、それらを縫合一体としてなる上
衣と、左右身頃の内股部分を脇縫いし股ぐりの縫製によ
って一体としてなる下衣とからなり、上衣,下衣共に生
地の切替え部分及び縫合部分は、地縫いした縫い代を折
り伏せ更に折り山の際を縫う折り伏せ縫いによって縫合
し、且つ、生地の端縁部はテープ状生地を用いたバイン
ディング仕上げとしたので、生地を通過して寝衣内部へ
のダニの侵入や、縫合部分へのダニの侵入,付着,繁殖
を防止できると共に、就寝時の身体の下側に位置し、肌
に常に当接することになる背面から両肩にかけての部分
に縫い目が無く、且つ全体的にも縫合箇所が少ない上
に、縫合部分や生地端縁部においても肌への当たりがソ
フトで皮膚への刺激が少なく、また、生地自体の発塵も
少ないため、ダニやハウスダストに起因するアレルギー
性疾患の予防或いは緩和に寄与することが出来、防ダニ
防塵性能を有する布団と併用することで、その効果の飛
躍的な向上が見込まれる。
【0026】また、上記寝衣の上衣を、きものスリーブ
形式の前袖を一体に有するか若しくは襟ぐりから脇下に
向かう切替え線で縫合した左右前身頃、及び同形状の後
袖を一体に有する後身頃を縫合一体としてなるものとし
た場合にも上記同様の効果が得られる。
【0027】更に、上記寝衣において、上衣の左右前身
頃を両前形状とし、且つ、夫々の前身端と、該各前身端
と重合する左右両脇とに共生地からなる紐を縫着すると
共に、左右両脇の紐の縫着部分近傍に前身頃を貫通して
前記紐を挿通可能なスリットを形成したので、前開き部
分の閉鎖手段としてボタンやホックを用いだ場合に比べ
皮膚への刺激を低減できると共に、上衣の前合せが男女
共用となり、且つ、表裏両面使用が可能となるという利
点も有る。また、下衣を省略し、上衣の裾を延長してガ
ウン形状とすることもでき、上述の如く前合せを男女共
用とすれば、病院,ホテル等のガウンとして使用するこ
とで在庫の軽減にもなる。
【0028】そして、下衣は、ウエスト部に沿って該ウ
エスト部の生地を折り返し身頃に縫着してなる袋部を形
成すると共に、該袋部の外表面の一部にスリットを形成
し、該スリットを通じて袋部内にウエストサイズ調整用
の紐状体を挿通してなるものとすることで、ウエスト部
分に恒常的なヒダを生じず、その部分へのダニの付着を
防止でき、且つ、皮膚への刺激を低減できる。また、上
記紐状体は、共生地からなる2本の紐を伸縮性バンドで
連結すれば、一時的な着脱の際に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施形態の寝衣を示す図であって、
(A)は上衣の正面図、(B)は同背面図、(C)は下
衣の正面図である。
【図2】本発明第1実施形態の寝衣を示す図であって、
(A)は前開き部分を開いた状態の上衣の正面図、
(B)は紐を解いた状態の下衣の正面図である。
【図3】本発明第1実施形態の寝衣において、上衣の前
合せを変更した状態を示す正面図である。
【図4】(A),(B)は各生地の縫合部分、切替え部
分を示す断面図、(C)は生地の端縁部を示す断面図で
ある。
【図5】本発明第2実施形態の寝衣を示す図であって、
(A)は上衣の正面図、(B)は同背面図、(C)は前
開き部分を開いた状態の上衣の正面図である。
【図6】本発明第3実施形態の寝衣を示す正面図であ
る。
【図7】紐状体の一例を示す図である。
【符号の説明】
11,211,311 左前身頃 12,212,312 右前身頃 13,213,313 後身頃 14,15,314,315 袖 16a,16b,17a,17b,24 紐 18a,18b,19a,19b,25 スリット 21 左身頃 22 右身頃 101,201 上衣 102 下衣

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全体が超長綿高密度織物からなる一重の
    生地で構成され、左右前身頃、及び、該左右前身頃に襟
    ぐりから脇下に向う切替え線で縫合される左右袖を一体
    に有する後身頃からなり、それらを縫合一体としてなる
    上衣と、左右身頃の内股部分を脇縫いし股ぐりの縫製に
    よって一体としてなる下衣とからなり、上衣,下衣共に
    生地の切替え部分及び縫合部分は、地縫いした縫い代を
    折り伏せ更に折り山の際を縫う折り伏せ縫いによって縫
    合し、且つ、生地の端縁部はテープ状生地を用いたバイ
    ンディング仕上げとしたことを特徴とする寝衣。
  2. 【請求項2】 全体が超長綿高密度織物からなる一重の
    生地で構成され、きものスリーブ形式の前袖を一体に有
    するか若しくは襟ぐりから脇下に向かう切替え線で縫合
    した左右前身頃、及び同形状の後袖を一体に有する後身
    頃を縫合一体としてなる上衣と、左右身頃の内股部分を
    脇縫いし股ぐりの縫製によって一体としてなる下衣とか
    らなり、上衣,下衣共に生地の切替え部分及び縫合部分
    は、地縫いした縫い代を折り伏せ更に折り山の際を縫う
    折り伏せ縫いによって縫合し、且つ、生地の端縁部はテ
    ープ状生地を用いたバインディング仕上げとしたことを
    特徴とする寝衣。
  3. 【請求項3】 上衣の左右前身頃を両前形状とし、且
    つ、夫々の前身端と、該各前身端と重合する左右両脇と
    に共生地からなる紐を縫着すると共に、左右両脇の紐の
    縫着部分近傍に前身頃を貫通して前記紐を挿通可能なス
    リットを形成した請求項1または2記載の寝衣。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3記載の寝衣におい
    て、下衣を省略する一方、上衣の裾を延長しガウン形状
    としたことを特徴とする寝衣。
  5. 【請求項5】 下衣は、ウエスト部に沿って該ウエスト
    部の生地を折り返し身頃に縫着してなる袋部を形成する
    と共に、該袋部の外表面の一部にスリットを形成し、該
    スリットを通じて袋部内にウエストサイズ調整用の紐状
    体を挿通してなる請求項1,2または3記載の寝衣。
  6. 【請求項6】 紐状体は、共生地からなる2本の紐を伸
    縮性バンドで連結したものである請求項5記載の寝衣。
JP30940297A 1997-10-23 1997-10-23 寝 衣 Pending JPH11124707A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1306022A1 (de) * 2001-10-12 2003-05-02 Seidensticker GmbH Nachtbekleidungsstück
FR2897515A1 (fr) * 2006-02-21 2007-08-24 Poree Thierry Emile Jacques Sous-vetements et vetements de nuit protegeant la peau des sujets souffrant de dermatites allergiques et etanches aux allergenes d'acariens et de poussiere
JP2009034562A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Toray Ind Inc 縫製により円筒形状を形成したバグフィルター
KR101452785B1 (ko) * 2014-01-14 2014-10-22 유봉옥 항균 및 원적외선 방사 기능을 가지는 기능성 의복

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