JPH11122515A - モニタ用映像回路 - Google Patents

モニタ用映像回路

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JPH11122515A
JPH11122515A JP9282077A JP28207797A JPH11122515A JP H11122515 A JPH11122515 A JP H11122515A JP 9282077 A JP9282077 A JP 9282077A JP 28207797 A JP28207797 A JP 28207797A JP H11122515 A JPH11122515 A JP H11122515A
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JP
Japan
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signal
voltage level
synthesized
video
circuit
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JP9282077A
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Inventor
Shin Takebe
慎 武部
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ビデオ信号の規格レベルより大きなレベルのカ
ーソル、図形または文字などの被合成信号をビデオ信号
に合成して表示するに当たって、ビデオ信号及び被合成
信号の双方を識別性および視認性よくモニタ表示する。 【解決手段】ビデオ信号10にこのビデオ信号10の規
定電圧レベルより大きな所定の電圧レベルのカーソル、
図形、文字などの被合成信号9を合成する信号合成器1
1と、この信号合成器11から出力された合成信号5の
電圧レベルを増幅する増幅器3と、この増幅器3から出
力された合成信号をデジタル信号に変換するA/D変換
器6とを具え、このA/D変換器6の出力をモニタ表示
するようにしたモニタ用映像回路において、信号合成器
11から出力される合成信号5をビデオ信号10の規定
電圧レベルより僅かに大きな電圧レベルで振幅制限する
リミッタ回路1を設け、このリミッタ回路1で振幅制限
された合成信号15を増幅器3に入力するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CCDカメラな
どで撮像されたビデオ信号にカーソル信号、図形信号又
は文字信号などを合成して表示するモニタ用映像回路の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】CCDカメラなどで撮影したビデオ信号
をモニタ画面に映すモニタ装置においては、前記ビデオ
信号にカーソル、文字、図形などを合成し、この合成さ
れた信号をモニタ画面に表示することができる機能を持
つことが多い。
【0003】図7に上記システムにおける従来の映像回
路部のブロック図を示す。
【0004】この映像回路においては、CCDカメラ7
から出力されるビデオ信号10と、重畳信号発生器8か
ら出力されるカーソル信号(または文字信号、図形信号
など)9とが、信号合成器11によって合成される。信
号合成器11から出力された合成信号13は、クランプ
回路4によってクランプされた後、電圧増幅器3を介し
て増幅され、さらに、リミッタ回路2によってその電圧
レベルがA/D変換器6の許容入力電圧値に制限され、
A/D変換器6でディジタル信号に変換された後、モニ
タへ出力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここで、ビデオ信号1
0は、図8(a)に示されるように,信号部の0.7V
と水平同期信号部HDの0.3Vを合計した1.0Vが
規格となる。
【0006】一方、カーソル信号9は、このビデオ信号
10の規格電圧レベルより遥かに大きな2.0Vが重畳
信号発生器8側での規格となっている。
【0007】このように、この映像回路においては、ビ
デオ信号10の規格レベルに対し約倍のレベルをもつカ
ーソル信号9を合成し、これを表示しなくてはいけない
ので、従来においては、ビデオ信号10およびカーソル
信号9の全体を均一に圧縮してその全体レベルを1/2
程度にするような対策が講じられていた。
【0008】しかし、この従来手法によれば、カーソル
信号部分9だけではなくビデオ信号部分10も1/2に
圧縮され、ビデオデータ自体の識別性および視認性が悪
くなるという問題がある。
【0009】そこで、ビデオ信号部分10の識別性をあ
る程度維持すべく、データの圧縮率を1/2〜1の範囲
にすると、電圧増幅器3内のトランジスタが飽和し、こ
の結果、増幅後のカーソル信号9の幅が、図8(b)に示
すように、本来のWからΔWの分だけなまって広がり、
これに伴いモニタ画面14上のカーソル幅も広がって、
カーソルの視認性が著しく低下し、カーソルによる位置
合わせ作業がし難くなるという問題が生じた。
【0010】この問題の原因としては、電圧増幅器3内
にあるトランジスタに入力規格電圧を大幅に超えた信号
が入力されると、コレクタ−エミッタ間の電位差が小さ
くなってトランジスタが飽和してしまうことが原因であ
ると考えられる。
【0011】本発明は、こうした実状に鑑みてなされた
ものであり、ビデオ信号の規格レベルより大きなレベル
のカーソル、図形または文字などの被合成信号をビデオ
信号に合成して表示するに当たって、ビデオ信号及び被
合成信号の双方を識別性および視認性よくモニタ表示で
きるようにしたモニタ用映像回路を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段及び効果】請求項1に対応
する発明では、ビデオ信号にこのビデオ信号の規定電圧
レベルより大きな所定の電圧レベルのカーソル、図形、
文字などの被合成信号を合成する信号合成器と、この信
号合成器から出力された合成信号の電圧レベルを増幅す
る増幅器と、この増幅器から出力された合成信号をデジ
タル信号に変換するA/D変換器とを具え、このA/D
変換器の出力をモニタ表示するようにしたモニタ用映像
回路において、前記信号合成器から出力される合成信号
を前記ビデオ信号の規定電圧レベルより僅かに大きな電
圧レベルで振幅制限するリミッタを設け、このリミッタ
で振幅制限された合成信号を前記増幅器に入力するよう
にする。
【0013】かかる発明によれば、ビデオ信号とカーソ
ル、図形又は文字等の被合成信号との合成信号を増幅器
に入力する前の段階で、リミッタによって前記ビデオ信
号の規定電圧レベルより僅かに大きな電圧レベルで振幅
制限するようにしているので、カーソル、図形又は文字
等の被合成信号はビデオ信号の規定電圧レベルより僅か
に大きな電圧レベルで振幅制限された後増幅器に入力さ
れる事になり、これにより電圧増幅器内部のトランジス
タの飽和による被合成信号のなまりがなくなり、適正な
線幅の被合成信号を鮮明にモニタ表示することができる
ようになる。また、被合成信号は、ビデオ信号の最大レ
ベルより僅かに大きな電圧レベルで振幅制限されるの
で、ビデオ信号と被合成信号とは異なる明るさでモニタ
表示されることになり、被合成信号の識別性、視認性を
向上させることができ、モニタ画面上での位置合わせな
どの作業効率も向上する。
【0014】また、請求項2に対応する発明では、ビデ
オ信号にこのビデオ信号の規定電圧レベルより大きな所
定の電圧レベルのカーソル、図形、文字などの被合成信
号を合成する信号合成器と、この信号合成器から出力さ
れた合成信号の電圧レベルを増幅する増幅器と、この増
幅器から出力された合成信号をデジタル信号に変換する
A/D変換器とを具え、このA/D変換器の出力をモニ
タ表示するようにしたモニタ用映像回路において、前記
信号合成器から出力される合成信号をその電圧レベルが
大きいほど電圧降下が大きくなるよう非線形圧縮しかつ
その非線形圧縮結果の上限レベルが前記ビデオ信号の電
圧レベルより僅かに大きな電圧レベルになるよう非線形
圧縮する非線形圧縮回路を設け、この非線形圧縮回路で
非線形圧縮された合成信号を前記増幅器に入力するよう
にする。
【0015】この発明では、ビデオ信号とカーソル、図
形又は文字等の被合成信号との合成信号を増幅器に入力
する前の段階で、合成信号をその電圧レベルが大きいほ
ど電圧降下が大きくなるよう非線形圧縮しかつその非線
形圧縮結果の上限レベルが前記ビデオ信号の最大電圧レ
ベルより僅かに大きな電圧レベルになるよう非線形圧縮
するようにしているので、カーソル、図形又は文字等の
被合成信号はビデオ信号の規定電圧レベルより僅かに大
きな電圧レベルで非線形圧縮された後増幅器に入力され
る事になり、これにより電圧増幅器内部のトランジスタ
の飽和による被合成信号のなまりがなくなり、適正な線
幅の被合成信号を鮮明にモニタ表示することができるよ
うになる。また、被合成信号は、ビデオ信号の最大レベ
ルより僅かに大きな電圧レベルで非線形圧縮されるの
で、ビデオ信号と被合成信号とは異なる明るさでモニタ
表示されることになり、被合成信号の識別性、視認性を
向上させることができ、モニタ画面上での位置合わせな
どの作業効率も向上する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0017】図1に、本発明の第1の実施形態のブロッ
ク図を示す。
【0018】この第1の実施形態では、先の図7に示し
た従来装置におけるクランプ回路4と、電圧増幅器3と
の間に、リミッタ回路1を設け、このリミッタ回路1に
よってクランプ回路4でクランプされたビデオ信号10
とカーソル信号9との合成信号5を、図2に示すよう
に、ビデオ信号10の規定電圧レベル1.0Vより僅か
に大きな電圧レベル(この場合1.1V)で振幅制限す
るようにしている。
【0019】図3において、R10はインピーダンスマ
ッチング用の75Ωの抵抗で、C10、C11は結合コ
ンデンサである。また、リミッタ回路1の内部構成にお
いて、この回路は、PNP型トランジスタTr1と、ベ
ース電流制御用の抵抗R12と、コレクタ電流制御用の
抵抗R11と、基準となる電圧VYをつくるための電源
V1、抵抗R13、ツェナーダイオードZD1とを備え
ている。
【0020】このリミッタ回路1によれば、トランジス
タTr1はベース−エミッタ間電圧(以下「VBE」と云
う。)が0.7V以上の場合にONする。また、 VY=クランプ電圧+1.1V−0.7V=クランプ電
圧+0.4V となるように設定しているので、点Xにおける合成信号
5の電圧がクランプ電圧+0.4V+VBE(=0.7
V)=クランプ電圧+1.1Vよりも低い場合には、ト
ランジスタTr1はOFFしてこの回路は動作せず入力
信号はそのまま出力されるが、点Xにおける合成信号5
の電圧がクランプ電圧+1.1V以上の場合には、トラ
ンジスタTr1がONして回路が動作し、X点における
電圧がクランプ電圧+1.1Vに振幅制限されて出力さ
れる。
【0021】リミッタ回路1で振幅制限された合成信号
15は、電圧増幅器3によって振幅が増幅された後、リ
ミッタ回路2でその電圧レベルがA/D変換器6の許容
入力電圧値に制限され、この後A/D変換器6でデシタ
ル信号に変換された後、モニタ表示装置へ出力される。
【0022】このように、図1の実施形態によれば、リ
ミッタ回路1を電圧増幅器3とクランプ回路4との間に
設けたことにより、合成信号5のカーソル信号部分9は
リミッタ回路1によって1.1Vまで下げられてから電
圧増幅器3へ入力されることになり、これにより電圧増
幅器3内のトランジスタは飽和されずにすむ。
【0023】したがって、この実施形態では、カーソル
信号、文字信号、図形信号など重畳信号発生器8から出
力される被合成信号9のなまりがなくなり、適正な線幅
の被合成信号9を鮮明にモニタ表示することができるよ
うになる。また、被合成信号9は、ビデオ信号10の最
大レベルより僅かに大きな電圧レベルで振幅制限される
ので、ビデオ信号10と被合成信号9とは異なる明るさ
でモニタ表示されることになり、被合成信号9の識別
性、視認性を向上させることができ、モニタ画面14上
での位置合わせなどの作業効率も向上する。
【0024】なお、図3のリミッタ回路においては、ト
ランジスタTr1のベース側に常に一定電圧をかけ、信
号線をエミッタ側に接続するようにしているので、トラ
ンジスタのオンオフの応答速度が遅いスペックのもので
もエミッタ側は高速にオンオフされるから、これにより
カーソル信号9を高速に振幅制限することができカーソ
ル信号9の直前直後のビデオ信号10に悪影響を与える
ことがない。
【0025】なお、図1の実施形態において、リミッタ
回路1は、電圧増幅器3と信号合成器11との間であれ
ば何処に設けてもよい。
【0026】図4に、本発明の第2の実施形態のブロッ
ク図を示す。なお、図1と同一の構成要素には、同一の
符号を付している。
【0027】この第2の実施形態では、信号合成器11
と、電圧増幅器3との間に、トランジスタの非線形特性
を利用した非線形圧縮回路12を設け、この非線形圧縮
回路12で合成信号5をその電圧レベルが大きいほど電
圧降下が大きくなるよう非線形圧縮しかつその非線形圧
縮結果の上限レベルがビデオ信号10の最大電圧レベル
より僅かに大きな電圧レベルになるよう非線形圧縮する
ようにしている。
【0028】なお、この第2の実施形態においては、非
線形圧縮回路12の直前にクランプ回路を接続せず、簡
易的に非線形圧縮回路12で直流電圧レベルの設定を行
っている。
【0029】図5は、非線形圧縮回路12の内部構成を
示すもので、エミッタホロワにした二つのPNP型トラ
ンジスタTr4、Tr5と、Z点での設定電圧をつくる
ための電源V2、抵抗R14、R15と、エミッタ電流
制御用の電源V3、抵抗R16とを有している。R10
はインピーダンスマッチング用の抵抗で、C10、C1
1は結合コンデンサである。
【0030】ここで、図6は一般的なトランジスタの順
方向電圧−順方向電流(VF−IF)特性を示すもので、
6Bはトランジスタが1個の場合、6Aはトランジスタ
を2個図5に示すように接続した場合の特性を示してお
り、トランジスタを2個接続すると非線形圧縮を行う対
象となる入力電圧範囲が倍になる。すなわち、図5にお
いては、トランジスタを2個接続してエミッタフォロワ
を構成するようにして、非線形圧縮回路12の圧縮範囲
を大きくし、結果的に圧縮率を高めるようにしている。
【0031】この図6によれば、トランジスタ1個の6
Bの場合、エミッタ−ベース間の順方向電圧VFが0.
7V以上になると、順方向電流IFは十分に流れ、これ
によりトランジスタへ入力される信号はそのまま出力さ
れるが、VFが0.7Vよりも低くなるとIFは急激に流
れなくなり、トランジスタから出力される信号の電圧レ
ベルも急激に減ることになる。また、トランジスタ2個
の6Aの場合、エミッタ−ベース間の順方向電圧VFが
1.4V以上になると、順方向電流IFは十分に流れ、
これによりトランジスタへ入力される信号はそのまま出
力されるが、VFが1.4Vよりも低くなるとIFは急激
に流れなくなり、トランジスタから出力される信号の電
圧レベルも急激に減ることになる。
【0032】従って、図5の構成のようにトランジスタ
2個の6Aの場合、VF=0.7V×2=1.4V=Va
×2を境界にし、VF>1.4Vの場合はその特性はほ
ぼ線形を示すが、VF<1.4Vの場合はその特性は非
線形となる。そして、この実施形態では、合成信号5中
のビデオ信号10の規格レベル以下の信号がトランジス
タ順方向特性の前記線形領域側で動作し、合成信号5の
前記規格レベル以上の信号が前記トランジスタ順方向特
性の非線形特性側で動作するように合成信号5の直流分
の電圧を設定することで、ビデオ信号10の規格レベル
より大きいカーソル信号部分を前記トランジスタ特性の
非線形領域を使って高圧縮率で圧縮しようとするもので
ある。
【0033】そこで、図5において、電源V2、及びV
3の電圧を12V、Va=0.7Vとした場合、点Zに
おける直流分の電圧レベルを、合成信号5の信号分1.
1Vが確保されるよう、 V2−(Va×2+1.1V)≒9.5V にするよう抵抗R14とR15を設定すれば、前記トラ
ンジスタ特性の非線形と線形領域との境界点を合成信号
5の電圧レベル1.1Vに対応させることができる。
【0034】したがって、この非線形圧縮回路12にそ
の規格電圧レベルが1.0Vであるビデオ信号分10が
入力されると、点Z−Tr5のエミッタ間の電圧が1.
5V以上となるので、Tr4とTr5のVBEの合計分は
1.4V以上となり、これによりトランジスタTr4お
よびTr5は図6の特性の線形領域で動作することにな
り、その信号分は殆ど圧縮されることはない。
【0035】しかし、非線形圧縮回路12にその規格電
圧レベルが2.0Vであるカーソル信号分が入力される
と、点Zにおける直流分の電圧レベルと入力される信号
の電圧レベルと点Z−Tr5のエミッタ間の電圧との合
計分は、もし、Tr4およびTr5が線形領域で動作す
るとすれば、 9.5V+2.0V+1.4V=12.9V となるが、電源V3の電圧12Vを超えることができな
いので、これによりトランジスタTr4およびTr5は
図6の特性の非線形領域で動作することになり、その信
号分は高圧縮率で圧縮され、ほぼ1.1Vになる。
【0036】このようにこの第2の実施形態では、非線
形圧縮回路12を電圧増幅器3の前に設けたことによ
り、合成信号5のカーソル信号部分9は非線形圧縮回路
12によって1.1Vまで下げられてから電圧増幅器3
へ入力されることになり、これにより電圧増幅器3内の
トランジスタは飽和されずにすむ。
【0037】したがって、この第2の実施形態において
も、カーソル信号、文字信号、図形信号など重畳信号発
生器8から出力される被合成信号9のなまりがなくな
り、適正な線幅の被合成信号9を鮮明にモニタ表示する
ことができるようになる。また、被合成信号9は、ビデ
オ信号10の最大レベルより僅かに大きな電圧レベルに
圧縮されるので、ビデオ信号10と被合成信号9とは異
なる明るさでモニタ表示されることになり、被合成信号
9の識別性、視認性を向上させることができ、モニタ画
面14上での位置合わせなどの作業効率も向上する。
【0038】なお、非線形圧縮回路12は、電圧増幅器
3と信号合成器11との間であれば何処に設けてもよ
い。
【0039】また、リミッタ回路1および非線形圧縮回
路12も実施例と同等の機能を達成されるものであれ
ば、他の任意の回路構成を採用するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すブロック図。
【図2】リミッタ回路の出力波形を示す図。
【図3】本発明の第1の実施形態のリミッタ回路の内部
構成を示す図。
【図4】本発明の第2の実施形態を示すブロック図。
【図5】本発明の第2の実施形態の非線形圧縮回路の内
部構成を示す図。
【図6】一般的なシリコントランジスタのVF−IF特性
を示す図。
【図7】従来の映像回路を示すブロック図。
【図8】従来の技術の信号波形を示す図。
【符号の説明】
1,2…リミッタ回路 3…電圧増幅器 4…クランプ回路 5,13,15…合成信号 6…A/D変換器 7…CCDカメラ 8…重畳信号発生器 9…カーソル信号 10…ビデオ信号 11…信号合成器 12…非線形圧縮回路 14…モニタ画面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビデオ信号にこのビデオ信号の規定電圧レ
    ベルより大きな所定の電圧レベルのカーソル、図形、文
    字などの被合成信号を合成する信号合成器と、この信号
    合成器から出力された合成信号の電圧レベルを増幅する
    増幅器と、この増幅器から出力された合成信号をデジタ
    ル信号に変換するA/D変換器とを具え、このA/D変
    換器の出力をモニタ表示するようにしたモニタ用映像回
    路において、 前記信号合成器から出力される合成信号を前記ビデオ信
    号の規定電圧レベルより僅かに大きな電圧レベルで振幅
    制限するリミッタを設け、 このリミッタで振幅制限された合成信号を前記増幅器に
    入力するようにしたことを特徴とするモニタ用映像回
    路。
  2. 【請求項2】ビデオ信号にこのビデオ信号の規定電圧レ
    ベルより大きな所定の電圧レベルのカーソル、図形、文
    字などの被合成信号を合成する信号合成器と、この信号
    合成器から出力された合成信号の電圧レベルを増幅する
    増幅器と、この増幅器から出力された合成信号をデジタ
    ル信号に変換するA/D変換器とを具え、このA/D変
    換器の出力をモニタ表示するようにしたモニタ用映像回
    路において、 前記信号合成器から出力される合成信号をその電圧レベ
    ルが大きいほど電圧降下が大きくなるよう非線形圧縮し
    かつその非線形圧縮結果の上限レベルが前記ビデオ信号
    の電圧レベルより僅かに大きな電圧レベルになるよう非
    線形圧縮する非線形圧縮回路を設け、 この非線形圧縮回路で非線形圧縮された合成信号を前記
    増幅器に入力するようにしたことを特徴とするモニタ用
    映像回路。
  3. 【請求項3】前記非線形圧縮回路は、 エミッタフォロワ接続したトランジスタと、 前記ビデオ信号の規格電圧レベルがトランジスタダイオ
    ードの順方向特性の線形領域と非線形領域の境界点近傍
    になり、前記合成信号の前記規格レベル以下の信号がト
    ランジスタダイオード順方向特性の線形領域側で動作
    し、前記合成信号の前記規格レベル以上の信号が前記ト
    ランジスタダイオード順方向特性の非線形特性側で動作
    するよう、前記トランジスタへの入力信号の直流分の電
    圧を設定する設定回路と、 を具えるようにしたことを特徴とする請求項2記載のモ
    ニタ用映像回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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