JPH11122358A - 公衆網を利用して自動呼分配を行うコールセンタ装置 - Google Patents

公衆網を利用して自動呼分配を行うコールセンタ装置

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JPH11122358A
JPH11122358A JP9285064A JP28506497A JPH11122358A JP H11122358 A JPH11122358 A JP H11122358A JP 9285064 A JP9285064 A JP 9285064A JP 28506497 A JP28506497 A JP 28506497A JP H11122358 A JPH11122358 A JP H11122358A
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incoming call
destination telephone
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Kazunari Haruta
一成 春田
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 専用線やPBXの転送機能を利用するのでは
なく、公衆網が提供する着信転送サービスを利用して公
衆網経由で、公衆網からの着信呼を、他のACDシステ
ムやホームエージェントに転送可能とすることにある。 【解決手段】 ルートテーブル110は、着信呼に対す
る自動呼分配(ACD)手続きを制御する1つ以上の制
御ステップを記憶する。転送先電話番号テーブル111
は、転送先電話番号を決定する情報を記憶する。呼制御
部104は、着信呼の受信時に実行するルートテーブル
110上の制御ステップが着信呼の転送を指示する転送
制御ステップである場合に、転送先電話番号テーブル1
11を参照することにより、着信呼に対する転送先電話
番号を決定し、公衆回線102が接続される公衆網が提
供する着信転送サービスを利用して、着信呼を上記転送
先電話番号に転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コールセンタシス
テムの呼分配機能に係り、更に詳しくは、複数サイトで
運用されるネットワーク型コールセンタ間での呼転送技
術、或いは、ホームエージェントへの呼転送技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年の企業におけるダウンサイジング化
に伴い、一箇所集中型のコールセンタから複数サイトで
運用されるネットワーク型コールセンタの運用、或い
は、コールセンタで呼を受け付けるのではなく一般家庭
でのホームエージェントによるコールセンタの運用が要
請されている。
【0003】このため、サイト毎のコールセンタの運用
ではなく、複数サイト全体でのコールセンタの最適運用
のために、公衆網から1つのサイトへの着信呼を、他の
サイトへ転送し、或いは、ホームエージェントである一
般家庭の加入電話へ転送する自動呼分配(ACD)機能
が、必要となる。
【0004】従来のネットワーク型コールセンタでは、
PBX(構内交換機)等によって構成されるACDシス
テム間が専用線によって接続され、公衆網から1つのP
BXへの着信呼が専用線を経由して他のPBXに転送さ
れている。
【0005】図13は、従来のネットワーク型コールセ
ンタの構成図である。例えば、サイト1に、ACDシス
テムを構成するPBX1301(#1)が設置され、そ
のPBX1301(#1)に、n1本の公衆回線130
2(#1)と内線であるm1台のACDエージェント1
303(#1)が収容されている。
【0006】一方、サイト2にも、ACDシステムを構
成するPBX1301(#2)が設置され、そのPBX
1301(#2)に、n2本の公衆回線1302(#
2)と内線であるm2台のACDエージェント1303
(#2)が収容されている。
【0007】サイト1内のPBX1301(#1)とサ
イト2内のPBX1301(#2)は、t本(tチャネ
ル)の専用線1305によって接続されている。通常、
公衆回線1302(#1)からのサイト1への着信呼
は、PBX1301(#1)により、着信を制御するた
めの手順データであるルートステップ1304(#1)
に従って、PBX1301(#1)に収容されているm
1台のACDエージェント1303(#1)のうちの1
台に着信させられる。
【0008】同様に、公衆回線1302(#2)からサ
イト2への着信呼は、PBX1301(#2)により、
ルートステップ1304(#2)に従って、PBX13
01(#2)に収容されているm2台のACDエージェ
ント1303(#2)のうちの1台に着信させられる。
【0009】ところが例えば、サイト1内のPBX13
01(#1)に収容されているm1台のACDエージェ
ント1303(#1)の業務が輻輳しており、公衆回線
1302(#1)からの着信呼が滞留した場合に、サイ
ト2内のPBX1301(#2)に収容されるACDエ
ージェント1303(#2)の方が早く応答できるなら
ば、公衆網1302(#1)からサイト1内のPBX1
301(#1)への着信呼が専用線1305経由にてサ
イト2内のPBX1301(#2)へ転送される。
【0010】このような呼分配制御によって、サイト1
内のPBX1301(#1)に収容されるACDエージ
ェント1303(#1)とサイト2内のPBX1301
(#2)に収容されるACDエージェント1303(#
2)を共に有効に活用することができる。
【0011】一方、従来のホームエージェントにおいて
は、PBX等のACDシステムを経由して、公衆網から
そのACDシステムへの着信呼がホームエージェントに
転送されている。
【0012】図14は、従来のホームエージェントの構
成図である。例えば、或るサイト内にACDシステムで
あるPBX1401が設置され、そのPBX1401
に、n4本の公衆回線1402が収容され、加入者電話
番号DN1を有する加入電話がホームエージェント14
03として機能している。
【0013】ホームエージェント1403が特には図示
しない加入者からの呼を受ける場合には、上記加入者に
対してPBX1401の代表電話番号に発呼させる。そ
の結果、PBX1401は、公衆網から1本の公衆回線
1402を経由して上記加入者からの着信呼を受ける
と、他の公衆回線1402を経由して加入者電話番号D
N1を有する加入電話に発呼し、上記着信呼をホームエ
ージェントに転送していた。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図13に示さ
れるネットワーク型コールセンタの従来技術では、サイ
ト1内のPBX1301(#1)に収容されているm1
台のACDエージェント1303(#1)の業務が輻輳
しており、公衆回線1302(#1)からの着信呼が滞
留した場合に、サイト2内のPBX1301(#2)に
収容されるACDエージェント1303(#2)の方が
早く応答できるにもかかわらず、専用線1305の全チ
ャネルが使用中の場合には、サイト1への着信呼をサイ
ト2へ転送することができないという問題点を有してい
た。
【0015】このため、上記従来技術は、専用線130
5の全チャネルが使用中となる確率を減らすために専用
線1305の最適チャネル数をどのように設定するかと
いう運用上の問題点を有していた。
【0016】また、図14に示されるホームエージェン
トの従来技術では、PBX1401は、1つのホームエ
ージェント1403への着信呼の転送時に、同時に2本
の公衆回線1402を専有してしまうという問題点を有
していた。
【0017】このため、上記従来技術は、PBX140
1が収容する公衆回線1402の数をホームエージェン
ト1403の数に合わせてどのくらいに設定するかとい
う運用上の問題点を有していた。
【0018】本発明の課題は、専用線やPBXの転送機
能を利用するのではなく、公衆網が提供する着信転送サ
ービスを利用して公衆網経由で、公衆網からの着信呼
を、他のACDシステムやホームエージェントに転送可
能とすることにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、公衆網を利用
して自動呼分配を行うコールセンタ装置を前提とする。
【0020】そしてまず、ルートテーブル(ルートテー
ブル110)は、着信呼に対する自動呼分配(ACD)
手続きを制御する1つ以上の制御ステップを記憶する。
また、呼制御プロセッサ(呼自動分配制御部109)
は、着信呼に対してルートテーブル内の各制御ステップ
を順次実行することによりその各制御ステップに対応す
る自動呼分配動作を実行し、その場合において、実行さ
れる制御ステップが着信呼の転送を指示する転送制御ス
テップである場合に、その転送制御ステップに基づいて
着信呼に対する転送先電話番号を決定し、公衆網が提供
する着信転送サービスを利用して着信呼を決定した転送
先電話番号に転送する。
【0021】上述の発明の構成において、転送先電話番
号を決定する情報を記憶する転送先電話番号テーブル
(転送先電話番号テーブル111)を更に含み、呼制御
プロセッサは、実行される制御ステップが着信呼の転送
を指示する転送制御ステップである場合に、転送先電話
番号テーブルを参照することにより、着信呼に対する転
送先電話番号を決定し、公衆網が提供する着信転送サー
ビスを利用して着信呼を決定した転送先電話番号に転送
するように構成することができる。
【0022】この場合に、転送先電話番号テーブルは、
例えば、日時、曜日、又は時間帯毎に転送先電話番号を
スケジューリングするための情報を記憶する。また、上
述の発明の構成において、公衆網によって着信呼に付加
されている付加情報に基づいて転送先電話番号を決定す
る情報を記憶する付加情報データベース(顧客データベ
ース112)を更に含み、呼制御プロセッサは、実行さ
れる制御ステップが着信呼の転送を指示する転送制御ス
テップである場合に、着信呼に付加されている付加情報
に基づいて付加情報データベースを参照することによ
り、着信呼に対する転送先電話番号を決定し、公衆網が
提供する着信転送サービスを利用して着信呼を決定した
転送先電話番号に転送するように構成することができ
る。
【0023】更に、上述の発明の構成において、他のコ
ールセンタ装置内のシステム運用状況を記憶するシステ
ム運用状況テーブルを更に含み、呼制御プロセッサは、
実行される制御ステップが着信呼の転送を指示する転送
制御ステップである場合に、システム運用状況テーブル
を参照することにより、着信呼に対する最適な転送先電
話番号を決定し、公衆網が提供する着信転送サービスを
利用して着信呼を決定した転送先電話番号に転送するよ
うに構成することができる。
【0024】またこの場合に、他のコールセンタ装置と
の間で、システム運用状況を通信するシステム運用状況
通信回路を更に含むように構成することができる。加え
て、ここまでの発明の構成において、呼制御プロセッサ
は、実行される制御ステップが着信呼の転送を指示する
転送制御ステップである場合であって、その転送制御ス
テップに基づいて決定される着信呼に対する転送先電話
番号が公衆網以外の私設網に対応するものである場合
に、私設網上において転送先電話番号に発呼して、公衆
網からの着信呼を、私設網上の転送先電話番号に転送す
るように構成することができる。
【0025】なお、本発明は、コールセンタ装置を制御
するためのコンピュータにより使用されたときに、上述
の本発明の各構成によって実現される機能と同様の機能
をコンピュータに行わせるためのコンピュータ読出し可
能記録媒体として構成することもできる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の各実施の形態について詳細に説明する。本発明の各実施の形態に共通のシステム構成図 図1は、本発明の各実施の形態に共通のシステム構成図
である。
【0027】トランク103は、ISDN PRI(サ
ービス統合ディジタル網プライマリレートインタフェー
ス)回線である公衆回線102を終端する。スイッチ部
101は、トランク103によって終端される公衆回線
102と特には図示しないACDエージェントが接続さ
れる内線とを交換接続する。
【0028】呼制御部104は、スイッチ部101及び
トランク103を制御することにより、PBX機能及び
ACD機能を実現する。呼制御部104において、回線
インタフェース制御部105は、トランク103を経由
してISDN PRIの公衆回線102の制御チャネル
であるDチャネルを終端する。
【0029】ISDN D−CHメッセージ制御部10
6は、回線インタフェース制御部105が終端するDチ
ャネル上のDチャネルメッセージを終端する。スイッチ
制御部107は、スイッチ部101の交換接続状態を制
御する。
【0030】呼自動分配(ACD)制御部109は、ル
ートテーブル110、転送先電話番号テーブル111、
顧客データベース112、又はシステム運用状況テーブ
ル113を参照し、また、外部データアクセス制御部1
14を介して他サイトの外部データベースにアクセスし
ながら、バス108を介してISDN D−CHメッセ
ージ制御部106/回線インタフェース制御部105を
介して公衆回線102のDチャネルにアクセスし、ま
た、スイッチ制御部107を介してスイッチ部101を
制御することにより、呼自動分配(ACD)機能を実現
する。
【0031】ルートテーブル110は、第1乃至第5の
全ての実施の形態において使用される。転送先電話番号
テーブル111は、第1及び第4の実施の形態において
使用される。顧客データベース112は、第2の実施の
形態において使用される。システム運用状況テーブル1
13は、第3の実施の形態において使用される。外部デ
ータアクセス制御部114は、第3の実施の形態におい
て使用される。本発明の第1の実施の形態 図2は、図1のシステム構成に基づく本発明の第1の実
施の形態の構成図である。図2において、図1の場合と
同じ番号が付された部分は図1の場合と同じ機能を有す
る。
【0032】呼制御部104内のルートテーブル110
は、着信呼の種別(案内処理、サポート処理、クレーム
処理等)に応じた数だけ定義されている。また、呼制御
部104内の転送先電話番号テーブル111も複数定義
され、任意の転送先電話番号テーブル111(#j)
は、任意のルートテーブル110内の転送制御ステップ
(#j)から参照される。
【0033】ルートテーブル110に設定される上記転
送制御ステップは、呼分配制御ステップであって、公衆
網を利用した着信転送を制御する。呼制御部104内の
呼自動分配制御部109(図1)は、ルートテーブル1
10内の転送制御ステップから転送先電話番号テーブル
111を参照することによって転送先電話番号を決定
し、公衆網が提供する着信転送サービスを利用して、公
衆網からの着信呼を、その転送先電話番号に対応する他
のサイト又はホームエージェントに転送することができ
る。
【0034】転送先電話番号テーブル111は、平日・
休日・祭日等の曜日と時間帯1〜yとのX×Yのマトリ
クスによって構成され、曜日と時間帯に応じて転送先電
話番号DNxyが設定されている。転送先電話番号DN
xyは、加入者電話番号であり、他サイトの電話番号又
はホームエージェントの電話番号等の任意の加入者電話
番号である。
【0035】続いて、上述の構成を有する本発明の第1
の実施の形態の動作について、図3に示される動作フロ
ーチャートに基づいて説明する。まず、呼制御部104
内のISDN D−CHメッセージ制御部106は、公
衆網から、公衆回線102、トランク103、及び回線
インタフェース制御部105を介して、ISDN PR
I着信呼の検出として、SETUP(呼設定)メッセー
ジを受信する(ステップ301)。ISDN D−CH
メッセージ制御部106は、特定のトランク102から
SETUPメッセージを受信したことを、呼自動分配制
御部109へ通知する。
【0036】これに対し、呼自動分配制御部109は、
ISDN D−CHメッセージ制御部106に対して、
回線インタフェース制御部105、トランク103、及
び公衆回線102を介して、公衆網に、Alert(呼
出)メッセージを送出させる(ステップ302)。
【0037】呼自動分配制御部109は、ISDN D
−CHメッセージ制御部106からバス108を介して
上記SETUPメッセージの受信を通知されると、その
通知に含まれる着番号又は/及びトランク種別から、ル
ートテーブル110を抽出する(ステップ303)。
【0038】呼自動分配制御部109は、抽出したルー
トテーブル110の先頭から順に、ルートステップを抽
出し(ステップ304)、それが転送制御ステップであ
るか否かを判定する(ステップ305)。
【0039】呼自動分配制御部109は、抽出したルー
トステップが転送制御ステップではない場合には、その
ルートステップを実行して必要な制御動作を実行する
(ステップ306)。このルートステップに基づいて、
例えばスイッチ部101に接続されている特には図示し
ない何れかのACDエージェントへの着信制御、どのA
CDエージェントもビジーである場合における待合せ制
御、アナウンスマシンへの接続制御等が実行される。
【0040】その後、呼自動分配制御部109は、次ル
ートステップの実行が必要であるか否かを判定する(ス
テップ307)。呼自動分配制御部109は、次ルート
ステップの実行が不要ならば、着信呼に対するACD処
理を終了し(ステップ307→308)、次ルートステ
ップの実行が必要ならば、ステップ303で抽出したル
ートテーブル110から次ルートステップを抽出する処
理を繰り返す(ステップ307→304)。
【0041】呼自動分配制御部109は、抽出したルー
トステップが転送制御ステップである場合には、その転
送制御ステップが指示している転送先電話番号テーブル
111を抽出し、現曜日及び現時刻に対応するする転送
先電話番号DNxyを抽出する(ステップ305→30
9)。
【0042】呼自動分配制御部109は、ISDN D
−CHメッセージ制御部106に対して、抽出した転送
先電話番号DNxyに基づく着信転送要求であるINF
ORMATION(付加情報)メッセージ(Dチャネル
メッセージ)を編集させ、それを回線インタフェース制
御部105、トランク103、及び公衆回線102を介
して、公衆網に送出させる(ステップ310)。
【0043】その後、呼自動分配制御部109は、上記
着信転送要求が公衆網によって受け付けられたか否か
を、公衆回線102、トランク103、回線インタフェ
ース制御部105、及びISDN D−CHメッセージ
制御部106を介して監視する(ステップ311)。
【0044】その監視の結果、呼自動分配制御部109
は、公衆網から受信されたINFORMATIONメッ
セージによって、上記着信転送要求が公衆網によって受
け付けられなかったと判定した場合には、ISDN D
−CHメッセージ制御部106に対して、回線インタフ
ェース制御部105、トランク103、及び公衆回線1
02を介して、公衆網に、Alertメッセージを送出
させた後(ステップ311→312)、次ルートステッ
プの処理に移行し、ステップ304以降の処理を続行す
る(ステップ313→304)。
【0045】上記監視の結果、呼自動分配制御部109
は、公衆網から受信されたDISCONNECT(切
断)メッセージによって、上記着信転送要求が公衆網に
よって受け付けられたと判定した場合には、続いて公衆
網から受信されるINFORMATIONメッセージに
よって、転送先が呼出中であることを確認する(ステッ
プ311→314)。
【0046】更に、呼自動分配制御部109は、公衆網
から受信されるINFORMATIONメッセージによ
って、転送先が応答したことを確認し(ステップ31
5)、着信呼に対するACD処理を終了する(ステップ
316)。
【0047】このようにして、呼自動分配制御部109
は、ルートテーブル110内の転送制御ステップから転
送先電話番号テーブル111を参照することによって転
送先電話番号を決定し、公衆網が提供する着信転送サー
ビスを利用して、公衆網からの着信呼を、その転送先電
話番号に対応する他のサイト又はホームエージェントに
転送することができる。
【0048】なお、上述のACD処理の結果、着信の発
生した公衆回線102は、空き状態となる。また、発呼
した加入者は、上記着信呼が最初に受信されたサイトま
での電話料金を負担すればよい。或いは、最初にかけた
電話番号がフリーダイヤル番号であれば、発呼した加入
者は電話料金を負担する必要はない。本発明の第2の実施の形態 図4は、図1のシステム構成に基づく本発明の第2の実
施の形態の構成図である。図4において、図1の場合と
同じ番号が付された部分は図1の場合と同じ機能を有す
る。
【0049】まず、呼制御部104内に、図2に示され
る本発明の第1の実施の形態の場合と同様のルートテー
ブル110を有する。また、呼制御部104は、ルート
テーブル110内の転送制御ステップが呼び出されたと
きに着信呼に付加されている発番号(発信者番号)に基
づいて参照される顧客データベース112を保持する。
この顧客データベース112には、顧客の電話番号に対
応するレコード毎に、最適着信先の電話番号DNaと、
バックアップ着信先(転送先)の電話番号DNbとが登
録されている。
【0050】呼制御部104内の呼自動分配制御部10
9(図1)は、ルートテーブル110内の転送制御ステ
ップが呼び出されたときに着信呼に付加されている発番
号に対応する顧客データベース112内のレコードを参
照することによりバックアップ着信先電話番号データD
Nbを転送先電話番号として抽出し、公衆網が提供する
着信転送サービスを利用して、公衆網からの着信呼を、
そのバックアップ着信先電話番号Dnbに対応する他の
サイト又はホームエージェントに転送することができ
る。
【0051】続いて、上述の構成を有する本発明の第2
の実施の形態の動作について、図5に示される動作フロ
ーチャートに基づいて説明する。まず、ステップ501
〜508の各処理ステップは、図3に示される本発明の
第1の実施の形態におけるステップ301〜308の各
処理ステップと同じである。
【0052】なお、顧客データベース112内の最適着
信先の電話番号DNaは、例えば、ステップ506での
ルートステップの実行時に随時参照されることにより、
自サイト内の最適なACDエージェント(内線)を決定
する。
【0053】次に、呼自動分配制御部109は、着信呼
又はトランク102の種別に対応してルートテーブル1
10から各ルートステップを順次抽出する過程におい
て、抽出したルートステップが転送制御ステップである
場合は、ステップ501で受信された着信呼のSETU
Pメッセージから発番号(発信者番号)を抽出する(ス
テップ509)。
【0054】続いて、呼自動分配制御部109は、抽出
した発番号をキーとして、顧客データベース112にア
クセスすることにより、その発番号に対応するレコード
からバックアップ着信先電話番号データDNbを転送先
電話番号として抽出する(ステップ510)。
【0055】呼自動分配制御部109は、ISDN D
−CHメッセージ制御部106に対して、抽出したバッ
クアップ着信先電話番号データDNbに基づく着信転送
要求であるINFORMATIONメッセージを編集さ
せ、それを回線インタフェース制御部105、トランク
103、及び公衆回線102を介して、公衆網に送出さ
せる(ステップ511)。
【0056】ステップ511以降のステップ512〜5
17の各処理ステップは、図3に示される本発明の第1
の実施の形態におけるステップ311〜316の各処理
ステップと同じである。
【0057】このようにして呼自動分配制御部109
は、ルートテーブル110内の転送制御ステップが呼び
出されたときに着信呼に付加されている発番号に対応す
る顧客データベース112内のレコードを参照すること
によりバックアップ着信先電話番号データDNbを転送
先電話番号として抽出し、公衆網が提供する着信転送サ
ービスを利用して、公衆網からの着信呼を、そのバック
アップ着信先電話番号DNbに対応する他のサイト又は
ホームエージェントに転送することができる。本発明の第3の実施の形態 図6は、図1のシステム構成に基づく本発明の第3の実
施の形態の構成図である。図6において、図1の場合と
同じ番号が付された部分は図1の場合と同じ機能を有す
る。
【0058】まず、呼制御部104内に、図2に示され
る本発明の第1の実施の形態の場合と同様のルートテー
ブル110を有する。また呼制御部104は、ルートテ
ーブル110内の転送制御ステップが呼び出されたとき
に各サイト(ACDサイト)の各ACDグループに対応
するレコード毎に、その運用状況を保持したシステム運
用状況テーブル113を保持する。
【0059】ここで、ACDグループとは、1つのサイ
トにおいて、着信呼の或る種別に対しその着信呼が着信
することのできるACDエージェントのグループをい
う。各ACDサイトのACDグループ毎の運用状況とし
ては、そのサイト内のそのACDグループにおける滞留
呼数、待時間、及びそのサイトの代表電話番号である転
送先電話番号DNc等が設定される。各ACDサイトの
ACDグループ毎の運用状況は、後述するサイト間の通
信処理によって、リアルタイムに更新することができ
る。
【0060】なお、自サイト内の各ACDグループ毎の
運用状況も、自サイト内のシステム運用状況テーブル1
13に保持される。呼制御部104内の呼自動分配制御
部109(図1)は、ルートテーブル110内の転送制
御ステップが呼び出されたときにシステム運用状況テー
ブル113を参照することにより、最適な転送先サイト
及びACDグループを決定してそれに対応する転送先電
話番号DNcを抽出し、公衆網が提供する着信転送サー
ビスを利用して、公衆網からの着信呼を、その転送先電
話番号DNcに対応する他のサイト又はホームエージェ
ントに転送することができる。
【0061】続いて、上述の構成を有する本発明の第3
の実施の形態の動作について、図7に示される動作フロ
ーチャートに基づいて説明する。まず、ステップ701
〜708の各処理ステップは、図3に示される本発明の
第1の実施の形態におけるステップ301〜308の各
処理ステップと同じである。
【0062】次に、呼自動分配制御部109は、着信呼
又はトランク103の種別に対応してルートテーブル1
10から各ルートステップを順次抽出する過程におい
て、抽出したルートステップが転送制御ステップである
場合は、まず、システム運用状況テーブル113を参照
することにより、着信呼の自サイト内でのキューイング
先のACDグループに対応するレコードから、待時間を
抽出する(ステップ709)。
【0063】また、呼自動分配制御部109は、システ
ム運用状況テーブル113を参照することにより、自サ
イト以外の各ACDサイトの各ACDグループに対応す
るレコードから、待時間が最小であるACDグループの
レコードとそこに保持されている待時間を抽出する(ス
テップ710)。
【0064】そして、呼自動分配制御部109は、ステ
ップ709で抽出したキューイング先待時間がステップ
710で抽出した他サイトの最小待時間よりも小さいか
否かを判定する(ステップ711)。
【0065】呼自動分配制御部109は、ステップ71
1の判定がYESである場合には、次ルートステップの
処理に移行し、ステップ704以降の処理を続行する
(ステップ711→712→704)。
【0066】一方、呼自動分配制御部109は、ステッ
プ711の判定がNOである場合には、システム運用状
況テーブル113を参照することにより、ステップ71
0で抽出した最小待時間を有するレコードから、そのレ
コードに対応する他サイト内のACDグループに対する
転送先電話番号DNcを抽出する(ステップ711→7
13)。
【0067】呼自動分配制御部109は、ISDN D
−CHメッセージ制御部106に対して、抽出した転送
先電話番号DNcに基づく着信転送要求であるINFO
RMATIONメッセージを編集させ、それを回線イン
タフェース制御部105、トランク103、及び公衆回
線102を介して、公衆網に送出させる(ステップ71
4)。
【0068】ステップ714以降のステップ715〜7
20の各処理ステップは、図3に示される本発明の第1
の実施の形態におけるステップ311〜316の各処理
ステップと同じである。
【0069】このようにして呼自動分配制御部109
は、ルートテーブル110内の転送制御ステップが呼び
出されたときにシステム運用状況テーブル113を参照
することにより、最適な転送先サイト及びACDグルー
プを決定してそれに対応する転送先電話番号DNcを抽
出し、公衆網が提供する着信転送サービスを利用して、
公衆網からの着信呼を、そのバックアップ着信先電話番
号DNcに対応する他のサイト又はホームエージェント
に転送することができる。
【0070】図8は、各ACDサイト間で各ACDサイ
トのACDグループ毎の運用状況をリアルタイムに交換
するためのサイト間の通信処理の制御動作説明図、図9
は、その制御動作フローチャートである。
【0071】まず、ACDサイト(#1)において、そ
のサイト内のスイッチ部101(#1)に収容されてい
る特には図示しないACDエージェントが着信呼に応答
して通話中に遷移する(図9のステップ901)。
【0072】ACDサイト(#1)内の呼制御部104
(#1)内の呼自動分配制御部109(図1参照)は、
システム運用状況テーブル113において、上記着信エ
ージェントが属するACDグループに対応するレコード
の待時間を、上記着信呼の待時間(着信検出からACD
エージェントが応答するまでの時間)で更新する(ステ
ップ902)。
【0073】呼自動分配制御部109は、上記待時間更
新データをパケット化し、外部データアクセス制御部1
14(図1参照)からコンピュータネットワークである
WAN(ワイドエリアネットワーク)を経由して他サイ
ト、例えば図8のスイッチ部101(#2)が存在する
サイト(#2)に送出する(ステップ904)。
【0074】これに対して、サイト(#2)内の呼制御
部104(#2)内の呼自動分配制御部109は、外部
データアクセス制御部114を経由して上記パケットを
受信する(ステップ905)。
【0075】そして、サイト(#2)内の呼制御部10
4(#2)内の呼自動分配制御部109は、上記受信し
たパケットに格納されている待時間更新データの内容に
従い、システム運用状況テーブル113において、上記
内容に該当するACDグループに対応するレコードの待
時間を更新する(ステップ906)。
【0076】なお、ACDサイト間の上記通信処理は、
各ACDサイトの何れかのACDエージェントが着信呼
に応答した個別のタイミングではなく、一定時間毎にま
とめて実行されるように構成されてもよい。本発明の第4の実施の形態 図10は、図1のシステム構成に基づく本発明の第4の
実施の形態の構成図である。図10において、図1の場
合と同じ番号が付された部分は図1の場合と同じ機能を
有する。
【0077】まず、呼制御部104内に、図2に示され
る本発明の第1の実施の形態の場合と同様のルートテー
ブル110を有する。また、呼制御部104には、公衆
網とトール網等の専用線網の別を識別する網種別と、そ
の識別された網上での転送先電話番号とが登録された複
数の転送先電話番号テーブル111が保持される。
【0078】呼制御部104内の呼自動分配制御部10
9(図1)は、ルートテーブル110内の転送制御ステ
ップから転送先電話番号テーブル111を参照すること
によって網種別と転送先電話番号を決定し、網種別が公
衆網である場合には、前述した本発明の第1の実施の形
態の場合と同様にして、公衆網が提供する着信転送サー
ビスを利用して、公衆網からの着信呼を、その転送先電
話番号に対応する他のサイト又はホームエージェントに
転送することができ、また、網種別が専用線網である場
合には、トランク1002を補足した後に、専用線10
03を経由して転送先電話番号に発呼して、公衆網から
の着信呼を、その転送先電話番号に対応する他のサイト
又はホームエージェントに転送することができる。
【0079】続いて、上述の構成を有する本発明の第4
の実施の形態の動作について、図11に示される動作フ
ローチャートに基づいて説明する。まず、ステップ11
01〜1108の各処理ステップは、図3に示される本
発明の第1の実施の形態におけるステップ301〜30
8の各処理ステップと同じである。
【0080】次に、呼自動分配制御部109は、着信呼
又はトランク103の種別に対応してルートテーブル1
10から各ルートステップを順次抽出する過程におい
て、抽出したルートステップが転送制御ステップである
場合は、その転送制御ステップが指示している転送先電
話番号テーブル111から、転送先電話番号と網種別を
抽出する(ステップ1109)。
【0081】呼自動分配制御部109は、抽出した網種
別が公衆網であるか否かを判定する(ステップ111
0)。呼自動分配制御部109は、抽出した網種別が公
衆網であると判定した場合には、ステップ1111〜1
117の一連の処理ステップを実行する。これらの処理
ステップは、図3に示される本発明の第1の実施の形態
におけるステップ310〜316の各処理ステップと同
じである。
【0082】このように、呼自動分配制御部109は、
網種別が公衆網である場合には、前述した本発明の第1
の実施の形態の場合と同様にして、公衆網が提供する着
信転送サービスを利用して、公衆網からの着信呼を、そ
の転送先電話番号に対応する他のサイト又はホームエー
ジェントに転送することができる。
【0083】呼自動分配制御部109は、抽出した網種
別が公衆網ではなく専用線網であると判定した場合に
は、ステップ1118〜1121の一連の処理ステップ
を実行する。
【0084】まず呼自動分配制御部109は、専用線1
003(図10参照)を収容するトランク1002が全
て使用中であるか否かを判定する(ステップ111
8)。呼自動分配制御部109は、トランク1002が
全て使用中であると判定した場合には、次ルートステッ
プの処理に移行し、ステップ1104以降の処理を続行
する(ステップ1118→1119→1104)。
【0085】呼自動分配制御部109は、トランク10
02が全て使用中ではないと判定した場合には、専用線
1003のトランク1002を捕捉し、ステップ110
9で抽出した転送先電話番号に発呼(ダイヤル)して、
公衆網からの着信呼を、その転送先電話番号に対応する
他のACDシステム1004に転送し(ステップ112
0)、ACD処理を終了する(ステップ1121)。
【0086】このようにして、呼自動分配制御部109
は、網種別が専用線網である場合には、専用線1003
を経由して転送先電話番号に発呼して、公衆網からの着
信呼を、その転送先電話番号に対応する他のサイトに転
送することができる。本実施の形態を実現するプログラムが記録された記録媒
体についての補足 本発明は、コンピュータにより使用されたときに、上述
の本発明の各実施の形態の各構成によって実現される機
能と同様の機能をコンピュータに行わせるためのコンピ
ュータ読出し可能記録媒体として構成することもでき
る。
【0087】この場合に、図12に示されるように、例
えばフロッピィディスク、CD−ROMディスク、光デ
ィスク、リムーバブルハードディスク等の可搬型記録媒
体1202や、ネットワーク回線1203経由で、本発
明の実施の形態の各種機能を実現するプログラムが、図
1の呼制御部104を実現するコンピュータ1201の
本体1204内のメモリ(RAM又はハードディスク
等)1205にロードされて、実行される。
【0088】
【発明の効果】本発明によれば、公衆網からの着信呼に
対して、転送制御ステップの実行によって転送先電話番
号を決定し、公衆網が提供する着信転送サービスを利用
して、公衆網からの着信呼を、その転送先電話番号に対
応する他のサイト又はホームエージェントに転送するこ
とができる。このため、従来必要であったコールセンタ
装置間をむすぶ専用線のチャネル数及び転送ブロック等
を考慮しない運用形態が可能となり、複数のコールセン
タ装置全体で最適な運用を実現することが可能となる。
【0089】また、この場合には、コールセンタ装置間
に専用線網を敷設する必要がないため、コールセンタシ
ステムのコストダウンを図ることが可能となる。更に、
ホームエージェントへの転送においても、公衆網が提供
する着信転送サービスを利用することにより、コールセ
ンタ装置が収容する公衆回線が専有されてしまうことを
回避することができ、ホームエージェントの数に依存し
ないコールセンタ装置の運用が可能となり、ホームエー
ジェントシステムの導入・運用を容易に実現することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施の形態に共通のシステム構成図
である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の構成図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の制御動作フローチ
ャートである。
【図4】本発明の第2の実施の形態の構成図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の制御動作フローチ
ャートである。
【図6】本発明の第3の実施の形態の構成図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態の制御動作フローチ
ャートである。
【図8】本発明の第3の実施の形態におけるサイト間の
通信処理の制御動作説明図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態におけるサイト間の
通信処理の制御動作フローチャートである。
【図10】本発明の第4の実施の形態の構成図である。
【図11】本発明の第4の実施の形態の制御動作フロー
チャートである。
【図12】各実施の形態を実現するプログラムが記録さ
れた記録媒体の説明図である。
【図13】従来のネットワーク型コールセンタの構成図
である。
【図14】従来のホームエージェントの構成図である。
【符号の説明】
101 スイッチ部 102 公衆回線 103 トランク 104 呼制御部 105 回線インタフェース制御部 106 ISDN D−CHメッセージ制御部 107 スイッチ制御部 108 バス 109 呼自動分配(ACD)制御部 110 ルートテーブル 111 転送先電話番号テーブル 112 顧客データベース 113 システム運用状況テーブル 114 外部データアクセス制御部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆網を利用して自動呼分配を行うコー
    ルセンタ装置であって、 着信呼に対する自動呼分配手続きを制御する1つ以上の
    制御ステップを記憶するルートテーブルと、 着信呼に対して前記ルートテーブル内の各制御ステップ
    を順次実行することにより該各制御ステップに対応する
    自動呼分配動作を実行し、その場合において、実行され
    る制御ステップが前記着信呼の転送を指示する転送制御
    ステップである場合に、該転送制御ステップに基づいて
    前記着信呼に対する転送先電話番号を決定し、前記公衆
    網が提供する着信転送サービスを利用して前記着信呼を
    前記決定した転送先電話番号に転送する呼制御プロセッ
    サと、 を含むことを特徴とするコールセンタ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置であって、 転送先電話番号を決定する情報を記憶する転送先電話番
    号テーブルを更に含み、 前記呼制御プロセッサは、前記実行される制御ステップ
    が前記着信呼の転送を指示する転送制御ステップである
    場合に、前記転送先電話番号テーブルを参照することに
    より、前記着信呼に対する転送先電話番号を決定し、前
    記公衆網が提供する着信転送サービスを利用して前記着
    信呼を前記決定した転送先電話番号に転送する、 ことを特徴とするコールセンタ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の装置であって、 前記転送先電話番号テーブルは、日時、曜日、又は時間
    帯毎に前記転送先電話番号をスケジューリングするため
    の情報を記憶する、 ことを特徴とするコールセンタ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の装置であって、 前記公衆網によって前記着信呼に付加されている付加情
    報に基づいて前記転送先電話番号を決定する情報を記憶
    する付加情報データベースを更に含み、 前記呼制御プロセッサは、前記実行される制御ステップ
    が前記着信呼の転送を指示する転送制御ステップである
    場合に、前記着信呼に付加されている付加情報に基づい
    て前記付加情報データベースを参照することにより、前
    記着信呼に対する転送先電話番号を決定し、前記公衆網
    が提供する着信転送サービスを利用して前記着信呼を前
    記決定した転送先電話番号に転送する、 ことを特徴とするコールセンタ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の装置であって、 他のコールセンタ装置内のシステム運用状況を記憶する
    システム運用状況テーブルを更に含み、 前記呼制御プロセッサは、前記実行される制御ステップ
    が前記着信呼の転送を指示する転送制御ステップである
    場合に、前記システム運用状況テーブルを参照すること
    により、前記着信呼に対する最適な転送先電話番号を決
    定し、前記公衆網が提供する着信転送サービスを利用し
    て前記着信呼を前記決定した転送先電話番号に転送す
    る、 ことを特徴とするコールセンタ装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の装置であって、 他のコールセンタ装置との間で、前記システム運用状況
    を通信するシステム運用状況通信回路を更に含む、 ことを特徴とするコールセンタ装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6の何れか1項に記載の装
    置であって、 前記呼制御プロセッサは、前記実行される制御ステップ
    が前記着信呼の転送を指示する転送制御ステップである
    場合であって、該転送制御ステップに基づいて決定され
    る前記着信呼に対する転送先電話番号が前記公衆網以外
    の私設網に対応するものである場合に、前記私設網上に
    おいて前記転送先電話番号に発呼して、前記公衆網から
    の着信呼を、前記私設網上の前記転送先電話番号に転送
    する、 ことを特徴とするコールセンタ装置。
  8. 【請求項8】 公衆網を利用して自動呼分配を行うコー
    ルセンタ装置を制御するためのコンピュータにより使用
    されたときにそれによって読み出されるプログラムを記
    録した記録媒体であって、 着信呼に対する自動呼分配手続きを制御する1つ以上の
    制御ステップを記憶する機能と、 着信呼に対して前記記憶された各制御ステップを順次実
    行することにより該各制御ステップに対応する自動呼分
    配動作を実行し、その場合において、実行される制御ス
    テップが前記着信呼の転送を指示する転送制御ステップ
    である場合に、該転送制御ステップに基づいて前記着信
    呼に対する転送先電話番号を決定し、前記公衆網が提供
    する着信転送サービスを利用して前記着信呼を前記決定
    した転送先電話番号に転送する機能と、 を前記コンピュータに行わせるためのプログラムを記録
    したコンピュータ読出し可能記録媒体。
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