JPH11118607A - 溶融金属の温度測定装置及び温度測定方法 - Google Patents

溶融金属の温度測定装置及び温度測定方法

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JPH11118607A
JPH11118607A JP9293196A JP29319697A JPH11118607A JP H11118607 A JPH11118607 A JP H11118607A JP 9293196 A JP9293196 A JP 9293196A JP 29319697 A JP29319697 A JP 29319697A JP H11118607 A JPH11118607 A JP H11118607A
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optical fiber
bobbin
looper
molten metal
temperature
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JP9293196A
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English (en)
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Kenji Oya
憲司 大屋
Sachikazu Hayasaka
祥和 早坂
Shigeru Wakita
茂 脇田
Tsukuru Wakai
造 若井
Akira Matsubayashi
明 松林
Akinori Kaibara
昭典 開原
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JFE Engineering Corp
Fukuyama Kyodokiko Corp
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NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
Fukuyama Kyodokiko Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の溶融金属の温度測定装置は、ボビン1
に巻かれた光ファイバ3が溶融金属13内に送り込み、
先端から放射光が取り込み、ボビン側の放射温度計によ
り温度を測定する。しかし、ボビンの回転により、放射
温度計に振動等によりノイズが発生し、温度測定の精度
不良の原因となっていた。 【解決手段】 ボビン1を回転させ、送り出された光フ
ァイバ3をファイバのルーパ27に蓄えて準備を行い、
次に、ボビンを停止させ、ルーパに蓄えられた光ファイ
バを溶融金属13内に送り込み、温度測定を行う。この
温度測定の際には、ボビン1は停止しているので、従来
の問題は解消する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば溶融金属
の温度測定に用いられる光ファイバをボビンから巻き出
して溶融金属内に送り込んで温度測定を行うため溶融金
属の温度測定装置及び温度測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】溶融金属の温度を測定においては、光フ
ァイバの先端を溶融金属内に送り込み溶融させながら、
光ファイバの先端部から取り込まれた放射光を放射温度
計に導いて温度の測定を行う。
【0003】このような光ファイバを用いた溶融金属の
温度測定は、例えば高炉から流れ出す溶銑の温度を測定
するためにも用いられる。この溶銑は、炉の下部に設け
られた出銑口から鉱滓とともに取り出され、通常この操
作を出銑と呼んでいる。高炉においては鉱石の還元に伴
い炉内の充填物が降下するので、炉の上部から原料等を
装入し適正な充填物レベルを保持している。
【0004】高炉操業では、高炉の炉内の熱レベルは、
炉内の反応状況等の炉内状況を反映し、コークス等の消
費量に影響する。そこで、高炉の熱レベルを正確に把握
することは、炉内状況の変化の早期検知や原料コストの
低減の観点から非常に重要である。
【0005】高炉の熱レベルは、生成した溶銑の温度に
顕著に現れることから、高炉内の溶銑温度を正確に測定
することが重要である。高炉内の溶銑温度を正確に測定
するために、出銑口から噴出している溶銑の温度を正確
に測定する必要がある。そこで、光ファイバの先端を所
定の速度で溶銑噴流内に送り込み溶融させながら、その
先端部から取り込まれ、光ファイバを通って導かれた溶
銑噴流内の放射光を放射温度計で測定する。この光ファ
イバは溶銑噴流の動圧によって弾き出されたり折れたり
することがないように、光ファイバの外周は金属管で被
覆されている。
【0006】このような技術は、例えば特開平7−24
3912号公報に記載されている。即ち、図4に示すよ
うに、ボビン1に巻かれた金属管被覆光ファイバ3が、
モータ5によって回転されるピンチロール7などで構成
される送り出し機構9によって送り出され、ガイド11
を通って溶銑噴流13内に送り込まれる。ガイド11は
駆動装置15によって駆動され、溶銑噴流13の中心に
金属管被覆光ファイバ3が正しく送り込まれるようにガ
イドを行う。
【0007】そして、光ファイバ3がボビン1に巻かれ
る巻き初めの部分、即ち光ファイバ3の後端部分には、
光/電流変換器が接続され、光ファイバ3を通ってきた
放射光が電流に変換される。この変換された電流は、回
転継手を通って外部に取り出される。この光/電流変換
器は放射温度計の一部を構成する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の技術ではボビン1を回転させて光ファイバ3を溶融
金属(溶銑噴流13)内に送り込みつつ温度測定が行わ
れるため、温度測定にともない放射光が電流に変換され
つつある状態で、ボビン1の回転により光/電流変換器
に遠心力や振動が伝わり悪影響を及ぼしていた。
【0009】また、ボビン1が回転する際に回転継手に
はノイズが発生する。これら遠心力や振動の悪影響とノ
イズの発生とにより、温度測定の精度が向上されなかっ
た。この発明は、以上の問題点を解決するためになされ
たもので、ボビンの回転に伴う遠心力や振動、更にはノ
イズ発生を防止することができる光ファイバのルーパを
備えた溶融金属の温度測定装置および温度測定方法を提
供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、下記の発明を提供する。第1の発明は、下記の部
材を備えた溶融金属の温度測定装置である。 (a)放射温度計に接続された光ファイバ(3)が巻か
れたボビン(1)と、(b)前記ボビンから送り出され
た前記光ファイバを一時的に蓄え、送り出すことができ
る光ファイバのルーパ(27)と、(c)前記光ファイ
バのルーパ(27)から光ファイバを送出路(33)を
介して送り出すフィーダ(45)と、(d)前記フィー
ダ(45)から送り出された光ファイバを溶融金属内に
送り出す先端ガイド(50)。
【0011】第2の発明は、前記光ファイバのルーパ
(27)が、ファイバ(3)を一時的に蓄え且つ側面方
向にはみ出ないように側面を閉じている側板(27c,
27d)と、外側ガイド(27a)と内側ガイド(27
b)とから構成されていることを特徴とする溶融金属の
温度測定装置である。
【0012】第3の発明は、前記光ファイバのルーパ
(27)が、ファイバ(3)を一時的に蓄え且つ側面方
向にはみ出ないように側面を閉じている側板(27c,
27d)と、外側ガイド(27a)と内側ガイド(27
b)とからなるルーパ本体と、外側ガイド(27a)の
内側と内側ガイド(27b)の外側にそれぞれ光ファイ
バの送り長さを制御するためのリミットスイッチ(27
x、27y)とを備えたものであることを特徴とする溶
融金属の温度測定装置である。
【0013】第4の発明は、下記の工程を備えたことを
特徴とする溶融金属の温度測定方法である。 (a)ボビンに巻かれている光ファイバをボビンの回転
によって送り出す工程と、(b)送り出された前記光フ
ァイバを光ファイバのルーパに蓄える工程と、(c)前
記ボビンの回転を停止させ、前記光ファイバのルーパに
蓄えられた前記光ファイバを再び送り出し、前記溶融金
属内に送り込む工程と、(d)前記溶融金属内に送り込
まれた光ファイバの先端から得られた放射光から温度測
定を行う工程。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を温度
測定装置全体を示す図1およびルーパの詳細を示す図2
において説明する。本発明は、光ファイバのルーパ27
を備えた溶融金属温度測定装置であり、放射温度計に接
続された光ファイバ3が巻かれたボビン1と、光ファイ
バを送りだす送出路33と、この送出路から送りだされ
た光ファイバを更にガイドするスライドガイド39と、
この光ファイバを溶融金属内に送りだすフィーダ45
と、光ファイバを溶融金属に送り込むガイド50とを備
えた溶融金属の温度測定装置である。
【0015】上記光ファイバのルーパ27は、光ファイ
バを一時的に蓄え再び前記送出路を通過させ送り出すこ
とができる光ファイバのルーパを備えていることを特徴
とする。光ファイバ3が巻かれるボビン1の外側面に
は、放射温度計を構成する光/電流変換器(図示せず)
が取り付けられる。巻かれた光ファイバ3の後端部は、
この光/電流変換器に接続される。
【0016】光/電流変換器によって変換された電流
は、ボビン1の回転軸付近に設けられた図示しない回転
継手を介して、外部に取り出される構成となっている。
外部に取り出された電流に基づいて温度を測定し、測定
された温度の変化を記録する装置(図示せず)などが据
え付けられる。
【0017】また、ボビン1には、光ファイバ3を巻き
出す際に、光ファイバ3が乱れないようにブレーキ21
が設けられている。ボビン1から送り出される光ファイ
バ3の下流側(即ち送り出される側)にはメジヤーロー
ル23が設けられる。
【0018】このメジャーロール23はボビン1に巻か
れた光ファイバ3の送り出し長さを測定し、長さによる
温度誤差を補正し、また、光ファイバ3の消費量(光フ
ァイバ3は溶融金属である溶銑噴流13に送り込まれる
ごとに消費されている)を検出するものである。また、
消費量が限界に近付くと、ボビン1の交換時期を知らせ
る働きもする。
【0019】メジャーロール23の更に下流側には、ピ
ンチロール25が設けられる。このピンチロール25
は、1回の温度測定に必要な長さの光ファイバを送り出
すため間欠的に動作する。また、新しいボビン1に交換
した後に、最初に光ファイバ3を通して、後述するベル
トフィーダ45まで光ファイバ3を送り出す作用も備え
ている。
【0020】ピンチロール25の下流側には、光ファイ
バのルーパ27が設けられる。このルーパの詳細を図2
に示す。ルーパ27は外側ガイド27aと内側ガイド2
7bを側板27cと27dで囲み、また、望ましくは上
下方向は底板27fと天板27eとで囲まれているの
で、光ファイバ3を一時的に蓄えることができる。外側
ガイド27aと内側ガイド27bは、光ファイバが湾曲
するので、矩形状でもよいが、望ましくは円弧状であ
る。また、内側ガイドの外側には内側リミットスイッチ
27y、外側ガイドの内側には外側リミットスイッチ2
7xが設けられている。
【0021】外側リミットスイッチ27xは、まず光フ
ァイバ3の先端を溶銑噴流13に接近させるために必要
な長さの光ファイバをピンチロール25が送り込むとピ
ンチロール25を停止させる。光ファイバ3の先端を溶
銑噴流13に接近させるためには台車57が図中左方向
に移動すると、光ファイバは内側リミットスイッチ27
yに接触するので台車57は停止する。次に、ピンチロ
ール25は光ファイバを1回の測定に必要な長さを再度
送り出し、ルーパ27に貯める。
【0022】光ファイバのルーパ27の下流側には、送
り出された光ファイバ3を通す送出路33が設けられ
る。この送出路33は、直線部35と屈曲部37とから
なる。直線部35は、例えばステンレス製のガイド管に
よって構成されることが望ましい。
【0023】屈曲部37は、コイルスプリングを利用し
た可とう式光ファイバガイド管によって構成される。こ
のような直線部35と屈曲部37を組み合わせること
で、任意の形状の送出路33を設けることが可能とな
る。
【0024】ベルトフィーダ45は、ルーパ27に蓄え
られた光ファイバ3を再び送り出す動作を行う。このベ
ルトフィーバ45は、望ましくは一対のエンドレスベル
ト47が用いられる。これらエンドレスベルト47は、
それぞれ駆動ローラ49と従動ローラ51によって駆動
される。
【0025】そして、一対のエンドレスベルト47の間
に光ファイバ3が挟まれることにより、十分な摩擦力を
伴って光ファイバ3を送り出すことができる。ベルトフ
ィーダ45から送り出された光ファイバ3は、さらに屈
曲部37を経て、先端ガイド50に送り込まれる。この
先端ガイド50は支点53回りに回動可能となってお
り、駆動装置55により回動し、首振り動作を行う。
【0026】この首振り動作により光ファイバ3の先端
は正確に溶融金属である溶銑噴流13内に送り込まれ得
る。なお、ベルトフィーダ45、先端ガイド50、支点
53、駆動装置55は、台車57に搭載され、台車57
の駆動輪59によって前進後退が可能である。
【0027】この前進後退は、スライドガイド39によ
り可能である。即ち、このスライドガイド39は二重管
構造で、直線部分35を構成する二重に配置された管4
1、43が軸方向に長い範囲で重なっていることによ
り、台車57が前進後退しても固定された送出路33の
伸縮が可能となり、また、光ファイバは台車57の前進
後退に連動して調節される。
【0028】以下、この実施形態の動作について説明す
る。まず、この動作は光ファイバ3を光ファイバのルー
パ27に蓄える準備工程と、光ファイバ3を溶融金属で
ある溶銑噴流13内に実際に送り込む送り込み行程とか
らなる。
【0029】準備行程においては、まずピンチロール2
5を駆動して光ファイバ3を引っ張りボビン1を回転さ
せる、溶銑噴流13に光ファイバ3の先端が接するため
に必要な所定長さの光ファイバ3を送り出すとリミット
スイッチ27xが作用して光ファイバの送りを停止させ
る。送り出された光ファイバ3はル−パ27内に蓄えら
れ、緩み等の変形を防止する。所定の長さの光ファイバ
3を送り出した後は、ボビン1用のブレーキ21によっ
て、ボビン1の回転が停止される。
【0030】送り出された光ファイバ3はルーパ27に
蓄えられる。次に台車57を図中右方向に移動させ、光
ファイバの先端を溶銑噴流13に接触させると、光ファ
イバがリミットスイッチ27yに接触し、台車を停止さ
せる。その後再びピンチロール25を回転させ1回の測
定に必要な長さの光ファイバを送り出す。この場合には
リミットスイッチ27xを作動させても、また作動させ
なくともよい。この準備行程では、ベルトフィーダ45
は停止しており、光ファイバのルーパ27よりも下流側
の光ファイバ3は停止している。
【0031】次に、送り込み行程では、前記したように
ボビン1が停止した状態で、ベルトフィーダ45が所定
の速度で光ファイバ3を溶銑噴流13内に、例えば30
0mmを送り込む。この時、ルーパ27よりも上流側の
光ファイバ3は動かず、勿論ボビン1の回転の停止は維
持される。
【0032】このようにして送り込み行程では、光ファ
イバのルーパ27に蓄えられていた所定の長さの光ファ
イバ3が溶銑噴流13内に送り込まれている間に、光フ
ァイバ3の先端から取り込まれた溶銑噴流13内の放射
光は、光ファイバ3を通って放射温度計(図示せず)に
導かれる。
【0033】そして放射温度計を構成する光/電流変換
器によって電流に変換される。変換された電流は、ボビ
ン1の回転継手(図示せず)を介して外部に取り出され
る。取り出された電流により溶銑噴流13内の温度が測
定され、記録される。
【0034】以上説明したように、溶銑噴流13内の温
度を測定している際に、ボビン1の回転は停止されてい
るので、従来のようにボビン1の回転に伴う遠心力や振
動が光/電流変換器に悪影響を及ぼしてしまうというこ
とを防止できる。また、温度測定の際に、ボビン1の回
転によって回転継手にノイズが発生するという問題も解
消される。
【0035】図3は、実際に行った実験結果を示すもの
である。この実験では、変動する温度信号のピ−ク値を
溶銑温度とした。また、実際の温度測定は数秒しか測定
しないが、この実験では、10分間連続して測定した。
10分間に得られた温度信号のピ−ク値の最大値と最小
のバラツキは、従来のようにボビン1を回転しつつ温度
測定を行った場合には、約3℃のバラつきが発生する
(同図(A))が、ボビン1の回転を停止して温度測定
を行うこの実施形態によれば、バラツキは約1℃程度に
減少している(同図(B))。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ボビンを回転させずに光ファイバを溶融金属に送り
込みつつ温度測定を行うことができるので、温度測定に
ともない熱放射光が電流に変換されつつある状態で、ボ
ビンが回転することはない。よって、ボビンの回転によ
る遠心力や振動が光/電流変換器に伝わり悪影響を及ぼ
すことがない。また、ボビンの回転により回転継手にノ
イズが発生することもない。したがって、これら遠心力
や振動の悪影響とノイズの発生が防止でき、温度測定の
精度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る溶融金属温度測定
装置の全体概略図である。
【図2】この発明の一実施形態に係る光ファイバのルー
パの詳細を示す図である。
【図3】図1の溶融金属温度測定装置によって行われた
温度測定の結果を従来の結果と比較する図である。
【図4】従来の溶融金属温度測定装置の全体の概略図で
ある。
【符号の説明】
1 ボビン 3 光ファイバ 13 溶銑噴流(溶融金属) 21 ブレーキ 23 メジャーロール 25 ピンチロール 27 光ファイバのルーパ 27a ルーパの外側ガイド 27b ルーパの内側ガイド 27c ルーパの側板 27d ルーパの側板 27e ルーパの天板 27f ルーパの底板 27x 外側リミットスイッチ 27y 内側リミットスイッチ 45 ベルトフィーダ 50 先端ガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 脇田 茂 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 若井 造 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 松林 明 広島県福山市鋼管町1番地 福山共同機工 株式会社内 (72)発明者 開原 昭典 広島県福山市鋼管町1番地 福山共同機工 株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の部材を備えた溶融金属の温度測定
    装置。 (a)放射温度計に接続された光ファイバ(3)が巻か
    れたボビン(1)と、(b)前記ボビンから送り出され
    た前記光ファイバを一時的に蓄え、送り出すことができ
    る光ファイバのルーパ(27)と、(c)前記光ファイ
    バのルーパ(27)からの光ファイバを送出路(33)
    を介して送り出すフィーダ(45)と、(d)前記フィ
    ーダ(45)から送り出された光ファイバを溶融金属内
    に送り出す先端ガイド(50)。
  2. 【請求項2】 前記光ファイバのルーパ(27)が、フ
    ァイバ(3)を一時的に蓄え且つ側面方向にはみ出ない
    ように側面を閉じている側板(27c,27d)と、外
    側ガイド(27a)と内側ガイド(27b)とから構成
    されていることを特徴とする請求項1記載の溶融金属の
    温度測定装置。
  3. 【請求項3】 前記光ファイバのルーパ(27)が、フ
    ァイバ(3)を一時的に蓄え且つ側面方向にはみ出ない
    ように側面を閉じている側板(27c,27d)と、外
    側ガイド(27a)と内側ガイド(27b)とからなる
    ルーパ本体と、外側ガイド(27a)の内側と内側ガイ
    ド(27b)の外側にそれぞれ光ファイバの送り長さを
    制御するためのリミットスイッチ(27x、27y)と
    を備えたものであることを特徴とする請求項1記載の溶
    融金属の温度測定装置。
  4. 【請求項4】 下記の工程を備えたことを特徴とする溶
    融金属の温度測定方法。 (a)ボビンに巻かれている光ファイバをボビンの回転
    によって送り出す工程と、(b)送り出された前記光フ
    ァイバを光ファイバのルーパに蓄える工程と、(c)前
    記ボビンの回転を停止させ、前記光ファイバのルーパに
    蓄えられた前記光ファイバを再び送り出し、前記溶融金
    属内に送り込む工程と、(d)前記溶融金属内に送り込
    まれた光ファイバの先端から得られた放射光から温度測
    定を行う工程。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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