JPH11115920A - フレキシブルコンテナバッグ解袋装置 - Google Patents

フレキシブルコンテナバッグ解袋装置

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JPH11115920A
JPH11115920A JP2659498A JP2659498A JPH11115920A JP H11115920 A JPH11115920 A JP H11115920A JP 2659498 A JP2659498 A JP 2659498A JP 2659498 A JP2659498 A JP 2659498A JP H11115920 A JPH11115920 A JP H11115920A
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blade
powder
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Norio Yasuzawa
典男 安澤
Akira Narita
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉体バッグなどを開袋する場合、従来はクレ
ーンで吊荷状態のバッグを作業者がカッターで開封し、
粉体を直接土間やホッパーに落下させるなどしていた。
しかし、粉塵が舞い上がり作業環境が悪化、切断作業の
ため2名必要とするなどの問題があった。 【解決手段】 落下粉体を分配装置によりホッパー内壁
側壁に導き、発生する粉塵上昇気流を中空フード内に安
定して取込むことにより、粉体粒子は慣性によってガス
流から離脱して、壁やバッフルに衝突して捕捉される慣
性および衝突集塵を利用する。粉体が充填されたフレキ
シブルコンテナバッグを適宜手段により吊下げ、ホッパ
ー内にある先端高さを変えた複数のペン先状ナイフを十
字に連続配置した中央刃物と外方刃物の上に下降させ、
自重でバッグ底部を切断し粉体を排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工業、農業、食品
などの産業で扱われる粉体物のフレキシブルコンテナバ
ッグ(「以下、フレコンバッグと称する」)を開封する
際に発生する粉塵を動力なしで抑制することのできるフ
レキシブルコンテナバッグ解袋装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものにあっては、下記の
ようなものになっている。 1.粉体バッグなどを開袋する場合、従来はクレーンで
吊荷状態のバッグを作業者がカッターで開封し、粉体を
直接土間やホッパーに落下させていた。 2.上記の環境対策および省力化対策として、「フレキ
シブルコンテナバッグ開袋機」(特開平6−32913
5)があるが、 A.ケーシング内をブロワ吸引により負圧にして集塵す
る、 B.ケーシング内部に突針と傾斜ナイフを設け、粉体バ
ッグを落下させてバッグを開封するよう構成されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。 1.粉塵の舞い上がりによる作業環境の悪化、およびク
レーンとカッターによる切断作業のため2名配置が必要
であった。 2.「フレキシブルコンテナバッグ開袋機」の場合は、
いずれも動力を用いるので、設備費およびランニングコ
ストが高く、さらにメンテナンス費用がかかるなどの問
題点がある。 本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
なされたものであり、その目的とするところは、次のよ
うなことのできるものを提供しようとするものである。
フレコンバッグなどから粉体をあける際に発生する粉塵
を、動力を使わない方法で抑制する装置を提案するもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記のようになるものである。 1.粉体をホッパーにあける際の発塵メカニズムは、 A.粉体の落下過程で横風などに同伴される1次飛散、 B.落下粉体がホッパー内壁もしくはホッパー内堆積物
表面に衝突した際に発生する2次飛散に大別される。 一般に、1次飛散は屋内であれば余り問題になることは
ないが、2次飛散は屋内外に関係なく発生するもので、
1次飛散に比べて発生量も多いことから2次飛散をいか
に抑制するかが粉体落下時における発塵防止のポイント
である。2次飛散としてホッパー外に粉塵が飛散するの
は、落下粉体のホッパー内での体積置換とホッパー内堆
積物表面への衝突反転流れに同伴する粉塵によるもので
ある。本発明は落下粉体を分配装置によりホッパー内壁
側壁に導き、発生する粉塵上昇気流を中空フード内に安
定して取込むことにより、粉体粒子は慣性によってガス
流から離脱して、壁やバッフルに衝突して補捉される慣
性および衝突集塵を利用する。また、中空フードの上部
で反転した粉塵気流は、流速分布も均一化され、粒子の
自然沈降を利用した重力集塵も加わり除塵効率を高め
る。 2.切断(実施例1) 粉体が充填されたフレコンバッグをクレーンやホイスト
などの適宜手段により吊下げ、ホッパー内にある先端高
さを変えた複数のペン先状ナイフを十字に連続配置した
中央刃物と外方刃物の上に下降させ、自重でフレコンバ
ッグ底部を四方向に切断し粉体を排出する。 3.切断(実施例2) 粉体が充填されたフレコンバッグなどを中空フード上の
バッグ受けに静置させる。この時、バッグ受け下方に備
えた複数のナイフがフレコンバッグの底面に突き刺さ
る。その後、ナイフを水平移動させてフレコンバッグの
底部を切り裂き粉体を排出する。
【0005】より具体的には下記のようになるものであ
る。すなわち、本発明のものは、解袋装置ケーシング2
と、中仕切りガイド板3と、粉体分配装置4と、第1種
バッグ切断装置5から構成され、解袋装置ケーシング2
は、ホッパー2Aと、このホッパーの上面に連設された
中空フード2Bで構成され、中空フード2Bは縦筒状外
壁2B1と、縦筒状外壁内の上辺に水平状態で連設され
た輪状の天板2B2と、天板2B2の内周に縦筒状外壁
の高さ方向の略中央部に達するよう連設された縦筒状内
壁2B3により当該縦筒状外壁内の上方部分に形成され
た空間部2B4から構成され、中仕切りガイド板3は、
縦筒部3Aと縦筒部の下辺に連設されたガイド部3Bか
ら構成され、縦筒部3Aを空間部2B4内に位置せしめ
ることで、当該空間部2B4内に上端が連通している粉
塵同伴の上昇気流の内方縦流路2B41と外方縦流路2
B42が構成され、粉体分配装置4は、錐状に構成さ
れ、中空フード2Bの中央下部に位置して配設され、第
1種バッグ切断装置5は、粉体分配装置4の側面におけ
る上方部分に上方に向け起立された中央刃物5Aと、下
方部分に上方に向け起立された外方刃物5Bから構成さ
れ、これら中央刃物5Aと外方刃物5Bは、ペン先状ナ
イフの先端高さを変え平面十字に連続配置したフレキシ
ブルコンテナバッグ解袋装置である。
【0006】この場合、下記のように構成することがで
きる。 第1.第1種バッグ切断装置5は、粉体分配装置4の側
面における上方部分に上方に向け起立された中央刃物5
Aと、下方部分に上方に向け起立された外方刃物5Bか
ら構成され、中央刃物5Aは、ペン先状ナイフ5A1を
粉体分配装置の頂点を中心として平面十字に連続配置し
て構成され、外方刃物5Bは、ペン先状ナイフ5B1が
中央刃物5Aにおけるペン先状ナイフ5A1の外方辺に
連設され、中央刃物5Aは外方刃物5Bより高く構成さ
れている。 第2.解袋装置ケーシング2と、中仕切りガイド板3
と、粉体分配装置4と、第2種バッグ切断装置6から構
成され、第2種バッグ切断装置6は、解袋装置ケーシン
グ2の中空フード2B内に粉体分配装置4の上部に前後
左右の梁体を平面十字に連結した梁6Aと、梁6Aの上
面における中央に上方に向け起立された中央刃物6B
と、梁6Aの上面において中央刃物6Bに隣接して上方
に向け起立された外方刃物6Cから構成され、これら中
央刃物6Bと外方刃物6Cは、ペン先状ナイフの先端高
さを変え平面十字に連続配置されている。 第3.第2種バッグ切断装置6は、解袋装置ケーシング
2の中空フード2B内に粉体分配装置4の上部に前後左
右の梁体を平面十字に連結した梁6Aと、梁6Aの上面
における中央に上方に向け起立された中央刃物6Bと、
梁6Aの上面において中央刃物6Bに隣接して上方に向
け起立された外方刃物6Cから構成され、中央刃物6B
は、ペン先状ナイフ6B1を粉体分配装置の頂点を中心
として平面十字に連続配置して構成され、外方刃物6C
は、ペン先状ナイフ6C1が中央刃物6Bにおけるペン
先状ナイフ6B1の外方辺に連設され、中央刃物6Bは
外方刃物6Cより高く構成されている。 第4.解袋装置ケーシング2と、中仕切りガイド板3
と、粉体分配装置4と、第3種バッグ切断装置7から構
成され、第3種バッグ切断装置7は、解袋装置ケーシン
グ2における中空フード2Bの上面にあって、フレコン
バッグの底面中心付近から外周方向へ移動する複数のナ
イフからなる。 第5.第3種バッグ切断装置7は、バッグ切断装置部7
Aとバッグ受け7Bから構成され、バッグ切断装置部7
Aは、解袋装置ケーシング2における中空フード2Bの
上面に連設された上方縦筒部7A1と、上方縦筒部内に
平面十字に掛架された前後左右のレール7A2と、前後
左右のレールに沿って中心から外方に向け移動自在に嵌
着された移動枠7A3と、移動枠の上面内方端に上方に
向け植設されたナイフ6A4から構成され、バッグ受け
7Bは、上方縦筒部7A1の内面における所定箇所にナ
イフ7A4の高さより少しく低い高さをもって内方に向
け突設された平面方形の小板で構成されている。
【0007】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づ
き図面を参照して説明する。1は本発明のフレキシブル
コンテナバッグ解袋装置(「以下、フレコンバッグ解袋
装置と称する」)で、解袋装置ケーシング2と、中仕切
りガイド板3と、粉体分配装置4と、第1種バッグ切断
装置5から構成されている。
【0008】11は他の実施例のフレコンバッグ解袋装
置で、解袋装置ケーシング2と、中仕切りガイド板3
と、粉体分配装置4と、第2種バッグ切断装置6から構
成されている。
【0009】12は他の実施例のフレコンバッグ解袋装
置で、解袋装置ケーシング2と、中仕切りガイド板3
と、粉体分配装置4と、第3種バッグ切断装置7から構
成されている。
【0010】解袋装置ケーシング2は、ホッパー2A
と、このホッパーの上面に連設された中空フード2Bで
構成され、中空フード2Bは縦筒状外壁2B1と、縦筒
状外壁内の上辺に水平状態で連設された輪状の天板2B
2と、天板2B2の内周に縦筒状外壁の高さ方向の略中
央部に達するよう連設された縦筒状内壁2B3により当
該縦筒状外壁内の上方部分に形成された空間部2B4か
ら構成されている。
【0011】中仕切りガイド板3は、縦筒部3Aと縦筒
部の下辺に連設されたガイド部3Bから構成され、縦筒
部3Aを空間部2B4内に位置せしめることで、当該空
間部2B4内に上端が連通している粉塵同伴の上昇気流
の内方縦流路2B41と外方縦流路2B42が構成され
ている。
【0012】粉体分配装置4は、錐状に構成され、中空
フード2Bの中央下部に位置して配設されている。4A
は当該粉体分配装置をホッパー2Aに連結支持する連杆
である。
【0013】第1種バッグ切断装置5は、粉体分配装置
4の側面における上方部分に上方に向け起立された中央
刃物5Aと、下方部分に上方に向け起立された外方刃物
5Bから構成され、中央刃物5Aは、ペン先状ナイフ5
A1を粉体分配装置の頂点を中心として平面十字に連続
配置して構成され、外方刃物5Bは、ペン先状ナイフ5
B1が中央刃物5Aにおけるペン先状ナイフ5A1の外
方辺に連設され、中央刃物5Aは外方刃物5Bより高く
構成されている。
【0014】第2種バッグ切断装置6は、解袋装置ケー
シング2の中空フード2B内に粉体分配装置4の上部に
前後左右の梁体を平面十字に連結した梁6Aと、梁6A
の上面における中央に上方に向け起立された中央刃物6
Bと、梁6Aの上面において中央刃物6Bに隣接して上
方に向け起立された外方刃物6Cから構成され、中央刃
物6Bは、ペン先状ナイフ6B1を粉体分配装置の頂点
を中心として平面十字に連続配置して構成され、外方刃
物6Cは、ペン先状ナイフ6C1が中央刃物6Bにおけ
るペン先状ナイフ6B1の外方辺に連設され、中央刃物
6Bは外方刃物6Cより高く構成されている。
【0015】第3種バッグ切断装置7は、バッグ切断装
置部7Aとバッグ受け7Bから構成されている。バッグ
切断装置部7Aは、解袋装置ケーシング2における中空
フード2Bの上面に連設された上方縦筒部7A1と、上
方縦筒部内に平面十字に掛架された前後左右のレール7
A2と、前後左右のレールに沿って中心から外方に向け
移動自在に嵌着された移動枠7A3と、移動枠の上面内
方端に上方に向け植設されたナイフ7A4から構成され
ている。バッグ受け7Bは、上方縦筒部7A1の内面に
おける所定箇所にナイフ7A4の高さより少しく低い高
さをもって内方に向け突設された平面方形の小板で構成
されている。なお、移動枠7A3の移動自在の構成は、
下記の通りである。上方縦筒部7A1の外周面に移動枠
7A3の延長方向に延出されたフレーム7A5と、この
フレーム上に配設された油圧シリンダ7A6を移動枠の
外方端に連結して構成されている。
【0016】
【実施例】 1.フレコンバッグ8から排出された粉体は、粉体分配
装置4の傾斜面に沿って落下し、ホッパー2Aに堆積す
る。ここで、粉体分配装置4の役割は、落下粉体をホッ
パー全周に均一分配し、ホッパー2Aの内壁側面で発生
する粉塵上昇気流9を安定させて上部の中空フード2B
内に導くことである。 2.中空フード2Bは、粉塵上昇気流のバルクを取込む
部屋で、粉塵が系外(大気)に直接飛散するのを抑制す
るものである。中空フード2B内が中仕切りガイド板3
によって、粉塵同伴の上昇気流の内方縦流路2B41と
外方縦流路2B42に構成されているのは、中空フード
2Bに取込まれた粉塵上昇気流から効果的に粉塵を除去
するためである。すなわち、中仕切りガイド板3と中空
フード2Bの外側壁の間に導かれた粉塵気流は、中空フ
ードの側壁や中仕切りガイド板に衝突したり、方向転換
させられ、粉塵は慣性によって気流から離脱して除塵さ
れる。また、中空フード内の上部で反転した粉塵気流
は、流速分布が均一化して減速され、粉塵の重力集塵も
加わり防塵性能が向上する。
【0017】3.第1種バッグ切断装置5は、中央刃物
5Aと外方刃物5Bから構成され、中央刃物5Aは、ペ
ン先状ナイフ5A1を粉体分配装置の頂点を中心として
平面十字に連続配置して構成し、外方刃物5Bは、ペン
先状ナイフ5B1が中央刃物5Aにおけるペン先状ナイ
フ5A1の外方辺に連設され、中央刃物5Aを外方刃物
5Bより高く構成したのは下記のためである。 A.ペン先状ナイフなのでフレコンバッグの底面が容易
に切断できる。すなわち、フレコンバッグの自由落下に
よる動荷重あるいは自重により当該フレコンバッグの底
面を瞬時に切断できる。 B.中央刃物5Aが外方刃物5Bより高いので、切断時
の面圧を最大にできる。 C.外方刃物などを連続配置することで開袋範囲を大き
くして粉体排出を容易にできる。 D.以上の結果、装置の小型化を図って据え付け占有面
積を小さくでき、メンテナンスを容易にして切断、排出
の所要時間を短くできる。
【0018】第2種バッグ切断装置6は、上述した第1
種バッグ切断装置5の作用と同様の作用を営むが、梁6
Aの上面に直接中央刃物6Bと外方刃物6Cを支持する
よう構成されているから、強度を向上させることができ
る。
【0019】4.第3種バッグ切断装置7におけるバッ
グ切断装置部7Aは、解袋装置ケーシング2における中
空フード2Bに設けた中心から外方に向け移動自在に嵌
着された移動枠7A3と、移動枠の上面内方端に上方に
向け植設されたナイフ7A4から構成されているので、
フレコンバッグの底面中心部付近にナイフを突き刺し、
水平移動させて当該フレコンバッグを切断することによ
り、粉体はホッパーに排出される。 A.移動する複数のナイフにより粉体の排出速度を高め
ると共に、フレコンバッグ内の粉体残量を最小にするこ
とができる。 B.また、ナイフはネジ止めなどによりカートリッジタ
イプにすることで、刃の摩耗やバッグ材質対応の交換を
容易にできる。 C.以上の結果、比較的硬い塊状物や密度の小さい粉体
でも切断が可能である。
【0020】5.図1を参照して、バッグ受け台部10
について説明する。 A.中空フード2Bの上面に連設された上方縦筒部10
Aと、上方縦筒部内にバッグ受け台10Bが、例えば電
磁マグネット方式にて通電中は水平力を維持してフレコ
ンバッグの重量を支えるよう配設されている。この場
合、バッグ受け台10Bは、中空フードの周方向に3個
程度設置される。 B.粉体が充填されたフレコンバッグは、クレーンなど
により吊下げられ、バッグ受け台10B上に静止され
る。 C.クレーンの吊りワイヤーが、フレコンバッグの落下
距離以上の長さに緩められる。 D.ON,OFFスイッチによりバッグ受け台10Bの
電磁力が開放(OFF)され、フレコンバッグは重力落
下により第1種バッグ切断装置5上に落下する。 E.クレーンが巻上げられ、フレコンバッグが第1種バ
ッグ切断装置5上の一定距離に達したら、クレーンの巻
上げ操作を一時停止してフレコンバッグ内の粉体をホッ
パー内に排出する。 F.以上はフレコンバッグの材質などが切断しづらいも
のの場合の対策例である。例えば、フレコンバッグの底
面が一重布タイプなどの切断が容易なものについては、
クレーンの降下速度あるいはフレコンバッグの自重量の
みで切断可能となる。また、このような場合にはコレコ
ンバッグを所定の位置に固定して、切断刃を上下させて
切断することも可能である。
【0021】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。フレコンバッグの開袋作
業において、粉塵公害を発生することなくクリーンな作
業環境が確保できる。加えて、集塵ブロワなどの動力を
使わないので装置の小型化が可能となり、設備の価格も
ランニングコストも非常に安価となる。また、構造の簡
単化でメンテナンスが容易で人手がかからず省力化も可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のものの概念図である。
【図2】同上の1部を切欠いた略図的斜視図である。
【図3】他の実施例のものの概念図である。
【図4】同上の1部を切欠いた略図的斜視図である。
【図5】他の実施例のものの概念図である。
【図6】同上の1部を切欠いた略図的斜視図である。
【符号の説明】
1 フレキシブルコンテナバッグ解袋装置 2 解袋装置ケーシング 3 中仕切りガイド板 4 粉体分配装置 5 第1種バッグ切断装置 11 フレキシブルコンテナバッグ解袋装置 6 第2種バッグ切断装置 12 フレキシブルコンテナバッグ解袋装置 7 第3種バッグ切断装置 8 フレキシブルコンテナバッグ 9 粉塵上昇気流

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 解袋装置ケーシング(2)と、中仕切り
    ガイド板(3)と、粉体分配装置(4)と、第1種バッ
    グ切断装置(5)から構成され、解袋装置ケーシング
    (2)は、ホッパー(2A)と、このホッパーの上面に
    連設された中空フード(2B)で構成され、中空フード
    (2B)は縦筒状外壁(2B1)と、縦筒状外壁内の上
    辺に水平状態で連設された輪状の天板(2B2)と、天
    板(2B2)の内周に縦筒状外壁の高さ方向の略中央部
    に達するよう連設された縦筒状内壁(2B3)により当
    該縦筒状外壁内の上方部分に形成された空間部(2B
    4)から構成され、中仕切りガイド板(3)は、縦筒部
    (3A)と縦筒部の下辺に連設されたガイド部(3B)
    から構成され、縦筒部(3A)を空間部(2B4)内に
    位置せしめることで、当該空間部(2B4)内に上端が
    連通している粉塵同伴の上昇気流の内方縦流路(2B4
    1)と外方縦流路(2B42)が構成され、粉体分配装
    置(4)は、錐状に構成され、中空フード(2B)の中
    央下部に位置して配設され、第1種バッグ切断装置
    (5)は、粉体分配装置(4)の側面における上方部分
    に上方に向け起立された中央刃物(5A)と、下方部分
    に上方に向け起立された外方刃物(5B)から構成さ
    れ、これら中央刃物(5A)と外方刃物(5B)は、ペ
    ン先状ナイフの先端高さを変え平面十字に連続配置した
    ことを特徴とするフレキシブルコンテナバッグ解袋装
    置。
  2. 【請求項2】 第1種バッグ切断装置(5)は、粉体分
    配装置(4)の側面における上方部分に上方に向け起立
    された中央刃物(5A)と、下方部分に上方に向け起立
    された外方刃物(5B)から構成され、中央刃物(5
    A)は、ペン先状ナイフ(5A1)を粉体分配装置の頂
    点を中心として平面十字に連続配置して構成され、外方
    刃物(5B)は、ペン先状ナイフ(5B1)が中央刃物
    (5A)におけるペン先状ナイフ(5A1)の外方辺に
    連設され、中央刃物(5A)は外方刃物(5B)より高
    く構成されている請求項1記載のフレキシブルコンテナ
    バッグ解袋装置。
  3. 【請求項3】 解袋装置ケーシング(2)と、中仕切り
    ガイド板(3)と、粉体分配装置(4)と、第2種バッ
    グ切断装置(6)から構成され、第2種バッグ切断装置
    (6)は、解袋装置ケーシング(2)の中空フード(2
    B)内に粉体分配装置(4)の上部に前後左右の梁体を
    平面十字に連結した梁(6A)と、梁(6A)の上面に
    おける中央に上方に向け起立された中央刃物(6B)
    と、梁(6A)の上面において中央刃物(6B)に隣接
    して上方に向け起立された外方刃物(6C)から構成さ
    れ、これら中央刃物(6B)と外方刃物(6C)は、ペ
    ン先状ナイフの先端高さを変え平面十字に連続配置した
    請求項1記載のフレキシブルコンテナバッグ解袋装置。
  4. 【請求項4】 第2種バッグ切断装置(6)は、解袋装
    置ケーシング(2)の中空フード(2B)内に粉体分配
    装置(4)の上部に前後左右の梁体を平面十字に連結し
    た梁(6A)と、梁(6A)の上面における中央に上方
    に向け起立された中央刃物(6B)と、梁(6A)の上
    面において中央刃物(6B)に隣接して上方に向け起立
    された外方刃物(6C)から構成され、中央刃物(6
    B)は、ペン先状ナイフ(6B1)を粉体分配装置の頂
    点を中心として平面十字に連続配置して構成され、外方
    刃物(6C)は、ペン先状ナイフ(6C1)が中央刃物
    (6B)におけるペン先状ナイフ(6B1)の外方辺に
    連設され、中央刃物(6B)は外方刃物(6C)より高
    く構成されている請求項3記載のフレキシブルコンテナ
    バッグ解袋装置。
  5. 【請求項5】 解袋装置ケーシング(2)と、中仕切り
    ガイド板(3)と、粉体分配装置(4)と、第3種バッ
    グ切断装置(7)から構成され、第3種バッグ切断装置
    (7)は、解袋装置ケーシング(2)における中空フー
    ド(2B)の上面にあって、フレキシブルコンテナバッ
    グの底面中心付近から外周方向へ移動する複数のナイフ
    からなる請求項1記載のフレキシブルコンテナバッグ解
    袋装置。
  6. 【請求項6】 第3種バッグ切断装置(7)は、バッグ
    切断装置部(7A)とバッグ受け(7B)から構成さ
    れ、バッグ切断装置部(7A)は、解袋装置ケーシング
    (2)における中空フード(2B)の上面に連設された
    上方縦筒部(7A1)と、上方縦筒部内に平面十字に掛
    架された前後左右のレール(7A2)と、前後左右のレ
    ールに沿って中心から外方に向け移動自在に嵌着された
    移動枠(7A3)と、移動枠の上面内方端に上方に向け
    植設されたナイフ(7A4)から構成され、バッグ受け
    (7B)は、上方縦筒部(7A1)の内面における所定
    箇所にナイフ(7A4)の高さより少しく低い高さをも
    って内方に向け突設された平面方形の小板で構成されて
    いる請求項5記載のフレキシブルコンテナバッグ解袋装
    置。
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