JPH11113889A - X線撮影ユニット、x線撮影装置及びx線撮影システム - Google Patents

X線撮影ユニット、x線撮影装置及びx線撮影システム

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JPH11113889A
JPH11113889A JP9283606A JP28360697A JPH11113889A JP H11113889 A JPH11113889 A JP H11113889A JP 9283606 A JP9283606 A JP 9283606A JP 28360697 A JP28360697 A JP 28360697A JP H11113889 A JPH11113889 A JP H11113889A
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JP9283606A
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Junichi Yamayoshi
純一 山吉
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 X線センサー部に最適な撮影条件を簡便に取
得することができるX線撮影装置とX線撮影システム、
及びこの際のセンサー部に好適なX線撮影ユニットを提
供する。 【解決手段】 X線に感度のある撮像素子4を有するセ
ンサー部3と、該撮像素子からの画像信号を処理する信
号処理部とを有し、前記センサー部に前記撮像素子によ
る撮影の条件に関する情報が記憶された不揮発性の記憶
手段Dを設け、前記信号処理部が前記記憶手段の記憶情
報を取り出し、該記憶情報に基づいて撮影処理又は画像
処理の仕方を変更したり、あるいは表示を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線撮影ユニッ
ト、X線撮影装置及びX線撮影システムに関する。本発
明はたとえば、固体撮像装置を用いたX線デジタル撮影
装置に良好に適用できるものであり、特に画像取得用の
センサー部分が制御部分から分離可能なX線デジタル撮
影装置に好適である。
【0002】
【従来の技術】医療診断を目的とするX線撮影は、増感
紙とX線写真フィルムを組み合わせたフィルムスクリー
ンシステムがよく行わせている。この方法によれば、被
写体を通過したX線は、被写体の内部情報を含み、それ
が増感紙によってX線の強度に比例した可視光に変換さ
れ、X線写真フィルムを感光させ、X線画像をフィルム
上に形成する。
【0003】また最近では、X線を蛍光体によってX線
の強度に比例した可視光に変換し、それを光電変換素子
を用いて電気信号に変換し、それをAD変換器でデジタ
ル変換するX線デジタル撮影装置が使用されはじめてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述従来例に
鑑み、特にX線デジタル撮影においてX線センサー部に
最適な撮影条件を簡便に取得することができるX線撮影
装置とX線撮影システム、及びこの際のセンサー部に好
適なX線撮影ユニットを提供することを目的とするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述目的を達成するため
の第1発明は、X線に感度のある撮像素子を有し、該撮
像素子からの画像信号を処理する信号処理部に対して電
気的に接続及び電気的に分離可能なユニットであって、
前記撮像素子による撮影の条件に関する情報が記憶され
た不揮発性の記憶手段を有することを特徴とするX線撮
影ユニットである。
【0006】第2発明は更に、前記記憶手段に記憶され
る情報は前記撮像素子の感度ないし鮮鋭度の情報、又は
前記撮像素子に設けられた蛍光体の厚み情報を有するこ
とを特徴とする。
【0007】第3発明は更に、前記記憶手段に記憶され
る情報は前記撮像素子の欠陥画素情報ないし通電時間の
情報を有することを特徴とする。
【0008】第4発明は更に、前記記憶手段に記憶され
る情報は前記撮像素子の各素子の感度差を補償するゲイ
ンテーブルを有することを特徴とする。
【0009】第5発明は更に、前記記憶手段に記憶され
る情報は当該ユニットのX線曝射時間取得手段の有無の
情報を有することを特徴とする。
【0010】第6発明は更に、前記記憶手段に記憶され
る情報は当該ユニットのグリッド搭載の有無又は搭載グ
リッドの種類の情報を有することを特徴とする。
【0011】第7発明は更に、前記記憶手段に記憶され
る情報は、前記撮像素子による撮影の条件に関する情報
を記憶した外部記憶手段から情報を読み出すための当該
ユニットのID番号を有することを特徴とする。
【0012】第8発明は更に、前記記憶手段は、接続さ
れた信号処理部より記憶情報の読みだし、書き換えが可
能であることを特徴とする。
【0013】上述目的を達成するための第9発明は、X
線に感度のある撮像素子を有するセンサー部と、該撮像
素子からの画像信号を処理する信号処理部とを有し、前
記センサー部に前記撮像素子による撮影の条件に関する
情報が記憶された不揮発性の記憶手段を設け、前記信号
処理部が前記記憶手段の記憶情報を取り出し、該記憶情
報に基づいて撮影処理又は画像処理の仕方を変更するな
いし表示を実行することを特徴とするX線撮影システム
である。
【0014】第10発明は更に、前記センサー部は異な
る信号処理部夫々に電気的に接続及び分離可能であるこ
とを特徴とする。
【0015】第11発明は更に、前記信号処理部はネッ
トワークを介して他の信号処理部と共通の記憶装置に接
続されていることを特徴とする。
【0016】第12発明は更に、前記記憶手段に記憶さ
れる情報は。前記撮像素子による撮影の条件に関する情
報を記憶した前記記憶装置から情報を読み出すための当
該センサー部のID番号を有することを特徴とする。
【0017】第13発明は更に、前記信号処理部には前
記センサー部が複数接続可能であることを特徴とする。
【0018】第14発明は更に、前記記憶手段に記憶さ
れる情報は前記撮像素子の感度ないし鮮鋭度の情報、又
は前記撮像素子に設けられた蛍光体の厚み情報を有する
ことを特徴とする。
【0019】第15発明は更に、前記記憶手段に記憶さ
れる情報は前記撮像素子の欠陥画素情報ないし通電時間
の情報を有することを特徴とする。
【0020】第16発明は更に、前記記憶手段に記憶さ
れる情報は前記撮像素子の各素子の感度差を補償するゲ
インテーブルを有することを特徴とする。
【0021】第17発明は更に、前記記憶手段に記憶さ
れる情報は当該センサー部のX線曝射時間取得手段の有
無の情報を有することを特徴とする。
【0022】第18発明は更に、前記記憶手段に記憶さ
れる情報は当該センサー部のグリッド搭載の有無又は搭
載グリッドの種類の情報を有することを特徴とする。
【0023】第19発明は更に、前記記憶手段は、接続
された信号処理部より記憶情報の読みだし、書き換えが
可能であることを特徴とする。
【0024】上述目的を達成するための第20発明は、
X線に感度のある撮像素子を有するセンサー部を一つな
いし複数接続可能であって、該センサー部を介して撮影
を行った際の該撮像素子からの画像信号を処理する信号
処理部を有し、前記センサー部に記憶されている前記撮
像素子による撮影の条件に関する情報を取り出し、該記
憶情報に基づいて撮影又は画像処理の仕方を変更するな
いし表示を実行することを特徴とするX線撮影装置であ
る。
【0025】第21発明は更に、前記記憶情報に基づい
て画像の感度及び鮮鋭度の変更処理を行うことを特徴と
する。
【0026】第22発明は更に、前記記憶情報に基づい
て画像の欠陥画素部分の補間処理を行うことを特徴とす
る。
【0027】第23発明は更に、前記記憶情報に基づい
て画像の画素間の感度差の補正処理を行うことを特徴と
する。
【0028】第24発明は更に、前記記憶情報に基づい
て撮影開始前に警告を行うことを特徴とする。
【0029】第25発明は更に、前記記憶情報に基づい
て曝射時間取得の方法を決定ないし変更することを特徴
とする請求項20に記載のX線撮影装置。
【0030】第26発明は更に、前記記憶情報に基づい
て画像に縞除去処理を行うか否かを決定することを特徴
とする。
【0031】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態1のX
線撮影を行うシステムの全体の構成概略を示す図であ
る。
【0032】図中1、10はX線発生装置、2、11は
患者等の被写体、3はX線センサー部、4、5、6はそ
れぞれX線センサー部3内部の固体撮像素子およびこれ
を形成する蛍光体と光電変換素子、7、12はワークス
テーション等の装置制御および画像処理用コントロール
部、8、13はモニター等の表示部、9は架台、14は
寝台型の架台である。
【0033】まず、X線センサー部3を架台9に取り付
け、X線センサー部3のX線入射面が概略垂直配置され
た状態で、被写体2の立位撮影を行う場合から説明す
る。
【0034】X線発生装置1から出力されたX線は、被
写体2を通過して架台9に取り付けられたX線センサー
部3に入射する。この際入射したX線には、被写体2の
内部情報が含まれており、X線センサー部3内部の固体
撮像装置4の蛍光体5でX線の強度に比例した可視光に
変換され、光電変換装置6によってその可視光に比例し
た電荷に変換される。そして、X線センサー部3内のA
D変換器(不図示)によってデジタル化された後、コン
トロール部7に転送される。そして、転送された画像デ
ータは、表示部8で表示される。
【0035】本実施形態では、AD変換はX線センサー
部3内部で行われているが、コントロール部7で行われ
てもよい。
【0036】図2は、前記のX線センサー部3の内部構
成の概略を示した図である。
【0037】Aは、X線センサー部のケースであり、X
線を減衰させずに透過させる目的からカーボン素材が用
いられる。固体撮像装置4は、図2に示す矩形領域全域
に光電変換素子をマトリクス状にならべた光電変換装置
の表面に、X線を可視光に変換する蛍光体を付着させた
構成になっている。
【0038】Cは固体撮像装置4を制御する制御用電気
回路、DはX線センサー部固有の情報を記憶するための
不揮発性記憶装置である。固体撮像装置4および、制御
用電気回路C、不揮発性記憶装置DはX線センサー部ケ
ースA内部に配置されている。
【0039】不揮発性記憶装置Dとしては、電源のON
/OFFに関わらず内容を保持しうる磁気ディスクやバ
ッテリーバックアップ機能の付いた半導体メモリーなど
が考えられる。また、電源OFFの期間が比較的短いな
ら電源ONの時にコンデンサに電荷を蓄積し、電源OF
F期間にそれを内容保持用の電源として使用するタイプ
の半導体メモリーを使用することも可能である。
【0040】図1で説明された形で固体撮像装置4に取
り込まれた画像データは、制御用電気回路Cから固体撮
像装置用配線Eを介してX線センサー部3外部に転送さ
れる。また、不揮発性記憶装置Dへのアクセス用の制御
信号及び、電源、データ線は、記憶装置用配線Fによっ
てまかなわれる。固体撮像装置用配線Eと記憶装置用配
線Fは同様に図1のコントロール部7、13に接続さ
れ、コントロール部7、13から固体撮像装置用配線E
よりの画像データ取り込みと記憶装置用配線Fに対する
データの読み書きが可能となる。この固体撮像装置用配
線Eと記憶装置用配線Fは、架台9(及び後述する1
3)の不図示の取り付け部にX線センサー部3を取り付
けた際に取り付け部に設けた接点に接続され、X線セン
サー部3の取り付けだけで架台9内の配線を介してコン
トロール部に接続される様に構成するか、取り付け毎に
コントロール部に接続している架台9(及び13)内の
配線とこれら配線とを使用者がコネクター接続する構成
にする。
【0041】図1に戻って、X線センサー部3は、架台
9から取り外して架台13に取り付け、コントロール部
7とは、別のコントロール部12に対しても接続するこ
とが可能である。X線センサー部3を架台13に取り付
け、X線センサー部3のX線入射面が上向きに概略水平
配置された状態で、上部に配置したX線発生装置10か
ら被写体11にX線照射して、立位の場合と同様に被写
体2の臥位撮影を行う。
【0042】次に、コントロール部7または12の処理
について説明する。X線センサー部3を接続されたコン
トロール部12は、必要に応じてX線センサー部3固有
の情報を入手するために図2に示す不揮発性記憶装置D
から固体撮像装置4の、撮影に必要な情報を読み出す。
【0043】この情報としては、まず蛍光体5の種類が
挙げられる。蛍光体5は、前述のようにX線を可視光に
変換するために用いられるが、蛍光体5の種類、厚さに
よってその変換効率に違いがある。蛍光体5の厚さを厚
くするとX線に対する感度は高くなるが、にじみなどに
よって鮮鋭度は落ちてしまう。逆に薄くするとX線に対
する感度は低くなるが、鮮鋭度は高くなる。ユーザーの
希望によってこのような蛍光体の使い分けが行われ、得
られるX線画像は、それぞれ異なった特徴を示すため、
コントロール部7で行われる画像処理もそれぞれの蛍光
体に対応した処理を行う必要がある。
【0044】コントロール部7は、不揮発性記憶装置D
から蛍光体5の情報として、厚味がある即ち鮮鋭度が低
いという情報を得た場合は、全体的にぼけた画像になる
ので、固体撮像装置用配線Eから得られる画像データに
対して、より強い鮮鋭化処理をする。逆に不揮発性記憶
装置Dから蛍光体5の情報として、薄い即ち鮮鋭度が高
いという情報を得た場合は、全体的に感度が低い画像に
なるので、固体撮像装置用配線Eから得られる画像デー
タに対して、鮮鋭化処理は弱く、代わりに全体に感度を
上げる処理をする。
【0045】不揮発性記憶装置D内の情報としては、感
度や鮮鋭度のデータを直接記憶させておいても、あるい
は製造業者の方で蛍光体の各厚みを所定の段階に規格化
しておき、この規定された段階のいずれにあたるかだけ
を不揮発性記憶装置D内に記憶させて、コントロール部
7の方でこの厚みデータに基づいて感度や鮮鋭度を計算
あるいはテーブルより読み出しするようにしてもよい。
これら画像データに対する鮮鋭化、感度向上といった処
理の手法については、良く知られているので説明は省略
する。
【0046】また、その後の時間の経過に伴い蛍光体5
の感度が著しく落ちてきた場合など、不揮発性記憶装置
D内の情報を変更する必要が生じた場合は、書き換えを
行う。即ち、蛍光体感度を定期的に診断し、得られた感
度データが変化していた場合は、不揮発性記憶装置D内
の感度情報をこの感度データに書き換える処理を、コン
トロール部7から行う。以後の画像データ処理は、この
書き換えられた感度情報に基づいて前述の処理を行う。
【0047】コントロール部7、12での処理を終えた
画像データは、表示部8、13上に表示される。
【0048】不揮発性記憶装置Dは、X線センサー部か
らの着脱が可能であり、不揮発性記憶装置D自身の破損
や、バッテリー切れの場合でも交換可能であり、また、
X線センサー部3の接続部分などの破損によって内部情
報が確認できなくなった場合でも不揮発性記憶装置Dを
取り出して内部情報を取得することが可能である。
【0049】図3は、本発明の実施形態2のX線撮影シ
ステムの構成概略を示す図である。以下、前出の部材に
ついては、同じ符番を冠して説明を省略する。また、以
下の説明では主に立位撮影の場合で代表して説明する。
【0050】X線発生装置1から出力されたX線は、被
写体2を通過して架台9に取り付けられたX線センサー
部3に入射し、X線センサー部3内部の固体撮像装置4
の蛍光体5でX線の強度に比例した可視光に変換され、
光電変換素子6によってその可視光に比例した電荷に変
換される。そして、AD変換によってデジタル化され、
コントロール部7に転送される。
【0051】本実施形態においては、コントロール部7
は、LAN、インターネット等のネットワークを介して
データベース用記憶装置15に接続されている。データ
ベース用記憶装置15には、すべてのX線センサー部に
対する固有情報が保存されている。
【0052】X線センサー部3は図2で示す通りであ
り、ただ本実施形態では不揮発性記憶装置Dには、各X
線センサー部に割り当てられたID番号を内包してい
る。
【0053】図3においてコントロール部7は、前記I
D番号を不揮発性記憶装置Dより読み出し、データベー
ス用記憶装置15からID番号に対応したX線センサー
部3の固有情報である欠陥画素情報や通電時間など、撮
影に必要な情報を読み出す。コントロール部7はこの得
られた欠陥画素情報により、画像データ中の該当画素か
らの情報を周囲の画素情報で補間する等の画像処理を実
行する。補間処理については良く知られているので、説
明は省略する。また、通電時間に関しては、例えば固体
撮像素子4の寿命はその通電時間が大きく関わっている
ので、予め各撮影装置の不図示の計時手段から取得され
た通電時間の情報をデータベース用記憶装置15に累積
記憶しておき、この通電時間の情報を得て固体撮像素子
4が交換時期にきているかどうかを判定し、交換時期と
判定されれば警告表示する等の処理を実行する。
【0054】また、その後の撮影などで欠陥画素に変更
が生じたり、通電時間が増加した場合など、X線センサ
ー部3の固有情報を変更する必要が生じた場合は、コン
トロール部7からデータベース用記憶装置15内の書き
換えを行う。
【0055】X線センサー部3をコントロール部7とは
別のコントロール部12に対して接続するとコントロー
ル部12は、X線センサー部3からID番号を読み出
し、ID番号に対応したX線センサー部3の固有情報を
データベース用記憶装置15を読み出す。後の処理は同
様である。
【0056】実施形態1では不揮発性記憶装置Dに、実
施形態2ではデータベース用記憶装置15に、それぞれ
固体撮像装置4の撮影に必要な情報を記憶したが、これ
は逆にしてもよい。即ち実施形態1において感度や鮮鋭
度、あるいは蛍光体の厚みデータを実施形態2に示すよ
うなデータベース用記録装置にID番号と対応させて記
憶しておいて、不揮発性記憶装置DにはID番号のみ記
憶させるようにしてもよく、又実施形態2において欠陥
画素や通電時間の情報を直接不揮発性記憶装置Dに記憶
させる形態としてもよい。
【0057】図4は、本発明の実施形態3のX線撮影シ
ステムの全体構成の概略を示す図である。
【0058】本実施形態においては、架台14用のX線
センサー部212をX線センサー部3とは別設し、それ
ぞれのX線センサー部を各架台を介して一つのコントロ
ール部7に個別に接続したことが前出の実施形態とは異
なる。即ち本実施形態では立位と臥位とでX線センサー
部を別設し、コントロール部7と表示部8は共用したも
のである。本実施形態では、各X線センサー部を各架台
に固設した構成にしてもよい。
【0059】それぞれの箇所において、X線発生装置
1、10から出力されたX線は、被写体2、11を通過
して架台9、14に取り付けられたX線センサー部3、
212に入射する。
【0060】X線センサー部3と同様に、X線センサー
部212内部の固体撮像装置213の蛍光体214でX
線の強度に比例した可視光に変換され、光電変換素子2
15によってその可視光に比例した電荷に変換されて、
AD変換によってデジタル化された後コントロール部7
に転送される。本実施形態においては2組のX線画像撮
影系は、片方ずつもしくは、両方同時に動作をさせるこ
とができる。
【0061】この2組のX線画像撮影系は、片方ずつも
しくは両方共に、X線センサー部内に前述のX線画像揮
発性記憶装置Dを有し、各X線画像揮発性記憶装置D
は、実施形態1または2と同様に各X線センサー部固有
の情報を持ち、コントロール部7は、これを必要に応じ
て読み出して前述の実施形態1、2と同様に使用する。
【0062】上記実施例は、X線画像撮影系を2つ接続
した形だが、2つ以上であっても、あるいは複数のX線
画像撮影系をコントロール部7に接続及び個々を独立に
接続解除できる構成にしてもよい。
【0063】図5は、本発明の実施形態4のX線撮影シ
ステムの構成の概略を示す図である。
【0064】本実施形態においては、実施形態3のもの
に対して、コントロール部7が、LAN、インターネッ
ト等のネットワークを介してデータベース用記憶装置1
7に接続されていることが異なる。データベース用記憶
装置17には、すべてのX線センサー部に対する固有情
報が保存されている。各X線センサー部3、212内の
不揮発性記憶装置Dは、実施形態2と同様に各X線セン
サー部に割り当てられたID番号を内包している。
【0065】図5においてコントロール部7は、このI
D番号を不揮発性記憶装置Dより読み出し、データベー
ス用記憶装置17からID番号に対応したX線センサー
部3、212の固有情報を読み出して前述の実施形態
1、2、3と同様に使用する。
【0066】本実施形態においても2組のX線画像撮影
系は、片方ずつもしくは、両方同時に動作可能である。
また、X線画像撮影系を2つ接続した形だが、2つ以上
であっても、あるいは複数のX線画像撮影系をコントロ
ール部7に接続及び個々を独立に接続解除できる構成に
してもよい。
【0067】ここで、上述各実施形態における不揮発性
記憶装置Dもしくはデータベース用記憶装置15、17
内に記憶される固体撮像装置4、213の撮影に必要な
情報の例について詳述する。以下の説明では、説明を容
易にするために、実施形態1のみを主に対象として詳述
するが、他の実施形態でも同様に適用可能である。
【0068】図1において光電変換装置6を構成する素
子は、それぞれ感度に差があり、同一の光に対して発生
する電荷の量が異なる。そこで、この感度差を補正する
ためには、まず、蛍光体を付ける前に光電変換装置6に
対して均一な平行光をあて、その時の出力値を取得し、
その中で最大値を1として全ての画素値を正規化し、ゲ
インテーブルとして取得する。
【0069】このゲインテーブルを前述の情報として不
揮発性記憶装置D内に記憶(実施形態2、4においては
データベース用記憶装置15、17内に、対応するX線
センサー部のID番号と共に記憶)し、X線センサー部
ないしX線画像撮影系そのものをコントロール部7に接
続した際に不揮発性記憶装置Dからこのゲインテーブル
を読み出す(実施形態2、4においてはID番号を読み
出し、これに対応するゲインテーブルをデータベース用
記憶装置15、17から読み込む)ことによって、コン
トロール部7において取得したX線画像に対してゲイン
テーブルを用いた感度差の補正を行う。具体的には、撮
影した画像の各画素からの出力を、それに対応するゲイ
ンテーブルの値で割り算することによって感度差補正が
なされる。
【0070】ここで得られたゲインテーブルは、光電変
換装置6にのみ起因するものであり、X線発生装置1と
X線センサー部3間の距離や、角度、X線強度などの撮
影条件とは、関係無く、撮影条件が変わるたびに取得し
直す必要はない。そして、シェーディングの補正を含ま
ないため、補正後の画像は、従来のフィルムスクリーン
系で撮影されたX線画像と同等のものを得ることができ
る。
【0071】次に、不揮発性記憶装置Dもしくはデータ
ベース用記憶装置15、17内に記憶される情報の他の
例を詳述する。
【0072】図1においてX線を用いての撮影は、撮影
する部位によってX線の吸収率が異なるため、適正な濃
度の画像を得るために、部位毎にX線の曝射時間(X線
量)が異なる。そこで、例えば一つの撮影方法として、
固体撮像装置4の後方もしくは、前方にX線に感度があ
る単一のセンサー(フォトタイマー)を配置し、捕らえ
たX線を電気量に変換し積分していく。この積分値が撮
影部位によって設定された値を超えた場合、フォトタイ
マーは、X線曝射停止信号を生成してX線曝射装置1に
送り、X線曝射装置1はX線停止する。こうして、必ず
X線量が一定になるようにすることが可能である。
【0073】もう一つの撮影方法としてX線発生装置1
で曝射時間を設定し、コントロール部7がX線発生装置
1から設定時間を取得できる場合がある。この場合フォ
トタイマーは必要とされないので、X線センサー部3内
にフォトタイマーは搭載されない。
【0074】この様にX線センサー部3内にフォトタイ
マーを搭載したものと、しないものが考え得ることにな
る。X線発生装置1から曝射時間を取得できないシステ
ムにおいてフォトタイマーの無いX線センサー部3を接
続しては、正常な撮影はできない。そこで、フォトタイ
マーの有無を前述の情報として不揮発性記憶装置D内に
記憶(実施形態2、4においてはデータベース用記憶装
置15、17内に、対応するX線センサー部のID番号
と共に記憶)し、X線センサー部ないしX線画像撮影系
そのものをコントロール部7に接続した際に不揮発性記
憶装置Dからこのフォトタイマーの有無の情報を読み出
す(実施形態2、4においてはID番号を読み出し、こ
れに対応するフォトタイマーの有無の情報をデータベー
ス用記憶装置15、17から読み込む)。
【0075】これによって、コントロール部7におい
て、接続されたX線センサー部3が現状のシステムとマ
ッチしないとき、例えばX線発生装置1から曝射時間を
取得できないシステムにおいてフォトタイマーの無いX
線センサー部3を接続した際には、表示部8に警告の表
示を出すなどしてユーサーに知らせ、あるいは更に撮影
動作を禁止させ、逆にX線発生装置1から曝射時間を取
得できるシステムにおいてフォトタイマー付のX線セン
サー部3を接続した際には、フォトタイマーを作動させ
ないようにする、あるいはフォトタイマーの積分値を利
用してX線曝射装置1にX線停止させるモードに自動的
に切換える等の制御ができる。X線発生装置1から曝射
時間を取得できるシステムにおいてフォトタイマー付の
X線センサー部3を接続した際には、表示部8にフォト
タイマーの検出値を利用してX線曝射装置1にX線停止
させる形態に切換えるかX線発生装置1から得た曝射時
間をそのまま利用するかの選択画面を表示し、操作者の
選択でいずれかの方式を採用できるようにすることも可
能である。
【0076】次に、不揮発性記憶装置Dもしくはデータ
ベース用記憶装置15、17内に記憶される情報の更に
他の例を詳述する。
【0077】図1においてX線発生装置1を出たX線
は、被写体2を通過するとき、その一部は、減衰し、入
射X線と同方向に進み、一部は、散乱して方向を変え、
X線センサー部3に到達する。このうち散乱したX線
は、固体撮像装置4に対して本来入射すべき位置とは異
なった位置に入射するため、画像のノイズが発生する。
そこで、これを防ぐため、X線を透過しない鉛などでで
きた刃をならべたグリッドをX線センサー部3内の固体
撮像装置4の前面に置くことで本来その位置に入射すべ
きX線のみ固体撮像装置4に入射させ、散乱X線を遮断
するようにすることが考えられる。
【0078】この時、グリッドによって正規に入射すべ
きX線も一部遮断してしまうため、撮影されたX線画像
にはグリッドの縞線が現れる。グリッドの縞線を出さず
に撮影する方法として、コントロール部7で、この縞線
を除去するような画像処理を行う方法がある。例えばグ
リッドを装着した状態で予め被写体無しで撮影を行い、
取得した画像データの内最大値を1としてすべての画素
値を正規化し、これをテーブルとして記憶しておく。こ
のテーブルの各画素値でX線画像の各画素値を除算する
ことで各画素間の濃度差を補正する。このような画像処
理によってグリッドによる縞線をX線画像から消去でき
ることになる。
【0079】グリッドの縞線を出さずに撮影する他の方
法としてX線曝射時にグリッドをグリッドの刃の並びと
は垂直に動かし、グリッドの影を平均化すること方法が
ある。グリッドを動かすためには、X線センサー部3内
でX線曝射に同期して動作しうるモーターをグリッドに
付けることで行われ、この場合はコントロール部7では
縞線除去の画像処理が不要になる。
【0080】散乱X線によるノイズを防ぐもう一つの撮
影方法として被写体2とX線センサー部3との距離をあ
る程度とり、撮影する方法がある。散乱X線は微弱なた
め、距離をおくことで減衰して影響が微少になる。この
時の画像は実際より幾分拡大されているためコントロー
ル部7では、ライフサイズで表示するときなどは画像デ
ータを縮小する必要がある。この方法によれば、前記の
グリッドを使用する必要が無い。
【0081】以上のようにユーサーの希望する撮影方法
によってX線センサー部3内に固定グリッドもしくは、
移動グリッドを搭載したもの、グリッドを搭載しないも
のが存在することになる。
【0082】そこで、X線センサー部3がグリッドを搭
載しているか否か、及び搭載時のグリッドの種類を前述
の情報として不揮発性記憶装置D内に記憶(実施形態
2、4においてはデータベース用記憶装置15、17内
に、対応するX線センサー部のID番号と共に記憶)
し、X線センサー部ないしX線画像撮影系そのものをコ
ントロール部7に接続した際に不揮発性記憶装置Dから
この情報を読み出す(実施形態2、4においてはID番
号を読み出し、これに対応するグリッドを搭載している
か否か及び搭載時のグリッドの種類の情報をデータベー
ス用記憶装置15、17から読み込む)。
【0083】これによって、コントロール部7におい
て、撮影したX線画像に対する画像処理を自動的に決定
することができる。例えば、X線センサー部3に固定グ
リッドが搭載されているという情報が得られた場合に
は、得られた画像データに対して前述した縞除去の画像
処理を実行し、グリッドが移動型の場合及びグリッド非
搭載である旨の情報が得られた場合には、この様な縞除
去の処理を行わないようにできる。
【0084】
【発明の効果】以上第1発明によれば、信号処理部に対
して最初に接続した際に、操作者に面倒な入力をさせた
りすること等無しに、その信号処理部に適切な撮影条件
情報を正確に与えることが可能なX線撮影ユニットが実
現される。
【0085】第2発明によれば特に、取得X線画像の感
度ないし鮮鋭度の処理に適切な情報を、簡易且つ正確に
信号処理部に与えることができる。
【0086】第3発明によれば特に、画像処理の際に必
要となる撮像素子の固有の情報を、簡易且つ正確に信号
処理部に与えることができる。
【0087】第4発明によれば特に、画像処理の際に必
要となる撮像素子の固有の素子間のばらつき情報を、簡
易且つ正確に信号処理部に与えることができる。
【0088】第5発明によれば特に、ユニット別に異な
るX線曝射時間取得の仕方の情報を、簡易且つ正確に信
号処理部に与えることができる。
【0089】第6発明によれば特に、ユニット別に異な
るグリッド搭載の有無又は搭載グリッドの種類の情報
を、簡易且つ正確に信号処理部に与えることができる。
【0090】第7発明によれば特に、ユニット側の記憶
手段を大容量化することなく、信号処理部に適切な多く
の撮影条件情報を正確に与えることができる。
【0091】第8発明によれば特に、信号処理部からの
情報アクセスが可能となり、長期間の使用で条件が変化
した場合にも容易に対応できる。
【0092】又、第9発明によれば、操作者に面倒な入
力をさせたりすること等無しに、信号処理部にセンサー
部から適切な撮影条件情報を正確に与えることが可能な
X線撮影システムが実現される。
【0093】第10発明によれば特に、複数の信号処理
部に対してセンサー部を使い回しする場合にも、各信号
処理部で適切な撮影条件情報を簡易且つ正確に与えるこ
とができる。
【0094】第11発明によれば特に、各ネットワーク
端末の信号処理部に対して適切な撮影条件情報を簡易且
つ正確に与えることができる。
【0095】第12発明によれば特に、センサー部側の
記憶手段を大容量化することなく、信号処理部に適切な
多くの撮影条件情報を正確に与えることができる。
【0096】第13発明によれば特に、一つの信号処理
部が複数のセンサー部に対して処理を行うに際しても、
信号処理部にセンサー部毎の適切な撮影条件情報を簡易
且つ正確に与えることができる。
【0097】第14発明によれば特に、取得X線画像の
感度ないし鮮鋭度の処理に適切な情報を、簡易且つ正確
に信号処理部に与えることができる。
【0098】第15発明によれば特に、画像処理の際に
必要となる撮像素子の固有の情報を、簡易且つ正確に信
号処理部に与えることができる。
【0099】第16発明によれば特に、画像処理の際に
必要となる撮像素子の固有の素子間のばらつき情報を、
簡易且つ正確に信号処理部に与えることができる。
【0100】第17発明によれば特に、ユニット別に異
なるX線曝射時間取得の仕方の情報を、簡易且つ正確に
信号処理部に与えることができる。
【0101】第18発明によれば特に、ユニット別に異
なるグリッド搭載の有無又は搭載グリッドの種類の情報
を、簡易且つ正確に信号処理部に与えることができる。
【0102】第19発明によれば特に、信号処理部から
の情報アクセスが可能となり、長期間の使用で条件が変
化した場合にも容易に対応できる。
【0103】又、第20発明によれば、操作者に面倒な
入力をさせたりすること等無しに、接続されたセンサー
部から適切な撮影条件情報を正確に得ることが可能なX
線撮影装置が実現される。
【0104】第21発明によれば特に、複雑な操作無し
に、画像の感度及び鮮鋭度の変更処理を接続されたセン
サー部に応じて適切に実行できる。
【0105】第22発明によれば特に、複雑な操作無し
に、画像の欠陥画素部分の補間処理を接続されたセンサ
ー部に応じて適切に実行できる。
【0106】第23発明によれば特に、複雑な操作無し
に、画像の画素間の感度差の補正処理を接続されたセン
サー部に応じて適切に実行できる。
【0107】第24発明によれば特に、センサー部の接
続状況に応じ装置側の判断で適確に操作者に警告を発す
ることができる。
【0108】第25発明によれば特に、複雑な操作無し
に、センサー部の曝射時間取得方法に応じた撮影処理を
適切に実行できる。
【0109】第26発明によれば特に、画像に縞除去処
理を行うか否かの判断を、簡易且つ適確に行うことが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1のX線撮影を行うシステム
の全体の構成概略を示す図である。
【図2】実施形態1におけるX線センサー部の構成概略
を示す図である。
【図3】本発明の実施形態2のX線撮影を行うシステム
の構成概略を示す図である。
【図4】本発明の実施形態3のX線撮影を行うシステム
の全体構成概略を示す図である。
【図5】本発明の実施形態4のX線撮影を行うシステム
の構成概略を示す図である。
【符号の説明】
1、10 X線発生装置 2、11 被写体 3、212 X線センサー部 4、213 固体撮像装置 5、214 蛍光体 6、215 光電変換装置 7、12 コントロール部 8、13 表示部 9、14 架台 15、17 データベース用記憶装置 A X線センサー部ケース C 制御用電気回路 D 不揮発性記憶装置 E 固体撮像装置用配線 F 不揮発性記憶装置用配線

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線に感度のある撮像素子を有し、該撮
    像素子からの画像信号を処理する信号処理部に対して電
    気的に接続及び電気的に分離可能なユニットであって、
    前記撮像素子による撮影の条件に関する情報が記憶され
    た不揮発性の記憶手段を有することを特徴とするX線撮
    影ユニット。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段に記憶される情報は前記撮
    像素子の感度ないし鮮鋭度の情報、又は前記撮像素子に
    設けられた蛍光体の厚み情報を有することを特徴とする
    請求項1に記載のX線撮影ユニット。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段に記憶される情報は前記撮
    像素子の欠陥画素情報ないし通電時間の情報を有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のX線撮影ユニット。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段に記憶される情報は前記撮
    像素子の各素子の感度差を補償するゲインテーブルを有
    することを特徴とする請求項1に記載のX線撮影ユニッ
    ト。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段に記憶される情報は当該ユ
    ニットのX線曝射時間取得手段の有無の情報を有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のX線撮影ユニット。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段に記憶される情報は当該ユ
    ニットのグリッド搭載の有無又は搭載グリッドの種類の
    情報を有することを特徴とする請求項1に記載のX線撮
    影ユニット。
  7. 【請求項7】 前記記憶手段に記憶される情報は、前記
    撮像素子による撮影の条件に関する情報を記憶した外部
    記憶手段から情報を読み出すための当該ユニットのID
    番号を有することを特徴とする請求項1に記載のX線撮
    影ユニット。
  8. 【請求項8】 前記記憶手段は、接続された信号処理部
    より記憶情報の読みだし、書き換えが可能であることを
    特徴とする請求項1に記載のX線撮影ユニット。
  9. 【請求項9】 X線に感度のある撮像素子を有するセン
    サー部と、該撮像素子からの画像信号を処理する信号処
    理部とを有し、前記センサー部に前記撮像素子による撮
    影の条件に関する情報が記憶された不揮発性の記憶手段
    を設け、前記信号処理部が前記記憶手段の記憶情報を取
    り出し、該記憶情報に基づいて撮影処理又は画像処理の
    仕方を変更するないし表示を実行することを特徴とする
    X線撮影システム。
  10. 【請求項10】 前記センサー部は異なる信号処理部夫
    々に電気的に接続及び分離可能であることを特徴とする
    請求項9に記載のX線撮影システム。
  11. 【請求項11】 前記信号処理部はネットワークを介し
    て他の信号処理部と共通の記憶装置に接続されているこ
    とを特徴とする請求項9に記載のX線撮影システム。
  12. 【請求項12】 前記記憶手段に記憶される情報は、前
    記撮像素子による撮影の条件に関する情報を記憶した前
    記記憶装置から情報を読み出すための当該センサー部の
    ID番号を有することを特徴とする請求項11に記載の
    X線撮影システム。
  13. 【請求項13】 前記信号処理部には前記センサー部が
    複数接続可能であることを特徴とする請求項9に記載の
    X線撮影システム。
  14. 【請求項14】 前記記憶手段に記憶される情報は前記
    撮像素子の感度ないし鮮鋭度の情報、又は前記撮像素子
    に設けられた蛍光体の厚み情報を有することを特徴とす
    る請求項9に記載のX線撮影システム。
  15. 【請求項15】 前記記憶手段に記憶される情報は前記
    撮像素子の欠陥画素情報ないし通電時間の情報を有する
    ことを特徴とする請求項9に記載のX線撮影システム。
  16. 【請求項16】 前記記憶手段に記憶される情報は前記
    撮像素子の各素子の感度差を補償するゲインテーブルを
    有することを特徴とする請求項9に記載のX線撮影シス
    テム。
  17. 【請求項17】 前記記憶手段に記憶される情報は当該
    センサー部のX線曝射時間取得手段の有無の情報を有す
    ることを特徴とする請求項9に記載のX線撮影システ
    ム。
  18. 【請求項18】 前記記憶手段に記憶される情報は当該
    センサー部のグリッド搭載の有無又は搭載グリッドの種
    類の情報を有することを特徴とする請求項9に記載のX
    線撮影システム。
  19. 【請求項19】 前記記憶手段は、接続された信号処理
    部より記憶情報の読みだし、書き換えが可能であること
    を特徴とする請求項9に記載のX線撮影システム。
  20. 【請求項20】 X線に感度のある撮像素子を有するセ
    ンサー部を一つないし複数接続可能であって、該センサ
    ー部を介して撮影を行った際の該撮像素子からの画像信
    号を処理する信号処理部を有し、前記センサー部に記憶
    されている前記撮像素子による撮影の条件に関する情報
    を取り出し、該記憶情報に基づいて撮影処理又は画像処
    理の仕方を変更するないし表示を実行することを特徴と
    するX線撮影装置。
  21. 【請求項21】 前記記憶情報に基づいて画像の感度及
    び鮮鋭度の変更処理を行うことを特徴とする請求項20
    に記載のX線撮影装置。
  22. 【請求項22】 前記記憶情報に基づいて画像の欠陥画
    素部分の補間処理を行うことを特徴とする請求項20に
    記載のX線撮影装置。
  23. 【請求項23】 前記記憶情報に基づいて画像の画素間
    の感度差の補正処理を行うことを特徴とする請求項20
    に記載のX線撮影装置。
  24. 【請求項24】 前記記憶情報に基づいて撮影開始前に
    警告を行うことを特徴とする請求項20に記載のX線撮
    影装置。
  25. 【請求項25】 前記記憶情報に基づいて曝射時間取得
    の方法を決定ないし変更することを特徴とする請求項2
    0に記載のX線撮影装置。
  26. 【請求項26】 前記記憶情報に基づいて画像に縞除去
    処理を行うか否かを決定することを特徴とする請求項2
    0に記載のX線撮影装置。
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