JPH11113404A - 園芸植物寄せ植え用容器及びそれを用いた寄せ植え方法 - Google Patents

園芸植物寄せ植え用容器及びそれを用いた寄せ植え方法

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JPH11113404A
JPH11113404A JP27913497A JP27913497A JPH11113404A JP H11113404 A JPH11113404 A JP H11113404A JP 27913497 A JP27913497 A JP 27913497A JP 27913497 A JP27913497 A JP 27913497A JP H11113404 A JPH11113404 A JP H11113404A
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JP
Japan
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planting
container
plant
horticultural
divided
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JP27913497A
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English (en)
Inventor
Takayoshi Kato
孝義 加藤
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KIKOUEN KK
Original Assignee
KIKOUEN KK
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 植木鉢に植物を寄せ植え後に養生土等を詰め
込まなくても済み、寄せ植え経験のないパートタイマ
ー、アルバイターでも簡単かつ素早く、しかも適正に寄
せ植えを行うことができる寄せ植え用容器を提供する。 【解決手段】 容器11に第1〜第3の収容凹部12
1,122,123を形成する。収容凹部121,12
2,123に異なる種類の園芸植物を栽培する養生基材
を収容するとともに、各養生基材にそれぞれ播種を行
い、各植物が成長して養生基材に植物の根が張った後、
養生基材を塊状態で収容凹部121,122,123か
ら取り出して寄せ植え用植木鉢の一つの収容空間に複数
の塊状養生基材を収容して互いに接触するように組み合
わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、観賞用の植物を
初め、草花等の園芸植物を寄せ植えするための園芸植物
寄せ植え用容器及びそれを用いた寄せ植え方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、観賞用植物は、一つの植木鉢に
一種類ずつ栽培されるが、一つの鉢に三種類あるいは四
種類の植物を寄せ植えすることも行われている。これに
より鉢を節約して、設置スペースを少なくし、しかも観
賞価値を高めることができる。この寄せ植えは、従来、
小さい植木鉢に入っている一種類の植物を鉢から取り出
し、これを例えば三種類用意した後、この三種類の養生
土付き植物を大きい植木鉢に入れていた。このとき、三
種類の植物の円柱状の養生土塊相互の間には、隙間がで
きるので、その隙間に養生土あるいは副資材等を充填し
ていた。
【0003】又、一つの大きい植木鉢に品種品目の異な
る植物を同じ養生土を用いて寄せ植えする方法もあっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前者の寄せ
植え方法には、異なる種類の植物の養生土塊相互の間に
新たに養生土等を充填する必要があり、寄せ植え作業が
非常に面倒で寄せ植え経験の少ないパートタイマー、ア
ルバイターなどの未熟練者には難しいという問題があっ
た。
【0005】後者の従来の寄せ植え方法には、水を多く
必要とする植物、水が少なくて良い植物、及びその中間
の水を必要とす植物があるので、寄せ植えされた植木鉢
に水をどの程度与えたらよいか分からないという問題が
あった。このため、ある種類の植物には水が多すぎて根
腐れしたり、別の植物には水が少なすぎて枯れたりする
という問題があった。
【0006】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものであって、その目的
は、養生土等を寄せ植え後に詰め込まなくても済み、寄
せ植え経験のないパートタイマー、アルバイターでも簡
単かつ素早く、しかも適正に寄せ植えを行うことがで
き、さらに植物を寄せ植えする際の植物の損傷を無くす
ことができる園芸植物寄せ植え用容器及びそれを用いた
寄せ植え方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記目的を達成するために、園芸植物を栽培する養生基
材を収容し得る複数の収容凹部からなる分割栽培部を有
する容器からなり、前記各収容凹部は、組み合わされた
状態で単一の寄せ植え用植木鉢の収容空間とほぼ同形状
になるように形状を設定するという手段をとっている。
【0008】請求項2記載の発明においては、請求項1
において、一つの容器に同種形状又は異種形状の分割栽
培部を複数箇所に形成している。請求項3記載の発明に
おいては、請求項2において、前記一つの分割栽培部
は、平面から見て円形、楕円形、三角形、四角形、ある
いは五角形以上の多角形に形成され、それらの各収容凹
部は半円形、扇形、三角形あるいは四角形に形成されて
いる。
【0009】請求項4記載の発明においては、請求項1
において、園芸植物を栽培する養生基材を収容し得る単
一の収容凹部を有する単一の分割容器を複数個組み合わ
せて分割栽培部を構成し、前記各収容凹部は、組み合わ
された状態で単一の植木鉢の収容空間とほぼ同形状にな
るように形状を設定している。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項4におい
て、前記分割容器は植物を育成したまま単一の容器に寄
せ集められ、植木鉢として用いられるものである。請求
項6記載の発明においては、請求項4において、前記分
割容器は連結手段を備え、連結された状態で植木鉢とし
て用いられるようにしている。
【0011】請求項7記載の発明においては、前記複数
の収容凹部に異なる種類の園芸植物を栽培する養生基材
を収容するとともに、各養生基材にそれぞれ播種を行う
か植物を移植し、各植物が成長して養生基材に植物の根
が張った後、植物とともに養生基材を塊状態で収容凹部
から取り出して植木鉢の一つの収容空間に複数の塊状養
生基材を収容して各養生基材を寄せ合わせるという手段
をとっている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明を具体化した一実
施形態を図1〜図4に従って説明する。図2の平面に示
す園芸植物寄せ植え用容器11は、図示しない上下一対
の成型金型により合成樹脂板を絞り成型したものであ
る。
【0013】容器11には園芸植物を栽培する第1〜第
3の収容凹部121,122,123から構成される全
体として平面円形状をなす分割栽培部12が多数箇所に
形成されている。この分割栽培部12を拡大した図1の
斜視図に示すように、第1〜第3の収容凹部121,1
22,123は、同じ容積に、かつ、同じ扇筒状に形成
されている。なお、各収容凹部121,122,123
の底部には過剰の水を排出する孔Hが設けられている。
【0014】前記のように構成された単一の容器11及
び別途用意した植木鉢15を用いて植物を寄せ植えする
方法を以下に説明する。前記容器11の多数箇所に設け
た分割栽培部12の第1の収容凹部121に対し、第1
の植物131の育成に適した第1の養生土141を充填
する。又、第2の収容凹部122に対し、第2の植物1
32の育成に適した第2の養生土142を充填する。同
様に、第3の収容凹部123に対し、第3の植物133
の育成に適した第3の養生土143を充填する。これら
の養生土141,142,143は保水性、あるいは通
気性等の性質が異なる種類のものである。
【0015】次に、第1〜第3の養生土141,14
2,143にそれぞれ第1〜第3の植物131,13
2,133の種子を播き、水を供給して植物を育成す
る。この播種に代えて、三種類の苗を移植して根付かせ
るようにしてもよい。
【0016】前記のように育成した第1〜第3の植物1
31,132,133は、第1〜第3の養生土141,
142,143と共に第1〜第3の収容凹部121,1
22,123から取り出される。そして、取り出された
第1〜第3の養生土141,142,143は、図3に
示す一つの収容空間151を有する植木鉢15に収容さ
れる。このとき、養生土141,142,143は植物
の根が張って、又、土自身の粘性が高くなって塊状態と
なる。このため寄せ植えの際、形崩れし難くなる。
【0017】このようにして、植木鉢15の一つの収容
空間15に逆円錐台形状に隙間無く収容することができ
る。図4に示す状態で、植木鉢15に水を供給すると、
水は第1〜第3の養生土141,142,143に供給
される。このとき、第1〜第3の養生土141,14
2,143は、第1〜第3の植物131,132,13
3にそれぞれ必要な水分あるいは養分を吸収するので、
各植物の生育がそれぞれ適正に行われる。
【0018】次に、前記のように構成した寄せ植え用容
器11の作用を構成とともに記載する。 ・ 前記実施形態では組み合わされた状態で植木鉢15
の収容空間15とほぼ同形状になる第1〜第3の収容凹
部121,122,123よりなる分割栽培部12を形
成した。このため、各収容凹部121,122,123
で育成した各植物131,132,133を植木鉢15
に寄せ植えした後に養生土等を詰め込まなくても済み、
寄せ植え経験のないパートタイマー、アルバイターでも
簡単かつ素早く、しかも適正に寄せ植えを行うことがで
きる。さらに植物を寄せ植えする際の植物の損傷、つま
り養生土塊が一部崩壊して根が露出するのを無くすこと
ができる。
【0019】・ 前記実施形態では一つの容器11に対
し、第1〜第3の収容凹部121,122,123を一
群とする分割栽培部12を多数箇所に形成したので、狭
いスペースを利用して多数の寄せ植え用植物を栽培する
ことができる。
【0020】・ 前記実施形態では第1〜第3の収容凹
部121,122,123をそれぞれ扇筒状に形成した
ので、円筒状の空間151を有する既製の植木鉢15に
植物を塊状の養生土とともに適正に寄せ植えでき、新規
に植木鉢を製造しなくても済む。
【0021】・ 前記実施形態では容器11を金型によ
り絞り成型したので、製造を容易に行うことができる。
次に、この発明の別の実施形態を図5により説明する。
【0022】図5(a)に示す実施形態では、園芸植物
寄せ植え用容器11に形成された分割栽培部12を第1
〜第4の凹部121,122,123,124により構
成している。
【0023】図5(b)に示す実施形態では、園芸植物
寄せ植え用容器11に形成された分割栽培部12を第
1,第2の凹部121,122により構成している。図
5(c)に示す実施形態では、園芸植物寄せ植え用容器
11に形成された分割栽培部12を全体として楕円形状
をなす第1〜第4の凹部121,122,123,12
4により構成している。この実施形態では植木鉢15と
して楕円筒状のものを使用し、その一つの収容空間に塊
状の第1〜第4の養生土を収容する。
【0024】図6(a)に示す実施形態では、園芸植物
寄せ植え用容器11に形成された分割栽培部12を全体
として正方形状をなす第1〜第4の凹部121,12
2,123,124により構成している。この実施形態
では、植木鉢15の形状を四角筒状に形成し、その一つ
の収容空間に塊状の第1〜第4の養生土を収容する。
【0025】図6(b)に示す実施形態では、園芸植物
寄せ植え用容器11に形成された分割栽培部12を全体
として長方形状をなす第1〜第4の凹部121,12
2,123,124により構成している。この実施形態
でも、植木鉢15の形状を四角筒状に形成する。
【0026】図6(c)に示す実施形態では、園芸植物
寄せ植え用容器11に形成された分割栽培部12を全体
として三角形状をなす第1〜第3の凹部121,12
2,123により構成している。この実施形態では、植
木鉢15の形状を三角筒状に形成し、その一つの収容空
間に塊状の第1〜第3の養生土を収容する。
【0027】図6(d)に示す実施形態では、園芸植物
寄せ植え用容器11に形成された分割栽培部12を全体
として六角形状をなす第1〜第6の凹部121〜126
により構成している。この実施形態では、植木鉢15の
形状を六角筒状に形成し、その一つの収容空間に塊状の
第1〜第6の養生土を収容する。
【0028】図7(a)に示す実施形態では、園芸植物
寄せ植え用容器11に形成された分割栽培部12を全体
として蛇行形状をなす第1〜第3の凹部121,12
2,123により構成している。この実施形態では、植
木鉢15の形状を蛇行筒状に形成し、その一つの収容空
間に塊状の第1〜第3の養生土塊を収容する。
【0029】図7(b)に示す実施形態では、園芸植物
寄せ植え用容器11に形成された分割栽培部12を全体
として瓢箪形状をなす第1〜第8の凹部121〜128
により構成している。この実施形態では、植木鉢15の
形状を瓢箪筒状に形成し、その一つの収容空間に塊状の
第1〜第8の養生土を収容する。
【0030】図8(a)又は図8(b)に示す実施形態
では、園芸植物寄せ植え用容器11に形成された分割栽
培部12を異なる形状の凹部121〜127により構成
している。この実施形態では、一つの容器11に複数種
類の植木鉢15に適した寄せ植え用の複数種類の植物を
栽培することができる。
【0031】図9に示す実施形態は、園芸植物寄せ植え
用容器11を分割された第1〜第3の分割容器211,
212,213により構成し、各容器211,212,
213を連結手段としての係止リング22と係止舌片2
3とにより連結することが可能である。
【0032】この実施形態では、分割容器211,21
2,213を連結することにより養生土塊を取り出さな
いまま寄せ植え用植木鉢としても使用できるので、養生
土塊の出し入れ作業を省略できる。
【0033】図10に示す実施形態は、園芸植物寄せ植
え用容器11を分割された第1〜第3の分割容器21
1,212,213により構成し、各容器211,21
2,213の上部に連結手段としての連結片24を一体
に形成している。
【0034】この実施形態では、分割容器211,21
2,213自体が寄せ植え用植木鉢にもなるので、土塊
の出し入れ作業が省略できるとともに、連結片24の係
止孔241に紐等を挿通することにより容器11全体を
天井等に吊り下げることができる。
【0035】図11に示す実施形態は、分割容器21
1,212,213の係止リング22,係止舌片23を
省略し、これらの容器211〜213を使用して水を欲
しがらない植物、水を多く必要とする植物及びその中間
の保水能を必要とする植物を育成する。その後、植物と
容器211〜213を図12に示すように、例えば一つ
の金網籠や藤籠等の容器25に収容することもできる。
【0036】この実施形態では、分離された各分割容器
211〜213をそのまま容器25に収容することがで
き、養生土塊の出し入れ作業を省略できる。図13に示
す実施形態では、寄せ植え用鉢15に収容され、第1〜
第3の養生土塊141,142,143を区画する区画
板31を示す。
【0037】この実施形態では、植木鉢15内で種類の
異なる養生土141,142,143を区画できるの
で、各土塊の保水状態を植物に応じてより適正にするこ
とができる。又、寄せ植えの際、塊状の養生土を区画板
31により案内して植木鉢に容易に導くことができる。
この区画板31に滑り抵抗の少ない材料や被膜を形成す
ることによりさらに収容作業を円滑に行うことができ
る。
【0038】図14に示す園芸植物寄せ植え用容器11
は、逆円錐台筒状をなす第1〜第3の分割容器211,
212,213により構成されている。この実施形態で
は、分離された各分割容器211〜213をそのまま植
木鉢としても使用でき、養生土塊の出し入れ作業を省略
できる。
【0039】以上の図5〜図14に示す各実施形態にお
ける他の作用・効果は、前述した図1〜図4に示す実施
形態の作用・効果と同様である。なお、この発明は前記
各実施形態の構成に限定されるものではなく、例えば全
ての前記容器11の各収容凹部121,122,123
・・・をそれぞれ分離できるように、容器11に対し各
凹部を囲繞するようにミシン目、溝などの可分離線を形
成することも可能である。
【0040】この場合にも、分離した各収容凹部をその
まま植木鉢15に収容することができ、養生土塊の出し
入れ作業を省略できる。前記実施形態では容器11、分
割容器211〜213を合成樹脂により形成したが、こ
れに代えて、鉄、アルミニウム合金、あるいは銅等の金
属材料により形成したり、磁器あるいはゴム、さらには
所定期間が経過すると、腐蝕する紙を基材とする材料に
より形成したりすることもできる。
【0041】前述した実施形態から把握できる請求項1
〜7以外の技術思想について、以下にその効果とともに
記載する。 ・ 請求項2,3のいずれかにおいて、各収容凹部はミ
シン目等の可分離線によりそれぞれ分離するように構成
されている園芸植物寄せ植え用容器。
【0042】この容器の場合には、分離した各収容凹部
をそのまま植木鉢15に収容することができ、養生土塊
の出し入れ作業を省略できる。 ・ 請求項4において、分割容器は所定期間が経過する
と、腐蝕する紙を基材とする材料により形成されている
園芸植物寄せ植え用容器。
【0043】この容器の場合には、各養生土塊を分割容
器に収容したまま植木鉢に各分割容器を寄せ集めること
ができ、養生土塊の出し入れ作業を省略できるととも
に、所定期間経過後には、容器が腐蝕して養生土に吸収
される。
【0044】・ 請求項7において、植木鉢の収容空間
には養生土塊を隔てる区画板を収容する園芸植物寄せ植
え用容器を用いた寄せ植え方法。この方法の場合には、
各養生土塊の収容作業が容易となる。
【0045】この明細書において、「前記各収容凹部
は、組み合わされた状態で単一の寄せ植え用植木鉢の収
容空間とほぼ同形状になるように形状が設定されてい
る」とは、植木鉢の水平横断面を見た場合に、養生土塊
の一面又は全面が相互に接触し、養生土塊が植木鉢の内
面の一面又は全面に接触するように形状が設定されてお
ればよい。従って、植木鉢に収容した状態で養生土塊の
上面と鉢の上端縁との間に空間ができていても、養生土
塊の下面と鉢の底部との間に空間があってもよい。
【0046】この明細書において、「寄せ植え」とは、
養生土塊を複数の収容凹部からそれぞれ取り出して植木
鉢の一つの空間に収容すること以外に、分割容器内に養
生土を収容したまま、複数の分割容器を一つの容器に寄
せ合わせること、あるいはこれらの両方を行うことも意
味するものとする。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、4又は
7記載の発明は、養生土等を寄せ植え後に詰め込まなく
ても済み、寄せ植え経験のないパートタイマー、アルバ
イターでも簡単かつ素早く、しかも適正に寄せ植えを行
うことができ、さらに植物を寄せ植えする際の植物の損
傷を無くすことができる。
【0048】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の効果に加えて、設置スペースを少なくして、多数の
寄せ植え用植物の栽培を効率的に行うことができる。請
求項3記載の発明は、請求項2記載の発明の効果に加え
て、複数種類の寄せ植え用植物の栽培を効率的に行うこ
とができる。
【0049】請求項5又は6記載の発明は、請求項4記
載の発明の効果に加えて、寄せ植えの際、養生基材を収
容凹部から出し、植木鉢の収容空間へ入れる作業を行わ
なくても済み、寄せ植え作業を迅速に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明を具体化した一実施形態を示す要部
斜視図。
【図2】 容器全体を示す平面図。
【図3】 寄せ植え方法を示す斜視図。
【図4】 寄せ植え状態を示す平断面図。
【図5】 (a)〜(c)はこの発明の別の実施形態を
示す部分平面図。
【図6】 (a)〜(d)はこの発明の別の実施形態を
示す部分平面図。
【図7】 (a),(b)はこの発明の別の実施形態を
示す部分平面図。
【図8】 (a),(b)はこの発明の別の実施形態を
示す容器全体の平面図。
【図9】 この発明の別の実施形態を示す容器全体の分
解斜視図。
【図10】 この発明の別の実施形態を示す容器全体の
斜視図。
【図11】 この発明の別の実施形態を示す容器全体の
分解斜視図。
【図12】 図11の分割容器を用いた寄せ植え状態の
斜視図。
【図13】 植木鉢に収容される区画板を示す斜視図。
【図14】 この発明の別の実施形態を示す分割容器の
斜視図。
【符号の説明】
11…園芸植物寄せ植え用容器、12…分割栽培部、1
21〜127…第1〜第7の収容凹部、131〜133
…第1〜第3の植物、141〜143…第1〜第3の養
生土、15…植木鉢、211,212,213…第1〜
第3の分割容器、22…連結手段としての係止リング、
23…連結手段としての係止舌片、24…連結手段とし
ての連結片。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 園芸植物を栽培する養生基材を収容し得
    る複数の収容凹部からなる分割栽培部を有する容器から
    なり、前記各収容凹部は、組み合わされた状態で単一の
    寄せ植え用植木鉢の収容空間とほぼ同形状になるように
    形状が設定されている園芸植物寄せ植え用容器。
  2. 【請求項2】 一つの容器に同一形状又は異種形状の分
    割栽培部が複数箇所に形成されている請求項1記載の園
    芸植物寄せ植え用容器。
  3. 【請求項3】 前記一つの分割栽培部は、平面から見て
    円形、楕円形、三角形、四角形、あるいは五角形以上の
    多角形に形成され、それらの各収容凹部は半円形、扇
    形、三角形あるいは四角形に形成されている請求項2記
    載の園芸植物寄せ植え用容器。
  4. 【請求項4】 園芸植物を栽培する養生基材を収容し得
    る単一の収容凹部を有する単一の分割容器を複数個組み
    合わせて分割栽培部を構成し、前記各収容凹部は、組み
    合わされた状態で単一の植木鉢の収容空間とほぼ同形状
    になるように形状が設定されている請求項1記載の園芸
    植物寄せ植え用容器。
  5. 【請求項5】 前記分割容器は植物を育成したまま単一
    の容器に寄せ集められ、寄せ集められた後、植木鉢とし
    て用いられるものである請求項4記載の園芸植物寄せ植
    え用容器。
  6. 【請求項6】 前記分割容器は連結手段を備え、連結さ
    れた状態で植木鉢として用いられる請求項4記載の園芸
    植物寄せ植え用容器。
  7. 【請求項7】 前記複数の収容凹部に異なる種類の園芸
    植物を栽培する養生基材を収容するとともに、各養生基
    材にそれぞれ播種を行うか植物を移植し、各植物が成長
    して養生基材に植物の根が張った後、植物とともに養生
    基材を塊状態で収容凹部から取り出して植木鉢の一つの
    収容空間に複数の塊状養生基材を収容して各養生基材を
    寄せ合わせる園芸植物寄せ植え用容器を用いた寄せ植え
    方法。
JP27913497A 1997-10-13 1997-10-13 園芸植物寄せ植え用容器及びそれを用いた寄せ植え方法 Pending JPH11113404A (ja)

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JP27913497A Pending JPH11113404A (ja) 1997-10-13 1997-10-13 園芸植物寄せ植え用容器及びそれを用いた寄せ植え方法

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JP (1) JPH11113404A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012175926A (ja) * 2011-02-25 2012-09-13 Yamazaki Kyoiku System Kk 複合学習用教材キット
KR101371138B1 (ko) * 2011-04-15 2014-03-07 김철재 식물 지지체
CN110432100A (zh) * 2019-09-11 2019-11-12 上海市农业生物基因中心 基于深浅层根胁迫处理的水稻双筒抗旱鉴定装置和方法

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KR101371138B1 (ko) * 2011-04-15 2014-03-07 김철재 식물 지지체
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