JPH11108809A - 定容量試料採取装置およびこれを用いたガス分析方法 - Google Patents

定容量試料採取装置およびこれを用いたガス分析方法

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JPH11108809A JP9287730A JP28773097A JPH11108809A JP H11108809 A JPH11108809 A JP H11108809A JP 9287730 A JP9287730 A JP 9287730A JP 28773097 A JP28773097 A JP 28773097A JP H11108809 A JPH11108809 A JP H11108809A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定容量試料採取装置において、サンプル
ガスのリードバッグ流路のパージを行って安定したガス
分析が行えるとともに、装置の大きさをコンパクトに抑
えることが可能となる定容量試料採取装置およびこれを
用いたガス分析方法を提供する。 【解決手段】 定容量試料採取装置1において、前記リ
ードバッグ流路5に連通連結する精製空気供給流路7
と、この精製空気供給流路7中に開閉弁7aとを設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はサンプルガスのリー
ドバッグ流路をパージできる定容量試料採取装置と、こ
の定容量試料採取装置を用いたガス分析方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、定容量試料採取装置を用いて
自動車から排出される排気ガスの全量を希釈する場合、
図5に図示するような定容量試料採取装置10を用いて
いる。従来の定容量試料採取装置10は、サンプル吸引
ポンプ2と、例えば3種類のサンプルガスを充填するバ
ッグ3a〜3cと、前記サンプル吸引ポンプ2を各バッ
グ3a〜3cに連通連結するサンプル導入流路4,4a
〜4cと、各バッグ3a〜3cに接続するリードバッグ
流路5a〜5c,5と、各流路4a〜4c,5a〜5c
に設けた電磁弁6a〜6fによって構成される電磁弁ブ
ロック6と、前記リードバッグ流路5に設けたニードル
バルブ5dおよびリードバッグポンプ5eと、このリー
ドバッグポンプ5eの下流側のリードバッグ流路5に連
通連結されたパージ流路8,電磁弁8a,ニードルバル
ブ8bとからなっている。
【0003】前記従来の定容量試料採取装置10は、図
外の空気精製フィルタを通って精製された希釈用空気で
排気ガスを希釈して混合気としたサンプルガスを採取す
ることが多い。そして、採取されたサンプルガスは一旦
バッグ3a〜3cの何れかに取り込んだ後、対応するリ
ードバッグ流路5a〜5cの何れか及びリードバッグ流
路5を介してガス分析計9に供給される。上述した例の
定容量試料採取装置10では3種類のサンプルガスを充
填するバッグ3a〜3cを有しているので、例えば、エ
ンジン始動時,10モード走行時,10・15モード走
行時などに分けて採取して、各別にガス分析を行うよう
にしている。
【0004】なお、リードバッグ流路5には測定対象成
分であるハイドロカーボンの吸着が起きるため、この流
路5をパージする必要が生じる。そこで、従来より精製
空気などのパージガスをガス分析計9から逆流させてパ
ージ流路8,電磁弁8a,ニードルバルブ8bを介して
排出させることにより、リードバッグポンプ5eから下
流側のリードバッグ流路5のパージを行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記定容量
試料採取装置10においては、リードバッグポンプ5e
以降からガス分析計9の間のリードバッグ流路5のパー
ジ機構は存在したが、電磁弁ブロック6からリードバッ
グポンプ5eまでのパージ機構はなかった。
【0006】また、自動車の排ガス規制がますます厳し
くなりつつある今日、排気ガスに測定対象となる成分が
ほとんど含まれなくなっており、正確な測定をするため
には、前記ガス分析計9でより高精度の測定をする必要
がある。このため、近年では測定成分が0.1ppm〜
0.01ppm程度の排気ガスであっても測定できるガ
ス分析計9を用いることによって精度の向上を考慮して
いるが、とりわけ高精度のガス分析計9は、初期の測定
値にオーバーシュートが生じる傾向があった。このた
め、ガス分析計9の測定値が安定するまでに時間がかか
っていた。
【0007】そこで、サンプルガスを取り込むバッグ3
a〜3cの容量を大きくして、余分のサンプルガスをガ
ス分析計9に供給することが必要であった。つまり、測
定初期において測定値が不安定になっているときのガス
分析計9の測定値を無視し、測定値が安定した後の測定
値をガス分析に用いていた。言い換えるなら、従来はガ
ス分析計9の測定値が不定になっている時間にもサンプ
ルガスをリードバッグすることにより、リードバッグポ
ンプ5eより上流側のリードバッグ流路5の疑似パージ
動作をサンプルガスによって行っていた。
【0008】このため、従来の定容量試料採取装置10
には測定に必要な容量のサンプルガスに加えて、上述し
た疑似パージ動作を行なうときに使用するサンプルガス
を必要とするので、バッグ3a〜3cの容量を大きくせ
ざるを得なかった。また、バッグ3a〜3cが大きくな
るに従って定容量試料採取装置10自体が大きくなり、
装置の小型化を図ることができなかった。
【0009】本発明は、上述の事柄を考慮してなされた
ものであって、定容量試料採取装置において、サンプル
ガスのリードバッグ流路のパージを行って安定したガス
分析が行えるとともに、装置の大きさをコンパクトに抑
えることが可能となる定容量試料採取装置およびこれを
用いたガス分析方法を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の定容量試料採取装置は、リードバッグ流路
に連通連結する精製空気供給流路を設け、この精製空気
供給流路中に開閉弁を設けたことを特徴としている。し
たがって、バッグに蓄えられたサンプルガスを供給する
リードバッグ流路に別系統の精製空気供給流路を設けて
いるので、この精製空気供給流路を通じてガス分析計に
精製空気を流すことにより、リードバッグ流路をパージ
でき、ガス分析計による測定の安定化を図ることができ
る。
【0011】また、前記精製空気供給流路に大気から採
取した空気を精製する空気精製フィルタを設けた場合に
は、前記パージ動作をするときに特別なガスを用意する
必要がなく、装置の小型化にさらに貢献できる。
【0012】前記定容量試料採取装置を用いたガス分析
方法では、自動車排気ガスと大気とを混合して得られた
サンプルガスを、サンプル導入流路およびその開閉弁を
介してバッグに充填した後に、精製空気供給流路の開閉
弁を開放して、精製空気をガス分析計に供給し、ガス分
析計の測定値が安定したときに、精製空気供給流路の開
閉弁を閉鎖すると同時にリードバッグ流路に設けた開閉
弁を開放することによりサンプルガスの測定を高精度に
行なうことができる。
【0013】すなわち、排ガス規制の基準が高くなって
いる今日、自動車排気ガスと大気との成分に差が小さく
なっていることを利用し、ガス分析計の測定初期におい
て精製空気をガス分析計に供給することで、ガス分析計
の測定値の安定を図ることができる。また、精度が向上
するに伴って測定初期に不安定な測定値を出力するガス
分析計であっても、まず前記精製空気を用いてリードバ
ッグ流路をパージし、次いでガス分析計が安定してから
前記精製空気をサンプルガスに切り換えることにより、
ガス分析計の安定動作の確保をリードバッグ流路のパー
ジ動作と同時に行うことができる。
【0014】また、採取したサンプルガスの全てをガス
分析に用いることができるので、可及的に少ない量のサ
ンプルガスで定容量試料採取し、高精度のガス分析を行
うことができる。これにより、ガス分析計ではより早く
より安定したデータの採取ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明の定容量試料採取装
置1の一例を示す図であり、図1において、定容量試料
採取装置1はサンプル吸引ポンプ2と、例えば3種類の
サンプルガスを充填するバッグ3a〜3cとを有してい
る。また、定容量試料採取装置1は前記サンプル吸引ポ
ンプ2を各バッグ3a〜3cに連通連結するサンプル導
入流路4,4a〜4cと、各バッグ3a〜3cに接続す
るリードバッグ流路5a〜5c,5と、各流路4a〜4
c,5a〜5cに設けた電磁弁6a〜6gによって構成
される電磁弁ブロック6とを有しており、採取した3種
類のガスを各別にバッグ3a〜3c内に導入し、これを
ガス分析に用いることができる。
【0016】さらに、前記リードバッグ流路5には、そ
の上流側に精製空気供給流路7および電磁弁7aを設け
て、リードバッグ流路5を電磁弁7aを介して空気精製
フィルタ7bに連通連結している。また、前記リードバ
ッグ流路5の下流側にはニードルバルブ5dおよびリー
ドバッグポンプ5eを設けると共に、前記リードバッグ
ポンプ5eの下流側にはパージ流路8を連通連結してい
る。加えて、パージ流路8には電磁弁8aおよびニード
ルバルブ8bを設けている。
【0017】9はガス分析計であり、測定成分が0.1
ppm〜0.01ppm程度の排気ガスであっても測定
できる高精度のものである。このガス分析計9に前記各
バッグ3a〜3c内のサンプルガスを流入することによ
り、一定期間内に排出された排気ガスの濃度を測定する
ことができる。
【0018】次に、上記構成の定容量試料採取装置を用
いて排気ガスの測定をする方法について、図2〜4のフ
ロー図を用いて説明する。すなわち、まず図2に示すよ
うに電磁弁6aだけを開放し、その他の全ての電磁弁6
b〜6f,7a,8aを閉鎖した状態でサンプルガスを
サンプル吸引ポンプ2およびサンプル導入流路4を介し
て流入し、電磁弁6aおよびサンプル導入流路4aを介
してバッグ3aに導入する。前記サンプルガスは、所定
時間内に排気された自動車排ガスの全量を大気と混合す
ることにより一定量としてバッグ3aに導入されるもの
である。つまり、例えば排気ガスが2リューベであれば
大気を10リューベ加えて12リューベのサンプルガス
の流れとし、このサンプルガスをサンプル吸引ポンプ2
によって吸引してバッグ3aに充填する。
【0019】本例の場合、バッグ3a〜3c,サンプル
導入流路4a〜4cおよび電磁弁6a〜6cをそれぞれ
三つずつ用意しているので、三種類の異なる時点での排
気ガスを各別に採取することができる。なお、本例の動
作説明では三つのバッグのうちの一つだけを用いた例を
示しているが、電磁弁6bのみを開放して他の電磁弁6
a,6c〜6f,7aを閉鎖することにより、サンプル
ガスをバッグ3bに導入できる。また、同様にサンプル
ガスをバッグ3cに導入することも可能であり、測定す
るサンプルガスの種類にしたがって適宜に各バッグ3a
〜3cを使用可能である。さらに、本発明はサンプルガ
スを採取するバッグの数を3つに限定するものではな
く、必要に応じて任意に変更可能であることはいうまで
もない。
【0020】次に、採取したサンプルガスをガス分析計
9に流入させる前に、図3に示すように電磁弁7aだけ
を開放して他の電磁弁6a〜6f,8aを全て閉鎖した
状態でリードバッグポンプ5eを作動する。つまり、空
気精製フィルタ7bによって精製された大気をリードバ
ッグポンプ5eおよびニードルバルブ5fを介して定流
量としてガス分析計9に供給する。
【0021】ガス分析計9は特に高精度に設計している
ため、その測定初期における測定値にオーバーシュート
などの不安定な要素が含まれる。また、この初期におけ
る測定値には前回のガス分析のときにリードバッグ流路
5,リードバッグポンプ5eおよびニードルバルブ5f
に吸着してしまったハイドロカーボンなどの測定成分が
幾らか含まれる。
【0022】そこで、本発明のガス分析方法では、上述
のようにサンプルガスの測定を行う前に精製空気供給流
路7の電磁弁7aを開放して、精製空気をガス分析計9
に供給させて、ガス分析計9の測定値が安定するまで精
製空気の成分を測定することにより、従来のように採取
したサンプルガスを無駄にすることなくガス分析計9の
測定値を安定させることができる。また、同時に前記精
製空気の供給により、前回のガス分析の時にリードバッ
グ流路5,リードバッグポンプ5eおよびニードルバル
ブ5fに吸着してしまった測定成分をパージすることが
できる。
【0023】次に、前記ガス分析計9の測定値が安定す
ると、前記電磁弁7aを閉じると同時に、図4に示すよ
うに電磁弁6dを開放する。つまり、これまでガス分析
計9に供給していた精製空気をバッグ3aに採取したサ
ンプルガスに切り換えて、一定流量のサンプルガスをリ
ードバッグ流路5a,5,電磁弁6d,ニードルバルブ
5f,リードバッグポンプ5eを介してガス分析計9に
供給する。
【0024】このとき、ガス分析計9に供給されるサン
プルガスの測定成分は精製空気よりも若干多くなってい
るが、近年の自動車の排気ガス触媒は性能が高く、排気
ガスと精製空気との差が小さくなっているために、ガス
分析計9の測定値に大きな変化が生じることがない。し
たがって、上述のようにガス分析計9に導入する測定ガ
スを精製空気からサンプルガスに切り換えた時に、測定
値にオーバーシュートなどが生じることがなく、たとえ
オーバーシュートが起きたとしてもごく僅かな時間で焦
束する。
【0025】したがって、バッグ3aに採取したサンプ
ルガスの殆ど全てをガス分析に用いることができ、それ
だけバッグ3aを小さくすることができる。また、バッ
グを小さくすることにより、ひいては装置全体を小型化
することができる。
【0026】すなわち、極めて低濃度の測定成分(ロー
エミッション)を含むサンプルガスであっても、高精度
に測定できる定容量試料採取装置を可及的にコンパクト
に形成することができる。また、無駄なサンプルガスを
採取する必要がないので、ガス分析にかかる時間を短く
できると共に、短い時間内に排出された測定成分の総量
を測定することができる。
【0027】なお、リードバッグポンプ5eからガス分
析計9までの間のサンプル導入流路5のパージは図5に
示した従来装置と同様にパージ流路8,電磁弁8a,ニ
ードルバルブ8bを介してバックフラッシュすることに
よって行うことができる。
【0028】また、上述の例では、バッグ3aだけを用
いた測定方法を例示しているが、本発明はこれに限られ
るものではなく、同様の方法で、バッグ3b,3cも用
いて別のサンプルガスを測定してもよいことはいうまで
もない。加えて、各バッグ3a〜3c内のサンプルガス
に含まれる測定成分の濃度に大きな変化がない場合に
は、各バッグ3a〜3cの測定前に毎回精製空気をガス
分析計9に流入しなくても、連続的にバッグ3a〜3c
を切り換えることにより測定時間を短縮してもよい。
【0029】なお、上述の各例では、サンプル導入流路
4a〜4c,リードバッグ流路5a〜5c,精製空気供
給流路7の何れにも開閉弁の一例として電磁弁を例示し
て、全てを自動的に制御する例を示しているが、本発明
はこれに限られるものではなく、手動で開閉できる弁を
用いてもよい。同様に、本例では精製空気供給流路7に
空気精製フィルタ7bを連結することにより、大気を用
いて精製空気を供給しているが、これに替えて、精製空
気用のボンベを接続してもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
バッグに蓄えられたサンプルガスを供給するリードバッ
グ流路に別系統の精製空気供給流路を設けているので、
この精製空気供給流路を通じてガス分析計に精製空気を
流すことでリードバッグ流路をパージでき、ガス分析計
の安定を図ることができる。また、前記精製空気供給流
路に大気から採取した空気を精製する空気精製フィルタ
を設けた場合には、前記パージ動作をするときに特別な
ガスを用意する必要がなく、装置の小型化に貢献でき
る。
【0031】また、本発明のガス分析方法を行った場合
には、ガス分析計の測定初期において精製空気をガス分
析計に供給することで、ガス分析計の安定を図ることが
できる。また、精度が向上するに伴って測定初期に不安
定な測定値を出力するガス分析計であっても、まず前記
精製空気を用いてリードバッグ流路をパージし、次いで
ガス分析計が安定してから前記精製空気をサンプルガス
に切り換えることにより、ガス分析計の安定動作の確保
と同時にリードバッグ流路のパージを行うことができ
る。そして、採取したサンプルガスの全てをガス分析に
用いることができるので、可及的に少ない量のサンプル
ガスで定容量試料採取し、高精度のガス分析を行うこと
ができる。これにより、ガス分析計ではより早くより安
定したデータの採取ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の定容量試料採取装置の一例を示す図で
ある。
【図2】前記定容量試料採取装置を用いたガス分析方法
を説明する図である。
【図3】前記定容量試料採取装置を用いたガス分析方法
を説明する図である。
【図4】前記定容量試料採取装置を用いたガス分析方法
を説明する図である。
【図5】従来の定容量試料採取装置の例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…定容量試料採取装置、3a〜3c…バッグ、4,4
a〜4c…サンプル導入流路、5,5a〜5c…リード
バッグ流路、6a〜6f…開閉弁、7…精製空気供給流
路、7a…開閉弁、7b…空気精製フィルタ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車排気ガスと大気とを混合したサン
    プルガスを取り込むバッグと、このサンプルガスをバッ
    グに取り込むためのサンプル導入流路と、このサンプル
    導入流路に設けた開閉弁と、一旦バッグに取り込んだサ
    ンプルガスをガス分析計に供給するリードバッグ流路
    と、このリードバッグ流路に設けた開閉弁とを有する定
    容量試料採取装置において、前記リードバッグ流路に連
    通連結する精製空気供給流路を設け、この精製空気供給
    流路中に開閉弁を設けたことを特徴とする定容量試料採
    取装置。
  2. 【請求項2】 前記精製空気供給流路に大気から採取し
    た空気を精製する空気精製フィルタを設けた請求項1に
    記載の定容量試料採取装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の定容量試料採
    取装置を用いたガス分析方法であって、自動車排気ガス
    と大気とを混合して得られたサンプルガスをサンプル導
    入流路およびその開閉弁を介してバッグに充填した後
    に、精製空気供給流路の開閉弁を開放して、精製空気を
    ガス分析計に供給し、ガス分析計の測定値が安定したと
    きに、精製空気供給流路の開閉弁を閉鎖すると同時にリ
    ードバッグ流路に設けた開閉弁を開放することによりサ
    ンプルガスの測定を行うことを特徴とするガス分析方
    法。
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