JPH11108059A - 気体軸受装置およびステージ装置 - Google Patents

気体軸受装置およびステージ装置

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JPH11108059A
JPH11108059A JP9289213A JP28921397A JPH11108059A JP H11108059 A JPH11108059 A JP H11108059A JP 9289213 A JP9289213 A JP 9289213A JP 28921397 A JP28921397 A JP 28921397A JP H11108059 A JPH11108059 A JP H11108059A
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Shin Matsui
紳 松井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超高真空内や高純度に管理された特殊雰囲気
内でも十分使用可能な気体流出の少ない静圧気体軸受装
置を提供する。 【解決手段】 可動部材と、可動部材に対し微小隙間を
介して対向する固定部材と、微小隙間に気体を供給する
気体供給手段と、供給した気体を気体軸受として作用さ
せた後に回収するための気体排気手段と、気体排気手段
の排気口と気体が外に流出する出口との間に磁性流体シ
ール手段を構成したことを特徴とする気体軸受装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空中あるいは特
殊雰囲気を充填した密閉容器内で用いられる気体軸受装
置および該軸受装置を用いたステージ装置であって、特
にその可動部分から密閉容器内への気体流出を非接触で
防止するシール装置を備えたものに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置等で使用されている露光装置
は、きわめて高い露光精度と、生産性が常に要求され、
ウエハをステップ移動させる位置決めステージに関して
は、高速かつ高精度な位置決めが要求される。またシン
クロトロン放射光を利用したX線露光装置では、装置全
体をチャンバ内に配置し、一定純度、一定圧力に管理さ
れた特殊雰囲気(例えば、真空度150TorrのHe
雰囲気)内での可動要求を満足しなければならない。
【0003】従来、このような高速かつ高精度な位置決
めステージにおいては、これを達成する手段の一つとし
て、ステージのガイドに非接触で案内可能なエアーべア
リングを用いたものが知られている。しかし、エアーべ
アリングを上述したX線露光装置のような一定純度、一
定圧力に管理された特殊雰囲気内で使用する場合には、
供給したエアーがチャンバー内の雰囲気に悪影響を及ぼ
してしまう。
【0004】そこでこの問題を解決する手段として、パ
ッドに供給したエアーをチャンバー内に流出する前に回
収する気体回収方式が考えられている(特許第2587
227号)。
【0005】図4に特許第2587227号の気体軸受
装置の縦断面図を示す。同図の装置は、不図示の真空チ
ャンバ内に配置されており、多孔質静圧気体軸受に気体
シール装置を取り付けたものである。
【0006】同図において、1は軸、2は軸受ハウジン
グ、3は軸受部材、4は給気孔である。これら軸受ハウ
ジング2、軸受部材3および給気孔4により、静圧気体
軸受Bを構成している。また、11はハウジング、8は
気体排出部、9a,9b,9cは軸1を微小隙間G1を
介して取り巻いている隔壁、10a,10bは軸1を取
り巻くように環状に形成されている気体吸引用のミゾ、
5は気体排出孔、6,7は気体吸引口、17はテフロン
あるいは固体潤滑作用を有するグラファイト等の摺動部
材である。これら気体排出孔5、気体吸引口6,7、気
体排出部8、隔壁9、溝10、ハウジング11および摺
動部材17により、気体シールAを構成している。また
摺動部材17と軸1との隙間G2は、隔壁9a,9b,
9cと軸1との隙間G1とほぼ等しくなっている。
【0007】上記構成において外部の気体供給源から吸
気孔4に加圧気体が供給されると、この加圧気体は円筒
状の多孔質体からなる軸受部材3を通って軸1と軸受部
材3との間の微小隙間に噴出して軸1を支持した後、気
体排出部8に流出する。これにより軸1は静圧気体軸受
Bに支持され、円滑に回転あるいは軸方向へ移動するこ
とができる。気体排出部8内へ流出した気体は、排気孔
5から管路12を通ってチャンバの外部に排出される。
【0008】一方、気体排出部8へ流出した気体はハウ
ジング11と軸1との間を通って真空チャンバ内の真空
中へも流出しようとするが、隔壁9aと軸1との間の隙
間G1が微小であるので管路抵抗が大きく、ミゾ10a
に流入する流量はわずかである。またチャンバ外の吸引
ポンプ16により管路13と吸引口6を通してミゾ10
a内の気体を吸引排気してこの部分の圧力を減少させて
いる。またさらに、隔壁9bによる管路抵抗と、チャン
バ外の吸引ポンプ15により管路14と吸引口7を通し
てミゾl0b内の気体を吸引排気して行うミゾ10b内
の減圧と、隔壁9cによる管路抵抗とにより、チャンバ
ヘ流出する流量は非常にわずかとなる。
【0009】また最近では、チルトステージの案内にも
静圧気体軸受を用いるケースがある。図4に示したよう
な直動案内では、軸と軸受の隙間が概略一定だったが、
この隙間にかかる軸受剛性を利用してチルト案内すると
いうものである。
【0010】このような、案内に静圧気体軸受を用いた
従来のチルトステージの断面構成を図5に示す。なお、
同図の装置は、不図示の真空チャンバ内に配置されてお
り、多孔質静圧気体軸受に気体シール装置を取り付けた
ものである。
【0011】同図において、101はX軸まわりとY軸
まわり(これをチルトと呼ぶ)に移動可能なステージ天
板であり、不図示のチルトアクチュエータによって移動
できる。105はステージ天板101に固定された固定
部材であり、この固定部材105にはチルト移動の案内
面となるLABパッド104と、LABパッド104に
気体を給気するLAB給気配管108が配設されてい
る。102はチルトステージの固定ベースとなるベース
板であり、LABパッド104の相手面となるLABガ
イド面103と、摺動面117を持つシール隔壁116
そしてLABパッド104から出た気体を排気するLA
B排気配管109を有している。115は気体排気用の
ミゾとなるラビリンスポケットである。
【0012】LABパッド104とLABガイド面10
3との間の隙間は3〜数十umの微小隙間で、固定部材
105と摺動面117との間の隙間も同程度である。
【0013】以上の構成で、静圧気体軸受として作用し
た気体をチャンバ内に流出することなく吸引機構で回収
する気体シール装置は、概略図4で説明した従来例とほ
ぼ同じである。
【0014】図6は、図5の構成でステージ天板101
をチルト駆動した状態を説明する図である。ステージ天
板101は、静圧気体軸受を構成するLABガイド面1
03とLABパッド104の軸受剛性に対抗して、不図
示のチルトアクチュエータで駆動される。
【0015】もちろんチルト駆動のストロークは、LA
Bパッド104とLABガイド面103、または固定部
材105と摺動面117の微小隙間に制限されるので、
微小量である。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
露光装置等における超高真空内や純度管理された特殊雰
囲気内での使用要求が益々厳しくなり、図4の軸1と隔
壁9cの隙間から漏れる気体程度の微量の気体リーク量
までも問題になってきている。
【0017】また、図6に示すようなチルト駆動用の静
圧気体軸受では、チルト駆動によって気体シール装置の
管路抵抗を構成している微小隙間(固定部材105と摺
動面117との隙間)が変動し、隙間が広がったときに
は管路抵抗が激減して気体がチャンバ内に流出するとい
う問題が生じる。
【0018】本発明の目的は、超高真空内や高純度に管
理された特殊雰囲気内でも十分使用可能な気体流出の少
ない静圧気体軸受装置および該軸受装置を軸受として用
いたことを特徴とするステージ装置を提供することであ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段および作用】上記問題を解
決するために本発明では、可動部と、該可動部に対し微
小隙間を介して対向する固定部と、該微小隙間に気体を
供給する気体供給部と、供給した気体を軸受け作用後に
外に流出することなく回収するための気体排気手段とを
有する気体軸受装置において、該気体排気手段の排気口
と気体が外に流出する出口との間に磁性流体シール手段
を構成することにより、気体軸受として作用した気体を
外に逃がすことなく回収することができ、超高真空内や
高純度に管理された特殊雰囲気内でも十分使用可能な気
体流出の極めて少ない静圧気体軸受が実現できる。
【0020】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。 (実施例1)図1は本発明の一実施例を示す静圧軸受の
縦断面図である。同図の装置は不図示の真空チャンバ内
に配置されており、静圧軸受に気体シール装置を取り付
けたものである。
【0021】同図において、101はステージ天板、1
02は円筒状のベース板、105はステージ天板101
に固定されたリング状の固定部材である。ステージ天板
101はベース板102に対してΖ軸方向、θ方向およ
びX軸,Y軸まわりの回転方向(以後チルト方向と呼
ぶ)に移動可能なように取り付けられている。103は
ベース板102の一面であるLABガイド面、104は
固定部材105に固定されたリング状のLABパッドで
あり、両者の隙間(数ミクロンから数十ミクロン)に気
体を供給することでZ軸方向、θ方向およびチルト方向
の静圧軸受を構成している。
【0022】固定部材105にはZ・Tiltリニアモ
ータ可動部110とθリニアモータ可動部114を、ベ
ース板102にはZ・Tiltリニアモータ固定部11
1とθリニアモータ固定部112をそれぞれ固定し、こ
れらによりステージ天板101がΖ、θおよびチルト方
向に駆動可能に配設されている。
【0023】108はLABパッド104に気体を供給
するためのLAB給気配管であり、不図示の気体供給手
段に接続されている。また、109はLABパッド10
4から出た気体を回収するためのLAB排気配管であ
り、不図示の気体排気手段に接続されている。
【0024】113aと113bはステージ天板101
およびベース板102にそれぞれ固定されたリング状の
磁性流体ハウジングであり、それぞれOリング107に
より密着状態で固定されている。両者は数百ミクロンか
ら数ミリの隙間に管理されている。
【0025】この磁性流体ハウジング113a,bの隙
間には磁性流体シール106が充填され、この3者によ
って磁性流体による気体シール装置が構成されている。
【0026】ここで示した磁性流体シールとは、非磁性
のベース溶液に磁性体の金属微粒子をコロイド状に分
散、安定させ、見かけ上磁性体をした液体を使用して、
マグネット作用によりシール可能としたものである。前
記金属微粒子には、例えばマンガン亜鉛酸化鉄(Mn、
ZnO、Fe45)などが使用されている。なお、液体
なので、極めて粘度が低いことも特徴である。
【0027】上記構成により、軸受用に給気された気体
は、軸受け作用の後、LAB排気配管109から排気さ
れる。そして真空チャンバ内への気体流出は、LAB排
気配管109の排気口と気体流出口の間に配設された磁
性流体シール106によって完全に遮断されている。磁
性流体シール106の流体抵抗は極めて小さいので、非
線形な摩擦のない非接触シールを実現している。
【0028】次にチルト駆動時の装置状態を図2に示
す。同図は、図1のステージ天板がチルト方向に駆動し
た際の縦断面拡大図である(尚、各部材の説明は図1と
同じなので省略する)。
【0029】この図2からわかるように、チルト駆動時
にはLABガイド面103とLABパッド104の隙間
が、回転中心からの距離に比例して変動する。また磁性
流体ハウジング113a,bの隙間も同様に変動する。
【0030】しかしながら、LABガイド面103とL
ABパッド104の隙間が数ミクロンから数十ミクロン
なので、チルトストロークとしては微小量であり、磁性
流体ハウジング113a,bの隙間変動が発生しても磁
性流体ハウジング113a,bと磁性流体シール106
とからなる磁性流体シール装置のシール性能にはまった
く問題はない。
【0031】これは固定部と可動部の隙間が変動するこ
とによる磁性流体シール装置の許容隙間変動量が、静圧
軸受で駆動できるチルトストロークに比べて十分大きい
からである。
【0032】また、Ζ方向の駆動ストロークに関して
は、静圧軸受装置のΖ方向許容ストロークが磁性流体シ
ールの許容ストローク(数十mm)以内であれば、本例
のようにZ駆動装置にも適用可能である。
【0033】(実施例2)図3は本実施例に係る平面静
圧軸受を示す縦断面図である。同図の装置も実施例1同
様、不図示の真空チャンバ内に配置されており、静圧軸
受に気体シール装置を取り付けたものであるが、これを
XY平面の静圧案内軸受に応用した例である。
【0034】同図において、XYステージ天板118は
XYベース板119に対してXY方向に移動可能に構成
され、不図示のXYアクチュエータによって駆動され
る。この静圧軸受には、LAB平面ガイド120がXY
ベース板119に、LAB平面パッド121がXYステ
ージ天板118に、それぞれ固定されており、LAB平
面ガイド120とLAB平面パッド121が対向する隙
間は数ミクロンから数十ミクロンに管理されている。X
Yステージ天板118にはLAB給気配管122とLA
B排気配管123が配設され、静圧軸受への気体の給気
および使用した気体の排気回収を行う。また、124
a,bはXYステージ天板118およびXYベース板1
19上にそれぞれ固定されたリング状の磁性流体ハウジ
ングであり、両者の隙間には磁性流体シール106が充
填されている。
【0035】上記構成により、XYステージ天板118
から軸受用に給気された気体は、軸受け作用の後、LA
B排気配管109から排気される。そして真空チャンバ
内への気体流出は磁性流体シール106によって完全に
遮断されている。磁性流体シール106の流体抵抗は極
めて小さいので、非線形な摩擦のない非接触シールを実
現している。
【0036】なお、XY方向の駆動ストロークに関して
は、静圧軸受の駆動ストロークが磁性流体シールの許容
ストローク(数十mm)以内であれば、自由に設定でき
るため、本実施例のようなXY平面駆動装置にも適用可
能である。
【0037】尚、実施例1および2では、本発明の軸受
装置を、真空チャンバ内に入れ、真空中の気体軸受を実
現したが、本発明はこれに限ることはなく、例えば、純
度、圧力等を高精度に管理した特殊雰囲気中で使用して
も、気体軸受からのリークがないので雰囲気を変動させ
ることはなく、同様の効果が得られる。また、大気中で
も気体の流れやゴミのまき上げ等の理由で軸受からの気
体流出が悪影響を及ぼす場合にも有効な手段である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
気体軸受として作用した気体を外に逃がすことなく回収
することができ、超高真空内や高純度に管理された特殊
雰囲気内でも十分使用可能な気体流出のない静圧気体軸
受が実現できる。
【0039】またチルト駆動のように可動部と固定部の
対向する微小隙間が変動する場合においても気体のシー
ル性能がまったく変わらないため、外部雰囲気に影響を
及ぼさず、しかもチルト駆動の可能な静圧気体軸受が実
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1を示す静圧軸受の縦断面図である。
【図2】 図1のステージ天板がチルト方向に駆動した
際の縦断面拡大図である。
【図3】 実施例2を示す平面静圧軸受の縦断面図であ
る。
【図4】 従来の気体軸受装置の縦断面図である。
【図5】 従来のチルトステージの案内に静圧気体軸受
を用いた縦断面図である。
【図6】 図5の構成でステージ天板をチルト方向に駆
動した際の縦断面図である。
【符号の説明】
101:ステージ天板、102:ベース板、103:L
ABガイド面、104:LABパッド、105:固定部
材、106:磁性流体シール、107:Oリング、10
8:LAB給気配管、109:LAB排気配管、11
0:Ζ・Tiltリニアモータ可動部、111:Ζ・T
iltリニアモータ固定部、112:θリニアモータ固
定部、113a:磁性流体ハウジング、113b:磁性
流体ハウジング、114:θリニアモータ可動部、11
5:ラビリンスポケット、116:シール隔壁、11
7:摺動面、118:XYステージ天板、119:XY
ベース板、120:LAB平面ガイド、121:LAB
平面パッド、122:LAB給気配管、123:LAB
排気配管、124a:磁性流体ハウジング、124b:
磁性流体ハウジング。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動部材と、該可動部材に対し微小隙間
    を介して対向する固定部材と、該微小隙間に気体を供給
    する気体供給手段と、供給した気体を気体軸受として作
    用させた後に回収するための気体排気手段と、該気体排
    気手段の排気口と気体が外に流出する出口との間に磁性
    流体シール手段を構成したことを特徴とする気体軸受装
    置。
  2. 【請求項2】 前記可動部材が、前記固定部材に対して
    相対的に傾くように移動することを特徴とする請求項1
    記載の気体軸受装置。
  3. 【請求項3】 前記可動部の駆動アクチュエータは、リ
    ニアモータであることを特徴とする請求項1に記載の気
    体軸受装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか記載の気体軸受
    装置を軸受として用いたことを特徴とするステージ装
    置。
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