JPH11107135A - 巻取装置 - Google Patents

巻取装置

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JPH11107135A
JPH11107135A JP28434397A JP28434397A JPH11107135A JP H11107135 A JPH11107135 A JP H11107135A JP 28434397 A JP28434397 A JP 28434397A JP 28434397 A JP28434397 A JP 28434397A JP H11107135 A JPH11107135 A JP H11107135A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
cloth
clothes
press
winding
Prior art date
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Pending
Application number
JP28434397A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Saito
与一 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsudakoma Corp
Original Assignee
Tsudakoma Corp
Tsudakoma Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tsudakoma Corp, Tsudakoma Industrial Co Ltd filed Critical Tsudakoma Corp
Priority to JP28434397A priority Critical patent/JPH11107135A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 確実に布を送り、二重織物の布等も正確に巻
き取る。 【解決手段】 布を巻き付ける服巻ロール16と、服巻
ロール16に対して平行に位置し、服巻ロール16の外
周に圧接されたプレスロール18と、服巻ロール16と
プレスロール18から離間した位置で布を巻き取る布巻
ロール22を有する。服巻ロール16とプレスロール1
8の圧接部分とは別に設けられた駆動伝達装置28,3
2により、服巻ロール16とプレスロール18は互いに
反対回りに同一外周速度で各々駆動される。布12,1
4は製織方向に張力が加えられた状態で服巻ロール16
とプレスロール18の間に挿入され、服巻ロール16と
プレスロール18を経て布巻ロール22に送られ巻き取
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、織機で製織され
た布を巻き取る巻取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、織機で製織された二重織物の布が
布巻ロールに巻き取られる際、図4に示すように織口と
布巻ロールとの間には、二重織物の布1、布2に巻き取
り力を加え製織された織布に張力を加える服巻ロール3
が設けられている。この巻取装置は、服巻ロール3の織
口側に、布1、布2の長手方向に対して略直角に位置す
るローラであるガイド6を有し、服巻ロール3の外周に
近接して、服巻ロール3の長手方向に対して平行に設け
られたプレスロール4,5が互いに同じ側に設けられて
いる。服巻ロール3は、織機の主駆動装置又は別駆動装
置により駆動されている。そしてプレスロール4,5は
回転自在に設けられ、スプリング等で服巻ロール3に圧
接され、服巻ロール3の回転に従動して回転する。
【0003】この巻取装置の布1、布2の経路は、布
1、布2が互いに上下に重ねられた状態で、ガイド6を
経て、プレスロール4、服巻ロール3、プレスロール5
の順で巻かれる。布1,2は、各ロール表面と布との摩
擦力により服巻ロール3から巻き取り力が伝達され張力
がかけられ、布巻ロールに巻き取られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術の場
合、服巻ロール3に圧接されたプレスロール4、プレス
ロール5は、服巻ロール3との間に介在する布1、布2
との摩擦力により消極的に連動するので、服巻ロール3
と布1の摩擦力と、布1,2間の摩擦力、及び布1とプ
レスロール4,5の摩擦力の相違から、プレスロール
4、5の外周速度は服巻ロール3の外周速度と同一にな
らず、遅くなる場合があった。特に、二重織物の場合、
二重織物の布1と布2がずれてしまう場合があった。さ
らに、このずれが織口に伝わり、織口が不安定になるこ
ともあった。
【0005】さらに大きな弊害として、各ロールに巻付
いた布には張力がかけられているので、常に織口方向へ
戻ろうとする力が働くが、この力が上下の布間の摩擦力
に打ち勝った場合には、プレスロール4が逆回転して、
布1,2が織口方向へ逆戻りし製織不能になることがあ
る。この対策としては、プレスロール4,5の数を増や
すことや、各ロール表面にゴム等の摩擦体を張り付ける
ことにより摩擦力を増す方法があったが、十分な効果を
得ることは困難であった。
【0006】この発明は、上記従来の技術の問題点に鑑
みてなされたもので、確実に布を送り、二重織物の布等
も正確に巻き取る巻取装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、製織された
布を布巻ロールに巻き取る巻取装置であり、布を巻き取
る服巻ロールと、上記服巻ロールに対して平行に位置し
上記服巻ロールの外周に圧接されたプレスロールと、上
記服巻ロールと上記プレスロールから離間した位置で布
を巻き取る布巻ロールが設けられている。上記服巻ロー
ルと上記プレスロールの圧接部分とは別に設けられた駆
動伝達装置により、上記服巻ロールと上記プレスロール
は互いに反対回りに同一外周速度で各々駆動され、上記
布は製織方向に張力が加えられた状態で上記服巻ロール
と上記プレスロールの間に挿入され、上記服巻ロールと
上記プレスロールを経て上記布巻ロールに送られ巻き取
られる。
【0008】また、上記服巻ロールと上記プレスロール
の少なくとも一方の端部に、上記服巻ロールと上記プレ
スロールの回転軸が各々突出して設けられ、上記各回転
軸には上記服巻ロールと上記プレスロールの外周速度が
同一になるように連動させる歯車等の駆動伝達装置が設
けられ、上記服巻ロールと上記プレスロールの一方の上
記回転軸が駆動装置により駆動される。上記歯車の歯数
は、上記服巻ロールと上記プレスロールの直径に比例の
関係で設定されている。
【0009】この発明の巻取装置は、プレスロールとプ
レスロールが服巻ロールと外周速度が同一に積極的に駆
動され、プレスロールとプレスロールの間に二重織物等
があっても、布は互いにずれが生じることなく、確実に
布巻ロールに巻き取られるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面に基づいて説明する。図1〜図2は、この発
明の実施の形態の巻取装置10を示すもので、この巻取
装置10は、図示しない織機により織られた二重織物の
布12と布14を重ねて巻き取るもので、布12と布1
4が重ねて巻き付けられる服巻ロール16を有してい
る。服巻ロール16の外周円上に、2個のプレスロール
18、20が互いに接近して設けられ、プレスロール1
8、20は各々服巻ロール16に対して互いに平行に設
けられ、図示しないスプリング等の弾性力で服巻ロール
16側に付勢されている。そして、服巻ロール16とプ
レスロール18、20から離間した位置に、布12と布
14を重ねて巻き取る布巻ロール22が、服巻ロール1
6に対して平行に設けられている。
【0011】そして、図2に示すように、服巻ロール1
6の側方に突出した回転軸24は、織機の主軸装置又は
別駆動の駆動装置26により駆動される。回転軸24に
は、歯車28が固定されている。また、プレスロール1
8の側方に突出したプレスロール18の回転軸30にも
歯車32が固定され、歯車28と歯車32は互いに噛み
合っている。これにより、回転軸30は回転軸24に連
動して駆動され、プレスロール18は服巻ロール16に
対して反対方向に回転する。歯車28と歯車32の歯数
は、服巻ロール16とプレスロール18の外周速度が一
致するように、服巻ロール16とプレスロール18の直
径に比例した歯数に設定される。一方、プレスロール2
0は回転自在に設けられている。
【0012】この巻取装置10の布12、布14の経路
は、先ず布12、布14の製織方向に対して略直角に位
置する円柱状のローラであるガイド23で、布14側に
折り曲げられ、次にプレスロール18に布14側が巻き
付けられて折り返され、プレスロール18と服巻ロール
16が接する部分から服巻ロール16に布12側が巻き
付けられる。さらに、服巻ロール16を一周する手前で
プレスロール20に布14側が巻き付けられて折り返さ
れ、布巻ロール22に送られ巻き取られる。
【0013】この実施形態の巻取装置10によれば、プ
レスロール18が駆動伝達装置である歯車28,32を
経て積極的に駆動されているため布12、14をほぼ等
しい巻取力により巻き取ることができ、巻き取り力も大
きく、布12、布14の逆戻りに対するブレーキ力も大
きいものとなる。そしてプレスロール18と服巻ロール
16は同一外周速度であるため、布12、布14を同じ
速度で送り、ずれをなくし、織口を安定させることが出
来る。
【0014】なお、この発明の巻取装置は、上記実施の
形態に限定されるものではなく、各部材の形状等適宜変
更可能である。また、プレスロールの積極的駆動は複数
本行ってもよく、布を巻く経路も、特に限定するもので
はなく、プレスロールは1本のみ設けられても良い。服
巻ロールは、織機の主駆動装置によって駆動されても良
く、別駆動装置によっても良い。服巻ロールやプレスロ
ールの回転軸は、各ロールの両側に突出して駆動されて
も良い。プレスロールの服巻ロールへの圧接方法は、ス
プリング以外でも良い。
【0015】また、プレスロールは、服巻ロールとは別
の駆動装置(例えばサーボモータ等)により直接駆動し
てもよく、この場合、布に加えるテンションや巻き取り
力を調整するために、きわめてわずかではあるが、服巻
ロールとプレスロールとの回転数に差を与えても良い。
さらに、歯車以外の伝達機構を介して、服巻ロールとプ
レスロールが互いに布を送るように回転するものであれ
ば良く、例えばベルトをたすき掛けにして各回転軸を駆
動しても良く、ベルトと歯車の組み合わせにより上記実
施形態と同様の回転をさせることも可能であり、プレス
ロールの駆動方法は問わない。
【0016】
【発明の効果】この発明の巻取装置は、織機で織られた
布を確実に送り、例えば二重織物も表裏の布がきちんと
整った状態で布巻ロールに巻き取ることができる。さら
に、布が一定速度で送られるため、織口が安定して作業
効率が良く、製品の品質も安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の巻取装置の正面図であ
る。
【図2】この実施形態の巻取装置の右側面図である。
【図3】従来の技術の巻取装置の正面図である。
【符号の説明】
10 巻取装置 12,14 布 16 服巻ロール 18,20 プレスロール 22 布巻ロール 24,30 回転軸 26 駆動装置 28,32 歯車

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製織された布を巻き取る服巻ロール
    と、上記服巻ロールに対して平行に位置し上記服巻ロー
    ルの外周に圧接したプレスロールと、上記服巻ロールと
    上記プレスロールから離間した位置で織布を巻き取る布
    巻ロールとが設けられ、上記服巻ロールと上記プレスロ
    ールの圧接部分とは別に設けられた駆動伝達装置により
    上記服巻ロールと上記プレスロールは互いに反対回りに
    同一外周速度で各々駆動され、上記布は製織方向に張力
    が加えられた状態で上記服巻ロールと上記プレスロール
    の間に挿入され、上記服巻ロールと上記プレスロールを
    経て上記布巻ロールに送られ巻き取られることを特徴と
    する巻取装置。
  2. 【請求項2】 上記服巻ロールと上記プレスロールの
    各々一方または各々両方の端部に、上記服巻ロールと上
    記プレスロールの回転軸が各々突出して設けられ、上記
    各回転軸には上記服巻ロールと上記プレスロールの外周
    速度が同一になるように連動させる駆動伝達装置が設け
    られ、上記服巻ロールと上記プレスロールの一方の上記
    回転軸が駆動装置により駆動されることを特徴とする請
    求項1記載の巻取装置。
  3. 【請求項3】 上記駆動伝達装置は、各回転軸に取り
    付けられ互いに噛み合う歯車で、上記歯車の歯数は、上
    記服巻ロールと上記プレスロールの直径に比例した関係
    に設定されていることを特徴とする請求項1または2記
    載の巻取装置。
JP28434397A 1997-09-30 1997-09-30 巻取装置 Pending JPH11107135A (ja)

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JP28434397A JPH11107135A (ja) 1997-09-30 1997-09-30 巻取装置

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ID=17677359

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JP28434397A Pending JPH11107135A (ja) 1997-09-30 1997-09-30 巻取装置

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1308546A1 (de) * 2001-11-01 2003-05-07 Sultex AG Verfahren zum Weben eines Doppellagengewebes
US6910508B2 (en) 2001-11-01 2005-06-28 Sulzer Textil Ag Method for weaving a double layer cloth
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KR101107429B1 (ko) * 2009-06-23 2012-01-19 파이룽 머시너리 밀 코., 엘티디. 직물 와인딩 머신용 장력 조절 구조
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CN109183255A (zh) * 2018-11-20 2019-01-11 山东日发纺织机械有限公司 一种织机及其卷布装置

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