JPH11105959A - 包装容器 - Google Patents

包装容器

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JPH11105959A
JPH11105959A JP28425697A JP28425697A JPH11105959A JP H11105959 A JPH11105959 A JP H11105959A JP 28425697 A JP28425697 A JP 28425697A JP 28425697 A JP28425697 A JP 28425697A JP H11105959 A JPH11105959 A JP H11105959A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
lamp
packaging container
case member
case portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP28425697A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshito Maekawa
由人 前川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ushio Denki KK
Ushio Inc
Original Assignee
Ushio Denki KK
Ushio Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ushio Denki KK, Ushio Inc filed Critical Ushio Denki KK
Priority to JP28425697A priority Critical patent/JPH11105959A/ja
Publication of JPH11105959A publication Critical patent/JPH11105959A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 包装工程が簡易であり、包装容器の開封時に
ケース部材と台紙が完全に分離でき、なおかつ、安全な
包装容器を提供することにある。 【解決手段】 非包装物を収容するケース部材1が台紙
2に取付けられた包装容器において、前記ケース部材1
は凸部11a凹部12aによって互いに嵌合する第1ケ
ース部11と第2ケース部12とを有し、該各々のケー
ス部のうち少なくとも一方に非包装物を収容する空所S
が形成され、前記第1ケース部11と第2ケース部12
が嵌合するときに前記台紙2を挟持するとともに、前記
台紙2は開口21を有しこの開口縁22が前記ケース部
1に形成された凸部11aと係合することを特徴とする
包装容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、非包装物、特に、
ランプを包装するための包装容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ランプを包装する場合は、図7に
示すように、ランプRの外観形状に適合した空所を有す
る透明なプラスチックフィルムよりなるケース部材3
が、商品名や性能説明が記載された台紙2に接着剤によ
って接着固定されて、ランプRを包装していた。
【0003】一方、接着剤を使用しないでランプを包装
する場合は、図8に示すように、ランプRの外観形状に
適合した空所を有する透明なプラスチックフィルムより
なるケース部材3が、台紙2にホッチキスによって金属
針で固定されて、ランプRを包装していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような包装容器では、以下ような問題があった。接着剤
を使用する包装容器の場合、接着剤を塗る工程、その後
乾燥する工程が必要でありランプを包装する場合、手間
がかかる、という問題があった。また、台紙は印刷工程
やコスト面を考慮して通常紙製のものであり、ケース部
材を台紙から剥がすときに、台紙の一部がケース部材に
引っ付つくことになり、ケース部材を廃棄する場合、台
紙の一部である紙が付いた状態でプラスチック部材とし
て廃棄しなければならなく、分別廃棄を完全に行うこと
ができなかった。
【0005】さらに、接着剤を使用せずに、ホッチキス
によって金属針でケース部材と台紙を固定する場合、包
装容器の開封時に金属針によって、手や衣服を傷つけ
る、という問題があった。
【0006】本発明は、以上のような事情に基づいてな
されたものであって、その目的は、包装工程が簡易であ
り、包装容器の開封時にケース部材と台紙が完全に分離
でき、なおかつ、安全な包装容器を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の包装容器は、非包装物を収容する
ケース部材が台紙に取付けられた包装容器において、前
記ケース部材は凸部凹部によって互いに嵌合する第1ケ
ース部と第2ケース部とを有し、該各々のケース部のう
ち少なくとも一方に非包装物を収容する空所が形成さ
れ、前記第1ケース部と第2ケース部が嵌合するときに
前記台紙を挟持するとともに、前記台紙は開口を有しこ
の開口縁が前記ケース部に形成された凸部と係合するこ
とを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の包装容器は、請求項1に
記載の包装容器であって、特に、前記ケース部材の第1
ケース部と第2ケース部は、折り曲げ可能に一体的に形
成されていることを特徴とする。
【0009】請求項3に記載の包装容器は、請求項1ま
たは請求項2に記載の包装容器であって、特に、前記非
包装物は、ランプであり、前記第1ケース部と第2ケー
ス部のうち少なくとも一方に形成されたランプを収容す
る空所に、当該ランプのベースを保持するための保持部
が形成されていることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の包装容器の説明
図である。本発明の包装容器は、透明なA−PET素材
を非包装物であるランプRの外観形状に適合するように
押圧成形したケース部材1が台紙2に取付けられてい
る。
【0011】図2は、図1のケース部材1のみを取り出
した斜視図である。ケース部材1は、第1ケース部11
と第2ケース部12とより、屈曲可能に一体的に形成さ
れており、第1ケース部11と第2ケース部12の両方
にランプを収容する空所Sが形成されている。なお、本
実施例では、第1ケース部材11と第2ケース部材12
が一体に形成されているが、独立した別体であっても良
い。一体的に形成された方が、部品点数も少なくなり、
取り扱いも容易になるという利点がある。
【0012】また、第1ケース部材11には凸部11a
が形成され、第2ケース部材12には凹部12aが形成
されている。なお、本実施例においては、第1ケース部
材11に凸部が、第2ケース部材12に凹部が形成され
ているが、どちらのケース部材に凸部凹部が形成されて
いても良く、ケース部材の各々に凸部凹部の両方が形成
されていても良い。要は、後述するように、第1ケース
部材11と第2ケース部材12が嵌合する構造であれば
良い。
【0013】そして、図3に示すように、台紙2はラン
プを収容する位置に開口21が形成され、その縁が開口
縁22となっている。台紙2は印刷工程やコスト面を考
慮して通常紙製のものであり、表面にランプの商品名や
性能等の説明が記載されている。
【0014】図4は、包装容器を開封した状態を示すも
のであり、台紙2は、その開口が第1ケース部11の凸
部11aに嵌め込まれるようにして配置されており、開
口縁22が凸部11aと係合している。そして、図中矢
印のように第2ケース部12を折り曲げて、凹部12a
が凸部11aと嵌合することにより、台紙2をケース部
材1の第1ケース部11と第2ケース部12で挟持する
構造となる。従って、台紙2の孔を用いて包装容器を吊
り下げて陳列しても、ケース部材1が台紙2より外れる
ことがない。
【0015】このような構造の本発明の包装容器によれ
ば、第1ケース部11と第2ケース部12が台紙2を挟
持しながら嵌合するように折り曲げられて、非包装物で
あるランプを収容する構造であるので、接着剤を使用す
る必要がなく包装工程が簡易になり、開封時にケース部
材1と台紙2を完全に分離することができる。また、ホ
ッチキスによる金属針を使用していないので、安全に開
封作業を行うことができる。
【0016】図5は、本発明の他の実施例の説明図であ
る。ケース部材1は、凸部13aを有する第1ケース部
材13と凹部14aを有する第2ケース部材14とより
なり、屈曲可能に一体的に形成されており、第1ケース
部13にランプを収容する空所Sが形成されている。そ
して、この空所Sには、ランプのベース部を保持するた
めの保持部13bが形成されている。この保持部13b
は、第1ケース部13の凸部13aを押圧成形する時
に、同時に作るものである。
【0017】図6は、第1ケース部13の空所Sにラン
プRを収容した状態を示すものであり、保持部13bに
よって、ベースBを保持している。
【0018】そして、図5中矢印の方向に第2ケース部
14を折り曲げて、凹部14aが凸部13aと嵌合する
ことにより、台紙2をケース部材1の第1ケース部13
と第2ケース部14で挟持する構造となる。この時、ラ
ンプRのベースBは、保持部13bによって保持される
とともに、第1ケース部材13の空所を形成した内面と
第2ケース部14の内面に接触しているので、ランプR
は包装容器内で所定の位置に確実に固定される。よっ
て、運搬等の際に包装容器に振動が加わってもランプが
包装容器内で移動することがなくなり、ランプのガラス
部分が傷つくことなく、更には、破損する恐れがない。
なお、図5中、図1から図4に示されている符号と同一
符号は同一部分を示し、作用効果は、図1で示す包装容
器と同じである。
【0019】
【発明の効果】本発明の包装容器によれば、第1ケース
部と第2ケース部が台紙を挟持しながら嵌合するように
折り曲げられて、非包装物であるランプを収容する構造
であるので、接着剤を使用する必要がなく包装工程が簡
易になり、開封時にケース部材と台紙を完全に分離する
ことができる。また、ホッチキスによる金属針を使用し
ていないので、安全に開封作業を行うことができる
【0020】また、第1ケース部と第2ケース部が折り
曲げ可能に一体的に形成されているので、部品点数も少
なくなり、取り扱いも容易になる。
【0021】さらに、第1ケース部或いは第2ケース部
の空所にランプのベースを保持する保持部が形成されて
いるので、包装容器内に確実にランプを固定することが
でき、包装容器内でランプのガラス部分が傷つくことな
く、破損する恐れがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の包装容器の説明図である。
【図2】図1におけるケース部材の斜視説明図である。
【図3】図1における台紙の説明図である。
【図4】図1に示す本発明の包装容器を開封した状態を
示す説明図である。
【図5】本発明の他の実施例の説明図である。
【図6】図5におけるケース部材の空所にランプが保持
された状態を示す説明図である。
【図7】接着剤を用いた従来の包装容器の説明図であ
る。
【図8】金属針を用いた従来の包装容器の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 ケース部材 11 第1ケース部 11a 凸部 12 第2ケース部 12a 凹部 13 第1ケース部 13a 凸部 13b 保持部 14 第2ケース部 14a 凹部 2 台紙 21 開口 22 開口縁 R ランプ B ベース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非包装物を収容するケース部材が台紙に
    取付けられた包装容器において、 前記ケース部材は凸部凹部によって互いに嵌合する第1
    ケース部と第2ケース部とを有し、該各々のケース部の
    うち少なくとも一方に非包装物を収容する空所が形成さ
    れ、 前記第1ケース部と第2ケース部が嵌合するときに前記
    台紙を挟持するとともに、前記台紙は開口を有しこの開
    口縁が前記ケース部に形成された凸部と係合することを
    特徴とする包装容器。
  2. 【請求項2】 前記ケース部材の第1ケース部と第2ケ
    ース部は、折り曲げ可能に一体的に形成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の包装容器。
  3. 【請求項3】 前記非包装物は、ランプであり、 前記第1ケース部と第2ケース部のうち少なくとも一方
    に形成されたランプを収容する空所に、当該ランプのベ
    ースを保持するための保持部が形成されていることを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載の包装容器。
JP28425697A 1997-10-02 1997-10-02 包装容器 Pending JPH11105959A (ja)

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JP28425697A JPH11105959A (ja) 1997-10-02 1997-10-02 包装容器

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JPH11105959A true JPH11105959A (ja) 1999-04-20

Family

ID=17676179

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JP28425697A Pending JPH11105959A (ja) 1997-10-02 1997-10-02 包装容器

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JP (1) JPH11105959A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001048207A (ja) * 1999-08-09 2001-02-20 Kao Corp 容器のヒンジ
JP2011255177A (ja) * 2010-06-09 2011-12-22 Kiss Products Inc 付け爪用展示パッケージ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001048207A (ja) * 1999-08-09 2001-02-20 Kao Corp 容器のヒンジ
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