JPH11103980A - 自動***交換式エアマットレス及びその使用方法 - Google Patents

自動***交換式エアマットレス及びその使用方法

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JPH11103980A
JPH11103980A JP26665197A JP26665197A JPH11103980A JP H11103980 A JPH11103980 A JP H11103980A JP 26665197 A JP26665197 A JP 26665197A JP 26665197 A JP26665197 A JP 26665197A JP H11103980 A JPH11103980 A JP H11103980A
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JP
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air
mattress
bag
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bags
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JP26665197A
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Takeshi Takeuchi
武 竹内
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NIPPON BXI KK
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 あらゆるベットに簡単に設置される2段式の
エアクション型マットレスであり、上下2段に設けられ
た複数個のエアクションの空気圧を自動調節させて、マ
ットレス上に横臥する患者の背部圧迫を軽減させたり、
***を自動交換させたりするに優れた介護、介護医療用
に有用な2段式エアマットレス及びその使用方法に関す
る。 【解決手段】 複数個の空気袋を設けた2段式のエアマ
ットレスで、上段のエアマットレスには12乃至18個
の空気袋を装着し、その上部面の両側帯部には縦方向に
細長な保護バックを設け且つそのバック内に空気袋を装
着し、下段は本体マットレス下部面に固着された縦方向
に左右2つに仕切られた保護バックとそのバック内にそ
れぞれ1袋の空気袋を装着した傾斜部であり、この傾斜
部の該空気袋の空気圧を自動的に左右増減調節させてマ
ットレス本体上に横臥する人の***を左右方向に自在に
交換させる自動***交換式エアマットレス。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、あらゆるベットに設置
され、各種の介護や介護医療に有用なエアクション(又
は空気袋)型マットレスに関するもので、より詳細には
上下2段に設けられた複数個のエアクションの空気圧を
自動調節させて、マットレス上に横臥する患者の背部圧
迫を軽減させたり、***を自動交換させたりする機能に
優れた介護又は介護医療用に有用な自動***交換式のエ
アマットレス及びその使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】今後、社会の高齢化がますます進む中
で、老人等の高齢者に対する医療及び/又は介護には高
い関心が注がれている。例えば介護医療のできる施設又
は病院ばかりでなく、一般の家庭においても家族による
介護も余儀なくされ、健康を害した人達に対する介護又
は介護医療には、ますます困難な問題が山積されていく
ものと予想されます。従来からも、特にベットに寝たき
りの病人を扱う病院において、治療上の看護人による医
療行為や各種の介護行為をするに或いは付添人らが行う
介護行為をするにも、例えば長く寝たきりの患者に対す
る床ずれ防止のためからベット上での***を常に変化さ
せてやらなければならない。ところが専門の看護人にお
いても、病人に対するこのような***交換をさせるに、
看護人に過大の重荷を架すものであり、従来より常に人
手に頼らざるを得ないのが実状であった。
【0003】そこでこのような問題を解決する目的で、
例えば特開平5−146472号公報には、着脱自在に
設けてある複数個のエアセルの各系列毎に別個の空気供
給ホースに接続し、各系列毎に時間を異にして空気を供
給することにより、各系のエアセルによってマット上面
の一方側縁を他側縁より厚くし、マット表面を全体とし
て側方に傾斜させたり、中央部をわずかにV字溝に窪ま
せたりして患者の体重の移動を起こさせて、患者の寝返
りを自動的に行わせる床ずれ防止用マットが提案されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来から
種々提案されている、例えば上記公報のような病人用の
床ずれ防止用マットレスでは、ベット上に横臥した状態
で自分で自分の***を自由に変化又は交換させるに必ず
しも充分なものではなく、また容易に***を変えるに不
自由を来す、下肢牽引療法の患者、背部に皮膚疾患また
は熱傷のある患者がベット上で常に満足する***を維持
させるには未だ十分満足しうるものではない。
【0005】また専門の看護人が医療行為をしたり或い
は介護行為をしたりする立場からも、ベット上に横臥す
る病人の***を人手を介さずに自在に交換させるに十分
満足される対処法はなく、依然として人手を介して行わ
れているのが実状である。
【0006】更にはまた、社会がますます高齢化方向に
進む中で、上記するように専門の病院又は介護施設ばか
りではなく、一般の家庭においても高齢な老人はもとよ
り、体に機能障害を有する人達を含めて寝たきりの人を
介護するに、常に***を交換させなければならず、この
ような介護上の重荷を軽減させ、しかもこれらの介護に
要する貴重な時間を節約させることが強く望まれてい
る。
【0007】そこで本発明者らはこのような上記する問
題に鑑み、床ずれ防止はもとより、ベット上の病人の背
部への圧迫を軽減させる療法とか、治療又は介護する人
の立場からも不便を来さぬように、ベット上に横臥する
人の***を自動的に且つ容易に交換させる自動的***交
換性に優れたエアマットレスを提供しようとするもので
ある。また本発明の他の目的は、看護や介護に要する貴
重な時間を節約させることができ、しかもあらゆるベッ
トに簡単に設置され、更には衛生管理上からも簡単に取
り外して、洗濯、乾燥させて使用できる再利用性にも優
れた自動***交換性に優れたエアマットレスを提供する
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、複数個
の空気袋を設けて成る2段式のエアマットレスにおい
て、上段のエアマットレス本体の保護バックには12乃
至36個の長方体の空気袋を装着し、該本体上部面の両
側帯部には縦方向に細長な保護バックを設け且つそのバ
ック内に空気袋を装着し、下段の傾斜部には本体マット
レス下部面に固着された縦方向に左右2つに仕切られて
成る保護バックとそのバック内にそれぞれ少なくとも1
袋の長方体の空気袋を装着し、且つ下段の傾斜部の該空
気袋の空気圧を自動調節させてマットレス本体上に横臥
する人の***を左右方向に自在に交換させることを特徴
とする自動***交換式エアマットレスが提供される。
【0009】本発明においては、(1)上記マットレス
本体に装着される複数個の長方体の空気袋は、マットレ
ス本体の両側縁から左右交互に挿入され、且つその空気
袋内の空気圧をマットレス本体上に横臥する人の体重に
バランスさせて自動調節されること、(2)上記マット
レス本体は、5乃至10ブロックの鞘に仕切られ、その
鞘当たり少なくとも2個以上の空気袋を左右から交互に
挿入されていること、(3)上記マットレス本体は、膨
張時に縦方向に203cm、横方向に81乃至94c
m、高さ方向(又は厚さ)に20cmであること、
(4)上記両側帯部の保護バックは、マットレス上に横
臥する人の横転落下防止用壁であること、(5)上記
(1)項に関連して、左右交互から挿入される空気袋の
少なくとも半数の該空気袋の上部近傍両側面に、無数の
微細な空気孔を設け、該空気孔には所定圧以上において
弁が開いて空気を噴出する開閉弁を有していること、
(6)上記(5)に記載する空気孔に代わって、本体マ
ットレス上に、膨張時の厚さが2乃至7cmで、横90
cmで、縦200cmであり、上面が縦方向に波板状に
湾曲面を有し、その湾曲面の両湾面に沿って無数の微細
な空気孔を設け、該空気孔には所定圧以上において弁が
開いて空気を噴出する開閉弁を有して成るエアマットレ
スを重ねて使用すること、が好ましい。
【0010】本発明によればまた、複数個の空気袋を設
けて成る2段式のエアマットレスにおいて、上段のエア
マットレス本体(図1及び図4の1参照)、その上部面
の両側帯部及び下段の傾斜部の各空気袋は、外部のエア
コントローラと6本のエアホースでそれぞれ雄及び/又
は雌コネクタで接続されて(図4の6a、6b、7a、
7b、8a、8b参照)、自動的に空気が供給及び排出
させて該各部の空気袋を設定した空気圧に調節し、且つ
前記エアコントローラによって下段の傾斜部の左右の何
れか一方の空気袋の空気圧を交互に自動的に増減調節さ
せてマットレス上に横臥する人の***を左右方向に自在
に交換させることを特徴とする自動***交換式エアマッ
トレスの使用方法が提供される。本発明において、エア
マットレス上に横臥する人の***を左右に自在に自動交
換させるに、 上記下段の傾斜部の左右保護バックの空気圧を自動
調節することによって、マットレスの縦方向中央部を境
に左右の***交換角度を0乃至45°の範囲に回転させ
ること、 上記***交換角度は、各***角度当たり左右別個に
0乃至99分間の範囲で自動調節させて***を固定させ
ること、 上記上段部のマットレス本体の複数個の空気袋は、
該マットレス上に横臥する人の体重10乃至250kg
の範囲でバランスさせるに、該空気圧を自在に自動調節
されること、 マットレス本体が角度0乃至45°に傾斜中に、傾
斜を一時停止及び必要に応じて傾斜バックの空気圧を調
節させることにより、図3に示すようにマットレス上に
横臥する患者が恰も「ゆりかご」で揺すられるようにし
てマットレス中央部に固定される「ゆりかごモード」を
コントローラで設定させること、が好ましい。
【0011】
【発明の実施形態】
[2段式エアマットレス]本発明では、複数個の空気袋
を設けて成る2段式のエアマットレス(図4を参照)に
おいて、この上段は、その上に人(患者)を横臥させる
本発明のエアマットレスの本体である。このマットレス
本体のサイズは任意に選択されるが、その代表的なサイ
ズとしては、例えば通常のベットに見合うサイズであっ
て、該本体の保護バック内に装着されている複数個の空
気袋が膨張すると縦方向に203cm、横方向(又は
幅)に94cm、高さ方向(又は厚さ)に20cmの大
きさになるもが好適に使用され、以後このサイズのマッ
トレスに順応させて種々の説明をするが、本発明はこの
サイズに限定されるものではない。このマットレス本体
の保護バック内には12乃至36個の複数個の長方体の
空気袋が装着され、且つこれらの空気袋は上記本体マッ
トレスの保護バックの左右方向から6乃至18個づつ挿
入する(図4の9a、9bを参照)。これらの各空気袋
の一端は左右各系列毎にそれぞれ1袋の空気供給及び排
気用の本ホース役をする長方体の本袋に固着されている
か又は同じく空気供給及び排気用の1本の本ホースに並
列してコネクターでそれぞれ連結されている(図4の1
0を参照、以下、本発明では空気袋が後者の本ホースに
連結されているものについて説明する)。例えばこの空
気袋を18個挿入させた場合には、1個の空気袋のサイ
ズは最高膨張時において、長さが94cm、高さが20
cm、膨らんだ厚さが11乃至11.5cmの長方体の
空気袋である。ちなみに12個では、その厚さが17c
m、36個では、その厚さが5.6cmのものとなる。
また特に前者の空気供給及び排気用の本袋とは、膨張時
に長さが203cm、幅が20cm、厚さが0.5乃至
2cmの細長い密閉型の袋であり、その一方の端に外部
のエアコントローラに連結される空気の供給及び排気用
のホースを接続させる一個のコネクタを設けており、且
つこの本袋はエアマットレス本体の組立後にはマットレ
ス本体左右の側帯部としてチャックで取り付けられる。
また後者の場合には、空気袋を挿入後に、空気袋を包む
ようにして保護バックの両側から幅20cm、長さ20
3cmのシート状の側帯部をチャック又はフック等で取
り付ける。
【0012】既に述べたように上記左右各系列の1本の
本ホース(図4の10参照)に連結された各空気袋を左
右交互に順にマツトレス本体保護バックの各鞘に挿入さ
れ、しかも上記マットレス本体の保護バックに仕切られ
た5乃至10ブロックの鞘に、各鞘当たり少なくとも2
個以上の空気袋を左右交互に順に挿入される。従って本
発明では、左右各系列の本ホースからそれぞれ6乃至1
8個の空気袋が上記する5乃至10ブロックの鞘に左右
から交互に挿入されることになる。本発明において、こ
のような鞘(又は挿入枠)を設けることにより、多数個
の空気袋の挿入が容易となり又空気袋が膨張時において
も乱雑に乱れることなく、左右から挿入された空気袋は
安定した状態で装着されるからである。
【0013】本発明において、上記するマットレス本体
に装着される空気袋の個数が12以下では、空気袋当た
りの幅が広すぎてマット上に横臥する人の背部への圧迫
感が必要以上に生じ、また腰部を中心に横臥する人の体
が、弓なり状に撓む傾向が起こり***的に横臥する人の
背部の一部に集中圧迫が生じて好ましくなく、また個数
が36以上では、かえって多すぎて挿入するに多少なり
とも乱れたり、煩雑になる傾向があり、その結果膨張後
のマット面が安定せず空気圧を調節するにも多少なりと
も支障を来し、また個数を増やした割には横臥する人へ
の安定感、及び体重と空気圧(又空気量)とを自動バラ
ンスさせるに格別の効果が得られるものではない。従っ
て本発明では、その個数を14乃至30とすることが好
適であり、更に好ましくはその個数を18乃至26とす
ることがよい。
【0014】またこれらの複数個の空気袋を膨張又は収
縮させるに、上記本ホースの左右コネクタにそれぞれ外
部エアコントローラに連結されている2本のエアホース
のコネクタを接続させて、本体マットレス上に横臥する
患者の体重(kg)とバランスする圧をコントローラに
設定させると、空気圧(空気量)が増減されて適性な空
気圧に自動調節されるものである。また本発明では、こ
の上段のマットレス本体上に横臥する人の体重とバラン
スさせて横臥している人(患者)の背部に必要以上に圧
迫感を与えないように自動的に調節されることも本発明
の顕著な特徴である。このような患者へのソフトな対処
は、マットレス上に横臥する患者の体重が10乃至25
0kg、好ましくは20乃至180kgの範囲にわたっ
て適宜に且つ瞬時に自動調節されて対応させられる。こ
れも従来には見られなかった本発明の顕著な特徴である
(後述の実施例参照)。
【0015】更にはまた、本発明の上段のエアマットレ
ス本体上面には、その左右両側帯部の縦方向に細長の保
護バックが設けられており、このバッグ内には1本の空
気袋が装着されており、膨張させることにより空気袋か
らなる側帯壁(図4の2a、2b参照)が形成される。
この側帯壁はマットレス上に横臥する人が、横転落下す
るのを防止するために設けられているものである。
【0016】この空気袋式側帯壁は、その一方の端に空
気供給及び排気用の一個のコネクタを設けており、膨張
時には長さが203cmで、高さが約10乃至20cm
になるものであり、好ましくは、この側帯壁の中央付近
が約50乃至60cm幅にわたって膨張時にも高く盛り
上がらないように窪み(図4の4参照)を設けておくこ
ともできる。即ち、このように両側の中央部を低く窪ま
せておくことにより、看護人がこの両側の窪みから簡単
に患者の背部に手を差し入れて介護及び治療行為を施す
ことができるし、又治療用に用いる各種の医療器具類
も、この窪みから容易に且つ安定させて患者に装着対処
させることができるからである。
【0017】更には、本発明では上段部のマットレス本
体に、左右交互から挿入されている該空気袋のうち、少
なくとも半数の空気袋に使用時に上部となる上部近傍の
挿入先端から5乃至10cm間隔に、所定圧以上におい
て弁が開いて空気を噴出する開閉弁を有している無数の
微細な空気孔を設けておくことも本発明の顕著な特徴と
いえる。即ち、膨張時にはこの空気袋の細孔から常に空
気が活きよいよく噴出し、これによって本体マットレス
表面とその上を覆うマッットレスパッドとの隙間の空気
層が程良く置換され、これによって該パッド上に横臥す
る患者の背部に空気の流れを生じさせ、患者背部の蒸れ
防止に効果的に作用させることが出来るものである。
【0018】また本発明においては、上記する空気孔に
代わって、本体マットレス上に、外部のエアコントロー
ラと空気供給用のホースで連結され、所定圧の膨張時に
2乃至7cmの厚さで、幅が90cm、長さが200c
mであって、しかも上面がベットの縦方向に波板状に湾
曲面を有し、その湾曲面の両湾面に沿って、所定圧以上
において弁が開いて空気を噴出する開閉弁を有している
無数の微細な空気孔を設けて成るエアマットレスを重ね
て使用してもよい。このマットレスを併用することによ
り、例えば上記と同様な蒸れ防止効果を発揮させること
ができる。
【0019】また本発明の下段は、上段のマットレス本
体を左右に角度0乃至45°の範囲で傾斜させる機能を
有する傾斜部(図2及び図4の3a、3bを参照)であ
って、マットレス本体の下部面に固着された縦方向に2
つに仕切られた保護バックとそのバック内には左右それ
ぞれに長さが200cmの1袋の長方体の空気袋が装着
されている。この下段の傾斜部を使って、本体マットレ
スを左右方向に角度0乃至45°の範囲で傾斜回転させ
ることができ(図1を参照)、より具体的にはこの左右
の保護バックに設けた別個のコネクタに外部エアーコン
トローラに連結させた2本のエアーホースをそれぞれ雄
雌コネクタで接続させ、左右の何れか一方の保護バック
内の空気袋の空気圧を自動的に増減させることによっ
て、マットレス上に横臥する人の***を左右方向に自在
に交換させるものである。
【0020】この機能は本発明の極めて顕著な特徴であ
って、この傾斜部の保護バックを上記するように左右に
2分することに限定されるものではなく、本発明では例
えば左右に4分させて4個の空気袋を挿入させて左右2
個づつの空気袋を交互に圧調節させて左右の傾斜角をコ
ントロールさせてもよい。従って本発明においては、こ
の下段に装着される空気袋は2乃至4個が好適であり、
好ましくは2個でよく、上限の4個以上では構造的に複
雑になり且つコスト的に高くなるだけであって、又傾斜
角の調節も個数を増やした割には***交換等に格別の効
果を発揮させるものでもない。
【0021】しかも本発明においては、上記の空気圧操
作によって成されるエアマットレス上に横臥する人(患
者)の***は、 上記下段の傾斜部の左右保護バックの空気圧を自動
調節することによって、マットレスの縦方向中央部を境
に左右に***交換角度を0乃至45°の範囲に回転させ
ることができる。しかも、 上記***交換角度は、各***角度当たり左右別個に
0乃至99分間の範囲で自動調節させて***を固定させ
ることができる。また上記及びの操作は、 上記上段のマットレス本体に横臥する人(患者)の
体重10乃至250kg、好適には20乃至180kg
の範囲にわたって瞬時に自動対応させることができるも
のである。更にはまた、上記乃至に関連して、 、、の操作に対して患者をマットレス上に安
定させるか、あるいはマットレス中央に置くか、あるい
は傾斜サイクル中に水平な位置に戻す等をたすけるため
に、コントローラの「ゆりかごモード」をオンさせるこ
とにより、傾斜が自動的に一時停止し、且つ左右の傾斜
バックが必要に応じて急速に膨張または収縮して左右と
もほぼ同一の膨張度に達し、患者があたかも「ゆりか
ご」のように揺すられて、傾斜角度0乃至45度の範囲
にわたって患者を図3に示すようにマットレスの中央に
固定させることが出来るものである。また更には、 後述する実施例から明らかなように、上記乃至
操作によってマットレス上に横臥する人の***を交換さ
せることにより、横臥する人(患者)は腰部を境に下半
身と上半身とが左右逆に適度に捻れることから筋肉のス
トレッチ現象が生じて、寝たきり状態で筋肉に適度の新
陳代謝を及ぼすという予想外の効果を発揮するものであ
り、このことは本発明においては当初予想されなかった
顕著な作用効果である(後述する実施例を参照)。
【0022】本発明では以上の乃至の操作は外部コ
ントローラ(図5の11)に内蔵されているマイクロプ
ロセッーサ回路で指示して行われるが、後述する実施例
からも明らかなように、これらの操作が自動的に且つ瞬
時に対応させられるのも、本発明によって提案されたよ
うに複数個の空気袋を上段のマットレス本体と下段の傾
斜部に分けて装着させ、しかもこれら各部の機能が相互
に関連して複数個の空気袋を膨張及び/又は収縮させる
ことが出来る構成になっているからと奏される。
【0023】[エアコントローラ]本発明で使用される
エアコントローラ(図5の11)は、縦15cm、横3
4cm、高さ56cm、重量も20kgであって大人が
一人で容易に持ち運びができる極めてコンパクトなもの
である。通常はベットの足下のボードに取り付けて使用
され、緊急時の対応から内蔵するバッテリは常に充電さ
れており、これによって約1時間のバックアップ対応が
可能である。また既に上記したように、本コントローラ
には、空気を圧縮供給及び反転させて吸引排気させるコ
ンプレッサーと上下2段のマットレス本体及び傾斜部の
複数個の空気袋(又はエアクッション)に対して、下記
(I)乃至(VIII)に記載するあらゆる設定の膨張及び
収縮を指示させるマイクロプロセッサー回路とが搭載さ
れ、本発明のエアマットレスを使用するに、その上段の
マットレス本体、その側帯部、及び下段の傾斜部とを瞬
時に膨張又は収縮させるに、空気供給及び排気用のそれ
ぞれ左右各3本から成る合計6本のエアホースを雄雌コ
ネクタで接続させて使用される。
【0024】そこで既に詳述した通り、本発明に使用す
るエアコントローラには、(I)患者の体重を入力する
と、それに応じた適正な圧力が自動的にセットされ、マ
ットレス本体を膨張又は収縮させて、空気圧が自動調節
されること、(II)傾斜部の傾斜角度を選択機能により
マットレス上に横臥する患者***の傾斜角度を左右個別
に0乃至45゜の範囲で回転させること、(III) 傾斜
角度表示システムで患者の傾斜の角度と傾斜の位置がデ
ィスプレーに表示されること、(IV)患者の***固定時
間設定機能により、***固定時間を0乃至99分までの
任意の時間で左右個別にセットさせること、(V)傾斜
サイクル中に、設定を「ゆりかごモード」にオンさせる
と、マットレス上に横臥する患者は、揺すられてマット
レス中央部に固定されること、(VI)緊急時には強制的
に極短時間でマットレスの排気を上下段に接続されてい
る左右それぞれ各2本の緊急用ホースによって約10秒
間でマットレス本体、及び傾斜部を完全に収縮させるこ
とができること、(VII) 最大膨張時、安全のために1
5分間自動的に静止し、空気圧を適性にさせること、
(VIII)設定値がみだりに変更されるのを防ぐためのロ
ック機能が装備されていること、等の機能と特徴を有
し、これらの(I)乃至(VIII)の設定を行うことによ
り本発明の2段式エアマットレスを効果的に左右に傾斜
回転させることができるのである。
【0025】特に(I)乃至(IV)の操作をコントロー
ラを通して設定させることによりマットレス本体が左右
に角度0乃至45゜の範囲で傾斜され、しかもその各傾
斜角が0乃至90分の時間範囲で随時保持することがで
きることから、マットレス上に横臥する人の***を一定
のサイクルで左右に交換させられ、しかもそのサイクル
の左右角度及び時間が自由にコントロールさせることが
できることから、長期に寝たきりの病人にとってだけで
なく、特に背部に熱傷とか癒着を嫌う症状を有する患者
にとっては、背部への圧迫が著しく軽減させられること
から特に有効であり、このような背部へのソフトな対処
法は従来には見られなかった本発明の特に優れた特徴と
いえる。更にはこの(I)乃至(IV)の操作中におい
て、傾斜を一時停止させ必要に応じて傾斜バックの空気
圧を調節させることにより、マットレス上に横臥する患
者が恰も「ゆりかご」で揺すられるようにしてマットレ
ス中央部に固定される(V)記載の操作「ゆりかごモー
ド」をコントローラによって設定させられることも本発
明の顕著な特徴である。
【0026】[2段式エアマットレスの管理]本発明の
エアマットレスに用いられているエアクッション(又は
空気袋)、クッションカバー(又は保護カバー)、傾斜
バック及び専用のパッドカバーは、何れもその素材がナ
イロン製のシートであり、これらの全体の重量が約6.
8kgと極めて軽量であることから持ち運びが容易であ
り、又それぞれがチャックやフック(留め具)で接合さ
れているので組立又は解体等の操作も容易であり、しか
も病院、施設及び一般家庭等のあらゆるベットに簡単に
装着させられるものである。
【0027】また素材がナイロン製で機械洗いが可能で
あることから、ベットから取り外した後、フック、チャ
ック等で接合されているそれぞれ本体マットレス、保護
カバ、空気袋、傾斜空気バック及び使用時通常のベット
シーツのようにマットレスを覆う専用パッドとに分離さ
せて、適宜に標準的な病院用の消毒用石鹸や消毒剤を含
ませた布で拭くとか、又は洗濯、乾燥させて再度ベット
に装着させて簡単に再使用されるものである。特にクッ
ションカバ、エアクッション、傾斜空気バック、専用パ
ッドなどは洗濯することがより好ましい。
【0028】また本発明においては、具体的には上記す
る管理の容易さから空気袋等にナイロン製樹脂シートな
る素材が使用されている。即ち、ナイロン6、ナイロン
6ー6、ナイロン6ー10、ナイロン11、ナイロン1
2等のポリアミド樹脂が好適に使用されるが、その他の
樹脂として塩化ビニル、塩化ビニリデン、塩素化ポリオ
レフィン、ポリエチレン、ポリポロピレン、ポリアセタ
ール、ポリエステル等の熱可塑性樹脂を素材として好適
に挙げることができる。
【0029】
【実施例】本発明を以下の実施例で更に説明する。
【0030】[実施例]本発明によるエアマットレスを
使用するに、既存のマットレスをベットから取り外しま
す。本体をベットの上に広げ、差込ホースの連結部をベ
ットの足下にくるようにして、マットレスの底部をその
周囲に付属のフックで固定する。次いでマットレスのホ
ースをコントローラに接続し、一方の端の各3本のホー
スをマットレスの左右の上段に2本、下段に1本をそれ
ぞれコネクタ部に接続し、更に上部マットレス本体のマ
ニホウルドと下部の傾斜用バックのコネクタにそれぞれ
緊急用の空気排出用のホースを各1本を接続する。次い
で、コントローラの電源を入れると搭載されているマイ
クロプロセッサが自己判断プログラムを実行し、体重入
力の表示が示され、同時にマットレスが膨張し始めてマ
ットレスは最大膨張圧になる(単位はkg)。そしてこ
の最大膨張モードにある時には、簡単に患者をマットレ
ス上に移すことができる。後は特に指示せずとも完全に
作動し、自動的にマットレス上に横臥する患者の体重に
最適な設定圧力が上段マットレス本体に維持される。
【0031】本実施例で使用したマットレスは最大膨張
時に横方向が96cm、縦方向が203cm、厚さが2
0cmのもので、このマットレス本体の保護バックには
最大膨張時に長さ96cm、高さ20cm、幅11cm
の空気袋が左右から交互に9個づつ合計18個が挿入さ
れているものである。尚、使用に際しては、専用のマッ
トレスパッドで本マットレス全体をカバーし両サイドで
ベットの下部にフック又はクリック止めする。このパッ
ドは、キルティング加工された繊維質入りのナイロン製
で、併用することにより患者背部の圧迫感を一層軽減さ
せる効果があり、また防水性で通気性であるため、患者
の背部を適度に乾燥した状態に保つことができる。更に
は上記するマットレス本体に装着されている18個の空
気袋には、それぞれ挿入された空気袋の先端部から10
cm、20cm、30cm間隔で上部近傍に1個、合計
3個の微細な空気孔をそれぞれ設けられている。例えば
下記する使用例3で横臥したパネラーの感触からする
と、該空気孔から噴出される適度の空気の流れが横臥す
るパネラー(実使用においては患者)の背部に常時適度
の空気の流れとして体得されたことから、これによって
横臥する人の背部に生じる蒸れを防止するような効果が
得られるものと奏される。
【0032】(使用例1)膨張状態にあるマットレスを
早急に収縮‐膨張させるエアコントローラのCPR設定
をオンさせると約10秒で収縮する。完全に収縮すると
自動的に電源が切れ、CPRリセットをオンさせてから
本体を稼働モードに戻す、最大膨張が解除されると、前
に設定した圧力(患者の体重によって設定された)が再
び設定されて、急速に設定圧にマットレスは膨張する。
以上のように本発明においてはマットレスの収縮‐膨張
を一定間隔で繰り返し操作させられることにより、マッ
トレス上に横臥がする人の胸部に対して重力的に増減効
果を及ぼすことが出来ることから、この機能を心肺機能
不全の機能回復に利用することができる。
【0033】(使用例2)本体マットレス上に3人のモ
ニターに交代で横臥させ、それぞれ下段傾斜部を左右に
30°の傾斜角で1サイクル1分で交互に回転させ、1
時間後に横臥した3人のパネラーが体得した感触を伺っ
たところ、何れのパネラーも特に腰部から下半身にかけ
て、筋肉のストレッチ効果を体得することができた。こ
れらの体得した事実に基づいて、パネラーの一人に胸部
側体部と腰部及び太股上面に体表面温度センサーを取り
付けて体表面温度を測定した結果、回転による***交換
前後において体表面温度が約0.2乃至0.6℃上昇し
たことからも容易に理解されるものである。これによっ
て、本マットレス上で***交換をさせることにより筋肉
に適度のエレルギー代謝がなされ、長くベット上に寝た
きりで殆ど体を動かさないでいる患者にとっては、適度
な筋肉の新陳代謝を施すことが出来るものと奏される。
【0034】(使用例3)次いで本発明の下段部の傾斜
空気袋の機能について以下の使用例で説明する。体重6
5kgの人を横臥させ電源を入れ上部マットレスを所定
圧に設定し、傾斜は解除されているのでマットレス上に
水平に横臥されている状態である。次いで傾斜起動をオ
ンさせるとベットが傾き始める、マッットレス下段傾斜
部に装着されている縦方向に細長の2本のエアバックが
傾斜角40°で1サイクル10分の設定した条件で周期
的に左右交互に膨張‐収縮させ、横臥する人の***を左
右交互に回転させることが出来た。次いで20分後に傾
斜起動を解除させると傾斜部の左右エアバックは自動的
に空気が排出され、横臥する人はマットレス上に水平に
なった。尚、実際の傾斜は患者の体重によりそれぞれ異
なるが、適切な傾斜を行うために、一サイクルを観察し
て設定し直すようにするの好ましい。
【0035】また本発明においては、既に詳述したよう
に設定した左右それぞれの角度及び水平状態の静止時
間、左右のそれぜれ角度における静止時間を設定するこ
とが可能であり、その固定時間は分単位で0〜99分間
を適宜に設定される。また、患者をマットレス上で安定
させるか、あるいはマットレス中央部におくか、あるい
は傾斜サイクル中に水平な位置に戻すのをたすけるため
に、「ゆりかごモード」をオンさせることにより、傾斜
が自動的に停止、且つ左右の傾斜バックが必要に応じて
急速に膨張または収縮して左右ともほぼ同一レベルの膨
張に達し、患者が恰も「ゆりかご」のように揺すられて
図3に示すようにマットレスの中央部に安定に固定させ
ることができる。
【0036】
【発明の効果】上記したように、本発明によって提供さ
れた2段式の自動***交換式エアマットレスは、マット
レス上に横臥する患者に対し、自動的に患者背部への圧
迫軽減や***交換を同時に作用させることが出来たこと
から、以下に挙げるような症例に好適に使用される。例
えば床ずれ患者の創感染防止や軽減、脊推損傷術後管
理、皮膚の接触治癒の促進、血液循環の促進、筋肉の新
陳代謝又はストレッチ、心肺機能不全の機能回復等に効
果的に使用することが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動***交換式エアマットレスの
上段マットレスの左右回転を表す側面図である。
【図2】本発明による自動***交換式エアマットレスの
下段傾斜部の片側の保護バックの膨張を表す側面図であ
る。
【図3】実施例3で実施した「ゆりかごモード」によ
り、横臥する人をマットレス中央部に安定させた状態を
表す斜視図である。
【図4】本発明による2段式の自動***交換式エアマッ
トレスの構成全体を表す一部破断斜視図である。
【図5】本発明による自動***交換式エアマットレスを
ベットに設置した使用システムを表す斜視図である。
【符号の説明】
1 上段マットレス本体 2a、2b 側帯壁 3a、3b 下段傾斜部 4 側帯壁の窪み 6a、6b 側帯壁空気袋用エアホース 7a、7b マットレス本体空気袋用エアホース 8a、8b 傾斜部空気袋用エアホース 9a、9b マットレス本体装着空気袋 10 空気供給・排気用本ホース 11 エアコントラーラ 13 フック(留め具)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の空気袋を装着して成る2段式の
    エアマットレスにおいて、上段のエアマットレス本体の
    保護バックには12乃至36個の長方体の空気袋を装着
    し、該本体上部面の両側帯部には縦方向に細長な保護バ
    ックを設け且つそのバック内に1袋の空気袋を装着し、
    下段の傾斜部には本体マットレス下部面に固着された縦
    方向に左右2つに仕切られて成る保護バックとそのバッ
    ク内にそれぞれ少なくとも1袋の縦長の空気袋が装着さ
    れ、且つ下段の傾斜部の該空気袋の空気圧を左右交互に
    増減調節させてマットレス本体上に横臥する人の***を
    左右方向に自在に交換させることを特徴とする自動***
    交換式エアマットレス。
  2. 【請求項2】 上記マツトレス本体に装着する空気袋の
    内、少なくとも半数個の空気袋に無数の微細な空気孔を
    設け、該空気孔には所定圧以上において弁が開いて空気
    を噴出する開閉弁を有していることを特徴とする請求項
    1記載の自動***交換式エアマットレス。
  3. 【請求項3】 複数個の空気袋を設けて成る2段式のエ
    アマットレスにおいて、上段のエアマットレス本体の保
    護バックには12乃至36個の長方体の空気袋を装着
    し、該本体上部面の両側帯部には縦方向に細長な保護バ
    ックを設け且つそのバック内に空気袋を装着し、上段の
    エアマットレス本体上に、外部のエアコントローラに接
    続され上面が縦方向に波板状の湾曲面を有する横90c
    m、縦200cm、膨張時の厚さが2乃至7cmであ
    り、且つ該湾曲面の両側湾面に沿って無数の微細な空気
    孔を設け、該空気孔には所定圧以上において弁が開いて
    空気を噴出する開閉弁を有して成るエアマットレスを重
    ね、下段の傾斜部には本体マットレス下部面に固着され
    た縦方向に左右2つに仕切られて成る保護バックとその
    バック内にそれぞれ少なくとも1袋の縦長の空気袋が装
    着され、且つ下段の傾斜部の該空気袋の空気圧を左右交
    互に自動調節させてマットレス本体上に横臥する人の体
    位を左右方向に自在に交換させることを特徴とする自動
    ***交換式エアマットレス。
  4. 【請求項4】 上記マットレス本体に装着された複数個
    の空気袋は、マットレス本体の保護バック両側縁から左
    右交互に挿入され、且つその空気袋の空気圧をマットレ
    ス本体上に横臥する人の体重にバランスさせて自動調節
    されることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載
    の自動***交換式エアマットレス。
  5. 【請求項5】 上記マットレス本体の保護バックは、5
    乃至10ブロックの鞘に仕切られ、その鞘当たり少なく
    とも2個以上の空気袋を挿入されていることを特徴とす
    る請求項1乃至4の何れかに記載の自動***交換式エア
    マットレス。
  6. 【請求項6】 上記マットレス本体は、装着した複数個
    の空気袋によって、膨張時に縦方向に203cm、横方
    向に81乃至94cm、高さ方向に20cmである請求
    項1乃至5の何れか記載の自動***交換式エアマットレ
    ス。
  7. 【請求項7】 上記両側帯部の保護バックは、マットレ
    ス上に横臥する人の横転落下防止用壁である請求項1乃
    至6の何れかに記載の自動***交換式エアマットレス。
  8. 【請求項8】 複数個の空気袋を設けて成る請求項1乃
    至請求項3の何れかに記載される2段式のエアマットレ
    スにおいて、上段のマットレス本体、該本体側帯部及び
    下段の傾斜部に装着された各空気袋には、外部のエアコ
    ントローラとそれぞれ雄及び/又は雌コネクタで接続さ
    れた6本のエアホースを通して、自動的に空気を供給及
    び排出させ、該各部の空気袋を設定した空気圧に調節
    し、且つ前記エアコントローラによって下段の傾斜部の
    左右何れか一方の空気袋の空気圧を自動的に増減調節さ
    せてマットレス本体上に横臥する人の***を左右方向に
    角度0乃至45°の範囲で自在に交換させることを特徴
    とする自動***交換式エアマットレスの使用方法。
  9. 【請求項9】 上記***交換角度は、各***角度当たり
    左右別個に0乃至99分間の範囲で自動調節させて***
    を固定させることを特徴とする請求項8に記載する自動
    ***交換式エアマットレスの使用方法。
  10. 【請求項10】 上記マットレス本体の空気袋は、外部
    コントローラによってマットレス本体上に横臥する人の
    体重10乃至250kgの範囲でバランスさせて、空気
    圧を自動調節されることを特徴とする請求項8又は9に
    記載の自動***交換式エアマットレスの使用方法。
  11. 【請求項11】 マットレス本体の傾斜中に、傾斜を自
    動的に一時停止させ、且つ左右の傾斜バックを必要に応
    じて急速に膨張又は収縮させて該左右の傾斜バックの空
    気圧をほぼ同一の膨張度にさせてマットレス上に横臥す
    る人が揺すられるように該マットレスの中央部に固定さ
    れることを特徴とする請求項8乃至10の何れかに記載
    の自動***交換式エアマットレスの使用方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007514479A (ja) * 2003-12-15 2007-06-07 ドイチェ ルフトハンザ アクチエンゲゼルシャフト パッセンジャシートのためのエアクッション装置
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