JPH1110326A - 光ビーム加熱装置 - Google Patents
光ビーム加熱装置Info
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- JPH1110326A JPH1110326A JP9170804A JP17080497A JPH1110326A JP H1110326 A JPH1110326 A JP H1110326A JP 9170804 A JP9170804 A JP 9170804A JP 17080497 A JP17080497 A JP 17080497A JP H1110326 A JPH1110326 A JP H1110326A
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Abstract
間で行うことができ、かつ保護ガラスの劣化を防止する
ことができる光ビーム加熱装置を提供する。 【解決手段】 レンズユニット20の集光レンズ11
を保護するための保護ガラス12を保護ガラス取付リン
グ24を介して、磁石22の吸引力で吸着させて鏡筒2
1に取付ける。また、保護ガラス取付リング24に把手
25を取付ける。保護ガラス12がはんだ付時のフラッ
クス飛散などにより汚れた場合でも、把手25を持って
保護ガラス取付リング24および保護ガラス12を容易
に取外したり、取り付けることができて、清掃が可能と
なり、作業能率が向上する。
Description
することによって局部照射を可能にした光ビーム加熱装
置に関する。
部照射する光ビーム加熱装置は、局部はんだ付け用の加
熱あるいは樹脂の局部加熱加工等に使用されている。
構造と発光ランプからの光の放射と反射状態および光の
伝送経路と、レンズユニットの構造とを示したものであ
る。図4に示すように、この種の光ビーム加熱装置は、
発光ランプ1と、この発光ランプ1の光を集光する楕円
反射鏡2と、この楕円反射鏡2で集光された光を一端か
ら入射して他端から出射する光ファイバー3と、この光
ファイバー3から出射する光を集光するレンズユニット
10とから構成され、レンズユニット10には集光レン
ズ11や保護ガラス12が設けられている。
は楕円反射鏡2により反射されて、光ファイバー3の受
光端3aに集光される。集光された光エネルギーは光フ
ァイバー3を通り、光ファイバー3の出射光端3bより
レンズユニット10の内部に出射される。レンズユニッ
ト10の内部においては、集光レンズ11により再び集
光され、保護ガラス12を通って外部に出射されて、は
んだ付け対象である被加熱物13に照射される。また、
被加熱物13に向って糸はんだ送給用ノズル14が配置
され、糸はんだが送給されて溶融されるようになってい
る。
拡大図でレンズおよび保護ガラスの固定方法を示したも
のである。ここで、レンズユニット10は、図5に拡大
して示すように、レンズユニット本体としての鏡筒15
と、集光レンズ11と、集光レンズ11を鏡筒15に取
付けるためのレンズ押え16と、保護ガラス12と、保
護ガラス12を鏡筒15に取付けるための保護ガラス保
持部材としての保護ガラス取付リング17とによって構
成され、保護ガラス12の取付構造は、鏡筒15の端部
と保護ガラス取付リング17とにネジ加工をし、鏡筒1
5のネジ部15aに保護ガラス取付リング17をねじこ
んで取り付けている。また、保護ガラス12の表面は表
裏両面ともに無反射コーティングを施していた。
ニット10においては、このレンズユニット10をはん
だ付等に使用した時に、フラックスが飛散して保護ガラ
ス12に付着することがあり、この場合には、付着した
フラックスを掃除するために保護ガラス12の取外しお
よび取付け作業を行わなければならないが、ネジ込み式
の取付構造であるため、これらの作業を短時間ではでき
ず、作業能率が悪かった。また、レンズユニット10と
被加熱部13との間隔が狭い場合などは保護ガラス12
の取外しおよび取付け作業を行いにくいため、作業性が
悪くなり、さらに手間がかかっていた。
ックスが付着した場合には、溶材を使用しながらフラッ
クスを除去して掃除するため、無反射コーティングをし
た面が劣化して、光の透過率が低下するという課題もあ
った。
で、保護ガラスの取外しおよび取付け作業を短時間で行
うことができ、かつ保護ガラスの劣化を防止することが
できる光ビーム加熱装置を提供することを目的とする。
めに本発明は、発光ランプと、この発光ランプの光を集
光する反射鏡と、この反射鏡で集光された光を一端から
入射して他端から出射する光ファイバーと、この光ファ
イバーから出射する光を集光するレンズユニットとを備
え、前記レンズユニットには、集光レンズが固定された
レンズユニット本体と、レンズユニット本体に対して着
脱自在とされたレンズ保護用の保護ガラスおよび保護ガ
ラス保持部材と、レンズユニット本体側または保護ガラ
ス保持部材側に配置されて保護ガラス保持部材側をレン
ズユニット本体側に磁着させる磁石とが設けられたもの
である。
付け作業を短時間で行うことができる。
プと、この発光ランプの光を集光する反射鏡と、この反
射鏡で集光された光を一端から入射して他端から出射す
る光ファイバーと、この光ファイバーから出射する光を
集光するレンズユニットとを備え、前記レンズユニット
には、集光レンズが固定されたレンズユニット本体と、
レンズユニット本体に対して着脱自在とされたレンズ保
護用の保護ガラスおよび保護ガラス保持部材と、レンズ
ユニット本体側または保護ガラス保持部材側に配置され
て保護ガラス保持部材側をレンズユニット本体側に磁着
させる磁石とが設けられたものである。
磁石による吸着式にしたので取付け、取外し作業を短時
間で行うことができる。請求項2記載の発明は、請求項
1記載の光ビーム加熱装置において、保護ガラス保持部
材に把手を設けたものである。
ガラスの着脱箇所が狭い場合でも、保護ガラス保持部材
に付けた把手を持つことで、保護ガラスの取付け、取外
し作業を容易に実施できる。
に記載の光ビーム加熱装置において、保護ガラスの内面
にのみ無反射コーティングをしたものである。この構成
により、フラックスが付着するおそれのある保護ガラス
の外面は無反射コーティング処理を行っていないため、
無反射コーティングをした外面にフラックスが付着して
劣化することがなくなり、したがって、光の透過率が大
きく低下することもない。
本発明の光ビーム加熱装置はレンズユニット以外の構
成、すなわち、図4に示す光ビーム加熱装置におけるレ
ンズユニット以外の構成部分は従来のものと同じである
ため、従来と同一の構成部分についての説明は省略す
る。また、レンズユニットにおいても同機能のものには
同符号を付す。
ム加熱装置のレンズユニットの半縦断面図、図2はレン
ズユニットの要部拡大縦断面図である。この光ビーム加
熱装置のレンズユニット20は、図1に示すように、鏡
筒21の内部の出射側端部に集光レンズ11を挿入して
おり、この集光レンズ11をレンズ押え16により、鏡
筒21に固定している。続いて、円筒状の磁石22をレ
ンズ押え16の端面に接する所まで挿入し、さらに鏡筒
21の内部の出射側端部に磁石押え23をねじこみ、こ
の磁石押え23で磁石22を鏡筒21の内部の出射側端
部に固定している。
有する金属製などからなる保護ガラス保持部材としての
保護ガラス取付リング24に接着にて固定されている。
保護ガラス取付リング24は片側の端面に円筒状のボス
部24a(図2参照)が形成され、磁石押え23の内面
に保護ガラス取付リング24のボス部24aの外面が沿
って挿入され、ボス部24aの端面が磁石22の端面に
磁力により吸着されている。なお、磁石22の取付方法
としては、磁石22の外周に直接ネジ加工をして、鏡筒
21に取付てもよい。また、磁石22の形状は円筒状で
なくて、数個に分割してもよい。
ングの平面図である。この保護ガラス取付リング24に
は、外周の一部に手で持つための把手25を設けてい
る。また、図示しないが、保護ガラス12における集光
レンズ11側の面、すなわち保護ガラス12の内面には
無反射コーティングを行っているが、反対の面である保
護ガラス12の外面には無反射コーティングを行ってい
ない。
護ガラス12を保護ガラス取付リング24を介して、磁
石22の吸引力で吸着させて鏡筒21に取付けている構
造であるので、保護ガラス12の表面がはんだ付時のフ
ラックス飛散などにより汚れた場合には、把手25を持
って保護ガラス12および保護ガラス取付リング24を
鏡筒21側から取り外すだけでよく、清掃が可能とな
る。
25が取付けられているので、レンズユニット21の周
辺に付属機器があったりして、保護ガラス12の外部近
傍箇所が狭い場合でも、保護ガラス取付リング24に付
けた把手25を持つことにより、保護ガラス12の取付
け、取外し作業を容易に実施できる。
ーティングをし、外面は無反射コーティングを無しにし
たので、保護ガラス12の両面とも無反射コーティング
をした場合に比べて、初期の時期は光の透過率が低い
が、保護ガラス12の外面の劣化が少ないので長期性能
を維持可能となる。
レンズユニットは保護ガラスを保護ガラス保持部材を介
して、磁石の吸引力で吸着させてレンズユニット本体に
取付けているので、保護ガラスがはんだ付時のフラック
ス飛散などにより汚れた場合でも、容易に取外したり、
取り付けることができて、清掃が可能となり、作業能率
が向上する。
ことにより、レンズユニットの周辺に付属機器があって
も容易に保護ガラスを取付、取外しが可能となり、作業
性が良好となる。
ィングをし、外面は無反射コーティングを無しにするこ
とにより、両面とも無反射コーティングをした場合に比
べて、初期の時期は光の透過率が低いが、保護ガラスの
外面の劣化が少ないので長期性能を維持可能となる。
ットの半縦断面図である。
縦断面図である。
面図である。
る。
光レンズ部分の縦断面図である。
材) 25 把手
Claims (3)
- 【請求項1】 発光ランプと、この発光ランプの光を集
光する反射鏡と、この反射鏡で集光された光を一端から
入射して他端から出射する光ファイバーと、この光ファ
イバーから出射する光を集光するレンズユニットとを備
え、 前記レンズユニットには、集光レンズが固定されたレン
ズユニット本体と、レンズユニット本体に対して着脱自
在とされたレンズ保護用の保護ガラスおよび保護ガラス
保持部材と、レンズユニット本体側または保護ガラス保
持部材側に配置されて保護ガラス保持部材側をレンズユ
ニット本体側に磁着させる磁石とが設けられた光ビーム
加熱装置。 - 【請求項2】 保護ガラス保持部材に把手を設けた請求
項1に記載の光ビーム加熱装置。 - 【請求項3】 保護ガラスの内面にのみ無反射コーティ
ングをした請求項1または2に記載の光ビーム加熱装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17080497A JP3292820B2 (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 光ビーム加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17080497A JP3292820B2 (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 光ビーム加熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1110326A true JPH1110326A (ja) | 1999-01-19 |
JP3292820B2 JP3292820B2 (ja) | 2002-06-17 |
Family
ID=15911658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17080497A Expired - Fee Related JP3292820B2 (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 光ビーム加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3292820B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101432060B1 (ko) * | 2012-11-20 | 2014-08-22 | 주식회사 성우하이텍 | 레이저 옵틱헤드용 보호 글라스 유닛 |
-
1997
- 1997-06-27 JP JP17080497A patent/JP3292820B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101432060B1 (ko) * | 2012-11-20 | 2014-08-22 | 주식회사 성우하이텍 | 레이저 옵틱헤드용 보호 글라스 유닛 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3292820B2 (ja) | 2002-06-17 |
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