JPH11101039A - 引戸錠 - Google Patents
引戸錠Info
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- JPH11101039A JPH11101039A JP26194797A JP26194797A JPH11101039A JP H11101039 A JPH11101039 A JP H11101039A JP 26194797 A JP26194797 A JP 26194797A JP 26194797 A JP26194797 A JP 26194797A JP H11101039 A JPH11101039 A JP H11101039A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear plate
- lock
- sliding door
- insertion hole
- cylinder lock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
ことができる引戸錠を提供する。 【解決手段】 錠箱1内に互いに噛合する第1ギヤプレ
ート3および第2ギヤプレート4を上下対称に配置して
回転自在に支持する。各ギヤプレート3、4にシリンダ
錠の取付脚が挿入される弧状の長孔10、15を180
°の間隔をおいて設ける。第1ギヤプレート3の中心部
に直径方向に細長く延びる角形のスピンドル挿入孔11
を形成し、第2ギヤプレート4の中心部に円形のスピン
ドル挿入孔16を形成し、そのスピンドル挿入孔16の
内周対向位置に一対の突出部17を形成する。錠箱1の
上下逆の取付けによって形式の異なる2種類のシリンダ
錠が使用できるようにする。
Description
に取付けられる引戸錠に関するものである。
(II)に示したものが従来から知られている。この施錠
装置は、引戸30の戸当り面に形成された収納凹部31
に引戸錠32を取付け、引戸30の屋外面にはシリンダ
錠33を、屋内面にはサムターン34をそれぞれ取付け
ている。
れるキーの操作によりシリンダ錠33の内筒35を回転
し、その内筒35と共に回転するスピンドル36の回転
運動、あるいはサムターン34の回転運動を引戸錠32
内に設けられた運動変換機構を介して引戸錠32の前側
部に設けられた摺動体37の上下運動に変換し、上記摺
動体37の上方向への移動時に、摺動体37に連結され
たロッド38の上端部を引戸枠39の上枠40に形成さ
れたロッド孔41に係合させるようにしている。
錠33の形式はメーカーによって異なり、図6(I)、
(II)に示すように、2種類に大別される。図6(I)
に示すシリンダ錠33aにおいては、正面に刻印された
メーカー名を正視する状態で2本の取付脚42が上下に
配置されており、内筒35の回転角は180°程度とさ
れている。一方、図6(II)に示すシリンダ錠33bに
おいては、2本の取付脚43が左右に配置され、内筒3
5の回転角は90°程度とされている。
回転する平板状のスピンドル36を有し、そのスピンド
ル36の厚みや幅寸法は等しいが、シリンダ錠33と対
をなすサムターン34との関係において長さが相違す
る。
4を連結するタイプのものは、スピンドル長さが長く、
サムターン34に回転軸を設けた分割タイプのものにお
いては、スピンドル長さが短い。
においては、シリンダ錠33a、33bの大きさや取付
脚42、43の間隔について規格化されて互換性を有す
るもの、対をなすサムターン34との関係においてスピ
ンドル36の長さが相違すると共に、内筒35の回転角
も相違するため、引戸30に取付けられる引戸錠32は
シリンダ錠33a、33bに応じて製作する必要が生
じ、コスト的にきわめて不利であった。
カのシリンダ錠を使用できるようにした施錠装置が存在
するが、他のメーカのシリンダ錠の使用時、そのシリン
ダ錠に刻印されたメーカ名が正常な向きとならず、体裁
上問題があった。
いずれも正常な向きに取付けて使用することができる引
戸錠を提供することである。
めに、この発明においては、角形錠箱の内部に互いに噛
合する2枚のギヤプレートを上下対称位置に設けて回転
自在に支持し、各ギヤプレートに、引戸に取付けられる
シリンダ錠の2本の取付脚が挿入可能な2つの弧状長孔
を180°の間隔をおいて設け、一方のギヤプレートの
中心部に直径方向に細長く延びる角形のスピンドル挿入
孔を形成し、他方のギヤプレートにおける中心部に円形
のスピンドル挿入孔を設け、そのスピンドル挿入孔の内
周対向位置に一対の突出部を形成し、前記錠箱の前側部
に設けられた摺動体を上下方向に移動自在に支持し、そ
の摺動体の上下端部にロッド連結孔を設け、前記他方の
ギヤプレートにおいて外周にレバーを突設し、そのレバ
ーを上記摺動体に形成された上下方向に長い長孔に挿入
した構成を採用したのである。
1乃至図4に基づいて説明する。
は引戸30の戸当り面で開口する収納凹部31に対して
挿入可能な大きさとされ、その挿入方向の後行側におけ
る上下部に一対の取付片2が形成されている。
れ、その戸当り面にねじ込むねじの締付けによって固定
される。
よび第2ギヤプレート4が上下対称位置に設けられてい
る。ギヤプレート3、4のそれぞれは中心部に円形ボス
部5、6が設けられ、そのボス部5、6が錠箱1の両側
板1aに形成された孔7に挿入されて回転自在に支持さ
れている。
に噛合する歯8、9が形成され、一方のギヤプレートの
回転が他方のギヤプレートに伝達されるようになってい
る。
プレート3には、図6(II)に示すシリンダ錠33bの
取付脚43が挿入される2つの弧状長孔10が180°
の間隔をおいて形成されている。また、第1ギヤプレー
ト3のボス部5における中心部には直径方向に細長く延
びる角形のスピンドル挿入孔11が設けられている。
2が連結され、そのロッド12の先端部は錠箱1の頂壁
に形成された透孔13にスライド自在に挿入されてい
る。ロッド12にはスプリング14が支持されている。
スプリング14は第1ギヤプレート3を押圧し、その押
圧方向は第1ギヤプレート3の中心と透孔13の中心を
結ぶ直線をデッドポイントとして切り換わる。
シリンダ錠33aの取付脚42が挿入される2つの弧状
長孔15が180°の間隔をおいて形成されている。ま
た、第2ギヤプレート4のボス部6には円形のスピンド
ル挿入孔16が設けられ、そのスピンドル挿入孔16の
内周対向位置に一対の突出部17が形成されている。
レバー18を外周に有し、そのレバー18の先端部は、
錠箱1の前側部に設けられた摺動体19の長孔20に挿
入されている。
ガイド孔21を両側に有し、前記錠箱1における側板1
aの前側縁には上記ガイド孔21に挿入される突片22
が設けられている。このため、摺動体19は突片22に
沿って上下方向に移動自在とされ、その摺動体19の上
下端部にロッド23の下端部を連結するロッド連結孔2
4a、24bが設けられている。
成り、図6(I)に示すシリンダ錠33aを用いて引戸
の施錠装置を形成するには、引戸30に設けられた収納
凹部31に錠箱1を挿入する。このとき、第1ギヤプレ
ート3が上側に位置するよう錠箱1を収納凹部31に挿
入し、取付片2をねじの締付けにより固定する。
と同軸上にシリンダ錠33aの取付孔25とサムターン
34の取付孔26とを予め形成しておき、錠取付け用の
取付孔25にシリンダ錠33aを挿入し、そのシリンダ
錠33aに形成された上下の取付脚42を第2ギヤプレ
ート4に設けられた弧状長孔15に挿入して固定すると
共に、シリンダ錠33aの内筒35に接続された板状の
スピンドル36をスピンドル挿入孔16に挿入する。
サムターン34を取付け、そのサムターン34に設けら
れたスピンドル34aを第2ギヤプレート4のスピンド
ル挿入孔16に挿入する。ここで、スピンドル34aの
断面形状は、スピンドル挿入孔16と同形状をなしてい
る。
取付け後、摺動体19の上部のロッド連結孔24aにロ
ッド23の下端部をねじの締付けにより固定する。
キー孔にキーを挿入して、シリンダ錠33aの内筒35
を180°回転すると、内筒35と共に回転するスピン
ドル36は、略90°回転したときスピンドル挿入孔1
6の内周に形成された突出部17と係合する。シリンダ
錠33aの内筒35がさらに回転すると、第2ギヤプレ
ート4が図1の矢印方向に回転し、その第2ギヤプレー
ト4に設けられたレバー18の先端部が長孔20の上端
に当接し、その当接によって摺動体19が上方に移動
し、摺動体19に連結されたロッド23の上端部が図5
に示す上枠40のロッド孔41に係合し、引戸は施錠さ
れる。
回転により第2ギヤプレート4が回転して、前記と同様
に摺動体19が上昇し、ロッド23の上端部がロッド孔
41に係合する。
ムターン34の操作によって第2ギヤプレート4を回転
させると、その第2ギヤプレート4と噛合する第1ギヤ
プレート3が第2ギヤプレート4に対して逆方向に回転
する。第1ギヤプレート3の回転時、スプリング14が
収縮し、そのスプリング14が第2ギヤプレート4の中
心と透孔13の中心を直線を越えると、スプリング14
の弾力により第1ギヤプレート3が第1図の反時計方向
に回転されるため、シリンダ錠33aの内筒35を回転
させる操作力あるいはサムターン34を回転させる操作
力が減少し、その感触によってロッド23がロッド孔4
1に係合したことを知ることができる。
より、シリンダ錠33aを図6(II)に示すシリンダ錠
33bと取り替える場合は、シリンダ錠33aおよびサ
ムターン34を取外し、また、摺動体19とロッド23
の連結を解除したのち、収納凹部31から錠箱1を取外
す。その錠箱1の上下を反転し、第1ギヤプレート3を
下側に配置状態で錠箱1を収納凹部31に挿入して固定
する。
て上部のロッド連結孔24bを利用してロッド23を連
結し、引戸30に残るシリンダ錠33aの取付孔25に
図6(II)に示すシリンダ錠33bを挿入して、一対の
取付脚43を第1ギヤプレート3の弧状長孔10に挿入
し、サムターンの取付孔26にサムターン34を取付
け、そのサムターン34をシリンダ錠33bのスピンド
ル36に連結する。
すシリンダ錠33bを新しく取付ける場合は、前記のよ
うに、第1ギヤプレート3が下側に配置されるよう収納
凹部31に錠箱1を挿入して取付け、引戸30にはその
第1ギヤプレート3と同軸上にシリンダ錠33bの取付
孔25とサムターン34の取付孔26とを形成し、各取
付孔25、26にシリンダ錠33bおよびサムターン3
4を取付ける。
箱の上下逆の取付けによって形式の異なる2種類のシリ
ンダ錠の使用を可能とすることができ、きわめて経済的
であると共に、2種類のシリンダ錠を刻印されたメーカ
名が正常に読み取ることができる正しい向きに取付けて
使用することができる。
正面図
面図
(II)は(I)のV−V線に沿った断面図
ダ錠の斜視図
Claims (1)
- 【請求項1】 角形錠箱の内部に互いに噛合する2枚の
ギヤプレートを上下対称位置に設けて回転自在に支持
し、各ギヤプレートに、引戸に取付けられるシリンダ錠
の2本の取付脚が挿入可能な2つの弧状長孔を180°
の間隔をおいて設け、一方のギヤプレートの中心部に直
径方向に細長く延びる角形のスピンドル挿入孔を形成
し、他方のギヤプレートにおける中心部に円形のスピン
ドル挿入孔を設け、そのスピンドル挿入孔の内周対向位
置に一対の突出部を形成し、前記錠箱の前側部に設けら
れた摺動体を上下方向に移動自在に支持し、その摺動体
の上下端部にロッド連結孔を設け、前記他方のギヤプレ
ートにおいて外周にレバーを突設し、そのレバーを上記
摺動体に形成された上下方向に長い長孔に挿入した引戸
錠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26194797A JP3926443B2 (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 引戸錠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26194797A JP3926443B2 (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 引戸錠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11101039A true JPH11101039A (ja) | 1999-04-13 |
JP3926443B2 JP3926443B2 (ja) | 2007-06-06 |
Family
ID=17368886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26194797A Expired - Fee Related JP3926443B2 (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 引戸錠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3926443B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009097276A (ja) * | 2007-10-18 | 2009-05-07 | Miwa Lock Co Ltd | 建具用の戸締り装置 |
-
1997
- 1997-09-26 JP JP26194797A patent/JP3926443B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009097276A (ja) * | 2007-10-18 | 2009-05-07 | Miwa Lock Co Ltd | 建具用の戸締り装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3926443B2 (ja) | 2007-06-06 |
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