JPH1099391A - 身体の摩擦用具 - Google Patents

身体の摩擦用具

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JPH1099391A
JPH1099391A JP25365396A JP25365396A JPH1099391A JP H1099391 A JPH1099391 A JP H1099391A JP 25365396 A JP25365396 A JP 25365396A JP 25365396 A JP25365396 A JP 25365396A JP H1099391 A JPH1099391 A JP H1099391A
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JP
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fixed base
projections
rubber
porous
back surface
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JP25365396A
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Isao Kanbe
神戸勇男
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 身体の洗浄およびマッサージ用にして最適か
つ軽便な身体の摩擦用具を提供する。 【構成】 固定台1の裏面にシリコーンゴムなどのゴム
状弾性体で成る突起2を設け、且つこの固定台1の裏面
にはスポンジなどで成る多孔性柔軟材3を重合する。多
孔性柔軟材3には突起2に対応する貫通孔3Aを設け、
その貫通孔3Aにそれぞれ突起2が挿入される状態にし
て、多孔性柔軟材3を固定台1の裏面に重合する。そし
て、使用に際しては多孔性柔軟材3を身体に押し当てて
往復運動させるのであり、これにより身体に付着した汚
れや垢が多孔性柔軟材3との摩擦で除去され、また突起
2により身体各部に適度の刺激が与えられて血行が促進
することになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入浴時などに利用
される身体の摩擦用具に関し、特に身体の洗浄およびマ
ッサージに兼用できるようにした身体の摩擦用具であ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、人体での血流は組織に酸素・栄
養・ホルモン・抗体を供給し、二酸化炭素その他の代謝
生成物を運び去ると云わる。そして、その血流による組
織の代謝により皮膚では表皮が剥離し、又これに脂など
が付着して垢となって人体各部に表出することになる。
【0003】そこで、従来では化学繊維を粗目加工した
垢擦やタオル、また乾燥したヘチマ又はゴムや合成樹脂
を発泡して海綿状の多孔構造にしたスポンジ、あるいは
獣毛や植物繊維などを植毛したブラシやタワシなどを用
い、入浴時などに身体各部を洗浄してきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ヘチマ
は植物繊維であるため脆く耐久性に劣り、タオルやスポ
ンジでは軟質であるため洗浄効果が低く、垢その他の不
要物の除去用にして不十分であってマッサージ効果も少
ないという欠点があった。
【0005】また、化学繊維で成る垢擦あるいは剛毛な
ブラシやタワシでは、刺激が強く使用に際して痛みを感
ずることがあった。
【0006】そこで、本発明は身体の洗浄およびマッサ
ージ用にして最適かつ軽便な身体の摩擦用具を提供する
ことを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の目的を達
成するため、裏面にゴム状弾性体で成る複数の突起を設
けた固定台と、この固定台の裏面に重合される着脱自在
な多孔性柔軟材とを備え、前記多孔性柔軟材は前記突起
が挿入される貫通孔を有して該貫通孔の開口縁に突起の
先端部が臨む状態で前記固定台の裏面に重合されるよう
にしたことを特徴とする身体の摩擦用具を提供するもの
である。
【0008】ここで、ゴム状弾性体とはゴム状弾性を示
すもので、具体的には天然ゴムや合成ゴム及びこれに類
するもの全てであり、これには種々の物質が存在する
が、特に請求項4の発明のようにシリコーンゴムを利用
するとよい。なお、シリコーンゴムの利用によれば、身
体各部に適度な刺激と滑らか感を与えることができる。
【0009】また、本発明の多孔性柔軟材とは、身体に
対する刺激が少ない多孔質であって柔軟な材料をいい、
具体的には植物繊維のような柔軟性があって海綿状の多
孔構造をもつ全ての物質を適用できる。例えば、その種
の材料として発泡プラスチックに属するウレタンフォー
ムなどのスポンジを用いることができる。
【0010】一方、上述の構成に加え、請求項2の発明
の如く固定台の表面に柄部を装着するための支持部を設
けるか、もしくは請求項3の発明の如く固定台の長手方
向両側に可撓性紐体を取り付けるための取付部を設ける
ことにより、手の届かぬ背中などにも清浄やマッサージ
を施すことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体例を図面に基
づいて詳細に説明する。図1は本願に係る摩擦用具の好
適な一例を示した斜視図であり、図2には同摩擦用具の
断面を示してある。
【0012】図1において、1は合成樹脂や木材などに
て形成した固定台であり、この固定台1は四隅に丸みを
付けた略長方形の板状にして使用者の手中に納まる程度
の大きさにしてある。具体的には全長100〜150m
m、全幅50〜70mm、厚さ3〜10mm程度の大き
さにしている。
【0013】2は固定台1の裏面1Aに設けた突起であ
り、この突起2はゴム状弾性体により先端部2Aに丸み
付けた20mm前後の高さをもつ円錐台状に形成してい
る。特に、この突起2は固定台1の裏面全体に分散する
状態で複数を所要の間隔で設け、それぞれ基板部2Bを
通じて基端が連結させてある。
【0014】その製法として、突起2の部分を形成する
孔を設けた金型中に、ゴム状弾性体の素材を注入して基
板部2Bを含め各突起2,・・を一体に成形することが
できる。ここで、突起2は基板部2Bと固定台1の裏面
1Aとを接着剤などで接合することにより固定される
が、各突起2,・・を分割して固定台1の裏面1Aに個
別に固定したり、あるいは固定台1をゴム状弾性体にし
て突起2,・・と一体に形成することもできる。
【0015】なお、ゴム状弾性体として本発明では定荷
重式硬さ試験により30〜50の硬度を示すようにした
シリコーンゴムを用いているが、その他のゴム材あるい
はこれに類するものを利用することもできる。また、突
起2には雑菌の繁殖を防止する意味で抗菌抗生物質や化
学療法剤などの抗菌剤を含浸することが好ましい。
【0016】3は固定台1と平面形状を同一にした多孔
性柔軟材であり、この多孔性柔軟材3は固定台1と対向
する状態にして、その裏面1Aに重合および装着できる
ようにしてある。また、多孔性柔軟材3には突起2に対
応して該突起が挿入される貫通孔3Aを設け、特に厚さ
を突起2の長さとほぼ等しくして固定台1との重合時に
突起2の先端部2Aが貫通孔3Aの開口縁3Bに臨むよ
うにしている。なお、突起2は貫通孔3Aの開口縁3B
より引っ込んだ状態でもよいが、好適には先端部2Aが
開口縁3Bより僅かに突出する方がよいここで、貫通孔
3Aの直径は突起2の最大径すなわち基端の直径とほぼ
等しい10mm程度にし、互いの密着力により多孔性柔
軟材3が固定台1から容易に離脱しないようにすること
が望ましい。なお、多孔性柔軟材3として本発明ではウ
レタンフォームなどのスポンジを用いているが、これに
類するものとして合成繊維その他の繊維を層状に重合し
たものなどでもよい。
【0017】次に、上述のように構成した摩擦用具の使
用例を説明すると、入浴時などに固定台1に多孔性柔軟
材3を装着し、その状態で多孔性柔軟材3に湯などを含
ませて洗剤を塗布する。そして、固定台1を手にしっか
り固定し、その状態で裏面1A側を身体に擦り付けるよ
うにするのであり、これにより多孔性柔軟材3とその変
形により先端部2Aが貫通孔3Aより突出する突起2と
で皮膚に付着した汚れや垢を除去することができる。特
に、このとき突起2が身体各部を適度の加圧力で刺激す
るため、爽快感が得られて血行も促進することになる。
【0018】なお、使用後には多孔性柔軟材3を取り外
して洗浄できるから雑菌の繁殖がなく、しかも多孔性柔
軟材3を取り外したときには突起2を有する固定台1を
入浴外のマッサージ用として個別に利用することもでき
る。
【0019】以上、本発明の一例を詳細に説明したが、
その他の態様として図3または図4に示すような構造に
することもできる。
【0020】図3に示す態様は、固定台1の表面1Bに
横孔式の支持部4を一体に設けた例であり、本例の構造
によれば、その支持部4に柄部5の一端を圧入状態で装
着して背中などの洗浄およびマッサージに利用範囲を拡
大できることになる。なお、柄部5として既存の棒材な
どを利用できるが、合成樹脂などで所要長さにした専用
品を備えるようにするとよい。
【0021】一方、図4に示す態様は、固定台1の長手
方向両側にリング状の取付部6を設けた例であり、本例
の構造によれば、その取付部6に繊維質や樹脂または金
属の線状材で成る可撓性紐体7の一部を取り付けて背中
などの洗浄およびマッサージに利用範囲を拡大できるこ
とになる。その使用例を概説すれば、可撓性紐体7を両
手にもって固定台1を背中に回し、その状態にして両手
を交互に往復運動させればよい。なお、取付部6はリン
グ状の金具に制限されるものでなく、可撓性紐体7を通
し得る孔であってもよい。
【0022】ここで、図示する固定台1や多孔性柔軟材
3は何れも略長方形の形態にしているが、これらの形態
として、円形、楕円形、半円形、または瓢箪形などが考
えられる。一方、突起2として太いものと細いものとを
混在させる構成もある。
【0023】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば裏面に複数の突起を設けた固定台と、この固定台
の裏面に重合されるスポンジなどの多孔性柔軟材とを具
備していることから、身体各部の洗浄用にして洗浄効果
が高く、しかも突起をゴム状弾性体にて形成して先端部
が多孔性柔軟材に形成した貫通孔の開口縁に臨むように
しているから、使用に際して身体に適度な刺激を付与で
きる。この結果、爽快感が得られ且つ血行も促進して腰
痛その他の疾患に大きな効果を得る。また、特にゴム状
弾性体をシリコーンゴム製にしたことから適圧で滑らか
な加圧が可能となり、最良のマッサージ効果が得られ、
且つ抗菌剤を含浸していることから雑菌の繁殖がなく衛
生的である。ここで、本願の効能として、肩こり、神経
痛、膝痛、肘痛、冷え症、胃腸不振、便秘、ダイエッ
ト、美肌、筋肉疲労、風邪予防などにも効果が認められ
る。
【0024】更に、多孔性柔軟材を着脱式にしているこ
とから離脱時にはその洗浄が容易で雑菌の繁殖を防止で
き、しかも固定台と多孔性柔軟材とをそれぞれ身体のマ
ッサージ用と洗浄用とに個別に利用することもできる。
【0025】また、固定台に柄部の支持部や可撓性紐体
の取付部を設けていることから、手の届かぬ背中などの
マッサージおよび洗浄も人手を借りることなく一人で容
易かつ適正に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る身体の摩擦用具の一例を示した斜
視図
【図2】同摩擦用具の断面図
【図3】本発明に係る摩擦用具の他の実施態様を示した
斜視図
【図4】本発明に係る摩擦用具の他の実施態様を示した
斜視図
【符号の説明】
1 固定台 1A 裏面 1B 表面 2 突起 2A 先端部 3 多孔性柔軟材 3A 貫通孔 3B 開口縁 4 支持部 5 柄部 6 取付部 7 可撓性紐体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面にゴム状弾性体で成る複数の突起を
    設けた固定台と、この固定台の裏面に重合される着脱自
    在な多孔性柔軟材とを備え、前記多孔性柔軟材は前記突
    起が挿入される貫通孔を有して該貫通孔の開口縁に突起
    の先端部が臨む状態で前記固定台の裏面に重合されるよ
    うにしたことを特徴とする身体の摩擦用具。
  2. 【請求項2】 固定台の表面に柄部を装着するための支
    持部を設けた請求項1に記載の身体の摩擦用具。
  3. 【請求項3】 固定台の長手方向両側に可撓性紐体を取
    り付けるための取付部を設けた請求項1に記載の身体の
    摩擦用具。
  4. 【請求項4】 突起をシリコーンゴム製にして抗菌剤を
    含浸した請求項1に記載の身体の摩擦用具。
JP25365396A 1996-09-26 1996-09-26 身体の摩擦用具 Pending JPH1099391A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011512964A (ja) * 2008-02-29 2011-04-28 センサリー メディカル,インク. レストレスレッグ症候群を治療するための装置および方法
JP2018094358A (ja) * 2016-12-12 2018-06-21 ふみ恵 町田 背中の軟膏塗り伸ばし兼用掻き具
JP2019025327A (ja) * 2017-07-28 2019-02-21 龍湶實業有限公司 取り外し可能なハンドル付きのボディウォッシュ補助用具
JP2021119914A (ja) * 2020-01-31 2021-08-19 株式会社アイセン ボディタオル

Cited By (5)

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