JPH1099231A - 衛生洗浄装置 - Google Patents

衛生洗浄装置

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Publication number
JPH1099231A
JPH1099231A JP25969896A JP25969896A JPH1099231A JP H1099231 A JPH1099231 A JP H1099231A JP 25969896 A JP25969896 A JP 25969896A JP 25969896 A JP25969896 A JP 25969896A JP H1099231 A JPH1099231 A JP H1099231A
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JP
Japan
Prior art keywords
washing
main body
nozzle
cleaning nozzle
washing nozzle
Prior art date
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Pending
Application number
JP25969896A
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English (en)
Inventor
Kenjiro Masako
乾次郎 真子
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Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1099231A publication Critical patent/JPH1099231A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】傾斜させた状態で使用できる洗浄用ノズルを得
る。 【解決手段】衛生洗浄装置14の内部には洗浄用ノズル
16が収納される。洗浄用ノズル16を使用する場合に
は、ノブ30をスライド操作させる。これによって、洗
浄用ノズル16が前進すると共に、当接部18の上端部
が傾斜ガイド27に当接するため洗浄用ノズル16はこ
の傾斜ガイド27の傾斜角度に基いて、傾斜した状態で
突出される。このため、装置14はほぼ直立した状態で
使用することができるため本体15を便器の奥まで挿入
する必要がなく、比較的楽な姿勢で洗浄作業を行うこと
ができる。洗浄水の噴出位置がずれることがないため衣
服等を濡らす恐れがなくなる。洗浄用ノズルの収納はノ
ズルに直接手を触れることなく行われるため衛生的であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は衛生洗浄装置に関す
る。詳しくは、洗浄用ノズルを使用時にのみ装置本体か
ら突出させるように進退自在に構成すると共に、装置本
体の開口部寄りに傾斜ガイドを設けることによって、こ
の傾斜ガイドの傾斜面を利用して洗浄用ノズルの突出角
度を傾斜させるようにしたもので、局部の洗浄作業を楽
な姿勢で行うことができる衛生洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、旅行先などに携帯できる衛生
洗浄装置が知られている。図5はこのような携帯用の衛
生洗浄装置1の従来例を示す。同図に示すように衛生洗
浄装置1は円筒状となされ内部にポンプ3を有する本体
2と洗浄水が貯溜されるタンク6とから構成される。ポ
ンプ3は電池(図示はしない)などにより駆動されるモ
ータ4とこのモータ4の回転軸に固定されたブロア5と
から構成される。本体2の前端部(図5の左側)には洗
浄用ノズル7が取り付けられ、この洗浄用ノズル7の先
端部には洗浄水を噴出する噴出孔10が形成されてい
る。
【0003】衛生洗浄装置1を使用する場合には、図6
Aに示すように使用者12が便器11の便座8に着座し
た状態で斜め前方(図6Aの左側)から、あるいは図6
Bに示すように斜め後方(図6Bの右側)から開口部1
3を通じて衛生洗浄装置1を挿入する。そして、洗浄用
ノズル7の噴出孔10を使用者12の局部に向け、洗浄
位置を合わせてから図5に示すスイッチ9を入れる。こ
れにより、図5に示すモータ4が駆動されブロア5の回
転によりタンク6内の洗浄水が洗浄用ノズル7に送られ
ることによって洗浄水が噴出孔10から噴出される。そ
の結果、噴出された洗浄水により使用者の局部を衛生的
かつ快適に洗浄することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図5に示した衛生洗浄
装置1の場合には、使用者は洗浄用ノズル7の噴出孔1
0の位置を局部に合わせるためには、図6Aに示すよう
に、装置本体2を傾けながら開口部13から便器11の
奥まで挿入する必要がある。これは、洗浄用ノズル7が
本体2に対して水平に取り付けられているためである。
【0005】ところが、便器11のなかには開口部13
が狭く小さいものもあり、装置本体2を挿入するスペー
スが限られると共に、洗浄用ノズル7の長さは携帯性を
考慮して比較的短く選定されているため、洗浄用ノズル
7の洗浄位置を決める作業は困難なうえ面倒である。ま
た、洗浄操作は無理な姿勢で行わなければならないた
め、場合によっては洗浄水の噴出位置がずれて、使用者
の衣服を濡らしてしまう恐れがある。これは衛生上から
も好ましくない。
【0006】そこで本発明は上述のような課題などを解
決したものであって、装置本体をさほど傾けないで使用
できるようにすることにより、局部の洗浄作業を楽な姿
勢で行うことができる衛生洗浄装置を提案するものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明においては洗浄装置本体内に収納される洗浄
用ノズルを有する衛生洗浄装置であって、洗浄用ノズル
を本体に対し進退自在にする進退手段と、洗浄用ノズル
を所定の角度をもって傾斜させ本体から進出させる傾斜
ガイドとを有することを特徴とするものである。
【0008】ノブをスライドさせることによって、装置
本体内に収納されていた洗浄用ノズルが本体から突出す
る。装置本体の開口部寄りには傾斜ガイドが設けられて
いるため、洗浄用ノズルの当接板はこの傾斜ガイドに当
接すると共に、この傾斜ガイドの傾斜角度に基いて傾斜
した状態で突出する。これによって、装置の使用時には
本体をほぼ直立させた状態で使用できるため、局部の洗
浄作業を比較的楽な姿勢で行うことができる。また、洗
浄用ノズルの噴出孔を局部に対して合わせやすくなるた
め使用者の衣服等を濡らす恐れがなくなる。
【0009】
【発明の実施の形態】続いて、本発明に係る衛生洗浄装
置14の実施の一形態について、図面を参照して詳細に
説明する。図1は本発明による実施の態様である衛生洗
浄装置14を携帯型の衛生洗浄装置に適用した場合の構
成を示している。
【0010】図1は洗浄用ノズル16が収納された状態
を示し、図2は洗浄用ノズル16が本体15から突出し
た状態を示す。このように、装置14を使用しないとき
や持ち運ぶ(携帯する)ときなどには、洗浄用ノズル1
6を本体15内に収納して装置14の小型化が図られて
いる。
【0011】本例では、図2に示すように装置14の使
用時には洗浄用ノズル16が傾斜した状態で本体15か
ら突出するように構成されている。これは、後述するよ
うに装置14の操作性を向上させ、局部の洗浄作業を楽
な姿勢で行えるようにするためである。
【0012】図1において、衛生洗浄装置14はほぼ方
形筒状となされた本体15と洗浄用ノズル16とから構
成される。本体15の後部側(図では右側)には従来と
同じく洗浄水貯溜用のタンク(図5参照)及び洗浄用ノ
ズル16に洗浄水を送水するためのポンプ(図5参照)
などの送水手段が設けられている。
【0013】図1に示すように、洗浄用ノズル16の先
端部には洗浄水を噴出するための噴出孔17,17が複
数個(図では2箇所)形成され、後端部には円盤状の当
接板18が取付固定されている。洗浄用ノズル16の後
端部に設けられた取付口(導水口)19には洗浄水を送
水するための送水チューブ29が挿着され、この送水チ
ューブ29を通じて送水された洗浄水は洗浄用ノズル1
6に導かれる。
【0014】洗浄用ノズル16は装置本体15に対して
進退自在に構成されている。そのため、この洗浄用ノズ
ル16には進退手段20が設けられている。この進退手
段20は図3に示すように、洗浄用ノズル16の側面部
16aの所定位置に取付固定された一対の摺動ロッド2
4,24とこの摺動ロッド24に連結された連結レバー
22とから構成されている。摺動ロッド24の先端部は
本体15の側面部15a、15aの内側面に形成された
一対のガイド溝21,21に摺動自在に嵌入されてい
る。
【0015】また、連結レバー22の下端部は二又状の
リンク腕23となされ、このリンク腕23の腕部23
a,23aはそれぞれ摺動ロッド24の基端部に回動自
在に連結されている。この連結レバー22は上板部25
に形成された通孔34を貫通しており、その先端部には
手動式のノブ30が取付固定されている。ノブ30は図
3にも示すように上板部25のほぼ中央に形成されたス
ライド溝32に沿って前後に移動させることができる。
【0016】また、上板部25の開口部15a寄りに断
面三角形状の傾斜ガイド27が設けられている。この傾
斜ガイド27によって洗浄用ノズル16の進行方向を偏
倚させながら傾斜保持部26に当接させることができ
る。図3に示すように、傾斜ガイド27は洗浄用ノズル
16のほぼ真上に位置するように取り付けられている関
係で、ノズル16を進退させるときノブ30がこの傾斜
ガイド27を縦断することになる。そのため傾斜ガイド
27のほぼ中央には、連結レバー22を通過させるため
のスリット35が形成されている。
【0017】図2に示すように、下板部36の開口部1
5a寄りには断面三角形状の傾斜保持部26が板バネ2
8を介して設けられている。この傾斜保持部26は洗浄
用ノズル16の傾斜状態を保持するためのものであっ
て、当接板18の周縁が当接する位置に設けられてい
る。
【0018】さて、このように構成された衛生洗浄装置
14を使用する場合には、ノブ30を前方に向けてスラ
イドさせる。これによって、このノブ30と連結レバー
22を介して連結された摺動ロッド24が図3に示すガ
イド溝21に沿って摺動するため、洗浄用ノズル16も
前進移動を開始する。そして、洗浄用ノズル16の突出
時には図2に示すように当接部18の上端部が傾斜ガイ
ド27に当接するため、洗浄用ノズル16はこの傾斜ガ
イド27の傾斜角度に基いて、同図のように傾斜した状
態で開口部15aから突出する。送水チューブ29は洗
浄用ノズル16の進退に伴って移動するようになされて
いる。
【0019】傾斜保持部26には常時、板バネ28の弾
性力により上方に向けた弾力が付与されている。このた
め、図2に示すように洗浄用ノズル16が突出した状態
では、この洗浄用ノズル16は板バネ28の弾性力によ
って傾斜保持部26と傾斜ガイド27との間で強く挟持
される。その結果、突出された洗浄用ノズル16は本体
15の定位置で同図のように傾斜状態を保持したまま固
定される。
【0020】洗浄作業は洗浄用ノズル16の噴出孔17
を局部に向け、洗浄する位置に合わせてから始動スイッ
チ38(図1)を入れ洗浄水を噴出させる。
【0021】図4は本発明の衛生洗浄装置14の使用状
態を示している。同図に示すように、本例では洗浄用ノ
ズル16自体が傾斜しているため、装置14の使用時に
は便座開口部13には本体15の前端部のみが挿入され
ればよい。したがって、装置本体15を傾けながら便器
11の奥まで装置14を挿入する必要がなく、本体15
をほぼ直立させた状態で使用することができる。これに
よって、使用者は局部の洗浄作業を比較的楽な姿勢で行
うことができる。また、装置14をこのようにほぼ直立
させた状態で使用できるため、開口部13の狭い便器1
1でも操作性が損なわれることなく洗浄作業をスムーズ
に行うことができる。
【0022】また、使用者は洗浄用ノズル16の噴出孔
17を局部に正確に合わせることができるため、洗浄水
の噴出位置がずれることがなく衣服等を洗浄水で濡らす
恐れがなくなる。
【0023】局部の洗浄が終了した後は、再びノブ30
を操作して、図1に示すように元の位置まで引き戻す。
これにより、洗浄用ノズル16も後退動作を開始し板バ
ネ28による押圧も解除されるため、洗浄用ノズル16
は本体15内の所定の位置に収納される。洗浄用ノズル
16の収納はノズルに直接手を触れることなく行われる
ため衛生的である。
【0024】したがって、この発明は旅行先などで使用
する携帯型の衛生洗浄装置などに適用して極めて好適で
ある。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、洗浄装置
本体内に収納される洗浄用ノズルを有する衛生洗浄装置
であって、洗浄用ノズルを本体に対し進退自在にする進
退手段と、洗浄用ノズルを所定の角度をもって傾斜させ
本体から進出させる傾斜ガイドとを有することを特徴と
するものである。
【0026】したがって本発明によれば、ノブをスライ
ド操作させることによって洗浄用ノズルが前進し、これ
と共に、当接部が傾斜ガイドに当接するため洗浄用ノズ
ルはこの傾斜ガイドの傾斜角度に基いて、本体外から傾
斜した状態で突出される。これにより、局部洗浄時には
装置本体をほぼ直立させた状態で使用できるようにな
る。その結果、開口部の狭い便器でも装置を奥まで挿入
することなくノズル噴出孔を局部に対して正確に合わせ
ることができる。その結果、洗浄水の噴出位置がずれる
ことなく比較的楽な姿勢で洗浄作業を行うことができ
る。洗浄用ノズルの収納はノズルに直接手を触れること
なく行われるため衛生的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である衛生洗浄装置の構成
を示す、洗浄用ノズルの収納状態での縦断面図である。
【図2】衛生洗浄装置の動作を示す要部縦断面図であ
る。
【図3】図1のA―A断面図である。
【図4】本発明の衛生洗浄装置の使用方法を示す概略図
である。
【図5】従来の衛生洗浄装置を示す断面図である。
【図6】従来の衛生洗浄装置の使用方法を示す概略図で
ある。
【符号の説明】
1,14 衛生洗浄装置 2,15 本体 7,16 洗浄用ノズル 18 当接板 21 ガイド溝 24 摺動ロッド 26 傾斜ガイド 28 板バネ 30 ノブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄装置本体内に収納される洗浄用ノズ
    ルを有する衛生洗浄装置であって、 上記洗浄用ノズルを上記本体に対し進退自在にする進退
    手段と、 上記洗浄用ノズルを所定の角度をもって傾斜させ上記本
    体から進出させる傾斜ガイドと、 を有することを特徴とする衛生洗浄装置。
  2. 【請求項2】 上記洗浄用ノズルは端部に当接板を有
    し、 上記傾斜ガイドは上記本体に設けられた上記洗浄用ノズ
    ルの出口近傍に配設され、 上記洗浄用ノズルの進出に伴って上記当接板が上記傾斜
    ガイドに当接することによって、上記洗浄用ノズルが上
    記本体外に傾斜した状態で突出することを特徴とする請
    求項1記載の衛生洗浄装置。
  3. 【請求項3】 傾斜した状態で突出した上記洗浄用ノズ
    ルの傾斜状態を保持する保持手段を有することを特徴と
    する請求項2記載の衛生洗浄装置。
JP25969896A 1996-09-30 1996-09-30 衛生洗浄装置 Pending JPH1099231A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25969896A JPH1099231A (ja) 1996-09-30 1996-09-30 衛生洗浄装置

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JP25969896A JPH1099231A (ja) 1996-09-30 1996-09-30 衛生洗浄装置

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JPH1099231A true JPH1099231A (ja) 1998-04-21

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ID=17337692

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25969896A Pending JPH1099231A (ja) 1996-09-30 1996-09-30 衛生洗浄装置

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JP (1) JPH1099231A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11712816B2 (en) 2019-03-05 2023-08-01 Ceraloc Innovation Ab Method and system for forming grooves in a board element and an associated panel

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11712816B2 (en) 2019-03-05 2023-08-01 Ceraloc Innovation Ab Method and system for forming grooves in a board element and an associated panel

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