JPH1098028A - プラズマ処理リアクタ用ガス注入スリットノズル - Google Patents

プラズマ処理リアクタ用ガス注入スリットノズル

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スペースをとらず、密封表面積が小さいプラ
ズマリアクタガス注入システム。 【解決手段】 側壁を有する真空チャンバと、処理を受
ける半導体ウエハを保持するためのペデスタルと、RF
電圧をチャンバに印加するRF電圧アプリケータとを持
つ、ガスをプラズマリアクタに注入するガス注入システ
ム。ガス注入システムはガスを含有する少なくともひと
つのガス供給部と、少なくとも一つのスロットアパーチ
ャがチャンバの内側に面しているガス散布装置と、一つ
か複数のガス供給部をガス散布装置に接続する一つある
いは複数のガスフィードラインとを有する。本発明によ
る放射ガス散布装置の好ましい実施例は、チャンバ側壁
に設けられ、チャンバの内側に面するスロットアパーチ
ャをそれぞれ有した複数のガス散布ノズルを含む。ガス
フィードラインを用いて、それぞれのガス散布ノズルを
それぞれ別個のガス供給部に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体集積回路ウエ
ハ処理のためのプラズマリアクタに関し、特にこのよう
なリアクタで用いられるガス注入システムの改良システ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路ウエハを処理するプラズ
マリアクタは、典型的には、真空チャンバと、チャンバ
内でウエハを保持するペデスタルと、プラズマRF電源
と、ガスをチャンバに供給するためのガス注入システム
とを有する。リアクタが誘導結合リアクタであれば、プ
ラズマRF電源に接続されるチャンバの周りにコイルア
ンテナを含めることができる。ウエハペデスタルをまた
前記のあるいは別のRF電源に接続させることができ
る。プラズマリアクタの別のタイプ(たとえば、反応性
イオンエッチングリアクタなど)では、コイルアンテナ
はなく、プラズマRF電源がウエハペデスタルにのみ接
続されている。リアクタのガス注入システムは少なくと
も一つのガス散布装置を備える。多数のガス散布装置が
用いられる場合、それぞれは典型的には、チャンバ内の
それぞれ別の領域にガスを供給するためにリアクタの別
の部分に配置される。利用される(一つあるいは複数
の)ガス散布装置は処理を行う場合の特定の要件に左右
される。たとえば、あるタイプのガス散布装置は、さま
ざまな処理工程中に(たとえばプラズマ強化化学蒸着な
ど)、リアクタの側壁からチャンバ内に放射状にガスを
注入するために用いられ、典型的には、ウエハの水平面
近くにある。この放射ガス散布装置は単独で用いてもよ
いし、あるいは前述の天井タイプのような別のガス散布
装置と組み合わせて用いてもよい。
【0003】一つの典型的な放射ガス散布装置10を図
1に示す。この装置10はチャンバの電源領域12のベ
ースすなわち底面の周辺部に設けられている。装置10
はリング14の内側表面の周りに規則的に配置されたガ
ス注入ホール16を持つガス散布リング14を有する。
処理ガスなどが単一の入り口18から供給される。指定
の作業には十分であるが、従来の放射ガス散布装置10
はチャンバのかなり多くの部分を物理的にガス散布リン
グ構造14専用にしなければならないという欠点があ
る。現在のプラズマリアクタ設計において、リアクタの
多数のシステムをできるだけコンパクトなユニットに実
装することが望まれている。よって、寸法が大きく、貫
入したガス散布リング14を組み込むために必要なスペ
ースを割くことは問題である。また、リアクタ側壁22
とガス散布リング構造14の間の境界面20は典型的に
は、ガスが境界面から漏れないように密封されている。
この作業を実行するために、境界面20に関する表面領
域までも密封する必要があるので、(図示しない)比較
的大きな密封部材を用いなくてはならない。よく知られ
ているように、多くの表面を密封することには困難がと
もない、漏れる危険がある。たとえば、密封部材、たと
えば密封Oリングなど、が密封される表面に関する寸法
公差はリークパスの形成を防ぐために比較的正確でなく
てはならない。密封表面が大きくなればなるほど、領域
全体に求められる公差を形成するのは困難になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】リアクタチャンバ側壁
22と比較的大きな従来のガス散布リング14の間の境
界面に関する別の問題は、境界面20が壁面に作る不連
続面である。この不連続面によって、チャンバ側壁22
に不可避で形成される堆積残留物の層にストレス点と裂
け目が生じる。また、温度差が側壁22とリング14の
間に生まれやすく、さらに多くの残留層にストレスによ
る裂け目を生じさせる。破断した残留物材料はリング1
4と側壁22で剥がれやすいため、処理を受けるウエハ
を汚染する危険がある。入り込む処理ガスによって起こ
る乱れが破断した残留物をチャンバ内に散乱させやすい
ガス注入ホール16の近くでこの剥離現象は特に顕著で
ある。
【0005】分散リング14からの不均一なガスの流れ
はまた、そこにある放射ガス分散装置にも悪影響を及ぼ
す。ガス分散リング14は典型的には、ある一地点から
供給されるので、その入力部でのガス注入ホール16か
らのガスの流れはリングの反対側よりもはるかに多くな
る。このような不均一なフローパターンは、半導体ウエ
ハへのエッチングや堆積を不均一なものとする。また、
フィード口が一つだけなので、ガスが複数のガスからな
る混合ガスである場合、リング14に到着する前にあら
かじめ混合しておかなければならない。チャンバ内で混
合させたり、ガスの組成をチャンバのさまざまな部分で
変えたりできるように異なるガスをリング14のさまざ
まなホール16に供給することはまったくできない。
【0006】よって、現在利用されているユニットほど
スペースをとらず、密封表面積が小さいプラズマリアク
タガス注入システムが望まれている。また、均一なガス
の流れをチャンバに送ることができ、異なるガスを同時
にチャンバに送り、チャンバ内で混合させたり、チャン
バの場所ごとにガスの組成を変えることができるような
ガス注入システムが望まれている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような要
件を満たすガス注入システムを提供するものである。特
に、本発明はチャンバ側壁に設けられ、部材の内側に対
面するスロットアパーチャをそれぞれ持った複数のガス
散布ノズルを有する放射ガス散布装置に関するものであ
る。複数のガスフィードラインは、各ガス散布ノズルを
ガス供給部のそれぞれと接続させるために用いられる。
ガス供給部はそれぞれ、それぞれのガスフィードライン
を介してノズルに供給されるガスを含んでいる。個々の
ガス供給部は同一のガス種(単一あるいは複数のガス
種)からなるガスを有していてもよいし、それぞれ異な
るガス種からなるガスを有していてもよい。実際、すべ
ての供給部がそれぞれ別の種類のガスを含んでいてもよ
い。それぞれの供給部でガスの組成を変えられること
で、各ノズルは望まれるいかなるガスも送ることができ
る。あるいは、異なるガスをチャンバに送る必要がなけ
れば、ノズルを単一のガス供給部に接続してもよい。
【0008】ガスはチャンバ内に均一に送られることが
望ましいことが多い。このために、ガス散布ノズルはチ
ャンバの周辺に互いに均等に配置されている。放射ガス
散布装置の好ましい実施例においては、4つのガス散布
ノズルが等間隔に配置されている。また、各ノズルから
のガス流量が略同一になるように、均一なガスの散布が
典型的に求められる。本発明におけるノズルはある範囲
のガス流量を送ることができる。よって、均一なガス散
布が求められているときはいつでも、すべてのノズルが
同一のガス流量となるように構成されている。しかし、
均一なガス散布が求められていない時は、それぞれのノ
ズルが異なるガス流量となるように構成されている。た
とえば、少なくとも一つのノズルの流量を異なるように
すれば、ガス供給部に関する不均一なポンプ条件を補う
ことになる。ガス流量を変える一つの方法としては、
(別個のガス供給部が用いられている)ガス供給部のガ
ス圧力を変化させるものがある。もう一つの方法として
は、ノズル自体の構成を調整するというものがある。後
者の方法については、好ましいノズル構造に関連してこ
の後で詳しく説明する。
【0009】好ましいガス散布ノズルは、環状の外側部
材に囲まれる円筒形の内側部材を有し、環状チャンネル
がその間に形成される。この環状チャンネルは、スロッ
トアパーチャを有した環状ギャップを持つ、内側部材の
第1の端部と外側部材の第1の端部まで延びている。ガ
スは、環状チャンネルを介して、スロットアパーチャに
流れ、チャンバ内に流入する。本発明の一つの実施例に
おいて、各ノズルはまた、ボアを有するガスフィードブ
ロックを含み、そこに外側部材と内側部材が設けられて
いる。
【0010】外側部材には外部環状空隙があり、これが
ガスフィードブロックボアの側壁とともに、第1のマニ
ホールドチャンバを形成する。加えて、外側部材に複数
のホールがあり、それによってガスが第1のマニホール
ドチャンバから外側と内側部材の間の環状チャンネルに
まで流れるような通路ができる。好ましくは、確実にガ
スが均一に環状チャンネルに流れるようにホールを外側
部材の周辺に等間隔に配置するのがよい。これによっ
て、今度は、スロットアパーチャからのガス流量が均一
になる。また、各ノズルからの流量を好適なものとする
ために、ホールの数と直径を選択する。よって、これら
のパラメータがノズルによって異なれば、上述のように
ノズル間のガス流量を変化させることが可能になる。あ
るいは、ノズルすべてのホールの数と直径を同じにして
もよい。その場合、流れを制限する差し込みを必要なだ
けホールに設けて、各ノズルからの流量を好適なものに
することができる。外側部材と内側部材の間の環状チャ
ンネルが、複数のホールが環状チャンネルに開口する場
所に対応する第2のマニホールドチャンバを有するよう
にしてもよい。この第2のマニホールドチャンバは、ス
ロットアパーチャに最接近する端部で狭くなっており、
環状チャンネルの残りの部分はスロットアパーチャとほ
ぼ同一の断面寸法を有する。ガスフィードブロックは、
ブロックの外側に開いた第1の端部と、第1のマニホー
ルドチャンバに開いた第2の端部とを有したガスフィー
ドホールを含む。ガスフィードラインの一つは、ガスが
ガスフィードホールを通って第1のマニホールドチャン
バに流れるように、(そしてそこから第2のマニホール
ドチャンバに、環状チャンネルを下がって、スロットア
パーチャを出て、リアクタチャンバに流れるように)、
ガスフィードホールの第1の端部に接続されている。
【0011】放射ガス散布装置は、ガスがノズルの異な
る部分の間と、ノズルとチャンバ側壁の間とから漏れな
いように密封されているのが好ましい。したがって、密
封Oリングなどさまざまな密封デバイスが用いられる。
このような密封デバイスのひとつは、外側部材とガスフ
ィードブロックボアの側壁の間のリアクタチャンバから
あるいはチャンバにガスが通るのを防ぐ。また別のデバ
イスは、外側と内側部材との間および/または外側部材
とガスフィードブロックボアの側壁との間の経路に沿っ
てノズルの外側に第1のマニホールドチャンバと環状チ
ャンネルのガスが逃げる(あるいは、同じ経路でノズル
の外側から内側に浸透する)のを防いでいる。さらに別
の密封デバイスを用いて、リアクタチャンバからのある
いはリアクタの外側のガスが、各ノズルの外側とチャン
バ側壁の間の境界面を通って流れるのを防ぐ。
【0012】ガス散布ノズルのそれぞれの外側、内側部
材は、ノズルによって送られるガス、リアクタチャンバ
に存在する別のガスの侵入やあるいは部材上のプラズマ
粒子の衝突に強い材料からなるのが好ましい。この侵入
や衝突に強い材料はセラミック、石英ガラスか重合材料
であるのが好ましい。
【0013】上述のガス散布ノズル構成のさまざまな別
の実施例もまた可能である。たとえば、外側部材をガス
フィードブロックのボアに設けてブロックをチャンバ側
壁に取り付ける代わりに、ガスブロックに関するボアを
直接側壁に形成するような本発明の別の実施例が可能で
ある。よって、ガスフィードブロックは必要ではなくな
る。ガスフィードブロックが用いられる別の実施例にお
いては、ガスフィードブロックの前面はチャンバに露出
している。この場合、ブロック面はプラズマの浸食効果
を受けやすくなる。この危険を回避する一つの方法とし
て、その面あるいはブロック全体を先に述べた浸食への
耐性がある材料で形成するというものがある。あるい
は、ガスフィードブロックをリアクタの側壁に埋め込ん
でもよい。後者の実施例では、外側と内側部材の一部だ
けが側壁を介してリアクタチャンバに突出する。ガスフ
ィードブロックの面は露出されない。
【0014】ガス散布ノズルの上述の実施例の別の形態
では延出した外側、内側部材が備えられている。この変
形例では、リアクタチャンバに対面する外側、内側部材
の端部がウエハペデスタルの側壁から内側方向に放射状
に延出している。延出したノズル形体により、リアクタ
内で処理を受けるウエハのできるだけ近くにガスを送る
ことができる。ウエハの近くにガスを送ることにより、
ウエハ表面にわたってガスをより均一に散布させられる
ので、そのことはいくつかの処理工程では望ましいもの
である。また、この形体により、ガスの流れをチャンバ
の壁から離すことができるので、チャンバ側壁近くで、
チャンバ壁上の堆積物を乱して、チャンバ内に散乱さ
せ、処理対象のウエハを汚染しかねない乱れを取り除
く。
【0015】本発明における放射ガス散布装置は従来の
装置の多くの欠点を解消し、これらの従来例では見られ
ない汎用性をもたらす。たとえば、本発明の比較的控え
めなノズルアセンブリでは、従来の装置に特徴的なガス
散布リングに比べると、チャンバ側壁内で必要なスペー
スははるかに少なくて済む。ノズルを用いることにより
スペースが除かれ、リアクタ全体をより小型にすること
ができる。ノズルとリアクタ側壁の境界面も、従来のガ
ス散布リングに関する大きな境界面に比べて、極めて小
さいものとなる。これらのより小さな境界面は密封する
のが容易になる。たとえば、リアクタの側壁に埋め込ま
れているガスフィードブロックを有する放射ガス散布装
置の実施例では、ノズルの端部のみが壁を介してチャン
バに延出している。リアクタ側壁とノズルアセンブリの
間の境界面を密封するのに必要なのは小さいOリングだ
けでよい。密封面は比較的小さいので、リークパスを抑
えるのに必要な寸法公差は、従来の放射ガス散布装置の
ガス散布リングとリアクタ側壁との大きな境界面より容
易に確保できる。
【0016】本発明のさまざまな実施例の好ましい構造
は、プラズマによる浸食に耐性のある材料からなるの
で、従来のガス散布リング構造よりも非常に有利でもあ
る。従来のリングがアルミニウムからなる場合、これが
一般的であるが、エッチングガスやプラズマの浸食効果
を受けやすいので、頻繁に取り替えなくてはならない。
ステンレススチールも従来のリングを製造するのにしば
しば用いられるが、これがプラズマにさらされると、望
ましくない重金属汚染物を処理を施されるウエハ上に散
乱させる。もちろん、この問題点も、従来のリングをセ
ラミックやそのほか本発明の実施例に類似した浸食耐性
材料で形成すれば回避することができる。しかし、比較
的サイズの大きな従来のリングでは、このような材料で
形成することは問題がある。たとえば、大きなセラミッ
ク構造物を製造することは非常に難しく、もろくなりや
すい。直径が8インチ以上のウエハを処理することを意
図した大きなリアクタチャンバでは、この問題は特に顕
著となる。本発明におけるガス注入スリットノズルはこ
のような問題を回避する。
【0017】従来のガス散布リングに関する上述したガ
スの流れが不均一になる問題も、本発明によって回避さ
れる。ガスは単一の点にある従来例のガス散布リングに
送られるので、この入力点近くのノズルの流れは離れた
ノズルよりも強くなる。しかし、本発明によれば、各ノ
ズルはそれぞれがガス受け入力点を有する。したがっ
て、各ノズルからのガス流量は、望めば、同一にするこ
とができるので、チャンバ内に均一な流れのパターンを
作ることになる。もちろん、均一なガスの流れのパター
ンを望まなければ、本発明の放射ガス散布装置は汎用性
があるので、それぞれのノズルからの流量をユーザが望
むようにすることができる。また、実施例の中には、そ
れぞれのノズルから異なるガスあるいは異なる混合ガス
を供給することができるものがある。従来の装置には、
各ノズルごとに望ましい流量とガス組成を選択するとい
う汎用性がない。
【0018】上述の効果のみならず、本発明の別の目的
と効果は、添付の図面を参照しながらこのあとの詳細な
説明から明らかになろう。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明はプラズマリアクタのため
のガス注入システムに関する。プラズマリアクタガス注
入システムはチャンバ内にガスを散布するための一つ以
上のガス散布装置を有する。たとえば、リアクタはガス
をチャンバ内に散布させるためのリアクタの頂部にある
いはその近辺に天井ガス散布装置を配置することができ
る。このような装置は本願の先願(すなわち、米国特許
出願番号08/307,888、出願日1994年9月
16日)と係属中の米国特許出願番号08/551,8
81、出願日1995年10月16日に開示されてい
る。リアクタはまた放射ガス散布装置を、ガスをチャン
バ内に放射状に散布するリアクタの側壁、あるいはその
近辺に配置してもよい。本発明における放射ガス散布装
置の好ましい実施例について次に開示する。
【0020】放射ガス散布装置の好ましい実施例は、少
なくとも一つの円形スリットノズル100(またはスロ
ット穴付きノズルともいう)を用いている。図2(a)
から図2(b)はこれらのノズル100の一つを示して
おり、しかもその好ましい外形を示している。図2
(a)はノズル100を形成する部品を示したノズル1
00の拡大図であり、図2(b)は組み立てられたノズ
ル構造の断面図である。ノズル100は外側部材102
と、内側部材104と、ガスフィードブロック106
と、カバー108と、2つの密封Oリング110と11
2とを有する。内側部材104は外側部材102の中央
ボア114に挿入される。このように組み合わされたア
センブリは、密封Oリング112が取り付けられたあ
と、ガスフィードブロック106のボア116に挿入さ
れる。最後に、密封Oリング110はカバー108の裏
面にある(図2(b)に示されている)溝120に取り
付けられ、カバー108はガスフィードブロック106
上に取り付けられる。カバー108は任意のやり方で、
たとえば(図示しない)ねじによって、固定することが
できる。
【0021】内側部材104は段差のある円筒形をして
いる。カバー108に対向する端部から始まり、内側部
材104は長い円筒状の端部122を有し、この端部1
22は直径がこの端部より大きな、端部より短い円筒状
中間部124に移行する。内側部材104はさらに大き
な直径の円板状先端キャップ126で終わる。端部12
2と、中間部124と先端キャップ126はすべて同軸
上にある。
【0022】外側部材102は両側が開放された段差付
き中空円筒形状をなす。カバー108に対向する端部か
ら始まり、外側部材102は長い円筒状スリーブ128
を有し、このスリーブ128は同軸の円筒マニホールド
部130に移行する。マニホールド部130の直径はス
リーブ128よりも大きく、これにより(図2(b)に
示す)平坦な環状面132が移行点に形成される。マニ
ホールド部130の外側は環状空隙134を有する。外
側部材102の中央ボア114に延出するホール136
がこの環状空隙134の底面の周囲に規則的に配置され
ている。中央ボア114は前述の移行点でスリーブ12
8の内径に対応する第1の直径を有する。そこから、中
央ボア114は、ホール136がボア114の中に開口
される場所の近くのより大きな直径方向に外側に先細り
になっている。中央ボア114の残りの長さはこの大き
な直径を有する。ただし端部ポケット138は、さらに
大きな直径を有する。
【0023】内側部材104の円板状先端キャップ12
6と円筒状中央部124はそれぞれ、端部ポケット13
8と中央ボア114のある部位にはめ込まれる。内側部
材の円筒状中央部124と中央部124が連結するボア
114の当該部位の寸法は、無理にはめ込まれてはいな
いが、密着しているのが好ましい。このサイジングによ
って、外側と内側の部材102と104を容易に組み立
てることができ、内側部材104の長い端部122を外
側部材の中央ボア114の長軸と同軸状の中央部124
から延出させることができる。この同軸位置合わせは、
内側部材と外側部材の端部によって形成される(図2
(b)に示される)スロット付きアパーチャ140が均
一の幅を確実に持つようにするために必要である。先端
キャップ126と端部ポケット138は内側部材104
が外側部材102のさらに縦方向に移動するのを防ぐよ
うに設計されている。したがって、先端キャップ126
の直径がポケット138の裏に接合するのに十分な大き
さである限り、密着はめ込みは求められない。さらに、
先端キャップ126の厚さとポケット138の深さをほ
ぼ等しくして、カバー108に近接するこれらの構造の
端部が互いに面一になるようにするか、あるいは先端キ
ャップ126をポケット138よりやや厚くしてもよ
い。後者の形状は、ノズル構成要素間がいかに小さな公
差不一致であっても、密封Oリング110の力がカバー
108にかかるのにかかわらず、カバー108が十分に
先端キャップ126と接触し、内側部材104を外側部
材102にしっかりと押し込むことが確実に保証される
ので好ましい。内側部材104の中央部124は、ホー
ル136が中央ボア114に開口する点まで外側部材1
02に延出する。このようにして、(あとで詳細に説明
する)ホール136を介したガスの流れが妨げられな
い。内側部材104の長い端部122は中央部124か
ら外側部材102のボア114の残りの部分まで延出す
る。長い端部122は外側部材102のスリーブ部12
8の端部と面一になるところまで延び、その点で前述の
スロット付きアパーチャ140を形成する。スリーブ部
128の内径と長い端部122の直径は、これによって
形成されるアパーチャ140が約0.010から0.0
30インチまでの幅(理想的には約0.020インチ)
を有し、外周から計測する直径が約0.30から1.0
0インチまで(理想的には約0.40インチ)となるよ
うな大きさであるのが好ましい(1インチ=約25.4
mm)。
【0024】ガスフィードブロック106は段差中央ボ
ア116を有する。このボア116の前方部の直径はス
リーブ部128の外側の直径に略対応するものである
が、わずかにそれより大きくスリーブ部がブロック10
6に挿入しやすくなっている。無理なはめ込みではない
ものの、密着したはめ込みが好ましい。加えて、ボア1
16の前方部の長さは本発明のこの実施例におけるスリ
ーブ部128と略同一である。よって、取り付けられる
とき、スリーブ部128と内側部材104の長い端部1
22の端部はガスフィードブロック106の前部と略面
一となる。ガスフィードブロックボア116はまた、前
方部よりも直径の大きい後方部を有する。このより大き
な直径は外側部材102のマニホールド部130の外径
よりやや大きいものの、ほぼ対応する。ここで再び、外
側部材102のマニホールド部130とガスフィードブ
ロックボア116の後方部は、無理なはめ込みではない
が密着したはめ込みであるのが好ましい。ガスフィード
ボア116と外側部材102とが無理なはめ込みではな
く密着したはめ込みであるのが好ましいのは、このよう
にはめ込むことにより、組み立てあるいは分解を妨げる
ことなく、適切にこれらの構成要素を位置合わせするこ
とができるからである。ガスフィードボア116の前方
部と後方部の移行部が内面142を形成する。この内面
142は密封Oリング112が取り付けられる溝118
を、図2(b)に示すように有している。あるいは、図
示されていないが、Oリング112が、Oリング112
が部材の平坦な環状面132に接するまで外側部材10
2のスリーブ部128上を滑動するような内径を有する
ようにしてもよい。また、ガスフィードブロックボア1
16の内面142に一つも溝を形成しないこともありう
る。むしろ、Oリング112は、変形して、環状面13
2と内面142との境界面を密封する圧縮Oリングであ
るのがよい。また、内面142は平坦な環状面132を
ストップさせ、それによって、外側部材102がブロッ
ク106にさらに挿入されるのを防ぐ。ガスフィードブ
ロックの後部ボア部の長さは、外側部材102のマニホ
ールド部130の長さにほぼ対応し、これにより、先端
キャップ124と、マニホールド部130とガスフィー
ドブロック106の後方で面する表面が互いに面一とな
る。また、ブロック106の底面を介してガスフィード
ホール144がある。このガスフィードホール144は
(ブロック106に取り付けられるとき)マニホールド
部130の環状空隙134の内部に開口する。
【0025】カバー108の内側と外側で面する側はガ
スフィードブロック106の後方面と全般的なサイズと
形状が同じである。カバー108の内側で面する側はカ
バー108がガスフィードブロック106に固定される
前に密封Oリング110が取り付けられる環状溝120
を有する。カバー108は任意の手段(たとえばねじな
ど)によってガスフィードブロック106の後方面と固
定される。いったん取り付けられると、カバー108は
ガスフィードブロックボア116内で内面142に対し
て上方に外側部材102を保持して、Oリング112に
圧縮力を与える働きをする。また、カバー108は外側
部材102内で内側部材104を保持し、ガスフィード
ブロック106に密封Oリング110を付勢する。
【0026】作動時、ガスは、ガスフィードブロック1
06のガスフィードホール144の外側端部に送られ
る。ガスはホール144を通って移動し、外側部材10
2の環状空隙134とガスフィードブロック106の内
面によって形成されるマニホールドチャンバ146内に
送られる。そののち、ガスはマニホールドチャンバ14
6の周囲を流れ、環状空隙134の底面のホール136
を流れる。その結果、ガスはマニホールド部130の内
面と内側部材104の長い端部122の内面によって形
成される第2のマニホールドチャンバ148に入る。そ
こから、ガスは外側部材102のスリーブ部128の内
面と長い端部122の外面との間の環状空間に流れる。
最後に、ガスはノズル100の前方端部に形成されたス
ロットアパーチャ140から出る。外側部材102とガ
スフィードブロック106との間のOリング112によ
り、ガスがスリーブ部128とガスフィードブロック1
06の内面との間の経路に沿って流れるのが防がれる。
ガスフィードブロック106の裏面とカバー108との
間のOリング110は真空密封され、マニホールド部1
30の外部表面とガスフィードブロック106の隣接す
る内面との間にガスが流れないようにされている。密封
Oリング110に求められる任務に鑑みれば、カバーを
介してリークパスを形成するいかなるカバー取り付け手
段(たとえばねじなど)は密封Oリング110の周辺外
側に取り付けられるのが好ましい。このようにして、取
り付け手段を介した考えうるいかなるリークパスも回避
される。
【0027】図3は本発明における放射ガス散布装置を
有したプラズマリアクタ200を示している。この場
合、4つの均等に配置されたスロットノズル100は円
筒状リアクタハウジングの側壁202に取り付けられて
いる。ノズル100は任意の手段によってリアクタハウ
ジングに固定されていてもよいし、各ノズル100と側
壁202の境界面204はガスがその境界面204から
漏れないように任意の公知の方法で密封してもよい。リ
アクタ200はまた処理対象である半導体ウエハ208
を支持するウエハペデスタル206を有する。リアクタ
ハウジングに巻き付けられたRFコイルアンテナ210
は整合RF電源212によって電力が投入される。RF
電源214がまた、ウエハペデスタル206に接続して
いる。しかし、別の電源構成を用いてもよい。たとえ
ば、RFアンテナコイルとRF電源が電磁コイルに取り
替えられて、電力がウエハペデスタル206にのみ入力
されるような磁気強化反応イオンエッチング装置を用い
てもよい。真空ポンプ216と(図示しない)スロット
ル弁がチャンバ内部ガス圧力を制御する。図3に示した
リアクタは4つのノズル100を有するが、本発明がこ
のような実施例に限定されることを意図しているのでは
ない。むしろ、任意の数のノズル100を、所望なよう
に用いてもよい。また、図3のリアクタは天井ガス散布
装置218を有するようにしてもよい。この構成要素は
任意であることを示すために点線で示してある。
【0028】図3において、ガス供給部220はインレ
ット管222を介してスロットノズル100のそれぞれ
に接続されている。各ノズル100は(図示しない)そ
れぞれのガス供給部220を有しているか、任意の数の
ノズル100がガス供給部を共有するようにしてもよ
い。しかし、それぞれのノズル100がそれ自身でガス
供給部220を有するという実施例には、いくつかの重
要な利点、効果がある。このような構成によって、異な
るガス、あるいは混合ガスを各ノズル100から分散さ
せることが可能となる。このような特徴の一つの可能な
利用法としては、特定のガスをそれが必要なリアクタチ
ャンバ205のある部分にフィード、ほかの場所には送
らないというものがある。たとえば、エッチング種の濃
度がチャンバ205のある領域であまりにも低いと判断
されると、その領域に最も近いノズル100に対してほ
かのノズルに供給されるよりも濃厚な混合ガスを供給す
ることができる。異なるガス供給部を用いる別の利用法
としては、ノズル100から異なるガスを供給するとい
うものがある。これらのガスはリアクタチャンバ205
内で互いに反応するようになっている。単一フィードガ
ス散布リング14を用いた(図1に示したような)従来
の放射ガス散布装置では上記の作業を遂行することがで
きない。単一のガスフィード18と単一のガス供給部2
4が典型的に従来装置で用いられているので、チャンバ
12に供給されるガスはあらかじめ混ぜておかなくては
ならない。したがって、異なるガスあるいは濃縮ガスを
チャンバ12に同時に供給することができない。
【0029】再び図2(a)と図2(b)を参照する
と、溝付ノズル100の部分はノズル100を介してリ
アクタチャンバに注入されるガスにあるプラズマやガス
種の侵入を抑える材料で形成するのが好ましい。好まし
い材料としては、セラミック、たとえばアルミナ、サフ
ァイア、窒化アルミニウム、窒化シリコンなど、や多種
のガラス−セラミック材料などが挙げられる。しかし、
石英ガラス(あるいは任意の好適な石英ガラス)と、ポ
リイミドやポリエテルイミドなどの重合材料を用いるこ
とも可能である。特に、少なくとも外側と内側部材10
4、106はこのような抗浸食材料の一つから形成する
のが好ましい。図3に示したノズル100の実施例はま
た、(図2(a)、2(b)の)ガスフィードブロック
106の前方面がチャンバ205の内部に露出してい
る。したがって、この前方面(あるいはガスフィードブ
ロック106全体)を、浸食性のある処理ガスと接触す
るほかのあらゆる面同様、抗浸食材料で形成するのが好
ましい。
【0030】あるいは、ガスフィードブロック106を
リアクタ側壁202’に埋め込んで、図4に示すよう
に、内側、外側部材102’、104’の前方端のみを
側壁202’を介してリアクタチャンバに突出させるよ
うにしてもよい。これによって、プラズマから分離する
ので、ガスフィードブロック106はスパッタリングへ
の耐性を必ずしも有さない材料で製造することもでき
る。たとえば、ガスフィードブロック106はステンレ
ススチールを材料とすることができる。この材料を用い
ることにより、セラミックなどと比較して比較的労力が
軽減されるので、ブロックの製造が容易になる。また、
ステンレススチールを用いるとさらに、ブロック106
を通って流れる処理ガスの浸食効果への耐性をできると
いう利点がある。この設計はまた、ノズル100’とリ
アクタ側壁202’の間の境界面の密封を簡単にする。
図4に示すように、境界面を密封するのに必要なのは、
比較的小形のOリング230だけである。しかし、リア
クタの内部に対面するノズル100’の外側、内側部材
102’、104’の端部はガスフィードブロック10
6の前方面を超えて延出して、側壁202’を介してリ
アクタの内部に突出するようにしなくてはならない。図
示した実施例において、外側、内側部材102’、10
4’の端部はリアクタ側壁202’の内面と面一になっ
ている。また、カバー108’は修正を加えられて、リ
アクタ側壁202’の外側に取り付けられている。これ
により、ノズル100’をリアクタの側壁202’に取
り付け、固定するのを簡単にする。加えて、外側部材1
02’、内側部材104’の外側で対面する表面と、ガ
スフィードブロック106はリアクタ側壁202’の外
側表面と略面一にされて、密封Oリング110が依然と
してブロック106の表面と接触するようになってい
る。上述の利点、効果により、図4に示した本発明の実
施例が最も好ましいと思われる。
【0031】本発明におけるノズル100”の別の実施
例では、ガスフィードブロックが除かれている。その代
わりに、図5に示すように、リアクタ側壁202”それ
自体が(図2(a)、2(b)のガスフィードブロック
106に関するボア116とガスフィードホール144
と同じ寸法の)ボアとガスフィードホールを組み込むよ
うに変更されている。外側部材、内側部材102、10
4はそれからリアクタ側壁202”のボアに取り付けら
れる。この別の実施例では、カバー108をリアクタ側
壁202”の外側に取り付けてもよい。ノズルアセンブ
リ100”とリアクタ側壁202”の境界面は環状溝1
18’に設けられたOリング112によって封止され
る。しかし、リアクタ側壁202”が陽極化アルミニウ
ムなどからなる場合は、側壁の一部分232が処理ガス
と直接接触し、ガスの浸食効果を受けやすいのでこの実
施例は好ましくないことに注意されたい。
【0032】本発明のスロットノズルの前述のどの実施
例においても、(一例として図4の実施例を用いた)図
6に示すように、外側部材102”のスリーブ部12
8’と内側部材104”の長い円筒形端部122’を伸
ばして、チャンバ205に延出するようにしてもよい。
本発明の延長したノズルの実施例により、リアクタ内で
処理される半導体ウエハに近づけてガスを散布すること
が可能になる。ウエハにできるだけ近づけて処理ガスを
送ることは、ウエハ表面にガスをより均一に散布するこ
とができるので、いくつかの処理作業工程で望ましいも
のである。また、この構成は、チャンバ側壁近くでノズ
ルからのガスの流れによって起こる乱れを実質的に取り
除く。これは、乱れがチャンバ側壁を覆う堆積残留物を
乱しやすくして、その材料の薄片をチャンバ内に分散さ
せて、処理されるウエハを汚染する原因になりうるの
で、好ましい。
【0033】再び図2(a)、2(b)を参照すると、
ホール136を用いて、ガスを第2のマニホールドチャ
ンバ148に均一に散布することを容易にする。好まし
くは、これらのホール136が外側部材102の周辺に
均等に配置されているのがよい。第1のマニホールドチ
ャンバ146を用いて、ガスフィードブロックホール1
44からの噴射するおそれのあるガスの流れを穏やかに
し、第1のチャンバ146全体に散布するようにする。
同様に、第2のマニホールドチャンバ148を用いて、
ホール136から放出される噴射する危険のあるガスの
流れを穏やかにして、第2のチャンバ148全体にガス
を散布するようにする。2つのマニホールドチャンバ1
46、148の相互作用の実効結果と、均等に配置され
たホール136とにより、確実にノズル100のスロッ
トアパーチャ140から概して均一にガスが流れるよう
になる。
【0034】ホール136の数とその直径は、スロット
アパーチャ140の寸法と関連して、(一定のガス供給
圧力に対する)ノズル100からのガス流量を実質的に
決定する。よって、望ましい流量を確定する一つの方法
は、ホール136の数を変えることである。通常、多く
のホール136が用いられるほど、ガス流量は大きくな
る。好ましいガス流量を確定するもう一つの方法は、ホ
ール136の直径を変えることである。その場合、一般
に直径が大きいほど、ガス流量が大きくなる。しかし、
上述のように、外側部材102を抗浸食性のセラミッ
ク、石英ガラス、重合材料で形成することがまた好まし
い。これらの材料に関連した機械的、製造上の制約がホ
ール136の直径と、ホール136の数を制限する。特
に、(多くの金属と比較すると)このような材料に比較
的小さなホールを形成することは難しい。実際に形成で
きる最も小さいホールは、直径が約0.030から0.
050インチである。しかし、ホールにはめ込まれた、
(図示しない)流量が制約された差し込みを用いること
によって、ガス流量を制約する任務を遂行するために機
械的、製造上の制約に適応するようにより大きなホール
も形成できる。前述の任務についての適した差し込みの
設計を決定する構造と要因は、当業者には公知であり、
本発明の新規な様態とはならない。したがって、ここで
はこれらの差し込みについての詳細な説明はしない。ま
たホール136近辺の外側部材102の構造上一貫性も
考慮する必要がある。部材102の製造が難しくなると
か不都合にこわれやすくなるようなホール136をあま
り多くしてならない。前記の機械上、製造上の制約に関
係なく、ホール136の数、直径を変えたり、および/
または差し込みを用いることによって、ガス流量を現在
望ましいものにすることができると考えられる。
【0035】実験を行ったこの実施例において、それぞ
れのノズルは約0.20インチの直径の4つのホール1
36を有していた。外側部材102のスリーブ部128
の内径と内側部材104の長い端部122の直径は、ア
パーチャが直径0.40インチ、幅が0.02インチと
なるように選択された。差し込みは一つも取り付けられ
なかった。この構成によってノズル100から均一なガ
スの流れのパターンと受け入れ可能なガス流量(すなわ
ち約150から200sccm)とできることがわかっ
た。
【0036】リアクタチャンバ内に均一なガスを散布す
るための好適なガス流量は各ノズル100で通常同じで
あるが、そうでなくともよい場合がある。なかには、ノ
ズル100ごとに流量を変えるほうが効果的である場合
もある。たとえば、図3に示す本発明の実施例では、ノ
ズル100がそれぞれ別のガス供給部220を有してお
り、装置はそれぞれのノズルからそれぞれ異なるガスを
供給することができる。それぞれ好適な濃度のガスを確
実にチャンバ205に供給できるように個々のノズルの
ガス流量を調整することも効果的である。流量をノズル
100ごとに変えるには、上記のようにホール136の
数および/または直径を変えればよい。また、上述の差
し込みをこの目的のために利用してもよい。各供給部2
20からのガスの圧力を変えて、好ましい流量にするこ
ともできる。
【0037】本発明を好ましい実施例について詳しく説
明してきたが、本発明の趣旨や範囲から逸脱することな
く変更や、修正もできることを理解されると思われる。
【0038】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、スペースをとらず、密封表面積が小さいプラズマ
リアクタガス注入システムが提供される。
【図面の簡単な説明】
本発明の特定の特徴、様態、効果は以下の説明、添付の
特許請求の範囲、および添付の図面を参照すればよりよ
く理解されるであろう。図面において、
【図1】ガス散布リングを用いた典型的な放射ガス散布
装置の従来例を示すプラズマリアクタの一部の断面図で
ある。
【図2】(a)は、放射ガス散布装置で用いられるスリ
ットノズルの第1の実施例の斜視拡大図であり、(b)
は、(a)の組み立てられたスリットノズルを示す断面
図である。
【図3】図2(a)又は(b)に示されたタイプの4つ
のスリットノズルを組み込んだプラズマリアクタの一部
を示す断面図である。
【図4】ノズルがプラズマリアクタの側壁に埋め込まれ
た放射ガス散布装置で用いられるスリットノズルの第2
の実施例の断面図である。
【図5】先の実施例のガスフィードブロックが除かれて
いる放射ガス散布装置に用いられるスリットノズルの第
3の実施例を示す断面図である。
【図6】図4のスリットノズルの実施例の別の型を示す
適例の断面図で、ノズルの外部および内部部材がリアク
タチャンバに延びている。
【符号の説明】
100…スリットノズル、106…ガスフィードブロッ
ク、108…カバー、110,112…Oリング、12
2…端部、128…スリーブ、130…マニホールド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スティーヴ エス. ワイ. マク アメリカ合衆国, カリフォルニア州, プレザントン, モンテヴィノ ドライヴ 878 (72)発明者 ドナルド オルガド アメリカ合衆国, カリフォルニア州, パロ アルト, メルヴィル アヴェニュ ー 831 (72)発明者 ゲラルド ゼヤオ イン アメリカ合衆国, カリフォルニア州, クパティノ, ビリチ プレイス 10132 (72)発明者 ティモスィー ドリスコル アメリカ合衆国, モンタナ州, ハミル トン, フォーリー レーン 637 (72)発明者 ジェイムズ エス. パパヌ アメリカ合衆国, カリフォルニア州, サン ラファエル, ホーリー ドライヴ 351 (72)発明者 アヴィア テップマン アメリカ合衆国, カリフォルニア州, クパティノ, レインボー ドライヴ 21610

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラズマリアクタであって、 側壁を有するリアクタチャンバと、 処理しようとするウエハを保持するペデスタルと、 ガス注入システムであって、 それぞれが少なくとも1つのプロセスガスを含む複数の
    ガス供給部と、 前記チャンバ側壁に配置されるガス散布装置であって、
    前記ガス散布装置は、チャンバの内部を向くスロットア
    パーチャを有する複数のガス散布ノズルを備える、前記
    ガス散布装置と、 1つのガス散布ノズルと1つの供給部との間を介して両
    者を接続させるための、複数のガスフィードラインとを
    備えるガス注入システムとを備えるプラズマリアクタ。
  2. 【請求項2】 前記ガス散布ノズルが、相互に等しい間
    隔で前記チャンバの周囲に配置される請求項1に記載の
    プラズマリアクタ。
  3. 【請求項3】 前記ガス散布ノズルのそれぞれが、環状
    の外側部材に囲まれる円筒形の内側部材を有して、環状
    チャンネルが前記外側部材と前記内側部材の間に形成さ
    れ、前記環状チャンネルは、スロットアパーチャを有し
    た環状ギャップを有する、前記内側部材の第1の端部と
    前記外側部材の第1の端部まで延び、前記環状チャンネ
    ルは、ガスがスロットアパーチャに流れ、チャンバ内に
    流入することを可能にする請求項1に記載のプラズマリ
    アクタ。
  4. 【請求項4】前記ガス散布ノズルのそれぞれが更に、内
    部に前記外側部材が配置される貫通ボアを有するガスフ
    ィードブロックを備える請求項3に記載のプラズマリア
    クタ。
  5. 【請求項5】 前記外側部材が、 外部環状キャビティであって、前記外部環状キャビティ
    は前記ガスフィードブロックの側壁と協働して、第1の
    マニホールドチャンバを形成する、前記外部環状キャビ
    ティと、 前記第1のガスマニホールドチャンバから、前記外側部
    材と前記内側部材の間の前記環状チャンネルへと、ガス
    を流れさせる通路を与える複数のホールないし穴とを備
    える請求項4に記載のプラズマリアクタ。
  6. 【請求項6】 前記外側部材の前記ホールが、前記外側
    部材の周縁の周りに沿って均等な間隔で配置される請求
    項5に記載のプラズマリアクタ。
  7. 【請求項7】 各ノズルのスロットアパーチャからのガ
    スの所望の流量を与えるように、前記外側部材の数と直
    径が選択される請求項5に記載のプラズマリアクタ。
  8. 【請求項8】 前記外側部材と前記内側部材の間の前記
    環状チャンネルが、前記複数のホールが前記環状チャン
    ネルに開口する場所に応じて第2のマニホールドチャン
    バを備える請求項5に記載のプラズマリアクタ。
  9. 【請求項9】 前記第2のマニホールドチャンバが、ス
    ロットアパーチャに最接近する端部で狭くなっており、
    環状チャンネルの残りの部分はスロットアパーチャとほ
    ぼ同一の断面寸法を有する請求項8に記載のプラズマリ
    アクタ。
  10. 【請求項10】 ガスフィードブロックが更に、ブロッ
    クの外側に開いた第1の端部と、第1のマニホールドチ
    ャンバに開いた第2の端部とを有したガスフィードホー
    ルを有し、 ガスフィードラインの一つが、ガスがガスフィードホー
    ルを通って第1のマニホールドチャンバに流れるよう
    に、ガスフィードホールの第1の端部に接続される請求
    項5に記載のプラズマリアクタ。
  11. 【請求項11】 外側部材の外部とガスフィードブロッ
    クボアの側壁の間にガスの通路ができることを防止する
    ためのシール手段を更に備える請求項5に記載のプラズ
    マリアクタ。
  12. 【請求項12】 該プラズマリアクタの外部から該ノズ
    ルの中へのガスの通路ができることを防止するためのシ
    ール手段を更に備える請求項5に記載のプラズマリアク
    タ。
  13. 【請求項13】 該ノズルのそれぞれの外部と該チャン
    バ側壁の間のガスが該プラズマリアクタの外部へ通過す
    る通路ができることを防止するためのシール手段を更に
    備える請求項1に記載のプラズマリアクタ。
  14. 【請求項14】 該外側部材が、該チャンバ側壁のボア
    の中に配置される請求項3に記載のプラズマリアクタ。
  15. 【請求項15】 ガス散布ノズルのそれぞれのガスフィ
    ードブロックが該プラズマリアクタの側壁の中に埋め込
    まれ、該外側部材と該内側部材の一部だけが、該リアク
    タチャンバの側壁を突き抜けて突き出る請求項4に記載
    のプラズマリアクタ。
  16. 【請求項16】 該外側部材と該内側部材の一部が、ペ
    デスタルの方向へ、該側壁から該チャンバの中へと放射
    方向に離れるように伸びる請求項3に記載のプラズマリ
    アクタ。
  17. 【請求項17】 該ガス散布ノズルのそれぞれの該外側
    部材と該内側部材が、プロセスガスの少なくとも1つか
    らの攻撃及びリアクタチャンバに存在する他のガスの攻
    撃に対して、実質的に耐性を有する材料を備える請求項
    3に記載のプラズマリアクタ。
  18. 【請求項18】 前記実質的に耐性を有する材料が、
    (a)セラミックと、(b)石英ガラスと、(c)ポリ
    マー材料との1つを備える請求項17に記載のプラズマ
    リアクタ。
  19. 【請求項19】 前記複数のガス供給部のそれぞれが、
    別々のガス又は混合ガスを有することができ、また、別
    々の圧力を有することができる請求項1に記載のプラズ
    マリアクタ。
  20. 【請求項20】 ガス散布ノズルのそれぞれが、チャン
    バ内へ流入するガス流量が異なるようにできる請求項1
    に記載のプラズマリアクタ。
  21. 【請求項21】 ガス散布ノズルのそれぞれのスロット
    アパーチャが、約0.30インチ〜約1.00インチな
    いし約7.62mm〜約25.4mmの直径を有する請
    求項1に記載のプラズマリアクタ。
  22. 【請求項22】 ガス散布ノズルのそれぞれのスロット
    アパーチャが、約0.010インチ〜約0.030イン
    チないし約254μm〜762μmの幅を有する請求項
    1に記載のプラズマリアクタ。
  23. 【請求項23】 外側部材ホールが4つ存在し、これら
    のそれぞれが、約0.20インチないし5.08mmの
    直径を有する請求項5に記載のプラズマリアクタ。
  24. 【請求項24】 ガス散布ノズルが4つ存在する請求項
    1に記載のプラズマリアクタ。
  25. 【請求項25】 プラズマリアクタであって、 側壁を有するリアクタチャンバと、 処理しようとするウエハを保持するペデスタルと、 ガス注入システムであって、 少なくとも1つのプロセスガスを含むガス供給部と、 前記チャンバ側壁に配置されるガス散布装置であって、
    前記ガス散布装置は、チャンバの内部を向くスロットア
    パーチャを有する複数のガス散布ノズルを備える、前記
    ガス散布装置と、 それぞれのガス散布ノズルと供給部との間を介して両者
    を接続させるための、複数のガスフィードラインとを備
    えるガス注入システムとを備えるプラズマリアクタ。
  26. 【請求項26】 該ガス散布ノズルのそれぞれの該外側
    部材と該内側部材が、プロセスガスの少なくとも1つか
    らの攻撃及びリアクタチャンバに存在する他のガスの攻
    撃に対して、実質的に耐性を有する材料を備える請求項
    25に記載のプラズマリアクタ。
  27. 【請求項27】 前記実質的に耐性を有する材料が、
    (a)セラミックと、(b)石英ガラスと、(c)ポリ
    マー材料との1つを備える請求項26に記載のプラズマ
    リアクタ。
  28. 【請求項28】 ガス散布ノズルが4つ存在する請求項
    25に記載のプラズマリアクタ。
  29. 【請求項29】側壁を有するリアクタチャンバと、 処理しようとするウエハを保持するペデスタルと、 ガス注入システムであって、 複数のガス供給部と、 1つが前記複数のガス供給部の1つに接続するチャンバ
    の内部を向く複数のガス散布ノズルを備えるガス散布装
    置とを有する前記ガス注入システムと、を有するプラズ
    マリアクタの中で、前記ガス注入システムを用いるため
    の方法であって、 ガス散布ノズルのそれぞれからガス流れを与えるステッ
    プであって、該ガス流れは、ノズルのそれぞれに対して
    別々の流量を与えることが可能な、前記ステップを有す
    る方法。
  30. 【請求項30】側壁を有するリアクタチャンバと、 処理しようとするウエハを保持するペデスタルと、 ガス注入システムであって、 複数のガス供給部と、 1つが前記複数のガス供給部の1つに接続する、チャン
    バの内部を向く複数のガス散布ノズルを備えるガス散布
    装置とを有する前記ガス注入システムと、を有するプラ
    ズマリアクタの中で、前記ガス注入システムを用いるた
    めの方法であって、 ガス散布ノズルのそれぞれからガス流れを与えるステッ
    プであって、該ガスは、ノズルのそれぞれに対して、
    (i)別々のガス種であるか、あるいは、(ii)別々
    のガス種混合物であるか、のいずれかであることが可能
    である、前記ステップを有する方法。
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