JPH1097748A - マルチディスクプレーヤ - Google Patents

マルチディスクプレーヤ

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Publication number
JPH1097748A
JPH1097748A JP14606897A JP14606897A JPH1097748A JP H1097748 A JPH1097748 A JP H1097748A JP 14606897 A JP14606897 A JP 14606897A JP 14606897 A JP14606897 A JP 14606897A JP H1097748 A JPH1097748 A JP H1097748A
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JP
Japan
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disk
magazine
arm
pin
lever
Prior art date
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Pending
Application number
JP14606897A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Yamazaki
洋一 山崎
Shogo Takeuchi
章悟 竹内
Kimihiro Yoshitake
希海寛 吉武
Akira Takahashi
章 高橋
Nobumitsu Tomita
信光 冨田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マガジンに対してディスクを出し入れする際
にディスクの表面が傷つくことのないマルチディスクプ
レーヤを提供する。 【構成】 ハウジング内に設けられた再生手段と、複数
枚のディスク各々を担持する担持部及び前記ディスクの
出し入れを行うための開口部を有しかつ前記ハウジング
内の所定装着部に着脱自在に装着される収納手段と、収
納手段内のディスクを選択して再生手段に搬送し且つ再
生手段から収納手段内にディスクを搬送するディスク搬
送機構とを含むマルチディスクプレーヤにおいて、担持
部にはディスク外周縁を担持する担持突起を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マルチディスクプレー
ヤに関する。
【0002】
【従来技術】複数枚のディスクを連続して演奏できるデ
ィスクプレーヤとしてはジュークボックスが一般的に知
られている。ところが、従来のジュークボックスは本体
そのものが非常に大きく、家庭用としては不向きであっ
た。近年、ディジタルオーディオディスク(以下、DA
Dと略称する)と呼ばれ、ディジタル信号を記録するこ
とによって従来のアナログ的に信号を入れたオーディオ
ディスクに比して収容する情報量を増大し得かつ再生の
際の雑音発生も少ないディスクが数種開発され且つ多く
利用されている。この内、特にレーザ光を用いて信号を
記録し且つ読み取る方式で、一般にコンパクトディスク
と呼ばれる外径が約12cmのディスクは、取り扱いが
簡単であると共に、ディスクプレーヤ全体の小型化を可
能とするものである。近時、この小型DADを複数枚、
常時収納でき、これらを連続的に演奏し得る家庭用ジユ
ークボックスとして最適なマルチディスクプレーヤが開
発されている。ちなみに、小型DADは演奏時問が約1
時間と、従来のアナログオーディオディスクのおよそ
1.5倍の情報量を収容することが出来る。そのため、
例えば3枚のディスクには演奏時問が3分前後の曲であ
ればおよそ60曲収容することが可能で、ジャズあるい
は演歌など、ジャンル別に好みの曲を網羅することも容
易となる。マルチディスクプレーヤは基本的には、ター
ンテーブル及びピックアップ等を含む演奏手段と、複数
枚のディスクを所定ピッチで順に配列収納し且つプレー
ヤハウジング内の所定装着部に着脱自在に装着されるマ
ガジンと、該マガジンにおける任意のディスクを順次選
択して上記ターンテーブルのディスク担持面上に搬送し
且つ該ディスク担持面上から上記マガジン内に返送する
ディスク搬送機構とを備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】既に、開発されている
マルチディスクプレーヤにおいては、上記ディスク搬送
機構によってディスクを上記マガジンに対して出し入れ
する際に、マガジンのディスク担持面とディスクの表面
とが擦れ合い、ディスクの表面が損傷しやすいという不
都合があった。
【0004】本発明は上記した点に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところはマガジンに対してデ
ィスクを出し入れする際にディスクの表面が傷つくこと
のないマルチディスクプレーヤを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるマルチディ
スクプレーヤは、ハウジングと、ハウジング内に設けら
れた再生手段と、複数枚のディスク各々を担持する担持
部及び前記ディスクの出し入れを行うための開口部を有
しかつ前記ハウジング内の所定装着部に着脱自在に装着
される収納手段と、収納手段内のディスクを選択して再
生手段に搬送し且つ再生手段から収納手段内にディスク
を搬送するディスク搬送機構とを含むマルチディスクプ
レーヤであって、担持部にはディスク外周縁を担持する
担持突起(13c、13d、13e)が設けられている
ことを特徴とする。
【0006】
【作用】すなわち、本願発明の特徴とするところは、マ
ガジンなどの収納手段内においてディスクを担持収納す
る担持板を、ディスクの外周を担持するように形成する
点にあり、かかる構成を採用することで、ディスクの表
面の損傷を防止すると共に収納部の軽量化及び材料の節
約によるコストの低減を図るものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
【0008】以下、本発明の実施例としてのマルチディ
スクプレーヤを添付図面を参照しつつ説明する。
【0009】図において、参照符号1は当該マルチディ
スクプレーヤの全体を示している。なお、当該マルチデ
ィスクプレーヤは車載用であり、自動車のダッシユボー
ドあるいはコンソールボックスに取り付けられる。
【0010】第1図に示されるように、ハウジング2の
フロントパネル3には、該ハウジング内に設けられた所
定装着部にマガジン5を挿入するための長方形のマガジ
ン挿入口3aが設けられている。このマガジン挿入口3
aは左右方向に伸長している。但し、矢印X方向が左方
である。また、矢印Yは前方を示し、矢印Zは上方を示
している。マガジン挿入口3aは、フロントパネル3に
揺動自在に取り付けられた蓋体6が矢印F方向に揺動す
ることにより閉塞せしめられる。フロントパネル3上に
はまた、当該マルチディスクプレーヤの操作をなすため
の操作ボタン群7,8及び10、並びに表示部11が設
けられている。これら各操作ボタン群7ないし10及び
表示部11はフロントパネル3の左側部にまとめて配設
されており、自動車の運転者がこれらを操作することが
容易となっている。
【0011】第2図(a)ないし(f)に示されるよう
に、マガジン5は全体として偏平な直方体状であり、各
々全く同形状に形成され且つ互いに積み重ねられた2枚
の矩形板状のディスク担持ユニット13と、外径寸法が
該各ディスク担持ユニットと同じであるように形成され
た上板14及び底板15とを有している。各ディスク担
持ユニット13、上板14及び底板15は、複数のスタ
ッド16aと、該各スタッドの先端に形成された雌ネジ
部に螺合するネジ16bにより結合されている。底板1
5はその下面部を除いてディスク担持ユニット13と略
同形状に形成されている。各ディスク担持ユニット13
及び底板15は各々、ディスク17を該ディスクの主面
に沿って移動し得るように担持している。従つて、マガ
ジン5内に収納され得るディスク17の枚数は3枚であ
る。なお、マガジン5がハウジング2内の所定装着部に
装着された状態では、これら各ディスクの配列方向は上
下方向(矢印Z方向及びその反対方向)と一致する。
【0012】第1図及び第2図(b)に示されるよう
に、マガジン5の前面には、該マガジン内に収納したデ
ィスクに収録された曲名などを記したラベル20が貼ら
れている。
【0013】第3図に示されるように、ディスク担持ユ
ニット13内であつてその最深部近傍には鋼板から成る
板状の突出アーム21が設けられており、且つピン21
aによってディスク担持ユニット13に揺動自在に取り
付けられている。この突出アーム21は、その揺動一端
部、この場合、前端部にてディスク17の外周部に係合
し、該ディスクを該ディスクの主面に沿って該ディスク
担持ユニット外、即ちマガジン5外に突出させるための
突出機構として作用する。突出アーム21はディスク1
7の外周に沿つて伸びる弧状部21bと、該弧状部に連
続する直線状部分21cとを有している。直線状部21
cの先端部には該突出アームの本体とは別体の樹脂製の
ディスク係合部材22が取り付けられており、第4図か
ら特に明らかなように、該ディスク係合部材の先端には
ディスク17の主面を挾持し得る溝22aが形成されて
いる。
【0014】第3図及び第5図に示されるように、ディ
スク担持ユニット13の左端部、すなわち、ディスク1
7が突出する方向の端部には、テーパ部13aが形成さ
れており、ディスク17のマガジン5内への収納が円滑
に行なわれるようになっている。
【0015】突出アーム21の揺動支持軸であるピン2
1aの近傍に位置するスタッド16aを中心として回動
するように、保持アーム24が設けられている。保持ア
ーム24はその回動一端部、この場合、左端部にてディ
スク17の外周部に係合して該ディスクをディスク担持
ユニット13内の収納位置に向けて付勢するためのもの
である。但し、保持アーム24のディスク外周部との係
合部にはローラ24aが取り付けられている。保持アー
ム24の回動他端部すなわち右端部には、保持アーム2
4にディスク付勢力を付与する付勢力付与手段としての
コイルスプリング25が連結されている。コイルスプリ
ング25の一端はスタッド16aに連結されている。こ
れら保持アーム24及びコイルスプリング25によっ
て、ディスク17をディスク担持ユニット13内の収納
位置にて保持する保持機構が構成されている。
【0016】ディスク担持ユニット13の後端部には左
右方向(矢印X方向及びその反対方向)に伸長する卜リ
ガレバー26が配置されており、且つ、左右方向におい
て往復動自在となっている。このトリガレバー26は、
上記した保持機構(保持アーム24等)及び突出アーム
21をマガジン5の外部から作動せしめるためのもので
あって、該トリガレバーの左端部26aはディスク担持
ユニット13の外部に露出している。トリガレバー26
は中間レバー27a、ピン27b及び27cを介して突
出アーム21の揺動他端部すなわち後端部に連結されて
おり、突出アーム21はトリガレバー26の往復動に応
じて揺動する。また、保持アーム24は、トリガレバー
26と共に往動(反矢印X方向への移動)するときの中
間レバー27aが該保持アームの回動他端部の一部24
bに係合することによつて、第3図における反時計方向
に回動しこれによつて、該保持アームによるディスク付
勢状態が解除される。なお、第3図から明らかなよう
に、トリガレバー26は、ディスク担持ユニッ卜13、
従つて、マガジン5(第1図等参照)に対するディスク
17の突出収納方向に関する−側、この場合、後側に偏
倚して設けられている。また、卜リガレバー26には該
トリガレバー及び突出ア一ム21にバイアス力を付与す
るためのコイルスプリング29が連結されている。
【0017】ディスク担持ユニット13はディスク17
の主面を担持するのであるが、第3図及び第6図に示さ
れるように、ディスク担持ユニット13の前後両側部に
は左右方向(矢印X方向及びその反対方向)に伸びるデ
ィスク担持突起13c,13d及び13eが突設されて
おり、ディスク17は該各ディスク担持突起によってそ
の外周部を担持されるようになされている。
【0018】なお、各ディスク担持ユニット13と同様
に、最下段のディスク17を担持する底板15内にも、
上記した突出アーム21、保持アーム24、コイルスプ
リング25,29及ひトリガレバー26などの部材が設
けられている。
【0019】第1図に示されるように、ハウジング2内
の下部には略矩形板状の2つのシャーシ32及び33が
左右方向(矢印X方向及びその反対方向)において並設
されている。
【0020】第7図ないし第9図に示されるように、ハ
ウジング2内の右方に配置されたシャーシ33の左右両
側部には、前後方向(矢印Y方向及びその反対方向)に
伸長する2本のガイドシャフト34及び35が設けられ
ている。両ガイドシャフ卜34及び35の間には、マガ
ジン挿入口3a(第1図示)から挿入されたマガジン5
を直接担持する略長方形の担持板37が配置されてい
る。担持板37の右端部は樹脂から成るスライダ38を
介して右方のガイドシャフト35に摺動自在に取り付け
られている。スライダ38はその前後端部に形成された
U字状溝38aにてガイドシャフト35と円滑に嵌合し
ている。また、担持板37の左端部は前後一対のボス部
材39を介して左方のガイドシャフト34に摺動自在に
取り付けられている。これら担持板37、スライダ38
及びボス部材39により、マガジン担持部が構成されて
いる。担持板37の左端部を支持するガイドシャフト3
4には樹脂から成る移動部材41がその前後両端部にて
摺動自在に取り付けられている。第9図から特に明らか
なように、移動部材41の中央部には上方に突出する突
部41aが形成されており、該突部には左右方向(矢印
X方向及びその反対方向)においてスリット41bが形
成されている。担持板37の下面に取り付けられた板バ
ネ42がこのスリット41b内に嵌挿せられている。す
なわち、担持板37と移動部材41は弾性的に結合せし
められているのである。第7図に示されるように、移動
部材41の右面には該移動部材の略全長に亘るラック部
41dが形成されている。ラック部4ldにはシャーシ
37上に設けられた歯車44が噛合している。歯車44
は、該歯車に噛合する小歯車部及びウォームホィールが
一体形成されたダブルギア45と、該ウォームホィール
に噛合するウォーム46と、該ウォームと一体に形成さ
れた大プーリ47と、ベルト48と、小プーリ49とを
介して、モータ50の出力軸と連結されている。これら
歯車44、ダブルギア45、ウォーム46、大プーリ4
7、べルト48、小プーリ49及びモータ50により、
移動部材41を駆動する駆動手段が構成されている。ま
た、該駆動手段と、移動部材41と、担持板37等から
成るマガジン担持部と、これらに関連する周辺小部材と
によって、ハウジング2内の所定装着部に対するマガジ
ン5(第1図等参照)の装着及びイジェクトをなすマガ
ジン着脱機構が構成されている。
【0021】第7図に示されるように、マガジン挿入口
3a(第1図示)から挿入されたマガジン5を直接担持
する担持板37のマガジン担持面上には例えば4つの円
形のマガジンガイド部材53が取り付けられている。一
方、第2図(f)に示されるように、マガジン5の底板
15の下面にはマガジンガイド部材53と円滑に係合し
得る2本のガイド溝15aが形成されている。上記マガ
ジン挿入口3aから挿入されたマガジン5は、これらマ
ガジンガイド部材53及びガイド溝15aの作用によつ
て、担持板37上に正確に案内され且つ位置決めされる
のである。また、マガジン5が上下を逆にしてマガジン
挿入口3aから挿入される場合、マガジン5の上板14
の後縁部がマガジンガイド部材53に当接して、マガジ
ン5の挿入は不能となる。すなわち、マガジン5の逆挿
入が防止されるのである。
【0022】第7図及び第8図に示されるように、担持
板37の左前端部にはマガジン5の下面に当接して該マ
ガジンを担持板37上に円滑に案内するための横ローラ
55が設けられている。また、担持板37の右端部に
も、マガジン5を該担持板上に案内するための一対の縦
ローラ56が前後に離隔して設けられている。また、こ
れら両縦ローラ56により挾まれる位置には、マガジン
5を案内し、且つ、マガジン5の担持板37に対する上
方への離脱規制をなすガイドプレート57が配設されて
いる。
【0023】第7図及び第8図に示されるように、担持
板37の右側部下面には、該担持板の移動方向すなわち
前後方向(矢印Y方向及びその反対方向)において所定
範囲内で移動可能にスライドプレート58が取り付けら
れている。詳しくは、スライドプレート58には前後方
向に伸長する3つの長孔58aが形成されており、担持
板37の下面に突設された3本のピン37aが該各長孔
と摺動自在に嵌合しているのである。スライドプレート
58には該スライドプレートを前方に付勢するコイルス
プリング59が連結されている。スライドプレー卜58
の後端部には先端がくの字状に屈曲せしめられた板バネ
60が取り付けられており、第3図に示されるように、
この板バネ60は、マガジン5を構成する各ディスク担
持ユニット13の右後端部に形成された切欠部13gと
係合し得る。このように、板バネ60が切欠部13gに
係合することにより、マガジン5の担持板37に対する
前方(矢印Y方向)への離脱が規制されるのである。
【0024】第7図及び第8図に示されるように、スラ
イドプレート58の右端部下面には長方形の樹脂製プレ
ート62が取り付けられており、該プレートとその作動
子が係合し得るように2つの検知スイツチ63及び64
が配置されている。両検知スイッチ63、64はシャー
シ33に取り付けられている。また、第7図に示される
ように、シャーシ33の左後端部上面にも検知スイッチ
65が固設されており、移動部材41の後端部がこの検
知スイッチの作動子に係合し得る。
【0025】第7図及び第8図に示されるように、担持
板37の右端部上面には、3つのフォトセンサ67,6
8及び69が上下方向(矢印Z方向及びその反対方向)
において一列に並べて設けられている。これら各フォト
センサ67ないし69は、第3図に示される保持アーム
24の右端面24dの動きを検知するためのものであ
る。第3図に示されるように、保持アーム24の右端面
24dは各ディスク担持ユニット13並びに底板15に
形成された開口部13i及び15c(第2図(c)参
照)を通じて該ディスク担持ユニット及び底板15の外
部に露出せられている。フォトセンサ67ないし69
は、保持アーム24の右端面を反射板として該右端面の
動きを検知するのである。これら各フォトセンサ67,
68及び69と、被検知体としての保持アーム24とに
よって、マガジン5内の各ディスクの有無を検知するデ
ィスク有無検知手段が構成されている。
【0026】第10図,第11図及び第13図に示され
るように、ハウジング2内の左方に配置されたシヤーシ
32上には該シャーシよりも少し小さな矩形板状のサブ
シャーシ75が固定されている。第12図にもその一部
が示されるように、このサブシャーシ75の下面にはゴ
ムなどから成る複数の防振部材76を介して矩形枠状の
支持部材77が取り付けられている。支持部材77には
ターンテーブル79及びキャリッジ80が搭載せしめら
れている。キャリッジ80は対物レンズ81等を含む光
学式ピックアップ手段が内装されたものであって、ター
ンテーブル79のディスク担持面79aに対して平行な
面に沿つて移動自在となつている。また、支持部材77
上には、モータ82などから構成されてキャリッジ80
を駆動するキャリッジ駆動手段が設けられている。
【0027】上記したキャリッジ駆動手段と、ターンテ
ーブル79と、光学式ピックアップ手段を含むキャリッ
ジ80と、これらに関連する周辺部材とにより、ディス
ク演奏をなす演奏手段が構成されている。
【0028】第11図,第12図,第14図及び第15
図に示され如く、シャーシ32と共にサブシャーシ75
を挾む位置には鋼板から成る矩形板状のディスク担持部
85が配置されている。但し、第15図にはシャーシ3
2は示されていない。ディスク担持部85は、マガジン
5(第1図等参照)から突出したディスク17を担持す
るものであり、該マガジン内の各ディスクの配列方向、
すなわち、上下方向(矢印Z方向及びその反対方向)に
おいて移動自在となつている。また、第11図及び第1
4図に示されるように、ディスク担持部85上には、マ
ガジン5から突出するディスク17と下面にて摺接して
該ディスクをディスク担持部85上に案内するための矩
形板状のディスク案内部材86が配置されており、且
つ、ピン87を介してその左端部にてディスク担持部8
5に揺動自在に取り付けられている。また、第15図に
示されるように、ディスク担持部85の右端部にはディ
スク17の下面に当接して該ディスクを案内するローラ
88が設けられている。なお、ディスク案内部材86の
揺動は上下方向(矢印Z方向及びその反対方向)を含む
面内にてなされる。第17図にディスク案内部材86の
詳細が示されている。
【0029】第11図及び第14図に示されるように、
ディスク担持部85は該ディスク担持部の前側部及び後
側部を一対の支持機構89及び90によつて支持されて
いる。これら一対の支持機構89,90は、ディスク担
持部85をターンテーブル79のディスク担持面79a
(第13図等参照)に対して直角な方向すなわち上下方
向(矢印Z方向及びその反対方向)において移動自在
に、且つ、該ディスク担持部のディスク担持面がターン
テーブル79のディスク担持面79aと常時平行である
ようにディスク担持部85を支持するものである。第1
1図に示される如く、ディスク担持部85の前側部を支
持する支持機構89は、互いに交差し且つ交差部におい
てピン89aにより枢着せられた2本の支持レバー89
b及び89cから成る。一方の支持レバー89bはその
一端部にてピン89dによつてシャーシ32に枢着せら
れている。また、支持レバー89bの他端部にもピン8
9eが突設されており、ディスク担持部85に左右方向
(矢印X方向及びその反対方向)に伸長して形成された
長孔85aにこのピン89eが摺動自在に嵌合してい
る。他方の支持レバー89cはその一端部にてピン89
fによってディスク担持部85に枢着されている。ま
た、支持レバー89cの他端部にピン89gが突設され
ており、シャーシ32に左右方向に伸長して形成された
長孔32aに該ピンが摺動自在に嵌合している。
【0030】第14図に示されるように、ディスク担持
部85の後側部を支持する支持機構90は、互いに交差
し且つ交差部においてピン90aにより枢着された2本
の支持レバー90b及び90cから成る。支持レバー9
0bはその一端部がピン90dによりシャーシ32に枢
着せられ、他端部に突設されたピン90eがディスク担
持部85に左右方向に伸長して形成された長孔85bに
摺動自在に嵌合している。また、他方の支持レバー90
cはその一端部にてピン90fによつてディスク担持部
85に枢着されている。また、支持レバー90cの他端
部にもピン90gが突設されており、シヤーシ32に左
右方向(矢印X方向及びその反対方向)に伸長して形成
された長孔32bに該ピンが摺動自在に嵌合している。
【0031】上記2つの支持機構89及び90の各構成
部材である支持レバー89c及び支持レバー90cは、
中間部材(図示せず)により連結されており、該両支持
機構の動きが同期すべくなされている。なお、この中間
部材は各支持レバー89c,90cの各右端部、すなわ
ち、ピン89f及びピン90fの各近傍間に介装されて
いる。
【0032】第12図に示されるように、シヤーシ32
の右端部には、互いに交差し且つ交差部にてピン93に
より相互に回動し得るように連結された2つの駆動レバ
ー94及び95が設けられている。一方の駆動レバー9
4の一端部、この場合、下端部にはピン94aが突設さ
れており、シャーシ32に前後方向(矢印Y方向及びそ
の反対方向)に伸長して形成された長孔32dにこのピ
ン94aが摺動自在に嵌合している。駆動レバー94の
他端部には樹脂製のローラ94bが取り付けられてお
り、該ローラは上述した中間部材(支持機構89及び9
0を連動させるべく設けられたもの:図示せず)の下面
に当接し得る。他方の駆動レバー95の一端部(下端
部)はピン95aによりシャーシ32に枢着せられてい
る。駆動レバー95の他端部にもローラ95bが設けら
れており、該ローラも上記中間部材と当接し得る。すな
わち、一方の駆動レバー94に突設されたピン94aを
長孔32dに沿つて後方(反矢印Y方向)に移動させる
ことにより、両駆動レバー94及び95が上方に立ち上
がる形となり、これによって、上記中間部材(図示せ
ず)、従つてディスク担持部85が上方に移動するよう
になされているのである。
【0033】第10図及び第12図に示されるように、
シヤーシ32の右側部にはガイドシャフト98が前後方
向に伸長して設けられており、該ガイドシャフトには移
動体99が摺動自在に取り付けられている。移動体99
の前端部には、駆動レバー94に突設されたピン94a
の前縁に係合し得る突起99aが形成されている。移動
体99の上面には該移動体の略全長に亘るラック部99
bが形成されており、該ラック部に歯車100が噛合し
ている。この歯車100は、歯車101、歯車101と
一体に形成されたウォームホィール102、該ウォ一ム
ホィールと噛合するウォーム103、該ウォームと一体
に形成された歯車104、歯車104と噛合する歯車1
05、歯車105と一体に形成された歯車106、及
び、歯車106と噛合する歯車107を介してモータ1
08の出力軸に連結されている。
【0034】上記した駆動レバー94,95と、ピン9
3と、ガイドシャフト98と、移動体99と、歯車10
0,101,104,105,106,107と、ウォ
ームホィール102と、ウォーム103と、モータ10
8と、これらに関連する周辺小部材とによつて、前述の
中間部材(ディスク担持部85の前後両側部を支えるべ
く設けられた2つの支持機構89及び90を連動させる
ために設けられたもの:図示せず)に駆動力を付与して
ディスク担持部85を駆動する駆動力付与手段が構成さ
れている。また、この駆動力付与手段と、上記中間部材
(図示せず)と、支持機構89及び90と、ディスク担
持部85とにより、マガジン5(第1図等参照)から突
出したディスク17をターンテーブル79のディスク担
持面79a(第10図及び第13図参照)に対して直角
な方向、すなわち、上下方向(矢印Z方向及びその反対
方向)において移動せしめるディスク移動手段が構成さ
れている。
【0035】次いで、ディスク17をマガシン5に対し
て突出させ、且つ、突出したディスク17をマガジン5
内に収納せしめるディスク突出収納手段について説明す
る。
【0036】第14図及び第15図に示されるように、
ディスク担持部85の後端部上面には丸鋼から成る作動
ロッド112が左右方向(矢印X方向及びその反対方
向)に伸長すべく配置されており、且つ、軸受部材11
3,114を介してその伸長方向において往復動自在に
ディスク担持部85に取り付けられている。この作動ロ
ッド112はその往動(右方=反矢印X方向への移動)
によりマガジン5内のトリガレバー26の左端部26a
を押して該トリガレバーを作動せしめるための部材であ
る。作動ロッド112の略中央部には、該作動ロッドに
沿って所定範囲(約3mm)内で移動自在に可動駒11
5が取り付けられている。作動ロッド112の中央部で
あって可動駒115の近傍にはス卜ッパ116が固定さ
れており、該ストッパと可動駒115との間にはコイル
スプリング117が縮設されている。また、可動駒11
5の左端部には作動ロッド112を該可動駒と共に該作
動ロッドの復動方向(左方=矢印X方向)に向けて付勢
するコイルスプリング118が連結されている。
【0037】ディスク担持部85上であって作動ロッド
112の近傍には、自由端部にてディスク17の外周部
を押圧して該ディスクをディスク担持部85上から押し
出してマガジン5(第1図等参照)内に収納するための
押出アーム121がピン122を中心として且つ該ディ
スク担持部のディスク担持面に沿つて揺動自在に取り付
けられている。第15図において、二点鎖線で示される
押出アーム121の位置を(ディスク17を押し出す)
押出位置と称し、実線で示される押出アーム121の位
置を非押出位置と称する。押出アーム121は、その揺
動支持軸たるピン122に嵌挿されたバネ部材123に
よつて、該非押出位置に向けて付勢されている。
【0038】押出アーム121は、ピン122を中心と
して揺動するアーム本体124と、該アーム本体の自由
端部にピン125を介して所定範囲内で回動自在に取り
付けられたサブアーム126とを有している。ピン12
5はアーム本体124の揺動支持軸であるピン122と
平行に伸び、従つて、アーム本体124の揺動とサブア
ーム126の回動はほぼ同一面内にてなされる。すなわ
ち、押出アーム121は全体として屈折可能となってお
り、ア一ム本体124とサブアーム126の連結部がそ
の屈折部である。第15図に示されるように、押出アー
ム121は上記非押出位置にあるときには約90゜の角
度を以て屈折せしめられている。
【0039】サブアーム126は更に、ピン125を中
心として回動するアームA126aと、アームA126
aの自由端部にピン126bを介して揺動可能に取り付
けられてその自由端部にてディスク17の外周に係合す
るアームB126cとによつて構成されている。ピン1
26bはピン125に対して直角に伸長しており、故
に、アームB126cの揺動はディスク担持部85のデ
ィスク担持面に対して直角な面内にてなされる。なお、
アームB126cのディスク外周部との係合部にはロー
ラ126dが設けられており、該アームBとディスク外
周部との係合は円滑に行われる。第18図(a)及び
(b)にアーム本体124の詳細が、また、第19図
(a)ないし(c)並びに第20図(a)ないし(c)
にアームA126a、アームB126c等の詳細が示さ
れている。
【0040】第15図に示されるように、押出アーム1
21の下方には駆動アーム129が配置されており、且
つ、ピン129aによつてディスク担持部85に回動自
在に取り付けられている。第21図(a)及び(b)に
駆動アーム129の詳細が示されている。この駆動アー
ム129は、押出アーム121の自由端部にその回動一
端部にて係合して該押出アームを上記押出位置に揺動さ
せるための部材である。駆動アーム129の押出アーム
121との係合部にはローラ129bが設けられてお
り、該駆動ア一ム及び押出アームの係合は円滑に行われ
る。
【0041】押出アーム121及び駆動アーム129の
後方にはL字状に形成されたスライドプレート131が
左右方向(矢印X方向及びその反対方向)において移動
自在に設けられている。詳しくは、スライドプレート1
31の下面に3本のピン131aが突設されており、デ
ィスク担持部85に左右方向に伸長して形成された3本
の長孔85d内にこの各ピン131aが摺動自在に嵌合
しているのである。スライドプレート131の右端部
は、3本のピン132a,132b,132c及び2つ
の中継レバー133a,133bによつて、駆動アーム
129の回動他端部に連結されている。すなわち、スラ
イドプレート132が移動することにより駆動アーム1
29が回動し、以て、押出アーム121が揺動するよう
になっているのである。なお、作動ロッド112を左方
に向けて付勢するためのコイルスプリング118の他端
部はスライドプレート131に連結されており、スライ
ドプレート131はこのコイルスプリングによりバイア
ス力を付与される。
【0042】ディスク担持部85にはまた、作動ロッド
112及びスライドプレート131の下方に、第10
図,第12図及び第14図に示されるガイドシャフト1
36が左右方向(矢印X方向及びその反対方向)に伸長
して設けられており、該ガイドシャフトには第15図に
も示される移動体137が摺動自在に取り付けられてい
る。この移動体137は、その右端部にて可動駒115
の下部に係合し、以て、作動ロッド112を往動(右方
=反矢印X方向への移動)させるものである。また、移
動体137はその左端部にてスライドプレート131に
係合し、以て、押出アーム121を(ディスク17をデ
ィスク担持部85上から押し出す)押出位置に揺動せし
める。
【0043】移動体137の後面には該移動体の全長に
亘るラック部137aが形成されており、該ラック部に
歯車138が噛合している。この歯車138は、各々大
小2つの歯車を一体として形成した3つのダブルギア1
39、140,141と、ダブルギア141の大歯車部
であるウォームホィール14laに噛合するウォーム1
42とを介して、モータ143の出力軸に連結されてい
る。
【0044】上記した歯車138と、ダブルギア13
9,140,141と、ウォーム142と、モータ14
3とによつて、移動体137に移動力を付与する移動力
付与手段が構成されている。また、該移動力付与手段
と、移動体137と、付勢手段たるコイルスプリング1
18及びバネ部材123とによって、作動ロッド112
及び押出アーム121を駆動する駆動源が構成されてい
る。また、該駆動源と、作動ロッド112と、押出アー
ム121とにより、ディスク17をマガジン5に対して
突出させ、且つ、突出したディスク17をマガジン5内
に収納せしめるディスク突出収納手段が構成されてい
る。
【0045】次に、マガジン5から突出せしめられたデ
ィスク17をディスク担持部85上の所定位置に位置決
めする位置決め手段について説明する。
【0046】第15図に示されるように、ディスク担持
部85の前後両端部であって、マガジン5の近傍には、
2つの揺動レバー147及び148が配置されており、
且つ、ピン147a,148aによってディスク担持部
85に揺動自在に取り付けられている。第22図に揺動
レバー148の詳細が示されている。これら揺動レバー
147、148の各自由端部には、ディスク17の外周
部と係合するピン147b,148bが夫々突設されて
いる。第23図にピン148bの断面が示されている。
なお、ピン147bはピン148bと全く同様に形成さ
れている。両揺動レバー147及び148は、該両揺動
レバーを連動せしめるための連動レバー149によりピ
ン149aを介して連結されている。第24図に連動レ
バー149の詳細が示されている。第22図にも示され
るように、揺動レバー148には各揺動レバー147及
び148にディスク外周部との係合力を付与する係合力
付与手段としてのコイルスプリング150が連結されて
いる。
【0047】第15図及び第22図に示されるように、
揺動レバー148の自由端部には中間プレート151が
ピン151aを介して回動自在に取り付けられている。
第25図(a),(b)に中間プレート151の詳細が
示されている。中間プレート151の自由端部には上方
(矢印Z方向)に伸びるピン151bが突設されてお
り、作動ロッド112と共に移動する可動駒115に突
設された張出部115aがこのピン151bに係合し得
るようになつている。中間プレート151には爪部15
1cが形成されており、揺動プレート148に突設され
た突起148dに該爪部が係合することによつて、ピン
151aを中心とする中間ブレート151の時計方向
(例えば第22図における)への回動が規制されてい
る。但し、中間プレート151の反時計方向への回動は
所定範囲内で許されている。中間プレート151には該
中間プレートを時計方向に付勢するコイルスプリング1
52が連結されている。
【0048】第15図に示されるように、ディスク担持
部85の左端部近傍に、もう1つのL字状の揺動レバー
155が配置されている。但し、この揺動レバーはピン
155aを介してディスク案内部材86(第17図等参
照)に揺動自在に取り付けられている。揺動レバー15
5の自由端部にはディスク17の外周部と係合するピン
155bが突設されている。また、揺動レバー155に
は該揺動レバーにディスク外周部との係合力を付与する
係合力付与手段としてのコイルスプリング156が連結
されている。
【0049】揺動レバー155の近傍にはピン157a
を中心として回動自在な回動レバー157が配置されて
おり、該回動レバーの回動一端部はピン157bによつ
て揺動レバー155の自由端部に枢着されている。回動
レバー157の右側には、左右方向(矢印X方向及びそ
の反対方向)において往復動自在なL字状のスライドプ
レート158が配置されており、且つ、該スライドプレ
ートの左端部が回動レバー157の回動他端部に係合し
ている。すなわち、スライドプレート158が左方(矢
印X方向)に移動すれば、揺動レバー155のピン15
7bがディスク外周部から離脱するようになされている
のである。
【0050】上記した各揺動レバー147,148,1
55と、連動レバー149と、コイルスプリング15
0,156と、これらに関連するピンなどの周辺小部材
とによって、マガジン5から突出せしめられたディスク
17をディスク担持部85上の所定位置、この場合、タ
ーンテーブル79の直上位置に位置決めする位置決め手
段が構成されている。
【0051】マガジン5から突出したディスク17は、
上述した3つの揺動レバー147,148,155とコ
イルスプリング150及び156の作用によって、ディ
スク担持部85上において正確に位置決めされるのであ
る。ところが、ディスク17が何かの部材に引っ掛るな
どして、コイルスプリング150の付勢力だけでは該デ
ィスクをディスク担持部85上の所定位置(ターンテー
ブル79の直上位置)に引き込めなくなる場合が考えら
れる。このような事態が起き、揺動レバー147及び1
48が例えば第15図及び第22図にて二点鎖線で示さ
れる位置にあるとする。すると、第22図に示されるよ
うに、可動駒115が作動ロッド112と共に右方(反
矢印X方向)に移動せられ、該可動駒は中間プレート1
51の右方に位置せられる。この可動駒115の移動中
に可動駒115の張出部115aが中間プレート151
のピン151bに当接するが、中間プレート151は矢
印Gの方向に回動可能であるので、可動駒115の右方
への移動に伴つて中間プレート151はピン151aを
中心として反時計方向に回動せられ、中間プレート15
1が所定角度だけ反時計方向に回動すると張出部115
aからピン151bは離脱することとなり、可動駒11
5の移動は完了する。また、張出部115aからピン1
51bが離脱すると、中間プレート151はコイルスプ
リング152の付勢力によって時計方向に瞬時に復帰せ
られる。次に、可動駒115は左方(矢印X方向)に移
動せられ、該可動駒の張出部115aが中間プレート1
51のピン151bに当接する。中間プレート151は
前述したように、時計方向へは回転し得ないため、可動
駒115の右方への移動によって該中間プレートと共に
揺動レバー148がピン148を中心として(第22図
における)時計方向に揺動する。また、連動レバー14
9によつて揺動レバー148と連動すべく連結せられた
他方の揺動レバー147は、ピン147aを中心として
(第15図における)反時計方向に揺動せしめられる。
これにより、両揺動レバー147,148の各自由端部
に取り付けられたピン147b,148bがディスク1
7の外周部を押圧することとなり、ディスク17は強制
的にターンテーブル79の直上に位置決めされる。すな
わち、可動駒115を含むディスク突出手段(前述)に
よつて、各揺動レバー147,148が、該各揺動レバ
ーの各自由端部がディスク外周を押圧するように揺動せ
られるのである。
【0052】次に、前述したディスク担持部85が移動
してマガジン5から突出する任意のディスク17を担持
し得る位置に達したことを検出して該ディスク担持部を
停止せしめるための位置検出手段と、マガジン5から突
出したディスク17がディスク担持部85上の所定位置
(ターンテーブル79の直上位置)に担持されたことを
検知するための検知手段について説明する。
【0053】第2図(d)、第3図及び第15図に示さ
れるように、マガジン5の左側面後端部には該マガジン
内に収納された3枚のディスク17の配列方向に沿っ
て、すなわち、上下方向(矢印Z方向及びその反対方
向)において3つのマークとしての反射板161a,1
61b及び161cが設けられている。詳しくは、これ
ら各反射板はマガジン5の本体を構成する2つのディス
ク担持ユニット13及び底板15に夫々1つずつ設けら
れている。一方、第15図に示されるように、ディスク
担持部85の右後端部には各反射板161aないし16
1cを検知するフォトセンサ162が設けられている。
第15図から明らかなように、このフオトセンサ162
は作動ロッド112に近接して配置されている。更に、
作動ロッド112を往復動自在に支持する軸受部材11
4が、このフォトセンサ162をディスク担持部85に
取り付けるための取付部材として兼用されている。故
に、フオトセンサ162をディスク担持部85に取り付
けるための取付部材を軸受部材114とは別に特別に設
ける場合に比して部品点数が削減され、コストの低減が
図り易くなつている。また、作動ロッド112とフォト
センサ162を軸受部材114なる一体の1つの部材に
支持せしめたことにより、該作動ロッド及びフオトセン
サの相対位置寸法の精度が極めて高められている。
【0054】上記した各反射板161a,161b及び
16Icと、フォトセンサ162とによつて、ディスク
担持部85が移動してマガジン5から突出する任意のデ
ィスク17を担持し得る位置に達したことを検出して該
ディスク担持部を停止せしめるための位置検出手段が構
成されている。
【0055】第15図に示されるように、ディスク担持
部85の左前端部上面には揺動プレート165がピン1
65aによって揺動自在に取り付けられている。揺動プ
レート165の自由端部にはピン165bが突設されて
おり、該ピンはディスク17の外周部に係合可能であ
る。揺動プレート165には該揺動プレートにディスク
17への係合力を付与するコイルスプリング166が連
結されている。揺動プレート165の上方には該揺動プ
レートによって作動せられるフォトセンサ167が配置
されており、且つ、取付部材167aによつてディスク
担持部85に取り付けられている。これら揺動プレート
165、フォトセンサ167によって、マガジン5から
突出したディスク17がディスク担持部85上の所定位
置(ターンテーブル79の直上位置)に担持され且つ位
置決めされたことを検知するための検知手段が構成され
ている。
【0056】第15図に示されるように、上記した揺動
プレー卜165の右方には左右方向(矢印X方向及びそ
の反対方向)に伸長すべく移動プレート170が配置さ
れており、且つ、ピン170aを介して左右方向におい
て往復動自在にディスク担持部85に取り付けられてい
る。この移動プレート170は駆動力を付与されて往復
動し、ディスク演奏中に第11図及び第15図に示され
る持ち上げレバー171を介してディスク案内部材86
を上方に持ち上げ、該ディスク案内部材をそのディスク
案内位置から、ターンテーブル79を含む演奏手段(前
述)に対して所定距離(約4mm)だけ離隔せしめる作
用をなす。第11図に示されるように、持ち上げレバー
171は略三角状に形成されており、ディスク担持部8
5上に突設された略三角形のブラケット173にピン1
71aによつて回動自在に取り付けられている。持ち上
げレバー171の回動一端部はピン171bを介して上
記の移動プレート170に枢着されている。また、持ち
上げレバー171の回動他端部171cはディスク案内
部材86の前端部に形成された張出部86a(第17図
にも示されている)の下面に係合している。
【0057】第15図から明らかな如く、ディスク案内
部材86を動作せしめるための移動プレート170の左
端部170cが、揺動プレート165の自由端部の一部
165dに係合可能となつている。これにより、ディス
ク演奏中に移動プレート170によつて揺動プレート1
65がピン165aを中心として第15図における時計
方向に揺動せしめられ、該揺動プレートのピン165b
がディスク17の外周部から離脱せられるようになって
いる。
【0058】ここで、上述した移動プレート170に駆
動力を付与する手段について説明する。
【0059】第10図に示されるように、シャーシ32
の右前端部には、くの字状に形成されたレバー部材A1
76がピン176aを中心として回動自在に取り付けら
れている。第26図(a)及び(b)にこのレバー部材
A176の詳細が示されている。レバー部材A176の
回動一端部には、小さな中継レバー177がその一端部
においてピン177aにより枢着せられており、該中継
レバーの他端部にはピン177bが突設されている。同
じく第10図に示されるように、モータ108によつて
駆動される移動体99の前端部には突起99aとは反対
方向、この場合、左方(矢印X方向)に伸長する突起9
9dが形成されており、中継レバー177に設けられた
ピン177bにこの突起99dが係合可能となってい
る。
【0060】第11図にも示されるように、シャーシ3
2の上面に設けられたサブシャーシ75の前面には左右
方向(矢印X方向及びその反対方向)に伸長するスライ
ドプレート179が配置されており、且つ、その伸長方
向すなわち左右方向において往復動自在にピン179a
を介してシヤーシ32に取り付けられている。第27図
(a)及び(b)にスライドプレート179の詳細が示
されている。スライドプレート179はコイルスプリン
グ180によって右方(反矢印X方向)に付勢されてい
る。スライドプレート179の右端部には後方(反矢印
Y方向)に伸びる張出部179cが形成されており、該
張出部には前後方向に伸長する長孔179aが形成され
ている。レバー部材A176の回動端部にはピン176
cが突設されており、スライドプレート179に形成さ
れた長孔179d内に該ピン176cが円滑に嵌挿せら
れている。すなわち、移動体99が前方(矢印Y方向)
に移動することによつて、レバー部材A176がピン1
76aを中心として第10図における反時計方向に回動
し、以て、スライドプレート179が左方(矢印X方
向)に移動するようになされているのである。
【0061】レバー部材A176の近傍にはレバー部材
B183が配置されており、且つ、その略中央部におい
てピン183aによりサブシャーシ75に回動自在に取
り付けられている。第28図(a)及び(b)にレバー
部材B183の詳細が示されている。レバー部材B18
3の回動一端部はカム部183bとなつており、スライ
ドプレート179の張出部179c上に突設されたピン
179fがこのカム部183bに係合可能となつてい
る。すなわち、スライドプレート179が左方(矢印X
方向)に移動することによってレバー部材B183がピ
ン183aを中心として第10図における反時計方向に
回動するようになっているのである。
【0062】レバー部材B183の回動他端部には上方
(矢印Z方向)に伸びる張出部183cが形成されてお
り、第15図に示されるように、移動プレー卜170の
右端部に突設されたピン170eにこの張出部183c
が係合し得る。すなわち、移動プレート170は、移動
体99(第10図示)に駆動力を付与するモータ108
等によつて、且つ、レバー部材A176、スライドプレ
ート179及びレバー部材B183を順次介して駆動力
を付与されるのである。
【0063】第10図、第15図及び第28図(a),
(b)に示されるように、レバー部材B183の自由端
部にはピン183eが突設されている。第15図に示さ
れるように、このピン183eは、連動レバー149の
前端部に左方(矢印X方向)に突出して形成された突出
部149cの後縁部に係合するようになっている。すな
わち、レバー部材B183が上述のように、ピン183
aを中心として第10図または第15図における反時計
方向に回動せしめられることにより、連動レバー149
が前方(矢印Y方向)に移動し、これによって2つの揺
動レバー147、148がディスク外周部から離脱せし
められるようになされているのである。
【0064】また、第15図に示されるように、移動プ
レー卜170はその左端部近傍において、ピン158a
によりスライドプレート158に連結されている。故
に、レバー部材B183が上記反時計方向に回動すると
スライドプレート158が移動プレー卜170と共に左
方(矢印X方向)に移動し、これによって、もう1つの
揺動レバー155がディスク外周部から離脱せしめられ
る。
【0065】なお、前述したディスク突出収納手段(作
動ロッド112、押出アーム121などから成る)と、
ディスク移動手段(ディスク担持部85、支持機構8
9,90などから成る)と、揺動レバー147,148
等を含む位置決め手段と、フォトセンサ162等を含む
位置検出手段と、ディスク案内部材86と、揺動プレー
ト165及びフォトセンサ167から成る検知手段と、
移動プレート170と、これらに関連する周辺部材とに
よって、マガジン5における任意のディスク17を順次
選択してターンテーブル79のディスク担持面79a上
に搬送し且つ該ディスク担持面上からマガジン5内にデ
ィスク17を返送するディスク搬送機構が構成されてい
る。
【0066】次いで、ターンテーブル79上に搬送され
たディスク17をクランプするクランプ機構について説
明する。
【0067】第10図及び第13図に示されるように、
サブシャーシ75の左前端部にはブラケット186が設
けられており、該ブラケツトの略中央部には上下方向
(矢印Z方向及びその反対方向)に伸長する回動支持軸
187が取り付けられている。前述したディスク突出収
納手段(作動ロッド112、押出アーム121などから
成る)がハウジング2内のマガジン装着部の最深部近傍
に配置されているのに対して、この回動支持軸187は
該マガジン装着部の入口部であるマガジン挿入口3a
(第1図示)側に配置されている。
【0068】第16図から特に明らかなように、回動支
持軸187には長手アーム本体189が回動自在に取り
付けられている。第29図(a)ないし(c)にこのア
一ム本体189の詳細が示されている。回動支持軸18
7が上下方向(矢印Z方向及びその反対方向)に伸長し
ているので、アーム本体189の回動はターンテーブル
79のディスク担持面79a(第10図参照)と平行な
面に沿つてなされる。アーム本体189の回動一端部に
はピン190aを介してサブアーム190が所定範囲内
で揺動自在に設けられている。第30図(a)ないし
(c)にサブアーム190の詳細が示されている。ピン
190aはターンテーブル79のディスク担持面79a
と平行に伸長しており、従つて、サブアーム190の揺
動は該ディスク担持面に対して直角な面内において行な
われる。サブアーム190の自由端部には、演奏さるべ
きディスク170のターンテーブル79との反対向面に
当接して該ターンテーブルと協働してディスククランプ
作用をなす円盤状の押圧部材192が回転自在に取り付
けられている。なお、サブアーム190は、該押圧部材
がクランプをなす第1位置と該クランプを解除する第2
位置の間で揺動する。押圧部材192は自身に内装され
たマグネットの磁力によってディスククランプ作用をな
す、故に、ターンテーブル79は磁性体から成る。第1
7図に示されるように、鋼板から成るディスク案内部材
86の主面であつて、押圧部材192の通過部の近傍は
切欠部86cとなつている。また、図示はしないが、該
ディスク案内部材以外の部材であって、押圧部材192
の通過部の近傍にその一部が位置する部材は該一部を非
磁性材料によりこれを形成するか、あるいは該一部を切
欠部としている。すなわち、押圧部材192の通過部の
近傍以外に磁性部材が配置されているのである。
【0069】第13図及び第16図に示されるように、
アーム本体189の上部には、該アーム本体の長手方向
において往復動自在にスライドプレート194が取り付
けられている。第31図(a)及び(b)にスライドプ
レート194の詳細が示されている。スライドプレート
194の一端部には係合部194aが形成されており、
サブアーム190の自由端部に突設されたピン190c
にこの係合部194aが係合している。スライドブレー
ト194には、サブアーム190が上記第2位置(押圧
部材192がクランプ状態を解除される位置)に移動す
べく該スライドプレートを付勢する付勢手段としてのコ
イルスプリング195が連結されている。
【0070】アーム本体189の回動他端部には略くの
字状に形成された回動レバー196がピン196aを介
して回動自在に設けられている。第32図(a)ないし
(c)に回動レバー196の詳細が示されている。回動
レバー196はターンテーブル79のディスク担持面7
9aと平行な面に沿って回動する。回動レバー196の
回動一端部はピン196bによリスライドプレート19
4の他端部に枢着せられている。
【0071】上記したアーム本体189、サブアーム1
90、スライドプレート194、コイルスプリング19
5及び回動レバー196を、支持アーム198と総称す
る。第16図において二点鎖線にて示される支持アーム
198の位置、すなわち、押圧部材192がターンテー
ブル79の直上に達する位置を、該支持アームのクラン
プ位置と称する。また、これに対して、第16図にて実
線で示される支持アーム198の位置を非クランプ位置
と称する。支持アーム198は上記のクランプ位置と非
クランプ位置の間で、且つ、ターンテーブル79のディ
スク担持面79aと平行な面に沿って回動するのであ
る。
【0072】第16図及び第29図(a)ないし(c)
に示されるように、支持アーム198の主要構成部材で
あるアーム本体189の側部には、その軸中心が該アー
ム本体の長手方向と平行となるように、調整ネジ201
が螺合せられている。これに対して、第10図及び第1
6図に示されるように、回動支持軸187を支えるブラ
ケット186上には該調整ネジのネジ部先端が係合し得
る円形のピン202が突設されている。但し、第16図
にはブラケット186は示されておらず、ピン202の
みが示されている。
【0073】これら調整ネジ201及びピン202によ
り、支持アーム198の上記クランプ位置における停止
位置を調整するための調整手段が構成されている。ま
た、該調整手段と、支持アーム198と、該支持アーム
を支える回動支持軸187と、押圧部材192とによっ
て、ターンテーブル79上に搬送されたディスク17を
クランプするクランプ機構が構成されている。なお、当
該クランプ機構には上記した調整ネジ201の他に、第
16図に示される調整ネジ204が設けられている。こ
の調整ネジ204は、アーム本体189に上下方向にお
いて螺合し、且つ、そのネジ部先端がサブアーム190
の自由端部に係合するもので、該調整ネジを締め付けあ
るいは緩めることによつて、サブアーム190の揺動角
度を自在に調整することができる。
【0074】第10図及び第16図に示されるように、
支持アーム198の構成部材である回動レバー196の
回動他端部にはピン196cが突設されており、スライ
ドプレート179の左端部に設けられた張出部179h
に前後方向(矢印Y方向及びその反対方向)に伸長して
形成された長孔179i内にこのピン196cが円滑に
嵌合せられている。すなわち、このスライドプレート1
79の左方(矢印X方向)への移動によつて、支持アー
ム198が上記クランプ位置に向けて回動するようにな
されているのである。なお、スライドプレート179の
移動すなわち支持アーム198の回動はレバー部材A1
76を介して移動体99によってなされるのであり、こ
の移動体99はディスク担持部85の上下動をも司るの
であるが、ディスク担持部85及び支持アーム198の
いずれか一方の移動(支持アーム198については回
動)が完了した後に他方の移動が行なわれるようになさ
れている。
【0075】第10図及び第12図に示されるように、
シャーシ32の右端部前後には、移動体99が当接し得
るように一対の検知スイッチ206及び207が設けら
れている。また、移動体99に駆動力を付与するための
歯車106の主面に対応してフォトセンサ208が設け
られている。この歯車106の主面にはフォトセンサ2
08により検知される反射板が貼設されている。
【0076】第15図に示されるように、ディスク担持
部85の後端部には移動体137(第10図にも図示)
の移動位置を検知するための2つのフオトセンサ21
1,212、並びに1つの検知スイッチ213が設けら
れている。移動体137にはこれら各フォトセンサ21
1及び212により検知さるべき反射板が貼設されてい
る。
【0077】第15図に示されるように、ターンテーブ
ル79等を支持する支持部材77の所定位置には、光学
式ピックアップ手段を担持したキャリッジ80がそのホ
ームポジシヨンすなわち、演奏前静止位置にあることを
検知するための検知スイッチ214が設けられている。
【0078】ハウジング2内の所定位置には制御部(図
示せず)が設けられており、前述した演奏手段(ターン
テーブル79等から成る)、マガジン看脱機構(担持板
37及びモータ50等から成る)及びディスク搬送機構
は該制御部により制御される。前述した各検知スイッチ
63,64,65,206,207,213及び21
4、並びに、各フォトセンサ67,68,69,16
2,167,208,211及び212から各々発せら
れる検知信号は、上記制御部に伝達される。これら各検
知信号に応じて上記制御部から送られる動作信号によっ
てモータ50,82,108,143及びターンテーブ
ル79が後述する所定のタイミングにて動作するのであ
る。
【0079】また、上記した制御部は、手動イジェクト
指令に応じてディスク演奏中もマガジンイジェクト作動
指令を発するイジェクト手段と、ディスクがディスク担
持部85上からマガジン5内に返送されるときに該ディ
スクを収納する収納部がマガジン5内に有るか否かを確
認する収納部確認手段と、ディスクがマガジン5から突
出してディスク担持部85上に搬送されるときに該ディ
スク担持部上に他のディスクが担持されているかを確認
し且つ該他のディスクを収納する収納部がマガジン5内
に有るか否かを確認する確認手段とを有している。
【0080】また、上記制御部は、少なくとも2枚のデ
ィスクを含む演奏シーケンスをストップ指令がない限り
自動演奏する自動演奏手段と、指定されたディスクがマ
ガジン5内に収納されているか否かを確認するディスク
有無確認手段と、ディスクに記録された各曲の曲頭を順
次かつ複数枚(例えば3枚)のディスクに対して連続し
て検出する曲頭検出手段とを備えている。
【0081】次に、上記した構成のマルチディスクプレ
ーヤの動作を第33図ないし第38図をも参照しつつ演
奏手順に沿って簡単に説明する。
【0082】まず、第1図に示されるように、マガジン
挿入口3aからマガジン5を挿入する(第33図におけ
るステップS1)。するとまず、マガジン5は第7図な
いし第9図に示される担持板37上に担持される。この
状態で、マガジン5を少し強く押す。マガジン5が押さ
れることによつて担持板37の下面に設けられたスライ
ドプレート58がコイルスプリング59の付勢力に抗し
て該マガジンと共に約3mmほど後方(反矢印Y方向)
に移動する。これにより検知スイッチ63及び64が動
作せられ、モータ50が回転し、マガジン5は移動部材
41及び担持板37と共に後方に移動を開始する。移動
部材41がガイドシャフト34に沿つて所定距離だけ後
方に移動して該移動部材の後端部が検知スイッチ65に
当接し、該検知スイッチが動作すると、モータ50が停
止し、マガジン5の装着が完了する(第33図に示され
るステップS2)。
【0083】次いで、第1図に示される各操作ボタン群
7ないし10のうち所定のボタンが操作されることによ
り演奏されるべきディスク及び曲が指定される(ステッ
プS3)と、制御部(図示せず)はこの指定されたディ
スクがマガジン5内に収納されているか否かを確認する
(ステップS4)。この確認はフォトセンサ67ないし
69により行なわれる。もし、指定されたディスクがマ
ガジン5内に無いときには、このことがアラームによっ
て聴取者に知らされ、マガジン5の交換を促すべく該マ
ガジンはイジェクトされる(ステップS5)。指定され
たディスクがマガジン5内に収納されていることが確認
されると、上記制御部は、ディスク担持部85(フロー
チャートでは該ディスクが担持部をトレイと称してい
る)上に他のディスクが担持されているかをフォトセン
サ167によって確認(ステップS6)し、且つ、該他
のディスクを収納する収納部がマガジン5内に有るか否
かをフォトセンサ67ないし69により確認する(ステ
ップS7)。ディスク担持部85(トレイ)上に他のデ
ィスクが有り、更に、マガジン5内にこのディスクを収
納し得る収納部が無い場合、マガジン5の交換を促すべ
く該マガジンはイジェクトされ、且つ、アラームにより
聴取者に知らされる(ステップS8)。上記他のディス
クを収納し得る収納部がマガジン5内に有るか、または
収納部が有るマガジンと交換されると、該他のディスク
はマガジン5内に押出アーム121(第15図参照)に
よって収納される(ステップS9)。
【0084】ディスク担持部85上に上記他のディスク
が無いことが確認されると、指定されたディスク17の
収納位置までディスク担持部85が移動せしめられる
(ステップS10)。該指定ディスク収納位置に対する
ディスク担持部85の停止は、フォトセンサ162及び
212によりなされる。ディスク担持部85が停止する
と、作動ロッド112(第15図等参照)が右方(反矢
印X方向)に突出せられ、これによってマガジン5内の
トリガレバー26(第3図示)が作動せしめられて演奏
されるべきディスク17はマガジン5外に突出し、ディ
スク担持部85上に移動する(ステップS11)。
【0085】マガジン5から突出したディスクが、揺動
レバー147,148等(第15図示)から成る位置決
め手段によりディスク担持部85上の所定位置(ターン
テーブル79の直上位置)に位置決めされ、これがフォ
トセンサ167によって確認されると、モータ108
(第10図参照)が回転して移動体99が前方(矢印Y
方向)に移動し、ディスクを担持したディスク担持部8
5は下降せられる(ステップS12)。ディスク担持部
85がその最下降位置に移動する過程で、該ディスク担
持部上にあるディスク17はターンテーブル79のディ
スク担持面79a(第10図示)上に載置される(ステ
ップS13)。
【0086】ディスク担持部85がその再下降位置に達
した後も移動体99の前方への移動は続けられ、これに
よって、第10図に示されるレバー部材A176が第1
0図における反時計方向に初めて回動せしめられる。よ
って、このレバー部材A176と連結されたスライドプ
レート179が左方(矢印X方向)に移動し、クランプ
機構が作動せられる。
【0087】このクランプ機構の動作を少し詳しく説明
する。スライドプレート179が左方(矢印X方向)に
移動することにより、まず、クランプ機構の支持アーム
198が回動支持軸187を中心として例えば第16図
における反時計方向に回動する。支持アーム198が所
定角度だけ回動して押圧部材192がターンテーブル7
9の直上に達すると、該支持アーム(の構成部材である
アーム本体189)に設けられた調整ネジ201がピン
202に係合し、該支持アームの回動は停止せられる。
この後、スライドプレート179は更に左方に駆動さ
れ、これによって、支持アーム198の構成部材である
回動レバー196がピン196aを中心として回動し、
故に、該回動レバーと連結されたスライドプレート19
4がアーム本体189に沿って移動する。よって、第1
3図からも明らかな如く、サブアーム190が下方に揺
動し、押圧部材192がディスク17の主面に当接して
該ディスクはクランプされる(ステップS14)。
【0088】一方、スライドプレート179の左方(矢
印X方向)への移動によって、第10図及び第15図に
示されるレバー部材B183がピン183aを中心とし
て該両図における反時計方向に回動する。すると、第1
5図から明らかなように、レバー部材B183のピン1
83eが連動レバー149に係合して該連動レバーを前
方(矢印Y方向)に移動せしめる。故に、ディスク17
をディスク担持部85上にて位置決めしていた揺動レバ
ー147、148がディスク17の外周部から離脱す
る。また、レバー部材B183の反時計方向への回動に
よって該レバー部材の張出部183cが移動プレート1
70(第10図示)を左方(矢印X方向)に押す。よっ
て、第15図に示される他の揺動レバー155がディス
ク外周部から離脱する。また、この移動プレート170
の左方への移動により、第11図及び第15図に示され
る持ち上げレバー171がピン171aを中心として第
11図における反時計方向に回動し、これにより、ディ
スク案内部材86が上方に所定角度だけ揺動せしめられ
る。かくしてディスクの演奏が可能となり、ターンテー
ブル79及びキャリッジ80(第10図等図示)が動作
して演奏が開始される(ステップS15)。
【0089】演奏が終了するとディスクはマガジン5内
に返送されるのである(ステップS16)が、マガジン
5へのディスク返送動作は上述したディスクローディン
グ動作のほぼ逆の過程を辿ってなされるので詳述はしな
い。但し、ディスク担持部85上からマガジン5内にデ
ィスク17を押し込む動作は第15図に示される押出し
アーム121によってなされる。また、上記制御部は、
マガジン5内に返送されるべきディスクを収納する収納
部がマガジン5内に有るか否かをフォトセンサ67ない
し69により確認する。第15図に示されるように、押
出アーム121がディスク17を押し出す押出位置にあ
るときには該押出アームの先端部分がマガジン5と当接
するようであるが、マガジン5にはこの部分に切欠部5
bが形成されているので、該押出アームの動作が阻害さ
れることはない。第2図(a),(d)及び(f)にも
この切欠部5bが示されているが、該切欠部を通じて聴
取者が爪にてディスク17を把持してマガジン5外に取
り出すことが出来る。但し、切欠部はかなり小さなもの
で、聴取者はディスク17の外周部しか把持し得ず、従
つて、聴取者の爪によりディスクの記録面が損傷するこ
とはない。
【0090】以下、指定されたディスクに応じて上記の
動作が繰り返される。また、マガジン5を交換するため
にマガジン5をイジェクトする場合、イジェク卜される
マガジンに押される形でマガジン挿入口3aの蓋体6が
開かれる。
【0091】次いで、少なくとも2枚のディスクを含む
演奏シーケンスをストップ指令がない限り自動演奏する
自動演奏手段について説明する。第34図はマニュアル
によつてこの自動演奏手段が動作せしめられる場合を示
すものである。まず、演奏さるべきディスクが指定(ス
テップS20)されると、この指定されたディスクがタ
ーンテーブル79上に搬送される(ステップS21)。
そして、該ディスクの頭から演奏が開始(ステップS2
2)され、演奏が終了すると次のディスクに交換され
る。ディスクが順次交換(ステップS26)されて最後
に指定されたディスクの演奏が終了すると、再び最初の
ディスクからの演奏が開始される。この連続演奏の途中
で演奏ストップのポタンが押されると演奏は終了するの
である。
【0092】なお、第35図は曲目をプログラミングし
た場合の自動演奏手段の動作を示すものである。第36
図はマガジン5内の各ディスクに記録された各曲の曲頭
を順次かつ複数枚のディスクに対して連続して検出する
曲頭検出手段を説明するものである。まず、いわゆるロ
ックボタンであるインデクススキャンボタン(操作ボタ
ン群7ないし10のうちいずれか)が押されると、該ボ
タンは押された状態でロックする。すると、インデクス
スキャンさるべきディスクの番号Xが1とセットされ、
1枚目のディスクの1曲目の曲頭が演奏される(ステッ
プS41〜S44)。この状態でインデクススキャンボ
タンが押されたままであると、1枚目のディスクの2曲
目以下の各曲の曲頭が順次演奏される(S45〜)。1
枚目のディスクに収録された各曲の曲頭演奏が終了する
と、2枚目以後のディスクについて各曲の曲頭演奏が行
なわれる。すべてのディスクの各曲についての曲頭演奏
が完了すると最初のディスクからのノーマル演奏に移
る。また、各曲の曲頭演奏中にRELEASEボタンが
押された場合もノーマル演奏に移る。
【0093】第37図及び第38図は曲頭検出手段の変
形を説明するためのものである。第37図は、所定のデ
ィスクのある曲の曲頭が演奏された直後にインデクスス
キャンボタンが押されると、直ちにその次の曲の曲頭の
演奏に入ることを示している。また、第38図は、所定
のディスクのある曲の曲頭が演奏された直後にインデク
ススキャンボタンが押されることによって、このディス
クの各曲の曲頭演奏は解除されて次の各ディスクの1曲
目の曲頭演奏が順次行なわれることを示している。
【0094】第39図ないし第42図はマガジン5の内
部構造の変形例を示すものである。第39図に示される
マガジン5においては、卜リガレバー26が矢印J方向
に押されることによつて、突出アーム21がコイルスプ
リング29の付勢力に抗してピン21aを中心として揺
動し、ディスク17がマガジン5外に押し出される。
【0095】第40図に示されるマガジン5において
は、卜リガレバー26が矢印J方向に押されることによ
つて、中間レバー221がコイルスプリング222によ
るバイアス力に抗してピン221aを中心として回動
し、これによりコイルスプリンク223によつて付勢さ
れている突出アーム21がピン21aを中心として揺動
してディスク17がマガジン5の外部に突出する。
【0096】また、第41図に示されるマガジン5にお
いては、トリガレバーとしてのワイヤ226を矢印K方
向に引くことによって、突出アーム21がコイルスプリ
ング227の付勢力に抗してピン21aを中心として揺
動し、ディスク17がマガジン5外に突出する。
【0097】第42図に示されるマガジン5において
は、ワイヤ227をコイルスプリング228の付勢力に
抗して矢印K方向に引くことにより、該ワイヤによつて
ディスク17がマガジン5外に突出せられる。
【0098】尚、上述したマルチディスクプレーヤにお
いては、第16図等に示されるように、クランプ機構
が、支持アーム198の回動によって押圧部材192が
ターンテーブル79のディスク担持面と平行に移動する
如く構成されているが、この構成に限るものではない。
第43図及び第44図にクランプ機構の他の実施例が示
されている。図示されるように、ターンテーブル79の
ディスク担持面79aと平行に伸長するガイドシャフト
231が設けられており、支持アーム232は、該ガイ
ドシャフト上を摺動するアーム本体233と、該アーム
本体の先端部にピン233aを介して上下方向(矢印Z
方向及びその反対方向)を含む面内において揺動自在に
取り付けられてその自由端部にて押圧部材192を回転
自在に支持するサブアーム235とから成る。アーム本
体233にはその移動方向に沿つてラック部233bが
形成されており、該アーム本体はこのラック部233b
に噛合する歯車236を含む駆動源により駆動される。
また、アーム本体233とサブアーム235との間には
該サブアームを非クランプ位置(該サブアームに取り付
けられた押圧部材192がディスク17の主面から離脱
する該サブアームの位置)に向けて付勢するコイルスプ
リング237が介装されている。サブアーム235は、
アーム本体233上にピン239aにより回動可能に設
けられた作動レバー239を回動させることにより、ス
ライダ240を介して揺動せしめられる。
【0099】
【発明の効果】詳述した如く、本発明によるマルチディ
スクプレーヤによれば、マガジンなどの収納手段に対し
てディスクを出し入れする際にディスクの表面が傷つく
ことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマルチディスクプレーヤの全体斜
視図である。
【図2】(a)ないし(f)は、マガジンの各々平面
図、正面図、左側面図、右側面図、背面図及び底面図で
ある。
【図3】マガジンの内部構造を示す図である。
【図4】図3に関するIV−IV断面図である。
【図5】図3に関するV −V 断面図である。
【図6】図3に関するVI一VI断面図である。
【図7】マガジン着脱機構の平面図である。
【図8】マガジン着脱機構の左側面図である。
【図9】マガジン着脱機構の右側面図である。
【図10】ディスク搬送機構及び演奏手段の平面図であ
る。
【図11】図10に関するXI −XI 矢視図である。
【図12】図10に関するXII−XII矢視図である。
【図13】図10に関するXIII −XIII 矢視図であ
る。
【図14】図10に関するXIV−XIV矢視図である。
【図15】図11に関するXV −XV 矢視図である。
【図16】図13に関するXVI一XVI矢視図である。
【図17】当該マルチディスクプレーヤの内部構造の一
部詳細図である。
【図18】当該マルチディスクプレーヤの内部構造の一
部詳細図である。
【図19】当該マルチディスクプレーヤの内部構造の一
部詳細図である。
【図20】当該マルチディスクプレーヤの内部構造の一
部詳細図である。
【図21】当該マルチディスクプレーヤの内部構造の一
部詳細図である。
【図22】当該マルチディスクプレーヤの内部構造の一
部詳細図である。
【図23】当該マルチディスクプレーヤの内部構造の一
部詳細図である。
【図24】当該マルチディスクプレーヤの内部構造の一
部詳細図である。
【図25】当該マルチディスクプレーヤの内部構造の一
部詳細図である。
【図26】当該マルチディスクプレーヤの内部構造の一
部詳細図である。
【図27】当該マルチディスクプレーヤの内部構造の一
部詳細図である。
【図28】当該マルチディスクプレーヤの内部構造の一
部詳細図である。
【図29】当該マルチディスクプレーヤの内部構造の一
部詳細図である。
【図30】当該マルチディスクプレーヤの内部構造の一
部詳細図である。
【図31】当該マルチディスクプレーヤの内部構造の一
部詳細図である。
【図32】当該マルチディスクプレーヤの内部構造の一
部詳細図である。
【図33】該マルチディスクプレーヤの動作を説明する
ための図である。
【図34】該マルチディスクプレーヤの動作を説明する
ための図である。
【図35】該マルチディスクプレーヤの動作を説明する
ための図である。
【図36】該マルチディスクプレーヤの動作を説明する
ための図である。
【図37】該マルチディスクプレーヤの動作を説明する
ための図である。
【図38】当該マルチディスクプレーヤの一部変形例を
示す図である。
【図39】当該マルチディスクプレーヤの一部変形例を
示す図である。
【図40】当該マルチディスクプレーヤの一部変形例を
示す図である。
【図41】当該マルチディスクプレーヤの一部変形例を
示す図である。
【図42】当該マルチディスクプレーヤの一部変形例を
示す図である。
【図43】当該マルチディスクプレーヤの一部変形例を
示す図である。
【図44】当該マルチディスクプレーヤの一部変形例を
示す図である。
【符号の説明】
2 ハウジング 5 マガジン 13 ディスク担持ユニット 17 ディスク 24 保持アーム 26 トリガレバー 32 シャーシ 33 シャーシ 50 モータ 63 検知スイツチ 64 検知スイツチ 65 検知スイツチ 67 フオトセンサ 68 フオトセンサ 69 フオトセンサ 79 ターンテーブル 80 キャリッジ 82 モータ 85 ディスク担持部 86 ディスク案内部材 89 支持機構 90 支持機構 99 移動体 108 モータ 112 作動ロッド 121 押出アーム 137 移動体 143 モータ 147 揺動レバー 148 揺動レバー 155 揺動レバー 162 フオトセンサ 167 フオトセンサ 192 押圧部材 198 支持アーム 206 検知スイツチ 207 検知スイツチ 208 フオトセンサ 211 フオトセンサ 212 フオトセンサ 213 検知スイツチ 214 検知スイツチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 章 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内 (72)発明者 冨田 信光 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング(2)と、 前記ハウジング内に設けられた再生手段(79,80)
    と、 複数枚のディスク各々を担持する担持部及び前記ディス
    クの出し入れを行うための開口部を有しかつ前記ハウジ
    ング内の所定装着部に着脱自在に装着される収納手段
    (5)と、 前記収納手段内のディスクを選択して前記再生手段に搬
    送し且つ前記再生手段から前記収納手段内にディスクを
    搬送するディスク搬送機構とを含むマルチディスクプレ
    ーヤであって、 前記担持部にはディスク外周縁を担持する担持突起(1
    3c、13d、13e)が設けられていることを特徴と
    するマルチディスクプレーヤ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のマルチディスクプレーヤ
    において、 前記収納手段に仕切り部材(13a)が形成されている
    ことを特徴とするマルチディスクプレーヤ。
JP14606897A 1997-05-21 1997-05-21 マルチディスクプレーヤ Pending JPH1097748A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102270477A (zh) * 2010-05-28 2011-12-07 索尼公司 换盘器
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