JPH1097497A - インタフェースチェッカ及び回路検査方法 - Google Patents

インタフェースチェッカ及び回路検査方法

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JPH1097497A
JPH1097497A JP24782396A JP24782396A JPH1097497A JP H1097497 A JPH1097497 A JP H1097497A JP 24782396 A JP24782396 A JP 24782396A JP 24782396 A JP24782396 A JP 24782396A JP H1097497 A JPH1097497 A JP H1097497A
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JP
Japan
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signal
transmission
systems
intermittent
circuit
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Application number
JP24782396A
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English (en)
Inventor
Akihiko Osawa
明彦 大沢
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N T T DATA TSUSHIN KK
NTT Data Corp
Original Assignee
N T T DATA TSUSHIN KK
NTT Data Communications Systems Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by N T T DATA TSUSHIN KK, NTT Data Communications Systems Corp filed Critical N T T DATA TSUSHIN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端末装置等の電源のオン/オフにかかわら
ず、簡易にインタフェースの全ての信号系を試験するこ
とができ、障害箇所を速やかに且つ的確に把握する。 【解決手段】 切換スイッチ12は、点滅−点灯を選択
切換するスイッチ、切換スイッチ13は、カウンタ23
に供給する信号を選択する。発光ダイオード18,1
9,20及び21は、各信号系における信号の有無を点
灯又は滅灯により表示する。カウンタ22及び23は、
信号がパルス状に断続するときにそのパルス数をカウン
トして表示する。カウンタ22は、RS信号のパルス数
をカウントする。カウンタ23は、切換スイッチ13に
より選択されたCS信号又はRD信号のパルス数をカウ
ントする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、オンラインシス
テムのようなネットワークシステム等を構築する際に各
端末を接続する回線インタフェースの障害をチェックす
るためのインタフェースチェッカに係り、特に、2
n(nは自然数)本のワイヤからなる2線、4線又は8
線等の回線インタフェースに好適なインタフェースチェ
ッカに関する。また、この発明は、回路の検査方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、オンラインシステムは、図11
に示すように構成される。図11は、例えば銀行のオン
ラインシステムの構成を示している。センタMCのホス
トCHに通信回線、例えばISDN(Integrated Servi
cesDigital Network)回線、を介して本店TCの制御装
置NTCが結合される。ホストCHとISDN回線との
間及びISDN回線と本店TCの制御装置NTCとの間
には、それぞれDSU(Digital Service Unit)が介挿
されて、例えば9600b/sのビットレートで、ホストCH
と制御装置NTCとの間の通信が行われる。
【0003】本店TCの制御装置NTCには、1台目の
端末装置、すなわち1号機であるマスタ端末T1が接続
され、この1号機(マスタ端末T1)に1台以上の端末
装置、すなわち2号機〜N号機であるスレーブ端末T
2,T3,…TNが順次接続される。端末装置には、窓
口業務のためのカウンタ端末(KCTM)、為替処理の
ための為替端末(為替PR)及び自動取引装置(AT
M:Automatic Teller Machine)等が含まれる。
【0004】また、本店TCの制御装置NTCには、通
信回線、例えば公衆回線、を介して支店(△△支店)T
Bの1号機(マスタ端末)T1が接続され、この1号機
(マスタ端末)T1に1台以上の端末装置、すなわち2
号機〜n号機(スレーブ端末)T2,…T(n−1),
Tnが順次接続される。本店TCの制御装置NTCと公
衆回線との間には、モデムが介挿され、公衆回線と支店
TBの1号機(マスタ端末)T1との間にはRLA(Re
mote Loop Adaptor)が介挿されて、例えば4800b/sのビ
ットレートで通信が行われる。
【0005】本店TCの制御装置NTCよりも下位の装
置間は、4本のワイヤすなわち4線(4W)からなる4
線インタフェース(4Wインタフェース)、例えばRS
449で接続されており、一回線あたり最大8台の端末
装置を接続することができる。
【0006】図11及び図12に示すように、制御装置
NTCから1号機(マスタ端末)T1までは1組の4線
コード(4Wコード)で接続されており、1号機(マス
タ端末)T1と次の2号機(スレーブ端末)T2との
間、及び2号機〜N号機T2〜TNの各スレーブ端末相
互間は、全て2組の4線からなる8線(8W)による8
線コード(8Wコード)で接続されている。
【0007】制御装置NTCと1号機T1との間の4線
コードには、4線のうちの2線にSD(Send Data:デ
ータ送信)信号(SDa、SDb)が、残る2線にRD
(Receive Data:データ受信)信号(RDa、RDb)
が流れる。同様に、各端末装置間の8線コードでは、前
述した4線がローゼットAによる回線にまとめられ、残
る4線からなるローゼットBには、RS(Request to S
end:送信要求)信号(RSa、RSb)及びCS(Cle
ar to Send:送信許可)信号(CSa、CSb)がそれ
ぞれ2線ずつ使用されて伝送される。
【0008】図12のように、4線コードの各端は、ロ
ーゼットにより接続され、各端末装置すなわち1号機〜
N号機T1〜TNの各々と4線コードのローゼットとの
接続は、4線(4W)アダプタADPを介して行われ
る。
【0009】すなわち、SD信号は、センタMCのホス
トCHへの送信データ、RD信号は、センタMCからの
受信データである。RS信号は、端末装置(1号機〜N
号機)T1〜TNがセンタMCへデータを送信したいと
きに送信を要求するために送出する信号であり、それに
対してマスタ端末T1のマスタペグによる送信許可を示
す信号がCS信号である。これらRS信号及びCS信号
は、複数の端末装置(1号機〜N号機)T1〜TNが通
信する際に、複数端末間での競合を防ぐ役割をはたす。
これらRS信号及びCS信号による制御を、送信の権利
を制御するという意味で、送信権制御と称し、具体的に
は、次のような制御となる。
【0010】(1) 装置がデータを送信するSD信号の送
出は、上位装置からのCS信号がオフとなっている時に
だけ、RS信号をオンとして上位装置へ送信要求するこ
とができる。 (2) 装置がRS信号をオンとして、CS信号が返ってき
た時点でSD信号の送信を開始する。このとき、下位装
置に対しては、CS信号をオフとして、下位装置による
送信を抑制する。そして、送信が終了した時点で、RS
信号をオフとする。 (3) データ送信をしていない装置は、RS信号がオフと
なっており、下位装置からのRS信号を上位装置にその
まま中継する。また、上位装置からのCS信号を下位装
置へそのまま中継する。
【0011】したがって、例えば2号機(スレーブ端
末)T2が通信する場合の各信号の流れは次のようにな
る。2号機が通信する場合、まず上位装置である1号機
(マスタ端末)T1からのCS信号がオフであることを
確認して、RS信号をオンとする。1号機T1が通信中
でなければ、マスタ端末T1の4線アダプタのマスタペ
グにより、上述の(3)のように、CS信号を2号機T2
へ送り返す。2号機T2は、CS信号を確認すると、S
D信号を送出して、送られたデータがセンタMCで処理
され、RD信号として送り返される。
【0012】次に、1号機T1が、通信中である場合
は、上述の(2)のように、通信が終了するまでは、CS
信号が戻らないため、2号機T2は通信することができ
ない。また、3号機T3が通信中である場合は、CS信
号がオンとなっているため、2号機T2は、上述の(1)
のようにRS信号をオンとすることができず、3号機T
3の通信終了待ちとなる。このようなやり取りを繰り返
し、各装置間での通信が行われる。
【0013】なお、上述においては、本店TCの制御装
置NTCに接続された、1号機〜N号機T1〜TNにつ
いて説明したが、支店TBのRLAに接続された1号機
〜n号機T1〜Tnも、制御装置NTCに接続された1
号機〜N号機T1〜TNと全く同様である。
【0014】仮に、1号機T1と2号機T2の間で、R
S信号を伝送するワイヤが断線したと想定すると、2号
機T2又は3号機T3がRS信号をオンとしてもCS信
号が返らず、通信不能となる。CS、SD及びRDの各
信号が、伝送されなくなった場合にも、ほぼ同様のこと
がいえる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】4線インタフェースに
おける断線、故障等の回線障害が発生すると、次に列挙
するような理由により、障害箇所を特定することが容易
ではない。 (a) RS、CS、SD及びRD信号の各信号自体、並び
に信号の流れを視認することができない。 (b) 障害箇所を発見するためには、上述したような接続
における全配線のチェックが必要である。すなわち、4
線の配線接続器すなわちコネクタ及びローゼット等を全
て点検しなければならず、チェックすべき箇所が非常に
多い。ちなみに、従来は、数人がかりでチェックせざる
を得なかった。 (c) 全端末装置のチェックが必要である。すなわち、4
線接続用の4線アダプタ、4線インタフェースパッケー
ジ等の全てのチェックが必要となる。
【0016】(d) しかも、故障箇所を特定するための接
続の切り分け作業中に障害が直ってしまうことも多い。
例えば、端末装置の電源をオン/オフ操作すると直って
しまったりする。 (e) 故障箇所を特定するための切り分け作業中に回復し
た場合、予防的に配線及び装置を交換することになるた
め、真の原因が判明せず、故障が再発してしまうことも
多い。 (f) 4線インタフェース専用の試験ツールがない。端末
装置単体のテストプログラムは存在するが、インタフェ
ース全体の試験のためには、難点が多く使いにくい。
【0017】この発明は、上述した事情に鑑みてなされ
たもので、端末装置等の電源のオン/オフにかかわら
ず、簡易にインタフェースの全ての信号系を試験するこ
とができ、障害箇所を速やかに且つ的確に把握すること
が可能なインタフェースチェッカを提供することを目的
とする。また、この発明は、障害の有無を速やかに且つ
的確に把握することが可能な回路の検査方法を提供する
ことを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点にかかるインタフェースチェ
ッカは、オペレータによる選択操作に応じて連続信号及
び断続信号を選択的に切り換えて、連続信号及び断続信
号のいずれか一方を一対の信号系の一方の信号系に送出
する送信回路と、前記一対の信号系の前記一方の信号系
に接続され、該信号系上の送信信号の有無を検出して表
示する送信表示手段と、前記一対の信号系の他方の信号
系に接続され、該信号系上の受信信号の有無を検出して
表示する受信表示手段と、前記一対の信号系の前記一方
の信号系に接続され、前記送信回路により断続信号が選
択され送出されているときに、該信号系上の送信信号数
をカウントする送信カウンタ手段と、前記一対の信号系
の前記他方の信号系に接続され、前記送信回路により断
続信号が選択され送出されているときに、該信号系上の
受信信号数をカウントする受信カウンタ手段と、を具備
する。
【0019】この発明の第2の観点にかかるインタフェ
ースチェッカは、オペレータによる選択操作に応じて連
続信号及び断続信号を選択的に切り換えて、連続信号及
び断続信号のいずれか一方を複数対の信号系のうちの1
対の信号系の一方に送出する送信回路と、前記複数対の
信号系のうちの一方に試験信号が送出された対の他方の
信号系上の信号と前記送信回路の出力とのアンドをとっ
て、前記複数対の信号系のうちのその他の対の信号系に
送出するアンド回路と、前記複数対の信号系の前記各一
方の信号系に接続され、該信号系上の送信信号の有無を
検出して表示する送信表示手段と、前記複数対の信号系
の各他方の信号系に接続され、該信号系上の受信信号の
有無を検出して表示する受信表示手段と、前記複数対の
信号系の前記送信回路から信号が送出された信号系に接
続され、前記送信回路により断続信号が選択され送出さ
れているときに、該信号系上の送信信号数をカウントす
る送信カウンタ手段と、前記複数対の信号系の前記各他
方の信号系のうちの1つを選択する信号選択手段と、前
記送信回路により断続信号が選択され送出されていると
きに、前記信号選択手段により選択された信号系上の受
信信号数をカウントする受信カウンタ手段と、を具備す
る。
【0020】前記送信回路は、断続信号のパルス幅、パ
ルス間隔及び送信パルス数の少なくとも一部を調整する
手段を含んでいてもよい。前記送信表示手段及び受信表
示手段の少なくとも一方は、信号の存在により発光する
発光手段を含んでいてもよい。前記送信カウンタ手段及
び受信カウンタ手段のカウント値を比較する比較手段
と、前記比較手段により前記送信カウンタ手段及び受信
カウンタ手段のカウント値の不一致が検出されたときに
警報を発生するアラーム手段と、をさらに備えていても
よい。前記信号系の終端を短絡する短絡手段をさらに備
えていてもよい。
【0021】この発明に係るインタフェースチェッカ
は、オペレータによる選択操作に応じて連続信号及び断
続信号を選択的に切り換えて、対をなす信号系の一方の
信号系に送出し、各信号系上の信号の有無をそれぞれ表
示するとともに、送信回路により断続信号が選択され送
出されているときに、各信号系上の信号数をそれぞれカ
ウントする。このインタフェースチェッカでは、簡単な
構成であるにもかかわらず、簡単な操作で各信号系に試
験信号を流し、各信号系における信号状態を表示するこ
とにより、各信号系の状態をチェックすることができる
とともに、試験信号として、断続信号を送り、各信号系
における信号パルス数をカウントして、信号系の瞬断等
をチェックすることができる。したがって、端末装置等
の電源のオン/オフにかかわらず、簡易にインタフェー
スの全ての信号系を試験することができ、障害箇所を速
やかに且つ的確に把握することができる。
【0022】この発明の第3の観点にかかる回路の検査
方法は、対となる信号系の一端部同士を短絡し、連続信
号又は断続信号を対となる信号系の一方の信号系に送出
し、前記対となる信号系の他方の信号系上の受信信号数
をカウントし、受信信号のカウント値に基づいて、前記
対となる信号系の故障を判別する、ことを特徴とする。
【0023】この場合、例えば、前記一方の信号系上の
送信信号数と他方の信号系上の受信信号数をカウント
し、送信信号のカウント値と、受信信号のカウント値が
不一致の時に、前記一対の信号系が故障していると判断
する、ことができる。即ち、回路が断線等している場合
には、送信信号のカウント値と受信信号のカウント値は
一致しなくなる。従って、回路の異常を判別することが
できる。回路の接触不良等の場合、回路の接続部分、例
えば、ローゼットを軽くたたくことにより、回路が瞬間
的に断線したり、接続したりする。そこで、例えば、あ
るローゼットやワイヤを軽くたたいた時に、カウント値
が一致しなくなったような場合には、そのローゼット又
はワイヤ或いはそれらの接続部分が異常であること等を
判別することができる。
【0024】また、連続信号を対となる信号系の一方の
信号系に送出し、前記対となる信号系の他方の信号系上
の受信信号数をカウントし、受信信号のカウント値が変
化した時に、前記対となる信号系が故障していると判断
するようにしてもよい。連続信号を供給した状態で、例
えば、あるローゼットやワイヤを軽くたたいた時に、カ
ウント値が変化するような場合には、そのローゼット又
はワイヤ或いはそれらの接続部分が異常であり、信号の
断続が行っている。そこで、この方法によれば、簡単に
故障個所を判別することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。図1〜図8を参照して、この発
明の第1の実施の形態に係るインタフェースチェッカ及
び回路検査方法を説明する。
【0026】図1と図2は、この発明の第1の実施の形
態に係るインタフェースチェッカの回路構成と外観構成
をそれぞれ模式的に示している。
【0027】このインタフェースチェッカは、例えば図
11及び図12に示したようなオンラインシステムにお
いて各端末装置T1〜TN又はT1〜Tnを接続する4
線インタフェースの故障の有無及び故障個所をチェック
するために使用されるものである。
【0028】このインタフェースチェッカは、図1に示
すように、パルス発振器11、切換スイッチ12,1
3、ドライバアンプ(ドライバ増幅器)14,15、受
信アンプ(受信増幅器)16,17、発光ダイオード
(LED)18,19,20,21、RSカウンタ2
2,CS/RDカウンタ23、アンド回路24及びコネ
クタ25を備えている。
【0029】パルス発振器11は、いわゆるタイマIC
(集積回路)等を用いて構成され、断続的な信号からな
るパルス信号を出力する。出力パルスの周期及びパルス
幅は、信号スピードボリューム11a及び11bの操作
により、それぞれ調整することができる。
【0030】第1の切換スイッチ12は、試験用の疑似
信号である試験信号の断続−連続を切り換えるスイッチ
である。即ち、切換スイッチ12は、図示していない直
流電源に接続されることにより、連続信号を選択して試
験信号として出力し、パルス発振器11に接続されるこ
とにより、断続信号(パルス信号)を選択して試験信号
として出力する。
【0031】第2の切換スイッチ13は、受信アンプ1
6の出力を選択してカウンタ23に与えるか、受信アン
プ17の出力を選択してカウンタ23に与えるかを切り
換える。この切換スイッチ13は、図2に示すように、
一対の押しボタン13a及び13bの操作に従って切換
動作を行うように構成されており、「RS→CS」と表
示された押しボタン13aを操作することにより、CS
信号側すなわち受信アンプ16の出力を選択し、「RS
→CS」・「SD→RD」と表示された押しボタン13
bを操作することにより、RD信号側すなわち受信アン
プ17の出力を選択する。
【0032】ドライバアンプ14及び15は、送信する
試験信号を増幅して信号系に送出する。第1のドライバ
アンプ14は、第1の切換スイッチ12で選択された信
号を増幅して、RS信号回線に送出する。前述のよう
に、RS信号回線は、ラインRSa(L2)とラインR
Sb(+)の2線からなる。第2のドライバアンプ15
は、アンド回路24の出力信号を増幅してSD信号回線
に送出する。SD信号回線は、ラインSDa(L2)と
ラインSDb(+)の2線からなる。
【0033】受信アンプ16及び17は、チェック対象
回線から受信した信号を増幅して、カウンタ23及び発
光ダイオード19及び21に供給する。第1の受信アン
プ16は、CS信号回線から受信した信号を増幅する。
CS信号回線は、ラインCSa(E)とラインCSb
(−)の2線からなる。第2の受信アンプ17は、RD
信号回線から受信した信号を増幅する。RD信号回線
は、ラインRDa(L1)とラインRDb(E)の2線
からなる。
【0034】発光ダイオード18,19,20及び21
は、一端が図示していない直流電源に接続され、他端が
対応する信号線に接続されて、信号の有無を点灯又は滅
灯により表示する。第1の発光ダイオード18は、ドラ
イバアンプ14の出力により、RS信号の有無を表示す
る。第2の発光ダイオード19は、受信アンプ16の出
力により、CS信号の有無を表示する。第3の発光ダイ
オード20は、ドライバアンプ15の出力により、SD
信号の有無を表示する。第4の発光ダイオード21は、
受信アンプ17の出力により、RD信号の有無を表示す
る。
【0035】第1のカウンタ22は、ドライバアンプ1
4の出力により、RS信号が断続する際にパルス数をカ
ウントする。第2のカウンタ23は、切換スイッチ13
により選択された受信アンプ16又は受信アンプ17の
出力により、CS信号又はRD信号が断続する際に、そ
のパルス数をカウントする。
【0036】アンド回路24は、切換スイッチ12で選
択されたRS信号回線ヘの送信信号と受信アンプ16か
ら出力されるCS信号回線の受信信号とのアンドをと
り、ドライバアンプ15に与える。これは、RS信号に
CS信号が応答した場合、すなわちRS信号回線及びC
S信号回線が健全であった場合にのみSD信号を送出し
て、SD信号回線及びRD信号回線のチェックを行うよ
うにするためである。
【0037】コネクタ25は、ドライバアンプ14の出
力、受信アンプ16の入力、ドライバアンプ15の出力
及び受信アンプ17の入力を、それぞれRS信号回線、
CS信号回線、SD信号回線及びRD信号回線にそれぞ
れ結合する。
【0038】図2に示された、押しボタン31及び32
は、それぞれこのインタフェースチェッカの電源をオン
及びオフする電源スイッチであり、「ON」と表示され
た押しボタン31を操作することにより電源がオンし、
「OFF」と表示された押しボタン32を操作すること
により、電源がオフする。
【0039】リセットボタン33は、押操作されると、
このインタフェースチェッカのパルス発振器11、カウ
ンタ22及び23等をリセットする。電源コネクタ(D
C)34は、電源入力用のコネクタであり、いわゆるA
Cアダプタ(図示せず)が接続される。なお、このイン
タフェースチェッカには、図示せぬ二次電池とその充電
回路が内蔵されており、ACアダプタを介して商用電源
に接続されている間に電池を充電しておき、商用電源を
使用できない環境においてはは、充電された二次電池を
電源として使用することができる。
【0040】次に、このような構成を有するインタフェ
ースチェッカを用いた回線の異常検出方法について、図
3〜図6のフローチャートを参照して説明する。この例
では、検査対象を、1台のマスタ端末と2台のスレーブ
端末(1号機〜3号機)T1〜T3の3台の端末を接続
する4線インタフェースとする。図11及び図12に示
すように、このシステムが本店TC内に配置されている
場合(インハウスの場合)には、マスタ端末T1はNT
Cに接続され、支店TBに配置されている場合(リモー
トの場合)、マスタ端末T1はRLAに接続されてい
る。
【0041】端末装置T1〜T3のID(データ入力)
コネクタは、隣接する上位の端末装置のOD(データ出
力)コネクタに、RS,CS,SD及びRDの各信号を
対応させて接続され、OD(データ出力)コネクタは、
隣接する下位の端末装置のID(データ入力)コネクタ
に、RS,CS,SD及びRDの各信号を対応させて接
続されている。
【0042】このようなシステムの全インタフェースの
入出力が通信不能である場合、まず、1号機(マスタ端
末)T1の出力側端子ODにインタフェースチェッカI
FCを図7に示すように挿入する。次に、発光ダイオー
ド(LED)18〜21の点灯状態を確認する(ステッ
プS11)。この際、切換スイッチ12の選択はいずれ
でも良い。
【0043】次に、RD信号の有無を指示する発光ダイ
オード21が連続的に点灯しているか否かを判別する
(ステップS12)。この段階では、受信アンプ17に
は、コネクタ(インハウスの場合NTCコネクタ、リモ
ートの場合RLAコネクタ)を介して外部からRD信号
が供給されており、発光ダイオード21が連続的に点灯
しているということは、受信アンプ17に、RD信号の
スタートビットの極性(0レベルの極性)の信号が常時
供給されていることを意味する。従って、発光ダイオー
ド21が連続的に点灯している場合には、マスタ端末
(1号機)T1又はその上位に不良があると判定する
(ステップS13)。すなわち、マスタ端末の4線アダ
プタ、4線インタフェースパッケージ、及び、制御装置
NTC〜マスタ端末T1間、又はRLA〜マスタ端末T
1間のコード不良、あるいは、RLA、モデム(リモー
ト)及び制御装置NTCのいずれかの不良であると判定
する。
【0044】ステップS12で、RDの発光ダイオード
21が連続点灯していない(消灯又は点滅)と判定され
た場合は、自動取引装置(ATM)等の自営端末を除い
て最下位の端末装置のOD側にインタフェースチェッカ
IFCを挿入する(ステップS14)。この例では、端
末が3台であるので、図8に示すように、最下位の第3
号機T3のODコネクタにインタフェースチェッカIF
Cを接続する。さらに、(1)電源スイッチ31をオンと
して、発光ダイオード18〜21の点灯表示による信号
系のモニタを可能とする。(2)「点滅/点灯」の切換ス
イッチ12を点滅側に設定する。(3)「信号スピード」
の可変抵抗器11a及び11bをカウンタ等の表示が見
易い速度に適宜調整する。
【0045】次に、本店TC、即ち、インハウスの場
合、マスタ端末の4線アダプタ(図12のT1、4線ア
ダプタ参照)のペグを通常から試験に差し替えてSD信
号をRD信号として折り返す。また、支店TB、即ち、
リモートの場合、RLA側の4線コネクタを外し、外し
たコネクタに、折返しコネクタ42をセットし、SD信
号をRD信号として折り返す(ステップS15)。
【0046】そして、インタフェースチェッカにて発光
ダイオード18〜21の状態を確認し、発光ダイオード
18〜21が、RS→CS→SD→RDの順に正常に点
滅するか否かを判別する(ステップS16)。
【0047】RS→CS→SD→RDの発光ダイオード
18〜21が正常に点滅すると判定された場合、インタ
フェースチェッカの「点滅/点灯」の切換スイッチ12
を点灯側に設定し、4線コネクタ、4線コード、ローゼ
ット、及び4線アダプタ等の各接続点をテストする(ス
テップS17)。例えば、4線コネクタ、4線コード、
ローゼット、アダプタ等に触れたり、軽く叩いたり、揺
ったりする。
【0048】このテストにより、接続不良箇所がある場
合、信号が断続する。このため、CS・RDカウンタ2
3に断続信号が供給され、CS/RDカウンタ23がカ
ウントアップする。
【0049】そこで、CS/RDカウンタ23のカウン
ト値に変化があるか否かを調べ(ステップS18)、変
化があれば、変化があった際にテストしていた箇所を点
検し、修理又は部品等の交換を行う(ステップS1
9)。そして、折返しコネクタ42等を通常状態に戻
し、各装置をリセットして各装置の立ち上がり状態を確
認する(ステップS20)。
【0050】ステップS18で、CS/RDカウンタ2
3のカウント値に変化がないと判定された場合には、折
り返しコネクタを通常状態に戻し、各装置をリセットす
る(ステップS20)。次に、各装置が回復したか否か
を確認し(ステップS21)、回復しない場合は、RL
Aを含め、上位回線系及び制御装置NTCが不良である
と判定する(ステップS22)。ステップS21で全装
置が回復したと判断された場合は、処理を終了する。
【0051】ステップS16において、RS→CS→S
D→RDの発光ダイオード18〜21が正常に点滅しな
いと判定された場合、CS系は正常か否かを判定する
(ステップS23)。CS系が正常でないと判定された
場合には、送信権の制御系の不良、即ちローゼットBに
関連する系の不良と判定する(ステップS24)。そし
て、マスタ端末(1号機)T1までのRS信号は正常か
否かをチェックする(ステップS25)。マスタ端末T
1までのRS信号が正常であると判定された場合は、マ
スタ端末T1より順次下位装置にインタフェースチェッ
カを挿入し、CS信号が正常でない装置をさがす(ステ
ップS26)。ステップS26でCS信号が正常でない
装置が見つかれば、その隣接する上位の装置が不良であ
るか、又は隣接する上位の装置のODコネクタから当該
装置のIDコネクタまでの間のコードの配線不良である
と判定して、ステップS17へ移行する。
【0052】ステップS25において、マスタ端末T1
までのRS信号が正常でないと判定された場合は、最下
位装置より上位に向けて順次インタフェースチェッカを
挿入し、RS信号が正常でない装置をさがす(ステップ
S27)。ステップS27でRS信号が正常でない装置
が見つかれば、その装置が不良であるか、又は、隣接す
る下位の装置のIDコネクタから当該装置のODコネク
タまでの間のコードの配線不良であると判定して、ステ
ップS17へ移行する。
【0053】ステップS23において、CS系が正常で
あると判定された場合には、SD線又はRD線の不良、
すなわちローゼットAに関連する系の不良と判定する
(ステップS28)。そして、マスタ端末(1号機)T
1のSD信号は正常か否かをチェックし(ステップS2
9)、マスタ端末T1のSD信号が正常であると判定さ
れた場合は、マスタ端末T1より順次下位装置にインタ
フェースチェッカを挿入し、RD信号が正常でない装置
をさがす(ステップS30)。ステップS30でRD信
号が正常でない装置が見つかれば、その隣接する上位の
装置が不良であるか、又は隣接する上位の装置のODコ
ネクタから当該装置のIDコネクタまでの間のコードの
配線不良であると判定して、ステップS17へ移行す
る。
【0054】ステップS29において、マスタ端末T1
のSD信号が正常でないと判定された場合は、最下位装
置より上位に向けて順次インタフェースチェッカを挿入
し、SD信号が正常でない装置をさがす(ステップS3
1)。ステップS31でSD信号が正常でない装置が見
つかれば、その装置が不良であるか、又は隣接する下位
の装置のIDコネクタから当該装置のODコネクタまで
の間のコードの配線不良であると判定して、ステップS
17へ移行する。
【0055】このようにして、上述したインタフェース
チェッカによれば、インタフェースの障害を効率良く調
べることができ、次のような利点がある。 (1) 発光ダイオード18〜21の表示により、各信号を
視認することができる。 (2) 4線インタフェース全体のコード配線、端末装置等
を一度に確認することができ、不連続断線や瞬断等にも
対応できる。 (3) 端末装置の電源を落とさずに試験ができ、また端末
装置の電源がオフ状態でも試験が可能である。 (4) 既設配線に、コネクタの着脱作業等のみにより、簡
易に接続して使用することができる。 (5) また、充電式2次電池を内蔵しているので、小型、
軽量で、しかも商用電源を利用することができない環境
下においても使用することができる。 したがって、このインタフェースチェッカによれば、不
良個所を的確に把握することができるため、故障の発生
を防止することができ、短時間で故障箇所を特定するこ
とができる。
【0056】端末装置の中には、信号RS、CS、S
D、RDの有無をランプ等で表示する機能を有するもの
もある。この種の装置を使用する場合には、例えば、ス
テップS11で、チェッカを接続することなく、マスタ
端末T1のRDランプの点灯状態を確認し、ステップS
12でマスタ端末T1のRDランプが連続的に点灯して
いるか否かを判別してもよい。
【0057】また、ステップS25でのRS信号が正常
であるか否かの判別、ステップS29でのSD信号が正
常であるか否かの判別、を端末のランプの点灯状態に基
づいて行っても良い。
【0058】また、各端末のRS、CS、SD、RDラ
ンプの点灯・消灯状態から、故障の有無及び故障個所を
大まかに判別することができる。各ランプの点灯・消灯
状態と故障個所の大まかな関連を図9に示す。従って、
これらのランプの点灯・消灯状態からおおよそに故障個
所を判別し、その箇所をチェッカ(インタフェースチェ
ッカ)を用いて詳細にチェックしてもよい。
【0059】また、図3〜図6に示す検査手順は、一例
を示すものにすぎず、インタフェースチェッカIFCを
任意の方法で用いて、回路をチェックすることができ
る。例えば、また、ステップS26、S27、S30、
S31では、インタフェースチェッカIFCの接続箇所
自体を下位装置側から上位装置側に順次変更するように
説明したが、インタフェースチェッカIFCの接続箇所
自体は変更せず、別の信号モニタ(例えば、モニタ専
用)のチェッカを用いて各信号が正常であるか否かを判
別してもよい。さらに、端末が前述のモニタランプを備
えている場合には、モニタランプの点灯状態から判別し
てもよい。
【0060】次に、この発明の第2の実施の形態に係る
インタフェースチェッカの回路構成を図10を参照して
説明する。図10に示すインタフェースチェッカは、図
1と同様の構成に加えて、比較回路51及びアラーム部
52が設けられている。比較回路51は、RS信号のカ
ウンタ22のカウント出力と、CS/RD信号のカウン
タ23のカウント出力とを比較して、両者の不一致を検
出する。アラーム部52は、比較回路51で、RS信号
のカウンタ22のカウント出力と、CS/RD信号のカ
ウンタ23のカウント出力との不一致が検出されたとき
に、アラーム、例えば電子ブザー(図示せず)を鳴動さ
せて、警報音を発生する。
【0061】すなわち、この場合、発信元のRS信号を
カウントするカウンタ22とCS及びRDをカウントす
るカウンタ23との表示されるカウント値にずれが発生
した場合には、電子ブザーを鳴動させることにより、長
時間の監視試験を行う場合や、一人で修理作業を行う場
合等においても、容易に障害のチェックをすることがで
きる。
【0062】
【発明の効果】この発明に係るインタフェースチェッカ
は、オペレータによる選択操作に応じて連続信号及び断
続信号を選択的に切り換えて、対をなす信号系の一方の
信号系に送出し、各信号系上の信号の有無をそれぞれ表
示する。さらに、送信回路により断続信号が選択され送
出されているときに、各信号系上の信号数をそれぞれカ
ウントする。従って、インタフェースチェッカでは、簡
単な構成であるにもかかわらず、簡単な操作で各信号系
に試験信号を流し、各信号系における信号状態を表示す
ることにより、各信号系の状態をチェックすることがで
きる。さらに、試験信号として、断続信号を送り、各信
号系における信号パルス数をカウントして、信号系の瞬
断等をチェックすることができる。したがって、端末装
置等の電源のオン/オフにかかわらず、簡易にインタフ
ェースの全ての信号系を試験することができ、障害箇所
を速やかに且つ的確に把握することが可能なインタフェ
ースチェッカを提供することができる。また、この発明
の回路検査方法によれば、カウント値の一致・不一致、
カウント値の変化等から容易に回路の異常を検出するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態に係るインタフェ
ースチェッカの構成を模式的に示すブロック図である。
【図2】図1のインタフェースチェッカの外観構成を示
す斜視図である。
【図3】図1のインタフェースチェッカにおける動作を
説明するための使用方法のフローチャートである。
【図4】図1のインタフェースチェッカにおける動作を
説明するための使用方法のフローチャートである。
【図5】図1のインタフェースチェッカにおける動作を
説明するための使用方法のフローチャートである。
【図6】図1のインタフェースチェッカにおける動作を
説明するための使用方法のフローチャートである。
【図7】図1のインタフェースチェッカの使用状態を示
すブロック図である。
【図8】図1のインタフェースチェッカの使用状態を示
すブロック図である。
【図9】端末装置の発光表示と障害との関係を示す図で
ある。
【図10】この発明の第2の実施の形態に係るインタフ
ェースチェッカの構成を示すブロック図である。
【図11】この発明の実施の形態に係るインタフェース
チェッカが適用される銀行のオンラインシステムの概略
構成を模式的に示すブロック図である。
【図12】この発明の実施の形態に係るインタフェース
チェッカのチェック対象となる銀行のオンラインシステ
ムの4線インタフェースに関連する概略構成を模式的に
示すブロック図である。
【符号の説明】
11 パルス発振器 12,13 切換スイッチ 14,15 ドライバアンプ(ドライバ増幅器) 16,17 受信アンプ(受信増幅器) 18〜21 発光ダイオード 22,23 カウンタ 24 アンド回路 25 コネクタ 51 比較回路 52 アラーム部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オペレータによる選択操作に応じて連続信
    号及び断続信号を選択的に切り換えて、連続信号及び断
    続信号のいずれか一方を一対の信号系の一方の信号系に
    送出する送信回路と、 前記一対の信号系の前記一方の信号系に接続され、該信
    号系上の送信信号の有無を検出して表示する送信表示手
    段と、 前記一対の信号系の他方の信号系に接続され、該信号系
    上の受信信号の有無を検出して表示する受信表示手段
    と、 前記一対の信号系の前記一方の信号系に接続され、前記
    送信回路により断続信号が選択され送出されているとき
    に、該信号系上の送信信号数をカウントする送信カウン
    タ手段と、 前記一対の信号系の前記他方の信号系に接続され、前記
    送信回路により断続信号が選択され送出されているとき
    に、該信号系上の受信信号数をカウントする受信カウン
    タ手段と、を具備することを特徴とするインタフェース
    チェッカ。
  2. 【請求項2】オペレータによる選択操作に応じて連続信
    号及び断続信号を選択的に切り換えて、連続信号及び断
    続信号のいずれか一方を複数対の信号系のうちの1対の
    信号系の一方に送出する送信回路と、 前記複数対の信号系のうちの一方に試験信号が送出され
    た対の他方の信号系上の信号と前記送信回路の出力との
    アンドをとって、前記複数対の信号系のうちのその他の
    対の信号系に送出するアンド回路と、 前記複数対の信号系の前記各一方の信号系に接続され、
    該信号系上の送信信号の有無を検出して表示する送信表
    示手段と、 前記複数対の信号系の各他方の信号系に接続され、該信
    号系上の受信信号の有無を検出して表示する受信表示手
    段と、 前記複数対の信号系の前記送信回路から信号が送出され
    た信号系に接続され、前記送信回路により断続信号が選
    択され送出されているときに、該信号系上の送信信号数
    をカウントする送信カウンタ手段と、 前記複数対の信号系の前記各他方の信号系のうちの1つ
    を選択する信号選択手段と、 前記送信回路により断続信号が選択され送出されている
    ときに、前記信号選択手段により選択された信号系上の
    受信信号数をカウントする受信カウンタ手段と、を具備
    することを特徴とするインタフェースチェッカ。
  3. 【請求項3】前記送信回路は、断続信号のパルス幅、パ
    ルス間隔及び送信パルス数の少なくとも一部を調整する
    手段を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のイ
    ンタフェースチェッカ。
  4. 【請求項4】前記送信表示手段及び受信表示手段の少な
    くとも一方は、信号の存在により発光する発光手段を含
    むことを特徴とする請求項1、2又は3に記載のインタ
    フェースチェッカ。
  5. 【請求項5】前記送信カウンタ手段及び受信カウンタ手
    段のカウント値を比較する比較手段と、 前記比較手段により前記送信カウンタ手段及び受信カウ
    ンタ手段のカウント値の不一致が検出されたときに警報
    を発生するアラーム手段と、をさらに備えることを特徴
    とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のインタフ
    ェースチェッカ。
  6. 【請求項6】前記信号系の終端を短絡する短絡手段をさ
    らに備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか
    1項に記載のインタフェースチェッカ。
  7. 【請求項7】対となる信号系の一端部同士を短絡し、 連続信号又は断続信号を対となる信号系の一方の信号系
    に送出し、 前記対となる信号系の他方の信号系上の受信信号数をカ
    ウントし、 受信信号のカウント値に基づいて、前記対となる信号系
    の故障を判断する、 ことを特徴とする回路検査方法。
JP24782396A 1996-09-19 1996-09-19 インタフェースチェッカ及び回路検査方法 Pending JPH1097497A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106849246A (zh) * 2017-03-01 2017-06-13 顺丰科技有限公司 充电接口短路检测装置、移动终端及短路检测方法
JP2020065386A (ja) * 2018-10-18 2020-04-23 株式会社日立製作所 電力変換装置及び電力変換装置の診断方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106849246A (zh) * 2017-03-01 2017-06-13 顺丰科技有限公司 充电接口短路检测装置、移动终端及短路检测方法
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