JPH1096832A - 簡易取付型の単心光ファイバコネクタ - Google Patents

簡易取付型の単心光ファイバコネクタ

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JPH1096832A
JPH1096832A JP24783696A JP24783696A JPH1096832A JP H1096832 A JPH1096832 A JP H1096832A JP 24783696 A JP24783696 A JP 24783696A JP 24783696 A JP24783696 A JP 24783696A JP H1096832 A JPH1096832 A JP H1096832A
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JP
Japan
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ferrule
optical fiber
plug frame
cord
connector
Prior art date
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Application number
JP24783696A
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Inventor
Yasuhiro Deguchi
康浩 出口
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不良が発生しにくく、短時間で簡易に組立可
能な簡易取付型の単心光ファイバコネクタを提供するこ
と。 【解決手段】 単心光ファイバコネクタ10は、被覆さ
れた光ファイバコード2の端部から延びるファイバ心線
21端を収容するフェルール部材80を備える。フェル
ール部材80の先端側は、プラグフレーム171中に挿
入されて固定される。カシメチューブ90は、フェルー
ル部材80の根元側の接続体81と光ファイバコード2
の被覆端部2aとを相互に固定する。プラグフレーム1
71、フェルール部材80等は、ゴムフード73及びツ
マミ72中に収容される。このように、従来のストップ
リングやスプリングをフェルールに一体的に取り付けた
フェルール部材80を用い、単一のカシメチューブ90
でフェルール部材80の根元側の接続体81と光ファイ
バコード2の被覆端部2aとを相互に固定するので、従
来の組立強度を維持したままで部品点数を減少させるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、簡易取付型の単
心光ファイバコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の単心光ファイバコネクタ
として、例えば図5に示すような簡易取付型SCタイプ
光コネクタが知られている。この簡易取付型SCタイプ
光コネクタは、被覆された光ファイバコード2のコード
端部から延びるファイバ心線21端を収容するフェルー
ル3と、フェルール3を保持しつつこのフェルール3を
スプリング41を介して先端方向に付勢するストップリ
ング4とを備える。フェルール3及びストップリング4
は、プラグフレーム71中に挿入されて固定される。カ
シメリング5は、ストップリング4と光ファイバコード
2の被覆端部2aから延びるケブラ22とを相互に固定
し、リング6は、カシメリング5と光ファイバコード2
の被覆端部2aとを相互に固定する。プラグフレーム7
1、スプリング4、カシメリング5等は、ツマミ72及
びゴムフード73中に収容される。
【0003】図5の簡易取付型SCタイプ光コネクタの
具体的な組み立て手順について概説する。
【0004】まず、光ファイバコード2のコード端部か
ら、ゴムフード73、リング6、カシメリング5、スト
ップリング4、スプリング41の順でこれらの5点の部
品を先通ししておく。次に、光ファイバコード2のコー
ド端部の被覆を除去してファイバ心線21とケブラ22
とを露出させる。次に、ファイバ心線21端をフェルー
ル3中に挿入するとともにこれらを接着剤で固定する。
そして、フェルール3先端を研磨する。
【0005】次に、ストップリング4を先端側に移動さ
せてフェルール3の基端側とスプリング41とをストッ
プリング4中に収容し、この状態でフェルール3及びス
トップリング4をプラグフレーム71中に取り付ける。
取付に際しては、ストップリング4に設けた突起部分4
aをプラグフレーム71の側面に形成された長穴にはめ
込んでロックさせる。
【0006】次に、ストップリング4のローレット部分
4bの周囲に接着剤を塗布し、その上にケブラ22をフ
レア状に広げて被せ、カシメリング5の先端側の大径部
分5aでカシメてストップリング4とケブラ22とを固
定する。さらに、カシメリング5の基端側の小径部分5
bの周囲に接着剤を塗布し、予め光ファイバコード2の
被覆端部2aに切込を入れて広げてある被覆を小径部分
5bの周囲に被せ、これらをリング6でカシメる。
【0007】最後に、プラグフレーム71、ストップリ
ング4等に弾性を有するゴムフード73を被せ、プラグ
フレーム71の先端側からツマミ72中に挿入して簡易
取付型SCタイプ光コネクタの組み立てが完了する。
【0008】なお、カシメリング5やリング6を用いて
光ファイバコード2とストップリング4とを丹念に接続
するのは、ストップリング4側に光ファイバコード2の
ケブラ22や被覆を固定することにより、ファイバ心線
21に直接加重されることを防止し、光ファイバコード
2に加えられる引張り加重に対してある程度の強度を持
たせるようにしたものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
簡易取付型SCタイプ光コネクタでは、部品点数が多い
ため、フェルール3の取付け前に先通しする際に、部品
忘れ、先通し順序の間違い等の不良が発生する可能性が
ある。また、組立にかなりの時間を要するという問題も
ある。さらに、作業が複雑なため作業者の熟練度が要求
されるという問題もある。
【0010】そこで、本発明は、不良が発生しにくく、
短時間で簡易に組立可能な簡易取付型の単心光ファイバ
コネクタを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1の簡易取付型の単心光ファイバコネクタ
は、略円筒状でその外周部略中央位置に第1の係止部が
形成され、光ファイバコードのコード端部に露出したフ
ァイバ心線を収容保持するフェルール本体と、略円筒状
で前記フェルール本体の基端側にその軸方向に沿って摺
動自在に外嵌配置され、先端側に第2の係止部が形成さ
れた接続体と、前記第1の係止部と前記第2の係止部間
に取り付けられて前記接続体と前記フェルール本体とを
相互に離間する方向に付勢する付勢部材とを有するフェ
ルール部材と、前記フェルール本体をその軸方向にスラ
イド自在に収容するとともに、前記第1の係止部を係止
して前記フェルール本体の軸方向先端側への移動を阻止
する第1の被係止部と、前記付勢部材の付勢力により前
記第1の係止部を前記第1の被係止部に係止させた状態
で前記第2の係止部を係止固定する第2の被係止部を有
するプラグフレームと、前記接続体から前記光ファイバ
コードの被覆端部にかけて外嵌配置され、前記接続体及
び前記被覆端部にそれぞれカシメ固定される連結体と、
前記フェルール部材、前記プラグフレーム、及び前記連
結体を収容するとともに、基端側が前記光ファイバの被
覆端部と密着する弾性フードと、前記弾性フードの先端
側を覆うようにして前記プラグフレームと連結されたツ
マミとを備えることを特徴とする簡易取付型の単心光フ
ァイバコネクタ。
【0012】請求項2の簡易取付型の単心光ファイバコ
ネクタは、前記接続体の先端側の周囲には、環状に鍔部
が形成されており、当該鍔部の周囲には、当該鍔部の周
囲の対向位置と当該対向位置を補間する補間位置とにそ
れぞれ突起対が前記第2の係止部材として形成されてお
り、当該突起対は、前記プラグフレームの互いに対向す
る位置に配置された穴部にともに係合可能であることを
特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の具体的な実施形
態について説明する。図1に、本願発明の実施形態に係
る簡易取付型の単心光ファイバコネクタの構造を示す。
図1(a)は分解図であり、図1(b)は完成図であ
る。図からも明らかなように、この単心光ファイバコネ
クタ10は、被覆された光ファイバコード2の端部から
延びるファイバ心線21端を収容するフェルール部材8
0を備える。このフェルール部材80の先端側は、プラ
グフレーム171中に挿入されて固定される。フェルー
ル部材80の根元側に設けた接続体81と、光ファイバ
コード2の被覆端部2aとは、連結体であるカシメチュ
ーブ90によって相互に連結固定される。プラグフレー
ム171、フェルール部材80は、ゴムフード73及び
ツマミ72中に収容される。
【0014】図2に、フェルール部材80の構造を示
す。図2(a)は先端側の正面図であり、図2(b)は
側面図である。フェルール部材80は、露出したファイ
バ心線21端を収容保持するフェルール本体82と、フ
ェルール本体82の基端側を筒状の内部に収容するとと
もにこのフェルール本体82に対してその軸方向にスラ
イド可能な接続体81とを備える。
【0015】前者のフェルール本体82は、この単心光
ファイバコネクタ10と他の単心光ファイバコネクタと
の接続に際して介在させるアダプタ(図示を省略)のス
リーブに嵌め込まれる先端部分82aと、基端側で接続
体81を摺動可能に支持する支持軸部分82bとを備え
る。支持軸部分82bの周囲には、接続体81のほか、
付勢部材であるコイルスプリング84が配置されてい
る。このコイルスプリング84は、その一端が、先端部
分82aと支持軸部分82bとの境界位置の外周囲に固
設された第1の係止部である鍔状部分83に固着されて
おり、その他端が、接続体81の先端側端部の周囲に形
成された第2の係止部である鍔部86に固着されてい
る。この結果、鍔状部分83と鍔部86とを所定距離以
上に近づけようとすると、両者83、86は、コイルス
プリング84によって互いに離間する力を受ける。すな
わち、接続体81をフェルール本体82に対してその軸
方向先端側に変位させてフェルール本体82の基端側を
より収容しようとすると、この接続体81には、これに
反発する軸方向基端側への付勢力が与えられる。
【0016】フェルール本体82に摺動自在に外嵌配置
されている接続体81は、光ファイバコード2の被覆端
部2aとほぼ同一の外径を有する。そして、接続体81
の先端側端部に形成された鍔部86の周囲には、2組の
突起対86a、86a、86b、86bが立設されてい
る。互いに対向する位置に配置された一方の突起対86
a、86aと、これらに対し補間する位置に配置された
他方の突起対86b、86bとは、後に詳細に説明する
が、それぞれプラグフレーム171の側面に設けた第2
の被係止部である一対の長穴に係合可能となっている。
【0017】なお、このように鍔部86の周囲の四方に
延びる突起対86a、86a、86b、86bを設けて
いるのは、ファイバ心線21がシングルモード光ファイ
バである場合に、偏心位置を明らかにするためである。
すなわち、ファイバ心線21が予めどの方向に偏心して
いるかを測定しておき、2組の突起対86a、86a、
86b、86bのいずれかの突起にマーキングしておけ
ば、このファイバ心線21の偏心方向と、アダプタを介
して接続すべき相手方の単心光ファイバコネクタ(図示
を省略)を構成するファイバ心線との偏心方向を簡易に
一致させることができ、偏心に起因する損失を最小限に
とどめることができる。
【0018】図3に、プラグフレーム171の構造を示
す。図3(a)は先端側の平面図であり、図3(b)は
正面図であり、図3(c)は側面図である。
【0019】プラグフレーム171の両側面の基端側に
は、第2の被係止部である一対の長穴171aが形成さ
れている。これらの長穴171aには、プラグフレーム
171に差し込まれたフェルール部材80の鍔部86の
周囲に形成された両突起対86a、86a、86b、8
6bのいずれか一対が嵌りこんで係止される。
【0020】このとき、フェルール本体82の中央周囲
に固設された鍔状部分83は、プラグフレーム171内
の中央に形成された仕切壁171gに当接して軸方向先
端側への移動が阻止される。ここで仕切壁171gは、
第1の被係止部として、フェルール本体82の軸方向に
関する位置決めを行なう。すなわち、プラグフレーム1
71中にフェルール部材80を取り付けた状態で、鍔状
部分83すなわちフェルール本体82は、軸方向先端側
に付勢され、鍔部86すなわち接続体81は、軸方向基
端側に付勢されることとなる。ただし、フェルール本体
82は、プラグフレーム171に対して軸方向基端側に
上記付勢力に抗してスライド可能になっている。なお、
この仕切壁171gの中央には、フェルール本体82の
先端部分82aを通すため、この先端部分82aの直径
に対応する径の開口が形成されているが、この開口は、
プラグフレーム171に対するフェルール本体82の心
出しを行うためのものである。
【0021】プラグフレーム171の基端側の上下面に
は軸方向に延びる切欠171dが形成されており、さら
にこの切欠171dに直交する方向に延びる切欠171
eも形成されている。この切欠171eには、プラグフ
レーム171に差し込まれたフェルール部材80の鍔状
部分86の周囲に形成された2組の突起対86a、86
a、86b、86bのいずれか他方の一対が嵌りこんで
係止される。
【0022】プラグフレーム171の両側面の中央先端
側寄りには、リブ171h、171hが形成されてい
る。これらのリブ171h、171hは、プラグフレー
ム171を図1に示すツマミ72に差込んだ組立後にお
いてプラグフレーム171をツマミ72の先端側に移動
させようとすると、ツマミ72先端の棒状のストッパ7
2aに当接してプラグフレーム171の先端方向への移
動を阻止する。さらに、プラグフレーム171の両側面
の中央基端側寄りには、突起171j、171jが形成
されている。これらの突起171j、171jは、プラ
グフレーム171を図1に示すツマミ72に差込んだ組
立後においてプラグフレーム171をツマミ72の基端
側に移動させようとすると、ツマミ72中央の切欠72
bの基端側エッジに当接してプラグフレーム171の基
端方向への移動を阻止する。
【0023】以下、実施例の単心光ファイバコネクタの
具体的な組み立て手順について説明する。
【0024】まず、光ファイバコード2の端部側から、
ゴムフード73、カシメチューブ90の順でこれらの部
品を先通ししておく。次に、光ファイバコード2の端部
の被覆を除去してファイバ心線21とケブラ22とを露
出させる。次に、ファイバ心線21端をフェルール部材
80の先端側に差し込むとともにこれらを接着剤で固定
する。そして、フェルール部材80先端を研磨する。
【0025】次に、フェルール部材80をプラグフレー
ム171中に取り付ける。具体的には、フェルール本体
82の先端をプラグフレーム171に挿入して、フェル
ール本体82の鍔状部分83がプラグフレーム171の
仕切壁171gに係止されるまで差し込む。さらに、コ
イルスプリング84の付勢力に抗して接続体81を押し
込んで、プラグフレーム171両側面の長穴171a
に、鍔部86の周囲に形成された突起対86aを嵌め込
む。この際、プラグフレーム171上下面の切欠171
eにも、鍔部86の周囲に形成された突起部分86b、
86bを嵌め込む。この結果、フェルール部材80がプ
ラグフレーム171中で先端側に付勢された状態でロッ
クされる。
【0026】次に、フェルール部材80に対して光ファ
イバコード2の被覆端部2aを固定する。図4に、具体
的な固定方法を図示する。接続体81表面の網目状のロ
ーレット部分87に接着剤を塗布し、その上にケブラ2
2をフレア状に広げて被せ、さらにフレア状のケブラ2
2の周囲と光ファイバコード2の被覆端部2aの周囲に
接着剤を塗布する。そして、カシメチューブ90をロー
レット部分87を覆うまで移動させて、接続体81側と
光ファイバコード2の被覆端部2a側の2カ所でカシメ
チューブ90をカシメて、接続体81と光ファイバコー
ド2の被覆端部2aとを相互に固定する。
【0027】最後に、プラグフレーム171の基端側、
フェルール部材80等の周囲に筒状のゴムフード73を
移動させてこれらを被覆し、プラグフレーム171をそ
の先端側からツマミ72中に挿入してこれに係止させ、
単心光ファイバコネクタ10の組み立てを完了する。
【0028】なお、接続体81は光ファイバコード2の
ケブラ22や被覆端部2aに強固に接続されるが、フェ
ルール本体82自体は、接続体81に対してフリーとな
っているので、接続中に外部から光ファイバコード2に
対して引っ張り応力が加えられた場合における光通信の
瞬断を防ぐことができる。
【0029】上記実施形態の単心光ファイバコネクタ1
0では、従来のストップリングやスプリングをフェルー
ルに一体的に取り付けたフェルール部材80を用い、単
一のカシメチューブ90でフェルール部材80の根元側
の接続体81と光ファイバコード2の被覆端部2aとを
相互に固定するので、従来の組立強度を維持したままで
部品点数を減少させることができる。よって、フェルー
ル部材80の取付け前に部品の先通しする際に、部品忘
れ、先通し順序の間違い等の不良が発生する可能性が減
少するとともに、組立に要する時間が減少し、加工の量
産性等を高めることができる。
【0030】以上、具体的な実施形態に即してこの発明
を説明したが、この発明は上記実施形態に限定されるも
のではない。例えば、カシメチューブ90を接続体81
側と被覆端部2a側の二カ所で固定する代わりに、幅広
のカシメ治具を用いて接続体81から光ファイバコード
2の被覆端部2aにかけての一カ所で固定することもで
きる。
【0031】
【発明の効果】以上のように、請求項1の簡易取付型の
単心光ファイバコネクタでは、略円筒状でその外周部略
中央位置に第1の係止部が形成され、光ファイバコード
のコード端部に露出したファイバ心線を収容保持するフ
ェルール本体と、略円筒状で前記フェルール本体の基端
側にその軸方向に沿って摺動自在に外嵌配置され、先端
側に第2の係止部が形成された接続体と、前記第1の係
止部と前記第2の係止部間に取り付けられて前記接続体
と前記フェルール本体とを相互に離間する方向に付勢す
る付勢部材とを有するフェルール部材と、前記フェルー
ル本体をその軸方向にスライド自在に収容するととも
に、前記第1の係止部を係止して前記フェルール本体の
軸方向先端側への移動を阻止する第1の被係止部と、前
記付勢部材の付勢力により前記第1の係止部を前記第1
の被係止部に係止させた状態で前記第2の係止部を係止
固定する第2の被係止部を有するプラグフレームと、前
記接続体から前記光ファイバコードの被覆端部にかけて
外嵌配置され、前記接続体及び前記被覆端部にそれぞれ
カシメ固定される連結体と、前記フェルール部材、前記
プラグフレーム、及び前記連結体を収容するとともに、
基端側が前記光ファイバの被覆端部と密着する弾性フー
ドと、前記弾性フードの先端側を覆うようにして前記プ
ラグフレームと連結されたツマミとを備えるので、部品
点数を減少させることができる。よって、フェルール部
材の取付け前に部品の先通しする際に、部品忘れ、先通
し順序の間違い等の不良が発生しにくくなり、組立に要
する時間が減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である簡易取付型の単心光
ファイバコネクタの構造を示す分解図及び完成図であ
る。
【図2】図1の単心光ファイバコネクタを構成するフェ
ルール部材の正面図及び側面図である。
【図3】図1の単心光ファイバコネクタを構成するプラ
グフレームの平面図、正面図及び側面図である。
【図4】図1の単心光ファイバコネクタの組立工程の一
部を説明する図である。
【図5】従来の単心光ファイバコネクタの構造を示す分
解図である。
【符号の説明】
2 光ファイバコード 2a 被覆端部 10 単心光ファイバコネクタ 21 ファイバ心線 72 ツマミ 73 ゴムフード 80 フェルール部材 81 接続体 82 フェルール本体 83 鍔状部分 84 コイルスプリング 86 鍔部 90 カシメチューブ 171 プラグフレーム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略円筒状でその外周部略中央位置に第1
    の係止部が形成され、光ファイバコードのコード端部に
    露出したファイバ心線を収容保持するフェルール本体
    と、略円筒状で前記フェルール本体の基端側にその軸方
    向に沿って摺動自在に外嵌配置され、先端側に第2の係
    止部が形成された接続体と、前記第1の係止部と前記第
    2の係止部間に取り付けられて前記接続体と前記フェル
    ール本体とを相互に離間する方向に付勢する付勢部材と
    を有するフェルール部材と、 前記フェルール本体をその軸方向にスライド自在に収容
    するとともに、前記第1の係止部を係止して前記フェル
    ール本体の軸方向先端側への移動を阻止する第1の被係
    止部と、前記付勢部材の付勢力により前記第1の係止部
    を前記第1の被係止部に係止させた状態で前記第2の係
    止部を係止固定する第2の被係止部とを有するプラグフ
    レームと、 前記接続体から前記光ファイバコードの被覆端部にかけ
    て外嵌配置され、前記接続体及び前記被覆端部にそれぞ
    れカシメ固定される連結体と、 前記フェルール部材、前記プラグフレーム、及び前記連
    結体を収容するとともに、基端側が前記光ファイバの被
    覆端部と密着する弾性フードと、 前記弾性フードの先端側を覆うようにして前記プラグフ
    レームと連結されたツマミとを備えることを特徴とする
    簡易取付型の単心光ファイバコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記接続体の先端側の周囲には、環状に
    鍔部が形成されており、当該鍔部の周囲には、当該鍔部
    の周囲の対向位置と当該対向位置を補間する補間位置と
    にそれぞれ突起対が前記第2の係止部材として形成され
    ており、当該突起対は、前記プラグフレームの互いに対
    向する位置に配置された穴部にともに係合可能であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の簡易取付型の単心光ファ
    イバコネクタ。
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