JPH1096550A - 電子機器のハウジング - Google Patents
電子機器のハウジングInfo
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- JPH1096550A JPH1096550A JP9175678A JP17567897A JPH1096550A JP H1096550 A JPH1096550 A JP H1096550A JP 9175678 A JP9175678 A JP 9175678A JP 17567897 A JP17567897 A JP 17567897A JP H1096550 A JPH1096550 A JP H1096550A
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- Japan
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- housing
- air
- exhaust
- panel
- intake port
- Prior art date
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K7/00—Constructional details common to different types of electric apparatus
- H05K7/20—Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating
- H05K7/20009—Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating using a gaseous coolant in electronic enclosures
- H05K7/20136—Forced ventilation, e.g. by fans
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高温排気と低温吸気との間の交差循環を除去
し、電子筐体の換気システムを提供すること。 【解決手段】 空気循環装置を有する電子装置用ハウジ
ングであって、このハウジングは複数のパネルを持つ筐
体を含んでいる。パネルの一つは吸気口と排気口を備え
る。この吸気口と排気口は互いに離間している。吸気口
と排気口は第１のパネル内の開口と、この夫々の開口に
配置され且つ筐体の中に空気を引き込み、又は空気を排
気する複数のほぼ平行の風向翼とを有する。吸気口と排
気口風向翼は反対方向に角度付けられ、排気された空気
が吸気口に戻る再循環を低減する電子筐体の熱交換シス
テムである。
し、電子筐体の換気システムを提供すること。 【解決手段】 空気循環装置を有する電子装置用ハウジ
ングであって、このハウジングは複数のパネルを持つ筐
体を含んでいる。パネルの一つは吸気口と排気口を備え
る。この吸気口と排気口は互いに離間している。吸気口
と排気口は第１のパネル内の開口と、この夫々の開口に
配置され且つ筐体の中に空気を引き込み、又は空気を排
気する複数のほぼ平行の風向翼とを有する。吸気口と排
気口風向翼は反対方向に角度付けられ、排気された空気
が吸気口に戻る再循環を低減する電子筐体の熱交換シス
テムである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は空気循環装置を有す
る電子機器のハウジングに関する。特に本発明は、反対
方向に向く風向翼を有する筐体内の吸気口と排気口に関
し、筐体内に存在する高温空気が低温吸気口を介して筐
体内に再循環しない電子機器のハウジングに係る。
る電子機器のハウジングに関する。特に本発明は、反対
方向に向く風向翼を有する筐体内の吸気口と排気口に関
し、筐体内に存在する高温空気が低温吸気口を介して筐
体内に再循環しない電子機器のハウジングに係る。
【０００２】
【従来の技術】筐体内の電子部品の冷却について、吸気
口並びに排気口を有する数多くの空気循環システムが提
案されている。全般的にいって空気の出入口は筐体のパ
ネルの簡単な切抜きである。通常低温空気の入口は筐体
の前部又は側部パネルに設けられ、高温空気出口は後部
パネルに設けられる。しかしながらしばしば他の考えの
デザインでは、筐体内の電子部品の配置並びにそれに対
応した換気空気の流れを要求することもある。このよう
にして空気出入口の配置は、最適に配置されているもの
でもなかった。このような場合、筐体内にある高温空気
と、筐体内に入り込む低温空気との間の交差循環が生ず
ることもあり、換言すれば筐体内にある高温空気が低温
空気入口から筐体内に引き戻されることもある。これは
電子部品を過熱させることになり、性能を低下させ、寿
命を短縮し、または部品に故障を起こさせることにな
る。
口並びに排気口を有する数多くの空気循環システムが提
案されている。全般的にいって空気の出入口は筐体のパ
ネルの簡単な切抜きである。通常低温空気の入口は筐体
の前部又は側部パネルに設けられ、高温空気出口は後部
パネルに設けられる。しかしながらしばしば他の考えの
デザインでは、筐体内の電子部品の配置並びにそれに対
応した換気空気の流れを要求することもある。このよう
にして空気出入口の配置は、最適に配置されているもの
でもなかった。このような場合、筐体内にある高温空気
と、筐体内に入り込む低温空気との間の交差循環が生ず
ることもあり、換言すれば筐体内にある高温空気が低温
空気入口から筐体内に引き戻されることもある。これは
電子部品を過熱させることになり、性能を低下させ、寿
命を短縮し、または部品に故障を起こさせることにな
る。
【０００３】交差循環の問題は従来技術でも指摘されて
いる。例えばブラッドレー氏の米国特許第３，３６４，
８３８号明細書には、電気装置を取り付け、包囲し且つ
冷却するキャビネットが開示されている。ブラッドレー
氏は同じパネルに上部吸気口と下部排気口を設け、下部
排気口は風向翼を有し、風向翼を下方に傾斜することに
より排気空気を下方そして床に沿って十分な距離排気
し、前部に再循環しないようにすることを開示してい
る。ブラッドレー氏はまた図１に示すように上部冷却空
気入口に風向翼を設けることも開示している。しかしな
がらこれらの吸気口風向翼は下部高温排気口風向翼と同
じ方向に傾いている。
いる。例えばブラッドレー氏の米国特許第３，３６４，
８３８号明細書には、電気装置を取り付け、包囲し且つ
冷却するキャビネットが開示されている。ブラッドレー
氏は同じパネルに上部吸気口と下部排気口を設け、下部
排気口は風向翼を有し、風向翼を下方に傾斜することに
より排気空気を下方そして床に沿って十分な距離排気
し、前部に再循環しないようにすることを開示してい
る。ブラッドレー氏はまた図１に示すように上部冷却空
気入口に風向翼を設けることも開示している。しかしな
がらこれらの吸気口風向翼は下部高温排気口風向翼と同
じ方向に傾いている。
【０００４】ベイリー氏の米国特許第５，１０７，３９
８号明細書には、キャビネットに装着された電子部品の
冷却システムが開示されている。冷却システムは、空気
循環装置と、吸気口と、排気口と、フアン冷却の無効力
を低減するための圧力変換装置即ち拡散装置とを備えて
いる。ベイリー氏は特に前記排気口に設けられ且つこの
排気口を貫通する空気を前記吸気口から遠ざけるように
空気を方向づける部材を開示し、特許請求範囲にも記載
している。ベイリー氏はまた低温吸気口と高温排気口と
が筐体の異なるパネルか又は両側に配置され、吸気口が
筐体の底部水平面に配置され、一方排気口は垂直側壁の
頂部付近に配置されていることを開示している。特に重
要なのは高温吸気口のみに風向翼があり、高温空気を上
昇させ、低温吸気口から遠ざけるように仕向けることで
ある。
８号明細書には、キャビネットに装着された電子部品の
冷却システムが開示されている。冷却システムは、空気
循環装置と、吸気口と、排気口と、フアン冷却の無効力
を低減するための圧力変換装置即ち拡散装置とを備えて
いる。ベイリー氏は特に前記排気口に設けられ且つこの
排気口を貫通する空気を前記吸気口から遠ざけるように
空気を方向づける部材を開示し、特許請求範囲にも記載
している。ベイリー氏はまた低温吸気口と高温排気口と
が筐体の異なるパネルか又は両側に配置され、吸気口が
筐体の底部水平面に配置され、一方排気口は垂直側壁の
頂部付近に配置されていることを開示している。特に重
要なのは高温吸気口のみに風向翼があり、高温空気を上
昇させ、低温吸気口から遠ざけるように仕向けることで
ある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高温
排気空気と低温入口空気との間の交差循環を除去又は低
減することにより、電子筐体の改良した換気システムを
提供することにある。
排気空気と低温入口空気との間の交差循環を除去又は低
減することにより、電子筐体の改良した換気システムを
提供することにある。
【０００６】より特徴付けると本発明の目的は、入口空
気を、排気空気の仕向けられる領域から離れた領域から
引き込むように、全般的に反対方向に仕向けられた複数
の風向翼を有する吸気口並びに排気口を備える筐体を提
供することにある。
気を、排気空気の仕向けられる領域から離れた領域から
引き込むように、全般的に反対方向に仕向けられた複数
の風向翼を有する吸気口並びに排気口を備える筐体を提
供することにある。
【０００７】本発明の他の目的は、空気循環装置を有す
る電子機器のハウジングを提供することにある。ハウジ
ングは複数のパネルを有する筐体を具備する。パネルの
一つが吸気口と排気口とを備える。吸気口と排気口は互
いに離間している。吸気口と排気口は第１のパネル内に
開口を有し、複数の全体的に平行の風向翼は夫々の開口
に配置され、空気を筐体内に引き込み、又はそれより排
気する。吸気口と排気口の風向翼は反対方向に角度付け
られ、排気空気が吸気口に戻るという再循環を低減す
る。
る電子機器のハウジングを提供することにある。ハウジ
ングは複数のパネルを有する筐体を具備する。パネルの
一つが吸気口と排気口とを備える。吸気口と排気口は互
いに離間している。吸気口と排気口は第１のパネル内に
開口を有し、複数の全体的に平行の風向翼は夫々の開口
に配置され、空気を筐体内に引き込み、又はそれより排
気する。吸気口と排気口の風向翼は反対方向に角度付け
られ、排気空気が吸気口に戻るという再循環を低減す
る。
【０００８】本発明の更に他の目的は、筐体と、吸気口
と排気口を備え且つ空気循環装置を有する電子機器のハ
ウジングを提供することにある。筐体は複数のパネルを
有し、複数のパネルの一つは第１のパネルである。吸気
口は筐体の第１のパネルに設けられる。排気口は筐体の
第１パネルに設けられる。吸気口は第１のパネルの入口
開口と、入口開口に配置され且つ前記筐体に入った空気
を第１の方向に仕向ける複数の全体的に平行の風向翼と
を有する。排気口は第１のパネルの出口開口と、出口開
口に配置され且つ前記筐体から排気される空気を第２の
方向に仕向ける複数の全体的に平行の風向翼とを有す
る。吸気口の風向翼は入口から５°乃至８５°の角度を
成し、排気口の風向翼は出口から−５°乃至−８５°の
角度を成している。
と排気口を備え且つ空気循環装置を有する電子機器のハ
ウジングを提供することにある。筐体は複数のパネルを
有し、複数のパネルの一つは第１のパネルである。吸気
口は筐体の第１のパネルに設けられる。排気口は筐体の
第１パネルに設けられる。吸気口は第１のパネルの入口
開口と、入口開口に配置され且つ前記筐体に入った空気
を第１の方向に仕向ける複数の全体的に平行の風向翼と
を有する。排気口は第１のパネルの出口開口と、出口開
口に配置され且つ前記筐体から排気される空気を第２の
方向に仕向ける複数の全体的に平行の風向翼とを有す
る。吸気口の風向翼は入口から５°乃至８５°の角度を
成し、排気口の風向翼は出口から−５°乃至−８５°の
角度を成している。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、外部吸
気口及び排気口に風向翼を組み合わせ、対流的な熱交換
を最適化するように前記風向翼方向を決めることにより
電子筐体の対流的熱交換を改良することにある。空気
は、筐体を換気し、電子部品を冷却するため一つ又は多
数のファンにより電子筐体内に引き入れられ、その中を
循環される。システムは次のように動作する。（１）低
温空気が筐体の後部パネルの上部入口から引き込まれ、
（２）暖かい空気が後部パネルの下部出口から排気さ
れ、（３）上部入口と下部出口の反対方向を向く風向翼
が、排気される暖かい空気が低温吸気口から離れる方向
に仕向けられる。他の実施の形態では、低温空気がパネ
ルの下部の入口を介して引き込まれ、暖かい空気がパネ
ルの上部の出口を介して排気される。
気口及び排気口に風向翼を組み合わせ、対流的な熱交換
を最適化するように前記風向翼方向を決めることにより
電子筐体の対流的熱交換を改良することにある。空気
は、筐体を換気し、電子部品を冷却するため一つ又は多
数のファンにより電子筐体内に引き入れられ、その中を
循環される。システムは次のように動作する。（１）低
温空気が筐体の後部パネルの上部入口から引き込まれ、
（２）暖かい空気が後部パネルの下部出口から排気さ
れ、（３）上部入口と下部出口の反対方向を向く風向翼
が、排気される暖かい空気が低温吸気口から離れる方向
に仕向けられる。他の実施の形態では、低温空気がパネ
ルの下部の入口を介して引き込まれ、暖かい空気がパネ
ルの上部の出口を介して排気される。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて説明すると、
本発明の一実施の形態の電子機器の筐体の全体を符号１
０で示す。図１に示すように電子機器の筐体１０は、対
向する側部パネル２０と、前部パネル３０と、後部パネ
ル４０と、頂部パネル５０と、底部パネル（図示せず）
と、吸気口７０と、排気口８０とを備えている。図１に
示す実施の形態では、多くのパネルが多数のセクション
即ち領域を有するものとして示されている。例えば側部
パネル２０は、主側部セクション２２と側部スカート２
４の２個のセクションを有するものとして図示されてい
る。後部パネル４０は、上部後部セクション４２と下部
後部セクション４４との２個のセクションを有してい
る。パネルの数及び又は各パネルのセクションの数は、
開示した特定の実施の形態に限られるものでなく変更で
きることを考慮すべきである。更に側部スカート２４
は、多数の***２６を備えているものとして図示されて
いるが、本発明の目的のためには、側部スカート２４は
穴がなくても良い。更に好ましい実施例では、筐体即ち
ハウジング１０は、その中に設置される金属薄板シャー
シに取り付け可能の単一の射出成型部材からなる。しか
しながら当業者においては他の配置を選べることは明ら
かである。
本発明の一実施の形態の電子機器の筐体の全体を符号１
０で示す。図１に示すように電子機器の筐体１０は、対
向する側部パネル２０と、前部パネル３０と、後部パネ
ル４０と、頂部パネル５０と、底部パネル（図示せず）
と、吸気口７０と、排気口８０とを備えている。図１に
示す実施の形態では、多くのパネルが多数のセクション
即ち領域を有するものとして示されている。例えば側部
パネル２０は、主側部セクション２２と側部スカート２
４の２個のセクションを有するものとして図示されてい
る。後部パネル４０は、上部後部セクション４２と下部
後部セクション４４との２個のセクションを有してい
る。パネルの数及び又は各パネルのセクションの数は、
開示した特定の実施の形態に限られるものでなく変更で
きることを考慮すべきである。更に側部スカート２４
は、多数の***２６を備えているものとして図示されて
いるが、本発明の目的のためには、側部スカート２４は
穴がなくても良い。更に好ましい実施例では、筐体即ち
ハウジング１０は、その中に設置される金属薄板シャー
シに取り付け可能の単一の射出成型部材からなる。しか
しながら当業者においては他の配置を選べることは明ら
かである。
【００１１】図２に示すように、好ましい配置の後部パ
ネル４０は吸気口７０と排気口８０とを有する。全般的
にいって、吸気口７０と排気口８０は後部パネル４０に
設置する必要はなく、他のパネルに設けても良い。図２
に示すように吸気口７０は、下部後部セクション４４に
設けられた排気口８０の上にある上部後部セクション４
２に配置される。吸気口７０は一連のほぼ垂直でほぼ平
行の吸気口風向翼７２を有する。排気口８０もまた一連
のほぼ垂直でほぼ平行の排気口風向翼８２を有する。風
向翼７２、８２は筐体１０に流入又は筐体１０から排出
される空気流の風向きを定める。以下述べるが吸気口風
向翼７２と排気口風向翼８２は垂直の方向付け又は平行
形状に限定されるものではない。
ネル４０は吸気口７０と排気口８０とを有する。全般的
にいって、吸気口７０と排気口８０は後部パネル４０に
設置する必要はなく、他のパネルに設けても良い。図２
に示すように吸気口７０は、下部後部セクション４４に
設けられた排気口８０の上にある上部後部セクション４
２に配置される。吸気口７０は一連のほぼ垂直でほぼ平
行の吸気口風向翼７２を有する。排気口８０もまた一連
のほぼ垂直でほぼ平行の排気口風向翼８２を有する。風
向翼７２、８２は筐体１０に流入又は筐体１０から排出
される空気流の風向きを定める。以下述べるが吸気口風
向翼７２と排気口風向翼８２は垂直の方向付け又は平行
形状に限定されるものではない。
【００１２】図３は吸気口風向翼７２の断面図、図４は
排気口風向翼８２の断面図である。各風向翼はアーチ状
の断面をしていることが好ましいとはいえ、風向翼は必
ずしもかかる断面形状に限られるものではない。吸気口
風向翼７２と排気口風向翼８２は平坦な及び又は一定の
断面であることが認識される。
排気口風向翼８２の断面図である。各風向翼はアーチ状
の断面をしていることが好ましいとはいえ、風向翼は必
ずしもかかる断面形状に限られるものではない。吸気口
風向翼７２と排気口風向翼８２は平坦な及び又は一定の
断面であることが認識される。
【００１３】図２−４には吸気口風向翼７２と排気口風
向翼８２の向きについて示されている。図２の後部パネ
ル４０を見ると、吸気口風向翼７２は空気が後部パネル
４０の左側から引き込まれるような角度を成している。
排気口風向翼８２は空気が後部パネル４０の右側から排
気されるような角度を成している。この様にして排気口
８０からの暖かい排気空気が吸気口７０に逆戻りすると
いう交差循環を低減できる。
向翼８２の向きについて示されている。図２の後部パネ
ル４０を見ると、吸気口風向翼７２は空気が後部パネル
４０の左側から引き込まれるような角度を成している。
排気口風向翼８２は空気が後部パネル４０の右側から排
気されるような角度を成している。この様にして排気口
８０からの暖かい排気空気が吸気口７０に逆戻りすると
いう交差循環を低減できる。
【００１４】好ましい実施の形態では、風向翼は出入並
びに前部パネルと逆方向に角度付けられ、空気流が、出
入口並びに前部パネルから逆方向に３０°乃至６０°の
角度に流れるように仕向けられる。しかしながら、風向
翼は出入口並びに前部パネルから逆方向に角度付けら
れ、空気流が、出入口並びに前部パネルから逆方向に５
°乃至８５°の角度に流れるようにしてもよい。望まし
い角度は、各種空気流並びに特別な要求に依存する。こ
の様にして特殊な用途では、４５°乃至−４５°が望ま
しい入口並びに出口風向翼角度であって、他の用途では
他の角度が選ばれる。
びに前部パネルと逆方向に角度付けられ、空気流が、出
入口並びに前部パネルから逆方向に３０°乃至６０°の
角度に流れるように仕向けられる。しかしながら、風向
翼は出入口並びに前部パネルから逆方向に角度付けら
れ、空気流が、出入口並びに前部パネルから逆方向に５
°乃至８５°の角度に流れるようにしてもよい。望まし
い角度は、各種空気流並びに特別な要求に依存する。こ
の様にして特殊な用途では、４５°乃至−４５°が望ま
しい入口並びに出口風向翼角度であって、他の用途では
他の角度が選ばれる。
【００１５】動作を説明すると、筐体内の図示しない空
気循環装置により空気が吸気口７０に入り込む。筐体内
の電子部品を冷却するために空気が使用され、排気口８
０から排気される。入口風向翼７２は前部パネルからは
るか離れる方向に角度付けられているので、空気は角度
Ａｉに沿って吸引される。同様に出口風向翼８２も前部
パネルからはるか離れる方向に角度付けられているの
で、空気は角度Ａｏに沿って排気される。入口角度Ａｉ
と出口角度Ａｏとは反対方向即ち互いに対向しないの
で、排気と吸気の混合の発生は非常に僅かである。
気循環装置により空気が吸気口７０に入り込む。筐体内
の電子部品を冷却するために空気が使用され、排気口８
０から排気される。入口風向翼７２は前部パネルからは
るか離れる方向に角度付けられているので、空気は角度
Ａｉに沿って吸引される。同様に出口風向翼８２も前部
パネルからはるか離れる方向に角度付けられているの
で、空気は角度Ａｏに沿って排気される。入口角度Ａｉ
と出口角度Ａｏとは反対方向即ち互いに対向しないの
で、排気と吸気の混合の発生は非常に僅かである。
【００１６】吸気が排気の方向と反対である他の実施の
形態を図５乃至７に示す。図５に示されているように、
入口風向翼７２ａと出口風向翼８２ａとが両方とも垂直
方向に向けられているが、入口と出口とは相並んで配置
されている。図６に示してあるように、入口風向翼７２
ｂは水平で且つ上方に向かい、出口風向翼８２ｂは水平
にあるが下方に向かう。更に図７に示すように、入口風
向翼７２ｃが、出口風向翼８２ｃとは反対方向に仕向け
られている限り、入口風向翼７２ｃと、出口風向翼８２
ｃとは垂直から離れる角度に配置される。
形態を図５乃至７に示す。図５に示されているように、
入口風向翼７２ａと出口風向翼８２ａとが両方とも垂直
方向に向けられているが、入口と出口とは相並んで配置
されている。図６に示してあるように、入口風向翼７２
ｂは水平で且つ上方に向かい、出口風向翼８２ｂは水平
にあるが下方に向かう。更に図７に示すように、入口風
向翼７２ｃが、出口風向翼８２ｃとは反対方向に仕向け
られている限り、入口風向翼７２ｃと、出口風向翼８２
ｃとは垂直から離れる角度に配置される。
【００１７】
【発明の効果】本発明は、電子筐体の吸気口並びに排気
口共に指向性風向翼を設けることにより、交差循環の量
を低減し、従来の欠点を克服するものである。一つの実
施の形態においては、吸気口並びに排気口を同じ側即ち
電子筐体のパネルの同じ側に配置する。更に他の設計上
の配慮で、高温空気の排気口は低温吸気口の下に設けら
れる。本発明では、高温の排気空気が低温の吸気口に引
き戻されることがないので、電子部品の正常な動作が約
束される。
口共に指向性風向翼を設けることにより、交差循環の量
を低減し、従来の欠点を克服するものである。一つの実
施の形態においては、吸気口並びに排気口を同じ側即ち
電子筐体のパネルの同じ側に配置する。更に他の設計上
の配慮で、高温空気の排気口は低温吸気口の下に設けら
れる。本発明では、高温の排気空気が低温の吸気口に引
き戻されることがないので、電子部品の正常な動作が約
束される。
【００１８】開示した実施の形態は、単に本発明の原理
を例示したにすぎない。本発明は当業者が容易に推考で
きる構造の変形でも実施できる。したがって、本発明の
技術的範囲は、添付する特許請求の範囲に基づいて決定
される。
を例示したにすぎない。本発明は当業者が容易に推考で
きる構造の変形でも実施できる。したがって、本発明の
技術的範囲は、添付する特許請求の範囲に基づいて決定
される。
【図１】本発明の好ましい実施の形態の形状の斜視図。
【図２】本発明の好ましい実施の形態の後部パネルの正
面図。
面図。
【図３】図２の線３−３に沿う好ましい形状の後部パネ
ルの吸気口の断面図。
ルの吸気口の断面図。
【図４】図２の線４−４に沿う好ましい形状の後部パネ
ルの排気口の断面図。
ルの排気口の断面図。
【図５】本発明の他の実施の形態の概略図。
【図６】本発明の更に他の実施の形態の概略図。
【図７】本発明の更に他の実施の形態の概略図。
１０ 電子筐体 ２０ 側部パネル ３０ 前部パネル ４０ 後部パネル ５０ 頂部パネル ７０ 吸気口 ７２ 吸気口風向翼 ７２ａ 吸気口風向翼 ７２ｂ 吸気口風向翼 ７２ｃ 吸気口風向翼 ８０ 排気口 ８２ 排気口風向翼 ８２ａ 排気口風向翼 ８２ｂ 排気口風向翼 ８２ｃ 排気口風向翼
Claims (9)
- 【請求項１】第１のパネルを有する複数のパネルからな
る筐体と、 前記筐体の前記第１のパネルに配置された吸気口と、 前記筐体の前記第１のパネルに配置され、且つ前記吸気
口とは離間している排気口と、 前記吸気口内に平行して設けられ、空気流を第１の方向
に角度付けする複数の第１の風向翼と、 前記排気口内に平行して設けられ、空気流を前記第１の
方向と異なる第２の方向に角度付けする複数の第２の風
向翼とを具備したこと特徴とする電子機器のハウジン
グ。 - 【請求項２】前記吸気口の前記風向翼は、前記吸気口か
ら５゜乃至８５゜の角度を成しており、前記排気口の前
記風向翼は、前記排気口の前記風向翼から−５゜乃至−
８５゜の角度を成している請求項１記載のハウジング。 - 【請求項３】前記吸気口の前記風向翼は前記吸気口から
３０゜乃至６０゜の角度を成し、且つ前記排気口の前記
風向翼は前記排気口の前記風向翼から−３０゜乃至−６
０゜の角度を成している請求項２記載のハウジング。 - 【請求項４】前記吸気口の前記風向翼は排気口の前記風
向翼から１０゜乃至１７０゜の角度を成している請求項
１記載のハウジング。 - 【請求項５】前記吸気口の前記風向翼は排気口の前記風
向翼から６０゜乃至１２０゜の角度を成している請求項
４記載のハウジング。 - 【請求項６】第１のパネルを有する複数のパネルからな
る筐体と、 前記筐体の前記第１のパネルに配置された吸気口と、 前記筐体の前記第１のパネルに配置され、且つ前記吸気
口とは離間している排気口と、 前記吸気口内に平行して設けられ、空気流を第１の方向
に角度付けする複数の第１の風向翼と、 前記排気口内に平行して設けられ、空気流を前記第１の
方向と異なる第２の方向に角度付けする複数の第２の風
向翼とを具備してなり、 前記吸気口の前記風向翼は前記吸気口から５゜乃至８５
゜の角度を成しており且つ前記排気口の前記風向翼は前
記排気口から−５゜乃至−８５゜の角度を成している電
子機器のハウジング。 - 【請求項７】前記吸気口の前記風向翼は前記第１のパネ
ルの表面に垂直な面から５゜乃至８５゜の角度を成して
おり、前記排気口の前記風向翼は前記面から−５゜乃至
−８５゜の角度を成している請求項６記載のハウジン
グ。 - 【請求項８】前記吸気口の前記風向翼は前記排気口の風
向翼から全体的に反対方向に方向付けられている請求項
６記載のハウジング。 - 【請求項９】前記吸気口の前記風向翼は第１の領域から
入口空気を引き込むように方向付けられ、前記排気口の
前記風向翼は第２の領域から出口空気を排気するように
方向付けられており、前記第１の領域は前記第２の領域
から離間している請求項６記載のハウジング。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/697,234 US5762550A (en) | 1996-08-21 | 1996-08-21 | Heat transfer system for electronic enclosures |
| US697234 | 1996-08-21 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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Country Status (2)
| Country | Link |
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| JP (1) | JPH1096550A (ja) |
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1997
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| US5762550A (en) | 1998-06-09 |
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