JPH109650A - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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Publication number
JPH109650A
JPH109650A JP8159453A JP15945396A JPH109650A JP H109650 A JPH109650 A JP H109650A JP 8159453 A JP8159453 A JP 8159453A JP 15945396 A JP15945396 A JP 15945396A JP H109650 A JPH109650 A JP H109650A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressor
temperature sensor
temperature
discharge pipe
abnormal
Prior art date
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Pending
Application number
JP8159453A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Saito
聡 斎藤
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP8159453A priority Critical patent/JPH109650A/ja
Publication of JPH109650A publication Critical patent/JPH109650A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノイズや急激な温度変化等によりサーミスタ
の異常時と同等の信号が発生されても圧縮機の運転を停
止することのない空気調和機の制御装置を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 圧縮機1の吐出管に設けられ、この吐出
管の温度を検出する温度センサ3と、この温度センサ3
の出力と設定値とを比較して前記吐出管の温度若しくは
前記温度センサ3が正常か異常かを比較判断する第1判
定手段4aと、前記吐出管の温度若しくは温度センサ3が
異常の場合に、第1判定手段4aから異常値が出力されて
からの経過時間を計測するタイマー4bと、この経過時間
を設定時間と比較する第2判定手段4cと、異常値の出力
回数をカウントするカウンタ4dとを備え、第1判定手段
4aにより検出される温度センサ3の異常回数が所定時間
内に所定回数に達したら、圧縮機1の運転を停止するよ
う制御する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気調和機の制御装
置に係り、より詳細には、温度センサの異常を検出する
手段に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の空気調和機の制御装置の
ブロック図を図3に示す。図において1は室外ユニット
の制御回路で、2は圧縮機、3は温度センサとしてのサ
ーミスタである。このうち、制御回路1はマイクロコン
ピュータ(以下マイコンと言う)4と圧縮機運転指示装
置5とにより構成されている。また、サーミスタ3は圧
縮機2の吐出管に取付けられていて、圧縮機2の冷媒温
度を検出するものである。マイコン4はA/D変換機能
をその内部またはその周辺回路にもつものであり、サー
ミスタ3からのアナログ値の吐出管温度をデジタル化
し、予め設定されている設定温度と比較し演算処理する
ようになっている。圧縮機運転指示装置5は従来のリレ
ー構成されたものや、最近ではインバータ装置が使われ
るものが多い。次にその動作について図4のフローチャ
ートに基づいて説明する。装置に電源を入れてプログラ
ムをスタートさせると、ステップST11でサーミスタ3
が検出した吐出管温度をマイコン4が取り込み、ステッ
プST12で予め記憶された許容値と、この吐出管温度の
高低により圧縮機2及びその冷媒系統が正常か異常かを
判定し、正常ならばステップST13でサーミスタ3が開
放又は短絡かを判定し、どちらでもなければ、ステップ
ST14で圧縮機2を継続運転させる。ステップST12で
異常と判定された場合及びステップST13でサーミスタ
3が開放又は短絡と判定された場合、ステップST15で
圧縮機2の運転を停止させる。
【0003】上記構成において、サーミスタ3の温度デ
ータはマイコン4のプログラムが一周するたびに一度入
力され、そのデータが連続一致若しくは前回データの許
容範囲内に有る時、はじめて真値データとなる。もしマ
イコン4にサーミスタ3から異常データが連続して2度
入力されると圧縮機2の運転を停止させる。しかしなが
ら、プログラムは高速で読み込み動作を繰り返えしてい
るため、ノイズ又はサーミスタの使用温度域外の急激な
温度変化等によって、サーミスタの開放又は短絡状態と
同様な異常データが連続して2度マイコンに入力される
と圧縮機の運転を停止させてしまうという問題点があっ
た。特にサーミスタは制御基板にコネクター接続される
場合が多く、このコネクター接続不良又はサーミスタ自
身の故障が検出できないという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記問題点に鑑み、ノイズや急激な温度変化等によりマイ
コンに異常信号が入力されても圧縮機の運転を停止する
ことのない空気調和機の制御装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、圧縮機の吐出管に設けられ、この吐出管の温度を検
出する温度センサと、この温度センサの出力と設定値と
を比較して前記吐出管の温度若しくは前記温度センサが
正常か異常かを比較判定する第1判定手段と、前記吐出
管の温度若しくは前記温度センサが異常の場合に、前記
第1判定手段から異常値が出力されてからの経過時間を
計測するタイマーと、この経過時間を設定時間と比較す
る第2判定手段と、前記異常値の出力回数をカウントす
るカウンタと、前記圧縮機の運転を指示する圧縮機運転
指示装置とを備え、前記第1判定手段により検出される
温度センサの異常回数が所定時間内に所定回数に達した
ら、前記圧縮機の運転を停止するよう制御する構成とし
た。また、前記温度センサが所定時間内に連続して異常
回数を所定回数出力したとき、圧縮機の運転を停止する
構成とした。また、前記温度センサにサーミスタを用い
た構成とした。
【0006】
【発明の実施の形態】圧縮機の吐出管に設けられ、この
吐出管の温度を検出する温度センサと、この温度センサ
の出力と設定値とを比較して前記吐出管の温度若しくは
前記温度センサが正常か異常かを比較判定する第1判定
手段と、前記吐出管の温度若しくは前記温度センサが異
常の場合に、前記第1判定手段から異常値が出力されて
からの経過時間を計測するタイマーと、この経過時間を
設定時間と比較する第2判定手段と、前記異常値の出力
回数をカウントするカウンタと、前記圧縮機の運転を指
示する圧縮機運転指示装置とを備え、前記第1判定手段
により検出される温度センサの異常回数が所定時間内に
所定回数に達したら、前記圧縮機の運転を停止するよう
制御する構成としたことにより、ノイズや急激な温度変
化等によりサーミスタの異常信号が発生されても圧縮機
の運転を停止することのない空気調和機の制御装置とな
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明における実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示す空
気調和機の制御装置のブロック図である。図において、
1は室外ユニットの制御回路で、2は圧縮機、3は温度
センサとしてのサーミスタである。このうち、制御回路
1はマイコン4と圧縮機運転指示装置5とにより構成さ
れている。
【0008】また、サーミスタ3は圧縮機2の吐出管に
取付けられていて、圧縮機2の冷媒温度を検出するもの
である。マイコン4はA/D変換機能をその内部または
その周辺回路にもつものであり、サーミスタ3からのア
ナログ値の吐出管温度をデジタル化し、サーミスタ3の
温度を所定の設定温度と比較判定する第1判定手段4a
と、同第1判定手段4aから異常値が出力されてからの経
過時間を計測するタイマー4bと、この経過時間を所定時
間と比較する第2判定手段4cと、サーミスタ3の異常値
の出力回数をカウントするカウンタ4dとを備えている。
圧縮機運転指示装置5は従来のリレー構成されたもの
や、最近ではインバータ装置が使われるものが多い。
【0009】次にその動作について図2のフローチャー
トに基づいて説明する。図2において、図4と同一相当
部分は省略する。装置に電源を入れてプログラムをスタ
ートさせると、ステップST1でタイマー4bがセットさ
れ、ステップST2でサーミスタ3が検出した吐出管温
度をマイコン4が取り込み、ステップST3で予め記憶
されたデータと比較され、サーミスタ3が開放か又は短
絡かの判定がなされる。そして、開放か又は短絡であれ
ばステップST5で異常値データをサンプリングし異常
回数のカウントがなされ、ステップST6でマイコン4
に予めセットした設定時間と比較し、所定時間内かどう
かの判定がなされ、もし所定時間未満であれば、ステッ
プST2に戻され、ステップST2〜ステップST6の
作業が繰り返し実行される。
【0010】もし所定時間に達していれば、ステップS
T7で所定時間内に異常回数が所定回数に達しているか
どうかの判定がなされ、所定回数に達していなければ、
ステップST1に戻され、ステップST1〜ステップS
T7の作業が繰り返し実行され、もし所定回数に達して
いれば、ステップST8で機器の異常停止処理が実行さ
れる。
【0011】以上説明したように、サーミスタの出力が
所定時間内に所定回数連続若しくは不連続して異常信号
を出力したとき、これを検知し圧縮機の運転を停止する
構成としたことにより、ノイズや急激な温度変化等によ
りサーミスタの異常信号と同等な信号がマイコンに発生
されても圧縮機の運転を停止することのない空気調和機
の制御装置となる。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明によると、サーミス
タの出力が所定時間内に所定回数連続若しくは不連続し
て異常信号を出力したとき、これを検知し圧縮機の運転
を停止するが、ノイズや急激な温度変化等によりサーミ
スタの異常信号と同等な信号がマイコンに発生されても
圧縮機の運転を停止することのない空気調和機の制御装
置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す空気調和機の制御装置の
ブロック図である。
【図2】本発明の動作を説明するためのフローチャート
である。
【図3】従来例を示す空気調和機の制御装置のブロック
図である。
【図4】従来例の動作を説明するためのフローチャート
である。
【符号の説明】
1 制御回路 2 圧縮機 3 温度センサ(サーミスタ) 4 マイコン 4a 第1判別手段 4b タイマー 4c 第2判別手段 4d カウンター 5 圧縮機運転指示装置(停止手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機の吐出管に設けられ、この吐出管
    の温度を検出する温度センサと、この温度センサの出力
    と設定値とを比較して前記吐出管の温度若しくは前記温
    度センサが正常か異常かを比較判定する第1判定手段
    と、前記吐出管の温度若しくは前記温度センサが異常の
    場合に、前記第1判定手段から異常値が出力されてから
    の経過時間を計測するタイマーと、この経過時間を設定
    時間と比較する第2判定手段と、前記異常値の出力回数
    をカウントするカウンタと、前記圧縮機の運転を指示す
    る圧縮機運転指示装置とを備え、前記第1判定手段によ
    り検出される温度センサの異常回数が所定時間内に所定
    回数に達したら、前記圧縮機の運転を停止するよう制御
    してなることを特徴とする空気調和機の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記温度センサが所定時間内に連続して
    異常回数を所定回数出力したとき、圧縮機の運転を停止
    することを特徴とする請求項1記載の空気調和機の制御
    装置。
  3. 【請求項3】 前記温度センサにサーミスタを用いたこ
    とを特徴とする請求項1記載の空気調和機の制御装置。
JP8159453A 1996-06-20 1996-06-20 空気調和機の制御装置 Pending JPH109650A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018109460A (ja) * 2016-12-28 2018-07-12 パナソニック株式会社 空調システム
CN109340992A (zh) * 2018-10-16 2019-02-15 宁波奥克斯电气股份有限公司 一种控制空调可靠性的运行方法、***及空调器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018109460A (ja) * 2016-12-28 2018-07-12 パナソニック株式会社 空調システム
CN109340992A (zh) * 2018-10-16 2019-02-15 宁波奥克斯电气股份有限公司 一种控制空调可靠性的运行方法、***及空调器
CN109340992B (zh) * 2018-10-16 2021-02-26 宁波奥克斯电气股份有限公司 一种控制空调可靠性的运行方法、***及空调器

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