JPH1094995A - ロータリーカッター - Google Patents

ロータリーカッター

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JPH1094995A
JPH1094995A JP24057996A JP24057996A JPH1094995A JP H1094995 A JPH1094995 A JP H1094995A JP 24057996 A JP24057996 A JP 24057996A JP 24057996 A JP24057996 A JP 24057996A JP H1094995 A JPH1094995 A JP H1094995A
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JP
Japan
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knife
rotor
rotary cutter
continuous paper
cut
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JP24057996A
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Yoshiharu Okabashi
義春 岡橋
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ASAHI MACH KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】引きそろえた状態の連続紙を正確に裁断して、
複数の規格(大きさ)の紙を同時に製造できる、小さく
経済的なロータリーカッターを提供する。 【解決手段】連続紙10を耳スリッター1a,1aと幅
決めスリッター1bとで連続紙10a,10bに裁断
し、フィードロール装置2によってほぼ同一平面上に引
きそろえた状態でカッター部Aに供給する。カッター部
Aは2つのナイフロータ4a,4bを同軸に配設したも
のである。サーボモータ6aが駆動軸によってナイフロ
ータ4aを駆動して連続紙10aを、サーボモータ6b
がタイミングベルト6cによってナイフロータ4bを駆
動して連続紙10bを、それぞれ裁断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続紙を連続的に
裁断して、幅や長さの異なる複数の大きさのカットシー
トを同時に得るロータリーカッターに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】抄紙機で連続的に製造される紙やロール
状に巻かれた規定幅の紙を、引き出して裁断し、所望の
幅・長さを持つ複数の大きさのカットシートを同時に得
るため、従来は、例えば図17に示すようなロータリー
カッターが用いられていた。図17のロータリーカッタ
ーは、一般にダブル型フルシンクロカッター(以下、シ
ンクロダブルカッターという)と呼ばれているもので、
図18に示すようなフルシンクロカッターを2つ備えて
いる。フルシンクロカッターは、スリッター装置71で
耳が落とされ、フィードロール装置72で搬送される連
続紙80を、上側のナイフドラム73と下側のナイフド
ラム74とから成るナイフドラム装置で裁断するロータ
リーカッターである。回転を同調させた2つのナイフド
ラム73・74は、それぞれに取り付けられたナイフ7
5・75をハサミのようにすり合わせて、連続紙80を
次々と断ち切る。
【0003】紙を切るカッターには、抄紙機で休みなく
製造される連続紙を裁断していくオンカッターと、ロー
ル状に巻かれた規定幅の紙を複数枚重ねて裁断するオフ
カッターとがある。図17のシンクロダブルカッターは
オンカッターで、抄紙機で連続的に製造される連続紙を
ピンチロール装置69によって一定速度で引き出された
連続紙70は、スリッター装置61の耳スリッターで両
耳部分を切り取られ、同時に、幅決めスリッターで中間
部が裁断され、所定幅の2枚の連続紙70a,70bが
得られる。このようにして得られた連続紙70aは、第
1フィードロール装置62aに引かれ、所定回転数で回
転している第1ナイフドラム装置63aに送りこまれ、
そこに取り付けられたナイフによって所定の長さに裁断
される。この動作は、連続紙70bについても同様で、
第2フィードロール装置62bに引かれ、第2ナイフド
ラム装置63bのナイフで所定の長さに裁断され、所定
規格のカットシート70c・70dが得られる。カット
シート70c・70dは、いずれもコンベア64で運ば
れ、その終端に取り付けられたスタッカー(図示せず)
にそれぞれ積み重ねられ、規格製品として出荷される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のシンク
ロダブルカッターにおいては、第1,第2フィードロー
ル装置及び第1,第2ナイフドラム装置を、前後又は上
下にずらさなければ配置できなかった。そのため、これ
らの装置全部を収納するとなると、シンクロダブルカッ
ターはどうしても大きく、高価になるという問題点があ
った。
【0005】また、裁断対象の連続紙の移動経路の一部
はどうしても傾斜させなければならず、連続紙の走行が
不安定になるという問題点もあった。同様に、連続紙の
裁断位置とコンベアの載面に高低差があるため、裁断さ
れたカットシートが自由落下によって不安定な状態で落
ち、コンベアのくわえ込み不良が起きやすいという問題
点もあった。
【0006】また、シンクロダブルカッターにおいて
は、1つだけでもナイフの交換や調整が難しいフルシン
クロカッターを、複数台、連係して動作させる必要があ
るので、その調整は非常に困難なものとなり、高度な技
術を持つ作業者が長時間かけてやっと調整できるという
ものであった。しかも、2つのナイフドラムの回転のタ
イミングが少しでも狂うと紙が切れなくなるという不安
定なものでもあった。動作が不安定で調整に時間がかか
るという点は、特に、抄紙機で休みなく製造される連続
紙を連続的に裁断していかなければならないオンカッタ
ーにおいては、ぜひとも解決しなければならない問題で
あった。
【0007】本発明は以上の問題点にかんがみて提案さ
れたもので、引きそろえた状態の連続紙を正確に裁断し
て、複数の規格(大きさ)の紙を同時に製造できる、小
さく経済的なロータリーカッターを提供することを目的
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1のロータリーカッターにおいては、連続紙
を搬送方向に直交する方向に裁断するロータリーカッタ
ーのカッター部において、連続紙を所定幅でほぼ同一平
面上に引きそろえた状態でカッター部に供給するように
構成するとともに、ナイフを取り付けたナイフロータと
プレーンロータとを前記連続紙の夫々に配設し、各ナイ
フロータとプレーンロータの少なくとも一方を駆動手段
で駆動可能にし、各駆動手段を夫々個別に回転駆動可能
に構成した。
【0009】また、請求項2のロータリーカッターにお
いては、請求項1に記載のロータリーカッターの各ナイ
フロータを同軸に配置した。また、請求項3のロータリ
ーカッターにおいては、請求項1に記載のロータリーカ
ッターの各ナイフロータを、連続紙の搬送方向に対して
前後に配設した。また、請求項4のロータリーカッター
においては、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のロ
ータリーカッターのナイフをスパイラル状に取り付け
た。
【0010】また、請求項5のロータリーカッターは、
請求項1乃至3のいずれか一項に記載のロータリーカッ
ターにおいて、連続紙をその供給方向に切断して所定幅
で且つ略同一平面上に引きそろえた状態でカッター部に
供給する幅決めスリッターを設け、該幅決めスリッター
及びナイフロータとプレーンロータとを連続紙の供給方
向に直交する方向に移動可能に設けるとともに、ナイフ
ロータとプレーンロータを幅決めスリッターの移動に連
動して移動可能に構成した。
【0011】また、請求項6のロータリーカッターは、
請求項1乃至3のいずれか一項に記載のロータリーカッ
ターにおいて、連続紙を引きそろえた状態でカッター部
に搬送するフィードロール装置を、プレンロータとこの
プレンロータに平行に当接する1本のフィードロータと
で構成した。また、請求項7のロータリーカッターは、
請求項1乃至3のいずれか一項に記載のロータリーカッ
ターの各ナイフロータをサーボモータで駆動した。
【0012】また、請求項8のロータリーカッターは、
請求項1乃至3のいずれか一項に記載のロータリーカッ
ターの各ナイフロータを楕円柱状または多角柱状に形成
し、その側辺部にナイフを取り付けた。また、請求項9
のロータリーカッターは、請求項1乃至3のいずれか一
項に記載のロータリーカッターのプレンロータ軸受の一
端がナイフロータ軸受を回動自在に支持し、他端がトッ
グル機構を介してナイフロータ軸受を支持する軸受支持
機構を設けた。
【0013】また、請求項10のロータリーカッター
は、請求項9に記載のロータリーカッターのプレンロー
タ軸受とナイフロータ軸受とを接近又は離間する方向に
付勢する軸受与圧機構を設けた。また、請求項11のロ
ータリーカッターは、請求項1乃至3のいずれか一項に
記載のロータリーカッターにおいて、各ナイフロータの
外周面長手方向に溝を設け、この溝にナイフホルダーを
嵌着し、このナイフホルダーのナイフ装着部にナイフを
遊びを持って保持するナイフ保持手段を設けた。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明にかかるロータリー
カッターの実施の形態を、いくつかの実施例を示し、図
面に基づいて詳細に説明する。
【0015】(実施例1)図1は実施例1のロータリー
カッターを用いた紙裁断装置の正面からの概略説明図,
図2は図1の紙裁断装置のロータリーカッターの部分の
概略斜視図,図3は図2のロータリーカッターの概略平
面図,図4は図2のロータリーカッターの概略側面図,
図5はナイフロータの縦断面図,図6はナイフロータと
プレンロータの軸受の正面図である。
【0016】実施例1のロータリーカッターは、図1に
示すように、カッター部Aとスリッター装置1とフィー
ドロール装置2とから構成されている。9は、抄紙機
(図示せず)から連続的に製造される連続紙10を引き
出し、正確に制御された一定速度でスリッター装置1に
送り込むピンチロール装置である。フィードロール装置
2はスリッター装置1で搬送方向に裁断された連続紙1
0を、引きそろえてカッター部Aに送り込む装置であ
る。カッター部Aは、プレンロータ3とナイフロータ4
a・4bとから構成され、連続紙10を、幅や長さの異
なる複数の規格のカットシートに連続的に裁断する。ナ
イフロータ4aとナイフロータ4bの外径とは、等しく
成形されている。
【0017】本実施例では、図3に示すような幅L1,
長さL2のカットシートLと、それよりひとまわり小さ
な幅H1,長さH2のカットシートHの2種類のカット
シートを得るものとする。
【0018】図2に示すように、スリッター装置1は、
連続紙10の両側端近くに配置されて連続紙10の両耳
部分を切り落とす耳スリッター1a・1aと、ナイフロ
ータ4aとナイフロータ4bの端部同士が隣接する位置
の上流に配置されて出来上がりカットシートの幅を決め
る幅決めスリッター1bとから構成されている。スリッ
ター1a・1a・1bは、外周縁に刃を形成した円板形
のナイフを円筒型の下ロータに押しつけ、両者の間を通
過する連続紙10を、搬送方向に裁断していくプッシュ
式のスリッターで、フィードロール装置2より上流側に
配置されている。幅決めスリッター1bは、連続紙10
の搬送方向に直交する方向に移動可能に設けられ、2枚
の刃が所定間隔Sをあけて取り付けられている。幅決め
スリッター1bの移動位置は、エンコーダ1cによって
正確に検出される。
【0019】図3に示すように、3つのスリッター1a
・1a・1bは、カットシートLの幅L1とカットシー
トHの幅H1の大きさに応じて配置されている。スリッ
ター1bの2枚刃の間隔Sは、ナイフロータ4aのナイ
フ5aとナイフロータ4bのナイフ5bとが隣接する間
隔より大きく形成されているので、連続紙10a・10
bの中央側端部が切れ残るおそれはない。
【0020】ここで、カッター部Aに供給される連続紙
10がたるんだり引っ張られたりしないように、プレン
ロータ3の周面速度がエンコーダ3aで検出され、その
データに基づいて、ピンチロール装置9,フィードロー
ル装置2の回転速度が一定に制御されている。
【0021】フィードロール装置2の幅は、耳スリッタ
ー1a・1aで裁断される紙幅より若干広く成形されて
いる。耳スリッター1a・1aとフィードロール装置2
は基台に固定されている。また、プレンロータ3の外周
面は、ナイフロータ4a・4bのナイフ5a・5bが押
しつけられたときに、磨耗しにくく、且つ裁断する紙に
切り残しが出ないよう、硬い金属で滑らかに形成されて
いる。
【0022】そして、ナイフロータ4aには、外周面上
長手方向に2枚のナイフ5a・5aが取り付けられ、ナ
イフロータ4bにも同様に、2枚のナイフ5b・5bが
取り付けられている。ナイフロータ4aはサーボモータ
6aによって直接に回転駆動され、ナイフロータ4bは
サーボモータ6bによってタイミングベルト(歯付きベ
ルト)6cを介して回転駆動されている。ナイフロータ
4a・4bは、そこに取り付けられたナイフ5a・5a
・5b・5bが、プレンロータ3の外周面に近接する時
にプレンロータ3の周面速度に同調するよう、サーボモ
ータ6a・6bによって回転制御されている。
【0023】図3に示すように、ナイフ5aの長さはナ
イフロータ4aの幅とほぼ等しく、ナイフ5bの長さは
ナイフロータ4bの幅とほぼ等しく、双方とも隣接する
中央側に寄せられて取り付けられている。プレンロータ
3とナイフロータ4a・4bの幅は、裁断された連続紙
10の幅に比較して十分に大きい。ナイフロータ4a・
4bの内部の構造は、図5の断面図に示すとおりで、ナ
イフロータ4aは回転軸4cと一体で、その回転軸4c
のナイフロータ4a寄り部分に、円筒状のナイフロータ
4bがベアリング4dを介して回転自在に取り付けられ
ている。回転軸4cは軸受4e・4eで支持されてい
る。
【0024】図4に示すように、カッター部Aが取り付
けられた基台8は、レール(図示せず)に載った複数の
車輪8b・・・8bが支えていて、ナイフロータ4a・
4bの軸方向(図4では左右方向)に移動可能に構成さ
れている。紙幅スリッター1bを移動させると、エンコ
ーダ1cがその位置を正確に検出して位置データを出力
する。その位置データに基づいて、モータ8aが所定量
回転し、その回転によってモータ8aの回転軸に取り付
けられたネジ8cが回転して、ダブルカッタAが載置さ
れた基台8が移動し、ナイフ5a・5bの隣接部を、紙
幅スリッター1bの下流位置に固定する。
【0025】図6に示すように、ナイフロータ軸受4e
は、軸受支持機構21によってプレンロータ軸受3eに
支持されている。軸受支持機構21は、ナイフロータ軸
受4eの一端を回動自在に支持する回動軸21aと、他
端を支持するトッグル機構21bとから成っている。ツ
マミ21dを回してネジ21cでトッグル機構21bの
関節部の位置を進退させることによって、ナイフロータ
軸受4eを上下に移動させ、ナイフロータ4の高さ位
置、言い換えるとナイフ5a・5bの刃先とプレンロー
タ3の周面との間隔が調節できるようになっている。ま
た、図12でも分かるように、プレンロータ3の回転軸
3cとナイフロータ4aの回転軸4cの両端部には、軸
受与圧機構22・22が取り付けられている。軸受与圧
機構22は、油圧シリンダー22aの油圧を調整するこ
とによって、回転軸3cの端部と回転軸4cの端部と
を、接近又は離間する方向に付勢する機構である。
【0026】ナイフ5a・5bは、図7(A)に示した
ように、ナイフロータ4a・4bの外周面長手方向に設
けられた溝にネジ止めされたナイフホルダーに取り付け
られている。すなわち、ナイフロータ4aの溝4fにナ
イフホルダー5cをネジ止めし、このナイフホルダー5
cのナイフ装着部5dにナイフ5aが取り付けられてい
る。ナイフ装着部5dにはナイフ保持手段としての永久
板磁石5eが接着されているので、この空間にナイフ5
aを背から押し込むだけで、ナイフ5aは永久板磁石5
eに吸着されて外れなくなる。また、図で分かるように
ナイフ5aがさし込まれるべき空間は、ナイフ5aの厚
みより大きく、裁断の時にはナイフ5aは若干動くよう
になっている。
【0027】次に図1乃至図7を用いて、ロータリーカ
ッターの動作の説明をする。図1に示すように、ピンチ
ロール装置9を通過した連続紙10は、所定のテンショ
ンでフィードロール装置2に引かれている。連続紙10
は、フィードロール装置2の前のスリッター装置1に入
り、両端の耳スリッター1a・1aで耳の部分が切り取
られ、幅決めスリッター1bで中間部分が幅Sだけ取り
除かれる。このようにして、図3に示される幅L1の連
続紙10aと、幅H1の連続紙10bとが得られる。連
続紙10a,10bは共に、フィードロール装置2に引
かれ、プレンロータ3とそれに対峙するナイフロータ4
a・4bとの間に送りこまれる。プレンロータ3の回転
数は、図6に示したエンコンダー3aにより絶えず測定
されていて、供給される連続紙10の長さを計算してい
る。そして同時に、スリッター装置1で帯状に裁断され
た連続紙10a,10bを、ナイフ5a・5bが裁断す
るためのタイミングを計算し、それに基づいてそれぞれ
のサーボモーター6a・6bを制御し、連続紙10a,
10bを裁断していく。
【0028】プレンロータ3は,ピンチロール装置9,
フィードロール装置2に同調して定速回転をしている
が、ナイフロータ4aとナイフロータ4bとは、連続紙
10a・10bを所定の位置で裁断できるように、サー
ボモーター6a・6bによって速度が調節されながらそ
れぞれ個別に回転している。本実施例ではナイフロータ
4bは、短い間隔で連続紙10bを裁断する必要がある
ので、裁断時から次の裁断時までの移動(回転)は、ナ
イフロータ4aより素早く移動する。
【0029】連続紙10aが長さL2だけ送られようと
するとき、ナイフロータ4aが回転し、ナイフ5aが連
続紙10aをプレンロータ3に押しつけ、それを長さL
2に裁断する。このようにして、幅L1,長さL2のカ
ットシートLを得る。同様に、連続紙10bが長さH2
だけ送られようとするとき、ナイフロータ4bが回転
し、ナイフ5bが連続紙10bをプレンロータ3に押し
つけ、長さH2に裁断して幅H1,長さH2のカットシ
ートHを得る。
【0030】裁断された2種類の規格のカットシート
L,Hは、ピンチロール装置9と同じ幅のコンベア7で
搬送され、その終端に取り付けられたスタッカー(図示
せず)に、別規格の製品としてそれぞれ積み重ねられ
る。
【0031】カットシートL,Hとは異なる規格の2種
類のカットシートを新たに得ようとする時の、カッター
部Aの動作について簡単に説明する。例えば、ほぼ同じ
大きさの2種類のカットシートを同時に得るものとす
る。このときは、幅決めスリッター1bを、所望の2つ
の紙幅に合わせて移動させる。この移動量を幅決めスリ
ッター1bのエンコーダ1cが検出し、移動用モータ8
aを駆動して、幅決めスリッター1bの下流位置にナイ
フロータ4aとナイフロータ4bの隣接部がくるよう、
基台8を移動させる(図3では右方)。幅決めスリッタ
ー1bが裁断する位置は、連続紙10の中央寄りとな
る。このとき、連続紙10a・10bの側端縁が、ナイ
フナイフ5bからはみ出ることがないようにするのはも
ちろんである。このようにして連続紙10a・10b
を、別々に回転駆動されるナイフロータナイフ4a・4
bのナイフ5a・5bによって、それぞれ所望の長さに
裁断していく。
【0032】上記の例では、2枚刃のスリッター1bを
用いて連続紙10a・10bの間に隙間を設けたが、1
枚刃のスリッターを用い、この下流側にセパレーターを
取り付けて、隙間Sをあけてもよい。また、1枚刃のス
リッター2つを上下流にずらして配置し、連続紙中央部
に所定幅の隙間を設けてもよい。上記ナイフロータへの
動力伝達手段はタイミングベルトに限定されず、Vベル
ト,チェーン,ギアボックス等、動力伝達時にスリップ
しないものであればどのようなものでも構わない。
【0033】また、上記例ではナイフロータと共にプレ
ンロータまでスリッターの移動に連動させたが、プレン
ロータは連続紙の幅に合わせて固定し、ナイフロータだ
けを移動させてもよい。ナイフの取り付け方法は、図7
(B)に示したものでもよい。すなわち、永久板磁石5
eに代えてOリング5fを用い、ナイフ5aをナイフロ
ータ4aの溝の壁4gに押しつけて保持させてもよい。
Oリング5fはゴム製なので、ナイフ5aは抜け落ちる
ことなく遊びを持って保持される。
【0034】(実施例2)次に、実施例2のロータリー
カッターについて、図8の概略斜視図,図9の正面から
の概略説明図を用いて、説明をする。実施例2のロータ
リーカッターは、実施例1のロータリーカッターのフィ
ードロール装置2に代わって、フィードロータ12を設
けたものである。フィードロータ12は、外周が柔軟な
材料で被覆された回転自在のロータで、ナイフロータ1
4a・14bのナイフが連続紙20を裁断する位置より
も上流側に、プレンロータ13に平行に接した状態で設
けられている。フィードロータ12は、プレンロータ1
3とナイフロータ14a・14bとから成るカッター部
Bと連動して、搬送方向と直交方向に移動可能に構成さ
れている。
【0035】ナイフロータ14a・14bは、いずれも
断面形状がほぼ楕円形状で、それぞれに取り付けられる
2枚のナイフは、その側辺部(回転中心軸からの最遠
辺)に取り付けられている。ナイフロータ14aは回転
軸14cを回転駆動するサーボモータ16aによって回
転し、ナイフロータ14bはサーボモータ16bによっ
てタイミングベルトで回転駆動されている。
【0036】プレンロータ13とフィードロータ12の
回転によって引かれた連続紙20は、ナイフロータ14
a・14bのナイフで所定長さに裁断される。
【0037】図10の断面図に示すように、3つのナイ
フロータ11a・11b・11cを同軸に構成し、中央
のナイフロータ11bを回転軸11dで、両側のナイフ
ロータ11a・11cをタイミングベルトで別々に駆動
してもよい。このようにすれば、一度に3種類の規格の
カットシートを得ることができる。もちろん、幅決めス
リッターは2つ設ける必要がある。
【0038】また、4つ以上のナイフロータを同軸に配
置し、それぞれを別々に駆動してもよい。
【0039】ナイフロータの形状は、図11(A)
(B)(C)に示したように、断面が正多角形の柱状の
ものにしてもよい。これらのナイフロータの回転時にナ
イフの刃先が描く軌跡は、上記実施の形態のナイフロー
タの場合と同様に円形になる。ナイフロータ17の断面
は正三角形、ナイフロータ18の断面は正方形、ナイフ
ロータ19の断面は正五角形である。
【0040】また、図12に示すように、ナイフ25a
・25aをナイフロータ24aに、ナイフ25b・25
bをナイフロータ24bに、それぞれスパイラル状に装
着して、連続紙30を裁断してもよい。ナイフ25a・
25a・25b・25bは、それぞれナイフロータ24
a・24bの軸方向に対して所定角度傾けて取り付けら
れている。そして、ナイフロータ24a・24bの回転
軸24cは、連続紙30の進行方向に対して先の所定角
度と同じだけ傾けて設置されている。ナイフロータ24
aはタイミングベルト26cによって駆動され、ナイフ
ロータ24bは回転軸24cによって駆動されている。
【0041】ナイフ25a・25bが連続紙30に接す
るときの移動速度は、進行する連続紙30の進行速度に
合わせなければならないので、ナイフロータ24a・2
4bの回転速度はサーボモータ(図示せず)によって正
確に駆動制御されている。このようにして、連続紙30
は端から直角にスムーズに裁断される。ナイフ25a・
25bの移動速度は、連続紙30に接していないときは
自由である。図上、裁断の間隔が短い(紙の長さが短
い)ナイフ25bの方が、ナイフ25aより次の裁断待
機位置まで素早く移動しなければならないので、ナイフ
が連続紙30に接していないとき(裁断までの時間)
は、ナイフロータ24bはナイフロータ24aよりも素
早く回転している。
【0042】図18の従来のシングル型フルシンクロカ
ッターの上側のナイフドラム73を複数のナイフロータ
からなるナイフロータに、上側のナイフドラム74をプ
レンロータに取り替え、一方のナイフロータを回転駆動
する駆動装置を追加するだけで、一度に2種類の規格の
カットシートを得られるロータリーカッターが実現でき
る。
【0043】(実施例3)実施例3のロータリーカッタ
ーは、図13の概略斜視図に示すように、2種類の大き
さのカットシートを得るために、2本のナイフロータ3
4a,34bを、連続紙40の搬送方向に対して前後に
配設したものである。実施例3のロータリーカッター
は、スリッター装置31とフィードロール装置32とカ
ッター部Cとから構成されている。カッター部Cは、プ
レンロータ33aとそれに対峙するナイフロータ34
a,及びプレンロータ33bとそれに対峙するナイフロ
ータ34bとから構成されている。ナイフロータ34a
にはナイフを取り付ける溝が2本、全幅に設けられてい
るが、2枚のナイフ35a・35aは連続紙40aを裁
断する幅位置だけに取り付けられている。ナイフロータ
34bにも同様に、ナイフを取り付ける溝が2本全幅に
設けられているが、2枚のナイフ35b・35bは連続
紙40bを裁断する幅位置だけに取り付けられている。
【0044】連続紙40はスリッター装置31で裁断さ
れて、2枚の連続紙40a・40bとなる。連続紙40
a・40bは、フィードロール装置32によって、カッ
ター部Cの上流側のプレンロータ33a,ナイフロータ
34aの間に供給される。ここでは、連続紙40aだけ
が連続的に裁断されて、カットシート40cができる。
連続紙40bは、通過する部分にナイフが取り付けられ
ていないので、プレンロータ33a,ナイフロータ34
aの隙間を裁断されることなく通過する。連続紙40b
は、次のナイフロータ34bのナイフ35b・35bで
裁断されて、カットシート40dができる。先に裁断さ
れたカットシート40cは、プレンロータ33b,ナイ
フロータ34bの隙間を通過する。カッター部Cのプレ
ンロータ33aとプレンロータ33bの間隔は実際には
短いので、カットシート40c・40dはここに詰まる
ことなく、プレンロータ33bからの排出部付近に設け
られたコンベア37によって、その終端に取り付けられ
たスタッカー(図示せず)まで搬送され、出荷される。
【0045】(実施例4)図14は実施例4のロータリ
ーカッターの概略平面図,図15は図14のロータリー
カッターを備えた紙裁断装置の正面からの概略説明図で
ある。実施例4のロータリーカッターは、図14の概略
平面図に示すように、2本のナイフロータ44a・44
bを、連続紙50の搬送方向に対して前後に配設したも
のである。カッター部Dはプレンロータ43a・43b
とそれに対峙するナイフロータ44a・44bとから成
り、基台48に取り付けられている。ナイフロータ44
a・44bの幅は、連続紙50の幅より十分大きく形成
されている。そして、ナイフ45aは連続紙50aだけ
を、ナイフ45bは、連続紙50bだけを裁断するよう
に(裁断部分が重ならないように)、ナイフロータ44
a,ナイフロータ44bのそれぞれ片側に寄せて取り付
けられている。基台48は、幅決めスリッター41bの
位置を検出するエンコーダ41cのデータに基づいて、
連続紙50の幅方向に移動するように構成されている。
【0046】図14において、例えば、現在より更に大
きさの異なる2種類のカットシートを得たいときは、幅
決めスリッター41bを上方(連続紙50の搬送方向に
向かって左)に移動させる。すると、その動きに連動し
て基台48も等距離だけ上方に移動するので、現在より
更に大きさの異なる2種類の所望のカットシートを、同
時に、簡単に得ることができる。
【0047】(実施例5)図16は実施例5のロータリ
ーカッターの概略平面図である。実施例5のロータリー
カッターは、図16の概略平面図に示すように、2本の
ナイフロータ54a・54bを、連続紙60の搬送方向
に対して前後に配設し、且つ左右に若干ずらして使用す
るものである。ナイフロータ54aとそれに対峙するプ
レンロータ53aとは基台58a上に固定されている。
同様に、ナイフロータ44bは基台58b上に固定され
ている。
【0048】基台58aと基台58bは、図に示すよう
に紙60の幅方向に独立して移動可能である。使用する
ときは、所望のサイズの紙幅に合わせて幅決めスリッタ
ー51bの位置を調節し、ナイフロータ54aが連続紙
60aだけを裁断し、ナイフロータ54bが連続紙60
bだけを裁断するような位置に基台58aと基台58b
とを移動させる。
【0049】実施例5のロータリーカッターにおいて
は、ナイフロータ54aだけを回転させることによっ
て、1つのサイズのカットシートだけを得る普通のロー
タリーカッターとしても用いることができる。
【0050】
【発明の効果】請求項1のロータリーカッターによれ
ば、フィードロール装置も1つですみ、装置全体を小さ
く安価に製造できる。また、連続紙をほぼ同一平面上に
引きそろえた状態で裁断するので、裁断精度も高くな
り、紙の走行が安定すると共にコンベアのくわえ込み不
良が起きにくい。
【0051】請求項2のロータリーカッターによれば、
ナイフロータを同軸に配置するので、設置スペースがよ
り小さくてすみ、かつ、必要なプレンロータは1本とな
って経済的である。請求項3のロータリーカッターによ
れば、構造が簡単なナイフロータを用いることができ、
安価にできる。
【0052】請求項4のロータリーカッターによれば、
連続紙を一瞬に押し切るのではなく、端の方から順次滑
らかに裁断していくので、スムーズに静かに裁断するこ
とができ、裁断面も美しい。請求項5のロータリーカッ
ターによれば、幅決めスリッターとナイフロータとが連
続紙の搬送方向に直交方向に連動して移動可能に設けら
れているので、これらを適切な位置に移動させることに
よって、紙幅の異なるカットシートを簡単に得ることが
できる。
【0053】請求項6のロータリーカッターによれば、
プレンロータに平行に接した状態でナイフロータの直前
にフィードロータを設けたので、フィードロータとナイ
フロータの間が最短距離になり、紙のフリーランが極度
に短くなって紙の走行が安定するので、更に高い裁断精
度が得られる。また、フィードロール装置が不要にな
り、装置全体が簡素化され、設置に必要なスペースがよ
り小さくなり、且つ安価にできる。
【0054】請求項7のロータリーカッターによれば、
各ナイフロータはサーボモータで駆動されているので、
連続紙の裁断位置が正確に制御できる。請求項8のロー
タリーカッターによれば、従来の円柱型のナイフロータ
に比べて、フライホイール効果が小さく、回転駆動力が
小さくて済むので回転の制御がしやすい。また、側辺部
の数が増すほどナイフを多く装着できるので、1裁断回
当たりの回転角度が小さく、少ない回転数で数多くの箇
所が裁断できる。
【0055】請求項9のロータリーカッターによれば、
軸受支持機構にトッグル機構を用いたので、プレンロー
タとナイフの刃先との間隔の微妙な調節を容易に行うこ
とができる。請求項10のロータリーカッターによれ
ば、軸受支持機構と軸受与圧機構を設けたので、ナイフ
ロータ軸受とプレンロータ軸受の内部のベアリングがい
ずれも一方向に押しつけられ、ナイフロータの回転にガ
タが生じない。また、自重によってナイフロータやプレ
ンロータが撓んでもそれを補正することができ、切り残
しなく紙を切ることが出来る。
【0056】請求項11のロータリーカッターによれ
ば、ナイフ保持手段は遊びを持ってナイフを保持してい
るので、裁断時の衝撃が吸収されて裁断音が小さくな
る。また、ナイフロータと周面の動きがずれてもナイフ
が移動してその働きを吸収するので、紙を引きちぎるよ
うな裁断をすることがなく、裁断面をきれいにする効果
もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる実施例1のロータリーカッター
を備えた紙裁断装置の正面からの概略説明図である。
【図2】図1のロータリーカッターの概略斜視図であ
る。
【図3】図1のロータリーカッターの概略平面図であ
る。
【図4】図1のロータリーカッターの概略側面図であ
る。
【図5】図1のロータリーカッターのナイフロータの概
略断面図である。
【図6】図1のロータリーカッターのナイフロータとプ
レンロータの正面図である。
【図7】ナイフロータのナイフ保持手段の断面図であ
る。
【図8】実施例2のロータリーカッターの概略斜視図で
ある。
【図9】図8のロータリーカッターの正面からの概略説
明図である。
【図10】別実施例のロータリーカッターのナイフロー
タの概略断面図である。
【図11】別実施例のナイフロータの説明図である。
【図12】ナイフがスパイラル状に取り付けられている
ナイフロータの平面図である。
【図13】実施例3のロータリーカッターの概略斜視図
である。
【図14】実施例4のロータリーカッターの概略平面図
である。
【図15】図14のロータリーカッターを備えた紙裁断
装置の正面からの概略説明図である。
【図16】実施例5のロータリーカッターの概略平面図
である。
【図17】従来のダブル型フルシンクロカッターを用い
た紙裁断装置の正面からの概略説明図である。
【図18】従来のフルシンクロカッターの斜視図であ
る。
【符号の説明】
A,B,C,D カッター部 1,11,31 スリッター装置 1a 耳スリッター 1b,41b,51b 幅決めスリッター 2,12,32 フィードロール装置 3,13,23,33a,33b,43a,43b プ
レンロータ 3e プレンロータ軸受 4e ナイフロータ軸受 4a,4b,11a,11b,11c,14a,14
b,17,18,19,24a,24b,24c,34
a,34b,44a,44b,54a,54bナイフロ
ータ 4c,14c,24d,34c 回転軸 4f 溝 5a,5b,15a,15b,25a,25b,35
a,35b,45a,45b,55a,55b ナイフ 5c ナイフホルダー 5d ナイフ装着部 5e 永久板磁石(ナイフ保持手段) 5f Oリング(ナイフ保持手段) 6a,6b,16a,16b サーボモータ(駆動手
段) 7,37 コンベア 8,48,58a,58b 基台 9 ピンチロール装置 10,10a,10b,20,30,40,40a,4
0b,50,50a,50b,60,60a,60b
連続紙 12 フィードロータ 21 軸受支持機構 21b トッグル機構 22 軸受与圧機構

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続紙を搬送方向に直交する方向に裁断す
    るカッター部を備えたロータリーカッターにおいて、 連続紙を所定幅でほぼ同一平面上に引きそろえた状態で
    カッター部に供給するように構成するとともに、ナイフ
    を取り付けたナイフロータ及びプレーンロータを前記連
    続紙の夫々に配設し、各ナイフロータとプレーンロータ
    の少なくとも一方を駆動手段で駆動可能にし、各駆動手
    段を夫々個別に回転駆動可能に構成したことを特徴とす
    るロータリーカッター。
  2. 【請求項2】各ナイフロータを同軸に配設したことを特
    徴とする請求項1に記載のロータリーカッター。
  3. 【請求項3】各ナイフロータを連続紙の搬送方向に対し
    て前後に配設したことを特徴とする請求項1に記載のロ
    ータリーカッター。
  4. 【請求項4】ナイフをスパイラル状に取り付けたことを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のロー
    タリーカッター。
  5. 【請求項5】連続紙をその搬送方向に裁断して所定幅で
    且つ略同一平面上に引きそろえた状態でカッター部に供
    給する幅決めスリッターを設け、該幅決めスリッターと
    ナイフロータとを連続紙の搬送方向に直交する方向に移
    動可能に設けるとともに、ナイフロータを幅決めスリッ
    ターの移動に連動して移動可能に構成したことを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれか一項に記載のロータリー
    カッター。
  6. 【請求項6】連続紙を引きそろえた状態でカッター部に
    搬送するフィードロール装置を、プレンロータとこのプ
    レンロータに平行に当接する1本のフィードロータとで
    構成したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一
    項に記載のロータリーカッター。
  7. 【請求項7】各ナイフロータはサーボモータで駆動され
    ていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項
    に記載のロータリーカッター。
  8. 【請求項8】各ナイフロータを楕円柱状または多角柱状
    に形成し、その側辺部にナイフを取り付けたことを特徴
    とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のロータリ
    ーカッター。
  9. 【請求項9】プレンロータ軸受の一端がナイフロータ軸
    受を回動自在に支持し、他端がトッグル機構を介してナ
    イフロータ軸受を支持する軸受支持機構を設けたことを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のロー
    タリーカッター。
  10. 【請求項10】プレンロータ軸受とナイフロータ軸受と
    を接近又は離間する方向に付勢する軸受与圧機構を設け
    たことを特徴とする請求項9に記載のロータリーカッタ
    ー。
  11. 【請求項11】各ナイフロータの外周面長手方向に溝を
    設け、この溝にナイフホルダーを嵌着し、このナイフホ
    ルダーのナイフ装着部にナイフを遊びを持って保持する
    ナイフ保持手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至
    3のいずれか一項に記載のロータリーカッター。
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