JPH1094544A - 剥離用外科器具 - Google Patents

剥離用外科器具

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JPH1094544A
JPH1094544A JP9092649A JP9264997A JPH1094544A JP H1094544 A JPH1094544 A JP H1094544A JP 9092649 A JP9092649 A JP 9092649A JP 9264997 A JP9264997 A JP 9264997A JP H1094544 A JPH1094544 A JP H1094544A
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JP
Japan
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distal end
surgical instrument
elastic member
insertion portion
exfoliation
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JP9092649A
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English (en)
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Shuichi Kimura
修一 木村
Norio Kobayashi
憲雄 小林
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Priority to DE69726491T priority patent/DE69726491T2/de
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 剥離用外科器具に送水・吸引機能を設け、1
本の処置具で鈍的剥離と送水吸引の両方を行うことがで
きる多機能処置具を提供することにある。 【解決手段】 挿入部1の先端に、開口12を有する弾
性部材10と、この弾性部材10を覆うメッシュ11
と、開口12と連通し、挿入部1内に設けた送水・吸引
管5とを具備した構成とした。このように構成すること
により、出血等を確認するために、送水吸引しながら剥
離を行うことができるので、安全であり、且つ新たに送
水管を挿入する必要がないので、穿刺する穴数を最少に
でき、患者の損傷を最少にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明の剥離用外科器具は、
臓器を鈍的に剥離する際に用いる剥離用外科器具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来は、臓器を鈍的に剥離する際に、略
綿棒状の剥離用外科器具が用いられていた。しかし、こ
の剥離用外科器具は、先端が綿状であるため、体腔内の
血液を吸い込むと、時間の経過とともに固着し、表面が
固くなってしまい交換が必要となる。
【0003】その解決策として、USP3935863
には、剥離用外科器具に吸引機能を設けることにより、
固着を防止する技術が示されている。また、USP53
10406には、体腔内に溜まった血液や生理食塩水を
吸引管の代わりに剥離用外科器具で吸引する技術が示さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】USP3935863
やUSP5310406に開示された技術は、体腔内の
血液や生理食塩水を吸引することはできるが、先端のス
ポンジ等の層で水分や血液を吸収するため、充分な送水
を行うことはできない。そのため、体腔内を洗浄したい
ときには、送水用の処置具を体腔内に挿入する必要があ
り、処置具を差し替えなければならない。また、剥離の
際に、出血させてしまった場合には、止血用の電極等を
体腔内に挿入しなければならない。
【0005】本発明は、以上の問題に着目してなされた
もので、剥離用外科器具に送水吸引機能を設け、1本の
処置具で鈍的剥離と送水吸引等の両方を行うことができ
る多機能処置具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、細長の挿入部
と、この挿入部の先端側に配置した開口部を有する先端
部と、前記挿入部の基端部に配置した本体部と、前記挿
入部内に配設され、前記開口部と連通する少なくとも一
つの管路と、前記先端部の少なくとも外表面を被覆する
メッシュとを具備する構成とした。
【0007】このような構成とすることで、弾性部材と
メッシュ部で鈍的剥離を行いながら、出血部位を確認す
るために、送水・吸引を行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】 <第1実施形態>以下に、図を参照して本発明の実施の
形態について説明する。
【0009】(構成)図1乃至図3は本発明の第1実施
形態に係り、図1は剥離用外科器具の全体図、図2は先
端処置部を示し、図2(a)は弾性部材の外観図、図2
(b)は挿入部先端と処置部を示す断面図、図3は弾性
部材の変形例を示し、図3(a)は略円錐状の弾性部材
を示す説明図、図3(b)は略球状の弾性部材に溝を設
けた状態を示す説明図である。
【0010】図1に示すように、第1実施形態の剥離用
外科器具は、挿入部1と、手元側の本体2と、先端側の
処置部3とからなり、挿入部1と本体2は接続部4で着
脱自在に固定されている。
【0011】挿入部1は樹脂製または、金属製のパイプ
状で構成され、その内部を送水吸引管路5としている。
また、本体2には、挿入部1内の送水吸引管路5に連通
する、図示しない送水管と吸引管が設けてあり、各々の
管路には、内部を流れる液体、または気体の流れを制御
する管路開閉ボタン6、7が接続されている。管路開閉
ボタン6は、図示しない送水源からの液体を導入する送
水チューブ8と、管路開閉ボタン7は、図示しない吸引
源へ吸引するための吸引チューブ9と各々接続されてい
る。
【0012】処置部3は、図2に示すように、略球状を
したシリコン等の弾性部材10と、この弾性部材10の
外周を覆うように取り付けられたメッシュ11で構成さ
れている。弾性部材10は臓器の剥離に適した球形状を
しており、一部が挿入部1の送水吸引管路5の内径部に
沿って延びている。また、その内部は送水吸引管路5と
連通し、弾性部材10の外周部に達する複数の穴12が
設けられている。メッシュ11は、ナイロン、金属等か
らなり、血液に対して非固着性で、指サックに近い形状
に形成されている。挿入部1に挿入した弾性部材10に
メッシュ11を被せた端部は、熱収縮チューブ13で固
定される。
【0013】(作用)このように構成された剥離用外科
器具の先端を、体腔内の鈍的に剥離を行いたい場所に軽
く押しつけると、癒着している部位を剥離することがで
きる。また、送水側の管路開閉ボタン6を押すと、図示
しない管路が開放され、送水源から送り出された生理食
塩水は、送水チューブ8、送水吸引管路5、弾性部材1
0の穴12、及びメッシュ11を順次通過して、体腔内
に送水される。さらに、吸引側の管路開閉ボタン7を押
すと、図示しない管路が開放され、体腔内に残った生理
食塩水や血液等は、メッシュ11、弾性部材10の穴1
2、送水吸引管路5、吸引チューブ9を通過して吸引源
へ吸引される。
【0014】(効果)本実施形態の剥離用外科器具は、
挿入部1と本体2内に送水吸引管路5が内蔵されている
ので、送水・吸引を行って体腔内を洗浄することによっ
て、出血部位を確認しながら剥離を行うことができる。
さらに、送水や吸引用の処置具等の抜き差しも必要なく
なるので、手術時間も短縮できる。また、挿入部1と本
体2が着脱可能であるので、洗浄が困難な挿入部のみを
使い捨てにすることができ、衛生的であるとともに、洗
浄の手間も省ける。
【0015】なお、本実施形態では先端の弾性部材10
を、穴12を設けた球状の場合で説明したが、この形状
に限定されるものではなく、組織を剥離しやすい形状で
あれば、例えば、図3(a)に示すように、略円錐状に
形成し、その側面と、底面に穴12を設けても、また、
図3(b)に示すように、略球形状で、その外周面に送
水吸引管路5と連通した少なくとも1つの溝14を設け
ても、また各々を組み合わせた構成としてもよい。この
ように、形状や硬さを任意に替えることにより、剥離す
る部位に適した剥離部を構成できる。
【0016】また、管路開閉ボタン6、7の2つのボタ
ンを有する場合で説明したが、ボタンの数は、送水用の
管路開閉ボタン6のボタンを1つのみとして、送水して
いないときは常時吸引状態にして、体腔内に残った生理
食塩水や血液を吸引するようにしてもよい。
【0017】また、挿入部1とメッシュ11との固定方
法は、接着や溶着等の公知の接着方法を用いてもよい。
【0018】<第2実施形態> (構成)図4及び図5は本発明の第2実施形態に係り、
図4は剥離用外科器具の全体図、図5は挿入部先端と処
置部の断面図である。
【0019】なお、第1実施形態における構成要素と同
一の構成要素については同一符号を付してその説明を省
略する。第2実施形態は、第1実施形態に処置具を挿入
可能とした構成が異なる。
【0020】図4に示すように、第2実施形態の剥離用
外科器具は、挿入部1と、手元側の本体21と、先端側
の処置部22とからなり、挿入部1と本体21とは接続
部4で固定されている。
【0021】本体21の後端部は、挿入部1内に送水吸
引管路5と平行して設置された処置具用の管路30と、
略直線状に連通する内径を有する処置具口23が設けら
れている。この処置具口23には、気密を保つことが可
能なゴムキャップ24が、着脱可能に取り付けられてい
る。
【0022】処置部22は、図5に示すように、管路3
0と略直線状に連通した穴25を有する弾性部材26
と、穴25の内周面と弾性部材26外周面とを覆うメッ
シュ27とからなり、挿入部1の先端外径部にメッシュ
27で覆った弾性部材26を挿入したのち、熱収縮チュ
ーブ13で固着されている。また、弾性部材26の側面
には、送水吸引管路5と連通した複数の穴28が設けて
ある。
【0023】(作用)このように構成された剥離用外科
器具の作用は、第1実施形態の作用に加えて、ゴムキャ
ップ24を外して、処置具口23から処置具29を挿入
すると、挿入部1内の管路30、弾性部材26の穴25
を挿通して、処置部22の先端に突出して、処置具とし
て使用することができる。
【0024】(効果)本実施形態の剥離用外科器具は、
第1実施形態の効果に加えて、鈍的剥離操作の途中で
も、処置具操作を行うことができる。例えば、剥離中に
誤って出血させてしまった際に、即座に電極を処置具口
23から挿入し、止血をすることができ、出血を最少限
に抑えることができる。また、処置具口23の内径部と
管路30とが略直線状に構成されているので、処置具等
を出血部位へ迷うことなく、容易に到達させることがで
きる。
【0025】また、内視鏡下外科手術中の場合にも、本
実施形態の剥離用外科器具を用いることにより、体腔壁
に開ける穴の数を少なくできるので、患者に対するダメ
ージを最少にすることができる。
【0026】なお、メッシュ27は、弾性部材26の穴
25内径部を覆う場合について説明したが、メッシュ2
7は弾性部材26の外周のみを覆う形状としてもよい。
また、送水吸引管路5と処置具用の管路30の2つの管
路を設けた場合について説明したが、管路を3つ以上で
構成しても、2つの管路を共通にして、1つの管路で構
成してもよい。この場合は、挿入部内の構成はより簡単
になり、製造コストを低減することができる。
【0027】<第1実施形態の変形例> (構成)図6乃至図8は本発明の第1実施形態の変形例
に係り、図6は剥離用外科器具の全体図、図7は先端処
置部を示し、図7(a)はチューブ先端部の詳細図、図
7(b)はチューブを挿入部に装着した状態を示す説明
図、図8は先端処置部の変形例を示す説明図である。
【0028】なお、第1実施形態における構成要素と同
一の構成要素については同一符号を付してその説明を省
略する。本変形例は、第1実施形態の弾性部材10とメ
ッシュ11をチューブで構成した点が異なる。
【0029】図6に示すように、本変形例の剥離用外科
器具は、挿入部1と、手元側の本体2と、先端側の処置
部31とからなり、挿入部1と本体2は接続部4で固定
されている。
【0030】図7(a)に示すように、チューブ32
は、細径で、先端33がチューブ32の外径より僅かに
太い略球状をしており、内部には軸方向に連通する細穴
34が設けてある。
【0031】図7(b)に示すように、処置部31は、
チューブ32を束状にして挿入部1の送水吸引管路5に
挿入したものであり、その束ねた先端面は、球面状とな
っている。チューブ32の細穴34は、各々送水吸引管
路5と連通している。
【0032】(作用)このように構成された剥離用外科
器具の先端を、体腔内の鈍的剥離を行いたい場所に軽く
押しつけると、隣合う複数の先端33の先端面と隙間部
とで構成される凹凸部により、癒着した部位を剥離する
ことができる。
【0033】また、送水側の管路開閉ボタン6を押す
と、図示しない管路が開放され、送水源から送り出され
た生理食塩水は、送水チューブ8、送水吸引管路5、及
びチューブ32の各々の細穴34を順次通過して、体腔
内に送水される。さらに、吸引側の管路開閉ボタン7を
押すと、図示しない管路が開放され、体腔内に残った生
理食塩水や血液等は、細穴34、送水吸引管路5、吸引
チューブ9を通過して吸引源へ吸引される。
【0034】(効果)本変形例の剥離用外科器具を用い
た効果は、第1実施形態と同じである。
【0035】なお、チューブ32の先端33の形状を、
略球状の場合で説明したが、剥離する部位を傷つけない
ような形状であれば、どのような形状であってもその効
果は変わらない。また、図8に示すように、1本のチュ
ーブ先端面形状を外径と同じ径の半球状として、さら
に、そのチューブを束ねたときの先端面形状を略半球面
状としても、その効果は変わらない。
【0036】<第3実施形態> (構成)図9は本発明の第3実施形態に係り、剥離用外
科器具の全体図である。
【0037】なお、第1実施形態における構成要素と同
一の構成要素については同一符号を付してその説明を省
略する。第3実施形態は、第1実施形態にバルーンを設
けた構成が異なる。
【0038】図9に示すように、第3実施形態の剥離用
外科器具は、挿入部1の先端側で、処置部3の後端側に
バルーン37を設けたものである。送気チューブ38
は、バルーン37と連通し、挿入部1内を連通して接続
部4から外へ延びており、その先端には送気口金39が
固着されている。送気口金39には、図示しない送気源
からガスを送気する送気管が接続される。
【0039】(作用)挿入部1を体腔内に挿入する際
は、バルーン37を収縮させた状態で行う。挿入後は、
図示しない送気源から送気されたガスが、送気口金3
9、送気チューブ38を介して、処置部3よりも基端側
のバルーン37に送られ、図9に示すようにバルーン3
7を拡張する。このバルーン37の拡張により、肝臓等
の臓器を圧排する。また、腹膜外アプローチでヘルニア
修復術を行う際は、処置部3で腹膜と腹壁の間を剥離し
てトンネルを形成する。挿入部1をトンネルに挿入した
状態でバルーン37を拡張させ、同時に広範囲の腹膜の
剥離を行い、広い術野を確保する。
【0040】(効果)本実施形態の剥離用外科器具は、
第1実施形態の効果に加えて、先端部に拡張手段を設け
たので、不要に臓器を傷付けることなく圧排できる。ま
た、広範囲の剥離を同時に行うことができるので、手術
時間を大幅に短縮をすることができる。
【0041】<第4実施形態> (構成)図10乃至図12は本発明の第4実施形態に係
り、図10は剥離用外科器具の全体図、図11は先端処
置部を示す断面図で、図11(a)は挿入時の状態を示す
断面図、図11(b)は挿入後に拡張させた状態を示す断
面図、図12は先端処置部のメッシュ43を除いた状態
の外観を示す説明図で、図12(a)は挿入時の状態を示
す説明図、図12(b)は挿入後に拡張させた状態を示す
説明図ある。
【0042】なお、第1実施形態における構成要素と同
一の構成要素については同一符号を付してその説明を省
略する。本実施形態は、第1実施形態の処置部を、本体
2の基端側の操作部により拡張可能とした構成が異な
る。
【0043】図10に示すように、本実施形態の剥離用
外科器具は、挿入部41と、手元側の本体2と、先端側
の処置部42とからなり、挿入部41と本体2は接続部
4で固定されている。
【0044】図11に示すように、処置部42の外表面
は、メッシュ43で被覆されており、その内側には略円
筒状でシリコンゴムまたはバネ材等からなる弾性部材4
4が配置されている。
【0045】メッシュ43は、ナイロン等の樹脂糸を用
いたメリヤス編みで作られており、伸縮性を有してい
る。
【0046】弾性部材44の基端部は、メッシュ43の
基端部とともに、挿入部41の先端部と熱収縮チューブ
45で全周が固定されている。弾性部材44の先端側は
内側に折り返され、その折返部46は、後述する操作ロ
ッド47の先端部と接着等の公知の手段で固着されてい
る。
【0047】図12に示すように、弾性部材44には、
長手軸方向に沿って複数のスリット48が円周方向に等
間隔に設けられている。
【0048】図10に示すように、操作ロッド47は、
挿入部41および本体2の各々内側を挿通して、本体2
の後端側から突出して操作部49と連接している。本体
2の基端側には、操作ロッド47を挿通可能で、その操
作ロッド47の外径部と気密を保つゴムキャップ50が
固定されている。
【0049】(作用)このように構成された剥離用外科
器具の処置部42を、図11(a)または図12(a)に示
すように、挿入部41と略同径の円筒状である挿入状態
にして、図示しないトラカールを用いて体腔内に挿入す
る。
【0050】次に、操作部49を手元側に引き出すと、
連動して操作ロッド47および折返部46が長手軸の手
元側に移動する。折返部46が手元側に移動すると、図
11(b)または図12(b)に示すように、スリット48
の隙間が広がり、弾性部材44は径方向へ拡張して略球
形状となり、鈍的剥離が可能となる。
【0051】送水・吸引は、管路開閉ボタン6、7を操
作することにより、スリット48およびメッシュ43を
介して行われる。剥離処置を終了した後は、操作部49
を先端側へ押し戻せば、挿入前の状態となり、挿入部4
1を図示しないトラカールから体外へ抜去可能となる。
【0052】(効果)本実施形態の剥離用外科器具を用
いた効果は、第1実施形態の効果に加えて、処置部42
を拡張可能としたので、細径に構成することができ、患
者の苦痛を軽減できる。
【0053】なお、弾性部材44を円筒状の部材にスリ
ット48を設けた例で説明したが、弾性部材44は、複
数の板状部材を円筒状に形成してもよい。また、弾性部
材44と操作ロッド47は一体で構成してもよい。ま
た、操作ロッド47をパイプで構成して、その内部に処
置具等の処置具を挿通しても、第2の送水・吸引管路と
してもよい。
【0054】<第5実施形態> (構成)図13乃至図15は本発明の第5実施形態に係
り、図13は剥離用外科器具の全体図、図14は挿入前
の状態を示す、先端処置部の断面図、図15はメッシュ
を拡張した状態を示す、先端処置部の断面図である。
【0055】なお、第1実施形態における構成要素と同
一の構成要素については同一符号を付してその説明を省
略する。本実施形態は、第1実施形態の処置部を、本体
2の基端部の操作部により拡張可能とした構成が異な
る。
【0056】図13に示すように、本実施形態の剥離用
外科器具は、挿入部41と、手元側の本体2と、先端側
の処置部52とからなり、挿入部41と本体2は接続部
4で固定されている。
【0057】図14に示すように、メッシュ53は、ナ
イロン等の樹脂糸を用いたメリヤス編みで作られ、伸縮
性を有した袋状に構成されている。袋状のメッシュ53
の口元は、挿入部41の先端部と熱収縮チューブ45で
その全周が固定されている。このメッシュ53は、挿入
部41の先端内腔に折り返したり、内腔の外側へ押し出
したりすることが可能である。
【0058】また、挿入部41の内腔には、操作パイプ
54が挿通されている。操作パイプ54の先端側は、シ
リコンゴム、ラテックスゴム等の弾性部材で構成された
膨張部材55の一端に、操作パイプ54内腔と膨張部材
55の内腔とが連通するように固定されている。この膨
張部材55には、複数の開口部56が設けてあり、後述
する送気チューブからの送気を、操作パイプ54の内腔
および開口部56を通して体腔内に送気されるように構
成されている。
【0059】図13に示すように、操作パイプ54の基
端側は、挿入部41および本体2の各々内側を挿通し
て、本体2の後端側から突出して操作部57と連接して
いる。本体2の基端側には、操作パイプ54を挿通可能
で、その操作パイプ54の外径部と気密を保つゴムキャ
ップ50が固定されている。
【0060】操作部57の側面には、操作パイプ54の
内腔と連通する送気チューブ58の一端が連接し、この
送気チューブ58の他端には、図示しない送気源と接続
するための送気口金59が固定されている。
【0061】(作用)このように構成された剥離用外科
器具の処置部52を、図14に示すように、メッシュ5
3を挿入部41の先端内腔に折り返した挿入状態にし
て、図示しないトラカールを用いて体腔内に挿入する。
【0062】次に、操作部57を先端側に押し出すと、
連動して操作パイプ54および膨張部材55が長手軸方
向の先端側に移動して、膨張部材55とともにメッシュ
53を挿入部41の外側へ押し出し、膨張部材55の外
表面をメッシュ53が覆う状態となる。
【0063】この状態で、図示しない送気源から送気さ
れた気体は、送気口金59、送気チューブ58、および
操作パイプ54の内腔を挿通して膨張部材55の内側に
達し、膨張部材55を徐々に膨らませて、膨張部材55
の外表面にメッシュ53が密着する。さらに、送気を続
けると図15に示すように、処置部52は、略球状に拡
張し、鈍的剥離が可能となる。
【0064】送水・吸引は、管路開閉ボタン6、7を操
作することにより、挿入部41内腔と操作パイプ54の
外径部との間、膨張部材55の開口部56aを通して膨
張部材55の内部、および膨張部材55の先端または外
表面の開口部56、およびメッシュ53を介して行われ
る。
【0065】剥離処置を終了して、体外へ抜去する際
は、膨張部材55を収縮させた後、操作部57を基端部
側へ引き戻して、膨張部材55を挿入部41の内腔へ引
き込んで、メッシュ53の外径部が挿入部41の外径と
同等か、または小さくなってから、挿入部41を図示し
ないトラカールから体外へ抜去する。なお、膨張部材5
5を収縮させた後、挿入部41の内腔に引き戻さない状
態で、挿入部41を体外へ抜去しても構わない。
【0066】(効果)本実施形態の剥離用外科器具を用
いた効果は、第1実施形態の効果に加えて、処置部52
を拡張可能としたので、細径に構成することができ、患
者の苦痛を軽減できる。また、体腔内への挿入前に、メ
ッシュ53を挿入部41の内腔内に納めた状態で挿入す
るため、メッシュ53は使用するまで保護されており、
メッシュ53を傷付けることがない。
【0067】<第6実施形態> (構成)図16乃至図19は本発明の第6実施形態に係
り、図16は剥離用外科器具の全体図、図17は電極が
挿入部内にある状態を示す説明図、図18は電極が処置
部の先端から突出した状態を示す説明図、図19は、図
17の状態の先端処置部を示す断面図である。
【0068】なお、第1実施形態における構成要素と同
一の構成要素については同一符号を付してその説明を省
略する。本実施形態は、第2実施形態の処置部と本体6
2の構成が異なる。
【0069】図16に示すように、本実施形態の剥離用
外科器具は、挿入部61と、手元側の本体62と、先端
側の処置部63とからなり、挿入部61と本体62は接
続部64で固定されている。
【0070】図19に示すように、処置部63は、弾性
部材65、接続部材66およびメッシュ67とからな
る。弾性部材65と接続部材66とは、接続部材66の
フランジ66aと弾性部材65の溝65aとが係合し
て、固定されている。メッシュ67は、弾性部材65の
外表面を被覆し、その基端部側は弾性部材65と接続部
材66の間に挟み込まれるとともに、接着固定されてい
る。
【0071】処置部63の弾性部材65と接続部材66
の内径部は、挿入部61の管路68と連通する管路が設
けてあり、弾性部材65の先端部には、後述する処置具
挿入部が挿通可能な開口69と、管路68と連通し、弾
性部材65の外周部に達する複数の穴70が設けられて
いる。
【0072】接続部材66の基端側外周には、挿入部6
1の先端部内径と着脱自在に螺合可能なねじ部71が設
けられている。
【0073】なお、弾性部材65と接続部材66の素材
の少なくとも一部は、造影剤が添加、または塗布されて
いる。
【0074】図16および図19に示すように、管路6
8内に挿通自在の処置具挿入部72の先端部は、略L字
状の電極73と連接しており、基端部は、本体62内に
設けられた管路68内を挿通して、本体62の後端側か
ら突出している。この突出部には、処置具挿入部72の
外径より大径のフランジ部74を介して、図示しない電
気メス電源と接続するためのプラグ75が連接してい
る。本体62の基端側には、処置具挿入部72を挿通可
能で、その処置具挿入部72の外径部と気密を保つゴム
キャップ76が固定されている。
【0075】フランジ部74とゴムキャップ76の間に
は、処置具挿入部72に外挿するコイルバネ77が設け
られている。このコイルバネ77は、フランジ部74を
介して、処置具挿入部72の先端の電極73を管路68
内に保持するように付勢している。
【0076】図16に示すように、本体62の後端側側
面には、処置具挿入部72の長手軸方向と略平行な方向
に延びる略矩形状の、弾性部材で構成された弾性プレー
ト78が固着されている。弾性プレート78の基端側
は、処置具挿入部72の方向に延び、その先が僅かに先
端側に湾曲した爪状の突起部79と、その反対方向は基
端側へL字状になった操作片80が連接されている。
【0077】なお、本体62、弾性プレート78、突起
部79、および操作片80は、全てを一体にして同一の
弾性部材で構成しても、任意の一部分のみを弾性部材と
してもよい。弾性部材としては、金属板バネ、薄肉樹脂
プレート等があるが、材質は弾性を有すればどのような
材料であってもよい。また、挿入部61、本体62およ
び処置部63は、絶縁部材で構成されている。
【0078】(作用)このように構成された剥離用外科
器具に、図示しない電気メス電源からのケーブルをプラ
グ75に接続する。図17および図19に示すように、
コイルバネ77が延びて、先端側の電極73が処置部6
3内にあるような状態で、体腔内に挿入する。挿入した
後、体腔内の目的部位を先端処置部63のメッシュ67
で鈍的剥離を行い、必要に応じて管路開閉ボタン6、7
を操作して送水・吸引等を行う。
【0079】鈍的剥離できないような細い血管や、索状
物が出てきた際は、フランジ部74を先端側へ押し出
す。先ずフランジ部74前面と突起部79が当接し、さ
らにフランジ部74を押すと、突起部79はフランジ部
74に押され、弾性プレート78が外側に湾曲して、フ
ランジ部74が突起部79を通過する。フランジ部74
が通過すると弾性プレート78の付勢力により、突起部
79は元の位置に復帰するので、図18に示すように、
フランジ部74は突起部79と係合し、処置具挿入部7
2の先端の電極73が、処置部63の開口69より突出
した位置で静止する。
【0080】電極73を用いて血管や、索状物を処置し
た後は、操作片80を図18の矢印方向へ動かすと、突
起部79とフランジ部74の係合が解除されて、コイル
バネ77の付勢力によりフランジ部74とともに処置具
挿入部72の先端部の電極73が処置部63内に後退す
る。
【0081】(効果)本実施形態の剥離用外科器具を用
いた効果は、第1実施形態の効果に加えて、管路68に
挿通した処置具を、処置部63内に収まった後退位置
と、処置部63の先端に突出した位置とに、操作および
保持ができるので、操作性が向上し、手術を短時間で行
うことができる。
【0082】また、処置部63の材質に造影剤を添加、
または塗布を行ったので、万一先端の処置部63が落下
しても、X線等を利用して容易に所在位置を確認できる
ため、短時間で確実に回収することができる。また、処
置部のみを使い捨てにできるため、衛生的であり、安価
に構成できる。さらに、挿入部61、本体62および処
置部63は全て絶縁部材で構成されているので、電極7
3に通電しても、感電することなく安全である。
【0083】以上、各実施形態において詳述した剥離用
外科器具は、本発明の主旨を逸脱しない範囲で任意に組
み合わせて用いることが可能である。
【0084】[付記]以上詳述したように本発明の実施
態様によれば、以下のような構成を得ることができる。
すなわち、
【0085】[付記1] 細長の挿入部と、この挿入部
の先端側に配置した開口部を有する先端部と、前記挿入
部の基端部に配置した本体部と、前記挿入部内に配設さ
れ、前記開口部と連通する少なくとも一つの管路と、前
記先端部の少なくとも外表面を被覆するメッシュとを具
備したことを特徴とする剥離用外科器具。
【0086】[付記2] 少なくとも一つの管路を内設
した細長の挿入部と、この挿入部の先端側に配置され、
前記管路と連通する開口部を有する先端部と、前記挿入
部の基端部に配置され、前記管路と連通する連通部を有
する本体部と、前記先端部の少なくとも外表面を被覆す
るメッシュとを具備したことを特徴とする剥離用外科器
具。
【0087】[付記3] 細長の挿入部と、この挿入部
の先端側に配置した開口部を有する先端部と、前記挿入
部の基端部に配置した本体部と、前記挿入部内に配設さ
れ、前記開口部に送水と吸引を行う少なくとも一つの管
路と、前記先端部の少なくとも外表面を被覆するメッシ
ュとを具備したことを特徴とする剥離用外科器具。
【0088】[付記4] 付記1乃至3項のいずれかに
記載の剥離用外科器具であって、処置具先端が、前記先
端部から突出する位置と先端部内に後退する位置に保持
可能である。
【0089】[付記5] 付記1乃至3項のいずれかに
記載の剥離用外科器具であって、前記挿入部と前記先端
部とは、任意に着脱可能である。
【0090】[付記6] 付記1乃至3項のいずれかに
記載の剥離用外科器具であって、前記先端部の少なくと
も一部は、X線不透過素材で構成した。
【0091】[付記7] 付記1乃至3項のいずれかに
記載の剥離用外科器具であって、前記挿入部または前記
先端部の少なくとも一部は、膨張手段を有する。
【0092】[付記8] 付記1乃至3項のいずれかに
記載の剥離用外科器具であって、前記先端部は、拡張お
よび縮小する拡張/収縮手段を有する。
【0093】[付記9] 付記1乃至3項のいずれかに
記載の剥離用外科器具であって、前記挿入部、本体部お
よび先端部をともに絶縁部材で構成した。
【0094】[付記10]付記1乃至3項のいずれかに
記載の剥離用外科器具であって、前記先端部の少なくと
も一部は、弾性部材で構成されている。
【0095】[付記11]付記1乃至3項のいずれかに
記載の剥離用外科器具であって、前記管路の基端部は、
送水手段と吸引手段と接続されている。
【0096】[付記12]付記1乃至4項のいずれかに
記載の剥離用外科器具であって、前記挿入部内に処置具
の挿通用の第2の管路を設けた。
【0097】[付記13]付記1乃至4項のいずれかに
記載の剥離用外科器具であって、処置具の挿通用の管路
と送水吸引管路とをまとめて1つの管路とした。
【0098】[付記14]付記11項記載の剥離用外科
器具であって、前記管路への送水又は吸引を選択的に切
り換えるための少なくとも1つの管路切換手段を設け
た。
【0099】[付記15]付記10項記載の剥離用外科
器具であって、前記弾性部材は、前記管路と連通する少
なくとも1つの穴を有する。
【0100】[付記16]付記10項記載の剥離用外科
器具であって、前記弾性部材は、前記管路と連通する少
なくとも溝を有する。
【0101】[付記17]付記1乃至3項のいずれかに
記載の剥離用外科器具であって、前記メッシュは、非固
着性の材質からなる。
【0102】[付記18]細長の挿入部と、この挿入部
内を挿通して、先端側に配置した複数のチューブを束ね
たチューブ束と、前記挿入部の基端部に配置した本体部
と、複数の前記チューブ内孔と接続する送水手段と吸引
手段とを具備したことを特徴とする剥離用外科器具。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の剥離用外
科器具によれば、組織を剥離する部分を、管路と連通す
る開口部を有する先端部とメッシュで構成したので、充
分な剥離性能を有する。また、メッシュは隙間を多く有
するので、充分な送水と吸引が可能となり、鈍的剥離と
送水・吸引とを一本の外科器具で行うことができるの
で、患者に対して損傷が少なく、手術時間が短縮できる
ので術者の疲労を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係り、剥離用外科器
具の全体図である。
【図2】 先端処置部を示し、図2(a)は弾性部材の
外観図、図2(b)は挿入部先端と処置部を示す断面図
である。
【図3】 弾性部材の変形例を示し、図3(a)は略円
錐状の弾性部材を示す説明図、図3(b)は略球状の弾
性部材に溝を設けた状態を示す説明図である。
【図4】 本発明の第2実施形態に係り、剥離用外科器
具の全体図である。
【図5】 挿入部先端と処置部の断面図である。
【図6】 本発明の第1実施形態の変形例に係り、剥離
用外科器具の全体図である。
【図7】 先端処置部を示し、図7(a)はチューブ先
端部の詳細図、図7(b)はチューブを挿入部に装着し
た状態を示す説明図である。
【図8】 先端処置部の変形例を示す説明図である。
【図9】 本発明の第3実施形態に係り、剥離用外科器
具の全体図である。
【図10】図10乃至図12は本発明の第4実施形態に
係り、剥離用外科器具の全体図である。
【図11】先端処置部を示す断面図で、図11(a)は挿
入時の状態を示す断面図、図11(b)は挿入後に拡張さ
せた状態を示す断面図である。
【図12】先端処置部のメッシュ43を除いた状態の外
観を示す説明図で、図12(a)は挿入時の状態を示す説
明図、図12(b)は挿入後に拡張させた状態を示す説明
図である。
【図13】図13乃至図15は本発明の第5実施形態に
係り、剥離用外科器具の全体図である。
【図14】挿入前の状態を示す、先端処置部の断面図で
ある。
【図15】メッシュを拡張した状態を示す、先端処置部
の断面図である。
【図16】図16乃至図19は本発明の第6実施形態に
係り、剥離用外科器具の全体図である。
【図17】電極が挿入部内にある状態を示す説明図であ
る。
【図18】電極が処置部の先端から突出した状態を示す
説明図である。
【図19】図17の状態の先端処置部を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1、41、61 挿入部 2、21、62 本体 3、22、31、35、42、52、63 処置部 4、64 接続部 5 送水吸引管路 6、7 管路開閉ボタン 8 送水チューブ 9 吸引チューブ 10、26、44、65 弾性部材 11、27、43、53、67 メッシュ 12、25、28、70 穴 13、45 熱収縮チューブ 14 溝 23 処置具口 24、50、76 ゴムキャップ 29 処置具 30、68 管路 32 チューブ 33 先端 34 細穴 37 バルーン 38 送気チューブ 39 送気口金 46 折返部 47 操作ロッド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細長の挿入部と、この挿入部の先端側に
    配置した開口部を有する先端部と、前記挿入部の基端部
    に配置した本体部と、前記挿入部内に配設され、前記開
    口部と連通する少なくとも一つの管路と、前記先端部の
    少なくとも外表面を被覆するメッシュとを具備したこと
    を特徴とする剥離用外科器具。
JP9092649A 1996-05-09 1997-04-11 剥離用外科器具 Pending JPH1094544A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9092649A JPH1094544A (ja) 1996-08-02 1997-04-11 剥離用外科器具
DE69735146T DE69735146T2 (de) 1996-05-09 1997-05-07 Chirurgisches Werkzeug zum Halten eines Hohlraums
EP97107527A EP0807415B1 (en) 1996-05-09 1997-05-07 A cavity retaining tool for bone surgery, a cavity retaining tool for general surgery, an endoscopic surgery system involving the use of a cavity retaining tool
DE69726491T DE69726491T2 (de) 1996-05-09 1997-05-07 Knochenchirurgisches Werkzeug zum Halten eines Hohlraums, chirurgisches Werkzeug zum Halten eines Hohlraums, System für die endoskopische Chirurgie mit Verwendung eines Werkzeugs zum Halten eines Hohlraums
EP03007334A EP1340467B1 (en) 1996-05-09 1997-05-07 A cavity retaining tool for general surgery
US08/855,702 US6371968B1 (en) 1996-05-09 1997-05-08 Cavity retaining tool for bone surgery, a cavity retaining tool for general surgery, an endoscopic surgery system involving the use of a cavity retaining tool, and a procedure for surgery

Applications Claiming Priority (3)

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JP8-204495 1996-08-02
JP20449596 1996-08-02
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