JPH109421A - 圧力感知式パイロット弁 - Google Patents

圧力感知式パイロット弁

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JPH109421A
JPH109421A JP15969596A JP15969596A JPH109421A JP H109421 A JPH109421 A JP H109421A JP 15969596 A JP15969596 A JP 15969596A JP 15969596 A JP15969596 A JP 15969596A JP H109421 A JPH109421 A JP H109421A
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JP
Japan
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valve
pressure
pilot
port
water
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Application number
JP15969596A
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English (en)
Inventor
Masahiro Iwasaki
正博 岩崎
Yasuo Aketo
泰夫 明渡
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Kurimoto Ltd
Meiwa Seisakusho KK
Original Assignee
Kurimoto Ltd
Meiwa Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非常用貯水槽設備において、流路切換弁用の
復帰及び遮断用パイロット弁を一つのものとする。 【解決手段】 3分割の弁箱20内の弁体25は第1、
第2弁座26a、26bに択一的に接触可能とする。弁
棒23はダイヤフラム32とともに上下動し、その動き
はパイロットポート27からの圧力及びばね35の付勢
力によって決定される。その付勢力はボルト37により
調整して、弁体25が弁座26a、26bに接離するパ
イロット圧27を調節する。この調整圧が、第1ポート
21aと第2ポート21bの流路27aの開閉と、第2
ポート21bと第3ポート21cの流路27bの開閉の
切換え圧となり、その両流路27a、27bの開閉切換
えを同時に行い得る。両流路27a、27bを、非常用
貯水槽設備における流路切換弁の復帰用及び遮断用パイ
ロット弁の開閉流路とすれば、その両弁の作用を一つの
弁V1 によって行い得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、地震災害時など
に用いられる非常用貯水槽と水道本管とを接続する管路
等に設置して、それぞれの流路の変更を行なう流路切換
弁装置及びその装置などに使用する圧力感知式パイロッ
ト弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば地震等の災害発生時に
地域住民の生活水を確保したり、消火用水などとするた
めに、道路や校庭あるいは公園の地下等に非常用貯水槽
(タンク)が埋設されている。
【0003】この非常用貯水槽設備は、一般に、図8に
示すように、水道本管Sにバイパス管Pを設けて、その
バイパス管Pに貯水タンク(槽)Tを介設し、バイパス
管Pの流出入側にそれぞれ緊急遮断弁1、1を設けると
ともに、バイパス管Pの間の水道本管Sに緊急開放弁2
を設けたものである。図中、3は消火栓、4は手動ポン
プ、5は空気弁である。
【0004】そして、平常時は、緊急遮断弁1、1を開
放し、緊急開放弁2を閉じ、水をa、b、c、dの矢印
のごとく流して、貯水タンクT内に貯水するとともに、
その貯水タンクT内に水が停滞しないようにして腐敗を
防止している。一方、地震等の非常時(緊急時)には、
緊急遮断弁1、1を閉じ、緊急開放弁2を開放し、水道
本管Sの流れを確保するとともに、貯水タンクTを水道
本管Sから断ち切って、サイホン現象による貯水タンク
Tからの水の流出を防ぎ、その水を確保する。
【0005】この非常用貯水槽設備において、上記緊急
遮断弁1、緊急開放弁2を、水道本管Sの水圧でもって
制御する技術が種々に開発されており、例えば、登録実
用新案第3018335号公報にその一例が開示されて
いる。また、その同様な従来技術として、図9に示すよ
うに、緊急遮断弁1及び緊急開放弁2に2個のパイロッ
ト弁6、7を付設したものがある。
【0006】その従来技術は、例えば緊急遮断弁1の場
合について説明すると、バイパス管Pに介設した緊急遮
断弁1に2個の復帰用及び遮断用パイロット弁6、7が
付設され、そのパイロット弁6、7は、それぞれダイヤ
フラム6a、7a、そのダイヤフラムを押すばね6b、
7b、ダイヤフラムに弁棒を介して連動する弁体6c、
7c及びその弁座6d、7dなどから成る。そして、水
道圧が所要圧以上である平常時は、図9(a)に示すよ
うに、両パイロット弁6、7はその水道圧が印加され、
ダイヤフラム6a、7aはばね6b、7bを圧縮状態
で、弁体6cは弁座6dから離れるとともに弁体7cが
弁座7dに圧接して緊急遮断弁1のシリンダ弁11aに
水道圧を印加しない。このため、シリンダ弁11aは、
その内外圧がP1 >P2 となり、弁座12から離れて、
遮断弁1は開放状態となっている。
【0007】一方、地震等により、水道圧が低下してば
ね6b、7bの付勢力より低くなると、同図(b)に示
すように、両パイロット弁6、7は、ばね6b、7bの
付勢力により、その弁体6cが弁座6dに当接するとと
もに、弁体7cは弁座7dから離れて、水道圧がシリン
ダ11内に印加される(P1 ≒P2 )。このとき、緊急
遮断弁1の弁座径D1 とシリンダ11の径D2 にはD1
<D2 の関係があり、π/4・D1 2・P1 <π/4・D
2 2・P2 +W(シリンダ弁11aの重量)となるため、
シリンダ弁11aは弁座12に当接して管路Pを閉じ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、2個の
パイロット弁6、7を付設することは、設置スペースも
広く必要であり、その導圧管tの配管が複雑となるう
え、コスト的にも高いものとなる。また、2個の弁6、
7ゆえに故障発生率も高いものとなっている。
【0009】さらに、両パイロット弁6、7の設定圧に
相関をとる必要があり、その調整が煩雑であって、調整
に不具合があると、所要の動作がなされない。すなわ
ち、両パイロット弁6、7の設定圧を5kg/cm2
すべきところを、復帰用パイロット弁6の設定圧のみ
が、ばね6bの押圧が弱くて4kg/cm2 に調整され
て低すぎるという不揃いが生じていると、管路Pが通常
圧より設定圧(5kg/cm2 )に下がると、遮断用パ
イロット弁7は正常に作動(閉から開へ)して管路Pの
圧力水をシリンダ11内へ供給する。しかし、復帰用パ
イロット弁6は、水圧が設定圧の4kg/cm2 に下が
っておらず作動しない(開いたままの)ため、圧力水が
供給されても、その圧力水は、ほぼそのまま外部へ排出
されることになる。このため、シリンダ11内の圧力は
若干上がるにしても所定の圧力にはならないので、シリ
ンダ弁11aは弁座12に確実に圧接せず、遮断弁1
は、完全には閉鎖せず、上流側の水は弁1の下流側へ漏
れ続くことになる。
【0010】また、このとき、シリンダ11の圧力は、
圧力水の供給と排出の差異により決まるが、管路Pの流
体圧(水圧)、流量、バルブ(シリンダ弁11)開度、
などが変化するため、弁1の開度なども一定せず、不安
定となり、下流側への漏れ量も安定したものとならず、
配管系としては著しく不安定で不具合なものとなる。こ
の様な不安定状態は、両弁6、7の導圧管tの配管長さ
に差がある場合や、洩れがある場合も起るおそれがあ
る。このため、両弁6、7の設定圧はその導圧管tの長
さ・洩れを考慮する必要があり、その調整は煩雑であ
る。
【0011】一方、遮断用パイロット弁7の設定圧が低
すぎると、例えば4kg/cm2 であると、管路Pの水
圧が5kg/cm2 に下がり、復帰用パイロット弁6が
閉じても、遮断用パイロット弁7は作動しない(開かな
い)ため、圧力水はシリンダ11内に供給されず、この
場合も、遮断弁1は閉鎖せず、不安定な開放状態とな
る。
【0012】なお、上記両不安定状態は、管路Pの水圧
がさらに下がり、4kg/cm2 になると、その時点
で、復帰用パイロット弁6又は遮断用パイロット弁7は
作動し(閉鎖又は開放し)、圧力水が全てシリンダ11
に印加されて、遮断弁1は安定して確実に閉鎖する。
【0013】この発明は、上記の実情の下、パイロット
弁間の相関をとる調整を無くし、複雑で長い導圧配管を
極力なくして圧力調整が容易で、かつ故障の少ないパイ
ロット弁及びその弁を使用した非常用貯水槽設備におけ
る流路切換弁装置を提供することを主な課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、この発明は、上記復帰用及び遮断用パイロット弁を
1つの弁箱内に構成するようにしたものであり、その請
求項1記載の発明は、第1、第2、第3の3個のポート
を有する弁箱内の、第1と第2のポートの流路に第1の
弁座、第2と第3のポートの流路に第2の弁座をそれぞ
れ形成し、この両弁座を同一軸上に位置させ、その軸上
に弁棒を設けて、この弁棒に前記両弁座に交互に接離す
る弁体を設け、上記弁箱には上記弁棒が挿入されたシリ
ンダを取付け、このシリンダ内に、前記弁棒と連動する
ダイヤフラムを設けて、そのダイヤフラムにパイロット
圧を印加するとともに、前記ダイヤフラムをパイロット
圧の反印加方向に付勢するばねを設け、パイロット圧が
設定値を越えたことにより、パイロット圧又は前記ばね
によりダイヤフラムを介して前記弁棒をその軸方向に動
かして上記弁体を両弁座から交互に接離する構成とした
のである。
【0015】このように構成する圧力感知式パイロット
弁は、ばねの付勢力の調整によって、弁体が弁座に接離
するパイロット圧を調節する。この調整圧が、第1ポー
トと第2ポートの流路の開閉と、第2ポートと第3ポー
トの流路の開閉の切換え圧となる。すなわち、ばねの付
勢力の調整によって、両流路の開閉切換えを同時に行い
得る。このため、その両流路を、上記復帰用及び遮断用
パイロット弁の開閉流路とすれば、その両弁の作用を一
つの弁によって行い得る(後述の発明の実施の形態参
照)。
【0016】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記弁箱を、第1のポートを有する第
1のピースと、第2のポートを有する第2のピースと、
第3のポートを有する第3のピースに分割し、第1、第
3のピース間に第2のピースを介在してボルト締めする
ことにより前記弁箱を構成し、第1、第3ピースに上記
各弁座を形成するとともに、第2ピース内に上記弁体を
内装したものである。
【0017】このようにすれば、各ピースの製造が容易
となり、各ピースはシールを介在してボルト締めすれ
ば、弁箱となり、その組立ても容易である。また、弁体
も直線的に動いてその動き方向において弁座に圧接して
開閉することとなり、その動作も確実で、かつシール性
もよいものとなる。
【0018】請求項3又は4記載の発明は、上記圧力感
知式パイロット弁を使用した流路切換弁装置に係るもの
であり、その請求項3記載の発明は、水道本管に非常用
貯水槽を介設したバイパス管を設け、その水道本管とバ
イパス管の間に、その連通を開閉して、水道本管の流れ
をバイパス管を通した状態と通さない状態にする流路切
換弁を設けた非常貯水槽設備において、上記流路切換弁
に請求項1又は2記載の圧力感知式パイロット弁を付設
し、上記水道本管の水圧を上記パイロット圧として、前
記パイロット弁により前記流路切換弁を動作させるよう
にしたものである。
【0019】その流路切換弁を動作させる構成として
は、例えば、図9の遮断弁1であれば、第1ポート又は
第3ポートに管路圧を導入し、第2ポートはシリンダ1
1に接続して、第3ポート又は第1ポートは解放した構
成とし、パイロット圧(管路圧)により、弁体を移動さ
せて、両弁座を開閉して、シリンダ11内への管路圧の
印加を切換え、流路切換弁を動作させる(後述の実施の
形態参照)。
【0020】請求項4記載の発明は、請求項3記載発明
において、図9の遮断弁1及び開閉弁2を一つの弁でな
し得るようにしたものであり、その両弁1、2の作用を
なす流路切換弁を下記の構成(A)とし、その流路切換
弁の第1、第4ポートにバイパス管又は水道本管、第
2、第3ポートに水道本管又はバイパス管を接続し、流
路切換弁の下記シリンダ内のピストンを上記パイロット
弁を介しての上記パイロット圧の印加によって動かし、
上記水道本管の水圧が高い平常時は、前記流路切換弁の
第1、第3弁座からそれぞれ弁体が離れるとともに、第
2弁座に弁体が当接し、上記水圧が低い非常時には、第
1、第3弁座にそれぞれ弁体が当接するとともに、第2
弁座から弁体が離れるようにしたものである。
【0021】構成(A)「弁箱内に同一軸上をスライド
する弁棒を設け、この弁棒を横切る仕切壁をその弁棒の
軸方向の3個所に設けて、前記弁箱内を前記軸方向に順
々に第1、第2、第3、第4の4室に分割し、その各室
にそれぞれポートを形成し、前記各仕切壁に前記弁棒が
貫通する連通孔を形成して、前記第1室と第2室の連通
孔周縁に第1弁座、第2室と第3室の連通孔周縁に第2
弁座、第3室と第4室の連通孔周縁に第3弁座をそれぞ
れ設け、前記弁棒には前記各弁座に接離してその連通孔
を開閉する弁体をそれぞれ設けて、その各弁体は、第1
及び第3弁座に当接する際、第2弁座から離れ、第2弁
座に当接する際には第1及び第3弁座から離れるように
なっており、前記弁箱に上記弁棒が挿入されたシリンダ
を設けるとともに、このシリンダ内に、弁棒に連動した
ピストンを設ける」。
【0022】このように構成する流路切換弁装置は、例
えば圧力感知式パイロット弁のパイロットポート及び第
1ポートに水道本管の水圧を導入し、第2ポートを流路
切換弁のシリンダに接続するとともに、第3ポートを外
部に開放する(後述の実施形態参照)。このように配管
すると、パイロット弁によって、その上記作用により、
シリンダ内に水道本管の水圧が適宜に印加され、流路切
換弁は、そのピストンを介して、弁棒が自動的に動き、
上記の二通りの状態が択一的になされて、平常時又は非
常時の作用がなされる。とくに、この流路切換弁は、一
時的な水圧低下によって、非常時状態になっても、水圧
が戻れば、自動的に平常時状態に復帰し、貯留槽内の水
が停滞して腐敗することもない。
【0023】
【発明の実施の形態】圧力感知式パイロット弁V1 の一
実施形態を図1乃至図3に示し、その図において、20
は弁箱であって、第1ポート(口)21aを有する第1
のピース(分割体)20a、第2ポート(口)21bを
有する第2のピース(分割体)20b及び第3ポート
(口)21cを有する第3のピース(分割体)20cと
から成り、後述のシリンダ30の一部をなす蓋部20d
とともに、Oリング21を介在してボルト22により締
付けられて、各ピース20a、20b、20c及び蓋部
20dが一体となっている。ボルト22は周囲等間隔位
置に適宜数設ける。
【0024】弁箱20の中央には弁棒23が挿入され、
この弁棒23は、第3ピース20cの摺動孔24にOリ
ング24aを介して摺動自在に嵌められており、その摺
動(移動)により、弁棒23に固着の弁体25もその軸
方向に移動する。第1ポート21aから第2ポート21
bへの流路27aの第1ピース20aには第1の弁座2
6a、第2ポート21bから第3ポート21cへの流路
27bの第3ピース20cには第2の弁座26bがそれ
ぞれ形成されており、上記弁体25の上下面のゴムシー
ト25a、25bが弁体25の移動に従ってその両弁座
26a、26bに交互に接離する。すなわち、弁体25
の上下動によって、両流路27a、27bが択一的に開
閉される。両弁座26a、26bに接離する弁体25
は、一方のゴムシート25aと他方のゴムシート25b
側に分割したものとしてもよい。
【0025】上記蓋部20dには有蓋筒状体31がねじ
込まれてシリンダ30が形成されており、このシリンダ
30内に、ベロフラム(藤倉ゴム(株)商品名)などの
ダイヤフラム32が張設されている。このダイヤフラム
32はその周囲が第3ピース20cと蓋部20dに挾持
されてシリンダ30内を区画しており、その中央に、上
記弁棒23が貫通している。その貫通した弁棒23には
ピストン33及びリテーナ34がダイヤフラム32を介
在して固着されており、このため、ダイヤフラム32の
撓みに応じてピストン33を介し弁棒23が上下動す
る。
【0026】筒状体31内にはばね35が内装されてお
り、このばね35は下端がピストン33に、他端がばね
受け36に当接している(受けられている)。そのばね
受け36は、ボルト37のねじ込み量に応じて筒状体3
1内を移動してばね35を伸縮させる。このため、ボル
ト37のねじ込み量によって、ばね35の付勢力が調整
され、弁棒23の動き、すなわち、弁体25が弁座26
a、26bに接離するダイヤフラム32への印加圧を調
整し得る。その印加は、第3ピース20cに形成された
パイロットポート27を通してなされる。
【0027】この圧力感知式パイロット弁V1 の実施形
態は以上の構成であり、図2に示すように、水道圧など
のパイロット圧pがダイヤフラム32に印加されている
状態において、その圧pが、ばね35による設定圧より
高い場合には、同図(a)のごとく、その圧pによっ
て、ダイヤフラム32は上方に撓んで、弁棒23も上昇
して弁体25は第2弁座26bに圧接し、第1ポート2
1aと第2ポート21bの流路27aが開放し、第2ポ
ート21bと第3ポート21cの流路27bが閉じてい
る。
【0028】この状態で、地震等の何らかの事情によ
り、水道本管Sの水圧などが下がってパイロット圧pが
低下し、ばね35による設定圧より低くなると、同図
(b)のごとく、ばね35により、ダイヤフラム32は
下方に撓んで、弁棒23も下降して弁体25は第2弁座
26bから離れ、第1弁座26aに圧接し、流路27a
を閉じ、流路27bを開放する。
【0029】この実施形態において、シリンダ30内の
ばね35側にパイロット圧pを印加し、ばね35は伸長
状態でピストン33を上方に付勢するようにしてもよ
い。このとき、ばね35の付勢力によって、弁体25を
第2弁座26bに圧接することとなる。
【0030】つぎに、上記圧力感知式パイロット弁V1
の実施形態を図8の非常用貯水槽設備に使用した実施形
態を図3乃至図7に示し、その図3及び図4は図8の遮
断弁1(図3)及び開放弁2(図4)に採用したもので
あり、その弁1、2の構成は、前述と同一であるため、
その説明は省略する。
【0031】図3に示す遮断弁1の場合は、管路(バイ
パス管)Pの水圧をパイロット弁V1 のパイロットポー
ト27及び第3ポート21cに導入し、第2ポート21
bをシリンダ11に接続するとともに、第1ポート21
aを開放する。
【0032】この弁装置は、平常時、同図(a)に示す
ように、水圧pによってダイヤフラム32は上方に撓ん
で弁体25を第2弁座26bに圧接し、第1弁座26a
が開放して、シリンダ11内は外部に開放状態となって
いる。このため、P1 >P2から、シリンダ弁11aは
上昇して、弁座12は開放し、遮断弁1は開放状態で、
管路Pには水道水が流通している。
【0033】一方、地震等によって、水圧pが低下し、
ばね35による設定圧以下になると、ばね35により、
同図(b)に示すように、ダイヤフラム32が下方に撓
んで、弁体25を第2弁座26bから離し、第1弁座2
6aに圧接する。このため、管路Pの水圧pは、第2ポ
ート21bからシリンダ11内に印加され、前述と同様
にして、シリンダ弁11aが下降して弁座12に圧接
し、管路Pを閉じる。
【0034】管路Pの水圧が戻り、上記設定圧以上とな
れば、ダイヤフラム32が上方に撓み、パイロット弁V
1 が同図(a)のように復帰して管路Pを開放する。
【0035】図4に示す開放弁2の場合は、管路(水道
本管)Sの水圧pをパイロット弁V1 のパイロットポー
ト27及び第1ポート21aに導入し、第2ポート21
bをシリンダ11に接続するとともに、第3ポート21
cを開放する。
【0036】この弁装置は、前述の遮断弁1の場合と逆
作用を行い、平常時、水圧pによってダイヤフラム32
は上方に撓んで弁体25を第2弁座26bに圧接し、第
1弁座26aが開放して、シリンダ11内には水圧pが
印加し、シリンダ弁11aが下降して弁座12に圧接
し、管路Sを閉じている。
【0037】一方、地震等によって、水圧pが低下し、
ばね35による設定圧以下になると、ばね35により、
同図(b)に示すように、ダイヤフラム32が下方に撓
んで、弁体25を第2弁座26bから離し、第1弁座2
6aに圧接する。このため、管路Sの水圧は、シリンダ
11内に印加されず、第3ポート21cを介して外部に
開放され、シリンダ弁11aが上昇して弁座12から離
れ、管路Sを開放する。
【0038】管路Sの水圧が戻り、上記設定圧以上とな
れば、ダイヤフラム32が上方に撓み、パイロット弁V
1 が同図(a)のように復帰して管路Sを閉じる。
【0039】図5は、図8における上記遮断弁1及び開
放弁2を1つの流路切換弁V2 によってなした実施形態
であり、その図において、40は弁箱であって、第1ポ
ート(口)41aと第2ポート(口)41bを有する一
方の分割体40aと、第3ポート(口)41cと第4ポ
ート(口)41dを有する他方の分割体40bと、一方
の分割体40aの蓋40cとから成り、両分割体40a
と40b、一方の分割体40aと蓋40cはそれぞれパ
ッキング(シール)42を介在してボルト43により一
体化されている。ボルト43は周囲適宜位置に設ける。
【0040】弁箱40の中央には弁棒44が挿入され、
この弁棒44は蓋40cと他方の分割体40b底面の軸
受45a、45bによって、その軸方向に移動自在に支
持されている。また、弁箱40内は、弁棒44を横切る
仕切り壁46a、46b、46cが設けられて、第1ポ
ート41aの第1室47a、第2ポート41bの第2室
47b、第3ポート41cの第3室47c、第4ポート
41dの第4室47dの4室に分割されている。
【0041】各仕切壁46a、46b、46cには弁棒
44が貫通する連通孔48a、48b、48cが形成さ
れて、その孔48a、48b、48cの周縁が第1、第
2、第3弁座49a、49b、49cとなっている。弁
棒44にはその弁座49a、49b、49cに接離する
弁体50a、50bが設けられており、同図実線に示す
ように、下側の弁体50bが第2弁座49bに当接して
いるときには、上側の弁体50aは第1弁座49aから
離れ、同図鎖線に示すように、下側の弁体50bが第2
弁座49bから離れて第3弁座49cに当接すると、上
側の弁体50aは第1弁座49aに当接するようになっ
ている。弁体50a、50bの弁座49a、49b、4
9cとの当接面にはシール51を設けて水密性を確保す
る。
【0042】弁箱40の蓋40cの上部は筒状となっ
て、その筒状部に有蓋筒がねじ込まれてシリンダ52が
形成されており、このシリンダ52内に弁棒44の上端
が挿入されて、その端にピストン53が固着されてい
る。このピストン53はばね54によって下方に押され
ている。ばね54は調節ねじ55によってばね受け56
を介して押圧されており、そのねじ55のねじ込み量に
よって付勢力が決定される。
【0043】シリンダ52のばね54の反対側に上記パ
イロット弁V1 の第2ポート21bが接続され、その管
路tに手動弁57a、57bが弁設されており、通常、
この一方の手動弁57aは開放され、他方の手動弁57
bは閉じている。パイロット弁V1 のパイロットポート
27及び第1ポート21aには水道本管Sの圧力水が導
入され、第3ポート21cは開放している。
【0044】この接続状態において、平常時は、水道本
管S内の水圧も所定の値があり、その水圧がパイロット
弁V1 のシリンダ30内に印加し、同図実線のごとく、
ダイヤフラム32が上方に撓んで弁体25は第2弁座2
6bに圧接している。このため、第1ポート21aから
第2ポート21bを介して、水道本管Sの水圧がシリン
ダ52内に印加し、同図実線のごとく、ピストン53が
ばね54を圧縮して上動し(上死点位置)、弁棒44も
上方に位置して、弁体50bが第2弁座49bに当接す
るとともに、弁体50aが第1弁座49aから離れた状
態を維持する。この状態は、第1室47aと第2室47
b、第3室47cと第4室47dが連通したものであ
り、水道本管Sの水は、同図実線又は点線のごとく、第
1ポート41aと第2ポート41b又は第3ポート41
cと第4ポート41d間を流れ、貯水槽T内を通過す
る。
【0045】一方、地震等が生じた非常時には、水道本
管S内の水圧が低下する。この水圧低下により、同図鎖
線に示すように、パイロット弁V1 のダイヤフラム32
がばね35により下方に撓んで弁体25は第2弁座26
bから離れて第1弁座26aに圧接する。このため、シ
リンダ52内は第2ポート21b、第3ポート21cを
介して外部に開放され同図鎖線のごとく、ばね54によ
りピストン53が下降し(下死点位置)、弁棒44も下
方に位置して、弁体50bが第2弁座49bから離れて
第3弁座49cに当接するとともに、弁体50aが第1
弁座49aに当接する。この状態は、第2室47bと第
3室47cが連通し、第1、第4室47a、47dは第
2、第3室47b、47cから遮断されたものであり、
水道本管Sの水は、同図実線又は点線のごとく、第2ポ
ート41bと第3ポート41cの間を流れ、貯水槽T内
の水は流出することがない。
【0046】この貯水槽Tの閉鎖状態で、水道本管Sの
水圧が上昇して所要の値に復帰すると、上述のごとく、
パイロット弁V1 を介してシリンダ52内にその水圧が
印加され、その所要の水圧によって、ピストン53が上
動されて同図実線に示す状態に復帰する。すなわち、水
道本管S内の水圧が、何らかの事情によって、一時的に
低下しても、貯水槽Tへの流水状態に自動的に復帰す
る。
【0047】なお、非常時には、一方の手動弁57aを
閉じ、他方の手動弁57bを開放することにより、上記
の貯水槽Tと水道本管Sとの遮断作用を行うこともでき
る。手動弁57a、57bは電磁弁ともし得る。また、
両弁57a、57bは、図6に示すようにパイロット弁
1 と同様な構成の一つの弁57によってなし得る。す
なわち、同図実線又は鎖線のごとく、調節ボルト57e
により、弁体57cを2つの弁座57dに択一的に接離
可能な構成とする。
【0048】図7に示す実施形態は、図5の実施形態に
おいて、そのスプリングバック式水圧シリンダ駆動方式
に代えて、単動ピストン型水圧シリンダ駆動方式を採用
したものである。すなわち、シリンダ52をその中程で
径の異なるものとし、そのシリンダ52内に筒状ピスト
ン58をシール59a、59bを介して内装し、このシ
リンダ52の一ポートに水道本管Sの圧力水を導入し、
他のポートにパイロット弁V1 の第2ポート21bを接
続したものである。そのパイロット弁V1 はそのパイロ
ットポート27及び第3ポート21cに水道本管Sの圧
力水が導入され、第1ポート21aは開放されている。
【0049】この実施形態は、平常時、同図実線のごと
く、パイロット弁V1 の弁体25が第2弁座26bに圧
接し、シリンダ52には水道圧が直接に印加し、パイロ
ット弁V1 を介しては印加しない。このため、ピストン
58は実線のごとく上昇して弁棒44も上動し、各弁体
50a、50bも実線状態となって、前述と同様に、水
道水は実線又は鎖線のごとく貯水槽Tを流れる。
【0050】一方、非常時には、同図鎖線のごとく、パ
イロット弁V1 の弁体25が第1弁座26aに圧接し、
シリンダ52内のピストン58の両側に水道圧が印加す
る。このとき、ピストン両側面のその水道圧の印加面積
の差(シリンダ52の上下の径差)により、鎖線のごと
くピストン58は下降して弁棒44も下動し、各弁体5
0a、50bは鎖線状態となって、貯水槽Tは水道本管
Sと断ち切られる。
【0051】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成し、非常
用貯水槽設備における流路切換弁用パイロット弁とし
て、その復帰用及び遮断用などを一つの弁で行い得るよ
うにしたので、設定圧の調整が容易で、かつ故障の少な
いものとなる。また、弁の数を少なくし得ることは、そ
の導圧管の配管数も少なくなり、コスト的にも有利なも
のとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】圧力感知式パイロット弁の一実施形態の断面図
【図2】同実施形態の作用説明図
【図3】同実施形態の一使用態様の作用説明図
【図4】同実施形態の他の使用態様の作用説明図
【図5】他の実施形態の断面図
【図6】他の実施形態の断面図
【図7】他の実施形態の断面図
【図8】非常用貯水槽設備の説明図
【図9】従来例の作用説明図
【符号の説明】
P バイパス管 p 水道圧(圧力水) S 水道本管 T 貯水槽(タンク) V1 パイロット弁 V2 流路切換弁 1 緊急遮断弁 2 緊急開放弁 11 シリンダ 11a シリンダ弁 12 弁座 20 弁箱 20a、20b、20c 弁箱分割ピース 21a 第1ポート 21b 第2ポート 21c 第3ポート 23 弁棒 25 弁体 26a、26b 弁座 27 パイロットポート 30 シリンダ 32 ダイヤフラム 35 ばね 40 弁箱 41a、41b、41c、41d ポート(口) 44 弁棒 46a、46b、46c 仕切壁 47a 第1室 47b 第2室 47c 第3室 47d 第4室 48a、48b、48c 連通孔 49a 第1弁座 49b 第2弁座 49c 第3弁座 50a、50b 弁体 52 シリンダ 53、58 ピストン 54 ばね

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1、第2、第3の3個のポート21
    a、21b、21cを有する弁箱20内の、第1と第2
    のポート21a、21bの流路27aに第1の弁座26
    a、第2と第3のポート21b、21cの流路27bに
    第2の弁座26bをそれぞれ形成し、この両弁座26
    a、26bを同一軸上に位置させ、その軸上に弁棒23
    を設けて、この弁棒23に前記両弁座26a、26bに
    交互に接離する弁体25を設け、 上記弁箱20には上記弁棒23が挿入されたシリンダ3
    0を取付け、このシリンダ30内に、前記弁棒23と連
    動するダイヤフラム32を設けて、そのダイヤフラム3
    2にパイロット圧を印加するとともに、前記ダイヤフラ
    ム32をパイロット圧の反印加方向に付勢するばね35
    を設け、 パイロット圧が設定値を越えたことにより、パイロット
    圧又は前記ばね35によりダイヤフラム32を介して前
    記弁棒23をその軸方向に動かして上記弁体25を両弁
    座26a、26bに交互に接離することを特徴とする圧
    力感知式パイロット弁。
  2. 【請求項2】 上記弁箱20を、第1のポート21aを
    有する第1のピース20aと、第2のポート21bを有
    する第2のピース20bと、第3のポート21cを有す
    る第3のピース20cに分割し、第1、第3のピース2
    0a、20c間に第2のピース20bを介在してボルト
    22締めすることにより前記弁箱20を構成し、第1、
    第3ピース20a、20cに上記各弁座26a、26b
    を形成するとともに、第2ピース20b内に上記弁体2
    5を内装したことを特徴とする請求項1記載の圧力感知
    式パイロット弁。
  3. 【請求項3】 水道本管Sに非常用貯水槽Tを介設した
    バイパス管Pを設け、その水道本管Sとバイパス管Pの
    間に、その連通を開閉して、水道本管Sの流れをバイパ
    ス管Pを通した状態と通さない状態にする流路切換弁V
    2 を設けた非常用貯水槽設備において、 上記流路切換弁V2 に請求項1又は2記載の圧力感知式
    パイロット弁V1 を付設し、上記水道本管Sの水圧を上
    記パイロット圧として、前記パイロット弁V1により前
    記流路切換弁V2 を動作させるようにしたことを特徴と
    する非常用貯水槽設備における流路切換弁装置。
  4. 【請求項4】 上記流路切換弁V2 を下記の構成(A)
    とし、その流路切換弁V2 の第1、第4ポート41a、
    41dにバイパス管P又は水道本管S、第2、第3ポー
    ト41b、41cに水道本管S又はバイパス管Pを接続
    し、流路切換弁V2 の下記シリンダ52内のピストン5
    3を上記パイロット弁V1 を介しての上記パイロット圧
    の印加によって動かし、前記水道本管Sの水圧が高い平
    常時は、前記流路切換弁V2 の第1、第3弁座49a、
    49cからそれぞれ弁体50a、50bが離れるととも
    に、第2弁座49bに弁体50bが当接し、上記水圧が
    低い非常時には、第1、第3弁座49a、49cにそれ
    ぞれ弁体50a、50bが当接するとともに、第2弁座
    49bから弁体50bが離れるようにしたことを特徴と
    する請求項3記載の非常用貯水槽設備における流路切換
    弁装置。 構成(A)「弁箱40内に同一軸上をスライドする弁棒
    44を設け、この弁棒44を横切る仕切壁46a、46
    b、46cをその弁棒44の軸方向の3個所に設けて、
    前記弁箱40内を前記軸方向に順々に第1、第2、第
    3、第4の4室47a、47b、47c、47dに分割
    し、その各室にそれぞれポート41a、41b、41
    c、41dを形成し、前記各仕切壁に前記弁棒44が貫
    通する連通孔48a、48b、48cを形成して、前記
    第1室47aと第2室47bの連通孔48a周縁に第1
    弁座49a、第2室47bと第3室47cの連通孔48
    b周縁に第2弁座49b、第3室47cと第4室47d
    の連通孔48c周縁に第3弁座49cをそれぞれ設け、
    前記弁棒44には前記各弁座に接離してその連通孔を開
    閉する弁体50a、50bをそれぞれ設けて、その各弁
    体は、第1及び第3弁座49a、49cに当接する際、
    第2弁座49bから離れ、第2弁座49bに当接する際
    には第1及び第3弁座49a、49cから離れるように
    なっており、前記弁箱40に上記弁棒44が挿入された
    シリンダ52を設けるとともに、このシリンダ52内
    に、弁棒44に連動したピストン53を設ける」。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2336946A (en) * 1998-03-16 1999-11-03 Camco Int Pumping system motor protector with piston
JP2011220087A (ja) * 2010-04-07 2011-11-04 Hajime Onose 災害時において活生し利用出来る飲料水供給水槽装置体
WO2013042853A1 (ko) * 2011-09-19 2013-03-28 주식회사 바램 유량 연동형 비례제어식 감압 밸브 시스템
JP2015097615A (ja) * 2013-11-19 2015-05-28 株式会社竹中工務店 流水検知装置
JP2018115719A (ja) * 2017-01-19 2018-07-26 株式会社明和製作所 緊急作動弁装置
CN109138062A (zh) * 2018-09-28 2019-01-04 奇力士(武汉)智慧水务科技有限公司 一种二次供水设备稳流罐进水缓进装置

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