JPH109409A - コック - Google Patents

コック

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JPH109409A
JPH109409A JP16707496A JP16707496A JPH109409A JP H109409 A JPH109409 A JP H109409A JP 16707496 A JP16707496 A JP 16707496A JP 16707496 A JP16707496 A JP 16707496A JP H109409 A JPH109409 A JP H109409A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plug
main body
fluid
hollow chamber
outlet
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP16707496A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuya Uchida
満哉 内田
Osamu Watanabe
脩 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP16707496A priority Critical patent/JPH109409A/ja
Publication of JPH109409A publication Critical patent/JPH109409A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体の入口から栓との隙間に侵入した流体の
出口への流入を防止できるコックを提供する。 【解決手段】 栓2の内部に中空室2bを形成すると共
に、流体の流通の遮断位置に栓2を向けた際に本体1の
入口1bと当該栓2の中空室2bとを連通させる連通穴
2dを当該栓2に形成し、本体1の出口1cと対面する
上記栓2の外壁面と当該栓2の中空室2bの壁面との間
の厚さが、中空室2bの壁面に加わる所定値以上の圧力
による上記外壁面の膨出を可能にする大きさとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧回路などで使
用されるコックに関する。
【0002】
【従来の技術】油圧回路などで使用される従来のコック
を図6〜9に示す。コックは、図6〜9に示すように、
本体21の差込穴21aに栓22が回転可能に差し込ま
れており、当該栓22の通路穴22aの向きを変えるこ
とにより、本体21の入口21bと出口21cとを連通
させたり遮断したりすることができるようになってい
る。
【0003】つまり、図6,7に示すように、栓22の
通路穴22aの中心線の方向を本体21の入口21bお
よび出口21cの中心線の方向と一致させるように栓2
2の周方向の向きを設定すると、本体21の入口21b
と出口21cとが栓22の通路穴22aを介して連通
し、当該本体21の入口21bと出口21cとの間にオ
イルなどの流体が流通するようになる、すなわち、開状
態にすることができる一方、図8,9に示すように、栓
22の通路穴22aの中心線の方向を本体21の入口2
1bおよび出口21cの中心線の方向と直交させるよう
に栓22の周方向の向きを設定すると、栓22の通路穴
22aによる本体21の入口21bと出口21cとの連
通が遮断され、当該本体21の入口21bと出口21c
との間での流体の流通が止められる、すなわち、閉状態
にすることができるのである。なお、図中、23はシー
ルリング、24は固定ボルトである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来のコックでは、流体の圧力が所定値Ps
上になると、本体21の入口21bと出口21cとの間
を栓22で塞いでも、図9に点線で示したように、本体
21の差込穴21aと栓22の外壁面との間の僅かな隙
間に流体が侵入し、本体21の入口21bと出口21c
との間に僅かながらも流体が流通してしまい、流体の流
通を完全に止めることができなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ための、本発明によるコックは、栓の内部に中空室を形
成すると共に、流体の流通の遮断位置に当該栓を向けた
際に本体の入口と上記栓の上記中空室とを連通させる連
通穴を当該栓に形成し、上記本体の出口と対面する上記
栓の外壁面と当該栓の上記中空室の壁面との間の厚さ
が、当該中空室の壁面に加わる所定値以上の圧力による
上記外壁面の膨出を可能にする大きさをなしていること
を特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明によるコックの実施の形態
を図1〜4を用いて説明する。なお、図1は、その開状
態での栓の軸心方向に沿った断面図、図2は、図1のII
−II線断面矢視図、図3は、閉状態での栓の軸心方向に
沿った断面図、図4は、図3のIV−IV線断面矢視図であ
る。
【0007】図1〜4に示すように、本体1には、オイ
ルなどの流体の入口1bおよび出口1cが形成されてい
る。本体1には、上記入口1bと出口1cとを仕切るよ
うにして差込穴1aが形成されている。本体1の差込穴
1aには、内部に中空室2bを形成した栓2が周方向に
回転可能に嵌合している。当該栓2には、上記本体1の
前記入口1bと出口1cとを連通させる通路穴2aが形
成されている。つまり、栓2の中空室2bは、上記通路
穴2aを介して上記本体1の入口1bおよび出口1cに
連通しているのである。
【0008】前記栓2には、前記通路穴2aの中心線と
前記本体1の入口1bおよび出口1cの中心線とを直交
させるように当該栓2を配向した際、すなわち、流体の
流通を遮断する位置に当該栓2を配向した際に当該本体
1の入口1bと前記中空室2bとを連通させる連通穴2
cが形成されている。つまり、流体の流通を遮断するよ
うに栓2を配向させると、本体1の入口1bと栓2の中
空室2bとが上記連通穴2cを介して連通し、当該中空
室2b内に流体が流入して貯溜し、当該中空室2bの壁
面が当該流体の圧力で付勢されるようになっているので
ある。
【0009】また、上記栓2は、前記中空室2bの壁面
に加わる圧力が所定値Ps 以上であると、本体1の出口
1cと対面する外壁面部分が膨出し、当該本体1の出口
1cを閉塞できる一方、上記圧力が所定値Ps を下回る
と、上記外壁面部分が当初の形状に戻れるような肉厚や
形状や材質となっている。すなわち、栓2は、図4に点
線で示したように変形(説明のため図では誇張して記載
しているが実際には極く僅か)しても、材料の弾性限界
内の応力となるような肉厚、上記変形を起こしやすい形
状、上記変形を起こしても本体1を傷つけることのない
材質となっているのである。
【0010】なお、図中、2dは上記中空室2bを形成
する際に生じた加工穴2eを塞ぐ蓋、3はシールリン
グ、4は固定ボルトである。
【0011】このようなコックにおいて、オイルなどの
流体が本体1の入口1bから出口1cへ向けて所定値P
s 以上の圧力で送給されている際、図1,2に示すよう
に、栓2の通路穴2aを介して本体1の入口1bと出口
1cとを連通させるように当該栓2を回転して位置決め
固定すると、本体1の入口1bからの流体は、栓2の通
路穴2aおよび前記中空室2bを介して当該本体1の出
口1cへ流通する、すなわち、開状態となる。
【0012】一方、図3,4に示すように、栓2の前記
連通穴2cを本体1の前記入口1bと対面させるように
当該栓2を回転して位置決め固定すると、本体1の上記
入口1bからの流体が上記連通穴2cを介して前記中空
室2a内に流入して貯溜され、当該中空室2bの壁面に
上記流体の圧力Ps が加わり、本体1の出口1cと対面
する当該栓2の外壁面部分が膨出して上記出口1cを閉
塞させるように変形する。このため、本体1の入口1b
からの流体は、当該本体1の前記差込穴1aと上記栓2
の外壁面との間の僅かな隙間に侵入しても、栓2の上記
外壁部分が本体1の出口1cを上述のように閉塞してい
るので、上記流体が出口1c内に流入することはない。
【0013】したがって、このようなコックによれば、
流体の圧力が所定値Ps 以上であっても、流体の流通を
完全に止めることができる。
【0014】なお、本実施の形態では、流体の流路が一
本の場合について説明したが、例えば、図5に示すよう
に、二本の流路を備えるようにしてもよい。この際、図
5に示したコックは、二本の流路の開閉状態が同一にな
るタイプであるが、相互に逆の状態となるタイプでも全
く同様に適用できる。
【0015】
【発明の効果】本発明のコックによれば、流体の圧力が
所定値以上であっても、本体の入口から栓との僅かな隙
間に侵入した流体を本体の出口へ流入させてしまうこと
を防止することができるので、流体の流通を完全に止め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコックの実施の形態の開状態での
栓の軸心方向に沿った断面図である。
【図2】図1のII−II線断面矢視図である。
【図3】本発明によるコックの実施の形態の閉状態での
栓の軸心方向に沿った断面図である。
【図4】図3のIV−IV線断面矢視図である。
【図5】本発明によるコックの他の実施の形態の開状態
での栓の軸心方向に沿った断面図である。
【図6】従来のコックの開状態での栓の軸心方向に沿っ
た断面図である。
【図7】図6のVII−VII線断面矢視図である。
【図8】従来のコックの閉状態での栓の軸心方向に沿っ
た断面図である。
【図9】図8のIX−IX線断面矢視図である。
【符号の説明】
1 本体 1a 差込穴 1b 入口 1c 出口 2 栓 2a 通路穴 2b 中空室 2c 連通穴 3 シールリング 4 固定ボルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 栓の内部に中空室を形成すると共に、流
    体の流通の遮断位置に当該栓を向けた際に本体の入口と
    上記栓の上記中空室とを連通させる連通穴を当該栓に形
    成し、上記本体の出口と対面する上記栓の外壁面と当該
    栓の上記中空室の壁面との間の厚さが、当該中空室の壁
    面に加わる所定値以上の圧力による上記外壁面の膨出を
    可能にする大きさをなしていることを特徴とするコッ
    ク。
JP16707496A 1996-06-27 1996-06-27 コック Withdrawn JPH109409A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16707496A JPH109409A (ja) 1996-06-27 1996-06-27 コック

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JP16707496A JPH109409A (ja) 1996-06-27 1996-06-27 コック

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JPH109409A true JPH109409A (ja) 1998-01-13

Family

ID=15842928

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JP16707496A Withdrawn JPH109409A (ja) 1996-06-27 1996-06-27 コック

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140077115A1 (en) * 2012-09-20 2014-03-20 Heraeus Medical Gmbh Rotary valve body for bone cement dispensing device

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140077115A1 (en) * 2012-09-20 2014-03-20 Heraeus Medical Gmbh Rotary valve body for bone cement dispensing device
JP2014064916A (ja) * 2012-09-20 2014-04-17 Heraeus Medical Gmbh 骨セメント分配装置のための回転バルブ体
US9486617B2 (en) 2012-09-20 2016-11-08 Heraeus Medical Gmbh Rotary valve body for bone cement dispensing device

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Effective date: 20030902