JPH1091814A - パノラマ3次元シーンにホットリンクを生成および表示する方法および装置 - Google Patents

パノラマ3次元シーンにホットリンクを生成および表示する方法および装置

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JPH1091814A JP9185491A JP18549197A JPH1091814A JP H1091814 A JPH1091814 A JP H1091814A JP 9185491 A JP9185491 A JP 9185491A JP 18549197 A JP18549197 A JP 18549197A JP H1091814 A JPH1091814 A JP H1091814A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 対話式のグラフィカル・フィードバックを改
善してパノラマ3次元シーンにホットリンクを生成およ
び表示する方法および装置を提供する。 【解決手段】 対応する要素の色を表す色値に各々が対
応付けられた複数の要素を含む第1の環境マップによっ
て表されるパノラマ・シーンでは、該シーン中のホット
リンク領域が複数の要素を含む第2の環境マップによっ
て定義される。第2の環境マップの要素は、マッピング
関数にもとづいて第1の環境マップの要素に対応する。
また、第2の環境マップの少なくとも一つの要素は、第
2の環境マップの少なくとも一つの要素に対応する第1
の環境マップの少なくとも一つをユーザが選択する際に
実行されるアクションを識別するホットリンク・データ
に対応付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に画像処理シ
ステム、特にユーザが一つのシーンを多数の画像で表現
するデータからパノラマ3次元画像を生成し、かつ画面
表示することを可能とする画像処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の3次元グラフィック・アプリケー
ションおよび関連ハードウエアは、1つ以上の1次元の
オブジェクトから構成されるシーンを描画する。通常、
物体は幾何学的基本形状、例えば三角形で表される。ま
た、物体はモデル座標系における基本形状の位置および
色を表すグラフィック・データによって表現される。グ
ラフィック装置は、視点にもとづいてビュー・ウィンド
ウ内で見ることのできるシーンのオブジェクトを表示す
るために該シーンを描画する。ユーザは、視点基準(カ
メラ)の位置および配向を変えることによってシーンの
中を移動することができる。さらに、アニメーションの
実行は、事前に選択された一連の視点基準の位置および
配向の中を移動することによって行うことができる。
【0003】描画動作はコンピュータにとって労力を使
うプロセスであり、通常は専用のグラフィック・ハード
ウエアによって実行する。そのようなシステムは高性能
ではあるが、その目的のために割り当てられた専用のハ
ードウエアを必要とすることから費用がかかる。
【0004】さらに、従来の3次元グラフィック・アプ
リケーション・システムでは、ユーザがシーンの3次元
モデル(すなわち、モデル座標系にあるシーンの幾何学
的基準の位置および色を表すグラフィック・データ)を
提供する。そのようなモデルは周辺機器(ペン・タブレ
ット、スキャナ、カメラ等)と一緒に使われるソフトウ
エアによって生成してもよい。例えば、フランスのDa
ussaultによってCATIAという商品名でもっ
て販売されているソフトウエアを用いてユーザはシーン
の3次元モデルを作ることができる。しかし、そのよう
なモデルリング・ソフトウエアは高価であり、また相対
的に不完全なシーンであってもモデル化に必要とされる
人件費が高くつく可能性もある。
【0005】従来の3次元グラフィック・システムに関
連したコストが高いことから、それに取って代わる解決
策が現れた。この解決策は有効ではある。しかし、標準
的なパーソナル・コンピュータでの使用に適し、また専
用のグラフィック用ハードウエアを必要としない3次元
シーンを生成を生成かつ視覚化する点では能力に限界が
ある。そのような解決策の一例としては、商品名がQu
icktimeVRというソフトウエアがApple
Computerによって開発され、かつ販売されてい
る。このQuicktimeVRソフトウエアは、2つ
の異なったパッケージに分けられている。第1のパッケ
ージは、コンテント・プロバイダに対して販売されるも
のであり、コンテント・プロバイダが一つのシーンの多
数のビューから立体3次元画像を開発するのを可能とす
るオーサリング・ツールである。第2のパッケージは、
消費者に対して配布されるビューワであり、オーサリン
グ・ツールで作成された3次元画像を見ることが可能と
なる。QuicktimeVRシステムの動作について
のさらに詳しい記載については、文献:Chen, "Quickti
meR VR-An Image-based Approach to Virtual Environm
ent Navigation", SIGGRAPH 1995, Los Angeles, CA, p
p. 29-38, および Apple Computer社に
譲渡された米国特許第5,396,583号(Chenら)を参
照するとよい。
【0006】QuicktimeVRシステムは、円筒
状環境マップを利用して、一つのシーン(または複数の
画像の集まり)の3次元画像を表示する。異なる透視図
が円筒状環境マップを所望のビューイング・ウィンドウ
にマッピングすることによって描画される。ホットリン
クはアクションに対応付けられたパノラマ・シーンの領
域である。例えば、ホットリンク対応アクションは第2
の環境マップをロードおよび表示するものでもよく、オ
ーディオ・クリップまたはビデオ・クリップ等のマルチ
メディア・イベントを生成するものでもよい。
【0007】QuicktimeVRシステムは、パノ
ラマ・シーンに組み込まれるホットリンクを提供する。
ホットリンクに対応するシーンの領域にユーザがカーソ
ルを移動させた場合にディスプレイ上のカーソルの形状
が変化することによって、ユーザがホットリンクの位置
を知る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の方
法には限界がある。なぜなら、シーンに組み込まれたホ
ットリンクの位置を突き止めるためにユーザはパノラマ
・シーンの中を動き回らなければならないからである。
そのため、従来から3次元パノラマ画像にホットリンク
を組み込むためのよりいっそう効果的なシステムが求め
られている。
【0009】したがって、本発明は上記事情に鑑みてな
されたものであり、対話式のグラフィカル・フィードバ
ックを改善してパノラマ3次元シーンにホットリンクを
生成および表示する方法および装置を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記従来の問題点および
それに関連した問題点を、本発明にもとづくパノラマ3
次元シーンにホットリンクを生成および表示する方法お
よび装置によって解決する。対応する要素の色を表す色
値に各々が対応付けられた複数の要素を含む第1の環境
マップによって表されるパノラマ・シーンでは、該シー
ン中のホットリンク領域が複数の要素を含む第2の環境
マップによって定義される。第2の環境マップの要素
は、マッピング関数にもとづいて第1の環境マップの要
素に対応する。また、第2の環境マップの少なくとも一
つの要素は、第2の環境マップの少なくとも一つの要素
に対応する第1の環境マップの少なくとも一つをユーザ
が選択する際に実行されるアクションを識別するホット
リンク・データに対応付けられている。好ましくは、第
2の環境マップの少なくとも一つの要素に対応付けられ
たホットリンク・データは、第2の環境マップの要素に
対応付けられた色値と、第1の環境マップの少なくとも
一つの要素をユーザが選択する際に実行されるアクショ
ンを識別する前記データと対応付けるテーブルの項目と
を有する。
【0011】第2の環境マップによって定義されたホッ
トリンク領域は、第2の環境マップの少なくとも一つの
要素を識別し、第2の環境の少なくとも一つの色値を変
更することによって、表示されるものであり、それによ
って、変更された第1の環境マップが生成される。そし
て、表示のために、変更された第1の環境マップが描画
される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、環境マップ内にホットリン
クの範囲を定め、かつ表示する方法および装置を説明す
る。本発明は、パーソナル・コンピュータ、ワークステ
ーション、パーソナル・コンピュータあるいはワークス
テーションとともに動作するグラフィック・アダプタ等
の、いかなるコンピュータ処理システムに対しても適用
することができよう。図1に示すように、本発明で使用
されるようなコンピュータ処理システムは、一般にメモ
リ01、少なくとも一つの中央演算処理装置(CPU)
101、および少なくとも一つのユーザ入力装置107
(例えば、キーボード、マウス、ジョイスティック、音
声認識装置、または手書き認識装置)を備える。また、
コンピュータ処理システムには、ROM等の不揮発性メ
モリ、および(または)固定ディスク・ドライブ等の他
の不揮発性記憶装置108が含まれる。この不揮発性記
憶装置108は、メモリ101に読み込まれ、さらにC
PU103によって実行されるオペレーティング・シス
テムおよび一つ以上のアプリケーション・プログラムを
格納する。オペレーティング・システムおよびアプリケ
ーション・プログラムの実行に際して、CPUは不揮発
性記憶装置108および(または)メモリ101に格納
されているデータを使用してもよい。
【0013】さらに、コンピュータ処理システムは、C
PU103とCRTディスプレイまたはLCDディスプ
レイ等の表示装置104との間にフレーム・バッファ1
04を有する。このフレーム・バッファ104には表示
装置105を駆動するためのピクセル・データが含まれ
る。いくつかのシステムでは、グラフィック・アクセル
レータとも呼ばれる描画装置(不図示)をCPU103
とフレーム・バッファ104との間に設けてもよい。
【0014】さらに、コンピュータ処理システムは、C
PU103に接続した通信リンク109(例えば、ネッ
トワーク・アダプタ、RFリンク、またはモデム)を備
えるものであってよい。CPU103はこの通信リンク
109を経由して(例えば、インターネットを経由し
て)他のコンピュータ・システムと通信を行うことが可
能となる。CPU103は、オペレーティング・システ
ムの部分、アプリケーション・プログラムの部分、また
はオペレーティング・システムおよびアプリケーション
・プログラムを実行する上で該CPU103によって使
用されるデータの部分を受信するものであってもよい。
【0015】ここで注目すべきことは、CPU103に
よって実行されるアプリケーション・プログラムは以下
の記載する本発明の描画方法を実行することができる。
あるいは、以下に記載する描画方法の部分あるいは全体
が、CPU103によって実行されるアプリケーション
・プログラムとともに動作するハードウエアに取り入ら
れてもよい。
【0016】以下、環境マップ、および該環境マップに
ホットリンク領域の範囲を定めるホットリンク環境マッ
プを説明する。以下に記載の環境マップは、円筒状環境
マップである。しかし、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、任意の環境マップ、例えば米国特許出願第6
0/022,428号に開示された球体の環境マップま
たは多面体の環境マップに適用してもよい。なお、この
米国特許出願のすべてを本明細書の一部として援用す
る。
【0017】円筒状環境マップは、要素またはピクセル
の矩形状配列からなるものであり、各ピクセルには円筒
の軸の起点と該円筒の周面の矩形状の領域とによって範
囲が定められた狭いピラミッドを含んだ3次元シーンの
部分を表すデータが含まれる。
【0018】円筒状環境マップの各ピクセルは、列索引
およびカラム索引によって特徴付けられるものであって
もよい。列索引は、円筒の軸および円筒の基点に関連し
た方位角に対応し、カラム索引は円筒の軸および円筒の
基点に関連した仰角に対応する。図2は、展開された円
筒状環境マップを示すものである。このマップはピクセ
ルの列索引/方位角と対応する水平軸、さらに該ピクセ
ルの列索引/仰角に対応する垂直軸とを有する。円筒状
環境マップは、図示したように、PanRowカラムと
PanCol列とを有する。完全なパノラマでは、0な
いし2Πの範囲内の方位角に対するカラー値を持つもの
で、部分パノラマはこの範囲のサブセットの方位角に対
するカラー値を含むものであてもよい。モーバス・パノ
ラマは0ないし4Πの範囲内にある方位角に対する色値
を含むものであてもよい。円筒状マップのさらに詳しい
説明は、米国特許出願番号60/023,143号に見出すことが
できよう。なお、この米国特許出願全体の記載を本明細
書の一部として援用する。
【0019】本発明によれば、円筒状環境マップのホッ
トリンク領域は、ホットリンク環境マップによって定義
されるもので、マッピング機能によってホットリンク環
境マップのピクセルを円筒状環境マップのピクセルにマ
ップする。図3に示すように、好ましくはホットリンク
環境マップはHRowカラムおよびHCol列を有する
円筒状環境マップであり、HRowカラムは円筒状環境
マップのPanRowカラムをスケール・ファクタSR
で割ることによって決定され、HColカラムは円筒状
環境マップのPanColカラムをスケール・ファクタ
SCで割ることによって決定される。すなわち、ホット
リンク環境マップ(HRow、HCol)のカラムおよ
び列の数は、円筒状環境マップ(PanRow)のカラ
ムおよび列の数を縮小することによって導き出される。
【0020】この実施形態例では、ホットリンク環境マ
ップのピクセルを式H(i,j)で表すことができる。
この式中、iは範囲が0から(HCol−1)までのカ
ラム指数であり、jは範囲が0から(HRow−1)ま
での列指数である。また、円筒状環境マップのピクセル
を式P(x、y)で表すことができる。この式中、xは
範囲が0から(PanCol−1)のカラム指数であ
り、yは範囲が0から(PanRow−1)までの列指
数である。この場合、ホットリンク環境マップの各ピク
セルは円筒状環境マップにあるピクセルの一つのSRx
SCブロックに対応する。この関係は以下の式によって
表すことできる。すなわち、
【数1】 H(i,j) == P(x,y) P(x+1,y) ・・・ P(x+sc-1,y) P(x,y+1) P(x+1,y+1) ・・・ P(x+sc-1,y+1) ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ P(x,y+SR-1) P(x+1,y+SR-1) ・・・ P(x+SC-1,y+SR-1) 式中、x=SR*iおよびy=SC*i 例えば、ホットリンク環境マップ(HRow、HCo
l)の列およびカラムの数が円筒状環境マップ(Pan
Row、PanCol)の列およびカラムの数で係数4
で縮小することによって導き出される。この場合、ホッ
トリンク環境マップH(i,j)のピクセルを円筒状環
境マップの16ピクセルにマップするマッピング機能を
以下の式で表すことができる。すなわち、
【数2】
【0021】ホットリンク環境マップの各ピクセルにつ
いて、円筒状環境マップの対応ピクセルがホットリンク
領域かどうか特定するデータ値が格納される。また、ホ
ットリンク環境マップの各ピクセルについて、円筒状環
境マップ内のホットリンクの対応ピクセルをユーザが選
択する上で実行されるコマンドまたはアクションを示す
(または定める)情報が格納されてもよい。
【0022】円筒状環境マップの対応ピクセルがホット
リンク領域であるかどうかを特定するホットリンク環境
マップの各ピクセルついて格納されたデータ値をホット
リンク環境マップのピクセルの赤、緑、または青色値で
コード化してもよい。例えば、各ピクセルの赤色値を用
いて、円筒状環境マップの対応ピクセルがホットリンク
領域であるかどうかを特定してもよい。この場合、青お
よび緑の色値を無視することができる。さらに、ホット
リンク領域の一部ではないホットリンク環境マップのピ
クセルに対応するホットリンク環境マップのピクセルに
ついて、無の赤色値が格納される。しかし、ホットリン
ク領域の一部ではない円筒状環境マップのピクセルに対
応するホットリンク環境マップのピクセルについて、色
値の所定の範囲内にあるから値が好ましくは格納され
る。すなわち、赤色値が所定の範囲の色値内にある場
合、この赤色値は関連したピクセルがホットリンク領域
の部分である円筒状環境マップのピクセルに対応するこ
とを表す。
【0023】例えば、システムの赤色値の範囲は0から
255としてもよい。この場合、ホットリンク領域の部
分ではない円筒状環境マップのピクセルに対応するホッ
トリンク環境マップのピクセルについて、0(無)の赤
色値が格納される。しかしホットリンク領域の部分であ
る円筒状環境マップのピクセルに対応するホットリンク
環境マップのピクセルについて、範囲が1〜250の赤
色値が格納される。
【0024】さらに、円筒状環境マップ内のホットリン
ク領域の対応ピクセルをユーザが選択する際に実行され
る適当なコマンド/アクションに、ホットリンク領域を
対応付けるために、各ホットリンク領域を好ましくは色
値の所定の範囲内にある赤色値に対応付ける。この場
合、円筒状環境マップ内の与えられたホットリンク領域
を識別するホットリンク環境マップのピクセルに対し
て、色値の所定の範囲内にある赤色値が割り当てられ
る。さらに、各ホットリンク領域に対応したコマンド/
アクションを識別するテーブルが格納される。このテー
ブルは図4に示すようにホットリンク領域に割り当てら
れた赤色値によって索引される。例えば、105の赤色
値はホットリンク・コマンドDisplayPanを表
すデータに対応したものであってもよい。このコマンド
はシステムを制御してパラメータPanIDで識別され
るパノラマ円筒状環境を表示する。他の実施形態例で
は、170の赤色値がホットリンク・コマンドPlay
Audioを表すデータに対応したものであってもよ
い。このコマンドはシステムを制御してパラメータCl
ipIDによって識別されるオーディオ・クリップを演
奏する。
【0025】上記したように、ピクセルの赤色値をホッ
トリンク環境マップのホットリンク領域を識別するため
に使用してもよい。しかし、本発明はこのことによって
限定されるものではなく、ホットリンク領域を索引する
のにピクセルの赤色値を使用することもできる。
【0026】円筒状環境マップのホットリンク領域を定
義するホットリンク環境マップを記述することによっ
て、ホットリンク環境によって定義されたホットリンク
領域を表示する仕組みを図5を参照しながら説明する。
操作の開始はステップ501であり、このステップでは
ホットリンク領域の表示がオン(またはオフ)に切り換
えられることを要求するユーザ入力コマンドが受信され
たかどうかをチェックする。ユーザ入力コマンドは一般
にI/Oイベント(またはメッセージ)によって識別さ
れる。ステップ501では、もしホットリンク領域の表
示がオン(またはオフ)に切り換えられることを要求す
るユーザ入力コマンドが受信されるならば、操作はステ
ップ503へ続く。
【0027】ステップ503では、ホットリンク環境マ
ップの列の一つに対応するカラム索引icolが選択さ
れる。好ましくは、カラム索引icolは0から(HC
ol−1)までの範囲の中で連続する値に設定される。
【0028】ステップ505では、ホットリンク環境マ
ップの選択されたカラムicolの各カラムについて、
列索引irowが選択される。好ましくは、列索引ir
owは0から(Hrow−1)までの範囲の中の連続す
る値に設定される。つぎに、ホットリンク環境マップの
各ピクセル(irow、icol)が以下のようにして
ステップ505で処理される。
【0029】円筒状環境マップの対応ピクセルがホット
リンク領域であることをデータ値が示すかどうかを識別
するために、ピクセル(irow、icol)に対応し
たデータ値が最初にチェックされる。もしピクセルの赤
色値によって円筒状環境マップの対応ピクセルが上記し
たようなホットリンクかどうかが識別されるならば、こ
のことは、ピクセルの赤色値が赤色値の所定の範囲内に
あるかどうかをチェックすることによって達成されても
よい。もし円筒状環境マップの対応ピクセルがホットリ
ンク領域の部分ではないとするならば、ステップ505
における処理は列にある次のピクセルへ進む。
【0030】しかし、もし円筒状環境マップの対応ピク
セルがホットリンク領域の部分であるならば、好ましく
はテーブルを検索し、ピクセルに対応した赤色値がテー
ブル内の有効な項目として格納されるかどうかを決定す
る。このステップはピクセルがホットリンク領域に対応
することを確認する。もし一致する項目がテーブルに見
つからない場合、ステップ505の処理は列にある次の
ピクセルへ進む。
【0031】もし一致する項目が見つかるならば、ピク
セル(irow,icol)に一致する円筒状環境マッ
プのピクセルはマッピング関数にもとづいて決定され
る。さらに、円筒状環境マップの各々の対応ピクセルに
ついて、ホットリンク領域の部分としてピクセルを識別
するためにピクセルの色値が修正される。
【0032】好ましくは、円筒状環境マップのホットリ
ンク領域の対応ピクセルの色値は、赤、青、および(ま
たは)緑の色値に対する可逆的な操作によって修正され
る。例えば、もし24ビットの真の色値が円筒状環境マ
ップの各ピクセルについて格納されるとするならば、
赤、青および(または)緑の成分を以下のように決定す
ることもできる。すなわち、
【数3】新値=変更(2.56、古い値+128) 他の例では、もし8ビット・パレット・カラー・ポイン
タが円筒状環境マップの各ピクセルについて格納される
ならば、変更されたパレット・カラー・ポインタを以下
のように決定することもできる。すなわち、
【数4】 新ポインタ=変更(256、古いポインタ+128) このような操作の優れた点は、操作を2回実行すること
によって変更を後戻りさせることができるという点であ
る。したがって、ホットリンク領域の表示をオフに切り
換えるコマンドをユーザが入力した後に、変更されてい
ない円筒状環境マップデータを検索したり、再びロード
したりする必要がない。
【0033】ステップ507では、ホットリンク環境マ
ップの最終カラムが処理されたかどうかを判断する。処
理されていないと判断された場合、操作はステップ50
3に戻り、icolの次の値を選択する。もしホットリ
ンク環境マップの最終カラムが処理されたと判断された
場合、操作は次のステップ509へ進む。
【0034】ステップ509では、ホットリンク環境マ
ップのすべてのカラムおよび列が処理された後、表示を
目的として変更円筒状環境マップの描画を行う。描画操
作の詳細については、米国特許出願第60/023,143号に開
示されており、この米国特許出願全体を本明細書の一部
として援用する。その結果、ユーザの入力コマンドがオ
ンに切り換えるコマンドである場合、ホットリンク環境
マップによって定義されたホットリンク領域が表示され
る。しかし、ユーザの入力コマンドがオフに切り換える
コマンドである場合、ステップ509は変更されていな
い円筒状環境を表示する(すなわち、ホットリンク領域
は表示されない)。
【0035】上記した手順の概略は、ホットリンク環境
マップ内のピクセル数が円筒状環境マップのピクセル数
よりもかなり少なく、またホットリンク環境マップのほ
とんどのピクセルが何らかのアクションに対応付けられ
ていない(すなわち、ほとんどがコールド)場合に有利
である。
【0036】ホットリンク環境マップによって定義され
たホットリンク領域を表示するための別の手順を図6を
参照しながら説明する。ステップ601で操作が開始さ
れ、ユーザ入力コマンドがホットリンク領域の表示をオ
ン(またはオフ)に切り換えることを要求しているかど
うかをチェックする。ユーザ入力コマンドはI/Oイベ
ント(またはメッセージ)によって一般に識別される。
もしステップ601でユーザ入力コマンドがホットリン
ク領域の表示をオン(またはオフ)に切り換えることを
要求するユーザ入力コマンドを受信すると、操作はステ
ップ603へ進む。
【0037】ステップ603では、円筒状環境マップの
カラムのうちの一つに対応するカラム索引icolが選
択される。好ましくは、カラム索引icolは0から
(PanCol−1)までの範囲内の連続する値に設定
される。
【0038】ステップ605では、円筒状環境マップの
選択されたカラムicolの各々の列について、カラム
索引が選択される。好ましくは、列索引irowは0か
ら(PanRow−1)までの範囲内の連続した値に設
定される。つぎに、円筒状環境マップの各ピクセル(i
row,icol)が以下のようにしてステップ605
で処理される。
【0039】最初に、円筒状環境マップの現在のピクセ
ル(irow、icol)に対応するホットリンク環境
マップのピクセルを識別する。例えば、円筒状環境マッ
プの現在のピクセル(irow、icol)に対応する
ホットリンク環境マップ(jrow、jcol)のピク
セルを以下のようにして識別することができる。すなわ
ち、
【数5】jcol = icol/SC jrow = irow/SC 式中、SC=PanRow/HRowであり、円筒状環
境マップのカラム数とホットリンク環境マップの列数と
の比を表す。
【0040】第2に、ホットリンク環境マップのピクセ
ル(jrow、jcol)に関連したデータ値がチェッ
クされて、該データ値が円筒状環境マップの対応ピクセ
ルがホットリンク領域であるかを決定する。もしピクセ
ルの赤色値が円筒状環境マップの対応ピクセルが上記し
たようなホットリンク領域であるならば、ピクセルは赤
色値の所定の範囲内にある。もしピクセルの赤色値が円
筒状環境マップの対応ピクセルが上記したようなホット
リンク領域の部分ではないとすると、ステップ605の
処理は円筒状環境マップの列の次のピクセルに対して行
われる。
【0041】しかし、円筒状環境マップの対応ピクセル
がホットリンク領域の部分であるならば、好ましくはテ
ーブルを検索してピクセル(jrow、jcol)に関
係した赤色値が表の有効な項目として格納されるかどう
かを判断する。このステップによってピクセル(jro
w、jcol)がホットリンク領域に対応することが確
実となる。もし、一致する項目が表中に見つけられなか
った場合、ステップ605での処理は、円筒状環境マッ
プの列の次のピクセルに続く。
【0042】もし一致する項目が見つかるとすると、円
筒状環境マップのピクセル(irow,icol)の色
値が変更され、ホットリンク領域の部分としてピクセル
を識別する。好ましくは、円筒状環境マップのホットリ
ンク領域のピクセル(irow,icol)の色値をピ
クセル赤、青、および(または)緑色値に対する可逆的
操作によって変更する。例えば、もし24ビットの真の
色値が円筒状環境マップの各ピクセルについて格納され
るとするならば、赤、青、および(または)緑の成分の
変更値は以下のようにして決定することができる。すな
わち、
【数6】新しい値=変更(256,古い値+126)
【0043】他の例として、もし8ビットのパレット・
カラー・ポインタが円筒状環境マップの各ピクセルにつ
いて格納されるならば、変更パレット・カラー・ポイン
タは以下のようにして決定することができる。すなわ
ち、
【数7】新しいポインタ=変更(256,古いポインタ
+128)
【0044】この操作の優れた点は、操作を2回繰り返
すことによって変更が逆戻りすることができるというこ
とである。したがって、ホットリンク領域の表示をオフ
に切り換えるユーザ入力コマンドが受信された後に、変
更していない円筒状環境マップのデータを検索(または
再ロード)する必要はない。
【0045】ステップ607では、円筒状環境マップの
最終カラム(PanCol−1)が処理されたかどうか
を判断する。もし処理されていなければ、操作はステッ
プ603に戻り、icolの次の値を選択する。もし円
筒状環境マップの最終カラム(pancol−1)が処
理されるとすると、操作はステップ609へ進む。
【0046】ステップ609では、円筒状環境マップの
全てのカラムおよび列の処理が完了した後に、表示のた
めに変更円筒状環境マップが描画される。描画方法の詳
細は米国特許出願第60/023,143号に記載されている。な
お、この明細書全体の開示内容を本明細書の一部として
援用する。その結果、ユーザの入力コマンドがオンに切
り換えるコマンドである場合、ホットリンク環境マップ
によって定義されたホットリンク領域が表示される。し
かし、ユーザの入力コマンドがオフに切り換えるコマン
ドである場合、ステップ509は変更されていない円筒
状環境を表示する(すなわち、ホットリンク領域は表示
されない)。
【0047】ホットリンク環境マップによって定義され
たホットリンク領域を表示するための別の手順を図7お
よび図8を参照しながら説明する。この操作はステップ
701で開始され、ユーザ入力コマンドがホットリンク
領域の表示をオン(またはオフ)に切り換えることを要
求しているかどうかをチェックする。ユーザ入力コマン
ドはI/Oイベント(またはメッセージ)によって一般
に識別される。もしステップ701でユーザ入力コマン
ドがホットリンク領域の表示をオン(またはオフ)に切
り換えることを要求するユーザ入力コマンドを受信する
と、操作はステップ703へ進む。
【0048】ステップ703では、円筒状環境マップの
カラムのうちの一つに対応するカラム索引icolが選
択される。好ましくは、カラム索引icolは0から
(PanCol−1)までの範囲内の連続する値に設定
される。
【0049】ステップ705では、現在のカラム(ic
ol)に対応するホットリンク環境マップのカラム(j
col)を識別する。例えば、円筒状環境マップの現在
のカラム(icol)に対応するホットリンク環境マッ
プのカラム(icol)を以下のように決定してもよ
い。すなわち、
【数8】jcol = icol/SC 式中、SC=PanRow/HRowであり、円筒状環
境マップのカラム数とホットリンク環境マップの列数と
の比を表す。
【0050】ステップ707では、以下の2つの条件の
一つを満足するかどうかを判断する。 (a)現在のカラム(icol)は円筒状環境マップの
第1のカラムである(例えば、icol=0)という条
件。あるいは、(b)ホットリンク環境マップの対応カ
ラム(jcol)はホットリンク環境マップの既に識別
されたカラム(jcolprev)とは異なるという条
件(例えばjcol≠jcolprev、式中jcol
prev=(icol−1)/SC)。
【0051】もし上記2つの条件のうちの一つを満足す
るならば、操作はステップ709へ進み、いずれも満足
しない場合はステップ711(図8)へ進む。
【0052】ステップ709では、ホットリンクでは、
ホットリンク環境マップの列の一つに対応する列索引j
rowが選択される。好ましくは、列索引jcolは0
から(jrow、jcol)までの範囲の中で連続する
値に設定される。ホットリンク環境マップのピクセル
(jrow,jcol)に関連したデータ値をチェック
して、該データ値が円筒状環境マップの対応ピクセルが
ホットリンク領域であることを示すかどうかを判断す
る。現在のカラム(jcol)の列を処理する場合、円
筒状環境マップの対応ピクセルがホットリンク領域であ
ることを示すデータ値を格納する最初の列はjrowl
として格納され、また円筒状環境マップの対応ピクセル
がホットリンク領域であることを示すデータ値を格納す
る最後の列はjrow2として格納される。もし、円筒
状環境マップの対応ピクセルがホットリンク領域である
ことを示すデータ値を格納するホットリンク環境マップ
の現在のカラム(icol)に列がない場合、jrow
lおよびjrow2は好ましくはそれぞれ(Hrow−
1)および0として保存される(あるいは、jrowl
>jrow2を満足する数からなる任意の対)。現在の
カラム(icol)のすべての列をチェックした後、列
jrowlおよびjrow2に対応する円筒状環境マッ
プの列(irow1、irow2)が識別される。例え
ば、円筒状環境マップ(irow1、irow2)の列
を以下のように識別することもできる。すなわち、
【数9】irow1=jrowl*SC irow2=jrow2*SC
【0053】よって、ステップ709の操作が完了し、
さらに操作はステップ711へ進む。
【0054】ステップ711では、円筒状環境マップの
選択されたカラム(icol)をホット・ピクセルにつ
いてチェックする。しかし、選択されたカラム(ico
l)の各列(例えば、irow=0から(panRow
ー1)をチェックする代わりに、選択されたカラム(i
col)の列irow1からirow2に対応するピク
セルを検討する。このことは、列索引irowをiro
w1からirow2の範囲内で連続する値に設定するこ
とによって達成されよう。円筒状環境マップのピクセル
(irow,icol)は以下のように処理される。
【0055】最初に、irow1がirow2よりも大
きいかどうかを判断する。以下に説明するように、この
条件は、ホットリンク環境マップの現在のカラム(jc
ol)に対するピクセルの列全体はコールドである(す
なわち、円筒状環境マップの対応ピクセルがホットリン
ク領域であることを示すデータ値を格納しない)。もし
irow2がirow1よりも大きいとすると、現在の
カラム(icol)に関しての操作が終了し、つづいて
ステップ713へ進み円筒状環境マップの次のカラムを
処理する操作が行われる。
【0056】しかし、もしirow2がirow1より
も大きくないとするならば、円筒状環境マップの現在の
ピクセル(irow、icol)に対応するホットリン
ク環境マップのピクセル(jrow,jcol)が識別
される。例えば、円筒状環境マップの現在のピクセル
(irow,icol)に対応するホットリンク環境マ
ップのピクセル(jrow,jcol)は以下のように
判断してもよい。すなわち、
【数10】jcol = icol/SC irow = irow/SC
【0057】ホットリンク環境マップのピクセル(jr
ow,jcol)に関連したデータ値をチェックし、該
データ値が円筒状環境マップの対応ピクセルがホットリ
ンク領域であることを示すかどうかを判断する。もし円
筒状環境マップの対応ピクセルがホットリンク領域の部
分ではないとするならば、処理はホットリンク環境マッ
プの列(jrow)にある次のピクセルへ進む。しか
し、円筒状環境マップの対応ピクセルがホットリンク領
域の部分ではないとするならば、円筒状環境マップのピ
クセル(irow,icol)の色値を変更してホット
リンク領域の部分としてピクセルを識別する。好ましく
は、円筒状環境マップのホットリンク領域のピクセル
(irow,icol)の色値を、ピクセルの赤、青、
および(または)緑の色値に対する可逆的操作によって
変更する。例えば、もし24ビットの真の色値が円筒状
環境マップの各ピクセルについて格納されるとするなら
ば、赤、青、および(または)緑の成分の変更値は以下
のようにして決定することができる。すなわち、
【数11】新しい値=変更(256、古い値+128)
【0058】他の例として、もし8ビットのパレット・
カラー・ポインタが円筒状環境マップの各ピクセルにつ
いて格納されるならば、変更パレット・カラー・ポイン
タは以下のようにして決定することができる。すなわ
ち、
【数12】 新しいポインタ=変更(256,古いポイ
ンタ+128)
【0059】この操作のすぐれた点は、操作を2回繰り
返すことによって変更が逆戻りすることができるという
ことである。したがって、ホットリンク領域の表示をオ
フに切り換えるユーザ入力コマンドが受信された後に、
変更していない円筒状環境マップのデータを検索(また
は再ロード)する必要はない。
【0060】上記範囲(irow=irow1からir
ow2)の現在のカラム(ico1)のすべてのピクセ
ルを処理した後、操作はステップ713へ進む。ステッ
プ713では、円筒状環境マップの最終カラム(Pan
Col−1)が処理されたかどうかを判断する。もし処
理されていなければ、操作はステップ703に戻り、i
colの次の値を選択する。もし円筒状環境マップの最
終カラム(pancol−1)が処理されるとすると、
操作はステップ715へ進む。
【0061】ステップ715では、円筒状環境マップの
全てのカラムおよび列の処理が完了した後に、表示のた
めに変更円筒状環境マップが描画される。描画方法の詳
細は米国特許出願第60/023,143号に記載されている。な
お、この明細書全体の開示内容を本明細書の一部として
援用する。その結果、ユーザの入力コマンドがオンに切
り換えるコマンドである場合、ホットリンク環境マップ
によって定義されたホットリンク領域が表示される。し
かし、ユーザの入力コマンドがオフに切り換えるコマン
ドである場合、ステップ715は変更されていない円筒
状環境を表示する(すなわち、ホットリンク領域は表示
されない)。
【0062】システムは、好ましくは上記ステップ71
1で以下の操作を利用し、円筒状環境マップの対応ピク
セルがホットリンク領域であることを、ホットリンク環
境マップによって格納されたデータ値が示すどうかを判
断する。例として、ピクセルの赤色値が円筒状環境マッ
プの対応ピクセルがホットリンク領域であるかないかを
識別する上記のケースを検討する。このシナリオでは、
前のピクセル(jrowl)の赤色値と前のピクセル
(jrowl,jcol)に関連したリンク状態ビット
とが格納される。前のピクセル(jrowl,jco
l)の赤色値は好ましくはゼロに初期化される。"1"に
セットされた場合のリンク状態ビットは、前のピクセル
(jrowl,jcol)に対応する円筒状環境マップ
のピクセルはホットリンク領域の部分ではないことを示
す。ホットリンク環境の現在のピクセル(jrow,j
col)の赤色値をホットリンク環境マップの前のピク
セル(jrowl,jcol)の赤色値と比較する。
【0063】もし2つの値が等しいならば、前のピクセ
ル(jrowl,jcol)のリンク状態ビットが読み
込まれる。もしリンク状態ビットが"1"に設定されてい
るならば、現在のピクセル(jrow,jcol)に対
応する円筒状環境マップのピクセルであると判断する。
しかし、もしリンク状態ビットが"0"に設定されるとす
るならば、現在のピクセル(jrowl,jcol)に
対応する円筒状環境マップのピクセルがホットリンク領
域の部分ではないと判断する。さらに、処理はホットリ
ンク環境マップの現在のカラム(icol)の次のピク
セルへ進む。
【0064】しかし、もし2つの赤色値が等しくないと
するならば、テーブルを検索し、ピクセル(jrow,
jcol)に関連した赤色値がテーブルの有効な項目と
して格納されるかどうかを判断する。
【0065】このステップは、ピクセル(jrow,j
col)がホットリンク領域に対応することを確実にす
る。もし一致する項目がテーブルに見いだされない場
合、前のピクセル(jrowl,jcol)の赤色値が
現在のピクセル(jrowl,jcol)の赤色値に設
定され、リンク状態は"0"に設定され、さらに現在のピ
クセル(jrow,jcol)に対応する円筒状環境マ
ップのピクセルはホットリンク領域の部分ではないと判
断する。よって、処理はホットリンク環境マップの現在
のカラム(icol)にある次のピクセルへ進む。もし
一致する項目が見つかるとするならば、前のピクセル
(jrowl,jcol)の赤色値は現在のピクセル
(jrow,jcol)に設定され、またリンク状態ビ
ットは"1"に設定され、さらに現在のピクセル(jro
w,jcol)に対応する円筒状環境マップのピクセル
はホットリンク領域の部分であると判断する。さらに、
処理はホットリンク環境マップの現在のカラム(ico
l)にある次のピクセルへ進む。
【0066】ここで注目すべきことは、他のデータ値
(ピクセルの赤色値以外)をホットリンク環境マップに
よって格納し、円筒状環境マップの対応ピクセルがホッ
トリンク領域であることを示してもよいことである。
【0067】以上説明したように、本発明のホットリン
ク環境マップは、パノラマ・シーンに多数のホットリン
ク領域を効果的に表示する(およびそのような表示を切
り替える)機能を提供するもので、これによってシステ
ムのユーザに対して改善された対話式フィードバックが
提供される。
【0068】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。 (1)パノラマ・シーンにホットリンク領域を定義する
方法であって、前記パノラマ・シーンを表し、かつ対応
する要素の色を表す色値にそれぞれが対応付けられた複
数の要素を含む第1の環境マップを提供するステップ
と、マッピング関数にもとづいて前記第1の環境マップ
の前記要素に対応する複数の要素を含む第2の環境マッ
プを生成するステップとを有し、さらに、前記第2の環
境マップの少なくとも一つの要素は、前記第2の環境マ
ップの少なくとも一つの要素に対応する前記第1の環境
マップの少なくとも一つをユーザが選択する際に実行さ
れるアクションを識別するホットリンク・データに対応
付けられていることを特徴とするホットリンク領域定義
方法。 (2)前記第2の環境マップの各要素は、前記第1の環
境マップの1つ以上と対応することを特徴とする上記
(1)に記載のホットリンク領域定義方法。 (3)前記第1の環境マップおよび前記第2の環境マッ
プは円筒状環境マップであり、前記第1の環境マップの
前記要素および前記第2の環境マップの前記要素は、列
およびカラムからなる行列に仕切られることを特徴とす
る上記(1)に記載のホットリンク領域定義方法。 (4)前記第2の環境マップの列の数は、前記第1の環
境マップの所定の部分であることを特徴とする上記
(3)に記載のホットリンク領域定義方法。 (5)前記第2の環境マップのカラムの数は、前記第2
の環境マップの所定の部分であることを特徴とする上記
(3)に記載のホットリンク領域定義方法。 (6)前記第2の環境マップの少なくとも一つの要素に
対応付けられた前記ホットリンク・データは、前記第2
の環境マップの少なくとも一つの要素に対応付けられた
色値と、前記色値を、前記第1の環境マップの少なくと
も一つの要素をユーザが選択する際に実行されるアクシ
ョンを識別する前記データと対応付けるテーブルの項目
とを有することを特徴とする上記(1)に記載のホット
リンク領域定義方法。 (7)命令プログラムの実行で装置によって利用される
データを確実に具体化する前記装置によって読み取り可
能なプログラム記憶装置であって、前記データは、前記
パノラマ・シーンを表し、かつ対応する要素の色を表す
色値にそれぞれが対応付けられた複数の要素を含む第1
の環境マップを提供するステップと、マッピング関数に
もとづいて前記第1の環境マップの前記要素に対応する
複数の要素を含む第2の環境マップを生成するステップ
とを有し、さらに、前記第2の環境マップの少なくとも
一つの要素は、前記第2の環境マップの少なくとも一つ
の要素に対応する前記第1の環境マップの少なくとも一
つをユーザが選択する際に実行されるアクションを識別
するホットリンク・データに対応付けられていることを
特徴とするプログラム記憶装置。 (8)前記第2の環境マップの各要素は、前記第1の環
境マップの1つ以上と対応することを特徴とする上記
(7)に記載のプログラム格納方法。 (9)前記第1の環境マップおよび前記第2の環境マッ
プは円筒状環境マップであり、前記第1の環境マップの
前記要素および前記第2の環境マップの前記要素は、列
およびカラムからなる行列に仕切られることを特徴とす
る上記(7)に記載のプログラム格納方法。 (10)前記第2の環境マップの列の数は、前記第1の
環境マップの所定の部分であることを特徴とする上記
(9)に記載のプログラム格納方法。 (11)前記第2の環境マップのカラムの数は、前記第
2の環境マップの所定の部分であることを特徴とする上
記(9)に記載のプログラム格納方法。 (12)前記第2の環境マップの少なくとも一つの要素
に対応付けられた前記ホットリンク・データは、前記第
2の環境マップの少なくとも一つの要素に対応付けられ
た色値と、前記色値を、前記第1の環境マップの少なく
とも一つの要素をユーザが選択する際に実行されるアク
ションを識別する前記データと対応付けるテーブルの項
目とを有することを特徴とする上記(7)に記載のプロ
グラム格納方法。 (13)対応する要素の色を表す色値にそれぞれが対応
付けられた複数の要素を含む第1の環境マップで表され
るパノラマ・シーンをホットリンク領域に表示する方法
であって、マッピング関数にもとづいて前記第1の環境
マップの前記要素に対応する複数の要素を含み、また少
なくとも一つの要素は、前記少なくとも一つの要素に対
応する前記第1の環境マップの少なくとも一つをユーザ
が選択する際に実行されるアクションを識別するホット
リンク・データに対応付けられている第2の環境マップ
をメモリに記憶する記憶ステップと、前記第2の環境マ
ップの少なくとも一つの要素を識別する記憶ステップ
と、前記第2の環境マップの少なくとも一つの要素に対
応した前記第1の環境マップの前記要素の色値を変更し
て、変更された第1の環境マップを生成する変更ステッ
プと、前記変更された第1の環境マップを描画する描画
ステップとを有することを特徴とするホットリンク領域
表示方法。 (14)前記変更ステップは、可逆的であることを特徴
とする上記(13)に記載のホットリンク領域表示方
法。 (15)前記変更ステップは、MOD関数を利用するこ
とを特徴とする上記(14)に記載のホットリンク領域
表示方法。 (16)前記識別ステップ、前記変更ステップ、および
前記描画ステップは所定のユーザ入力コマンドに応答し
て実行されることを特徴とする上記(14)に記載のホ
ットリンク領域表示方法。 (17)前記識別ステップは、前記第2の環境マップの
複数の要素に対応付けられた前記ホットリンク・データ
を分析するステップを有することを特徴とする上記(1
3)に記載のホットリンク領域表示方法。 (18)前記第2の環境マップの前記少なくとも一つの
要素に対応付けられた前記ホットリンク・データは、前
記第2の環境マップの前記要素に対応付けられた色値を
含むことを特徴とする上記(17)に記載のホットリン
ク領域表示方法。 (19)前記第2の環境マップの前記少なくとも一つの
要素に対応付けられた前記ホットリンク・データは、前
記第1の環境マップの前記少なくとも一つの要素をユー
ザが選択する際に実行される前記アクションを識別する
データに前記色値を対応付けるテーブルの項目を含むこ
とを特徴とする上記(18)に記載のホットリンク領域
表示方法。 (20)対応する要素の色を表す色値にそれぞれが対応
付けられた複数の要素を含む第1の環境マップで表され
るパノラマ・シーンをホットリンク領域に表示する方法
を実施する装置によって実行される命令のプログラムを
確実に具体化する前記装置によって装置によって読み取
り可能なプログラム記憶装置であって、前記方法は、マ
ッピング関数にもとづいて前記第1の環境マップの前記
要素に対応する複数の要素を含み、また少なくとも一つ
の要素は、前記少なくとも一つの要素に対応する前記第
1の環境マップの少なくとも一つをユーザが選択する際
に実行されるアクションを識別するホットリンク・デー
タに対応付けられている第2の環境マップをメモリに記
憶する記憶ステップと、前記第2の環境マップの少なく
とも一つの要素を識別する記憶ステップと、前記第2の
環境マップの少なくとも一つの要素に対応した前記第1
の環境マップの前記要素の色値を変更して、変更された
第1の環境マップを生成する変更ステップと、前記変更
された第1の環境マップを描画する描画ステップとを有
することを特徴とするプログラム記憶装置。 (21)前記変更ステップは、可逆的であることを特徴
とする上記(20)に記載のプログラム記憶装置。 (22)前記変更ステップは、MOD関数を利用するこ
とを特徴とする上記(21)に記載のプログラム記憶装
置。 (23)前記識別ステップ、前記変更ステップ、および
前記描画ステップは所定のユーザ入力コマンドに応答し
て実行されることを特徴とする上記(20)に記載のプ
ログラム記憶装置。 (24)前記識別ステップは、前記第2の環境マップの
複数の要素に対応付けられた前記ホットリンク・データ
を分析するステップを有することを特徴とする上記(2
1)に記載のプログラム記憶装置。 (25)前記第2の環境マップの前記少なくとも一つの
要素に対応付けられた前記ホットリンク・データは、前
記第2の環境マップの前記要素に対応付けられた色値を
含むことを特徴とする上記(24)に記載のプログラム
記憶装置。 (26)前記第2の環境マップの前記少なくとも一つの
要素に対応付けられた前記ホットリンク・データは、前
記第1の環境マップの前記少なくとも一つの要素をユー
ザが選択する際に実行される前記アクションを識別する
データに前記色値を対応付けるテーブルの項目を含むこ
とを特徴とする上記(25)に記載のプログラム記憶装
置。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施形態例に適用されるコン
ピュータ・プロセッシング・システムの機能的構成を説
明するためのブロック図である。
【図2】本発明に適用される円筒状環境マップを説明す
るための模式図である。
【図3】本発明に適用されるホットリンク環境マップを
説明するための模式図である。
【図4】本発明に適用されるホットリンク環境マップの
ホットリンクとアクションとを対応付けるデータを格納
するためのテーブルを説明するための表図である。
【図5】本発明の一実施形態例にもとづいて、図3のホ
ットリンク環境マップにもとづく図2の円筒状環境マッ
プのホットリンク領域を表示する操作を説明するための
フローチャートである。
【図6】本発明の別の実施形態例にもとづいて、図3の
ホットリンク環境マップにもとづく図2の円筒状環境マ
ップのホットリンク領域を表示する操作を説明するため
のフローチャートである。
【図7】本発明のさらに別の実施形態例にもとづいて、
図3のホットリンク環境マップにもとづく図2の円筒状
環境マップのホットリンク領域を表示する操作を説明す
るためのフローチャートである。
【図8】本発明のさらに別の実施形態例にもとづいて、
図3のホットリンク環境マップにもとづく図2の円筒状
環境マップのホットリンク領域を表示する操作を説明す
るためのフローチャートである。
【符号の説明】
101 メモリ 103 CPU 104 フレーム・バッファ 105 表示装置 107 入力装置 108 静的記憶装置 109 通信リンク
フロントページの続き (72)発明者 ウィリアム・ルイス・ルケン アメリカ合衆国10598、 ニューヨーク州 ヨークタウン ハイツ ファーム ウォ ーク ロード 2924 (72)発明者 ジャイ・ピー・メノン アメリカ合衆国10566、 ニューヨーク州 ピークスキル キャンパス ロード 55 (72)発明者 ベンクト−オラフ・シュナイダー アメリカ合衆国10598、 ニューヨーク州 ヨークタウン ハイツ クロトン ハイ ツ ロード 515

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パノラマ・シーンにホットリンク領域を定
    義する方法であって、 前記パノラマ・シーンを表し、かつ対応する要素の色を
    表す色値にそれぞれが対応付けられた複数の要素を含む
    第1の環境マップを提供するステップと、 マッピング関数にもとづいて前記第1の環境マップの前
    記要素に対応する複数の要素を含む第2の環境マップを
    生成するステップとを有し、さらに、 前記第2の環境マップの少なくとも一つの要素は、前記
    第2の環境マップの少なくとも一つの要素に対応する前
    記第1の環境マップの少なくとも一つをユーザが選択す
    る際に実行されるアクションを識別するホットリンク・
    データに対応付けられていることを特徴とするホットリ
    ンク領域定義方法。
  2. 【請求項2】前記第2の環境マップの各要素は、前記第
    1の環境マップの1つ以上と対応することを特徴とする
    請求項1に記載のホットリンク領域定義方法。
  3. 【請求項3】前記第1の環境マップおよび前記第2の環
    境マップは円筒状環境マップであり、前記第1の環境マ
    ップの前記要素および前記第2の環境マップの前記要素
    は、列およびカラムからなる行列に仕切られることを特
    徴とする請求項1に記載のホットリンク領域定義方法。
  4. 【請求項4】前記第2の環境マップの列の数は、前記第
    1の環境マップの所定の部分であることを特徴とする請
    求項3に記載のホットリンク領域定義方法。
  5. 【請求項5】前記第2の環境マップのカラムの数は、前
    記第2の環境マップの所定の部分であることを特徴とす
    る請求項3に記載のホットリンク領域定義方法。
  6. 【請求項6】前記第2の環境マップの少なくとも一つの
    要素に対応付けられた前記ホットリンク・データは、 前記第2の環境マップの少なくとも一つの要素に対応付
    けられた色値と、 前記色値を、前記第1の環境マップの少なくとも一つの
    要素をユーザが選択する際に実行されるアクションを識
    別する前記データと対応付けるテーブルの項目とを有す
    ることを特徴とする請求項1に記載のホットリンク領域
    定義方法。
  7. 【請求項7】命令プログラムの実行で装置によって利用
    されるデータを確実に具体化する前記装置によって読み
    取り可能なプログラム記憶装置であって、 前記データは、 前記パノラマ・シーンを表し、かつ対応する要素の色を
    表す色値にそれぞれが対応付けられた複数の要素を含む
    第1の環境マップを提供するステップと、 マッピング関数にもとづいて前記第1の環境マップの前
    記要素に対応する複数の要素を含む第2の環境マップを
    生成するステップとを有し、さらに、 前記第2の環境マップの少なくとも一つの要素は、前記
    第2の環境マップの少なくとも一つの要素に対応する前
    記第1の環境マップの少なくとも一つをユーザが選択す
    る際に実行されるアクションを識別するホットリンク・
    データに対応付けられていることを特徴とするプログラ
    ム記憶装置。
  8. 【請求項8】前記第2の環境マップの各要素は、前記第
    1の環境マップの1つ以上と対応することを特徴とする
    請求項7に記載のプログラム格納方法。
  9. 【請求項9】前記第1の環境マップおよび前記第2の環
    境マップは円筒状環境マップであり、前記第1の環境マ
    ップの前記要素および前記第2の環境マップの前記要素
    は、列およびカラムからなる行列に仕切られることを特
    徴とする請求項7に記載のプログラム格納方法。
  10. 【請求項10】前記第2の環境マップの列の数は、前記
    第1の環境マップの所定の部分であることを特徴とする
    請求項9に記載のプログラム格納方法。
  11. 【請求項11】前記第2の環境マップのカラムの数は、
    前記第2の環境マップの所定の部分であることを特徴と
    する請求項9に記載のプログラム格納方法。
  12. 【請求項12】前記第2の環境マップの少なくとも一つ
    の要素に対応付けられた前記ホットリンク・データは、 前記第2の環境マップの少なくとも一つの要素に対応付
    けられた色値と、 前記色値を、前記第1の環境マップの少なくとも一つの
    要素をユーザが選択する際に実行されるアクションを識
    別する前記データと対応付けるテーブルの項目とを有す
    ることを特徴とする請求項7に記載のプログラム格納方
    法。
  13. 【請求項13】対応する要素の色を表す色値にそれぞれ
    が対応付けられた複数の要素を含む第1の環境マップで
    表されるパノラマ・シーンをホットリンク領域に表示す
    る方法であって、 マッピング関数にもとづいて前記第1の環境マップの前
    記要素に対応する複数の要素を含み、また少なくとも一
    つの要素は、前記少なくとも一つの要素に対応する前記
    第1の環境マップの少なくとも一つをユーザが選択する
    際に実行されるアクションを識別するホットリンク・デ
    ータに対応付けられている第2の環境マップをメモリに
    記憶する記憶ステップと、 前記第2の環境マップの少なくとも一つの要素を識別す
    る記憶ステップと、 前記第2の環境マップの少なくとも一つの要素に対応し
    た前記第1の環境マップの前記要素の色値を変更して、
    変更された第1の環境マップを生成する変更ステップ
    と、 前記変更された第1の環境マップを描画する描画ステッ
    プとを有することを特徴とするホットリンク領域表示方
    法。
  14. 【請求項14】前記変更ステップは、可逆的であること
    を特徴とする請求項13に記載のホットリンク領域表示
    方法。
  15. 【請求項15】前記変更ステップは、MOD関数を利用
    することを特徴とする請求項14に記載のホットリンク
    領域表示方法。
  16. 【請求項16】前記識別ステップ、前記変更ステップ、
    および前記描画ステップは所定のユーザ入力コマンドに
    応答して実行されることを特徴とする請求項14に記載
    のホットリンク領域表示方法。
  17. 【請求項17】前記識別ステップは、前記第2の環境マ
    ップの複数の要素に対応付けられた前記ホットリンク・
    データを分析するステップを有することを特徴とする請
    求項13に記載のホットリンク領域表示方法。
  18. 【請求項18】前記第2の環境マップの前記少なくとも
    一つの要素に対応付けられた前記ホットリンク・データ
    は、前記第2の環境マップの前記要素に対応付けられた
    色値を含むことを特徴とする請求項17に記載のホット
    リンク領域表示方法。
  19. 【請求項19】前記第2の環境マップの前記少なくとも
    一つの要素に対応付けられた前記ホットリンク・データ
    は、前記第1の環境マップの前記少なくとも一つの要素
    をユーザが選択する際に実行される前記アクションを識
    別するデータに前記色値を対応付けるテーブルの項目を
    含むことを特徴とする請求項18に記載のホットリンク
    領域表示方法。
  20. 【請求項20】対応する要素の色を表す色値にそれぞれ
    が対応付けられた複数の要素を含む第1の環境マップで
    表されるパノラマ・シーンをホットリンク領域に表示す
    る方法を実施する装置によって実行される命令のプログ
    ラムを確実に具体化する前記装置によって装置によって
    読み取り可能なプログラム記憶装置であって、 前記方法は、 マッピング関数にもとづいて前記第1の環境マップの前
    記要素に対応する複数の要素を含み、また少なくとも一
    つの要素は、前記少なくとも一つの要素に対応する前記
    第1の環境マップの少なくとも一つをユーザが選択する
    際に実行されるアクションを識別するホットリンク・デ
    ータに対応付けられている第2の環境マップをメモリに
    記憶する記憶ステップと、 前記第2の環境マップの少なくとも一つの要素を識別す
    る記憶ステップと、 前記第2の環境マップの少なくとも一つの要素に対応し
    た前記第1の環境マップの前記要素の色値を変更して、
    変更された第1の環境マップを生成する変更ステップ
    と、 前記変更された第1の環境マップを描画する描画ステッ
    プとを有することを特徴とするプログラム記憶装置。
  21. 【請求項21】前記変更ステップは、可逆的であること
    を特徴とする請求項20に記載のプログラム記憶装置。
  22. 【請求項22】前記変更ステップは、MOD関数を利用
    することを特徴とする請求項21に記載のプログラム記
    憶装置。
  23. 【請求項23】前記識別ステップ、前記変更ステップ、
    および前記描画ステップは所定のユーザ入力コマンドに
    応答して実行されることを特徴とする請求項20に記載
    のプログラム記憶装置。
  24. 【請求項24】前記識別ステップは、前記第2の環境マ
    ップの複数の要素に対応付けられた前記ホットリンク・
    データを分析するステップを有することを特徴とする請
    求項21に記載のプログラム記憶装置。
  25. 【請求項25】前記第2の環境マップの前記少なくとも
    一つの要素に対応付けられた前記ホットリンク・データ
    は、前記第2の環境マップの前記要素に対応付けられた
    色値を含むことを特徴とする請求項24に記載のプログ
    ラム記憶装置。
  26. 【請求項26】前記第2の環境マップの前記少なくとも
    一つの要素に対応付けられた前記ホットリンク・データ
    は、前記第1の環境マップの前記少なくとも一つの要素
    をユーザが選択する際に実行される前記アクションを識
    別するデータに前記色値を対応付けるテーブルの項目を
    含むことを特徴とする請求項25に記載のプログラム記
    憶装置。
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