JPH1091740A - プリペイドカードおよびプリペイドカードの運用方法とその装置 - Google Patents

プリペイドカードおよびプリペイドカードの運用方法とその装置

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JPH1091740A
JPH1091740A JP8265274A JP26527496A JPH1091740A JP H1091740 A JPH1091740 A JP H1091740A JP 8265274 A JP8265274 A JP 8265274A JP 26527496 A JP26527496 A JP 26527496A JP H1091740 A JPH1091740 A JP H1091740A
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JP
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card
information
personal computer
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prepaid
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Application number
JP8265274A
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English (en)
Inventor
Shiro Shirakawa
司郎 白川
Koichi Matsumoto
浩一 松本
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N T T ADVANCE TECHNOL KK
NIPPON ANZEN HOSHIYOU KEIBI KK
NTT Advanced Technology Corp
Original Assignee
N T T ADVANCE TECHNOL KK
NIPPON ANZEN HOSHIYOU KEIBI KK
NTT Advanced Technology Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリペイドカードシステムに対する不正行為
を排除し、かつカードの製造コストの低減、既設装置の
流用等により経済的に導入し、また操作方法も現行と変
わらずまごつきを防止するシステムを提供する。 【解決手段】 カード情報が記録されたプリペイドカー
ドと、前記カードのリード機能を備えたカード使用機
と、前記カードに関する複数の情報を格納するパソコン
とから構成されるプリペイドカードシステムに適用され
るものであって、前記カードを前記カード使用機で使用
するとき、前記カード使用機で読み取ったカード情報を
前記パソコンへ送信し、パソコンにより当該カードの有
効性をチェックし有効であるときのみ、カードの使用を
許諾するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばパチンコ遊
戯施設などで使用されるプリペイドカードを用いたシス
テムにおいてカードの不正使用を防止できるようにした
プリペイドカードおよびプリペイドカードの運用方法と
その装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコカード、テレホンカード等のプ
リペイドカードの普及が著しい。同時にこれらのカード
に対する改竄、変造による不正使用も多い。これらのシ
ステムでは不正使用を防止するため、磁気カードに記録
された金額データを磁気カード自体または磁気カードと
カード用リーダー・ライターとのセキュリティ対策等に
よりガードしている。不正が発見されると新たなセキュ
リティ対策がとられるが、それを破る不正行為がまた出
現し、この繰り返しを経て上記カードでは、高額カード
の販売が中止されているのが現状である。これは抜本対
策ではなく、不正を防止する技術はいまだ開発されてい
ない。またセキュリティ対策のため磁気カードの磁気層
を複数層塗りにする等、カード自体の製造コストも高く
なるという問題も生じている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決するためになされたもので、プリペイドカードシ
ステムに対する不正行為を排除でき、かつカードの製造
コストの低減、既設装置の流用等により経済的に導入で
き、また操作方法も現行と変わらずまごつきがないとい
うシステムを提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を実
現するために、以下のような構成としたことを特徴とす
るものである。 (1)カードにカード毎に固有な戸籍を持たせ、カード
発行および販売されるとき、そのカードに関する情報を
パソコンへ登録する。 (2)カードが使用されるとき、カードの戸籍をもとに
パソコンへ問い合わせ、残額の有無、店情報の一致等の
有効性をチェックする。 (3)カードには、発行時に乱数発生された複数桁の数
字等より構成されるカード戸籍と検索用情報とを記録
し、販売時に販売店に関する店情報と検索用情報とを追
記する。 (4)他店販売のカードを使用するときは、カード使用
機での使用に先立ちカード受付機で事前に登録する。そ
のとき、そのカードのカード戸籍他そのカードに関する
情報を、そのカードの販売元から使用する店のパソコン
へ通信により移転し、かつカード内の元の販売店情報と
検索用情報とを使用する店の情報と検索用情報とにそれ
ぞれ書き換える。 (5)各店の売り上げ(カードの販売および使用)を、
センターへ吸い上げ監視する。 (6)カード、カード使用機、カード自動販売機、カー
ド受付機は、既設品を流用する。
【0005】そして、請求項1に記載のプリペイドカー
ドの運用方法においては、カードを使用するときカード
情報をパソコンへ送信し、カード情報を手掛かりに、パ
ソコンに保管されているそのカードに関する情報から、
そのカードの有効性をチェックするようにしたので、カ
ードだけに情報を持つ場合に比べ、不正使用防止の効果
を高めることができる。
【0006】請求項2に記載のプリペイドカードにおい
ては、カード情報として乱数発生された複数桁の数字等
の戸籍を用いるようにしたので、カード戸籍が任意の数
字等と偶然一致する確率は、きわめて小さいので不正使
用防止の効果が高い。またカード戸籍と共に検索用情報
を併記するようにしたので、カードの処理に要する時間
が短くなり、操作に対するレスポンスを迅速に成すこと
ができる。
【0007】請求項3に記載のプリペイドカードの運用
装置においては、カードにカード戸籍を、パソコンにカ
ード戸籍と金額情報(使用可能な残度数または残額)を
記録し、カード使用機から送られたカード戸籍をもと
に、パソコンで金額情報をチェックするようにし、カー
ドに金額情報を記録しないようにしたので、カード内容
を解読・コピーされても金額情報を改竄できず、不正使
用防止の効果を高めることができる。また、さらにカー
ドに記録されたカード販売店の情報(電話番号、数字・
記号等)と、カード使用店の情報(電話番号、数字・記
号等)とを比較し、一致したときのみ使用できるように
したので、他店で販売されたカード使用を何の手続きも
なしに許可してしまうことがないので、不正使用防止の
効果を高めることができる。
【0008】請求項4に記載のプリペイドカードにおい
ては、カードに対して、カード発行時にカード発行手段
によりカード戸籍と検索用情報を記録し、さらにカード
販売時にカード自動販売機により販売店の情報を追記す
るようにしたので、カード戸籍および金額に関する情報
は、カード発行時にカード会社で記録し、販売時には記
録しないようにしたので、カード発行会社がカード発行
の全貌と販売とを段階を踏んで把握することができ、不
正防止の効果が高い。また販売店に関する情報を記録す
るとき、カード検索用情報も併記するようにしたので、
店で多数のカードが販売されても短時間でカードを検索
することができ、カード使用時のレスポンスがよい。
【0009】請求項5に記載のプリペイドカードの運用
方法においては、カード発行時にセンターでカード戸籍
と金額情報との対応データであるカード管理表を作成
し、各店でカードがカード自動販売機から販売されると
き、あらかじめパソコンに登録してあるようにし、カー
ド自動販売機やカード使用機等でカードから読み取った
金額情報を用いないようにしたので、各店のカード自動
販売機でのみカード発行および販売を行う場合に比べ、
カード発行会社はカード発行の全貌を把握することがで
き、店による不正を排除できる。これは脱税防止等国家
見地からも有効である。さらにカードに金額情報を記入
する必要がないので、不正防止の効果が高い。
【0010】請求項6に記載のプリペイドカードの運用
装置においては、他店で販売されたカードをカード受付
機へセットしたとき、そのカード受付機を管理するパソ
コンはカード内の販売店情報を基に、その店の電話番号
を調べ、販売元のパソコンにある当該カードの情報を通
信により自分へ移転するようにしたので、他店で販売さ
れたカードも使用することができるようになる。また販
売元のパソコンから当該カードに関する情報を消去する
ようにしたので、当該カードの情報は常に1つの店のパ
ソコンにしか存在しないので、不正使用防止の効果も高
い。
【0011】請求項7に記載のプリペイドカードの運用
装置においては、他店販売のカードに関する情報を移転
するとき、カード受付機でカードに記録されている販売
元の情報を使用する店の情報へ書き換えるようにしたの
で、カードを使用するときは、その店で販売されたカー
ドと同様の手順で使用することができる。
【0012】請求項8に記載のプリペイドカードの運用
装置においては、各店のパソコンのカードの販売・使用
に関するデータをセンターパソコンへ集め、前回データ
と比較しチェックするようにしたので、センターパソコ
ンを設置・管理する者、例えばカード会社で、各店の売
り上げを直ちに把握することができるので、不正の早期
発見ならびに不正防止等の措置を早く行うことができ
る。また万一不正があっても、その被害は前回データ受
信から売り上げの範囲内に留めることができるので、デ
ータ吸い上げの間隔を短くすればより安全にすることが
できる。
【0013】請求項9に記載のプリペイドカードにおい
ては、カードに高度のセキュリティを必要としないこと
から、磁気カードの他、バーコードや数字等を記録した
紙カード等も用いることができるので、カードの経済化
をはかることができる。また磁気カードにおいても、複
数層塗りから単層塗りにすることができるので、磁気カ
ードにおいても経済化がはかれる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明についてパチンコ用
プリペイドカード(以下、カードと略す)を用いたシス
テムを例にして図面を用いて詳細に説明する。図1は運
用装置の全体の構成を説明する図であり、図中1−1は
カードを使用できるカード使用機すなわちパチンコ台
(以下、CR機と呼ぶ)を備えたパチンコ店で、同様の
店が多数存在する。1−2はカードを発行し、各パチン
コ店からのデータを管理するセンターで、例えばカード
発行会社内に設置される。1−3は公衆電話網で、各パ
チンコ店1−1とセンター1−2は、それぞれ例えばI
NS64ディジタル回線に接続され、通信によりパチン
コ店とセンター間およびパチンコ店間でデータの送受信
を行う。
【0015】図2はセンター1−2の構成例を説明する
図で、2−1はカードを発行するカード発行機、2−2
はカード発行パソコンであり、これはカード発行機2−
1を制御して、カード2−3を発行すると共に発行した
カードのカード戸籍と発行金額(または金額に相当する
度数)他そのカードに関する情報との対応データの一覧
表(以下、カード管理表と略す)を、カードは配送先
(店毎)に作成する。そしてこのデータをセンターパソ
コン2−4さらにチャネル制御装置2−6、通信回線2
−5を通して各パチンコ店1−1のローカルパソコンへ
配信し、さらにパチンコ店のローカルパソコンとの間で
後述する図5に示す制御手順他を実行するものである。
なお、以下カード発行機2−1とカード発行パソコン2
−2によるカード管理表作成機能をまとめてカード発行
手段と称する。2−3は前記カード発行機2−1および
カード発行パソコン2−2により発行されたカードであ
る。そしてセンターパソコン2−4はカード発行パソコ
ン2−2からのデータと、各パチンコ店1−1からのデ
ータとを管理し、後述する図12に示す制御手順他を実
行するものである。2−5はセンターパソコン2−4お
よびカード発行パソコン2−2を公衆網1−3に接続す
るためのディジタル回線であり、各パチンコ店からのデ
−タをセンター1−2で収集するとき、またカード発行
パソコン2−2で作成したカード管理表を各パチンコ店
へ配信するとき、輻輳をさけるため複数本の回線から構
成されている。2−6はディジタル回線2−5を収容
し、各回線からのデータをセンターパソコン2−4で処
理できるよう、またカード発行パソコン2−2のデータ
を回線2−5へのせるよう通信制御を行うチャネル制御
装置である。
【0016】図3は、カード発行時にカード2−3に磁
気記録されるカード情報の例を説明する図であり、カー
ド発行時には、カード戸籍3−1とカード検索用情報3
−2とが記録される。カード戸籍3−1は、カード毎に
固有の数字(例えば14桁の数字)で、カード発行パソ
コン2−2で乱数発生された数字である。そして一度使
用された数字は再使用されず、また続き番号も存在しな
い。14桁の数字では、100兆個の組合せが存在する
ので、カードが年間数十億枚ずつ発行されるとしても、
任意の数字がカード番号と一致する確率はきわめて小さ
い。カード戸籍の例として、数字14桁を使用する場合
について説明したが、数多くのカードを識別できる情報
であれば、数字や桁数はこれに限定されるものではな
く、アルファベット、カナ漢字等の記号や、数字とこれ
らの組合せでもよいことは無論である。検索用情報3−
2はカードを検索するとき、カード戸籍は乱数発生され
検索の手掛かりとなる関連性がない情報なので、検索時
間を短縮するための情報で、例えば発行日付、時刻、ロ
ット番号あるいはこれらの併用を使用すればよい。なお
カード表面には印刷により発行時のプリペイド金額が表
示されるが、磁気データとしてはカード内には存在しな
い。本発明において、カード内に金額情報を記録しない
という意味は、カードは使用に応じて残額が減少する
が、その都度残額情報をカード内に記録・更新したり、
その情報を用いないということであり、カードの使用に
応じてカードに残額の目安として、パンチ穴をあけるこ
とについても含むものではない。
【0017】図4は、前記センター1−2でカードを発
行するとき、カード発行パソコン2−2により図3に示
すカード内に記録された情報すなわち、カード検索用情
報とカード戸籍から成る情報、およびカード毎の発行金
額または度数との対応を一覧にしたカード管理表の例で
あり、カード管理表はカードを配送する店毎の単位で
(パチンコ店A,B,C,D…)作成される。
【0018】図5は、図4に例示するカード管理表を、
通信によりセンターのカード発行パソコン2−2から各
パチンコ店の後述するローカルパソコンへ配信する制御
手順の例である。
【0019】図6は、パチンコ店1−1の構成例を説明
する図で、6−1はCR機で通常複数のCR機が設置さ
れている。各CR機は、図10に示す制御手順を後述す
るローカルパソコンとの間で実行するための制御回路、
表示器、カード用リーダー、パチンコ玉制御部から構成
されている。6−2はカードの自動販売機(以下、カー
ド自販機と略す)で、センター1−2で発行されたカー
ド2−3がセットされており、利用者がお金を投入する
と、その金額に応じたカードが排出される。さらに図7
に示す制御手順をローカルパソコンとの間で実行するた
めの制御回路、カード用リーダー・ライター(以下、カ
ード用R/Wと略す)を内蔵している。6−3はカード
受付機で、他店で販売されたカードを使用するとき、使
用に先立って登録するための装置で、図11に示す制御
手順をローカルパソコンとの間で実行するための制御回
路、カード用R/Wを内蔵している。6−4はCR機6
−1、カード自販機6−2、カード受付機6−3から情
報を、ローカルパソコンで処理できるよう競合制御する
ためのバッファで、各装置とバッファはワイヤーで配線
されるか、配線工事をさけるなら赤外線等の無線によっ
て接続される。6−5はローカルパソコンであり、これ
は前記CR機6−1、カード自販機6−2、カード受付
機6−3との間で、それぞれ図10、図7、図11に示
す制御を行い、またパチンコ店全店の店情報と電話番号
との一覧データを内蔵し、さらにセンターパソコン2−
4とも図12に示す制御を行うものである。6−6はロ
ーカルパソコン6−5を公衆網1−3へ接続するための
ネットワークコントロールユニットである。6−7はカ
ード自販機6−2により販売されたカードで、後述する
ようにカード発行直後のカード2−3とは、データの内
容が異なっている。以上のように構成されたシステムの
動作を以下に説明する。
【0020】(1)カードの発行時の動作。 カード発行パソコン2−2は、カード発行機2−1を制
御して、カードにカード毎に固有な戸籍とカード検索用
情報を書き込む。さらにカード発行パソコン2−2は、
図4に示すようにカード毎のカード戸籍と発行度数(ま
たは金額)との対応を一覧表にしたカード管理表を、カ
ードを配送する店毎に作成する。発行されたカード2−
3は、トラック等の輸送手段で各店に配達され、その店
のカード自販機6−2にセットされる。また、上記カー
ド管理表は、カード発行パソコン2−2によりセンター
のセンターパソコン2−4に送られ保管されると共に、
図5に示すような制御手順により、通信により各パチン
コ店1−1のローカルパソコン6−5に送信され、保管
される。
【0021】カード管理表の各パソコン店への配信は、
図5で通信により行う場合を示したが、その他の実施例
として、カード発行時カード発行パソコンにおいてフロ
ッピーディスク(FD)に記録し、カードを配達すると
き、カードと共にFDも持参し、その店のローカルパソ
コン6−5にFDをセットし、直接ダウンロードする方
法でもよい。このとき運搬途中でのFDに対するデータ
改竄等の不正が懸念される場合は、FD内のデータをあ
らかじめ暗号化しておき、ディジタル署名等の技術を用
いて、FD内のデータをローカルパソコンにダウンロー
ドした後、または図12に示すように売り上げデータを
センターへ送信するとき、ローカルパソコンよりセンタ
ーに通信により、そのデータを返送しダウンロードされ
たデータに改竄がなかったか否かを検証するようにすれ
ばよい。
【0022】(2)カードの販売時の動作。 カード販売時のカード自販機とローカルパソコンとの制
御手順を図7に示す。カード自販機6−2でカードが販
売されるとき、カードにその店に関する情報8−1と検
索用情報8−2が磁気記録として書き加えられる。その
結果カードには図8に示すようにカード発行時の情報3
−1および3−2にこれらが追加記録され利用者の手に
渡る。同時にカード自販機6−2からローカルパソコン
6−5に、カード情報としてカード戸籍3−1、検索用
情報3−2、販売店情報8−1、検索用情報8−2が送
信され登録される。販売店情報8−1は、多数あるパチ
ンコ店1−1の中から、どの店で販売されたかを識別す
るための情報で、パチンコ店が2万店あるとすると、6
桁の数字あるいは電話番号、その他の記号等を用いれば
よい。検索用情報8−2は、あるパチンコ店で販売され
た多数のカードの中から特定のカードを検索する時間を
短縮するための情報で販売日付、時刻、ロット番号等を
利用すればよい。
【0023】図9は、ローカルパソコン6−5で管理さ
れるデータの構成例で、カード自販機6−2によりカー
ドが販売されたとき、図7に示す手順でカード自販機よ
りローカルパソコンにデータが送られるので、図4に例
示したカード管理表に、販売店情報8−1と検索用情報
8−2が書き加えられる。販売店情報8−1と検索用情
報8−2が記録されているか否かで、そのカードが販売
されたか否かを知ることができる。また図9では、カー
ド管理の明確化ならびに検索時間の短縮化のため、度数
を全て使い切ったカードおよび後述(図11に示す制御
手順)するように他店で販売され、かつカード受付機6
−3での事前登録によりカードに関する情報が移転され
てきたカードは、区分して管理する場合を示している。
【0024】(3)カードの使用時の動作。 イ)自店のカード自販機で販売されたカードを使用する
とき。カード6−7をCR機6−1にセットすると、図
10に示すようにCR機は、図8に示すカード情報およ
び必要に応じてCR機の台番号をローカルパソコン6−
5に送信する。ローカルパソコン6−5では、カード情
報の中の販売店情報8−1から、自店で販売されたカー
ドか否かを識別する。自店のカードなら、図8に示した
検索用情報8−2を手掛かりとして、図9に例示したカ
ードデータの中から一致するものがあるか、あればさら
に図8の検索用情報3−2を手掛かりに、カード戸籍3
−1が存在するか否かをチェックしOKであれば、さら
に現在の残額または残度数をチェックし、OKであれば
CR機6−1上で残度数を表示する。玉購入のボタンが
押されると、CR機6−1はカード情報と使用度数をロ
ーカルパソコン6−5に送信する。ローカルパソコン6
−5では、上記チェックを再度行いOKであれば、図9
に示す当該カードのカード情報のうちの現在の残額また
は残度数から、購入分の金額または度数を減算すると共
にCR機6−1にOKを返す。CR機6−1では玉を使
用度数分排出すると共に減算された残度数を表示する。
複数回玉を購入する場合は、この処理が繰り返される。
利用者が終了ボタンを押すと、CR機6−1からカード
情報と終了信号がローカルパソコン6−5に送信され、
終了処理が行われカードが排出される。
【0025】ロ)他店で販売されたカードを使用すると
き。利用者は、パチンコを行う前にカード受付機6−3
にカードを挿入する。このときの制御手順は図11に示
すように、カード受付機6−3で読み取られたカード情
報が、その店(A店とする)のローカルパソコン6−5
に送信される。ローカルパソコン6−5では、カード情
報の中の販売店情報8−1から、自店で販売されたカー
ドか否かを識別する。自店(A店)でない場合は、店情
報と電話番号の一覧データから、このカードの販売店
(B店とする)の電話番号を知り、通信によりB店に対
して発呼を行う。
【0026】なお本発明では、後述するように各店の売
り上げ情報をセンターで一括管理するので、他店販売の
カードが使用されるとき、販売元でなくセンターへ問い
合わせる方法も可能である。ただし、センターへ問い合
わせる方法は、センターで店の売り上げ情報をリアルタ
イムで吸い上げられない場合は、センターに最新の情報
がないので不正使用を防止することができない。またセ
ンターを経由して販売元へ問い合わせる方法では、問い
合わせるための通信として、使用店からセンターへ、ま
たセンターから販売元への通信費が必要となり、販売元
へ直接問い合わせるより通信費が高くなる。カードの使
用枚数が多い場合は、通信費がきわめて高額となるとい
う欠点がある。これらをさけ直接販売元へ問い合わせで
きるよう、本発明ではカードへ販売店情報を記録し、ま
たパソコンに店の情報と店の電話番号との対応データを
有するようにしている。
【0027】B店のローカルパソコンと接続されたら、
A店のローカルパソコンは、カード情報とデータ要求信
号を送信する。B店のローカルパソコンは、不正なデー
タ要求でないか否かを調べるため、カード情報から上記
(3)イ)項の自店販売のカードが使用されるときのロ
ーカルパソコンの制御手順と同様に自店で販売されたカ
ードか否か、カード戸籍の正当性、残高があるか否か等
の有効性をチェックし、さらに当該カードが現在店で使
用中か否かをチェックし、OKであれば図9に示すその
カードに関する情報をA店のローカルパソコンへ転送す
る。
【0028】A店のローカルパソコンは、送られたカー
ド情報を自分のリストに追加すると共に、カード受付機
を制御して、カードの販売店情報8−1をB店の情報か
らA店の情報に、また検索用情報8−2もB店で記録さ
れたものから、A店での検索用情報に書き換える。カー
ド受付機は書き換えが終了したら、終了信号をローカル
パソコンに送信すると共に、カードを排出する。A店の
ローカルパソコンは、カード受付機より終了信号を受け
取ったら、B店のローカルパソコンへそれを伝える。図
9の有効カードに関するカードデータにおいて、店情報
8−1の移動元欄に店情報が記入されているカードは、
他店から移転されてきたカードを表している。B店のロ
ーカルパソコンは、終了信号を受け取ったら自分の有効
カードのリスト(図9)から、そのカードに関する情報
を抹消し、移転済みカードのリストへ移す。
【0029】以上により、そのカードの戸籍がB店から
A店に移転する。このカードをさらに別のC店あるいは
元のB店で使用する場合も同様の動作により、そのカー
ドの戸籍が移転し、カードの戸籍は常に1つのローカル
パソコンにのみ存在する。カード受付機でのカード挿入
から排出までの処理時間は、電話の発呼・着呼と切断に
要する時間が大部分で、ローカルパソコン間での処理は
瞬時に終了し、さらに各パチンコ店の通信回線は、パチ
ンコ店が営業時間中は使用される予定がないので、話中
となる確率はきわめて小さい。従って処理時間は、合計
10〜20秒程度であり、マンマシンインタフェース面
でも問題はない。
【0030】なお、カード受付機での処理を行わずに、
他店で販売されたカードをCR機にセットした場合は、
図10の制御手順において、ローカルパソコンでの最初
の処理で販売店情報をチェックするとき、使用店と異な
るので、その後の処理は中止されカードは排出される。
また他店販売のカードの、カード受付機での受付終了後
のCR機でのカードの使用は、前項の自店販売のカード
の使用と全く同様である。
【0031】(4)センターでの管理・監視動作。 カードの販売、自店販売カードの使用、他店販売カード
の使用に伴い、図7、図10、図11に示すようにロー
カルパソコン6−5には、図9に例示するようなカード
情報が蓄積し、更新される。不正防止のために、このデ
ータをセンターで監視することは重要である。ローカル
パソコン6−5のデータをセンターパソコン2−4へ吸
い上げる制御手順を図12に示す。センターパソコン2
−4は、ローカルパソコンのあるパチンコ店へINS回
線により発呼し、呼設定を行う。センターパソコン2−
4からデータを要求する信号を送信する。ローカルパソ
コン6−5は、前回送信との差分(例えば、1日1回送
信するなら前日との差分、1時間に1回送信するなら1
時間前との差分等で、センターから送られる前回データ
番号を手掛かりに、前回送信時と差分があるか否かの識
別が行える)のデータを送信する。
【0032】センター1−2では、ローカルパソコン6
−5からのデータを一時的にテンポラリーメモリーに蓄
積し、その店に関する前回のデータと比較する。カード
の残高が前回より増加することがないか、カード番号は
センターで発行された番号と一致するか等の不正をチェ
ックし、OKであればセンターパソコン内のその店に関
するデータを更新し、ローカルパソコン6−5に対して
次回の差分の有無検出を容易にするためにデータ番号を
送信する。ローカルパソコン6−5では、この番号の更
新を行う。またセンターパソコン2−4でのデータチェ
ックの結果、不審な点があれば、そのデータを出力する
と共に、ローカルパソコン6−5に対して制御動作の停
止他不正防止に必要な信号を送信することができる。
【0033】以上の説明では、ローカルパソコンを各パ
チンコ店内におき、センターパソコンとの間をコールバ
イコールの通信で接続する場合について説明したが、図
13に示すようにローカルパソコンに相当する部分(図
13ではサブパソコンと表現)をセンターに設置し、複
数のパチンコ店でサブパソコンを共通利用するように
し、パチンコ店とサブパソコンを通信で接続する構成で
もよい。この場合は、パチンコ店でのCR機によるカー
ド使用、カード自販機での処理等は、リアルタイムでレ
スポンス良く行う必要があるので、通信はコールバイコ
ールではなく、常時呼を設定しておく必要がある。この
ための通信網としては、例えばディジタル専用線や今
後、サービス開始が予定されているオープンコンピュー
タネットワーク(OCN)等を利用し、サブパソコン側
は、輻輳を避けるため複数の回線を引くようにすればよ
い。図13のような構成は、ローカルパソコンを各パチ
ンコ店におき、コールバイコールの通信で処理する場合
に比べ、通信費は高くなるがセンターパソコンからのデ
ータ吸い上げは、リアルタイムで常時行えるので、セキ
ュリティ面ではより安全に運営できるという利点があ
る。どちらの方式とするかは状況に応じて選択すればよ
い。なお、図13においてサブパソコンとセンターパソ
コンとは、同一の場所に設置する必要はなく、別々の場
所に設置しその間を通信で結んでもよいことは無論であ
る。
【0034】またカード発行時のカード管理表の配信、
センターへの売り上げデータの吸い上げ、他店販売カー
ド使用時の販売元からのカード情報の移転等通信を利用
する状況において、通信回線上でのデータ改竄などの不
正が懸念される場合は、各パチンコ店のNCU6−6と
センターのチャネル制御装置2−6との間で暗号化・復
号化技術を用いるようにすればよい。なお、以上はパソ
コン遊戯施設において使用されるプリペイドカードおよ
びプリペイドカードの運用方法とその装置に基づいて説
明したが、本発明は例えばゲームセンターなどの遊戯施
設において設置されている各種のゲーム機や、その他の
プリペイドカードを使用する機器に対しても、これを応
用することが可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、金額情
報をカードとパソコンとの連携で管理し、さらに全店の
売り上げデータをセンターで通信により管理し、またカ
ード発行をセンターで行うようにしたので、セキュリテ
ィ面において以下の効果がある。 (1)カードにカード毎に固有な戸籍を設け、戸籍の内
容として乱数発生された数字等を用いるようにしたの
で、任意の数字等がカード戸籍と一致する確率はきわめ
て小さい。また図8に示すカード情報が解読・コピーさ
れ使用されても、被害はそのカードが使用された時点の
残額の範囲内に留まる。 (2)不正を行うには、カードとローカルパソコンの両
方に対して細工を行なわないと成立しない。また、通常
パソコンは例えばパチンコ店内に設置され監視できる環
境下にあり、さらにパソコン自体においても、操作する
にはソフトロック、ハードロックを解除しないと操作で
きない構成とすることは一般的に行われる。以上によ
り、不正防止効果は高い。
【0036】(3)さらに、万一パソコン毎盗まれソフ
トの解読、図9に示すような金額データに対する改竄が
なされても、センターパソコンから、ローカルパソコン
のデータを定期的に吸い上げ、前回データと比較しチェ
ックするようにしているので、万一の不正や不自然な現
象(例えば、販売されていないカードが使用される等)
の早期発見が可能である。発見した場合は、通信により
センターパソコンからローカルパソコンへの指示によ
り、その店の営業停止、不正カードの使用停止等、任意
の措置を直ちに行うことが可能である。従って、万一不
正があったとしても、その被害は前回データチェックか
ら今回チェックまでの売り上げの範囲内に留まる。ま
た、不正の前段階として、不自然な現象がある場合に
は、センターパソコンからのデータの吸い上げ間隔を短
くすることも可能なので、前記被害をさらに小さく抑え
ることができる。 (4)カードの発行をセンターで行い、カードの有効性
をチェックするパソコンへ、カード発行時の金額情報を
登録するときは、カード発行時のカード管理表を用いる
ようにし、カードから読み取った金額情報を用いないよ
うにしたので、例えば、店でカードの発行または販売時
に、カードに記録されまたは記録する金額情報を読み取
りパソコンに登録し、その後の金額情報の管理は、カー
ドでは更新せずにカードの戸籍とパソコンとの連携で管
理する場合に比べ、発行されたカードの全貌をセンター
で把握できるので、店で発行までを行う場合に比べ、店
での不正行為を排除できるので不正防止の効果がきわめ
て高い。これは脱税防止等国家見地からの不正防止の面
でも重要である。 (5)カードを使用するとき、ローカルパソコンで店情
報をチェックするので、カード受付機を通さない他店販
売のカードはリジェクトされる。カード受付機で登録を
したときは、そのカードの戸籍を移転し、カードの戸籍
は、常に1つのローカルパソコンにしか存在しないよう
にしたので、カード受付機での登録後、その店でカード
を使用せず、元の販売店へ戻って使用するというような
変則的な使い方をされても不正は成立しない。
【0037】また本発明では、センターパソコンでの売
り上げデータの吸い上げ、カード発行パソコンからのカ
ード管理表の配信、他店カード使用時の戸籍の移転を通
信で行うようにし、またカード、CR機、カード自販
機、カード受付機は、既設の設備を流用するようにし、
さらにカードに高度のセキュリティを必要としない構成
としたので、経済面においても以下の効果がある。 (6)センターパソコンでの売り上げデータの吸い上げ
に必要な通信費は、1店1日(前回データ吸い上げから
の間隔を1日としたとき)平均1000枚のカードが販
売または使用されたとして、1枚のカード情報に必要な
情報量を30数バイトとするとINS64回線(64k
bit/s)を使用すると、1店当たりの情報転送は数
秒で終了するので、通信料はほぼ1度数の範囲内であ
る。多数のパチンコ店のデータを吸い上げても、通信料
は小さくてすみ経済的である。またデータの吸い上げに
要する時間は、センターから発呼し、データ転送、切断
するのに要する時間は、1店当たり15秒程度であるの
で、センターに複数本のINS64回線を引けば、多数
のパチンコ店のデータを店が閉店中に吸い上げることが
可能である。またカード管理表の配信については、1店
1日平均200枚のカードが売れたとして、1ケ月分の
データを配信するのに要する通信時間は、遠距離の場合
でも数度数以下であるから、多数のパチンコ店へ配信し
ても通信料は、小さくてすみ経済的である。 (7)他店カード使用時の戸籍の移転に要する通信費
は、1例として1店1日平均1000枚のカードが使用
され、そのうち2%が他店カードとすると、通信時間は
(6)項と同様に1度数の範囲内であるので、通信料は
少なくてすみ経済的である。 (8)カード、CR機、カード自販機、カード受付機
は、既設の機器を流用し、これらの装置を制御する制御
ソフトおよびカードに記入するデータ内容のみを変更す
るようにしたので、経済的に本方式を導入することがで
きる。 (9)カードとして、磁気カードを使用する場合につい
て説明したが、カードには金額に関する情報は記録しな
いので、カード自体またはカードとカード用R/W間で
高度のセキュリティを必要としない。従って、磁気カー
ドを使用する場合でも、磁気層を複層塗りで製造する必
要がなく、単層塗りとしカードの製造コストを下げるこ
とが可能である。さらにカードは、磁気カードに限定さ
れることはなく、製造コストがさらに安い紙カードを使
用し、図8に例示したデータを印刷によりバーコードあ
るいは数字・記号そのもので表現することも可能であ
る。この場合、CR機、カード自販機、カード受付機で
のカード用R/Wは、バーコードの場合は、バーコード
読み取り手段ならびにプリンタ等による印刷手段に変更
し、また数字・記号の場合は、光学的文字読み取り手段
ならびにプリンタ等による印刷手段に変更すればよい。
以上により、カードの経済化をはかることができる。
【0038】また操作面においては、以下の効果があ
る。 (10)カード、CR機、カード自販機、カード受付機
は、既存の機器を流用するようにし、これらの装置での
カード情報の読み取り、書き込みならびに図7、図1
0、図11に例示する制御は、自動的に行われる。従っ
てお客の操作は現行と同等であり、本方式導入に伴うま
ごつきは生じない。 (11)他店カードの受付に要する時間は、A店からB
店に発呼してデータを転送、切断する時間とカードへの
データ書き換えおよびカード排出に要する時間なので、
トータル10〜20秒程度で終了し、マンマシンインタ
ーフェース上も現状と同程度である。 (12)カードには、図8に例示するようにカード戸籍
と検索用情報を併記する方式としたので、カード戸籍が
検索に全く不向きの情報であるにも関わらず、多数のカ
ードの中から目的のカードを素早く探し出すことができ
る。また多数のパチンコ店を店番号等の店情報で区分
し、かつ店情報と検索用情報とを併記する方式としたの
で、店で多数のカードが販売または使用されても目的の
カードを素早く探し出すことができる。 以上により、客の操作に対して素早いレスポンスが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる運用装置の全体構成を説明す
る図である。
【図2】 センターの構成例を説明する図である。
【図3】 カード発行時のカード情報の例を説明する図
である。
【図4】 カード発行時のカード管理表の例を説明する
図である。
【図5】 カード管理表を通信により、店にダウンロー
ドする制御動作例を説明する図である。
【図6】 パチンコ店の構成例を説明する図である。
【図7】 カードを販売するときの制御動作例を説明す
る図である。
【図8】 カード使用時のカード情報の例を説明する図
である。
【図9】 ローカルパソコンで管理するデータの例を説
明する図である。
【図10】 カード使用時の制御動作例を説明する図で
ある。
【図11】 他店で販売されたカードを、受付機へ登録
するときの制御動作例を説明する図である。
【図12】 ローカルパソコンのデータを、センターパ
ソコンへ吸い上げるときの制御動作例を説明する図であ
る。
【図13】 ローカルパソコンをセンターへ設置し、一
括処理する場合の構成例を説明する図である。
【符号の説明】
1−1 パチンコ店 1−2 センター 1−3 公衆網 2−1 カード発行機 2−2 カード発行パソコン 2−3 カード 2−4 センターパソコン 2−5 通信回線 2−6 チャネル制御装置 3−1 カード戸籍 3−2 検索用情報 6−1 パチンコ台(CR機) 6−2 カード自販機 6−3 カード受付機 6−4 バッファ 6−5 ローカルパソコン 6−6 NCU 6−7 カード 8−1 販売店情報 8−2 検索用情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 浩一 東京都武蔵野市御殿山一丁目1番3号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株 式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード情報が記録されたプリペイドカー
    ドと、前記カードのリード機能を備えたカード使用機
    と、前記カードに関する複数の情報を格納するパソコン
    とから構成されるプリペイドカードシステムに適用され
    るものであって、 前記カードを前記カード使用機で使用するとき、前記カ
    ード使用機で読み取ったカード情報を前記パソコンへ送
    信し、パソコンにより当該カードの有効性をチェックし
    有効であるときのみ、カードの使用を許諾するようにし
    たことを特徴とするプリペイドカードの運用方法。
  2. 【請求項2】 カード情報が記録されたプリペイドカー
    ドと、前記カードのリード機能を備えたカード使用機
    と、前記カードに関する複数の情報を格納するパソコン
    とから構成されるプリペイドカードシステムに適用され
    るものであって、 前記カード情報として乱数発生された複数桁の数字また
    は記号または数字と記号の組合せより構成され、カード
    毎に固有なカード戸籍とカード検索用情報とを併記する
    ようにしたことを特徴とするプリペイドカード。
  3. 【請求項3】 カード情報が記録されたプリペイドカー
    ドと前記カードのリード機能を備えたカード使用機と、
    前記カードに関する複数の情報を格納するパソコンとか
    ら構成されるプリペイドカードシステムに適用されるも
    のであって、 前記パソコンが成すカードの有効性チェックとして、カ
    ードの金額情報と店情報とを用いるようにし、残度数ま
    たは残額があり、かつカードに記入された店情報と使用
    店の情報とが一致したときのみ有効とするように動作す
    ることを特徴とするプリペイドカードの運用装置。
  4. 【請求項4】 プリペイドカードと、カード発行手段
    と、前記カードへのリード・ライト機能を備えたカード
    自動販売機とから構成されるプリペイドカードシステム
    に用いられるプリペイドカードであって、 前記プリペイドカードの発行時に、前記カード発行手段
    によりカード戸籍とカード検索用情報が記録され、プリ
    ペイドカードの販売時に前記カード自動販売機により販
    売店に関する情報とカード検索用情報とが追記されるよ
    うに成されたことを特徴とするプリペイドカード。
  5. 【請求項5】 プリペイドカードと、カード発行手段
    と、カード自動販売機と、カード使用機と、前記カード
    の有効性をチェックするパソコンとから構成されるプリ
    ペイドカードシステムに適用されるものであって、 カード発行時に前記カード発行手段により作成されたカ
    ード戸籍と金額情報との対応データをカード発行時の金
    額情報として前記パソコンに登録するようにしたことを
    特徴とするプリペイドカードの運用方法。
  6. 【請求項6】 カード情報が記載されたプリペイドカー
    ドと、カード用リード・ライト機能を有するカード受付
    機と、カードに関する情報ならびにカードの販売または
    使用店の電話番号一覧データを有するパソコンとから構
    成されるプリペイドカードシステムに適用されるもので
    あって、 他店で販売されたカードが前記カード受付機にセットさ
    れたとき、販売元を管理するパソコン内にある当該カー
    ドに関する情報を、通信によりカード受付機を管理する
    パソコンへ移転するように動作することを特徴とするプ
    リペイドカードの運用装置。
  7. 【請求項7】 カード情報が記載されたプリペイドカー
    ドと、カード用リード・ライト機能を有するカード受付
    機と、カードに関する情報ならびにカードの販売または
    使用店の電話番号一覧データを有するパソコンとから構
    成されるプリペイドカードシステムに適用されるもので
    あって、 前記カード受付機は他店で販売されたカードがカード受
    付機へセットされたとき、カード内の店情報を使用店の
    情報へ書き換えるように構成したことを特徴とするプリ
    ペイドカードの運用装置。
  8. 【請求項8】 カード情報が記載されたプリペイドカー
    ドと、前記カードにリード機能を備えたカード使用機
    と、前記カードへのリード・ライト機能を備えたカード
    自動販売機と、カードの使用または販売または移転また
    はこれらの組合せデータを有するパソコンと、各店の前
    記パソコンのデータを管理するセンターパソコンとから
    構成されるプリペイドカードシステムに適用されるもの
    であって、 各店の前記パソコンから前記センターパソコンへ送られ
    た前記データを、センターパソコンにおいて前回のデー
    タと比較し、センターパソコンで設定された条件を満た
    すか否かをチェックするように構成したことを特徴とす
    るプリペイドカードの運用装置。
  9. 【請求項9】 前記カード情報が磁気データにより記録
    されるか、バーコードまたは数字または記号または数字
    と記号の組合せを光学的手段により記録されることを特
    徴とする請求項2または請求項4に記載のプリペイドカ
    ード。
JP8265274A 1996-09-13 1996-09-13 プリペイドカードおよびプリペイドカードの運用方法とその装置 Pending JPH1091740A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7181429B1 (en) 1999-04-27 2007-02-20 Booil Mobil Telecomm. Corp. Apparatus and method for storing electronic money
WO2013169784A1 (en) * 2012-05-07 2013-11-14 Visa International Service Association Closed system processing connection
CN107481121A (zh) * 2017-08-22 2017-12-15 广州市森锐科技股份有限公司 一种订单装置和写卡***

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20040713