JPH1091199A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JPH1091199A
JPH1091199A JP8246590A JP24659096A JPH1091199A JP H1091199 A JPH1091199 A JP H1091199A JP 8246590 A JP8246590 A JP 8246590A JP 24659096 A JP24659096 A JP 24659096A JP H1091199 A JPH1091199 A JP H1091199A
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JP
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frequency
recording
signal
data
memory
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JP8246590A
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English (en)
Inventor
Shinjiro Fukuyama
進二郎 福山
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号の記録に必要な記録メモリの量が少ない
記録再生装置を得る。 【解決手段】 ディジタル化された入力信号を周波数成
分分析する周波数成分分析手段と、この分析された入力
信号の周波数成分中の特定領域を抽出して除去する抽出
除去手段と、入力信号の上記抽出後の残存信号成分をそ
の領域値と共に記録信号として記憶するメモリと、この
記憶された記録信号から上記特定領域では記録信号は0
であるとして補って読み出して時系列データに変換する
逆周波数変換手段とを備えて、必要に応じてアナログ変
換して出力信号を得るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、音声信号のよう
に周波数スペクトラムに一定の傾向のある信号を少ない
記憶容量で記録・再生する記録再生装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図17は、“東芝1991年度版半導体
データブック「音声LSI」編”pp.230〜233
に示された音声録音再生用LSIに基づいて構成された
録音再生装置のシステム構成の概要を示す図である。図
17で、2は音声信号を記録するSRAM(スタティッ
クRAM)、3は音声信号を入力するマイク、4は出力
音声信号を増幅するアンプ、5は音声信号を出力するス
ピーカである。
【0003】また、6はマイク3より入力された音声信
号を増幅するマイクアンプ、7はマイクアンプを6を介
したアナログ信号をディジタル変換及びデータ圧縮する
ADM分析合成回路、8はSRAM2と入出力を行うS
RAMインタフェース、9はADM分析合成回路7から
出力されるディジタル信号をアナログ信号に変換するD
/Aコンバータ、10はD/Aコンバータ9より出力さ
れる信号から所定の周波数帯域の信号を通過させるバン
ドパスフィルタ、11はSRAMインタフェース8やA
DM分析合成回路7に制御信号を送出するタイミングジ
ェネレータ制御回路である。
【0004】このように構成された従来の音声録音再生
装置用LSIの動作について説明する。始めに、音声信
号の記録時の動作について説明する。マイク3を介して
話者より入力されたアナログ入力信号は、マイクアンプ
6で増幅される。そして、ADM分析合成回路7でディ
ジタル信号に変換されるとともに、更に、所定の規則に
従って圧縮される。そして、圧縮された信号は、SRA
Mインタフェース8を介してそのまま時系列的にSRA
M2に記録される。これらの動作は、タイミングジェネ
レータ制御回路11からの制御信号に従って行われる。
【0005】次に、記録信号の再生時の動作について説
明する。再生時には、タイミングジェネレータ制御回路
11からの制御信号に従って、SRAM2から記録され
ているディジタルデータがSRAMインタフェース8を
介して読み出される。そして、読み出された信号は、A
DM分析合成回路7を介してD/Aコンバータ9でアナ
ログ信号に変換され、更に、バンドパスフィルタ10で
所定の周波数成分が抽出されて、アンプ4で増幅された
スピーカ5から出力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の音声録音再生器
は、上記のように構成されているので、記録しようとす
る音声信号は、そのままADM分析されて幾分かは圧縮
されるが、大部分はSRAM2に記録されるため、録音
時間に比例したSRAM2が必要であるという課題があ
った。
【0007】この発明は、上記の課題を解決するために
なされたもので、信号の記録に必要なメモリの量が少な
い記録・再生装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る記録再生
装置は、ディジタル化された入力信号を周波数成分分析
する周波数成分分析手段と、この分析された入力信号の
周波数成分中の特定領域を抽出して除去する抽出除去手
段と、入力信号の上記抽出後の残存信号成分をその領域
値と共に記録信号として記憶するメモリと、この記憶さ
れた記録信号から上記特定領域では記録信号は0である
として補って読み出して時系列データに変換する逆周波
数変換手段とを備えた。
【0009】また更に、抽出除去手段は、周波数成分が
所定のレベル以下の周波数領域のデータを除去する低レ
ベル除去手段とした。
【0010】また更に、抽出除去手段は、予め指定され
た周波数範囲のデータが除去される指定周波数範囲除去
手段とした。
【0011】また更に、抽出除去手段は、メモリ情報を
入力とし、このメモリ量により記録の可否の警告を出力
し、記録可の信号で特定領域を抽出除去する記録警告除
去手段とした。
【0012】また更に、抽出除去手段は、別に定められ
た優先順位を記憶し、この優先順位に基づいて特定領域
を除去する優先順位除去手段とした。
【0013】また更に、抽出除去手段は、更に残存信号
成分のデータ数の和が一定になるよう除去領域を定める
ようにした。
【0014】また更に、抽出除去手段は、更に残存信号
成分のパワーの和が一定になるよう除去領域を定めるよ
うにした。
【0015】また更に、抽出除去手段は、周波数成分分
析結果を受けて検出された極大値周辺の周波数成分を通
過させて他の領域の成分を除去するようにした。
【0016】この発明に係る記録再生装置は、ディジタ
ル化された入力信号を周波数成分分析する周波数成分分
析手段と、この分析された入力信号の周波数成分中の特
定領域を抽出して除去する抽出除去手段と、除去領域を
メモリに通知し、かつ残存周波数領域を低域側に隣接連
続させて得られる仮想的な短絡周波数領域信号を逆周波
数変換する第1の逆周波数変換手段と、この逆変換され
た仮想時系列信号と除去領域を記憶するメモリと、この
メモリ中の仮想時系列信号を読み出して周波数変換する
周波数変換手段と、この周波数変換された仮想周波数信
号と、記憶された除去対象の特定領域値とから周波数領
域値を得て、時系列データを復元する第2の逆周波数変
換手段を備えた。
【0017】また更に、時系列信号を圧縮するデータ圧
縮アルゴリズムと、圧縮後の時系列データを伸張復元す
るデータ伸張アルゴリズムを付加し、仮想時系列データ
をデータ圧縮アルゴリズムを用いて圧縮記憶し、また再
生の場合は圧縮記憶された仮想時系列データをデータ伸
張アルゴリズムを用いて再生するようにした。
【0018】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.この発明の実施の形態1の記録・再生装
置を図1に示す。図1(a)で、21はAD変換器、2
2はDA変換器、23はDSP、24はメモリである。
また、図1(b)は、図1(a)の構成の装置が行う入
力信号に対する記録再生時のデータ処理動作を示すフロ
ーチャートである。また、図2は、この発明で記録・再
生の対象となるアナログ入力信号A1として、音声信号
を例にとった場合の信号波形例を示している。図2で、
s は、この信号をAD変換してディジタル信号として
取り込む際のサンプリング間隔である。また、図3は、
図2のアナログ入力信号A1を周波数変換した場合の周
波数スペクトラムの例を示している。更に、図3は、本
実施の形態の装置の動作を説明する図でもあり、図3の
Cのレベル以下の周波数領域を除去して記録する。図3
で、fs は前述のts とはfs =1/ts の関係があ
り、入力信号のスペクトラム分布は、サンプリング定理
により、fs /2以下までに限られている必要がある。
また、図3でCのレベル以下の周波数成分となるf1
下、fl1とfh1間、f2 とf3 間、f4 以上の周波数が
記録されない。また、メモリへの記録状況を、図4のメ
モリ説明図に示す。
【0019】このように構成した実施の形態1に示す記
録・再生装置の動作について説明する。始めに、記録の
場合について説明する。アナログ入力信号A1は、サン
プリング間隔ts でサンプリングされ、AD変換器21
でディジタルデータ系列D1に変換される。DSP23
では、D1からA1の周波数スペクトラムを分析する。
これは、例えば、離散フーリエ変換(DFT)のような
演算操作である。ここで、DFTを用いるとすると、そ
の結果は、1/ts 毎の周波数に対するフーリエ係数と
して求められ、ディジタルデータ系列D1がn個のデー
タからなる場合(サンプルデータ数n)、f1 =i/t
s とすると、f0 〜fn/2-1 までの各周波数に対して、
それぞれai ,bi の2個のデータで、合計n個のデー
タとなる。
【0020】ここで、入力信号S1の周波数スペクトラ
ムが、例えば、図3に示すf11〜fh1までの間で、強度
が設定レベルC以下の場合、この範囲のフーリエ係数デ
ータを抽出して削除する。そして、m=hi −li −1
とすると、図4に示すように、メモリ24のアドレスの
0番地からli 番地までにa0 〜a11,b0 〜b11まで
を、li +1番地からn−m番地までにah1
n/2-1 ,bh1〜bn/2-1 までを書き込む。つまり、除
去後のデータを詰めてメモリに書き込む。これは、図1
(b)のステップS3ないしS7を繰り返すことにな
る。これは例えば、入力信号S1として人の音声信号を
想定した場合、一般にフォルトマントと呼ばれる2つな
いし3つのスペクトラムのピークを有することが知られ
ており、フォルトマントとフォルトマントとの間は、周
波数成分強度は余り大きくない。なお、この除去した周
波数領域値、つまり、fl1ないしfh1それ自体の値を別
途メモリに記憶する。
【0021】次に、再生の場合について説明する。再生
の際には、メモリ24に記憶させたデータで、アドレス
0番地からl1 番地までの内容をフーリエ係数a0 〜a
11,b0 〜b11,l1 +1番地からn−m番地までの内
容をフーリエ係数ah1〜an/2-1 ,bh1〜bn/2-1 とし
て読み出しながら、DSP23で離散逆フーリエ変換
(逆DFT)の演算を行う。このとき、記録時に除去し
た周波数領域に対応するフーリエ係数にa11+1〜ah1-1
及びb11+1〜bh1-1は、0としてデータを補う。これ
は、図1(b)のステップS13ないしS17を繰り返
すことになる。これらの得られた結果をステップS18
で逆周波数変換し、時系列データを得る。その結果は、
データ数nのディジタルデータ系列D2となり、順次D
A変換器22によってアナログ信号S2として再生され
る。
【0022】以上のように、強度(レベル)が余り強く
ない周波数成分のデータm個を除去する低レベル除去手
段を用いたことで、メモリ24の容量が少なくて済むこ
とになる。また、演算対象のデータ数が少なくなること
で、演算処理が少なくなり、DSPの演算時間や消費電
流も少なくすることができる。上記では、図3の一部の
領域fl1からfh1までの動作のみを説明したが、他の除
去される領域についても同様な動作となる。
【0023】実施の形態2.図5は、実施の形態2にお
ける記録再生装置の構成図である。図5で、レジスタ3
11,312は、それぞれ実施の形態1における周波数
領域l1 ,h1 を外部から設定する場合の設定レジスタ
である。即ち、本実施の形態においては、予め不要な周
波数領域値を指定するものである。このように、特定領
域は、レベルで指定してもよいし、一般に入力信号のス
ペクトルに偏りがあるのを利用して周波数で指定しても
よい。
【0024】図5のように構成した指定周波数範囲除去
手段のある記録再生装置では、実施の形態1の装置と同
様の動作を行う。即ち、記録の際には、フーリエ係数を
求めた後、レジスタ311,312を参照してデータを
除去し、メモリ24に記憶させる。このとき、レジスタ
311,312の内容もメモリ24に記憶させておいて
もよい。レジスタ311,312は、周波数成分の小さ
いと思われる範囲をそのときの入力信号S1の特徴に応
じて、データ削除に先立って予め設定しておく。
【0025】再生の際は、実施の形態1の場合と同様で
あるが、データを削除した範囲は、メモリ24にそれを
記憶しておいた場合には、そのアドレスの内容を参照す
るか、レジスタ311,312に残しておいた場合に
は、それを参照する。
【0026】以上のように、削除する範囲を外部から設
定できるために、アナログ入力信号A1がそれぞれ違っ
た特徴(周波数スペクトラムの傾向)を持つ何種類かの
信号であり得る場合でも、そのときの種類がわかってい
れば必要な帯域の周波数成分データを損なうことがな
く、品質を落とさずに記録・再生が可能になる。例え
ば、人の音声信号を想定した場合、話者の声が高いか低
いかがわかっていれば、それに応じて削除する範囲を設
定する指定周波数除去手段を用いることができる。
【0027】実施の形態3.メモリ量によって、記録の
可否の警告を出す記録再生装置を説明する。本実施の形
態の装置は、図1のハードウェア構成を持つが、その処
理として図6に記録時の処理の流れを示すフローチャー
トで示される動作を行う。なお、再生時の処理は、実施
の形態1の装置と同様であるので、説明を省略する。
【0028】以下に、記録警告を行う除去手段がある装
置の処理の流れを説明する。記録の際に、ステップS2
3でメモリ残量をチェックし、メモリ24の残量が少な
い場合、それに収まるように周波数成分データを削除し
ようとすると、周波数成分の大きなところにまで削除範
囲が及ぶことになり、記録された信号を再生したとき、
元の信号S1からかなりかけ離れたものとなってしま
う。
【0029】そこで、このような場合には、ステップS
28で使用者に対してメモリ残量が少なくすぎることを
通知する。そして、使用者からステップS30で入力可
の信号があると、データ削除して、ステップS27で記
録する。このように、記録警告除去手段を用いたこと
で、使用者がわからないままにメモリ24の残量が少な
くなっていた場合に、極端に記録の品質が落ちており、
再生時になって初めて記録が正常でないことに気づくと
いったことを避けることができる。
【0030】実施の形態4.メモリ量によって又は外部
からの指定の情報によって削除する範囲を変えて、記録
のためのメモリ量を減らした記録再生装置を説明する。
本実施の形態の記録再生装置のハードウェア構成は、図
5と同様である。但し、削除範囲指定レジスタ311,
312の組の数を増やし、優先順位を付しておく。ま
た、図7は、本実施の形態の装置の記録の場合の処理の
流れとメモリへの記録状況を説明する図である。図にお
いて、D3iは、複数の入力信号を記録している場合の
i番目のデータ系列であることをと表す。ここでは、既
にk種類の信号を記録し、残りが少なくなった状態とな
っている。
【0031】次に、図7の処理の流れについて説明す
る。まず、記録時には、周波数成分の分析を行い、その
後に、メモリ24の残量を調べる。これは1つの信号
(ディジタル変化され、データ削除された系列)の記録
を行う毎に、メモリ24の残量を制御回路内に記録して
おくか、メモリ24の特定のアドレスに記憶させておく
等で残量がわかる。
【0032】そして、メモリ24の残量が多い場合に
は、ステップS34で優先順位情報と組み合わせて記録
の品質を落とさないように周波数成分データの削除範囲
を小さくし、メモリ24の残量が少ない場合には、削除
する範囲を大きくするように削除範囲を決定する。決定
された削除範囲は、他の実施の形態におけると同様、メ
モリ24に記憶させておく。
【0033】再生動作は、他の実施の形態のそれと同様
であるので、説明は省略する。以上のように、メモリ残
量に応じて記録の品質を最適に保つことができる。
【0034】優先順位の定め方を周波数レベル、つま
り、成分強度を基準に特定領域としての除去部分を定め
る場合を説明する。図8は、本実施の形態の他の記録再
生装置の処理の流れを示すフローチャートである。以
下、動作に違いのある記録時の動作のみついて説明す
る。
【0035】アナログ入力信号A1の周波数成分を分析
し、この後、周波数成分の分析結果からレベルの低い、
つまり、スペクトラムの谷間を見つける。そして、周波
数成分データの削除範囲をその結果に基づいて制御回路
25又はDSP23で、ステップS34aでの優先順位
に基づいて決定する。その後、決定された削除範囲に従
ってデータ削除を行い、その削除範囲とともにメモリ2
4に記憶させる。
【0036】以上のように、優先順位除去手段のある装
置では、アナログ入力信号A1のスペクトラムに応じて
削除範囲が決定されるため、データ削除に伴う記録品質
の劣化を小さく保つことができる。
【0037】実施の形態5.入力信号が持つ周波数スペ
クトルに着目し、所定の範囲のみを通過させる帯域通過
フィルタを用いて記録範囲を狭め、更に他のアルゴリズ
ムを併用してメモリを有効利用する記録再生装置を説明
する。図9は、本実施の形態の記録再生装置の動作を説
明する図である。また、図10は、併用するアルゴリズ
ムに基づく処理フローチャートである。図9において、
特定領域として除去する周波数範囲を入力信号に対応し
て、予めfcHPF以下、fl1ないしfh1間、fl2ないしf
h2間及びfcLPF以上と定めておく。
【0038】図9(a)に示されるスペクトラム41
は、アナログ入力信号A1のスペクトラムを表してい
る。これに対し、いくつかの帯域除去フィルタ(BE
F)、高域通過フィルタ(HPF)、低域通過フィルタ
(LPF)を通したものが、図9(b)のスペクトラム
42である。また、fli,fhiは、それぞれi番目のB
EFの低域側、高域側の遮断周波数を表す。更に、f
cHPFはHPFの、fcLPFはLPFのそれぞれ遮断周波数
を示す。
【0039】周波数成分が分析された後にこれらのフィ
ルタを通すということは、演算としては、フィルタの非
通過域(阻止域)の周波数成分強度をゼロにすることに
相当する。そして、この範囲のデータを削除し、削除範
囲を示す各パラメータ(各フィルタの遮断周波数)とと
もに、メモリ24に記録する。
【0040】上記の範囲を限定されたデータのままでも
よいが、ここでは更に削除する周波数成分の和を一定と
しながら、各フィルタの遮断周波数を変化させて残った
周波数成分の強度の合計がなるべく大きくなるように、
遮断周波数を決定する。例えば、DFTを用いて周波数
成分の分析を行った場合には、フィルタの遮断周波数と
しては何番目かという離散値になるので、各フィルタの
遮断周波数の組み合わせは有効となり、全ての組み合わ
せの中で残成分の強度が最大になる組み合わせを選択す
るといった方法が考えられる。
【0041】或いは、図10に示す方法によってもよ
い。即ち、まず、LPFの遮断周波数を下げていき、通
過域の成分強度が元の成分強度に対して一定の割合にな
るところに設定し、しかる後に、今度はHPFの遮断周
波数を上げていって同様に設定し、続いて、BEFの阻
止域を順次設定していく。なお、LPF、HPFの遮断
周波数を設定中に、削除の結果残る周波数成分の数がメ
モリ残量等から決まる規定値を下回るようであれば、遮
断周波数の設定はそこで終了する。こうすることで、逆
に必要以上にデータを削除することを防ぐことができ
る。もちろん、これらの方法に限ったものではない。
【0042】以上、アナログ入力信号A1のスペクトラ
ムに応じて削除範囲が決定されるため、データ削除に伴
う記録品質の劣化を小さく保つことができる。また、周
波数成分の数を一定とすることで、メモリの消費量を入
力データによらず一定にすることができ、管理が容易に
なる。
【0043】上記実施の形態では、周波数成分データ削
除の結果、残ったデータ数和が一定になるように各フィ
ルタの遮断周波数を決定したが、残った成分のパワー合
計が一定になるようにしてもよい。図11に、記憶パワ
ー成分の合計、つまり、残存周波数と成分の面積が一定
になるよう記録する場合のフィルタの遮断周波数の決定
の処理の流れの例を示す。LPF、HPFの遮断周波数
を決定し、各フィルタ通過後のデータ数がメモリ残量等
から決定される規定値以下になれば、それ以上のデータ
削除は中止する。ここでは、各フィルタの遮断周波数を
変更する毎に、成分強度データ削除の結果、残る成分の
総強度を求め、それを一定の値に保ちながら、LPF、
HPF、BEFの遮断周波数を順次決定していく。もち
ろん、データ削除後の総強度を一定に保つものであれ
ば、この方法に限ったものではない。これは、強度和が
一定値以上のデータが確保されていないと記録品質が低
下する入力信号に対して有効である。
【0044】実施の形態6.メモリ量を削除した他の記
録再生装置を説明する。入力信号がある周波数スペクト
ルを持つ場合、その特徴のあるスペクトル範囲の周波数
領域のみを記録するようにしてもよい。図12は、本実
施の形態における記録再生装置の動作を説明する図であ
る。図において、スペクトラム41,42は、図9に示
したものと同様のものである。各パラメータを表すfoi
及びfwiは、i番目の帯域通過フィルタ(BPF)の中
心周波数及び通過帯域幅を示している。
【0045】図13(a)は、本実施の形態の装置の処
理の流れを示した動作フローチャートである。成分強度
の分析の後、まず、スペクトラムのピークを求める。こ
れは、例えば、各成分強度に対して周波数軸上で移動平
均をとるなどして、なめらかな包絡線を求め、そのピー
クを求める方法がある。また、AR法などによってスペ
クトラムを推定し、ピークを求める方法を採ってもよい
し、他にも様々な方法が考えられる。
【0046】次に、こうして求まったスペクトラムのピ
ークを強度の強い方から順に、一定の幅の通過域を持つ
BPFの中心周波数として設定し、全フィルタの通過域
の成分を、各フィルタの中心周波数とともにメモリ24
に記憶させる。以上のように、アナログ入力信号A1の
スペクトラムに応じて削除範囲が決定されるため、デー
タ削除に伴う記録品質の劣化を小さく保つことができ
る。
【0047】削除範囲の決定は、他の手順によってもよ
い。即ち、図13(b)は、本実施の形態における他の
処理の流れを表した動作フローチャートである。まず、
スペクトラムのピークを求め、これを各BPFの中心周
波数に設定する。ここでは、更に、各BPFの通過帯域
幅fwiを、周波数成分の分析結果から決定し、それらの
通過域内の成分強度データのみを各中心周波数及び通過
帯域幅とともに、メモリ24に記憶させる。この様子
は、図12に示されている。なお、fwiの決定方法は、
記憶させる成分の和、或いは、成分の合計強度(パワ
ー)を一定に保ちながら行う方法を併用してもよい。
【0048】実施の形態7.メモリ量を削除した他のユ
ニークな記録再生装置を説明する。即ち、除去対象の特
定領域を削除し、残存周波数を低域側に集めて仮想的な
短絡周波数信号を生成し、この信号を時系列信号に戻し
て記録する。再生は、この逆プロセスをたどる。図14
は、本実施の形態における記録再生装置の動作を説明す
る周波数スペクトラムの加工説明図である。また、図1
5は、本実施の形態の装置の記録時の処理動作を示すフ
ローチャートである。
【0049】上記装置の動作を説明する。記録時は、他
の実施の形態の装置と同様に、ステップS63で周波数
成分データの削除を行う。この後、ステップS64でと
びとびになったスペクトラムの削除された部分(パワー
ゼロの部分)を抜いて、低域側に集めた図14(a)の
残存周波数領域イ,ロ,ハのスペクトラム43を持つ信
号を生成する。
【0050】続いて、図14(b)のこのスペクトラム
43からステップS65で仮想的時系列信号を求める
(最初にDFTを行ったのであれば、第1の逆DFTを
行う)。そうすると、この仮想時系列信号は、帯域幅f
s ’/2の信号であるから、サンプリング間隔ts ’=
1/fs ’でサンプリングしてやれば、これ以上データ
が失われることはない。そこで、ステップS66で、こ
のts ’に相当する間隔でサンプリングするように、時
系列データを間引く、或いは、補間を行った後に、改め
てサンプリングを行うと、入力信号S1のサンプリング
数よりも少ないデータ数となる。このデータを周波数成
分の削除を行った際のパラメータとともに、メモリ24
に記憶させる。
【0051】再生時は、メモリ24に記憶された時系列
データから、まず、周波数変換によりスペクトラム43
を再現する。この仮想周波数信号を、成分強度データ削
除時のパラメータを用いてスペクトラム41の位置に戻
す。更に、この周波数成分データから第2の逆周波数変
換により元の時系列データを求めて、DA変換器より順
次出力する。
【0052】以上のように、強度が余り強くない周波数
成分のデータを削除する(記憶しない)ことで、メモリ
24の容量が少なくてすむことになる。また、演算対象
のデータ数が少なくなることで、演算処理が少なくな
り、DSPの演算時間や消費電流も少なくすることがで
きる。
【0053】上記の仮想時系列信号の生成によるメモリ
量の削除は、更に、他のデータ圧縮アルゴリズムを併用
すれば、メモリ量をもっと削除することができる。図1
7は、本実施の形態の記録再生装置の処理の流れ図であ
る。
【0054】動作としては、強度が余り強くない周波数
成分のデータを削除した後、低域側に寄せ集め、時系列
に戻して狭くなった帯域に合わせて改めてサンプリング
を行い、データ数の少ない時系列データとする。ここで
は、ステップS67で、この時系列データに対して、一
般に用いられているデータ圧縮アルゴリズムを用いて、
更にデータ圧縮を行う。これは、例えば、ADPCMと
いった方法が考えられる。そして、この圧縮されたデー
タを周波数成分の削除時のパラメータと同様に、メモリ
24に記憶させる。
【0055】再生時には、記録時に用いたのに対応する
アルゴリズムで帯域幅を狭くした時系列データを再生
し、後は先に述べた装置と同様の処理を行えばよい。
【0056】
【発明の効果】この発明によれば、入力信号を周波数変
換して特定領域を除去して記憶し、再生時には除去領域
の周波数成分は0であるとして補って時系列データに戻
すようにしたので、信号の記録・再生に必要なメモリ量
を削減する効果がある。
【0057】また更に、指定周波数領域を除去するよう
にしたので、入力信号がそれぞれ周波数スペクトラムが
違う特徴を持つ何種類かの信号である場合でも、その種
類がわかっていれば、必要な帯域の周波数成分データを
損なうことなく、記録・再生できる効果がある。
【0058】また更に、メモリ量によって記録警告を出
すようにしたので、メモリの残量が少なくなった場合に
も、品質が落ちた記録をする危険を避ける効果がある。
【0059】また更に、入力信号は、指定の優先順序に
基づいて除去領域が定まるので、データ削除に伴う記録
品質の劣化を小さく保つ効果がある。
【0060】また更に、残存データ数和が一定となるよ
う記録集は数量域を定めるので、データ削除に伴う記録
品質の劣化を少なくして、かつ、メモリの消費量を入力
データによらず一定にすることができ、管理が容易にな
る効果もある。
【0061】また更に、残存パワー和が一定となるよう
に記録周波数量域を定めるので、データ削除に伴う記録
品質の劣化を少なくし、かつ、入力データによらず記録
品質をある程度一定にすることができる効果もある。
【0062】また更に、入力信号を周波数変換し、特定
領域を除去後に低域側にまとめた仮想信号を時系列デー
タに戻した時系列データに戻した仮想時系列信号を記憶
し、再生時には逆の手順で再生するようにしたので、メ
モリ量を削減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における記録再生装置
のハードウェア構成とデータ処理動作のフローチャート
図である。
【図2】 アナログ入力信号の例を示す図である。
【図3】 入力信号の周波数スペクトルの例と実施の形
態1における装置の動作を説明する図である。
【図4】 図1の装置のメモリ書き込み説明図である。
【図5】 本発明の実施の形態2における記録再生装置
のハードウェア構成図である。
【図6】 本発明の実施の形態3における記録再生装置
の処理の流れを示すフローチャート図である。
【図7】 本発明の実施の形態4における記録再生装置
の処理の流れを示すフローチャートとメモリの使用状況
を説明する図である。
【図8】 実施の形態4の他の記録再生装置の処理の流
れを示すフローチャート図である。
【図9】 本発明の実施の形態5における記録再生装置
の動作を説明するスペクトラム及びパラメータを示す図
である。
【図10】 実施の形態5における記録再生装置の処理
の流れを示すフローチャート図である。
【図11】 実施の形態5における他の記録再生装置の
処理の流れを示すフローチャート図である。
【図12】 本発明の実施の形態6における記録再生装
置の入力信号のスペクトラムと動作を説明する図であ
る。
【図13】 実施の形態6における記録再生装置の処理
の流れを示すフローチャート図である。
【図14】 本発明の実施の形態7における記録再生装
置の動作を説明する周波数スペクトル図である。
【図15】 本発明の実施の形態7における記録再生装
置の処理の流れを示すフローチャート図である。
【図16】 実施の形態7における他の記録再生装置処
理の流れを示すフローチャート図である。
【図17】 従来の音声録音再生用LSIで構成された
録音再生装置のシステム構成図である。
【符号の説明】
21 AD変換器、22 DA変換器、23 DSP、
24 メモリ、25制御回路、311,312 レジス
タ、S1 周波数変換ステップ、S3 特定領域検出ス
テップ、S4 周波数領域値とデータ値記憶ステップ、
S11 メモリからのデータ読み出しステップ、S13
特定領域検出ステップ、S14 周波数値とデータ設
定ステップ、S15 データ0値補完ステップ、S18
逆周波数変換ステップ、S23 メモリ残量チェック
ステップ、S24 ユーザへの警告ステップ、S34
優先順位に基づくデータ除去範囲決定ステップ、S52
スペクトラムのピーク値検出ステップ、S53 記憶帯
域幅決定ステップ、S64 低域に連続な短絡周波数ス
ペクトラム生成ステップ、S65 時系列データ復元ス
テップ、S67 データ圧縮アルゴリズム適用ステッ
プ。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル化された入力信号を周波数成
    分分析する周波数成分分析手段と、 上記分析された入力信号の周波数成分中の特定領域を抽
    出して除去する抽出除去手段と、 上記入力信号の上記抽出後の残存信号成分をその領域値
    と共に記録信号として記憶するメモリと、 上記記憶された記録信号から上記特定領域では記録信号
    は0であるとして補って読み出して時系列データに変換
    する逆周波数変換手段とを備えた記録再生装置。
  2. 【請求項2】 抽出除去手段は、周波数成分が所定のレ
    ベル以下の周波数領域のデータを除去する低レベル除去
    手段であることを特徴とする請求項1記載の記録再生装
    置。
  3. 【請求項3】 抽出除去手段は、予め指定された周波数
    範囲のデータが除去される指定周波数範囲除去手段であ
    ることを特徴とする請求項1記載の記録再生装置。
  4. 【請求項4】 抽出除去手段は、メモリ情報を入力と
    し、該メモリ量により記録の可否の警告を出力し、記録
    可の信号で特定領域を抽出除去する記録警告除去手段で
    あることを特徴とする請求項1記載の記録再生装置。
  5. 【請求項5】 抽出除去手段は、別に定められた優先順
    位を記憶し、該優先順位に基づいて特定領域を除去する
    優先順位除去手段であることを特徴とする請求項1記載
    の記録再生装置。
  6. 【請求項6】 抽出除去手段は、更に残存信号成分のデ
    ータ数の和が一定になるよう除去領域を定めることを特
    徴とする請求項2または請求項3いずれか記載の記録再
    生装置。
  7. 【請求項7】 抽出除去手段は、更に残存信号成分のパ
    ワーの和が一定になるよう除去領域を定めることを特徴
    とする請求項2または請求項3いずれか記載の記録再生
    装置。
  8. 【請求項8】 抽出除去手段は、周波数成分分析結果を
    受けて検出された極大値周辺の周波数成分を通過させて
    他の領域の成分を除去するようにしたことを特徴とする
    請求項2記載の記録再生装置。
  9. 【請求項9】 ディジタル化された入力信号を周波数成
    分分析する周波数成分分析手段と、 上記分析された入力信号の周波数成分中の特定領域を抽
    出して除去する抽出除去手段と、 上記除去領域をメモリに通知し、かつ残存周波数領域を
    低域側に隣接連続させて得られる仮想的な短絡周波数領
    域信号を逆周波数変換する第1の逆周波数変換手段と、 上記逆変換された仮想時系列信号と上記除去領域を記憶
    するメモリと、 上記メモリ中の仮想時系列信号を読み出して周波数変換
    する周波数変換手段と、 上記周波数変換された仮想周波数信号と、上記記憶され
    た除去対象の特定領域値とから周波数領域値を得て、時
    系列データを復元する第2の逆周波数変換手段を備えた
    記録再生装置。
  10. 【請求項10】 時系列信号を圧縮するデータ圧縮アル
    ゴリズムと、圧縮後の時系列データを伸張復元するデー
    タ伸張アルゴリズムを付加し、 仮想時系列データを上記データ圧縮アルゴリズムを用い
    て圧縮記憶し、また再生の場合は圧縮記憶された仮想時
    系列データを上記データ伸張アルゴリズムを用いて再生
    するようにしたことを特徴とする請求項9記載の記録再
    生装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012506061A (ja) * 2008-10-15 2012-03-08 ムゼーカ ソシエテ アノニム デジタル音楽音響信号の分析方法
JP2012212167A (ja) * 2002-06-17 2012-11-01 Dolby Lab Licensing Corp オーディオ情報生成方法

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