JPH1089786A - スクロール圧縮機 - Google Patents

スクロール圧縮機

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JPH1089786A
JPH1089786A JP24176496A JP24176496A JPH1089786A JP H1089786 A JPH1089786 A JP H1089786A JP 24176496 A JP24176496 A JP 24176496A JP 24176496 A JP24176496 A JP 24176496A JP H1089786 A JPH1089786 A JP H1089786A
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JP
Japan
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shuttle valve
orbiting
scroll
cylinder
bypass
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Application number
JP24176496A
Other languages
English (en)
Inventor
Daisuke Ito
大輔 伊藤
Tatsuhisa Taguchi
辰久 田口
Masahiko Makino
雅彦 牧野
Akihiko Shimizu
昭彦 清水
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車用空調装置に使用される容量制御スク
ロール圧縮機において、駆動力の増大と冷凍能力の減少
を防止することを目的とする。 【解決手段】 シリンダ61において、バイパス孔50
a、50b、51a、51b、52a、52bと対称の
位置に、吐出圧力Pdを動力源とする機構53を設け、
圧縮機運転中、シャトル弁60とシリンダ61の間隙部
54、55が閉鎖されるように押し続けることにより、
バイパス孔52a、52bから間隙部54、55を通っ
て、バイパス孔50a、50bあるいはバイパス孔51
a、51bへバイパスガスが流れることを防ぎ、駆動力
の増大と冷凍能力の減少を防止する高効率の容量制御ス
クロール圧縮機を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用空調装置
に使用される、容量制御機構を備えたスクロール圧縮機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、バイパス孔を開閉するバルブ機構
を備えた容量制御型スクロール圧縮機として、例えば特
開平4−179886号公報に開示されているように、
固定スクロールの端板にバイパス孔を貫設し、このバイ
パス孔をハウジング内に形成された吸入室に連通するバ
イパス通路とこの通路を開閉するバルブ機構とを内蔵す
る容量制御ブロックを固定スクロールとは別体に構成し
たものがある。また他の例として、特開平5−2804
76号公報に開示されているように、固定スクロール部
材にシリンダを設け、このシリンダと圧縮機を連通させ
るバイパス孔群を順次閉塞することができるプランジャ
をシリンダ内に挿入したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成ではシャトル弁とシリンダの間隙部があるため
に、上流のバイパスガスが前記間隙部から、下流のバイ
パス孔を経て下流の流体ポケットへ逆流することあるい
は吸入室へ漏れ出すことにより駆動力の増大と冷凍能力
の減少が生じるという問題点があった。
【0004】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、駆動力の増大と冷凍能力の減少を防止する
高効率の容量制御スクロール圧縮機を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、圧縮機ハウジングの内部に、固定鏡板及び
この固定鏡板に直立した渦巻状のラップを有する固定ス
クロールと、旋回鏡板及びこの旋回鏡板に直立した渦巻
状のラップを有し、ラップを互いに内側にして前記固定
スクロールと噛み合って配置させた旋回スクロールと、
前記旋回スクロールの渦巻状のラップと反対側の旋回鏡
板背面に形成した旋回機構部と、前記圧縮機ハウジング
に主軸受を介して回転可能に支持され、該圧縮機ハウジ
ングの外側へ主軸部分を延出した駆動軸と、前記駆動軸
からの駆動力を前記旋回機構部に伝達する駆動伝達機構
と、前記旋回スクロールの自転を拘束して旋回させる自
転拘束部品と、前記旋回スクロールの旋回運動によって
両ラップ間で形成された流体ポケットに連通し該流体ポ
ケットに関して対称な位置に貫設された少なくとも一対
の流体バイパス孔と、前記固定鏡板内に前記バイパス孔
を介して前記流体ポケットと連通するように形成された
一本のシリンダと、前記シリンダ内で往復運動可能な一
本のシャトル弁と、前記シャトル弁の外周面の凹所と、
前記バイパス孔及び吐出孔に連通する流体ポケットに設
けられたバイパス孔の少なくとも一ヶ所を前記凹所を介
して前記シリンダと前記圧縮機ハウジングの吸入室とを
連通させる連通孔と、前記シャトル弁の往復運動領域内
で前記凹所に臨む位置に設けられた前記連通孔の前記シ
リンダ側の開口端とを具備し、両ラップの外周から中心
に向かって圧縮作用を行い、前記シャトル弁によって前
記バイパス孔を順次開閉することにより吐出容量を連続
的に変化させるスクロール圧縮機において、前記バイパ
ス孔に近接する前記シャトル弁と前記シリンダとの間隙
部を閉鎖する機構を設けることにより、容量制御を行う
ものである。
【0006】上記した構成により、流体ポケットに連通
し該流体ポケットに関して対称な位置に貫設された少な
くとも一対の流体バイパス孔に近接するシャトル弁とシ
リンダの間隙部を閉鎖する機構を設けることにより、上
流のバイパスガスが前記間隙部から、下流のバイパス孔
を経て下流の流体ポケットへ逆流することあるいは吸入
室へ漏れ出すことを防止するものである。そしてこの構
成によれば、駆動力の増大と冷凍能力の減少を防止して
高効率にすることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施の形態におけ
るスクロール圧縮機の基本構造について図1を参照して
説明する。
【0008】図1において、圧縮機ハウジング3はフロ
ントハウジング31とリアプレート35に分割されて構
成されていて、その内部に、固定鏡板1aと固定鏡板1
aに直立した渦巻状のラップ1bを有する固定スクロー
ル1と、旋回鏡板2aと旋回鏡板2aに直立した渦巻状
のラップ2bを有し、両ラップ1b、2bを互いに内側
にして固定スクロール1と噛み合った旋回スクロール2
が配置されている。旋回機構部として、旋回スクロール
2の渦巻状のラップ2bと反対側の旋回鏡板2aの背面
に円筒状のボス部2cを形成し、そのボス部2cに旋回
軸受7を設けている。駆動軸9はフロントハウジング3
1に取り付けられた主軸受15を介して回転可能に支持
され、副軸受16と軸封装置17を貫通してフロントハ
ウジング31の外側へ主軸部分9aを延出している。こ
の駆動軸9の旋回スクロール2側の端部の駆動ピン9b
は、旋回軸受7に挿入された駆動伝達機構としての旋回
ブッシュ8と連結していて、駆動軸9からの駆動力を伝
達させることにより旋回スクロール2に旋回運動を与え
ている。旋回鏡板2aとフロントハウジング31との間
には、旋回鏡板2aと平行して旋回スクロール2にかか
るスラスト力を軸方向に支える平板状のスラスト軸受4
と、旋回スクロール2の自転を拘束して旋回のみをさせ
る自転拘束部品としての機能を有するオルダムリング5
の運動を駆動軸9に直角な一方向のみに拘束する回転拘
束部品6が配置されている。
【0009】固定スクロール1の固定鏡板1aの外周部
分1eのシール溝1fに圧縮機ハウジング3内部を高圧
室11と低圧室12とに仕切るシール部材としてOリン
グ18が挿入されている。この固定スクロール1は固定
鏡板1a背面に備えられた締結脚1dと吐出孔14を有
するリアプレート35とをボルト19で締結されること
により高圧室11を形成している。そして吸入孔13を
有するフロントハウジング31内の前面端部32に回転
拘束部品6を固定させ、スラスト力によって旋回スクロ
ール2をスラスト軸受4を介して回転拘束部品6に押し
当てている。そしてこのフロントハウジング31は固定
スクロール1の固定鏡板1aの外周近傍で、スラスト隙
間の調整用シム20を介在させてリアプレート35によ
って閉塞されている。
【0010】旋回スクロール2の旋回運動によって、冷
媒は圧縮機ハウジング3の外部よりフロントハウジング
31の吸入孔13を通り内部の低圧室12に取り込ま
れ、固定スクロール1と旋回スクロール2の両ラップ1
b、2bの外周付近に導かれる。そして旋回スクロール
2の旋回運動によって両ラップ1b、2bの間で閉塞さ
れた流体ポケット10に吸入され、両ラップ1b、2b
により、それらの外周から中心に向かって容積を縮小さ
せながら圧縮され、固定鏡板1aの吐出ガス孔1cを通
して高圧室11に吐き出される。吐出ガス孔1cには高
圧室11側からリード弁21が取り付けられ、吐出ガス
の逆流を防止している。
【0011】次に、容積制御機構の構造について図2、
図3を参照して説明する。固定鏡板1aには、同一圧縮
過程にある一対の流体ポケット50及び51に連通する
一対のバイパス孔50a、50b及び51a、51bが
貫設され、さらに圧縮過程が進んでこれらの一対の流体
ポケットが合わさって一つの流体ポケット52となる領
域に連通するバイパス孔52a、52bが貫設されてい
る。これらのバイパス孔50a、50b、51a、51
b、52a、52bを順次閉塞するシャトル弁60が固
定鏡板1a内に設けられたシリンダ61に往復運動が可
能なように挿入されている。シリンダ61の一端は固定
鏡板1aの外周部分1eに形成された切り欠き部1gに
開口しており、低圧室12と連通している。シャトル弁
60はスプリング62によって先端方向に押し付けられ
ており、スプリング62の一端はホルダー63と止め輪
64によって固定鏡板1a内に保持されている。シャト
ル弁60は2ヶ所の凹部60a、60bが設けられてい
る。凹部60aはシャトル弁60は先端方向に押し付け
られた状態の時に、バイパス孔51a、51bと連通し
ている位置に設けられ、同様に凹部60bはバイパス孔
52a、52bと連通している位置に設けられている。
さらに凹部60aはシャトル弁60の内部を通して低圧
室12に連通させる連通孔66が穿孔されている。もう
一方の凹部60bは、固定鏡板1aに貫設された通路6
7と外周部分1eに形成された切り欠き部1hを介して
低圧室12と連通している。シリンダ61の先端には、
スプリング62の押し付け力に打ち勝ってシャトル弁6
0を作動可能にするための制御圧力Pmを導入するため
の導入孔68が穿孔されている。
【0012】一方、固定鏡板1a内には制御圧力Pmを
コントロールする制御弁70が制御圧室71に組み込ま
れ、ホルダー78と止め輪79によって保持されてい
る。制御圧室71には、制御圧力Pmを発生させるため
の中間圧力Pcを取り込む流入孔72と流出孔73が穿
孔されており、流出孔73は固定鏡板1aの外周部分1
eに形成された切り欠き部1iを介して低圧室12と連
通している。この流出孔73は低圧信号としての吸入圧
力Psを取り込む通路も兼ねている。また、ベース信号
としての大気圧Paを取り込む連通孔74が固定鏡板1
aの背面に穿孔されており、Oリング75とリアプレー
ト35に設けられた孔36を介して大気に開口してい
る。
【0013】制御弁70は中間圧力Pcと吸入圧力Ps
の変化に応じて適正な制御圧力Pmを発生させる。この
制御圧力Pmは固定鏡板1aの背面に形成された通路7
6と前記導入孔68を通してシリンダ61に流入され
る。通路76はリアプレート35とOリング77でシー
ルされている。
【0014】次に、容量制御機構の作動について図4、
図5を参照して説明する。シャトル弁60が最も上方
(シリンダ61先端方向)に位置している時は、全ての
バイパス孔は全開状態にあり、最小容量運転となる。反
対に、シャトル弁60が最も下方(ホルダー63側)に
位置している時は、全てのバイパス孔は全開状態にあ
り、最大容量運転となる。図4に示すように、バイパス
孔51a、51bは最大圧縮容積Vmaxの100%〜約
60%の領域までの流体ポケットに連通しており、同様
にバイパス孔50a、50bは100%〜約50%、バ
イパス孔52a、52bは約60%〜約7%の領域に連
通している。これらのバイパス孔をシャトル弁60によ
って開度を調節することにより、図5に示す制御容量V
c〜シャトル弁ストロークLsの関係が得られる。図5
において、Ls=0〔mm〕はシャトル弁が最下方に位置
している状態である。Ls=0〔mm〕から Ls=7
〔mm〕までは、バイパス孔50a、51a、50b、5
1bが順次開口して、約50%まで容量制御範囲をカバ
ーする。Ls=5〔mm〕以降は、バイパス孔52a、5
2bが順次開口し、シャトル弁60が最上方(Ls=1
3〔mm〕)に達した時に約7%容量運転となる。バイパ
ス孔52a、52bは、前述したように、バイパス通路
が独立しており、バイパスガスが下流側のバイパス孔
(50a、51a、50b、51b)に逆流することが
なく、制御効率を低下させずに容量制御することが可能
である。
【0015】次に、シャトル弁60の作動について下記
の記号を用いて説明する。 スプリング62のバネ定数 : k スプリング62の初期たわみ : X0 シャトル弁60の最大ストローク量 : Xi(=13〔mm〕) シリンダ61の内径 : Sv とすると、シャトル弁60に作用する力として下記の関
係が得られる。
【0016】制御圧力Pmによってシャトル弁60を下
方に移動させる力Fpは、 Fp=(Pm−Ps)×Sv スプリング62によってシャトル弁60を上方に移動さ
せる力Fsは、 Fs=k×(X0+Xi−Ls) 上式より、シャトル弁60が最下方にある時シャトル弁
60に作用しているバネ力Fs0は、 Fs0=k×(X0+Xi) シャトル弁60が最上方にある時シャトル弁60に作用
しているバネ力Fs1は、 Fs1=k×X0 となる。
【0017】したがって、最大容量運転時においては、
Fp≧Fs0でシャトル弁60は最下方に位置してお
り、最小容量運転時においては、Fp≦Fs1でシャト
ル弁60は最上方に位置している。また、容量制御運転
時においては、Fp=Fsでシャトル弁60は中間位置
でバランスしている。
【0018】本実施形態の圧縮機における制御弁70の
圧力特性(Pm〜Ps特性)は、例えば中間圧力Pcが
15〔kgf/cm2〕の時、図6に示されるように設定され
ている。また、スプリング62の荷重特性は、 Fs0/Sv=3.0〔kgf/cm2〕 Fs1/Sv=0.5〔kgf/cm2〕 となるように設定されている。
【0019】冷房負荷が高い時には吸入圧力Psが上昇
し、それに伴って制御圧力Pmも上昇する。図6におい
て、Ps≧1.8〔kgf/cm2〕になると、 Pm−Ps≧3〔kgf/cm2〕(=Fs0/Sv) すなわち、Fp≧Fs0となり、シャトル弁60は最下
方まで押し下げられ最大容量運転となって冷房能力が増
大する。
【0020】逆に冷房負荷が低い時には吸入圧力Psが
下降し、それに伴って制御圧力Pmも下降する。Ps≦
1.3〔kgf/cm2〕になると、Fp<Fs1となり、シャ
トル弁60は最下方まで押し上げられ最小容量運転とな
って、冷房能力が低下する。1.3〔kgf/cm2〕<Ps
<1.8〔kgf/cm2〕では、制御運転域となって、吸入
圧力Psを冷房負荷に応じた最適値に安定させるように
制御機構が働く。
【0021】次に、シャトル弁60とシリンダ61の間
隙部54、55を閉鎖する機構について図7を参照して
説明する。
【0022】シリンダ61において、バイパス孔50
a、50b、51a、51b、52a、52bと対称の
位置に、吐出圧力Pdを動力源とする機構53を設け、
圧縮機運転中、シャトル弁60とシリンダ61の間隙部
54、55が閉鎖されるように機構53が押し続けるよ
うにする。すると、バイパス孔52a、52bから、間
隙部54、55を通って、バイパス孔50a、50bあ
るいはバイパス孔51a、51bへバイパスガスが流れ
ないため、下流の流体ポケットへ逆流することあるいは
吸入室へ漏れ出すことを防ぎ、駆動力の増大と冷凍能力
の減少を防止し高効率にすることができる。
【0023】次に第2の実施形態として、第1の実施形
態と異なるシャトル弁とシリンダの間隙部を閉鎖する機
構について図8を参照して説明する。
【0024】シャトル弁60とシリンダ61の間隙部5
4、55において、バイパス孔50a、50bとバイパ
ス孔52a、52bの間にシール56を、バイパス孔5
1a、51bとバイパス孔52a、52bの間にシール
57を各々設ける。この時、シャトル弁60がどのよう
な位置になってもバイパス孔50a、50b、51a、
51b、52a、52bの位置にシール56と57が来
ないようにすると、バイパス孔52a、52bから間隙
部54、55を通って、バイパス孔50a、50bある
いはバイパス孔51a、51bへバイパスガスが流れな
いため、下流の流体ポケットへ逆流することあるいは吸
入室へ漏れ出すことを防ぎ、駆動力の増大と冷凍能力の
減少を防止し高効率にすることができる。
【0025】
【発明の効果】本発明は、バイパス孔に近接するシャト
ル弁とシリンダの間隙部を閉鎖しているため、駆動力の
増大と冷凍能力の減少を防止する高効率な容量制御スク
ロール圧縮機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すスクロール圧縮
機の断面図
【図2】図1に示すスクロール圧縮機の固定鏡板部分の
断面図
【図3】図1に示すスクロール圧縮機の圧縮室の横断面
【図4】第1実施形態における旋回角度と閉込容積の関
係を示す特性を示す特性線図
【図5】同シャトル弁ストロークと制御容量の関係を示
す特性線図
【図6】同制御弁の圧力特性線図
【図7】同シャトル弁とシリンダの間隙部を閉鎖する機
構の断面図
【図8】本発明の第2の実施形態におけるシャトル弁と
シリンダの間隙部を閉鎖する機構の断面図(一部透視
図)
【符号の説明】
1 固定スクロール 1a 固定鏡板 1b 固定スクロールの渦巻状のラップ 2 旋回スクロール 2a 旋回鏡板 2b 旋回スクロールの渦巻状のラップ 3 圧縮機ハウジング 9 駆動軸 9a 主軸部分 10 流体ポケット 13 吸入孔 14 吐出孔 15 主軸受 21 吐出弁 50 流体ポケット 50a バイパス孔 50b バイパス孔 51 流体ポケット 51a バイパス孔 51b バイパス孔 52 流体ポケット 52a バイパス孔 52a バイパス孔 53 機構 54 間隙部 55 間隙部 60 シャトル弁 60a 凹所 60b 凹所 61 シリンダ 66 連通孔 74 連通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 昭彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機ハウジングの内部に、固定鏡板及
    びこの固定鏡板に直立した渦巻状のラップを有する固定
    スクロールと、旋回鏡板及びこの旋回鏡板に直立した渦
    巻状のラップを有し、ラップを互いに内側にして前記固
    定スクロールと噛み合って配置させた旋回スクロール
    と、前記旋回スクロールの渦巻状のラップと反対側の旋
    回鏡板背面に形成した旋回機構部と、前記圧縮機ハウジ
    ングに主軸受を介して回転可能に支持され、該圧縮機ハ
    ウジングの外側へ主軸部分を延出した駆動軸と、前記駆
    動軸からの駆動力を前記旋回機構部に伝達する駆動伝達
    機構と、前記旋回スクロールの自転を拘束して旋回させ
    る自転拘束部品と、前記旋回スクロールの旋回運動によ
    って両ラップ間で形成された流体ポケットに連通し該流
    体ポケットに関して対称な位置に貫設された少なくとも
    一対の流体バイパス孔と、前記固定鏡板内に前記バイパ
    ス孔を介して前記流体ポケットと連通するように形成さ
    れた一本のシリンダと、前記シリンダ内で往復運動可能
    な一本のシャトル弁と、前記シャトル弁の外周面の凹所
    と、前記バイパス孔及び吐出孔に連通する流体ポケット
    に設けられたバイパス孔の少なくとも一ヶ所を前記凹所
    を介して前記シリンダと前記圧縮機ハウジングの吸入室
    とを連通させる連通孔と、前記シャトル弁の往復運動領
    域内で前記凹所に臨む位置に設けられた前記連通孔の前
    記シリンダ側の開口端とを具備し、両ラップの外周から
    中心に向かって圧縮作用を行い、前記シャトル弁によっ
    て前記バイパス孔を順次開閉することにより吐出容量を
    連続的に変化させるスクロール圧縮機において、前記バ
    イパス孔に近接する前記シャトル弁と前記シリンダとの
    間隙間部を閉鎖する機構を設けることにより容量制御を
    行うことを特徴とするスクロール圧縮機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000108649A (ja) * 1998-10-05 2000-04-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd スクロールコンプレッサ
CN100337037C (zh) * 2003-10-16 2007-09-12 同方股份有限公司 一种带补气回路的涡旋压缩机补气孔位置的确定方法
JP2007332919A (ja) * 2006-06-16 2007-12-27 Mitsubishi Heavy Ind Ltd スクロール圧縮機

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